JP2001235218A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JP2001235218A
JP2001235218A JP2000045874A JP2000045874A JP2001235218A JP 2001235218 A JP2001235218 A JP 2001235218A JP 2000045874 A JP2000045874 A JP 2000045874A JP 2000045874 A JP2000045874 A JP 2000045874A JP 2001235218 A JP2001235218 A JP 2001235218A
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JP
Japan
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room
heating unit
floor heating
heat medium
amount
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Application number
JP2000045874A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Nakamura
豪志 中村
Toshio Takashima
敏夫 高嶋
Mitsuo Seyama
光男 瀬山
Tsuneo Ogushi
恒雄 尾串
Toshihiko Iwasaka
登志彦 岩坂
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内に人が居ないときの省エネ運転を可能に
する空気調和機を提供する。 【構成】 室内の天井側又は天井に取り付けられて室温
が設定温度に至るように吐出される調和空気を制御する
空調ユニット91と、室内の床に設けられ熱媒体が循環
する床暖房ユニット21とを有する空気調和機の制御装
置において、前記空調ユニット91には室内に人がいる
か否かを判断する人体検知機構61を設けると共に、こ
の人体検知機構61が室内に人がいないことを判断した
際に床暖房ユニット21を循環する熱媒体の量を減らす
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】一般に、室内の天井側又は天井に取り付
けらる空調ユニットは、室温が設定温度に至るように独
立して空調運転が行われるものであった。
【0002】また、床暖房ユニットも室温が設定温度に
至るようにこの床暖房ユニットを循環する熱媒体(例え
ば温水)の循環量を独立して制御するものであった。
【0003】このように、空調ユニットと床暖房ユニッ
トとはそれぞれが独立して制御されるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような空調ユニッ
ト及び床暖房ユニットはいずれも、室内に人がいない場
合でも、人が操作を行わない限り、人がいる場合と同じ
ように室温を設定温度に維持するので、運転エネルギー
の無駄が多いものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、室内の天井側
又は天井に取り付けられて室温が設定温度に至るように
吐出される調和空気を制御する空調ユニットと、室内の
床に設けられ熱媒体が循環する床暖房ユニットとを有す
る空気調和機の制御装置において、空調ユニットには室
内に人がいるか否かを判断する人体検知機構を設けると
共に、この人体検知機構が室内に人がいないことを判断
した際に床暖房ユニットを循環する熱媒体の量を減らす
ものである。
【0006】また、室内の天井側又は天井に取り付けら
れて室温が設定温度に至るように吐出される調和空気を
制御する空調ユニットと、室内の床に設けられ熱媒体が
循環する床暖房ユニットとを有する空気調和機の制御装
置において、空調ユニットは室内に人がいるか否かを判
断する人体検知機構を設けると共に、床暖房ユニットを
循環する熱媒体の量を室内の空調負荷に応じて増減させ
る流量調節機構を設け、人体検知機構が室内に人がいな
いことを判断した際に流量調節機構に床暖房ユニットを
循環する熱媒体の量を強制的に減少させる信号を出力す
るものである。
【0007】また、空調ユニットは信号の出力を有効/
無効にするスイッチを備えるものである。
【0008】また、床暖房ユニットを循環する熱媒体の
量は流量可変弁の開度を調節して変えるものである。
【0009】また、床暖房ユニットを循環する熱媒体の
量は循環ポンプの吐出量を調節して変えるものである。
【0010】また、床暖房ユニットを循環する熱媒体の
量は所定周期で開閉を行う開閉弁の開デューティを調節
して変えるものである。
【0011】また、室内の床に設けられ熱媒体が循環す
る床暖房ユニットと、室内に人がいるか否かを判断する
人体検知機構とを設ける、この人体検知機構が室内に人
がいないことを判断した際に床暖房ユニットを循環する
熱媒体の量を減らすものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。図1において、1は室内に設けられる空
気調和機であり、床暖房ユニット21と空調ユニット9
1とから構成されている。床暖房ユニット21は内部に
熱媒体(例えば温水)が循環する温水チューブを備えて
いる。床暖房ユニット21はこの温水チューブ27を織
り込んだ温水マット25で構成され室内の床に敷かれて
いる。
【0013】尚、床暖房ユニット21はこの温水マット
