JP3923813B2 - 燃焼機器の制御装置 - Google Patents

燃焼機器の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3923813B2
JP3923813B2 JP2002027513A JP2002027513A JP3923813B2 JP 3923813 B2 JP3923813 B2 JP 3923813B2 JP 2002027513 A JP2002027513 A JP 2002027513A JP 2002027513 A JP2002027513 A JP 2002027513A JP 3923813 B2 JP3923813 B2 JP 3923813B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
input
operation switch
scan
switches
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002027513A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003227611A (ja
Inventor
常男 西村
俊和 大面
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corona Corp
Original Assignee
Corona Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Corona Corp filed Critical Corona Corp
Priority to JP2002027513A priority Critical patent/JP3923813B2/ja
Publication of JP2003227611A publication Critical patent/JP2003227611A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3923813B2 publication Critical patent/JP3923813B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作部の複数の操作スイッチがタクト式スイッチにより構成された燃焼機器の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種のものに於いては、例えば図6の石油ファンヒータのように、本体101の前面側上部に操作部102が設けられ、この操作部102には運転の開始/停止を指令するための運転スイッチ103と、室温上昇スイッチ104や室温下降スイッチ105などからなる操作スイッチ106と、時刻や設定室温を表示する表示部107とが配設されている。
【0003】
そしてこの操作部102の運転スイッチ103及び操作スイッチ106を構成するスイッチとして、スイッチのON状態を保持することができるロック式スイッチと、該ロック式スイッチよりも構造が簡単で安価なタクト式スイッチとがあり、操作部102の運転スイッチ103及び操作スイッチ106とをタクト式スイッチにより構成した場合、例えば運転停止状態で操作部102の運転スイッチ103を押すと、運転スイッチ103を押していた短い時間、マイコンからなる石油ファンヒータの制御部(図示せず)に運転スイッチ103のON信号が出力され、そこで石油ファンヒータの制御部は、運転停止状態から運転を開始し、又運転状態で、操作部102の運転スイッチ103を押すと、石油ファンヒータの制御部は、運転状態から運転を停止するものであった。
【0004】
ところで、操作部102の運転スイッチ103をロック式スイッチとし、他の操作スイッチ106をタクト式スイッチにより構成した場合は、運転スイッチ103と操作スイッチ106を同時に押す多重入力を行っても、スイッチから手を離せば、運転スイッチ103だけがON状態を保持して運転スイッチ103のON信号だけが出力されているので、石油ファンヒータの制御部は運転スイッチ103のON信号を識別できるが、前記のように運転スイッチ103及び操作スイッチ106共、タクト式スイッチにより構成されている場合、運転スイッチ103と操作スイッチ106を同時に押す多重入力を行うと、スイッチから手を離すと同時に運転スイッチ103及び操作スイッチ106のON信号が出力されなくなり、したがって石油ファンヒータの制御部は運転スイッチ103のON信号を識別できないものであった。
【0005】
又運転スイッチ103以外の操作スイッチ106を、複数同時に押す多重入力の場合も、スイッチから手を離すと同時に複数の操作スイッチ106からON信号が出力されなくなり、したがって石油ファンヒータの制御部は複数の操作スイッチ106のON信号を識別できないものであっので、複数のスイッチが同時に押される多重入力が行われた場合は、各操作スイッチからの入力を一切受け付けないようにしているものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この従来のものでは、運転停止状態で、複数のスイッチが同時に押される多重入力が発生した場合は、各操作スイッチからの入力を受け付けないようにしているため、運転スイッチ103操作を含んだ多重入力が発生しても、燃焼運転が開始されることはなく、また、運転状態で、複数のスイッチが同時に押される多重入力が発生した場合は、これも各操作スイッチからの入力を受け付けないようにしているため、例えば室温設定スイッチ操作を含んだ多重入力が発生しても、設定室温が異常上昇することもなく安全であるが、運転状態で使用者が運転を停止しようとする意志により運転スイッチ103を押した時、運転スイッチ103を含んだ複数のスイッチが同時に押される多重入力である場合は、燃焼中であっても各スイッチからの入力を受け付けないので、運転を停止することができず、いつまでも燃焼運転を継続してしまうという問題があった。
【0007】
また、瞬間的にノイズによりスイッチを操作した時と同じ信号が制御部に入力されると、誤動作を起こして勝手に運転を開始したり停止したりするので、制御部に入力される信号が正規の信号かノイズによる信号か識別するため、フィルタ回路を設けてそれに信号を通し、その結果により正規の信号かを識別したり、信号の長さを検知する回路を設けて、制御部に入力される信号の長さにより正規の信号かを識別したりする必要があった。
【0008】
本発明は上記課題を解決し、操作部102の運転スイッチ103及び操作スイッチ106共、タクト式スイッチにより構成し、制御部に入力される信号が正規の信号かノイズによる信号か識別するフィルタ回路や、信号の長さを検知する回路を設けずに、運転スイッチ103と操作スイッチ106を同時に押す多重入力を行っても、燃焼機器の制御部が運転スイッチ103のON信号を識別することができる燃焼機器の制御装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明はこの点に着目し上記課題を解決するため、請求項1では特にその構成を、運転スイッチを含む操作スイッチがタクト式スイッチからなるスイッチ部と、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチを前記スイッチ部の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスと、入力ポートに前記列ラインを接続すると共に出力ポートに前記行ラインを接続し、前記出力ポートから行ラインに出力してその時の列ラインの入力の有無により操作スイッチの操作判別をするスイッチスキャンを各行ライン毎に行う入力判別手段とを備え、前記入力判別手段の判別に基づいて燃焼機器の制御を行う燃焼機器の制御装置に於いて、前記スイッチスキャンは、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンと、1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンとからなり、前記1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時に実行しても問題がない操作スイッチの組み合わせにすると共に、前記1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを安全上誤動作することが絶対許されない操作スイッチとし、前記入力判別手段は、特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで、特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を含めて多数の列ラインから入力があった時、その時の特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を不正な信号と判別して実行しないものである。
