JP2600848B2 - 風呂釜の燃焼制御装置 - Google Patents
風呂釜の燃焼制御装置Info
- Publication number
- JP2600848B2 JP2600848B2 JP24133588A JP24133588A JP2600848B2 JP 2600848 B2 JP2600848 B2 JP 2600848B2 JP 24133588 A JP24133588 A JP 24133588A JP 24133588 A JP24133588 A JP 24133588A JP 2600848 B2 JP2600848 B2 JP 2600848B2
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- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- boiling
- bath kettle
- combustion
- combustion control
- Prior art date
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Control For Baths (AREA)
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭の風呂釜の燃焼制御装置に関する
ものである。
ものである。
従来の技術 第５図と第６図に風呂釜の燃焼制御装置の従来例を示
す。
す。
第５図において、24は風呂釜の湯温を検出するための
温度センサ、25は沸き上げ操作スイッチなどのスイッチ
入力の判定を行うスイッチ入力判定手段である。27は、
沸き上げ温度の設定を行う沸き上げ温度設定手段であ
る。26は、前記温度センサ24と沸き上げ温度設定手段27
とのそれぞれの温度を比較し、設定温度以上か未満かを
判定する設定温度比較手段である。28は、前記設定温度
比較手段26により、設定温度未満を判定された場合に、
風呂釜を燃焼させる強制的燃焼手段である。
温度センサ、25は沸き上げ操作スイッチなどのスイッチ
入力の判定を行うスイッチ入力判定手段である。27は、
沸き上げ温度の設定を行う沸き上げ温度設定手段であ
る。26は、前記温度センサ24と沸き上げ温度設定手段27
とのそれぞれの温度を比較し、設定温度以上か未満かを
判定する設定温度比較手段である。28は、前記設定温度
比較手段26により、設定温度未満を判定された場合に、
風呂釜を燃焼させる強制的燃焼手段である。
第６図に基づき動作状態を説明する。温度センサ24の
検出温度がToである状態で、沸き上げ温度設定手段27の
設定温度をTs（Ts＜To）としたとする。前記状態で沸き
上げ運転を開始しようと操作スイッチを入力すると、先
ず、設定温度比較手段26により、温度センサ24の検出温
度Toと沸き上げ温度設定手段27の設定温度Tsの比較を行
う。
検出温度がToである状態で、沸き上げ温度設定手段27の
設定温度をTs（Ts＜To）としたとする。前記状態で沸き
上げ運転を開始しようと操作スイッチを入力すると、先
ず、設定温度比較手段26により、温度センサ24の検出温
度Toと沸き上げ温度設定手段27の設定温度Tsの比較を行
う。
しかし、ここで検出温度Toと設定温度Tsの関係が、To
＞Tsであるため、強制燃焼手段28へは状態が移らず、風
呂釜は停止状態を保持しつづける。従って、温度センサ
24の検出温度Ｔは時間to以降、徐々に温度低下していく
ことになる。
＞Tsであるため、強制燃焼手段28へは状態が移らず、風
呂釜は停止状態を保持しつづける。従って、温度センサ
24の検出温度Ｔは時間to以降、徐々に温度低下していく
ことになる。
発明が解決しようとする課題 しかし上記した従来の制御装置では、使用者が入浴中
浴槽内の湯温が低いと感じ、操作スイッチだけを入力し
て沸き上げ運転を行おうとしても設定温度よりも湯温が
高い場合は、風呂釜を燃焼することが不可能となり、設
定温度を高めに再設定し直す必要があった。
浴槽内の湯温が低いと感じ、操作スイッチだけを入力し
て沸き上げ運転を行おうとしても設定温度よりも湯温が
高い場合は、風呂釜を燃焼することが不可能となり、設
定温度を高めに再設定し直す必要があった。
本発明は、上記課題を解消するために、温度センサの
検出温度が設定温度以上であっても、操作スイッチだけ
を入力して沸き上げ運転を可能にする風呂釜の燃焼制御
を提供することを目的とする。
検出温度が設定温度以上であっても、操作スイッチだけ
を入力して沸き上げ運転を可能にする風呂釜の燃焼制御
を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の燃焼制御装置は、
