JPH1163594A - 空気調和システム - Google Patents

空気調和システム

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JPH1163594A
JPH1163594A JP21730297A JP21730297A JPH1163594A JP H1163594 A JPH1163594 A JP H1163594A JP 21730297 A JP21730297 A JP 21730297A JP 21730297 A JP21730297 A JP 21730297A JP H1163594 A JPH1163594 A JP H1163594A
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JP
Japan
Prior art keywords
air
ventilation
air conditioning
unit
conditioning system
Prior art date
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Pending
Application number
JP21730297A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Watanabe
広 渡辺
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication of JPH1163594A publication Critical patent/JPH1163594A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用後の室内換気の最適化を図ることができ
る空気調和システムを提供する。 【解決手段】 空気調和装置12によって室内空間11
の空気調和が行われ、換気装置13によって室内空間1
1の換気が行われ、積算回路17によって空気調和装置
12の使用開始から使用終了までの運転時間が積算さ
れ、積算回路17の積算結果に応じて室内空間11の使
用終了後において換気装置13の作動が所定時間継続さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内空間の空気調
和を行う空気調和手段と、室内空間の換気を行う換気手
段とを備えた空気調和システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図4に示すように、室内
空間1の空気調和を行う冷房装置や暖房装置或いは冷暖
房装置等の空気調和装置2と、室内空間1の換気を行う
に換気装置3とを併設し、室内空間1に設けられた各々
が独立した操作部4,5によって室内空間1の温度環境
や空気環境の制御を各運転制御回路2a,3aで行う空
気調和システムが知られている。
【0003】また、このような空気調和装置2に換気装
置3を併設した空気調和システムには、例えば、実開昭
61−91741号公報に示すように、換気時間の間隔
を室内の広さと在室人数に合わせて設定したもの、或い
は、特開平7−12391号公報に示すように、人の存
在や冷暖房装置の運転モードから推論された最適な換気
運転モードによって使用者が設定した設定換気モードを
補正した状態で換気を行うもの等、室内使用環境に適合
した換気を行うものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した各
種空気調和システムにあっては、何れも、室内使用中に
対する換気を主眼としている。
【0005】そして、その室内使用が終了した場合、即
ち、その室内から人が離れた場合の室内換気は、人為的
な換気停止操作、或いは、室内使用状態や人の存在の有
無をセンサーや電灯スイッチと連動させて自動的に検出
することによって終了されてしまう。
【0006】一方、企業の会議室などの比較的短く限ら
れた時間のみ使用される室内では、断続して別の会議に
よって会議室が使用されることが考えられる。
【0007】しかしながら、室内使用後に換気装置の運
転が停止されると、使用直後の室内環境はタバコの煙の
滞在などによって汚れたままとなってしまうため、ある
程度の時間を空けたとしても滞在した汚れた空気によっ
て次に使用する人が不快適な室内環境下での使用を余儀
なくされるなどの問題が生じていた。
【0008】そこで、前に使用していた人が室内を離れ
る際に、室内の空気の汚れ状態を確認(目視)した上
で、タイマーをセットし、このタイマーにセットされた
時間のみ換気装置を継続して運転することによって室内
の空気環境を正常化させることが考えられる。
【0009】しかしながら、このようなタイマーは、人
為的なおよその判断に基づく換気であるため、換気の不
足や過剰、或いは、タイマーのセット忘れ等、最適な換
気を行うことができないといった新たな問題が生じてい
た。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、使用後の室内換気の最適化を図ることができる
空気調和システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、室内空間の空気調和を行
う空気調和手段と、前記室内空間の換気を行う換気手段
とを備えた空気調和システムにおいて、前記空気調和手