【0010】
又本発明の請求項2に係る燃焼機器の制御装置では、特にその構成を、運転スイッチを含む操作スイッチがタクト式スイッチからなるスイッチ部と、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチを前記スイッチ部の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスと、入力ポートに前記列ラインを接続すると共に出力ポートに前記行ラインを接続し、前記出力ポートから行ラインに出力してその時の列ラインの入力の有無により操作スイッチの操作の判別をするスイッチスキャンを各行ライン毎に行う入力判別手段とを備え、前記入力判別手段の判別に基づいて燃焼機器の制御を行う燃焼機器の制御装置に於いて、前記スイッチスキャンは、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンと、1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンとからなり、前記1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを、同時に実行しても問題がない操作スイッチの組み合わせにすると共に、前記1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを安全上誤動作することが絶対許されない操作スイッチとし、前記入力判別手段は、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで多数の列ラインから入力があった時、その時の多数の列ラインからの入力を全て正規な信号と判別し、その正規な信号と判別した全ての操作スイッチの動作を同時に実行するものである。
【0011】
又本発明の請求項3に係る燃焼機器の制御装置では、特にその構成を、運転スイッチを含む操作スイッチがタクト式スイッチからなるスイッチ部と、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチを前記スイッチ部の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスと、入力ポートに前記列ラインを接続すると共に出力ポートに前記行ラインを接続し、前記出力ポートから行ラインに出力してその時の列ラインの入力の有無により操作スイッチの操作判別をするスイッチスキャンを各行ライン毎に行う入力判別手段とを備え、前記入力判別手段の判別に基づいて燃焼機器の制御を行う燃焼機器の制御装置に於いて、前記スイッチスキャンは、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンと、1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンとからなり、前記1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時に実行しても問題がない操作スイッチの組み合わせとし、前記1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを安全上誤動作することが絶対許されない操作スイッチとし、前記入力判別手段は、特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで、特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を含めて多数の列ラインから入力があった時、その時の特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を不正な信号と判別して実行しないと共に、前記入力判別手段は、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで多数の列ラインから入力があった時、その時の多数の列ラインからの入力を全て正規な信号と判別し、その正規な信号と判別した全ての操作スイッチの動作を同時に実行するものである。
【0012】
又本発明の請求項4に係る燃焼機器の制御装置では、特にその構成を、運転スイッチを含む操作スイッチがタクト式スイッチからなるスイッチ部と、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチを前記スイッチ部の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスと、入力ポートに前記列ラインを接続すると共に出力ポートに前記行ラインを接続し、前記出力ポートから行ラインに出力してその時の列ラインの入力の有無により操作スイッチの操作判別をするスイッチスキャンを各行ライン毎に行う入力判別手段とを備え、前記入力判別手段の判別に基づいて燃焼機器の制御を行う燃焼機器の制御装置に於いて、前記スイッチスキャンは、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンと、1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンとからなり、前記1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時に実行しても問題がない操作スイッチの組み合わせとし、前記1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを安全上誤動作することが絶対許されない運転スイッチとし、前記入力判別手段は、特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで、特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を含めて多数の列ラインから入力があった時、その時の特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を不正な信号と判別して実行しないと共に、運転停止状態ではそのまま運転停止状態とし、運転状態では運転停止状態にするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
前記構成による請求項1記載の燃焼機器の制御装置によれば、運転スイッチ14を含む操作スイッチがタクト式スイッチからなるスイッチ部13と、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチを前記スイッチ部13の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスと、入力ポート(P2A〜P2C)に前記列ラインを接続すると共に出力ポート(P1A〜P1D)に前記行ラインを接続し、前記出力ポートから行ラインに出力して、その時の列ラインの入力の有無により操作スイッチの操作判別をするスイッチスキャンを、各行ライン毎に行う入力判別手段37とを備え、前記入力判別手段37の判別に基づいて燃焼機器の制御を行う燃焼機器の制御装置に於いて、前記スイッチスキャンは、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンと、1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンとからなり、前記1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時に実行しても問題がない操作スイッチの組み合わせにすると共に、前記1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを安全上誤動作することが絶対許されない操作スイッチとし、前記入力判別手段は、特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで、特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を含めて多数の列ラインから入力があった時、その時の特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を不正な信号と判別して実行しないものである。
