JP2943507B2 - 燃焼制御装置 - Google Patents

燃焼制御装置

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JP2943507B2 JP18204892A JP18204892A JP2943507B2 JP 2943507 B2 JP2943507 B2 JP 2943507B2 JP 18204892 A JP18204892 A JP 18204892A JP 18204892 A JP18204892 A JP 18204892A JP 2943507 B2 JP2943507 B2 JP 2943507B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石油ファンヒータ等の燃
焼制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に石油ファンヒータ等の室内開放型
燃焼暖房機器は室内空気を燃焼用空気として用いるた
め、密閉した部屋で長時間燃焼を継続すると酸欠状態と
なり、赤火等の異常燃焼を起こし、一酸化炭素が発生し
て人命に危害を与えるという事態が発生する。
【0003】このため、この種の燃焼機器においては、
長時間の連続使用を避けるために、例えば3時間毎に燃
焼を停止させるように構成するとともに運転スイッチと
は別に延長スイッチを設け、この延長スイッチを押す
と、更に3時間燃焼を継続するように構成して、安全性
の確保を図っている。
【0004】更に図4に示すようにバーナ部の炎口50
外方にフレームロッド51を設け、このフレームロッド
51で燃焼状態を検出してその出力が所定レベルになる
と、酸欠状態として警報あるいは燃焼を停止させるよう
になっている。
【0005】すなわち、燃焼炎F中に設置されたフレー
ムロッド51とバーナケース52との間に電圧を印加さ
せ、燃焼炎Fの整流現象を用いて燃焼炎Fを流れる電流
値を検出し、その時点の燃焼量に応じて予め設定された
酸欠異常レベルに達すると、酸欠状態として燃焼を停止
させるようになっている。
【0006】しかしながら、上記の方法では、強燃焼時
等燃焼量の高い場合にはフレームロッド51の整流現象
が良好であり、フレームロッド電流として充分な出力が
得られるが、弱燃焼時等燃焼量の低い場合には、燃焼炎
Fが小さくなりフレームロッド電流として充分な出力が
得られにくくなる。そのため、酸欠異常レベルに達した
かどうかの判断が難しくなり、誤動作を招く危険があっ
た。
【0007】そのようなことから、最近の酸欠検出装置
では、弱燃焼時等燃焼量の低い場合には、一定時間毎に
酸欠検出ができるレベルまで一定時間だけ燃焼量を上
げ、その時のフレームロッド電流によって酸欠判断を行
なうようになっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では弱燃焼にて使用しているにもかかわらず一
定時間毎に強制的に燃焼量が上がるので、その度に騒音
が高くなったり、平均室温が上り、不快感を感じるとい
う課題があった。また、一般にはこのような制御手順を
充分理解して使用している人は少ないので、弱燃焼であ
るにもかかわらず燃焼量が上がることで不安を感じると
いう課題もあった。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなしたもの
で、不安や不快感を感じさせることなく酸欠検出ができ
るようにすることを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の燃焼制御装置は、燃焼機器の運転の開始と停
止を指示する運転スイッチと、燃焼機器に対して所望の
温度を設定する温度設定スイッチと、室内温度を検出す
る室温センサーからの信号に基づいて燃焼量を決定する
燃焼量決定手段と、上記燃焼量決定手段からの出力によ
って燃焼を制御する燃焼制御手段と、上記燃焼制御手段
からの出力に応じて燃焼を行なうバーナ部と、上記バー
ナ部の燃焼状態を検出してその出力が予め定めた所定値
になると燃焼停止指令を出力する燃焼状態検出手段と、
所定時間毎に燃焼停止指令を出す自動消火タイマー手段
と、上記自動消火タイマー手段の計時された時間を初期
値にクリアする延長スイッチと、上記延長スイッチの操
作により、燃焼量決定手段で決定された燃焼量を強制的
に予め設定された特定の燃焼量に切り替えるとともに所
定時間後に燃焼量決定手段で決定されている燃焼量に復
帰させる酸欠安全手段とで構成してある。
【0011】
【作用】本発明は上記構成によって、延長スイッチを押
す度に酸欠検出することになり、しかもその延長スイッ
チは、最大でも燃焼を継続しても安全であると予め定め