温度センサによる検出温度に関係なく、操作スイッチだ
けを入力して沸き上げ運転が開始されると強制的に一定
時間風呂釜を燃焼させる強制燃焼手段を備えている。
温度センサによる検出温度に関係なく、操作スイッチだ
けを入力して沸き上げ運転が開始されると強制的に一定
時間風呂釜を燃焼させる強制燃焼手段を備えている。
作用 本発明は上記した構成により、使用者が入浴中、浴槽
内の湯温が低いと感じたとき、例え、湯温が設定温度よ
りも高い場合であっても、操作スイッチだけを入力して
沸き上げ運転を開始すれば強制的に一定時間風呂釜を燃
焼させることが可能となり、使い勝手も向上できる。
内の湯温が低いと感じたとき、例え、湯温が設定温度よ
りも高い場合であっても、操作スイッチだけを入力して
沸き上げ運転を開始すれば強制的に一定時間風呂釜を燃
焼させることが可能となり、使い勝手も向上できる。
実施例 第２図は本発明の一実施例を示す風呂釜の構成図で、
１は、熱交換器２と、バーナ３と、ガスを供給する元電
磁弁４、風呂側電磁弁５と、浴槽内の湯温を検出する温
度センサ６と、前記バーナ３と元電磁弁４と風呂側電磁
弁５と温度センサ６をそれぞれ信号処理する燃焼制御装
置７とを搭載している風呂釜である。８は前記風呂釜を
遠隔操作するための操作リモコンである。操作リモコン
８内には、沸き上げ運転スイッチ10、沸き上げ温度設定
用ボリューム９が内蔵されている。11は浴槽である。
１は、熱交換器２と、バーナ３と、ガスを供給する元電
磁弁４、風呂側電磁弁５と、浴槽内の湯温を検出する温
度センサ６と、前記バーナ３と元電磁弁４と風呂側電磁
弁５と温度センサ６をそれぞれ信号処理する燃焼制御装
置７とを搭載している風呂釜である。８は前記風呂釜を
遠隔操作するための操作リモコンである。操作リモコン
８内には、沸き上げ運転スイッチ10、沸き上げ温度設定
用ボリューム９が内蔵されている。11は浴槽である。
第１図は、本発明の燃焼制御装置のブロック図で、第
３図は本発明の燃焼制御装置によるタイムチャート、第
４図は本発明の燃焼制御装置の概略フローチャートであ
る。
３図は本発明の燃焼制御装置によるタイムチャート、第
４図は本発明の燃焼制御装置の概略フローチャートであ
る。
第１図において、12は浴槽の湯温を検出する温度セン
サ、13は前記温度センサ12の故障及び異常温度の検出を
行う異常温度検出手段,14は前記異常温度検出手段13で
検出した異常内容を外部に報知する異常表示手段であ
る。22は沸き上げ温度を設定する沸き上げ温度設定手段
であり、15は前記温度センサ12の検出温度と前記沸き上
げ温度設定手段22で設定した温度とを温度とを比較する
設定温度比較手段である。16は第２図内沸き上げ運転ス
イッチ10の「入」、「切」を判定するスイッチ入力判定
手段で、17は一定時間tBをカウントするタイマカウント
手段（Ｂ）18を有し、風呂釜を強制的に燃焼させる強制
燃焼手段である。19は前記強制燃焼手段17により風呂釜
の点火シーケンスを制御する燃焼制御手段である。20は
一定時間TAをカウントするタイマカウント手段（Ａ）21
を有し、前記設定温度比較手段15で設定温度以上を判定
後風呂釜の燃焼を停止させ、かつ、待機させる沸き上げ
停止手段である。23は前記沸き上げ停止手段20で一定時
間TAが経過した場合、沸き上りを外部に報知するための
沸き上げ報知手段である。
サ、13は前記温度センサ12の故障及び異常温度の検出を
行う異常温度検出手段,14は前記異常温度検出手段13で
検出した異常内容を外部に報知する異常表示手段であ
る。22は沸き上げ温度を設定する沸き上げ温度設定手段
であり、15は前記温度センサ12の検出温度と前記沸き上
げ温度設定手段22で設定した温度とを温度とを比較する
設定温度比較手段である。16は第２図内沸き上げ運転ス
イッチ10の「入」、「切」を判定するスイッチ入力判定
手段で、17は一定時間tBをカウントするタイマカウント
手段（Ｂ）18を有し、風呂釜を強制的に燃焼させる強制
燃焼手段である。19は前記強制燃焼手段17により風呂釜
の点火シーケンスを制御する燃焼制御手段である。20は
一定時間TAをカウントするタイマカウント手段（Ａ）21
を有し、前記設定温度比較手段15で設定温度以上を判定
後風呂釜の燃焼を停止させ、かつ、待機させる沸き上げ
停止手段である。23は前記沸き上げ停止手段20で一定時
間TAが経過した場合、沸き上りを外部に報知するための
沸き上げ報知手段である。
以下第３図（ｂ）、第４図を参考に動作を説明する。
第２図内沸き上げ運転スイッチ10がONされると、第１
図内スイッチ入力判定手段16により入力がON状態である