【0014】
これにより、その1つのみスキャンする操作スイッチにより制御装置3に入力される信号が、正規の信号か誤操作又はノイズによる信号か判別することを、正規の信号かノイズによる信号か識別するフィルタ回路や、信号の長さを検知する回路を設けずに判別できるので、制御部に入力される信号が正規の信号かノイズによる信号か識別するフィルタ回路や、信号の長さを検知する回路を不要とする分コストダウンできると共に、前記回路で信号を処理する時間が不要な分操作信号の処理速度を早くすることができ、操作スイッチの操作に対する応答性を速くすることができるものである。
【0015】
又前記構成による請求項2記載の燃焼機器の制御装置によれば、運転スイッチを含む操作スイッチがタクト式スイッチからなるスイッチ部と、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチを前記スイッチ部の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスと、入力ポートに前記列ラインを接続すると共に出力ポートに前記行ラインを接続し、前記出力ポートから行ラインに出力してその時の列ラインの入力の有無により操作スイッチの操作の判別をするスイッチスキャンを各行ライン毎に行う入力判別手段とを備え、前記入力判別手段の判別に基づいて燃焼機器の制御を行う燃焼機器の制御装置に於いて、前記スイッチスキャンは、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンと、1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンとからなり、前記1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを、同時に実行しても問題がない操作スイッチの組み合わせにすると共に、前記1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを安全上誤動作することが絶対許されない操作スイッチとし、前記入力判別手段は、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで多数の列ラインから入力があった時、その時の多数の列ラインからの入力を全て正規な信号と判別し、その正規な信号と判別した全ての操作スイッチの動作を同時に実行するものである。
【0016】
これにより、1回のスイッチスキャンで判断される操作スイッチを、機能や安全上、同時に行っても問題がない操作スイッチの組み合わせにした上で、そのスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時押しされても、それを判別して同時押しされた操作スイッチの動作・制御を行うようにでき、設定によっては操作スイッチのを同時押しを判別して実行することで、操作性を優先させることができるものである。
【0017】
又前記構成による請求項3記載の燃焼機器の制御装置によれば、運転スイッチを含む操作スイッチがタクト式スイッチからなるスイッチ部と、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチを前記スイッチ部の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスと、入力ポートに前記列ラインを接続すると共に出力ポートに前記行ラインを接続し、前記出力ポートから行ラインに出力してその時の列ラインの入力の有無により操作スイッチの操作判別をするスイッチスキャンを各行ライン毎に行う入力判別手段とを備え、前記入力判別手段の判別に基づいて燃焼機器の制御を行う燃焼機器の制御装置に於いて、前記スイッチスキャンは、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンと、1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンとからなり、前記1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時に実行しても問題がない操作スイッチの組み合わせとし、前記1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを安全上誤動作することが絶対許されない操作スイッチとし、前記入力判別手段は、特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで、特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を含めて多数の列ラインから入力があった時、その時の特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を不正な信号と判別して実行しないと共に、前記入力判別手段は、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで多数の列ラインから入力があった時、その時の多数の列ラインからの入力を全て正規な信号と判別し、その正規な信号と判別した全ての操作スイッチの動作を同時に実行するものである。
【0018】
これにより、1つのみスキャンする操作スイッチにより制御装置3に入力される信号が、正規の信号か誤操作又はノイズによる信号か判別することを、正規の信号かノイズによる信号か識別するフィルタ回路や、信号の長さを検知する回路を設けずに判別できるので、制御部に入力される信号が正規の信号かノイズによる信号か識別するフィルタ回路や、信号の長さを検知する回路を不要とする分コストダウンできると共に、前記回路で信号を処理する時間が不要な分操作信号の処理速度を早くすることができ、操作スイッチの操作に対する応答性を速くすることができ、更に1回のスイッチスキャンで判別される複数の操作スイッチを、機能や安全上、同時に行っても問題がない操作スイッチの組み合わせにした上で、そのスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時押しされても、それを判別して同時押しされた操作スイッチの動作・制御を行うようにでき、設定によっては操作スイッチのを同時押しを判別して実行することで、操作性を優先させることができるものである。
【0019】
又前記構成による請求項4記載の燃焼機器の制御装置によれば、運転スイッチを含む操作スイッチがタクト式スイッチからなるスイッチ部と、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチを前記スイッチ部の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスと、入力ポートに前記列ラインを接続すると共に出力ポートに前記行ラインを接続し、前記出力ポートから行ラインに出力してその時の列ラインの入力の有無により操作スイッチの操作判別をするスイッチスキャンを各行ライン毎に行う入力判別手段とを備え、前記入力判別手段の判別に基づいて燃焼機器の制御を行う燃焼機器の制御装置に於いて、前記スイッチスキャンは、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンと、1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンとからなり、前記1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時に実行しても問題がない操作スイッチの組み合わせとし、前記1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを安全上誤動作することが絶対許されない運転スイッチとし、前記入力判別手段は、特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで、特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を含めて多数の列ラインから入力があった時、その時の特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を不正な信号と判別して実行しないと共に、運転停止状態ではそのまま運転停止状態とし、運転状態では運転停止状態にするものである。
【0020】
