JPS622215B2 - - Google Patents

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JPS622215B2
JPS622215B2 JP14687679A JP14687679A JPS622215B2 JP S622215 B2 JPS622215 B2 JP S622215B2 JP 14687679 A JP14687679 A JP 14687679A JP 14687679 A JP14687679 A JP 14687679A JP S622215 B2 JPS622215 B2 JP S622215B2
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JP
Japan
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timer
data
time
switch
Prior art date
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JP14687679A
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English (en)
Other versions
JPS5671716A (en
Inventor
Katsuhiko Hata
Yasuyuki Sukimoto
Yoshio Mito
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Toyotomi Kogyo Co Ltd
Omron Corp
Original Assignee
Toyotomi Kogyo Co Ltd
Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Toyotomi Kogyo Co Ltd, Tateisi Electronics Co filed Critical Toyotomi Kogyo Co Ltd
Priority to JP14687679A priority Critical patent/JPS5671716A/ja
Publication of JPS5671716A publication Critical patent/JPS5671716A/ja
Publication of JPS622215B2 publication Critical patent/JPS622215B2/ja
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  • Control Of Combustion (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ポツト式石油ストーブの制御装置
に係り、特に設定時間後に運転を停止する切タイ
マ(おやすみタイマ)制御に関するものである。
ポツト式石油ストーブにあつては、バーナーが
一定温度まで上昇すると動作するバーナー温度ス
イツチによる安全回路が組込まれており、この安
全回路は次のように働く。燃焼運転状態において
運転スイツチを切つたり停電等により通電が断た
れると、即座に燃焼は停止する。しかしその直後
に、運転スイツチを入れたり停電が復旧したりし
て再通電されても、すぐには燃焼は再開されず、
バーナーが所定温度まで冷えて上記温度スイツチ
が復帰しないと再点火されないようになつてい
る。これにより、バーナーが過熱されている状態
で点火される危険を防止しているのである。な
お、一般的なポツト式石油ストーブでは、運転停
止直後に再通電してから、実際に再点火されるま
でに10〜20分程度の時間を要するのが普通であ
る。
上記のような安全回路を有するポツト式石油ス
トーブにおいて切タイマ制御機能を設ける場合、
次のような問題が発生する。すなわち、運転切替
スイツチを「手動(連続)運転」から「切タイマ
運転」に切替えた場合、そのとき切タイマ運転時
間がまだ設定してなく、運転時間が零(すなわ
ち、切タイマのタイムアツプと等価の状態)にな
