JPH09237107A - 負荷制御システムおよび照明制御システム - Google Patents

負荷制御システムおよび照明制御システム

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Publication number
JPH09237107A
JPH09237107A JP8043844A JP4384496A JPH09237107A JP H09237107 A JPH09237107 A JP H09237107A JP 8043844 A JP8043844 A JP 8043844A JP 4384496 A JP4384496 A JP 4384496A JP H09237107 A JPH09237107 A JP H09237107A
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JP
Japan
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control
load
time schedule
time
control system
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JP8043844A
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English (en)
Inventor
Akihiro Shibata
昭弘 柴田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイムスケジュール制御による負荷6の動作
変化予定時刻以降も負荷6の動作状態を継続するととも
に、負荷6の停止忘れを防止する。 【解決手段】 主操作盤1の伝送線2に、負荷6を制御
する制御端末器3、負荷6の動作変化を指示する操作端
末器4を接続する。主操作盤1は、タイムスケジュール
制御手段およびモード設定手段を有する。タイムスケジ
ュール制御手段は、負荷6を動作変化させる時刻が設定
されたタイムスケジュールデータに応じて制御端末器3
を制御する。モード設定手段は、タイムスケジュール制
御モードとタイムスケジュール制御延長モードのいずれ
かを設定する。タイムスケジュール制御延長モードで
は、タイムスケジュールデータに設定された負荷6の所
定の動作変化予定時刻におけるタイムスケジュール制御
を解除し、その所定の動作変化予定時刻から所定時間経
過後にタイムスケジュール制御に応じた制御を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負荷をタイムスケ
ジュールデータにより制御する負荷制御システムおよび
照明制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、負荷をタイムスケジュールデータ
により制御する負荷制御システムとしては、例えば、特
開平4−303589号公報に記載されている照明制御
システムがある。
【0003】この照明制御システムでは、主操作盤の伝
送線に、照明空間に設置される照明負荷を制御する制御
端末器、照明空間の壁面などに設置されて照明負荷の点
灯および消灯などを指示する壁スイッチなどが接続され
る。
【0004】そして、主操作盤により、照明負荷を点灯
および消灯させる時刻が設定されたタイムスケジュール
データに応じて、および壁スイッチの指示に応じて、照
明負荷を点灯または消灯させる。照明負荷の制御は、後
制御が優先するもので、タイムスケジュール制御によっ
て点灯された照明負荷を壁スイッチで消灯したり、壁ス
イッチで点灯された照明負荷をタイムスケジュール制御
によって消灯する。
【0005】ところで、例えば、工場やオフィスなどに
おいて就業時間終了後に消灯するようにタイムスケジュ
ールデータが設定されていたとき、残業を行なうために
照明負荷の点灯を継続させたい場合がある。
【0006】このような場合、前記公報の照明制御シス
テムでは、壁スイッチにタイムスケジュール制御解除ス
イッチを設置しておき、就業時間終了前に予めタイムス
ケジュール制御解除スイッチを操作してタイムスケジュ
ール制御を解除にしておくことにより、就業時間終了時
にタイムスケジュール制御によって照明負荷が消灯され
ることがなく、照明負荷の点灯が継続される。また、こ
のタイムスケジュール制御の解除状態は、壁スイッチの
タイムスケジュール制御解除スイッチを再度操作するこ
とにより、タイムスケジュール制御に戻すことができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、壁スイッチのタイムスケジュール制御解除ス