これにより、特に安全上、誤操作やノイズによる誤信号により誤動作することが絶対許されない操作スイッチである運転スイッチ14の操作の判別は、運転停止状態であれば、運転スイッチ14の操作を判断するスイッチスキャンで、運転スイッチ14に該当する入力ポートのみが入力となった時だけ燃焼機器の運転を開始し、運転中であれば、運転スイッチ14の操作を判断するスイッチスキャンで、複数の入力ポートが入力されていても、その中に運転スイッチ14に該当する入力ポートが入力となっていれば、燃焼機器の運転を停止するものであり、それにより操作スイッチの同時押しによる誤操作又はノイズによる誤信号があっても、燃焼機器の開始及び停止を安全に行うことができるものでる。
【0021】
【実施例】
次に、この発明に係る燃焼機器の制御装置を石油ファンヒータに適用した例を、図面に示された一実施例で説明する。
1は屋内に設置される石油ファンヒータ本体で、本体1内部にバーナ部2及びこの石油ファンヒータ1の作動を制御する制御装置3と、本体1背面開口部に対流ファン4と、本体1前面に温風吹出口5と、本体1前面側上部に操作部6とを備えているもので、バーナ部2での燃焼排気ガスを対流ファン4により温風吹出口5から室内に吹き出すことで暖房を行うものである。
【0022】
前記バーナ部2は、バーナヘッド7の下部に気化ヒータ8を有した気化器9を備えて構成され、気化ヒータ8によって加熱された気化器9内に電磁ポンプ10から石油が供給され、この気化ガスと燃焼ファン11からの燃焼用一次空気との予混合ガスを前記バーナヘッド7で燃焼させるようにして、ターンダウン比が広く静かな気化燃焼を行うものである。
【0023】
前記操作部6は、時刻や設定室温を表示する表示部12と、各操作スイッチがタクト式スイッチにより構成されるスイッチ部13とからなり、前記スイッチ部13は、運転の開始/停止を指令するための運転スイッチ14と、運転を所定時間延長するための延長スイッチ15と、設定時刻に暖房運転を開始させるためのタイマースイッチ16と、子供などがいたずらしても操作を受け付けないようにするチャイルドロックスイッチ17と、前記表示部12の表示内容を変更する表示切替スイッチ18と、運転停止中に気化ヒータ8が所定温度に保持されるように通電制御して気化器9を予熱する5秒着火スイッチ19と、設定温度下降と時刻の時間を設定する低/時スイッチ20と、運転時の最大燃焼量を小さくする小部屋スイッチ21と、設定温度上昇と時刻の分を設定する高/分スイッチ22とが設けられているものである。
【0024】
前記制御装置3は、図2に示すようにマイコン23を主体として構成されており、交流電源側には、対流ファンモータ駆動回路24を介して対流ファンモータ25を接続し、また、リレーX1を介して気化ヒータ8と、リレーX2を介してバーナ点火用のイグナイタ26とが接続されている。
【0025】
一方、電源トランスを介した低電圧側には、電源回路27を介してマイコン23が設けられており、このマイコン23は、燃焼モータ駆動回路28を介して燃焼ファンモータ29を制御し、また、電磁ポンプ駆動回路30を介して電磁ポンプ10を制御し、この電磁ポンプ駆動回路30と電源を共有してフレームロッド制御回路31を設け、バーナ部2での燃焼状態をフレームロッド32で監視している。
【0026】
また、前記マイコン23には室温を検知する室温センサ33と、気化器9の温度を検知する気化温度センサ34と、本体1内部の異常温度上昇で開成する安全サーモスタット35と、機器の揺れにより開成する対震自動消火装置36と、前記リレーX1、リレーX2を駆動するソレノイドX1、ソレノイドX2とが接続されている。
【0027】
そして、前記マイコン23には、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチ(SW1〜SW9)を前記操作部の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスが接続されており、更に詳しくはこのキーマトリクスのスイッチであるキースイッチ(SW1)は操作部6の運転スイッチ14と対応しており、キーマトリクスの他の各キースイッチ(SW2〜SW9)は、前記延長スイッチ15、タイマースイッチ16、チャイルドロックスイッチ17、表示切替スイッチ18、5秒着火スイッチ19、低/時スイッチ20、小部屋スイッチ21、高/分スイッチ22等のその他の各操作スイッチに対応しているものである。
【0028】
さらに、マイコン23には複数の操作スイッチの入力を判別する入力判別手段37が設けられており、詳しくは、各キースイッチ(SW1〜SW9)はマイコン23の出力ポート(P1A〜P1D)と入力ポート(P2A〜P2C)にマトリクス状に接続されており、図3(a)に示すように、出力ポート(P1A〜P1D)からは、各ポート毎にタイミングをずらして(2464 μs)、所定時間(12.32ms)毎にH電圧が出力されて、いずれかのキースイッチ(SW1〜SW6)が閉成されると、そのスイッチに対応する出力ポートのL出力タイミングと同期して対応する入力ポートがH入力となり、閉成されたスイッチが判別特定されるものである。
【0029】
つまり、マイコン23は、出力ポートP1AからH電圧が出力されている時に、スイッチ部13の操作スイッチが操作されたかをスキャンするスイッチスキャン1を行い、次に出力ポートP1BからH電圧が出力されている時に、スイッチ部13の操作スイッチが操作されたかをスキャンするスイッチスキャン2を行い、次に出力ポートP1CからH電圧が出力されている時に同様にスイッチスキャン3を行い、次に出力ポートP1DからH電圧が出力されている時に同様にスイッチスキャン4を行うというようにスイッチスキャンを行うもので、前記スイッチスキャン1からスイッチスキャン4からなるスイッチスキャンを繰り返して行うものである。
【0030】
又マイコン23の入力判別手段37には、予め各スイッチスキャン時にどの入力ポートがH入力となった時に、どの操作スイッチが操作されたか判断できるようにデータが設定されており、例えば図3(a)の場合では、予め入力判別手段37に、スイッチスキャン1で入力ポートP2AがH入力となった時、運転スイッチ14(キーマトリクスのキースイッチSW1)が操作されたと判断するように設定されているので、運転停止状態であれば運転を開始し、運転中であれば運転を停止するものであり、図3(b)の場合では、予め入力判別手段37に、スイッチスキャン2で入力ポートP2AがH入力となった時、延長スイッチ15(キーマトリクスのキースイッチSW2)が操作されたと判断するように設定されているので、運転を所定時間、例えば3時間延長するものである。
【0031】
したがって1回のスイッチスキャン中に複数の入力ポートがH入力となった時は、複数の操作スイッチが操作されたと判断することができるので、1回のスイッチスキャンで判断される操作スイッチを、機能や安全上、同時に行っても問題がない操作スイッチの組み合わせにすれば、そのスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時押しされても、それを判別して同時押しされた操作スイッチの動作・制御を行うようにできるものであり、例えば図3(c)の場合では、予め入力判別手段37に、スイッチスキャン2で入力ポートP2AがH入力となった時、延長スイッチ15(キーマトリクスのキースイッチSW2)が操作されたと判断し、同じくスイッチスキャン2で入力ポートP2BがH入力となった時、タイマースイッチ16(キーマトリクスのキースイッチSW3)が操作されたと判断するように設定されているので、運転を所定時間、例えば3時間延長すると同時に設定時刻に暖房運転を開始させるものである。
【0032】
又そのスイッチスキャンで判断される操作スイッチと、他のスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時押しされた場合、他のスイッチスキャンで判断される操作スイッチはその時のスイッチスキャンではスキャンされないので、そのスイッチスキャンで判断される操作スイッチだけが判別されて、それにしたがった動作・制御を行うようにできるものであり、例えば図3(d)の場合では、予め入力判別手段37に、スイッチスキャン2で入力ポートP2AがH入力となった時、延長スイッチ15(キーマトリクスのキースイッチSW2)が操作されたと判断し、スイッチスキャン3で入力ポートP2BがH入力となった時、表示切替スイッチ18(キーマトリクスのキースイッチSW5)が操作されたと判断するように設定されているので、スイッチスキャン2では表示切替スイッチ18(キーマトリクスのキースイッチSW5)の操作は判別されず、したがって延長スイッチ15操作により運転を所定時間、例えば3時間延長するものである。