つていると、切替えた時点でストーブは断火して
しまい、その後すぐに切タイマ運転時間を設定し
ても、上述の安全回路の働きにより即座に燃焼は
再開されないので、相当時間断火してしまい、燃
焼状態がスムーズに連続しないという不都合を生
じる。
上記の不都合は、「手動運転」から「切タイマ
運転」に切替えるのに先だつて切タイマ運転時間
を設定しておけば生じることはない。しかし、
「手動運転」状態にても切タイマ運転時間を設定
し得る構成とし、“「手動運転」から「切タイマ運
転」に切替える前に切タイマ運転時間を設定して
下さい”という主旨の注意を使用者に与えておい
ても、使用者がこの操作手順を誤まれば上述の意
図しない断火状態を生じてしまう。
なお、切タイマ制御機能に加えて、設定時刻に
達したら運転を開始する入タイマ(おはようタイ
マ)制御機能を設け、切タイマ制御で運転を停止
し、入タイマ制御で運転を再開するという両タイ
マ機能を併用できる構成にした場合、上記の問題
はさらに複雑となる。この点については後述す
る。
この発明は上記の問題点に鑑みなされたもの
で、特に使用者に操作手順を強制しなくても、
「手動運転」から「切タイマ運転」に切替えると
きに意図しない断火状態を生じないようにすると
ともに、使用者に切タイマ運転時間の設定を促す
表示を行ない、上記の切替えがスムーズに行なわ
れるようにし、さらに「手動運転」や「断火」の
状態では切タイマ運転時間をクリヤして、意図し
ない切タイマ運転状態に入らないようにしたスト
ーブの制御装置を提供するものである。
第1図はストーブ制御系の全体配線の概略を示
す。1は主制御部で、これは電源が印加されるこ
とで動作を開始し、バーナーの予熱、燃料の供
給、点火、着火状態の監視、給排気用送風機およ
び対流用送風機の駆動、設定温度と室温との差に
基づく燃料供給量の増減等、ストーブの主要な燃
料制御を所定のシーケンスで行なう。この主制御
部1の具体的構成は本発明に直接的に関係せず、
主制御部1に対して動作電源を入切する制御系が
本発明の要部である。
主制御部1に対する電源供給路には、タイマ制
御部2の出力リレーX2(運転駆動リレー)の常
開接点x2と、リレーX1の常閉接点と自己保
持リレーX3の常開接点x3との並列回路が直列に
挿入されている。リレーX1はバーナー温度スイ
ツチ3と直列に電源端子間に接続されていて、バ
ーナーが所定温度(点火可能な上限温度)以上に
なつた場合に、温度スイツチ3を介してリレー
X1が駆動される。
バーナーが点火可能な温度で、温度スイツチ3
が開いており、リレーX1が駆動されず、接点
が閉じている状態において、タイマ制御部2の
出力によつてリレー接点x2が閉じられると、主制
御部1に給電がなされ、前述の燃焼制御動作が開
始される。同時にリレーX3も駆動され、接点x3
が閉じて自己保持される。したがつて、その後主
制御部1の動作により正常な燃焼運転が行なわ
れ、バーナーが高温になり、温度スイツチ3が動
作してリレーX1が駆動され、接点が開く
が、接点x3を介して主制御部1への給電は継続す
る。
また、正常な燃焼運転状態において、リレー接
点x2が開くか、あるいは停電等により給電が断た
れると、主制御部1の制御による燃焼動作は停止
して断火し、同時にリレーX3も復帰する。した
がつてその直後にリレー接点x2が再び閉じられた
り、あるいは上記の停電等が復旧した場合、バー
ナーは直前までの燃焼により高温になつていて、
リレー接点は開かれているので、主制御部1
へは即座に給電されず、バーナーが所定温度まで
冷えて接点が閉じられた時点で給電され、そ
の後燃焼運転が再開される。
第2図はタイマ制御部2の詳細を示す。このタ
イマ制御部2はいわゆるワンチツプ・マイクロコ
ンピユータからなるものであつて、これに対する
入力機器として、運転切替スイツチSW21
SW22,SW23と、表示切替スイツチSW11
SW12,SW13と、時間設定スイツチSW1,SW2
SW3と、入タイマ予約スイツチSW4が、出力ポー
トOUT1と各入力ポートIN1〜IN10間にそれぞれ接
続されている。また出力機器としては、上記リレ
ーX2がドライバー4を介して出力ポートOUT2
接続され、入タイマ予約表示用の発光ダイオード