段の使用開始から使用終了までの運転時間を積算する積
算手段と、該積算手段の積算結果に応じて前記換気手段
を作動させるとともに該換気手段の作動時間を制御する
出力手段とを備えていることを要旨とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の空気調和システム
の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】図1(A)において、空気調和システム1
0は、室内空間11の空気調和を行う空気調和手段とし
ての空気調和装置12と、室内空間11の換気を行う換
気手段としての換気装置13と、これら各装置12,1
3に設けられた運転制御回路12a,13aの運転制御
を行う空調操作部14並びに換気操作部15とを備えて
いる。
【0014】空調操作部14は、空調機動作をオン・オ
フする運転操作部16の他、空気調和に関する一般的な
操作、例えば、暖房・冷房・送風・ドライ等のモードの
切り換え、温度設定、風量設定、風向設定等の各種スイ
ッチ(図示せず)を備えている。また、空調操作部14
は、運転制御回路12aに設けられた積算手段としての
積算回路17での演算をオン・オフする作動選択手段と
しての作動選択部18、作動選択部18がオン状態にあ
るときに積算回路17の積算状態を選択する環境レベル
選択手段としての環境レベル選択部19及び出力レベル
選択手段としての出力レベル選択部20とを備えてい
る。
【0015】環境レベル選択部19は、例えば、室内空
間11の広さや収用可能人員、或いは、禁煙又は節煙奨
励を行っている等、予め考え得る室内空間11での使用
環境条件を人為的に選択するもので、例えば、図2に示
すように、環境レベルA,B,C等の3段階がある。
【0016】出力レベル選択部20は、換気装置13に
よる出力レベルを選択するもので、換気時間を同じとし
て換気のパワーを強・弱選択する場合、或いは、図2に
示すように、換気のパワーを同じとして換気時間を強・
弱選択する場合等が考えられる。
【0017】一方、積算回路17は、運転操作部16の
オン・オフに連動して作動すると共に、その空調機動作
オンから空調機動作オフまでの作動時間を積算するタイ
マー部21、作動選択部18から作動のオン信号が出力
されたときに環境レベル選択部19及び出力レベル選択
部20からの各選択レベルを加味した上でタイマー部2
1による作動時間の積算結果に基づいて作動時間を演算
する演算部22、演算部22による演算結果に基づいて
換気装置13の運転制御回路13aに作動信号を出力す
る出力部23を備えている。なお、演算部22は、例え
ば、図2に示すテーブルをメモリに予め記憶させてお
き、かかるテーブルを適宜参照することによっても、前
記作動時間を算出することができる。
【0018】次に、このような空気調和システム10の
作用を図3のフローチャートに基づいて説明する。
【0019】尚、空気調和装置12並びに換気装置13
は、室内空間11としての会議室で用いられるものと
し、その会議室の使用開始に際して空調操作部14(運
転操作部16)並びに換気操作部15によって作動が開
始され、会議室の使用終了に際して空調操作部14(運
転操作部16)並びに換気操作部15によって作動が終
了(実際の作動終了を意味するものではない)されるも
のとする。
【0020】(ステップS1)ステップS1では、運転
操作部16によって空気調和装置12の空調機動作がオ
ンされたか否かが判断され、空調機動作がオンされた場
合にはステップS2へと移行し、空調機動作がオンされ
ていなければこのステップS1を継続して監視する。
【0021】(ステップS2)ステップS2では、運転
操作部16の空調機動作オンに基づいて空気調和装置1
2の使用時間のカウントがタイマー部21によって開始
され、このカウント開始と同時にステップS3へと移行
する。
【0022】(ステップS3)ステップS3では、会議
室の使用が終了したことにより、運転操作部16によっ
て空気調和装置12の空調機動作がオフされたか否かが
監視され、空調機動作がオフされた場合にはステップS
4へと移行し、空調機動作がオフされなければ会議室の
使用が継続されているものとしてステップS2のルーチ
ンを継続すると共にステップS3を監視する。
【0023】(ステップS4)ステップS4では、運転
操作部16の空調機動作のオフに伴い、タイマー部21
によるカウントを終了すると共に、そのカウント時間を
演算部22へと出力してステップS5へと移行する。
【0024】(ステップS5)ステップS5では、作動
選択部18によって積算回路17での演算がオンされて
いるか否かが判断され、演算がオンの場合にはステップ
S6へと移行し、演算がオフの場合にはルーチンを終了
する。
【0025】(ステップS6)ステップS6では、環境
レベル選択部19並びに出力レベル選択部20の選択条
件を付加したタイマー情報が演算部22へと出力される
ため、この出力情報に基づいて演算してステップS7へ
と移行する。
【0026】(ステップS7)ステップS7では、演算
部22で求められた演算結果に基づいて、出力部23か
ら運転制御回路13aへと作動命令信号が出力されてス
テップS8へと移行する。
【0027】(ステップS8)ステップS8では、出力
部23から出力された作動命令信号に基づいて、図2で
示した用途レベルに応じた条件で換気装置13が作動
し、使用中でない会議室内の換気を開始すると共にステ