ことを判定すると、強制燃焼手段17及び燃焼制御手段19
により風呂釜の点火シーケンスが開始され燃焼が始ま
る。同時にタイマカウント手段（Ｂ）18では強制燃焼手
段17を一定時間動作させるための時間TBのタイマカウン
トが行われる。そのタイマカウントを終了した一定時間
TBが経過すると、強制燃焼を停止して前記沸き上げ運転
スイッチ10のON操作による強制運転のシーケンスを終了
する。
図内スイッチ入力判定手段16により入力がON状態である
ことを判定すると、強制燃焼手段17及び燃焼制御手段19
により風呂釜の点火シーケンスが開始され燃焼が始ま
る。同時にタイマカウント手段（Ｂ）18では強制燃焼手
段17を一定時間動作させるための時間TBのタイマカウン
トが行われる。そのタイマカウントを終了した一定時間
TBが経過すると、強制燃焼を停止して前記沸き上げ運転
スイッチ10のON操作による強制運転のシーケンスを終了
する。
上記した様に温度センサ12の沸き上げ運転スイッチ10
操作直後の検出温度とは無関係に風呂釜を強制的に燃焼
させる状態を第３図（ａ）、（ｂ）にタイムチャートと
して示す。第３図（ａ）は、温度センサ12の検出温度To
と沸き上げ温度設定手段22で設定した温度Tsとの関係
が、To＜Tsである場合の動作を示したタイムチャート
で、（ｂ）は前記検出温度Toと設定温度Tsの関係が、To
＞Tsである場合の動作を示したタイムチャートである。
第３図において時間t0からt1までが強制燃焼手段17が動
作するタイマカウント手段（Ｂ）18でカウントされる時
間tBであり、時間t1からt2までが沸き上げ停止手段10が
待機するタイマカウント手段（Ａ）21でカウントされる
時間tAである。
操作直後の検出温度とは無関係に風呂釜を強制的に燃焼
させる状態を第３図（ａ）、（ｂ）にタイムチャートと
して示す。第３図（ａ）は、温度センサ12の検出温度To
と沸き上げ温度設定手段22で設定した温度Tsとの関係
が、To＜Tsである場合の動作を示したタイムチャート
で、（ｂ）は前記検出温度Toと設定温度Tsの関係が、To
＞Tsである場合の動作を示したタイムチャートである。
第３図において時間t0からt1までが強制燃焼手段17が動
作するタイマカウント手段（Ｂ）18でカウントされる時
間tBであり、時間t1からt2までが沸き上げ停止手段10が
待機するタイマカウント手段（Ａ）21でカウントされる
時間tAである。
また、第３図（ｂ）の条件で沸き上げスイッチ10をON
して風呂釜１を燃焼させる場合、強制燃焼中の沸きすぎ
を防ぐため、温度センサ12の検出温度が異常温度を異常
温度検出手段13が検出すると、異常表示手段14により外
部に温度の異常を報知し、かつ、風呂釜１の燃焼を停止
させるという安全装置も兼ね備えている。
して風呂釜１を燃焼させる場合、強制燃焼中の沸きすぎ
を防ぐため、温度センサ12の検出温度が異常温度を異常
温度検出手段13が検出すると、異常表示手段14により外
部に温度の異常を報知し、かつ、風呂釜１の燃焼を停止
させるという安全装置も兼ね備えている。
発明の効果 以上のように、風呂釜の沸き上げ運転の制御手段とし
て、温度センサの初期検出温度が沸き上げ設定温度以上
である場合も、沸き上げスイッチの操作により風呂釜を
燃焼することが可能になる。
て、温度センサの初期検出温度が沸き上げ設定温度以上
である場合も、沸き上げスイッチの操作により風呂釜を
燃焼することが可能になる。
従って、使用者例えば、入浴中浴槽の湯温がぬるいと
感じ湯温を高くしたいと思った場合、沸き上げ設定温度
を高く変更する操作を行わなくても、沸き上げスイッチ
ON操作により風呂釜を強制燃焼することができ、使い勝
手を向上することができる。
感じ湯温を高くしたいと思った場合、沸き上げ設定温度
を高く変更する操作を行わなくても、沸き上げスイッチ
ON操作により風呂釜を強制燃焼することができ、使い勝
手を向上することができる。
また、設定温度以上で燃焼した場合や、燃焼中に設定
温度以上になった場合は、一定時間で燃焼を停止するの
で沸きすぎることはなく安全性も向上できる。
温度以上になった場合は、一定時間で燃焼を停止するの
で沸きすぎることはなく安全性も向上できる。
第１図は本発明の燃焼制御装置のブロック図、第２図は
本発明の一実施例を搭載した風呂釜の構成図、第３図は
同沸き上げ運転時の温度２時間の関係を表わすタイムチ
ャート、第４図は本発明の燃焼制御装置の概略フローチ
ャートである。 第５図は従来の燃焼制御装置のブロック図、第６図は前
記第５図による温度と時間の関係を表わすタイムチャー
トである。 12……温度センサ、15……設定温度比較手段、16……ス
イッチ入力判定手段、17……強制燃焼手段、18……タイ