5が出力ポートOUT3に接続され、時間を表示す
るための4桁の数字表示器6が出力ポートOUT4
に接続されている。そしてタイマ制御部2は、固
定記憶部ROMに記憶された命令を演算処理部
CPUにて順次実行し、読み書き両用記憶部RAM
を各種制御データの記憶エリアとして使つて、上
記各スイツチからの入力状態に対応した所定の出
力状態を後述のように作り出す。さらに付言して
おくと、上記ROM,RAMはCPUに対する主メモ
リを構成している。又、RAMは、後にレジスタ
と呼ぶ制御の途中で発生する各種データを一時的
に記憶する部分(RSW,RCK等)とフラグと呼ば
れるプログラムの進行を制御するための状態記憶
部(FD,RON等)とを有しており、これら各レ
ジスタおよびフラグの作用については、後に詳し
く説明する。
なお、上記各スイツチおよび数字表示器6等を
配設したコントロールパネル部の外観例を第3図
に示しており、この図を参考にして各スイツチと
具体的制御内容の対応について簡単に説明する。
運転切替スイツチSW21,SW22,SW23は互に連動
する3点択一、自己保持形の押釦スイツチであ
る。SW23は断火スイツチで、ストーブの運転を
完全に停止するときにこれをオンにする。SW22
は手動運転スイツチで、ストーブを連続的に運転
状態にするときにこれをオンにする。SW21はタ
イマ運転スイツチで、設定した時間後に運転を停
止する切(OFF)タイマモードか、設定した時
刻に運転を開始する入(ON)タイマモードにす
るときこれをオンにする。
表示切替スイツチSW11,SW12,SW13は1つの
スライド摘子7によつて択一的に閉じられる連動
式のものである。SW12は時計表示スイツチで、
表示器6に現在時刻を表示させるときにこれをオ
ンにする。SW11は切タイマ表示スイツチで、上
記切タイマモードにおける設定時間を表示器6に
表示させるときこれをオンにする。SW13は入タ
イマ表示スイツチで、上記入タイマモードにおけ
る設定時刻を表示器6に表示させるときこれをオ
ンにする。
時間設定スイツチSW1,SW2,SW3はそれぞれ
独立したモーメンタリー形の押釦スイツチであ
る。SW1は時設定スイツチで、これをオンすると
表示器6に表示されている時間データの“時”の
桁の数値がインクリメントされる。SW2は分設定
スイツチで、これをオンすると表示されている時
間データの“分”の桁の数値がインクリメントさ
れる。SW3はデータセツトスイツチで、これをオ
ンにすると、SW1,SW2によつて設定し表示され
ているデータが表示切替スイツチSW11,SW12
SW13の選択に対応したレジスタ(後述)にセツ
トされる。
入タイマ予約スイツチSW4は独立したオルタネ
イト形の押釦スイツチで、上記入タイマモードに
するときにはこれもオンにする。
次に、上記ROMに格納されたプログラムによ
つて規定されたタイマ制御部2の制御、処理手順
を説明する。
まず第4図の概略フローチヤートに従つて説明
すると、タイマ制御部2に電源が印加されると、
最初にイニシヤライザルーチン1が実行され、
CPU,RAMおよび各出力ポートが初期状態にセ
ツトされる。
次にスイツチ状態読込みルーチン2が実行され
る。すなわち、出力ポートOUT1から信号を発し
て、10個の上記各スイツチの状態を各入力ポート
IN1〜IN10に入力させ、この入力ポートIN1〜IN10
を介して各スイツチの状態を取込み、RAMに設
定されたスイツチ状態レジスタRSWに格納する。
次の時間データ処理ルーチン3では、50Hzまた
は60Hzの商用電源周波数を基準として時間を計測
し、後述の時間データを更新する制御が実行され
る。
次の表示ルーチン4では、レジスタRSWに格納
された表示切替スイツチSW11,SW12,SW13およ
びデータ設定スイツチSW1,SW2,SW3の状態に
応じて表示器6に所定のデータを表示する制御
と、データ設定スイツチSW1,SW2,SW3の操作
により設定されたデータを所定のレジスタに格納
する制御と、入タイマ予約スイツチSW4の状態に
応じた発光ダイオード5の制御が行なわれる。
次にリレー制御ルーチン5では、レジスタRSW
に格納された運転切替スイツチSW21,SW22