イッチの手動操作により、タイムスケジュール制御の解
除と、タイムスケジュール制御への復帰が切り換えられ
るため、タイムスケジュール制御を解除した状態から、
タイムスケジュール制御解除スイッチを再度操作してタ
イムスケジュール制御に復帰させるのを忘れたり、さら
に、そのタイムスケジュール制御を解除した状態におい
て、壁スイッチを操作して照明負荷を消灯させるのを忘
れて照明空間から退出し、照明負荷の消し忘れが生じる
問題がある。
【0008】なお、タイムスケジュール制御を解除して
照明負荷の点灯を継続させるために、タイムスケジュー
ル制御解除スイッチを壁スイッチに設けたのでは、専用
の壁スイッチを必要とし、また、操作者にとっては、タ
イムスケジュール制御解除スイッチが増えることで壁ス
イッチの操作が行ないずらくなるとともに、タイムスケ
ジュール無効スイッチを誤って操作しやすくなる。
【0009】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、タイムスケジュール制御による負荷の動作変化予
定時刻以降も負荷の動作状態を継続できるとともに、負
荷の動作状態を継続したままにおかれてもタイムスケジ
ュール制御に自動的に復帰させて負荷の停止忘れなどを
防止できる負荷制御システムおよび照明制御システムを
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の負荷制御
システムは、負荷を制御する制御端末器と;負荷の動作
変化を指示する操作端末器と;負荷を動作変化させる時
刻が設定されたタイムスケジュールデータに応じて制御
端末器を制御するタイムスケジュール制御手段と;タイ
ムスケジュールデータに応じた制御を行なうタイムスケ
ジュール制御モード、タイムスケジュールデータに設定
された負荷の所定の動作変化予定時刻におけるタイムス
ケジュール制御を解除するとともにその所定の動作変化
予定時刻から所定時間経過後にタイムスケジュール制御
に応じた制御を行なうタイムスケジュール制御延長モー
ドのいずれかを設定するモード設定手段と;を具備して
いるものである。
【0011】モード設定手段の設定をタイムスケジュー
ル制御延長モードに設定することにより、タイムスケジ
ュールデータに設定された負荷の所定の動作変化予定時
刻におけるタイムスケジュール制御を解除して、所定の
動作変化予定時刻以降も負荷の動作状態を継続する。ま
た、所定の動作変化予定時刻から所定時間経過後にタイ
ムスケジュール制御に応じた制御に復帰させ、負荷の停
止忘れなどを防止する。
【0012】請求項2記載の負荷制御システムは、請求
項1記載の負荷制御システムにおいて、タイムスケジュ
ールデータに設定された負荷の所定の動作変化予定時刻
から所定時間経過後に、モード設定手段の設定をタイム
スケジュール制御延長モードからタイムスケジュール制
御モードに変更するモード変更手段を具備しているもの
である。これにより、モード設定の変更操作を省略でき
る。
【0013】請求項3記載の負荷制御システムは、請求
項1記載の負荷制御システムにおいて、タイムスケジュ
ール制御手段およびモード設定手段を有する主操作盤を
具備しているものである。これにより、主操作盤でタイ
ムスケジュール制御による負荷の動作変化予定時刻以降
も負荷の動作状態を継続させ、特別な操作端末器を必要
とせず、操作端末器の操作性が低下したり誤操作が生じ
ることがない。
【0014】請求項4記載の負荷制御システムは、請求
項3記載の負荷制御システムにおいて、主操作盤はモー
ド変更手段を有しているものである。これにより、主操
作盤内でモード変更を行なえる。
【0015】請求項5記載の負荷制御システムは、請求
項3または4記載の負荷制御システムにおいて、主操作
盤の伝送線に制御端末器および操作端末器が接続された
ものである。これにより、主操作盤で伝送線を通じて制
御端末器を遠隔制御する。
【0016】請求項6記載の負荷制御システムは、請求
項3ないし5いずれか一記載の負荷制御システムにおい
て、主操作盤に、制御端末器と操作端末器の対応する組
み合わせが複数接続されたものである。これにより、主
操作盤で複数の制御端末器を集中制御する。
【0017】請求項7記載の負荷制御システムは、請求
項1ないし6いずれか一記載の負荷制御システムにおい
て、制御端末器をタイムスケジュール制御手段および操
作端末器の指示より優先して外部信号により制御する優
先制御手段を具備しているものである。これにより、火
災報知信号や鍵管理信号などの外部信号により優先して
対応する制御を行なえる。
【0018】請求項8記載の照明制御システムは、請求
項1ないし7いずれか一記載の負荷制御システムにおい
て、負荷は照明負荷である。これにより、照明制御シス
テムとして請求項1ないし7いずれか一記載の負荷制御