マカウント手段（Ｂ）、19……燃焼制御手段、20……沸
き上げ停止手段、21……タイマカウント手段（Ａ）、22
……沸き上げ温度設定手段。
本発明の一実施例を搭載した風呂釜の構成図、第３図は
同沸き上げ運転時の温度２時間の関係を表わすタイムチ
ャート、第４図は本発明の燃焼制御装置の概略フローチ
ャートである。 第５図は従来の燃焼制御装置のブロック図、第６図は前
記第５図による温度と時間の関係を表わすタイムチャー
トである。 12……温度センサ、15……設定温度比較手段、16……ス
イッチ入力判定手段、17……強制燃焼手段、18……タイ
マカウント手段（Ｂ）、19……燃焼制御手段、20……沸
き上げ停止手段、21……タイマカウント手段（Ａ）、22
……沸き上げ温度設定手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 昭親 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−245044（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−17657（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−51140（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】風呂釜の運転を操作するための操作スイッ
チの入力を判定するスイッチ入力判定手段と、浴槽の沸
き上げ温度を検出する温度センサと、沸き上げ温度の設
定を行う沸き上げ温度設定手段と、前記温度センサと沸
き上げ温度設定手段との温度を比較判定する設定温度比
較手段と、前記スイッチ入力判定手段により風呂釜を強
制的に一定時間燃焼させる強制燃焼手段と、前記強制燃
焼手段により風呂釜の点火シーケンスの制御を行う燃焼
制御手段と、前記設定温度比較手段により設定温度以上
を検出すると沸き上げ運転を停止させる沸き上げ停止手
段とを有し、温度センサの温度が設定温度以上であって
も、必ず強制的に一定時間風呂釜を燃焼させることを特
徴とする風呂釜の燃焼制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24133588A JP2600848B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 風呂釜の燃焼制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24133588A JP2600848B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 風呂釜の燃焼制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0289954A JPH0289954A (ja) | 1990-03-29 |
| JP2600848B2 true JP2600848B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=17072770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24133588A Expired - Lifetime JP2600848B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 風呂釜の燃焼制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2600848B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6017657A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 風呂釜の燃焼制御装置 |
| JPH0531481Y2 (ja) * | 1986-06-03 | 1993-08-12 | ||
| JPS63213720A (ja) * | 1987-03-02 | 1988-09-06 | Noritsu Co Ltd | 給湯器の安全装置 |
-
1988
- 1988-09-27 JP JP24133588A patent/JP2600848B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0289954A (ja) | 1990-03-29 |
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