SW23および入タイマ予約スイツチSW4の状態と
後述する時間データとに基づいて、上記リレー
X2をオンまたはオフする制御が行なわれる。以
上の各ルーチン2,3,4,5が常時高速に繰返
し実行されるのである。
次に上記時間データ処理ルーチン3の詳細を第
5図に従つて説明する。まずステツプ21で、電
源信号を波形整形してなるクロツク信号が立上つ
たか否かを判定する。クロツク信号の立上りが検
出されない場合は即座に表示ルーチン4に移り、
立上りが検出された場合はステツプ22に進み、
RAM中に設定された時計レジスタRCKのデータ
に1を加算する。次のステツプ23では上記ステ
ツプ22の実行により時計レジスタRCKの“分”
の桁が更新されたか否かをチエツクする。このス
テツプ23でYESと判定された場合はステツプ
24→25と進み、RAMに設定された切タイマ
レジスタROFFおよび5分タイマレジスタR5にそ
れぞれ1分以上の時間データがストアされている
場合に、その時間データからそれぞれ1分を減算
して、表示ルーチン4へ進む。これら切タイマR
OFFおよび5分タイマレジスタR5の内容は、後述
する切タイマ制御(第7図)において使用され
る。
したがつて、後述のデータ設定操作により時計
レジスタRCKに正しい時刻データを設定すれば、
時間データ処理ルーチン3が高速で繰返し実行さ
れることにより、レジスタRCKのデータは時々
刻々と更新されて、常に正しい時刻を表わす。ま
た後述のタイマ運転時に切タイマレジスタROFF
あるいは5分タイマレジスタR5にストアされた
時間データは1分経過する毎に1分ずつ減算され
ていく。但し、レジスタROFFおよびR5の内容が
零、すなわちタイムアツプ状態になると、それ以
上減算されることはない。また、レジスタROFF
に後述する警告パターンデータが格納されている
場合も減算操作は行なわれない。
次に表示ルーチン4の詳細を第6図に従つて説
明する。最初に、表示切替スイツチSW11
SW12,SW13のうち時計表示スイツチSW12がオン
になつていく、データ設定スイツチSW1,SW2
SW3はいずれも操作されていない状態を想定して
動作フローを説明する。
最初のステツプ31では、レジスタRSWに格納
された時あるいは分設定スイツチSW1あるいは
SW2の状態をチエツクし、いずれかが“1”すな
わちオンになつているか否かを判定する。上記の
想定状態ではNOと判定されてステツプ32に進
む。このステツプ32は、時あるいは分設定スイ
ツチSW1あるいはSW2を使用して時計レジスタR
CKや切タイマレジスタROFF、入タイマレジスタ
ONに所望のデータを設定する場合に表示器6を
専用するためのものであつて、後にその機能を詳
述するが、ステツプ31における判定結果
「YES」に応動して、ステツプ42によつてRAM
中に「データ設定中」を示すフラグFDが“1”
に設定されているか否かを判定するルーチンであ
る。したがつて、上記の想定状態にあつては、所
定結果は「NO」となり、CPUの制御はステツプ
33に移る。
ステツプ33ではレジスタRSW中のスイツチ
SW11の状態が“1”か否かを判定するが、NOと
判定され、次にステツプ34でスイツチSW13
状態が“1”か否かを判定し、ここでもNOと判
定されてステツプ35に進む。
ステツプ35では、上記時計レジスタRCK中の
時刻データのうちの“分”および“時”の桁のデ
ータをRAMに設定された表示レジスタRDに転送
する。次のステツプ36では、上記表示レジスタ
Dの内容を出力ポートOUT4を介して表示器6
に供給して表示する。これで時計レジスタRCK
の時刻データが表示器6に表示される訳である。
次のステツプ37では、レジスタRSW中の入タ
イマ予約スイツチSW4およびタイマ運転スイツチ
SW21の状態をチエツクし、両方とも“1”すな
わち予約中であればステツプ38で出力ポート
OUT3を介して発光ダイオード5を点灯し、SW4
またはSW21が“0”であればステツプ39で発
光ダイオード5を消灯する。すなわち、入タイマ
制御が予約中であることを、発光ダイオード5を
点灯して使用者に確実に知らせるのである。これ
で上記想定状態における表示ルーチンが1巡した