システムと同様の作用を奏する。
【0019】請求項9記載の照明制御システムは、請求
項8記載の照明制御システムにおいて、制御端末器に複
数の照明負荷が接続されたものである。これにより、複
数の照明負荷を制御する。
【0020】請求項10記載の照明制御システムは、請
求項8または9記載の照明制御システムにおいて、照明
負荷は水銀灯である。水銀灯は一度消灯すると温度低下
するまで再点灯に時間がかかるので、タイムスケジュー
ル制御による水銀灯の消灯予定時刻以降も水銀灯を消灯
させずに点灯状態を継続することが有効である。
【0021】請求項11記載の照明制御システムは、請
求項8ないし10いずれか一記載の照明制御システムに
おいて、照明負荷が設置される照明空間に設置される光
センサを備え、主操作盤は光センサからの検知信号を入
力して制御端末器を制御するものである。これにより、
照明空間に入る昼光などに対応した制御を行なえる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の負荷制御システム
および照明制御システムの一実施の形態を図面を参照し
て説明する。
【0023】図1は照明制御システムの構成図を示し、
図2は主操作盤の記憶部のメモリマップを示し、図3は
タイミングチャートを示す。
【0024】図1において、1は主操作盤で、この主操
作盤1の2線の伝送線2に、それぞれ複数の制御端末器
3、操作端末器4および光センサ端末器5が接続されて
いる。
【0025】各制御端末器3には、例えば工場やオフィ
スビル内の各区域や各フロアの照明空間に設置される複
数の負荷としての照明負荷6が1つのグループとして接
続されている。各制御端末器3はアドレスをそれぞれ有
し、主操作盤1から伝送線2にアドレスと制御データを
含む伝送信号が伝送された場合に、各制御端末器3が対
応するアドレスの伝送信号を入力して複数の照明負荷6
を点滅または調光する。
【0026】各操作端末器4は、複数の照明負荷6を制
御する制御端末器3毎あるいは複数の制御端末器3に対
応して設けられたもので、照明空間の壁面などに設置さ
れる壁スイッチから構成される。各操作端末器4はアド
レスをそれぞれ有し、操作端末器4の操作によってアド
レスと操作データを含む伝送信号が伝送線2を通じて主
操作盤1に伝送され、主操作盤1に伝送されたアドレス
の操作端末器4に対応する制御端末器3の制御を実行さ
せる。操作端末器4の壁スイッチは、一般的なシーソー
式の押ボタンを有し、この押ボタンの押動操作毎に点灯
と消灯とが反転制御されるものであり、押ボタンに近接
して設けられた表示器が点灯時には赤色の表示、消灯時
には緑色の表示を行なう。
【0027】各光センサ端末器5は、昼光が入る窓を有
する照明空間に設置される照明負荷6を制御する制御端
末器3に対応しており、その照明空間に配置される光セ
ンサ7が接続され、この光センサ7で検知される明るさ
レベルのアナログ信号を入力し、入力した信号を演算す
る。各光センサ端末器5はアドレスをそれぞれ有し、ア
ドレスと演算データを含む伝送信号を伝送線2を通じて
主操作盤1に伝送し、主操作盤1に伝送されたアドレス
の光センサ端末器5に対応する制御端末器3の制御を実
行させる。
【0028】主操作盤1は、制御端末器3、操作端末器
4および光センサ端末器5と伝送線2を通じて信号の送
受信を行なって集中制御するもので、図示しないが、集
中制御を行なう制御部、各種データを記憶する記憶部、
各種の設定を入力操作する操作部および設定状況などを
表示する表示部を有している。
【0029】主操作盤1の記憶部には、照明負荷6を動
作変化として点灯および消灯させる時刻が設定されたタ
イムスケジュールデータが記憶され、かつ、各操作端末
器4に対応してタイムスケジュールデータに応じた制御
を行なうタイムスケジュール制御モード、タイムスケジ
ュールデータに設定された照明負荷6の所定の動作変化
予定時刻におけるタイムスケジュール制御を解除すると
ともにその所定の動作変化予定時刻から所定時間経過後
にタイムスケジュール制御に応じた制御を行なうタイム
スケジュール制御延長モードのいずれかを設定するモー
ド設定データが記憶される。
【0030】モード設定データは、図2に示すように、
操作端末器4のアドレス1〜n毎に、タイムスケジュー
ル制御モードとタイムスケジュール制御延長モードとが
設定される。タイムスケジュール制御モードの場合には
延長を行なわない「0」が設定され、タイムスケジュー
ル制御延長モードの場合には1時間延長する「1H」や
3時間延長する「3H」など任意の延長時間が設定され
る。
【0031】主操作盤1の制御部には、以下の機能をプ
ログラムとして有している。照明負荷6を点灯および消
灯させる時刻が設定されたタイムスケジュールデータに
