JP3714858B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮機、室外熱交換器、室内熱交換器、マイコン制御回路等を備えた空気調和機に関し、照明手段を利用して、運転の開始/停止を行う空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機では、運転の開始や停止を行う場合、利用者が室内機のスイッチやリモコンなどを操作して行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、空気調和機の運転や停止をしようとする度に、一々室内機のスイッチやリモコンなどの操作が必要となり、操作が煩雑であった。
【0004】
本発明の目的は、室内の照明の点灯や消灯に連動して、運転の開始や停止を自動的に簡単に行うことのできる空気調和機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、圧縮機と、熱交換器と、該圧縮機と熱交換器の運転を制御する制御回路とを具備した空気調和機において、室内の照明の点灯/消灯を光検出手段により検出し、照明の点灯/消灯に連動して自動的に運転の開始/停止を行えるようにするとともに、照明の切り忘れによる運転の継続を防止できるように、照明の点灯を前記光検出手段により検出して運転を開始してから一定時間T1が経過すると運転を自動的に停止させ、さらに短時間に照明の点灯/消灯を繰り返した場合の運転のON/OFFの繰り返しを防止できるように、照明の消灯を前記光検出手段により検出してから一定時間T2は運転を停止させず、前記一定時間T2が経過し運転が停止した後に照明の点灯を前記光検出手段により検出した場合には運転を開始させることを特徴とする。
【0006】
また、本発明の空気調和機は、遠隔操作手段に前記光検出手段を設け、照明の点灯/消灯の検出結果を前記制御回路に送信することを特徴とするものである。また、前記遠隔手段は、光検出専用であってもよい。
【0009】
また、本発明の空気調和機は、前記制御回路の内部タイマーに対して前記一定時間T1又は前記一定時間T2を設定する設定手段を設けたことを特徴とするものである。また、前記設定手段を遠隔手段に設けてもよい。
【0010】
また、本発明の空気調和機は、前記光検出手段の感度を調節する感度調整手段を設けたことを特徴とするものである。また、前記感度調節手段は、室内機のスイッチであってもよいし、遠隔操作手段であってもよい。
【0011】
本発明の空気調和機においては、部屋の出入り時の照明の点灯/消灯動作に連動して、自動的に空気調和機の運転を開始/停止させることができ、運転の開始/停止のための操作を簡略化することができる。次に、照明の点灯/消灯検出による運転開始/停止に、ある時間条件を設定し、より快適な動作制御を行う。また、照明の光検出の感度調節を可能にすることにより、各々の使用環境にあう快適な動作制御を行える。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る空気調和機の冷凍サイクル図であり、図2は、空気調和機の室内機を全面から見た斜視図である。この空気調和機は、切換弁2、室外熱交換器3、減圧装置4、室内熱交換器5から成り、6は室外送風機、7は室内送風機であり、それぞれ室外熱交換器3、室内熱交換器5の熱交換に使用される。8は照明の光の点灯/消灯を検出する光検出手段であり、図2に示すように、前面中央部に光検出手段8が設けられている。
【0013】
図3は、この空気調和機の電気回路図である。この空気調和機において、マイコン制御回路9、圧縮機1、四方切換弁2、室外送風機6、室内送風機7が、それぞれ電源プラグ10に並列に接続している。圧縮機リレー11、四方切換弁リレー12、室外送風機リレー13、室内送風機リレー14はマイコン制御回路9の出力により制御される。光検出手段8は、照明の光の点灯/消灯検出信号を、マイコン制御回路9に入力している。
【0014】
この空気調和機は、以上のように構成されており、人が部屋に入り室内の照明を点灯すると、光検出手段8が光の点灯を検出し、検出信号をマイコン制御回路9に入力する。すると、圧縮機リレー11、四方切換弁リレー12、室外送風機リレー13、室内送風機リレー14が、マイコン制御回路9により、運転を開始させる。
【0015】
更に、人が退室時に室内の照明を消灯すると、光検出手段8が検出した光の消灯信号をマイコン制御回路9に入力する。すると、圧縮機リレー11、四方切換弁リレー12、室外送風機リレー13、室内送風機リレー14が、マイコン制御回路9により、運転を停止させる。
【0016】
次に、図4は、光検出手段8を、リモコン(運転のON/OFFや設定変更等を遠隔から操作するもの)15に設け、検出した照明の点灯/消灯信号を、リモコン15から室内機のマイコン制御回路9に送信し、照明の点灯に連動させて運転を開始、消灯に連動させて運転を停止させる。
【0017】