ことになり、この想定状態が続く限り上述の動作
が高速で繰返される。
上記の状態から表示切替スイツチの摘子7が切
替えられて、切タイマ表示スイツチSW11がオン
になつた場合、これがスイツチ状態読込みルーチ
ン2の実行によりレジスタRSWに格納され、した
がつて表示ルーチン4の実行時には、ステツプ3
3でYESと判定されてステツプ40に進み、上
記切タイマレジスタROFFのデータを上記表示レ
ジスタRDに転送し、上記ステツプ36に進む。
つまり、切タイマレジスタROFFの内容が表示器
6に表示される。
同様に、表示切替操作によつて入タイマ表示ス
イツチSW13がオンになると、ステツプ33で
NO、ステツプ34でYESと判定され、ステツプ
41に進む。このステツプ41ではRAMに設定
された入タイマレジスタRONの内容を上記表示レ
ジスタRDに転送し、ステツプ36でその表示レ
ジスタRDの内容を表示器6に表示する。
次に、データ設定スイツチSW1,SW2,SW3
操作により、時計レジスタRCKまたは切タイマレ
ジスタROFFまたは入タイマレジスタRONに任意
の時間データをセツトする場合の表示ルーチン4
における動作フローを説明する。
例えば時計表示スイツチSW12がオンで、上述
のように時計レジスタRCKの時刻データが表示レ
ジスタRDを介して表示器6に表示されていると
する。そこで、例えば時設定スイツチSW1をオン
にした場合、ステツプ31でYESと判定され、
ステツプ42でデータ設定中フラグFDを“1”
にし、ステツプ43で表示レジスタRDの“時”
の桁をインクリメントする。
なおこのステツプ43におけるデータのインク
リメントは、時設定スイツチSW1の一回の操作に
対して“1”だけ歩進させられる。すなわち微分
的に行われるが基本である。従つて、使用者がス
イツチSW1を押している間にステツプ31,4
2,43をCPUが繰返し実行しても、前記押し
ている時間が所定値以下の場合は“1”歩進され
るだけである。但し、前記所定値以上連続して押
されている場合には、例えば1秒毎に自動的に
“1”歩進されるようにして、使用者の便を図る
ことも可能である。上述の微分動作あるいは遅延
動作はフラグを適当に設けることにより実現され
るが、本発明と直接の係りはないので省略する。
次のステツプ44では、データセツトスイツチ
SW3がオンか否か、すなわち表示レジスタRD
内容を所定のレジスタRCKまたはROFFまたはRO
にプリセツトすべきか否かを判定するが、この
説明ではデータセツトスイツチSW3をまだオンに
していないのでNOと判定され、上記ステツプ3
6に進む。つまり、時設定スイツチSW1の操作に
より表示レジスタRDの“時”の桁が修正され、
その修正されたデータが表示器6に表示される。
また、時設定スイツチSW1がオフに復帰しても、
データ設定中フラグFDが“1”になつているの
で、ステツプ31→32→44→36と進み、上
記の修正されたデータが表示器6に表示され続け
る。この状態において、時設定スイツチSW1ある
いは分設定スイツチSW2をさらに押せば、この都
度ステツプ31→42→43→44→36と進
み、表示レジスタRDのデータがさらに修正され
ていき、かつそのデータが表示器6に表示され
る。
上記のような操作により表示器6(表示レジス
タRD)に所望のデータが設定できたならば、デ
ータセツトスイツチSW3を押す。すると、ステツ
プ44でYESと判定され、ステツプ45でデー
タ設定中フラグFDを“0”にする。また、この
とき上述のように時計表示スイツチSW12がオン
になつているので、ステツプ46でNO、ステツ
プ47でNOと判定されてステツプ48に進む。
このステツプ48では表示レジスタRDにセツト
されたデータを時計レジスタRCKの“時”および
“分”の桁エリアに転送し、ステツプ36に進
む。これで時計レジスタRCKの初期値が設定され
る。なお以上の設定操作の後は、ステツプ31で
NO、ステツプ32でNOと判定される。
また、上記の修正操作によつて表示レジスタR
Dにセツトされた時間データを入タイマレジスタ
ONに格納するには、入タイマ表示スイツチ
SW13をオンにした状態でデータセツトスイツチ