25に限るものではなく室内の床板内または床板の下側
に温水チューブ27に変わる温水配管を敷設したもので
あっても良い。
【0014】温水熱源31は床暖房ユニット21の温水
チューブ27との間を高温側温水チューブ41及び低温
側温水チューブ43を介して環状に接続され、所定の温
度に加熱した温水を循環ポンプ(図示せず)によって床
暖房ユニット21へ循環させるように構成されている。
【0015】45は高温側温水チューブ41に設けられ
た熱動弁(流量調節機構)であり、この熱動弁45が所
定周期で開閉し、かつこの開デューティを変えることに
よって床暖房ユニット21を循環する温水の単位時間あ
たりの量を制御することができる。
【0016】この温水熱源31としては汎用温水ボイラ
ーを用いることができるが、この際、少なくとも信号に
応じて温水の循環の開始/停止が可能であればよく、さ
らには熱動弁45を内蔵し制御可能であればよい。この
熱動弁45の配置は図1に示す位置に限るものではな
く、温水の循環回路中に設けられていればよい。
【0017】さらに、この温水熱源31は、熱動弁45
の代わりに温水の循環量を可変(循環ポンプの吐出量制
御による可変、又は流量可変弁の開度制御による可変
(流量可変便は床暖房ユニット2側に設けてもよい))
する機能(流量制御機構)、及びこの温水熱源31が供
給する温水の温度が信号によって変更できる機能があれ
ばよい。
【0018】これらの機能を備えることによって、室内
の暖房負荷の変化に応じて要求される温水の循環量や温
度などに対応することができ、効率良く快適な暖房が可
能になるものである。
【0019】床暖房ユニットの制御部は室内の温度を検
出するう室温センサを備え、このセンサの検出する室温
が設定温度(スイッチによって任意又は自動で設定され
る)に至るように、温水熱源の運転/停止、温水循環量
や供給される温水の温度を設定する信号を温水熱源31
へ信号線を介して送信する。熱源機制御回路(図2の8
3参照)はこの信号に応答して熱源機31の運転を制御
する。
【0020】この一連の動作としては、床暖房ユニット
の制御部で運転を開始させるとまず温水熱源31へ、温
水の温度を高温(80度位)、温水の供給量を最大で運
転させる信号を送信する。尚、温水の温度は所定時間
(例えば30分経過するか又は室温が設定温度に達する
かの速いほう)で低温(50度位)に変更され、運転開
始時の暖房特性を良くしている。
【0021】次いで、室温と設定温度とに基づいて、室
温が第2の設定温度に近づくにつれて熱源機31から供
給される温水の循環量が減るように熱動弁45の開デュ
ーティを小さく制御する。制御方法としては所定時間毎
(20分程度)に室温と設定温度との偏差を求め、この
偏差、及びこの偏差と所定時間前の偏差との差を基にし
て予め設定されたファジー演算を行い温水循環量の補正
値(変更値)を求める。この値に基づいて新しい温水の
循環量を設定する信号を熱源機31へ送信するものであ
る。熱源機31はこの信号に基づいて温水の循環量を制
御するものである。
【0022】尚、この制御は単に、熱動弁45の開デュ
ーティをスイッチで「強・中・弱」に割り当て床暖房ユ
ニット21の発熱量を制御するように構成しても良い。
【0023】91は天井または天井付近に取り付けられ
る空調ユニットであり、内蔵の熱交換器で加熱/冷却/
除湿/加湿された空気(調和空気)を内蔵の送風装置に
よって室内へ吐出するものである。この空調ユニット9
1としてはダクト等によって加熱/冷却/除湿/加湿さ
れた空気(調和空気)が供給される構造のものでもよ
く、室温が設定温度に至るようにこの空気の温度/湿
度、室内への吐出量を制御できるものであればよい。
【0024】また、この室内ユニット91はリモートコ
ントローラ(図示せず)を備え、このリモートコントロ
ーラによって設定温度、送風装置による調和空気の吐出
量(マニュアル/自動による設定)、調和空気の吐出方
向などが設定されるものである。
【0025】61は空調ユニットに設けられる人体検知
機構であり、室内に居る人から発せられる赤外線をレン
ズ65によって内部の集電センサ(図2の63参照)に
集め、人の動きに応じて変化する赤外線の量から人の有
無を判断して信号を出力するものである。
【0026】また、空調ユニット1の制御回路73は温
水熱源31へ予め設定された構造による信号(ワイヤレ
ス信号、ワイヤード信号、LANによる信号など)を送
信する機能を備え、この機能を有効にするか/無効にす
るかを選択するスイッチを有している。
【0027】以下に、この機能がスイッチによって有効
になっている際の追加動作を説明する。
【0028】図2は制御装置の概略を示す説明図であ
る。この図において、人体検知機構61では集電センサ
63が人の発する赤外線をレンズ65を介して集めた
後、増幅器67を介して空調ユニット1の制御回路73
へ出力する。
【0029】制御回路73の人体検知部71で人体検知
機構61の出力に基づき室内に人が居るか否かの判断を
行う。この判断は、人体検知機構61から出力される赤
外線の量の変化が所定以上の際に室内に人が居ることを
示す信号を運転モード制御部75へ出力するものであ
る。
【0030】運転モード制御部75は所定時間(例えば
20分程度)以上、人体検知部71から人が室内に居る
ことを示す信号が得られない場合に、温水熱源31の制
御部83へ室内に人が居ないことを示す信号を出力す
る。
【0031】熱源制御回路83内の温水流量調節部81
は運転モード制御部75からの信号(室内に人が居ない
ことを示す信号)を受信すると、床暖房ユニット21の
制御部から送信された信号に係わらず、熱動弁45の開
ディーティーを10%程度(例えば20分のうち1分か