応じて制御端末器3を制御するタイムスケジュール制御
手段の機能。タイムスケジュールデータに応じた制御を
行なうタイムスケジュール制御モード、タイムスケジュ
ールデータに設定された照明負荷6の所定の動作変化予
定時刻におけるタイムスケジュール制御を解除するとと
もにその所定の動作変化予定時刻から所定時間経過後に
タイムスケジュール制御に応じた制御を行なうタイムス
ケジュール制御延長モードのいずれかを設定するモード
設定手段の機能。制御端末器3をタイムスケジュール制
御手段および操作端末器4の指示より優先して外部信号
により制御する優先制御手段の機能。なお、外部信号に
は、火災報知信号、退出した部屋や建物の鍵を施錠する
ことで出力される鍵管理信号、中央監視盤からの制御信
号などがある。
【0032】さらに、主操作盤1の制御部には、タイム
スケジュールデータに設定された照明負荷6の所定の動
作変化予定時刻から所定時間経過後に、モード設定手段
の設定をタイムスケジュール制御延長モードからタイム
スケジュール制御モードに変更するモード変更手段の機
能を備えてもよい。
【0033】次に、本実施の形態の作用を図3のタイミ
ングチャートを参照して説明する。
【0034】タイムスケジュールデータには、就業時間
開始前の時刻8:45に点灯が設定され、就業時間終了
後の時刻18:00に消灯が設定されているものとす
る。この設定は主操作盤1の操作部により行なえ、設定
状況が表示部に表示されるとともに記憶部に記憶され
る。
【0035】まず、図2において、タイムスケジュール
制御モード「0」が設定されているアドレスの操作端末
器4およびこの操作端末器4に対応する制御端末器3の
動作について説明する。
【0036】就業時間開始前の時刻8:45になると、
主操作盤1から伝送線2にアドレスと点灯制御データを
含む伝送信号が伝送され、伝送線2を通じて対応するア
ドレスの伝送信号を制御端末器3に入力し、制御端末器
3により照明負荷6を点灯する。
【0037】照明負荷6の点灯状態において、例えば昼
休み開始の時刻12:00に操作端末器4を操作するこ
とにより、操作端末器4からアドレスと操作信号を含む
伝送信号が伝送線2を通じて主操作盤1に伝送され、主
操作盤1は伝送されてきたアドレスの操作端末器4に対
応する制御端末器3を消灯させるために、対応するアド
レスと消灯制御データを含む伝送信号を伝送線2に伝送
し、伝送線2を通じて対応するアドレスの伝送信号を制
御端末器3に入力し、制御端末器3により照明負荷6を
消灯する。また、昼休み終了の時刻1:00に操作端末
器4を再度操作することにより、同様にして、対応する
制御端末器3により照明負荷6を点灯する。
【0038】就業時間終了後の時刻18:00になる
と、主操作盤1から伝送線2にアドレスと消灯制御デー
タを含む伝送信号が伝送され、伝送線2を通じて対応す
るアドレスの伝送信号を制御端末器3に入力し、制御端
末器3により照明負荷6を消灯する。
【0039】次に、残業などを行なうために就業時間終
了後の時刻18:00以降も照明負荷6の点灯状態を継
続させる場合について説明する。
【0040】主操作盤1の操作部により、図2におい
て、継続点灯させようとする照明負荷6を制御する制御
端末器3に対応する操作端末器4のアドレスのモード
を、延長させる時間に対応したタイムスケジュール制御
延長モードの例えば「3H」に設定する。この操作は、
タイムスケジュール制御で消灯制御される時刻18:0
0以前に予め行なうもので、ここでは時刻17:00に
予め行なったものとする。図3にはタイムスケジュール
制御延長モードおよびこのタイムスケジュール制御延長
モードにおける照明負荷6の点灯状態を破線で示す。
【0041】就業時間終了後の時刻18:00になった
とき、主操作盤1からは、タイムスケジュール制御モー
ドが設定された操作端末器4に対応する制御端末器3に
対して消灯の伝送信号は伝送されるが、タイムスケジュ
ール制御延長モードが設定された操作端末器4に対応す
る制御端末器3に対して消灯の伝送信号は伝送されず、
その消灯の伝送信号が伝送されない制御端末器3に接続
された照明負荷6は点灯状態を継続する。
【0042】時刻18:00以降において、継続して点
灯される照明負荷6は、操作端末器4の操作により、消
灯または再点灯させることもできる。したがって、残業
などが終了すれば、操作端末器4を操作して照明負荷6
を消灯させて退出できる。
【0043】そして、タイムスケジュール制御延長モー
ドに設定された消灯予定時刻の3時間後の時刻21:0
0になると、タイムスケジュール制御に応じた制御を再
開する。これにより、例えば照明負荷6を消し忘れて退
出してしまい、照明負荷6が点灯状態にあると、主操作
盤1からタイムスケジュール制御を再開したアドレスの