SW3を押す。するとステツプ44→45→46→
47→49と進み、このステツプ49で表示レジ
スタRDのデータが入タイマレジスタRONに転送
される。
さらに、上記の修正操作によつて表示レジスタ
Dにセツトされた時間データを切タイマレジス
タROFFに格納するには、切タイマ表示スイツチ
SW11をオンにするだけでなく、タイマ運転スイ
ツチSW21をオンにした状態で、データセツトス
イツチSW3を押す。するとステツプ44→45→
46→50→51と進み、このステツプ51で表
示レジスタRDのデータが切タイマレジスタROFF
に転送される。なお、タイマ運転スイツチSW21
がオンになつていないと、ステツプ51を通過し
ないので、上記データは切タイマレジスタROFF
に格納されない。
次に、リレー制御ルーチン5の詳細を第7図に
従つて説明する。
まず運転切替スイツチSW21,SW22,SW23のう
ち、断火スイツチSW23がオンになつている場
合、ステツプ61でNO、ステツプ62でNO、ス
テツプ63でYESと判定され、ステツプ64で
切タイマレジスタROFFをクリヤし、ステツプ6
5で入タイマフラグFONを“0”にし、ステツプ
66で手動運転中フラグFnを“0”にし、ステ
ツプ67で出力ポートOUT2、ドライバ4を介し
てリレーX2をオフにする。したがつてストーブ
は断火状態になる。
また、運転切替えの操作により手動運転スイツ
チSW22がオンになると、ステツプ61でNO、ス
テツプ62でYESと判定され、ステツプ68で
切タイマレジスタROFFをクリヤし、ステツプ6
9で入タイマフラグFONを“0”にし、ステツプ
70で手動運転中フラグFnを“1”にし、ステ
ツプ71で出力ポートOUT2、ドライバ4を介し
てリレーX2を駆動する。したがつて、このとき
リレー接点またはx3が閉じていれば、主制御
部1に給電されて燃焼運転が行なわれる。
また、上述したように断火スイツチSW23また
は手動運転スイツチSW22がオンになつている状
態にては、切タイマレジスタROFFは常にクリア
されている。
次に、手動運転状態(SW22=1で、リレーX2
もオンからタイマ運転に切替えられて、スイツチ
SW21がオンになつた場合の動作フローを説明す
る。この場合、ステツプ61でYESと判定さ
れ、また手動運転中フラグFnはステツプ70で
“1”になつているので、ステツプ72もYESと
判定される。すなわち手動運転モードからタイマ
運転モードに切替えられたことが検出される。次
のステツプ73では、切タイマレジスタROFF
予め定めた警告パターンデータを格納する。この
警告パターンデータとは、これを表示器6に表示
したとき、例えば「EE:EE」のように数値によ
る時間表示ではない特殊なパターンとなるデータ
である。続いてステツプ74で5分タイマレジス
タR5にデータ“5分”を格納し、ステツプ75
で手動運転フラグFnを“0”にし、ステツプ7
1でリレーX2をオンにする。
続いてルーチン2→3→4と実行されるが、こ
のとき切タイマ表示スイツチSW11がオンになつ
ているとすると、表示ルーチン4の実行により切
タイマレジスタROFF中の警報パターンデータが
表示レジスタRDを介して表示器6に供給され、
警告パターン「EE:EE」がこれに表示される。
この表示は切タイマ時間が未設定であることを使
用者に特に強く訴えるためのものである。
次にリレー制御ルーチン5に移ると、ステツプ
61でYES、ステツプ72でNOと判定されてス
テツプ76に進む。このステツプ76では、切タ
イマレジスタROFF中のデータが、上記警告パタ
ーンデータなのか、零を含む時間データ(数値デ
ータ)なのかをチエツクする。ここまでの説明で
はルーチン5の前回実行時に警告パターンデータ
をレジスタROFFに格納しているので、ステツプ
76ではYESと判定され、ステツプ77に進
む。ステツプ77では、5分タイマレジスタR5
の内容が零か否か(タイムアツプか否か)をチエ
ツクするが、ルーチン5の前回実行時に“5分”
を格納したばかりなのでNOと判定され、ステツ
プ71でリレーX2をオンにする。
スイツチ状態に変化がなく、5分タイマレジス
タR5がタイムアツプするまでは、ステツプ61