また、光検出手段8を、リモコン15とは別に、光の点灯/消灯検出のみを専用で行う光検出専用リモコン(図示せず)に設けてもよい。光検出専用リモコンにより検出した照明の点灯/消灯信号を、光検出専用リモコンから室内機のマイコン制御回路9に送信し、照明の点灯に連動させて運転を開始、消灯に連動させて運転を停止させる。
【0018】
ここで、照明の光点灯検出により運転を開始させてから、ある一定時間T1(例えば10時間)経過すると、自動的に運転を停止させる内部タイマーを、マイコン制御回路9に設けることにより、照明の切り忘れによる運転の継続を停止させることが可能になる。
【0019】
次に、照明の消灯を検出してから、即には運転を停止させず、ある一定時間T2(例えば10分)経過してから運転を停止させる内部タイマーを、マイコン制御回路9に設けることにより、短時間に照明の点灯/消灯を繰り返した場合の、運転のON/OFFの繰り返しを防止することができる。
【0020】
上記一定時間T1,T2を設定する手段を空気調和機側に設けてもよいし、リモコン側に設けてもよい。
【0021】
次に、図5は、室内機に光検出の感度を調節するスイッチを設けた図であり、それぞれの設置環境により、感度調節可能とする。また、この感度調節をリモコン15により調節できるものにする。
【0022】
【発明の効果】
本発明の空気調和機においては、部屋の出入り時の照明の点灯/消灯動作に連動して、自動的に空気調和機の運転を開始/停止させることができ、運転の開始/停止のための操作手間を簡略化することができる。
【0023】
本発明の空気調和機においては、遠隔操作手段に光検出手段を設けたので、照明の点灯/消灯検出を正確に行う場所に、光検出手段を設置することができる。特に、光検出手段として光検出専用リモコンを備えることにより、照明の点灯/消灯検出を正確に行う場所に、光検出手段を常に設置することができる。
【0024】
また、本発明の空気調和機において、照明の点灯検出による運転開始から、ある一定時間経過後に運転を停止させることにより、過重時の照明の切り忘れによる運転の継続を停止させることができる。さらに、照明の消灯検出から、ある一定時間経過後に運転を停止させることにより、短時間の間に入退室を繰り返し、照明の点灯/消灯を頻繁に行った場合の、運転の開始/停止の繰り返しを防止することができる。
【0025】
また、本発明の空気調和機は、照明の光検出の感度調節を可能にすることにより、各々の使用環境にあう感度に調節し、照明の点灯/消灯動作による運転の開始/停止動作をより正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機の冷凍サイクル図である。
【図2】空気調和機の室内機を前面から見た斜視図である。
【図3】この空気調和機の電気回路図である。
【図4】光検出手段を設けたリモコンと空気調和機の室内機を示す斜視図である。
【図5】光検出の感度を調節するスイッチを設けた室内機の斜視図である。
【符号の説明】
1 圧縮器
2 切換弁
3 室外熱交換器
4 減圧装置
5 室内熱交換器
6 室外送風機
7 室内送風機
8 光検出手段
9 マイコン制御回路
Claims (8)
- 圧縮機と、熱交換器と、該圧縮機と熱交換器の運転を制御する制御回路とを具備した空気調和機において、
室内の照明の点灯/消灯を光検出手段により検出し、照明の点灯/消灯に連動して自動的に運転の開始/停止を行えるようにするとともに、照明の切り忘れによる運転の継続を防止できるように、照明の点灯を前記光検出手段により検出して運転を開始してから一定時間T1が経過すると運転を自動的に停止させ、さらに短時間に照明の点灯/消灯を繰り返した場合の運転のON/OFFの繰り返しを防止できるように、照明の消灯を前記光検出手段により検出してから一定時間T2は運転を停止させず、前記一定時間T2が経過し運転が停止した後に照明の点灯を前記光検出手段により検出した場合には運転を開始させることを特徴とする空気調和機。 - 遠隔操作手段に前記光検出手段を設け、照明の点灯/消灯の検出結果を前記制御回路に送信することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記遠隔操作手段は、光検出専用であることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
- 前記制御回路の内部タイマーに対して前記一定時間T1又は前記一定時間T2を設定する設定手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記設定手段を遠隔手段に設けたことを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
- 前記光検出手段の感度を調節する感度調整手段を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空気調和機。
- 前記感度調節手段は、室内機のスイッチであることを特徴とする請求項6に記載の空気調和機。
- 前記感度調節手段は、遠隔操作手段であることを特徴とする請求項6に記載の空気調和機。
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