られている時間内に押すことになるので、確実に酸欠検
出することができる。
【0012】また、この延長スイッチを押す時の燃焼量
が弱燃焼であって、その燃焼量が増大したとしても使用
者は自分が操作した時に増大するので不安や騒音アップ
による不快を感じることもなくなる。しかも室温の上昇
も、逆に窓を開ける行為で換気を促すことにつながり、
安全性に対する意識を向上させることにもつながる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1において、1は石油ファンヒータ等の燃
焼機器の本体、2はその操作部、3は機器の駆動を制御
する制御部、4は燃焼を行なうバーナ部、5は室内温度
を検知するサーミスタ等からなる室温センサーである。
6は燃焼の開始及び停止を指示する運転スイッチ、7は
燃焼機器に対して所望の温度を設定する温度設定スイッ
チ、8は延長スイッチで、例えば3時間毎に燃焼停止す
るのを、停止させることなく再度3時間燃焼を継続させ
るためのものである。
【0014】尚、運転スイッチ6がONされ制御部3に
信号が入力されるとあらかじめ設定されたシーケンスに
したがって負荷が駆動し、バーナ部4で燃焼が開始され
る。
【0015】次に制御部3の構成について説明していく
と、9は運転スイッチのON及びOFFを判別する運転
判別手段、10は運転判別手段9の運転開始信号及び延
長スイッチ8の燃焼継続信号により動作がスタートする
自動消火タイマー手段で、例えば2時間45分及び3時
間を計時すると信号を出すようになっている。11は自
動消火タイマー手段10から2時間45分及び3時間経
過の信号が出るとこれを使用者に報知する自動消火警報
手段、12は室温センサー5の情報と温度設定スイッチ
7の情報とを入力して燃焼量を決定する燃焼量決定手
段、13は燃焼制御手段で、運転判別手段9からの運転
開始及び停止情報と、燃焼量決定手段12で決定された
燃焼量の情報と、自動消火タイマー手段10からの3時
間経過信号を入力して、バーナ部4の燃焼をコントロー
ルすべく負荷群を制御する。
【0016】14は燃焼量決定手段12と延長スイッチ
8からの情報を入力して動作する酸欠安全手段で、延長
スイッチ8が操作されると、燃焼量決定手段12にて決
定された燃焼量を予め設定された燃焼量に一定時間だけ
強制的に変更すると同時に計時を開始して所定時間後に
燃焼量決定手段12に対して強制燃焼量解除信号を送る
ようになっている。
【0017】15は燃焼状態検出手段で、バーナ部4に
設けたフレームロッドからのフレームロッド電流値が燃
焼量に応じて予め設定された酸欠検出レベルになると、
燃焼制御手段13に燃焼停止信号を出力する。
【0018】次に上記のように構成した機器の動作を図
2と図3のフローチャートを用いて説明する。機器に電
源が投入され、制御部3が始動すると、図2のフローチ
ャートに示す制御プログラムの手順にしたがって機器制
御が開始される。
【0019】まず、ステップ21では運転判別手段9で
運転スイッチ6のON信号が入力されているかを判断
し、ON信号が入力されていればステップ22に進み、
OFF信号が入力されていればステップ31に進む。ス
テップ22では燃焼状態判別手段15にて酸欠検出され
たかを判断するべく、異常検出信号の出力を確認し、異
常検出信号がONであれば燃焼を停止させるべくステッ
プ32に進む。異常検出信号がOFFであれば正常燃焼
であると判断し、ステップ23に進む。
【0020】ステップ23は延長スイッチ8が操作され
たかを判断し、操作されていればステップ24に進み、
3時間の自動消火タイマー10を初期値にクリアしタイ
マーを停止させる。操作されていなければそのままステ
ップ25に進む。ステップ25では3時間の自動消火タ
イマー10が初期値にクリアされているかを判別し、さ
れていればステップ26で自動消火タイマーをスタート
させステップ27に進む。3時間の自動消火タイマー1
0が初期値にクリアされていなければタイマー計時中と
してそのままステップ27に進む。
【0021】ステップ27では3時間の自動消火タイマ
ー10が2時間45分計時したかを判別し、計時してい
ればステップ28に進み、自動消火警報手段11にて警
報を発生する。計時していなければステップ33に進
む。
【0022】ステップ29では3時間の自動消火タイマ
ー10が3時間計時したかを判別し、計時していればス
テップ30に進み、計時していなければステップ33に
進む。ステップ30では運転スイッチがOFFまたは異
常検知信号のONまたは3時間計時による自動消火の状
態であるので、燃焼を停止させるべく燃焼制御手段13
からバーナ部4への信号をOFFにする。
【0023】ステップ31では運転スイッチのOFF状