→72→76→77→71と高速で繰返えされ
る。すなわち、手動運転状態からタイマ運転状態
に切替えた場合には、切替後5分の間はストーブ
は燃焼状態を強制的に維持されることになる。そ
して、逆に前記5分の間にストーブの使用者が切
タイマ制御のための設定をせずにいて、5分タイ
ムレジスタR5がタイムアツプするとステツプ7
7からステツプ78に進み、入タイマ予約スイツ
チSW4の状態をチエツクする。このスイツチSW4
がオフしているとすると、ステツプ78でNOと
判定され、ステツプ79で入タイマフラグRON
“0”にし、ステツプ67でリレーX2をオフにす
る。すなわちストーブの運転が停止する。
ところで、上記5分タイムレジスタR5がタイ
ムアツプする前に、データ設定スイツチSW1
SW2,SW3を前述のように操作して、切タイマレ
ジスタROFFに所望の時間データをセツトした場
合、上記警告パターンデータは消失するので、ス
テツプ76でYESと判定されてステツプ80に
進み、切タイマレジスタROFFのデータが零か否
か(タイムアツプか否か)を判定し、タイムアツ
プするまではステツプ71に進んでリレーX2
オンにする。また切タイマレジスタROFFがタイ
ムアツプすると、ステツプ80→78→79→6
7と進み、リレーX2をオフにする。これで、ス
トーブ使用者が切タイマレジスタROFFに設定し
た所望の時間後にストーブの運転が停止する。
上記の説明は手動運転からタイマ運転に切替え
た場合であるが、断火状態からタイマ運転に切替
えた場合は次のようになる。この場合、手動運転
フラグFnは“0”であるので、ステツプ73,
74,75は実行されず、したがつて最初からス
テツプ72→76→80と進む。切タイマレジス
タROFFはデータ設定操作により所望の時間デー
タをセツトするまでは零(すなわちタイムアツプ
状態と等価)であるので、ステツプ80→78→
79→67と進み、リレーX2は駆動されない。
そして切タイマレジスタROFFに所望の時間デー
タをセツトすると、その時間データが減算されて
零になるまでは、ステツプ80→71と進んでリ
レーX2が駆動され、ストーブが運転されると、
上記時間データが零になると、ステツプ80→7
8→79→67と進んで、ストーブの運転は停止
される。すなわち、断火状態から所望時間だけス
トーブを稼動させるようにすることも可能であ
る。
次に、タイマ運転の場合で入タイマ予約スイツ
チSW4がオンになつている場合を説明する。この
場合、ステツプ78でYESと判定されてステツ
プ81に進み、入タイマレジスタRONに設定され
た時間データと時計レジスタRCKの現存時刻デー
タを比較し、両データが一致するか否かを判定す
る。両データが一致しない場合はステツプ82に
進み、入タイマフラグFONが“1”か否かをチエ
ツクする。ここまでの説明ではFONは“0”であ
るので、ステツプ82→67と進み、リレーX2
は駆動されない。現在時刻が設定時間に一致する
と、ステツプ81でYESと判定され、ステツプ
83で入タイマフラグFONを“1”にし、ステツ
プ71でリレーX2をオンにする。これでストー
ブの運転が開始される。この後現在時刻が設定時
間を過ぎても、入タイマフラグFONは“1”にな
つているので、ステツプ81→82→71と進ん
で、リレーX2は駆動され続ける。
以上説明したように、この発明に係る制御装置
にあつては、運転切替スイツチを手動運転からタ
イマ運転に切替えた場合、その時点では切タイマ
レジスタはクリアされていて設定時間は零である
が、自動的に5分タイマ機能が働き(データ設定
操作を行なうに足る時間の1例として5分を選ん
でいるが、勿論これに限定されない)、切替後5
分間はリレーをオンに保つて運転状態を続ける。
そして、その5分の間にデータ設定スイツチを操
作して切タイマレジスタに所望の切タイマ運転時
間をセツトすれば、スムーズに切タイマ運転に継
続する。しかも、手動運転からタイマ運転への切
替後、切タイマ運転時間を設定するまでの間、上
記表示器に数字による時間表示以外の形の警告パ
ターンが表示され、使用者に切タイマ運転時間は
未設定であり、かつ現在に暫定的な運転状態であ
ることを知らせる。したがつて、使用者はこの表
