JPH08366U - 燃焼器具 - Google Patents

燃焼器具

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JPH08366U
JPH08366U JP1835891U JP1835891U JPH08366U JP H08366 U JPH08366 U JP H08366U JP 1835891 U JP1835891 U JP 1835891U JP 1835891 U JP1835891 U JP 1835891U JP H08366 U JPH08366 U JP H08366U
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JP
Japan
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switch
sound
limit switch
operation switch
combustion
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Application number
JP1835891U
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English (en)
Inventor
久郎 原
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Dainichi Co Ltd
Original Assignee
Dainichi Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08366U publication Critical patent/JPH08366U/ja
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 運転操作時に、運転スイッチが制限状態にあ
ることを知らせる特異な音を出力することにより、器具
の故障と誤解されることを防止する。 [構成] 制御盤8のマイコン9には、警報音を出力す
る主出力手段17と共に、副出力手段18が構成されて
いる。この副出力手段18は、幼児の誤使用を防止する
制限スイッチ15が入で運転スイッチ13が操作された
ときに、警報出力手段11より警報音とは明らかに異な
る音を出力させる。よって、制限スイッチ15が入であ
ることが判るので、器具の故障と誤解されることがなく
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、幼児の誤使用を防止する制限スイッチを備えた燃焼器具の改良に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の燃焼器具を、図4の石油ファンヒータにより説明する。図にお いて、1は前面に吹出口2、背面に図示しない温風ファンが配設した筺体である 。筺体1の内部には、バーナ3、気化器4、送油ポンプ5、油受6等からなる燃 焼部7が構成されている。また8は機器の運転を制御する制御盤で、該制御盤8 に設けられたマイコン9には、過熱防止サーモ10等の安全装置作動時に、図3 のような警報音を出力する警報出力装置11が接続している。12は器具の運転 を操作する操作部で、ここには運転スイッチ13、バーナ3の燃焼をさらに3時 間延長させる燃焼延長スイッチ14、幼児のイタズラ等による運転を防止するス ライド式の制限スイッチ15、室温や設定温度を表示する表示器16等が設けら れている。
【0003】 前記した構成において、運転スイッチ13を押すと気化器4が予熱される。予 熱完了、即ち気化器4の温度が上昇して燃油を気化させるに十分な温度に達する と、送油ポンプ5が始動し、気化器4に圧送された燃油は漸次気化ガスとなって 噴出する。よってバーナ3が燃焼を開始し、燃焼熱は温風ファンからの送風と混 合し、温風となって吹出口2より室内に排出される。
【0004】 燃焼延長スイッチ14を適宜操作することにより燃焼が延長し、燃焼中に運転 スイッチ13を押すことによりバーナ3は消火する。なお消火は、制限スイッチ 15の入切に拘らず動作可能である。そして消火中に制限スイッチ15を入にす ると、切になるまで運転スイッチ13よりの信号がキャンセルされる。よって、 これ以後に幼児等が誤って運転スイッチ13を操作しても消火が継続する。而し て、この状態から器具を再運転させるには、制限スイッチ15を切にしてから運 転スイッチ13を押すこととなる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記したように制限スイッチ15を設けておけば、幼児等の誤使用 を防止できて燃焼器具の使用安全性が高まるのであるが、該スイッチ15を入に したことを忘れて、あるいは他の人が運転スイッチ13を操作したときに全く運 転を開始しないので、器具の故障と誤解され易い欠点があった。また、この欠点 を有効に解消する方法として、操作部12に制限スイッチ15が入であることを 知らせるランプを設ける等が考えられる。しかし乍ら、ランプ付加に経費がかか り、さらに消火中はいつもランプが点灯することに伴って、表示が相当に紛らわ しいものとなる。 この考案は、前記した課題を解決できる燃焼器具を提供することを目的とした ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために本考案は、前記制御盤は、制限スイッチが入で 運転スイッチが操作されたときに、警報出力装置より通常と異なる音を出力せし める手段を有する構成としたものである。
【0007】
【作用】
係る構成とすれば、通常と異なる音が既存の警報出力装置を兼用して出力され 、これにより運転スイッチが制限状態にあると容易に判ることから、器具の故障 と誤解されることがない。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を添付図により説明する。なお、図4で述べたもの と同一な部材に関しては、同一番号を付している。図1は本考案の燃焼器具に関 する要部の回路図で、制御盤8上のマイコン9には、過熱防止サーモ10等の安 全装置作動時に、前掲の図3のような警報音を出力する主出力手段17の他に、 副出力手段18が構成されている。この副制御手段18は、制限スイッチ15が 入になると動作し、係る動作中に運転スイッチ13が操作された場合は、図2に 示すような特異な音を、前記警報出力装置11を兼用して出力させるものである 。なお該音は、可能な限り警報音と類似しないように設定することが望ましい。
【0009】 前記した構成において、バーナ3は、制限スイッチ15の入切とは無関係に、 燃焼延長スイッチ14の操作に応じて燃焼が継続し、燃焼途中に運転スイッチ1 3が押されたときに消火する。そして燃焼中あるいは消火後に制限スイッチ15 を入にすると、これと同時に副制御手段18が動作するので、既述した如く運転 スイッチ13を押しても運転に入らない状態となる。
【0010】 副制御手段18の動作中に運転スイッチ13を操作すると、安全装置の作動時 とは明らかに異なる音が警報出力装置11より出力される。よって、例えば制限 スイッチ15が入であることを忘れていても、発音原因が容易に特定できるので 、制限スイッチ15を入から切へ変更して速やかに運転を開始できるのである。
【0011】
【考案の効果】
以上に説明したとおり本考案の燃焼器具は、制御盤は、制限スイッチが入で運 転スイッチが操作されたときに、警報出力装置より通常と異なる音を出力せしめ る手段を有している。そのため、運転スイッチが制限状態にあることを忘れてい る等の場合に際し、器具の故障と誤解してしまう不具合を有効に防止できる効果 を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の燃焼器具に関する要部の回路図
である。
【図2】本考案実施例の燃焼器具が出力する音を説明す
る図である。
【図3】安全装置の作動時に出力される警報音の例を説
明する図である。
【図4】石油ファンヒータの構造図である。
【符号の説明】
7 燃焼部 11 警報出力装置 13 運転スイッチ 15 制限スイッチ 18 副出力手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼部と、操作部に設けられた運転スイッ
    チおよび該運転スイッチの機能を制限する制限スイッチ
    と、制御盤と、該制御盤に設けられた警報出力装置とを
    備えたものにおいて、前記制御盤は、制限スイッチが入
    で運転スイッチが操作されたときに、警報出力装置より
    通常と異なる音を出力せしめる手段を有することを特徴
    とする燃焼器具。
JP1835891U 1991-03-01 1991-03-01 燃焼器具 Pending JPH08366U (ja)

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JP1835891U JPH08366U (ja) 1991-03-01 1991-03-01 燃焼器具

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JPH08366U true JPH08366U (ja) 1996-02-20

Family

ID=11969473

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JP1835891U Pending JPH08366U (ja) 1991-03-01 1991-03-01 燃焼器具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005095577A (ja) * 2003-08-21 2005-04-14 Terumo Corp 輸液装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005095577A (ja) * 2003-08-21 2005-04-14 Terumo Corp 輸液装置
JP4638694B2 (ja) * 2003-08-21 2011-02-23 テルモ株式会社 輸液装置

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