ら2分程度)に強制的に変更して、床暖房ユニット21
を循環する温水の量を減らすものである。
【0032】尚、床暖房ユニット21の制御部から停止
(温水の供給を停止)する信号が送信されているときは
停止を維持するものである。
【0033】さらにこの状態(運転モード制御部75か
ら室内に人が居ないことを示す信号が出力されている状
態)が長時間(例えば12時間、18時間など)継続し
た場合には熱動弁を閉じ、温水熱源31の温水の生成を
停止するものである。
【0034】尚、運転モード制御部75が室内に人が居
ることを示す信号を温水流量調節部81へ出力した際に
は、熱動弁45を床暖房ユニット21の制御部から送信
されている信号に基づく制御に戻すものである。この
際、熱動弁45の動作でチャタリングを防止するため適
当なディファレンシャルを設定する。
【0035】上記実施例では、人体検知機構を空調ユニ
ット91に設け、又は人体検知機構を有する空中ユニッ
ト91の人体検知の出力を用いたが、この構成に限るも
のではなく人体検知機構を別体で設けたり、床暖房ユニ
ット21に設ける構造としても良い。
【0036】
【発明の効果】このように構成された空気調和機では、
室内に設けた人体検知機構の出力に応じて室内に人が居
ないときは床暖房ユニットへ循環される温水の量を自動
的に減らして省エネ効果を得るものである。
【0037】また、人体検知機構を有する空中ユニット
の人体検知出力を利用することによって、容易に構成を
することがきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の制御を示す説明図である。
【符号の説明】
25 床暖房ユニット 31 温水熱源機 61 人体検知機構 91 空調ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬山 光男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 尾串 恒雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 岩坂 登志彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA03 CC02 CC08 CC11 DD01 DD04 EE33

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の天井側又は天井に取り付けられて
    室温が設定温度に至るように吐出される調和空気を制御
    する空調ユニットと、室内の床に設けられ熱媒体が循環
    する床暖房ユニットとを有する空気調和機の制御装置に
    おいて、前記空調ユニットには室内に人がいるか否かを
    判断する人体検知機構を設けると共に、この人体検知機
    構が室内に人がいないことを判断した際に前記床暖房ユ
    ニットを循環する熱媒体の量を減らすことを特徴とする
    空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 室内の天井側又は天井に取り付けられて
    室温が設定温度に至るように吐出される調和空気を制御
    する空調ユニットと、室内の床に設けられ熱媒体が循環
    する床暖房ユニットとを有する空気調和機の制御装置に
    おいて、前記空調ユニットは室内に人がいるか否かを判
    断する人体検知機構を設けると共に、前記床暖房ユニッ
    トを循環する熱媒体の量を室内の空調負荷に応じて増減
    させる流量調節機構を設け、前記人体検知機構が室内に
    人がいないことを判断した際に前記流量調節機構に前記
    床暖房ユニットを循環する熱媒体の量を強制的に減少さ
    せる信号を出力することを特徴とする空気調和機の制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記空調ユニットは前記信号の出力を有
    効/無効にするスイッチを備えることを特徴とする請求
    項2に記載の空気調和機の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記床暖房ユニットを循環する熱媒体の
    量は流量可変弁の開度を調節して変えることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3に記載の空気調和機の制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記床暖房ユニットを循環する熱媒体の
    量は循環ポンプの吐出量を調節して変えることを特徴と
    する請求項1乃至請求項3に記載の空気調和機の制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記床暖房ユニットを循環する熱媒体の
    量は所定周期で開閉を行う開閉弁の開デューティを調節
    して変えることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記
    載の空気調和機の制御装置。
  7. 【請求項7】 室内の床に設けられ熱媒体が循環する床
    暖房ユニットと、室内に人がいるか否かを判断する人体
    検知機構とを設ける、この人体検知機構が室内に人がい
    ないことを判断した際に前記床暖房ユニットを循環する
    熱媒体の量を減らすことを特徴とする空気調和機の制御
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20051226