【0033】
又逆に操作スイッチの同時押しはあくまでも誤操作であり受け付けないものとしたり、操作スイッチが同時押しされたと判別された時は、ノイズが誤信号としていずれかの入力ポートに入力された可能性があり受け付けないものとすれば、そのスイッチスキャンで判断される操作スイッチが複数同時押しされたと判別した時、その操作を受け付けずに表示部12に操作エラーを表示したり、ブザー音などを発生させて誤操作であることを操作者に知らせるようにして、再度操作し直すようにしてもよいものである。
【0034】
特に安全上、誤操作やノイズによる誤信号により誤動作することが絶対許されない操作スイッチ、例えば運転の開始・停止を行う運転スイッチ14などは、1回のスイッチスキャンで操作されたと判断する操作スイッチをその運転スイッチ14のみにして、そのスイッチスキャンで運転スイッチ14に該当する入力ポートを含めて複数の入力ポートがH入力となった時、同時押しによる誤操作又はノイズによる誤信号であって不正な信号であると判断するもので、それにより運転停止状態であれば、運転スイッチ14の操作を判断するスイッチスキャンで、運転スイッチ14に該当する入力ポートのみがH入力となった時だけ運転を開始し、運転中であれば、運転スイッチ14の操作を判断するスイッチスキャンで、複数の入力ポートがH入力となってもその中に運転スイッチ14に該当する入力ポートがH入力となっていれば、安全を優先して運転を停止するものでる。
【0035】
これは運転停止状態よりも運転状態の方が危険である、言い換えれば運転状態よりも運転運転停止状態の方が安全であるという思想により、運転停止状態から運転を開始する場合は、正当な運転スイッチ14の操作であり且つノイズによる誤信号ではない時に、運転スイッチ14が操作されたと判断し、運転状態から運転を停止する場合は、停止している方が安全なので、たとえ誤操作やノイズによる誤信号であっても、運転スイッチ14に該当する入力ポートがH入力となっていれば、運転を停止するものである。
【0036】
これにより本発明では、運転スイッチ14を含め全ての操作スイッチが操作信号が瞬間的な信号となるタクト式スイッチにより構成されていても、制御装置3に入力される信号が正規の信号か誤操作又はノイズによる信号か判別することを、正規の信号かノイズによる信号か識別するフィルタ回路や、信号の長さを検知する回路を設けずに判別できるものである。
【0037】
それにより制御装置3に入力される信号が正規の信号かノイズによる信号か識別するフィルタ回路や、信号の長さを検知する回路を不要とする分コストダウンできると共に、前記回路で信号を処理する時間が不要な分操作信号の処理速度を早くすることができ、操作スイッチの操作に対する応答性を速くすることができるものである。
【0038】
又設定によっては1回のスイッチスキャンで判断される操作スイッチを、機能や安全上、同時に行っても問題がない操作スイッチの組み合わせにすれば、そのスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時押しされても、それを判別して同時押しされた操作スイッチの動作・制御を行うようにでき、設定によっては操作スイッチのを同時押しを判別して、操作性を優先させることもできるものである。
【0039】
次に、図面に示すフローチャートを用いて本発明一実施例の作動を説明する。
図4は複数の入力ポートがH入力となった時、それは誤操作による操作スイッチの同時押し、又はノイズが誤信号としていずれかの入力ポートに入力されたもので、操作スイッチが操作されたとして受け付けないものとし、特に運転スイッチ14をスキャンするスイッチスキャンで、運転スイッチ14に該当する入力ポートを含めて複数の入力ポートがH入力となった時、運転停止状態であればそのまま運転停止状態とし、運転中であれば運転を停止するものである。
【0040】
まず、操作スイッチのスイッチスキャンで、最初のスイッチスキャンを行い(S1)、その時入力ポートにH入力があるかチェックし(S2)、その時入力ポートにH入力がなければ、後述する(S5)へ進み、又その時入力ポートにH入力があれば、次にその入力ポートのH入力が1つであるかチェックし(S3)、入力ポートのH入力が1つであれば、正しい操作による正常なH入力であると判断して、そのH入力になった入力ポートに対応する操作スイッチの作動を実施するものである。(S4)
【0041】
そして(S4)で、H入力になった入力ポートに対応する操作スイッチの作動を実施した後、最後のスイッチスキャンを行ったかチェックし(S5)、最後のスイッチスキャンまで行っていれば、(S1)へ戻って再び最初のスイッチスキャンを行い、(S5)で最後のスイッチスキャンまで行っていなければ、次のスイッチスキャンを行って(S6)、(S2)へ戻るものである。
【0042】
又(S3)で、その時入力ポートにH入力が複数あれば、それは誤操作による操作スイッチの同時押し、又はノイズが誤信号としていずれかの入力ポートに入力されたものと判断して、操作エラーを所定時間表示し(S7)、次にその時のスイッチスキャンが、運転スイッチ14をスキャンするスイッチスキャンであるかチェックし(S8)、その時運転スイッチ14をスキャンするスイッチスキャンでなければ(S5)へ進み、又その時運転スイッチ14をスキャンするスイッチスキャンであれば、次にH入力になった複数の入力ポートの中に、運転スイッチ14に対応した入力ポートが含まれるかチェックする。(S9)
【0043】
そして(S9)で、H入力になった複数の入力ポートの中に、運転スイッチ14に対応した入力ポートが含まれていなければ(S5)へ進み、又H入力になった複数の入力ポートの中に、運転スイッチ14に対応した入力ポートが含まれていれば、安全を優先して運転停止状態であればそのまま運転停止状態とし、運転中であれば運転を停止して(S10)、(S1)へ戻るものである。
【0044】
次に、その他の実施例として、図5は1回のスイッチスキャンで判断される操作スイッチを、機能や安全上、同時に行っても問題がない操作スイッチの組み合わせにすると共に、その1回のスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時押ししても、それを判別して同時押しされた操作スイッチの動作・制御を行うようにできるものの、運転スイッチ14をスキャンするスイッチスキャンでは、運転スイッチ14に該当する入力ポートを含めて複数の入力ポートがH入力となった時、安全を優先して運転停止状態であればそのまま運転停止状態とし、運転中であれば運転を停止するものである。
【0045】
まず、操作スイッチのスイッチスキャンで、最初のスイッチスキャンを行い(S11)、その時入力ポートにH入力があるかチェックし(S12)、その時入力ポートにH入力がなければ、後述する(S16)へ進み、又その時入力ポートにH入力があれば、次にその時のスイッチスキャンが、運転スイッチ14をスキャンするスイッチスキャンであるかチェックするものである。(S13)
【0046】
そして(S13)で、その時運転スイッチ14をスキャンするスイッチスキャンでなければ、後述する(S15)へ進み、又その時運転スイッチ14をスキャンするスイッチスキャンであれば、次に入力ポートのH入力が1つであるかチェックし(S14)、その時入力ポートのH入力が1つであれば、運転スイッチ14について正しい操作による正常なH入力であると判断して、次にそのH入力になった入力ポートに対応する操作スイッチの作動を実施するものである。(S15)
【0047】
そして(S15)で、H入力になった入力ポートに対応する操作スイッチの作動を実施した後、次に最後のスイッチスキャンを行ったかチェックし(S16)、最後のスイッチスキャンまで行っていれば、(S11)へ戻って再び最初のスイッチスキャンを行い、(S16)で最後のスイッチスキャンまで行っていなければ、次のスイッチスキャンを行って(S17)、(S12)へ戻るものである。
【0048】
又(S14)で、その時入力ポートのH入力が複数であれば、次にH入力になった複数の入力ポートの中に、運転スイッチ14に対応した入力ポートが含まれるかチェックし(S18)、その時H入力になった複数の入力ポートの中に、運転スイッチ14に対応した入力ポートが含まれていなければ(S15)へ進むものである。
【0049】