操作端末器4に対応する制御端末器3に対して消灯の伝
送信号が伝送され、その制御端末器3に接続された照明
負荷6を自動的に消灯させることができる。
【0044】また、主操作盤1のモード変更手段の機能
を働かせた場合には、時刻21:00になると、図2に
おいて、タイムスケジュール制御延長モード「3H」の
設定があればタイムスケジュール制御モード「0」に自
動的に設定変更する。これにより、モード設定の変更操
作を省略できる。
【0045】また、主操作盤1のモード変更手段の機能
を働かせないようにした場合には、タイムスケジュール
制御延長モードに設定されたままの状態となり、例えば
翌日あるいは数日間にわたって延長したいとき、タイム
スケジュール制御延長モードの設定を毎日行なう手間を
省くことができる。
【0046】また、昼光が入る窓を有する照明空間に設
置される照明負荷6のうち窓側に設置される一部の照明
負荷6については、その照明空間に設置された光センサ
7で検知される昼光量に応じて調光制御される。
【0047】また、主操作盤1に火災報知信号や鍵管理
信号などの外部信号が入力された場合には、タイムスケ
ジュール制御や操作端末器4の操作などよりも優先して
対応する制御を行なう。
【0048】なお、照明負荷6が工場や体育館などで使
用される水銀灯の場合、水銀灯は一度消灯すると温度低
下するまで再点灯に時間がかかるので、タイムスケジュ
ール制御による水銀灯の消灯予定時刻以降も水銀灯を消
灯させずに点灯状態を継続することが有効である。
【0049】また、制御対象とする負荷は、照明負荷6
に限らず、例えば空調機器などの機器全般を対象とす
る。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の負荷制御システムによれ
ば、モード設定手段の設定をタイムスケジュール制御延
長モードに設定することにより、タイムスケジュールデ
ータに設定された負荷の所定の動作変化予定時刻におけ
るタイムスケジュール制御を解除して、所定の動作変化
予定時刻以降も負荷の動作状態を継続でき、かつ、所定
の動作変化予定時刻から所定時間経過後にタイムスケジ
ュール制御に応じた制御に復帰させるため、負荷の停止
忘れなどを防止できる。
【0051】請求項2記載の負荷制御システムによれ
ば、請求項1記載の負荷制御システムの効果に加えて、
モード変更手段により、タイムスケジュールデータに設
定された負荷の所定の動作変化予定時刻から所定時間経
過後に、モード設定手段の設定をタイムスケジュール制
御延長モードからタイムスケジュール制御モードに自動
的に変更するため、モード設定の変更操作を省略でき
る。
【0052】請求項3記載の負荷制御システムによれ
ば、請求項1記載の負荷制御システムの効果に加えて、
タイムスケジュール制御手段およびモード設定手段を有
する主操作盤を具備しているため、主操作盤でタイムス
ケジュール制御による負荷の動作変化予定時刻以降も負
荷の動作状態を継続させることができ、特別な操作端末
器を必要とせず、操作端末器の操作性が低下したり誤操
作が生じることがない。
【0053】請求項4記載の負荷制御システムによれ
ば、請求項3記載の負荷制御システムの効果に加えて、
主操作盤はモード変更手段を有しているため、主操作盤
内でモード変更を行なえる。
【0054】請求項5記載の負荷制御システムによれ
ば、請求項3または4記載の負荷制御システムの効果に
加えて、主操作盤の伝送線に制御端末器および操作端末
器が接続されるため、主操作盤で伝送線を通じて制御端
末器を遠隔制御できる。
【0055】請求項6記載の負荷制御システムによれ
ば、請求項3ないし5いずれか一記載の負荷制御システ
ムの効果に加えて、主操作盤に、制御端末器と操作端末
器の対応する組み合わせが複数接続されるため、主操作
盤で複数の制御端末器を集中制御できる。
【0056】請求項7記載の負荷制御システムによれ
ば、請求項1ないし6いずれか一記載の負荷制御システ
ムの効果に加えて、優先制御手段により制御端末器をタ
イムスケジュール制御手段および操作端末器の指示より
優先して外部信号により制御するため、火災報知信号や
鍵管理信号などの外部信号により優先して対応する制御
を行なえる。
【0057】請求項8記載の照明制御システムによれ
ば、請求項1ないし7いずれか一記載の負荷制御システ
ムの負荷は照明負荷であるため、照明制御システムとし
て請求項1ないし7いずれか一記載の負荷制御システム
と同様の効果を奏する。
【0058】請求項9記載の照明制御システムによれ
ば、請求項8記載の照明制御システムの効果に加えて、
制御端末器に複数の照明負荷が接続されたため、複数の
照明負荷を制御できる。
【0059】請求項10記載の照明制御システムによれ
ば、請求項8または9記載の照明制御システムの効果に