態が確定しているので、上記異常検知信号をクリアすべ
くOFFさせる。ステップ32では燃焼停止状態である
ため3時間の自動消火タイマー10を初期値にクリアし
タイマーを停止させる。
【0024】次にステップ33の動作を図3のフローチ
ャートに従って説明する。まず、ステップ34では燃焼
量決定手段12からの燃焼量情報として弱燃焼中である
かを判断し、弱燃焼中であればステップ35に進み、弱
燃焼中でなければステップ37に進む。
【0025】ステップ35では延長スイッチ8が押され
たかを判断し、押されていればステップ36に進み、押
されていなければステップ37に進む。ステップ36で
は酸欠安全手段14にて酸欠検出用の特定レベルの燃焼
量に変更する信号を燃焼量決定手段12に送る。
【0026】ステップ37では室温センサー5の情報を
入力し、ステップ38では温度設定スイッチ7の情報を
入力し、ステップ39において燃焼量決定手段12の出
力となる燃焼量を決定する。
【0027】ステップ40では前記ステップ36または
ステップ39にて決定された燃焼量に応じて燃焼制御手
段13にてバーナ部4の負荷群の駆動を制御する。ステ
ップ41では燃焼状態検出手段15にてバーナ部4のフ
レームロッド出力が酸欠レベルに達したかを判別する。
酸欠レベルに達していれば、燃焼を停止させるべく燃焼
制御手段13に異常検知信号を出力し、酸欠レベルに達
していなければ、そのまま燃焼を継続させるべく燃焼動
作から抜ける。
【0028】尚、前記実施例は本発明の一例として示し
たもので、本発明の目的・効果を達成するものであれば
どのような構成のものであってもよく、例えば制御手段
としてはマイコンを使用しているが、マイコンを使用し
ていなくとも、これと同様の制御ができる回路構成のも
のであっても良い。
【0029】また、3時間の延長スイッチを操作した時
点で酸欠チェックするとしているが、延長スイッチ以外
に換気等酸欠防止に関わるスイッチであればどのような
ものでも良い。
【0030】
【発明の効果】以上、実施例から明らかなように本発明
は、延長スイッチを押す度に酸欠検出することになり、
しかもその延長スイッチは、最大でも燃焼を継続しても
安全であると予め定められている時間内に押すことにな
るので、確実に酸欠検出することができる。
【0031】また、この延長スイッチを押す時の燃焼量
が弱燃焼であって、その燃焼量が増大したとしても使用
者は自分が操作した時に増大するので不安や騒音アップ
による不快を感じることもなくなる。しかも室温の上昇
も、逆に窓を開ける行為で換気を促すことにつながり、
安全性に対する意識を向上させることにもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における燃焼制御装置のブロ
ック図
【図2】同燃焼制御装置の動作を説明するフローチャー
【図3】同フローチャートの燃焼動作サブルーチンを示
すフローチャート
【図4】本実施例及び従来機器のバーナ部の正面図
【符号の説明】
4 バーナ部 6 運転スイッチ 7 延長スイッチ 8 温度設定スイッチ 9 運転判別手段 10 自動消火タイマー手段 12 燃焼量決定手段 13 燃焼制御手段 14 酸欠安全手段 15 燃焼状態検出手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼機器の運転の開始と停止を指示する
    運転スイッチと、燃焼機器に対して所望の温度を設定す
    る温度設定スイッチと、室内温度を検出する室温センサ
    ーからの信号に基づいて燃焼量を決定する燃焼量決定手
    段と、上記燃焼量決定手段からの出力によって燃焼を制
    御する燃焼制御手段と、上記燃焼制御手段からの出力に
    応じて燃焼を行なうバーナ部と、上記バーナ部の燃焼状
    態を検出してその出力が予め定めた所定値になると燃焼
    停止指令を出力する燃焼状態検出手段と、所定時間毎に
    燃焼停止指令を出す自動消火タイマー手段と、上記自動
    消火タイマー手段の計時された時間を初期値にクリアす
    る延長スイッチと、上記延長スイッチの操作により、燃
    焼量決定手段で決定された燃焼量を強制的に予め設定さ
    れた特定の燃焼量に切り替えるとともに所定時間後に燃
    焼量決定手段で決定されている燃焼量に復帰させる酸欠
    安全手段とからなる燃焼制御装置。
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JP6051778B2 (ja) * 2012-10-31 2016-12-27 株式会社ノーリツ 燃焼装置および給湯器

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