又運転スイッチ14の操作については、安全を優先して操作スイッチの同時押しを認めず、あくまで運転スイッチ14のみの操作により、入力ポートのH入力が運転スイッチ14に対応した入力ポート1つの時しか運転スイッチ14の操作を受け付けないようにしたので、(S18)でその時H入力になった複数の入力ポートの中に、運転スイッチ14に対応した入力ポートが含まれていれば、それは運転スイッチ14を含めた操作スイッチの誤操作による同時押し、又はノイズが誤信号としていずれかの入力ポートに入力されたものと判断して、操作エラーを所定時間表示し(S19)、次に安全を優先して運転停止状態であればそのまま運転停止状態とし、運転中であれば運転を停止して(S20)、(S11)へ戻るものである。
【0050】
このように本発明では、運転スイッチ14を含めた操作スイッチを操作信号が瞬間的な信号となるタクト式スイッチにより構成すると共に、マイコン23には前記各操作スイッチと対応したキーマトリクスが接続されて、各キーマトリクスのスイッチはマイコン23の複数の出力ポートと複数の入力ポートにマトリクス状に接続されており、この全操作スイッチの操作を複数回のスイッチスキャンにてスキャンする時、その複数回のスイッチスキャンの中の1回を運転の開始・停止を行う運転スイッチ14などのように、特に安全上、誤操作やノイズによる誤信号により誤動作することが許されない操作スイッチ1つのみスキャンするようにしたので、その1つのみスキャンする操作スイッチにより制御装置に入力される信号が、正規の信号か誤操作又はノイズによる信号か判別することを、正規の信号かノイズによる信号か識別するフィルタ回路や、信号の長さを検知する回路を設けずに判別できるものである。
【0051】
これにより、制御部に入力される信号が正規の信号かノイズによる信号か識別するフィルタ回路や、信号の長さを検知する回路を不要とする分コストダウンできると共に、前記回路で信号を処理する時間が不要な分操作信号の処理速度を早くすることができ、操作スイッチの操作に対する応答性を速くすることができるものである。
【0052】
又設定によっては1回のスイッチスキャンで判断される操作スイッチを、機能や安全上、同時に行っても問題がない操作スイッチの組み合わせにすれば、そのスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時押しされても、それを判別して同時押しされた操作スイッチの動作・制御を行うようにでき、設定によっては操作スイッチのを同時押しを判別して、操作性を優先させることもできるものである。
【0053】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の燃焼機器の制御装置によれば、運転スイッチを含む操作スイッチがタクト式スイッチからなるスイッチ部と、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチを前記スイッチ部の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスと、入力ポートに前記列ラインを接続すると共に出力ポートに前記行ラインを接続し、前記出力ポートから行ラインに出力してその時の列ラインの入力の有無により、操作スイッチの操作判別をするスイッチスキャンを、各行ライン毎に行う入力判別手段とを備え、前記入力判別手段の判別に基づいて燃焼機器の制御を行う燃焼機器の制御装置に於いて、前記スイッチスキャンは、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンと、1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンとからなり、前記1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時に実行しても問題がない操作スイッチの組み合わせにすると共に、前記1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを安全上誤動作することが絶対許されない操作スイッチとし、前記入力判別手段は、特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで、特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を含めて多数の列ラインから入力があった時、その時の特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を不正な信号と判別して実行しないものである。
【0054】
これにより、その1つのみスキャンする操作スイッチにより制御装置に入力される信号が、正規の信号か誤操作又はノイズによる信号か判別することを、正規の信号かノイズによる信号か識別するフィルタ回路や、信号の長さを検知する回路を設けずに判別できるので、制御部に入力される信号が正規の信号かノイズによる信号か識別するフィルタ回路や、信号の長さを検知する回路を不要とする分コストダウンできると共に、前記回路で信号を処理する時間が不要な分操作信号の処理速度を早くすることができ、操作スイッチの操作に対する応答性を速くすることができるものである。
【0055】
又前記構成による請求項2記載の燃焼機器の制御装置によれば、運転スイッチを含む操作スイッチがタクト式スイッチからなるスイッチ部と、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチを前記スイッチ部の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスと、入力ポートに前記列ラインを接続すると共に出力ポートに前記行ラインを接続し、前記出力ポートから行ラインに出力してその時の列ラインの入力の有無により操作スイッチの操作の判別をするスイッチスキャンを各行ライン毎に行う入力判別手段とを備え、前記入力判別手段の判別に基づいて燃焼機器の制御を行う燃焼機器の制御装置に於いて、前記スイッチスキャンは、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンと、1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンとからなり、前記1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを、同時に実行しても問題がない操作スイッチの組み合わせにすると共に、前記1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを安全上誤動作することが絶対許されない操作スイッチとし、前記入力判別手段は、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで多数の列ラインから入力があった時、その時の多数の列ラインからの入力を全て正規な信号と判別し、その正規な信号と判別した全ての操作スイッチの動作を同時に実行するものである。
【0056】
これにより、1回のスイッチスキャンで判断される操作スイッチを、機能や安全上、同時に行っても問題がない操作スイッチの組み合わせにした上で、そのスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時押しされても、それを判別して同時押しされた操作スイッチの動作・制御を行うようにでき、設定によっては操作スイッチの同時押しを判別して実行することで、操作性を優先させることができるものである。
【0057】
又前記構成による請求項3記載の燃焼機器の制御装置によれば、運転スイッチを含む操作スイッチがタクト式スイッチからなるスイッチ部と、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチを前記スイッチ部の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスと、入力ポートに前記列ラインを接続すると共に出力ポートに前記行ラインを接続し、前記出力ポートから行ラインに出力してその時の列ラインの入力の有無により操作スイッチの操作判別をするスイッチスキャンを各行ライン毎に行う入力判別手段とを備え、前記入力判別手段の判別に基づいて燃焼機器の制御を行う燃焼機器の制御装置に於いて、前記スイッチスキャンは、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンと、1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンとからなり、前記1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時に実行しても問題がない操作スイッチの組み合わせとし、前記1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを安全上誤動作することが絶対許されない操作スイッチとし、前記入力判別手段は、特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで、特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を含めて多数の列ラインから入力があった時、その時の特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を不正な信号と判別して実行しないと共に、前記入力判別手段は、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで多数の列ラインから入力があった時、その時の多数の列ラインからの入力を全て正規な信号と判別し、その正規な信号と判別した全ての操作スイッチの動作を同時に実行するものである。