加えて、照明負荷は水銀灯であり、水銀灯は一度消灯す
ると温度低下するまで再点灯に時間がかかるので、タイ
ムスケジュール制御による水銀灯の消灯予定時刻以降も
水銀灯を消灯させずに点灯状態を継続することが有効で
ある。
【0060】請求項11記載の照明制御システムによれ
ば、請求項8ないし10いずれか一記載の照明制御シス
テムの効果に加えて、照明負荷が設置される照明空間に
設置される光センサを備え、主操作盤は光センサからの
検知信号を入力して制御端末器を制御するため、照明空
間に入る昼光などに対応した制御を行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す照明制御システム
の構成図である。
【図2】同上実施の形態の主操作盤の記憶部のメモリマ
ップである。
【図3】同上実施の形態のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 タイムスケジュール制御手段、モード設定手段、
モード変更手段の機能を有する主操作盤 2 伝送線 3 制御端末器 4 操作端末器 6 負荷としての照明負荷 7 光センサ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷を制御する制御端末器と;負荷の動
    作変化を指示する操作端末器と;負荷を動作変化させる
    時刻が設定されたタイムスケジュールデータに応じて制
    御端末器を制御するタイムスケジュール制御手段と;タ
    イムスケジュールデータに応じた制御を行なうタイムス
    ケジュール制御モード、タイムスケジュールデータに設
    定された負荷の所定の動作変化予定時刻におけるタイム
    スケジュール制御を解除するとともにその所定の動作変
    化予定時刻から所定時間経過後にタイムスケジュール制
    御に応じた制御を行なうタイムスケジュール制御延長モ
    ードのいずれかを設定するモード設定手段と;を具備し
    ていることを特徴とする負荷制御システム。
  2. 【請求項2】 タイムスケジュールデータに設定された
    負荷の所定の動作変化予定時刻から所定時間経過後に、
    モード設定手段の設定をタイムスケジュール制御延長モ
    ードからタイムスケジュール制御モードに変更するモー
    ド変更手段を具備していることを特徴とする請求項1記
    載の負荷制御システム。
  3. 【請求項3】 タイムスケジュール制御手段およびモー
    ド設定手段を有する主操作盤を具備していることを特徴
    とする請求項1記載の負荷制御システム。
  4. 【請求項4】 主操作盤はモード変更手段を有すること
    を特徴とする請求項3記載の負荷制御システム。
  5. 【請求項5】 主操作盤の伝送線に制御端末器および操
    作端末器が接続されたことを特徴とする請求項3または
    4記載の負荷制御システム。
  6. 【請求項6】 主操作盤に、制御端末器と操作端末器の
    対応する組み合わせが複数接続されたことを特徴とする
    請求項3ないし5いずれか一記載の負荷制御システム。
  7. 【請求項7】 制御端末器をタイムスケジュール制御手
    段および操作端末器の指示より優先して外部信号により
    制御する優先制御手段を具備していることを特徴とする
    請求項1ないし6いずれか一記載の負荷制御システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7いずれか一記載の負荷
    制御システムにおいて、負荷は照明負荷であることを特
    徴とする照明制御システム。
  9. 【請求項9】 制御端末器に複数の照明負荷が接続され
    たことを特徴とする請求項8記載の照明制御システム。
  10. 【請求項10】 照明負荷は水銀灯であることを特徴と
    する請求項8または9記載の照明制御システム。
  11. 【請求項11】 照明負荷が設置される照明空間に設置
    される光センサを備え、主操作盤は光センサからの検知
    信号を入力して制御端末器を制御することを特徴とする
    請求項8ないし10いずれか一記載の照明制御システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4644952B2 (ja) * 2001-02-23 2011-03-09 パナソニック電工株式会社 照明装置
JP2016113759A (ja) * 2014-12-11 2016-06-23 シャープ株式会社 電動ブラインド制御システム

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