示に促され、必要に応じて切タイマ運転時間を設
定すれば良く、使用者に記憶してもらわねばなら
ない操作手順は大いに軽減される。また、運転切
替スイツチを断火または手動運転にすると、自動
的に切タイマレジスタをクリヤするようにしたの
で、特にデータクリヤスイツチを設ける必要がな
く、コスト面および操作性の面で有利となるばか
りでなく、切タイマ制御と入タイマ制御を併用可
能に構成した場合に、切タイマレジスタに不要な
データが残つていて、意図しない運転状態になる
というような事態が確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであつて、
第1図はストーブ制御系の全体概略を示すブロツ
ク図、第2図はタイマ制御部の詳細を示すブロツ
ク図、第3図はコントロールパネル部分の外観
図、第4図はタイマ制御部の動作プログラムの概
略を示すフローチヤート、第5図は上記プログラ
ムにおける時間データ処理ルーチンのフローチヤ
ート、第6図は上記プログラムにおける表示ルー
チンのフローチヤート、第7図は上記プログラム
におけるリレー制御ルーチンのフローチヤートで
ある。 1……主制御部、2……タイマ制御部、3……
バーナー温度スイツチ、6……表示器、X2……
運転駆動リレー、SW11,SW12,SW13……表示切
替スイツチ、SW21,SW22,SW23……運転切替ス
イツチ、SW1,SW2,SW3……データ設定スイツ
チ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 バーナー温度スイツチによる安全回路を有す
    るポツト式石油ストーブの制御装置であつて、運
    転切替入力手段と、計時手段と、上記運転切替入
    力手段で断火モードが選択されているとき運転駆
    動リレーをオフにする手段と、上記運転切替入力
    手段で手動運転モードが選択されているとき上記
    運転駆動リレーをオンにする手段と、上記運転切
    替入力手段で切タイマ運転モードが選択されてい
    るとき記憶部にセツトされた時間だけ上記運転駆
    動リレーをオンにする手段と、上記記憶部に所望
    の時間をセツトするためのデータ設定手段と、上
    記運転切替入力手段で断火モードあるいは手動運
    転モードが選択されたとき上記記憶部をクリヤす
    る手段と、表示用記憶部の内容を表示する表示器
    と、表示切替入力手段の選択状態に応じて上記表
    示用記憶部に上記計時手段により得られる時刻デ
    ータあるいは上記記憶部の内容をセツトする手段
    と、上記運転切替入力手段が手動運転モードから
    切タイマ運転モードに切替つたことを検出する検
    出手段と、この検出手段の検出動作に応答し、上
    記データ設定手段によるデータ設定操作を行なう
    に足る所定時間だけ強制的に上記運転駆動リレー
    をオン状態に保つ手段と、上記検出手段の検出動
    作があつてから上記データ設定手段によるデータ
    設定があるまでの間、上記表示器に数字による時
    間表示以外の形の所定の警告パターン表示を行な
    わせるためのデータを上記表示用記憶部にセツト
    する手段を備えたストーブの制御装置。
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JPS5846949U (ja) * 1981-09-28 1983-03-30 株式会社ハ−マン ガス器具
JPS58119038U (ja) * 1982-02-03 1983-08-13 株式会社山武 燃焼器のデジタル温度調節装置
JPS602824A (ja) * 1983-06-17 1985-01-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温風暖房機の制御装置
JPH03222920A (ja) * 1989-12-22 1991-10-01 Rinnai Corp グリルの制御装置

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