【0058】
これにより、1つのみスキャンする操作スイッチにより制御装置に入力される信号が、正規の信号か誤操作又はノイズによる信号か判別することを、正規の信号かノイズによる信号か識別するフィルタ回路や、信号の長さを検知する回路を設けずに判別できるので、制御部に入力される信号が正規の信号かノイズによる信号か識別するフィルタ回路や、信号の長さを検知する回路を不要とする分コストダウンできると共に、前記回路で信号を処理する時間が不要な分操作信号の処理速度を早くすることができ、操作スイッチの操作に対する応答性を速くすることができ、更に1回のスイッチスキャンで判別される複数の操作スイッチを、機能や安全上、同時に行っても問題がない操作スイッチの組み合わせにした上で、そのスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時押しされても、それを判別して同時押しされた操作スイッチの動作・制御を行うようにでき、設定によっては操作スイッチのを同時押しを判別して実行することで、操作性を優先させることができるものである。
【0059】
又前記構成による請求項4記載の燃焼機器の制御装置によれば、運転スイッチを含む操作スイッチがタクト式スイッチからなるスイッチ部と、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチを前記スイッチ部の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスと、入力ポートに前記列ラインを接続すると共に出力ポートに前記行ラインを接続し、前記出力ポートから行ラインに出力してその時の列ラインの入力の有無により操作スイッチの操作判別をするスイッチスキャンを各行ライン毎に行う入力判別手段とを備え、前記入力判別手段の判別に基づいて燃焼機器の制御を行う燃焼機器の制御装置に於いて、前記スイッチスキャンは、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンと、1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンとからなり、前記1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時に実行しても問題がない操作スイッチの組み合わせとし、前記1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを安全上誤動作することが絶対許されない運転スイッチとし、前記入力判別手段は、特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで、特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を含めて多数の列ラインから入力があった時、その時の特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を不正な信号と判別して実行しないと共に、運転停止状態ではそのまま運転停止状態とし、運転状態では運転停止状態にするものである。
【0060】
これにより、特に安全上、誤操作やノイズによる誤信号により誤動作することが絶対許されない操作スイッチである運転スイッチの操作の判別は、運転停止状態であれば、運転スイッチの操作を判断するスイッチスキャンで、運転スイッチに該当する入力ポートのみが入力となった時だけ燃焼機器の運転を開始し、運転中であれば、運転スイッチの操作を判断するスイッチスキャンで、複数の入力ポートが入力されていても、その中に運転スイッチに該当する入力ポートが入力となっていれば、燃焼機器の運転を停止するものであり、それにより操作スイッチの同時押しによる誤操作又はノイズによる誤信号があっても、燃焼機器の開始及び停止を安全に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態を付した燃焼機器の制御装置を適用した石油ファンヒータの断面図。
【図2】同回路図。
【図3】同スイッチスキャンを示すタイムチャート図。
【図4】同フローチャート図。
【図5】同その他の実施例のフローチャート図。
【図6】従来例の石油ファンヒータの外観図。
【符号の説明】
3 制御装置
13 スイッチ部
6 操作部
14 運転スイッチ
37 入力判別手段

Claims (4)

  1. 運転スイッチを含む操作スイッチがタクト式スイッチからなるスイッチ部と、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチを前記スイッチ部の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスと、入力ポートに前記列ラインを接続すると共に出力ポートに前記行ラインを接続し、前記出力ポートから行ラインに出力してその時の列ラインの入力の有無により操作スイッチの操作判別をするスイッチスキャンを各行ライン毎に行う入力判別手段とを備え、前記入力判別手段の判別に基づいて燃焼機器の制御を行う燃焼機器の制御装置に於いて、前記スイッチスキャンは、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンと、1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンとからなり、前記1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時に実行しても問題がない操作スイッチの組み合わせにすると共に、前記1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを安全上誤動作することが絶対許されない操作スイッチとし、前記入力判別手段は、特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで、特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を含めて多数の列ラインから入力があった時、その時の特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を不正な信号と判別して実行しないことを特徴とする燃焼機器の制御装置。
  2. 運転スイッチを含む操作スイッチがタクト式スイッチからなるスイッチ部と、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチを前記スイッチ部の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスと、入力ポートに前記列ラインを接続すると共に出力ポートに前記行ラインを接続し、前記出力ポートから行ラインに出力してその時の列ラインの入力の有無により操作スイッチの操作の判別をするスイッチスキャンを各行ライン毎に行う入力判別手段とを備え、前記入力判別手段の判別に基づいて燃焼機器の制御を行う燃焼機器の制御装置に於いて、前記スイッチスキャンは、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンと、1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンとからなり、前記1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを、同時に実行しても問題がない操作スイッチの組み合わせにすると共に、前記1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを安全上誤動作することが絶対許されない操作スイッチとし、前記入力判別手段は、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで多数の列ラインから入力があった時、その時の多数の列ラインからの入力を全て正規な信号と判別し、その正規な信号と判別した全ての操作スイッチの動作を同時に実行することを特徴とする燃焼機器の制御装置。