ップS9へと移行する。
【0028】(ステップS9)ステップS9では、タイ
マー部21のカウントと空調操作部14によって選択さ
れた用途レベルに基づいて出力部23から出力された時
間の換気を行ったか否かが監視され、時間が経過した場
合にはステップS10へと移行し、時間が経過していな
い場合にはこのステップS9のルーチンを継続して監視
する。
【0029】(ステップS10)ステップS10では、
会議室使用終了後の会議室内の換気が完了したとして出
力部23から運転制御回路13aへと作動終了信号が出
力され、これによって換気装置13の作動が停止し、一
連のルーチンが終了する。
【0030】このように、本発明の空気調和システムに
あっては、空気調和装置12の使用時間をタイマー部2
1でカウントし、その使用時間と環境レベル選択部19
並びに出力レベル選択部20によって選択された用途レ
ベルに見合った換気必要時間を演算部22で演算して換
気装置13を継続して作動させることによって、会議室
等の比較的短い限られた時間のみ使用される室内の空気
状態を常に快適に保つことができる。
【0031】ところで、上記実施の形態では、空気調和
装置12と換気装置13とが別々のものを開示したが、
空気調和装置12に換気機能を具備したものにおいても
適用が可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気調和
システムにあっては、空気調和手段の使用開始から使用
終了までの運転時間を積算する積算手段と、積算手段の
積算結果に応じて換気手段を作動させると同時に換気手
段の作動時間を制御する出力手段とを備えていることに
より、使用後の室内換気の最適化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる空気調和システムを示し、
(A)は空気調和システムの概略構成のブロック図、
(B)はその要部のブロック図である。
【図2】 本発明に係わる空気調和システムの演算部に
よる演算結果例を示す図表である。
【図3】 本発明に係わる空気調和システムの一連の作
用を示すフローチャートである。
【図4】 従来の空気調和システムを示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
10 空気調和システム、11 室内空間、12 空気
調和装置(空気調和手段)、13 換気装置(換気手
段)、17 積算回路(積算手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内空間の空気調和を行う空気調和手段
    と、前記室内空間の換気を行う換気手段とを備えた空気
    調和システムにおいて、 前記空気調和手段の使用開始から使用終了までの運転時
    間を積算する積算手段と、該積算手段の積算結果に応じ
    て前記換気手段を作動させるとともに該換気手段の作動
    時間を制御する出力手段とを備えていることを特徴とす
    る空気調和システム。
  2. 【請求項2】 前記積算手段の作動有無を人為的に選択
    する作動選択手段を有する用途レベル選択手段を備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載の空気調和システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記用途レベル選択手段は、前記室内空
    間の環境レベルを選択する環境レベル選択手段を備えて
    いることを特徴とする請求項2に記載の空気調和システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記用途レベル選択手段は、前記換気手
    段の出力レベルを選択する出力レベル選択手段を備えて
    いることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の空
    気調和システム。
JP21730297A 1997-08-12 1997-08-12 空気調和システム Pending JPH1163594A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002162074A (ja) * 2000-11-21 2002-06-07 Mitsubishi Electric Corp 換気装置
JP2014149139A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Daikin Ind Ltd 空気調和システム
WO2024084766A1 (ja) * 2022-10-20 2024-04-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 換気装置の制御方法、換気装置、換気システム、及びプログラム

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WO2024084766A1 (ja) * 2022-10-20 2024-04-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 換気装置の制御方法、換気装置、換気システム、及びプログラム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040810