  3. 運転スイッチを含む操作スイッチがタクト式スイッチからなるスイッチ部と、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチを前記スイッチ部の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスと、入力ポートに前記列ラインを接続すると共に出力ポートに前記行ラインを接続し、前記出力ポートから行ラインに出力してその時の列ラインの入力の有無により操作スイッチの操作判別をするスイッチスキャンを各行ライン毎に行う入力判別手段とを備え、前記入力判別手段の判別に基づいて燃焼機器の制御を行う燃焼機器の制御装置に於いて、前記スイッチスキャンは、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンと、1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンとからなり、前記1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時に実行しても問題がない操作スイッチの組み合わせとし、前記1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを安全上誤動作することが絶対許されない操作スイッチとし、前記入力判別手段は、特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで、特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を含めて多数の列ラインから入力があった時、その時の特定の操作スイッチに 対応する列ラインの入力を不正な信号と判別して実行しないと共に、前記入力判別手段は、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで多数の列ラインから入力があった時、その時の多数の列ラインからの入力を全て正規な信号と判別し、その正規な信号と判別した全ての操作スイッチの動作を同時に実行することを特徴とする燃焼機器の制御装置。
  4. 運転スイッチを含む操作スイッチがタクト式スイッチからなるスイッチ部と、マトリックス状に配列された複数の行ライン及び列ラインを夫々相互に導通させる複数のキースイッチを前記スイッチ部の各操作スイッチに対応させたキーマトリックスと、入力ポートに前記列ラインを接続すると共に出力ポートに前記行ラインを接続し、前記出力ポートから行ラインに出力してその時の列ラインの入力の有無により操作スイッチの操作判別をするスイッチスキャンを各行ライン毎に行う入力判別手段とを備え、前記入力判別手段の判別に基づいて燃焼機器の制御を行う燃焼機器の制御装置に於いて、前記スイッチスキャンは、1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンと、1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンとからなり、前記1回で複数の操作スイッチの操作有無を判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを同時に実行しても問題がない操作スイッチの組み合わせとし、前記1回で特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで判断される操作スイッチを安全上誤動作することが絶対許されない運転スイッチとし、前記入力判別手段は、特定の操作スイッチの操作有無のみ判別するスイッチスキャンで、特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を含めて多数の列ラインから入力があった時、その時の特定の操作スイッチに対応する列ラインの入力を不正な信号と判別して実行しないと共に、運転停止状態ではそのまま運転停止状態とし、運転状態では運転停止状態にすることを特徴とする燃焼機器の制御装置。
JP2002027513A 2002-02-05 2002-02-05 燃焼機器の制御装置 Expired - Fee Related JP3923813B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002027513A JP3923813B2 (ja) 2002-02-05 2002-02-05 燃焼機器の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002027513A JP3923813B2 (ja) 2002-02-05 2002-02-05 燃焼機器の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003227611A JP2003227611A (ja) 2003-08-15
JP3923813B2 true JP3923813B2 (ja) 2007-06-06

Family

ID=27748997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002027513A Expired - Fee Related JP3923813B2 (ja) 2002-02-05 2002-02-05 燃焼機器の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3923813B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003227611A (ja) 2003-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1159906A (en) Heating apparatus safety device using voice synthesizer
NO319047B1 (no) Ovn for fast brensel
US6930290B2 (en) Heating cooker for commercial use
EP0329587A1 (en) Gas furnace control system
JP3923813B2 (ja) 燃焼機器の制御装置
JP4542725B2 (ja) 加熱調理機器の操作パネル
JP2675518B2 (ja) 加熱機器の安全装置
JP2576264B2 (ja) 給湯機器の制御装置
KR100199140B1 (ko) 다기능 전자렌지의 조리실 온도에 따른 제어방법
KR100278080B1 (ko) 취반기능을 겸비한 곤로
JPH09203561A (ja) 温風暖房器
JP2970233B2 (ja) 室内開放型燃焼機器の安全装置
JP4321458B2 (ja) 温風暖房機
JP2600848B2 (ja) 風呂釜の燃焼制御装置
JPH05240447A (ja) 電子レンジ
JPS622215B2 (ja)
JP3063452B2 (ja) 温風暖房機の安全装置
JPH0225082Y2 (ja)
JPS63156916A (ja) 燃焼器具
JPH05312321A (ja) 温風暖房機の制御装置
JP2981491B2 (ja) ガスこんろ
JP2597811Y2 (ja) 給湯器の異常表示装置
JP2001304546A (ja) 燃焼機器の制御装置
JPH08366U (ja) 燃焼器具
KR20040011708A (ko) 자동화 버너의 오사용 방지 장치 및 그 제어 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061017

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3923813

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140302

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees