JP3164443B2 - クリーニング装置 - Google Patents
クリーニング装置Info
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- JP3164443B2 JP3164443B2 JP30407592A JP30407592A JP3164443B2 JP 3164443 B2 JP3164443 B2 JP 3164443B2 JP 30407592 A JP30407592 A JP 30407592A JP 30407592 A JP30407592 A JP 30407592A JP 3164443 B2 JP3164443 B2 JP 3164443B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photosensitive drum
- housing
- fur brush
- peripheral surface
- toner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Cleaning In Electrography (AREA)
Description
置に装備され、感光体ドラムに付着した不要なトナー、
紙粉等を除去するために使用されるクリーニング装置に
関する。
された後に、感光体ドラム上に残留するトナー等を除去
するクリーニング装置が感光体ドラムに近接して配置さ
れている。クリーニング装置は、通常、ハウジング内に
配置されたクリーニングブレードが、ハウジングに設け
られた開口部を通して感光体ドラムに摺接するようにな
っており、該クリーニングブレードによって感光体ドラ
ムの周面に付着するトナーが除去される。
板間に架設された状態になっており、該クリーニングブ
レードによって感光体ドラムから掻き落とされたトナー
がクリーニングブレードとハウジングの各側板との間か
ら漏出するおそれがある。
66号公報には、クリーニングブレードの各端部とハウ
ジングの各側板との間に弾性シール部材を設けて、クリ
ーニングブレードの各端部からハウジング外へトナーが
飛散することを防止している。特開平3−87894号
公報には、クリーニングブレードの各端部とハウジング
の各側板との間にシール部材を設けると共に、シール部
材とクリーニングブレードとの間からのトナーの漏出を
防止するためにスクレーパが設けられたクリーニング装
置が開示されている。
した紙粉等をも効率よくクリーニングするために、感光
体ドラム表面に摺接するブレードと、感光体ドラム上を
転接するファーブラシとの両方によって感光体ドラム表
面をクリーニングするクリーニング装置が開発されてい
る。ブレードおよびファーブラシは、ハウジングに設け
られた開口部から延出して感光体ドラムの周面に接触す
るように、該ハウジングの各側板間に架設されている。
ファブラシは駆動軸によって回転駆動される。このよう
なクリーニング装置では、ファーブラシの回転により、
該ハウジング内の圧力が上昇する。そのために、クリー
ニングブレードおよびファーブラシとハウジングの各側
板との間からトナーが漏出するおそれがある。
60−70855号公報には、ハウジングに空気抜き用
の減圧孔を設けるとともに、その減圧孔にフィルターを
設けたクリーニング装置が開示されている。
れたクリーニング装置では、クリーニングブレードの各
端部とハウジングの各側板との間を、シール部材によっ
てシールするだけでは、ファーブラシの各端部とハウジ
ングの各側板との間からのトナー等の漏出を防止するこ
とができず、長期間の使用によりシール部材やスクレー
パーにトナーが付着する。この付着したトナーが感光体
ドラムの外周面に付着して感光体ドラムにフィルム状に
付着したり、シール部材やスクレーパーに付着したトナ
ーが周囲に飛散するという問題がある。
示されたクリーニング装置では、長期間の使用によりフ
ィルターにトナーが堆積して、フィルターが目詰まりを
起こし、減圧孔によりハウジング内圧の上昇を防止でき
なくなるとともに、フィルターに堆積したトナーが減圧
孔を通流する空気と共に周囲に放出されてしまうという
問題がある。
であり、その目的は、簡潔な構造でクリーニング装置の
ハウジング内から回収されたトナーが周囲に飛散するこ
とを防止できるクリーニング装置を提供することにあ
る。
置は、感光体ドラムの軸方向の各端部近傍にそれぞれ配
置された側板間に、感光体ドラムの周面に対向する開口
部が設けられたハウジングと、該ハウジングの開口部か
ら感光体ドラムの周面に摺接するように延出しており、
該感光体ドラムの軸方向に延びるクリーニングブレード
と、前記ハウジングの開口部から延出して感光体ドラム
の軸方向のほぼ全体にわたって該感光体ドラムの周面に
摺接するように回転駆動されるファーブラシと、前記ハ
ウジングの各側板における感光体ドラムと対向する側面
に、感光体ドラムの軸方向の各端部周面に摺接するよう
にそれぞれ取り付けられており、感光体ドラムの各端部
に対向する前記ファーブラシの各端部にそれぞれ摺接す
るように開口部内に突出した突出部をそれぞれ有する一
対のサイドシール部材と、前記ハウジングの各側板にお
ける内面とクリーニングブレードの各端部との間にそれ
ぞれ設けられた一対の弾性シール部材と、を具備するも
のであり、そのことにより上記目的が達成される。
ブレードの各端部とハウジングにおける各側板との間が
弾性シール部材によってシールされて、トナーの漏出が
防止されるとともに、ハウジングにおける各側板と感光
体ドラムとの間をシールするサイドシールの突出部が、
ファーブラシの各端部に摺接するために、ファーブラシ
の各端部とハウジングの各側板との間からのトナー等の
漏出が確実に防止される。
発明のクリーニング装置は、例えば電子写真複写機に装
着されており、図2および図3に示すように、感光体ド
ラム10に近接して配置されている。この感光体ドラム10
の周面上にはトナー像が形成されるようになっており、
該トナー像が記録紙上に転写されることにより、該記録
紙上に画像が形成される。そして、本発明のクリーニン
グ装置20によって感光体ドラム10の表面に残留するトナ
ー、紙粉等が除去される。
されたハウジング21を有しており、該ハウジング21に
は、感光体ドラム10に対向して開口する開口部21cが設
けられている。該開口部21cは、感光体ドラム10の軸方
向のほぼ全長にわたって開口している。該ハウジング21
内には、ハウジング21の開口部から感光体ドラム10に摺
接して該感光体ドラム10上に残留する不要なトナー等を
除去するクリーニングブレード22が取り付けられてい
る。該クリーニングブレード22は、ハウジング21におけ
る感光体ドラム10の軸方向各端部近傍の前側板21aおよ
び後側板21b間に架設されている。クリーニングブレー
ド22の下方には、感光体ドラム10の周面に摺接するよう
にファーブラシ23が回転可能に設けられている。このフ
ァーブラシ23は、ハウジング21の前側板21aおよび後側
板21b間に回転可能に支持された駆動軸24を有してい
る。該駆動軸24は、後側板21bを貫通してハウジング21
の外部へと延出しており、その延出した端部に駆動ギヤ
23aが取り付けられている。ハウジング21の内部におけ
る感光体ドラム10配置側とは反対側の内面には、スクレ
ーパー25がほぼ水平状態で設けられており、該スクレー
パー25の先端部がファーブラシ23に接触している。
部には、回収ブレード26が設けられている。該回収ブレ
ード26は、開口部21cの下側縁部から上方へと延出し
て、その先端部が感光体ドラム10の周面に摺接し、開口
部21cの下部を覆っている。ハウジング21の下部には、
該ハウジング21内に回収されたトナーをハウジング21外
へと搬送するスパイラルコンベア27が設けられている。
該スパイラルコンベア27の一方の端部は、図3に示すよ
うに、ハウジング21の前側板21aを貫通して延出してお
り、その端部には、搬送されるトナー等を下方の回収容
器(図示せず)内に落下させる排出口27aが設けられて
いる。該スパイラルコンベア27の駆動軸28も前側板21a
および後側板21b間に回転可能に支持されている。該駆
動軸28の一方の端部は、ハウジング21の後側板21bを貫
通しており、その外部に延出した駆動軸28の端部に駆動
ギヤ27aが設けられている。該駆動ギヤ27aは、ファーブ
ラシ23の駆動軸24に取り付けられた駆動ギヤ23aに噛み
合っている。
る開口部21c近傍の斜視図である。クリーニングブレー
ド22の端部は、後側板21b内面に取り付けられたスポン
ジ製の弾性シール部材32に圧接されている。また、後側
板21bの感光体ドラム10に対向する側面は、感光体ドラ
ム10の周面に沿った湾曲状態になっており、該側面に、
例えばアクリルパイル製のサイドシール部材30が貼り付
けられている。該サイドシール部材30は、ハウジング21
の開口部21cおよびその周囲にわたって、感光体ドラム1
0の外周面11に摺接するように設けられている。サイド
シール部材30は、ファーブラシ23の端部に対応した部分
がハウジング21内へと突出した突出部31となっており、
該突出部31は、図4に示すように、ファーブラシ23の端
部と、例えば軸方向に2〜3mm程度の範囲Lだけ重なり
あっている。クリーニングブレード22の端部に圧接され
た弾性シール部材32は、サイドシール部材30の突出部31
と同様の厚さになっている。なお、ハウジング21の前側
板21aにおいても、同様の構成の弾性シール部材および
サイドシール部材が設けられており、これらによって、
クリーニングブレード22およびファーブラシ23の各端部
から、除去されたトナーが複写機本体内に飛散すること
が防止される。
面とは、2〜3mm程度の間隙Mだけあけて配置されてお
り、サイドシール部材30の突出部31に接触したファーブ
ラシ23の毛先がこの間隙Mに倒れ込むようになってい
る。従って、ファーブラシ23の毛先が後側板21bに摺接
することによって、ファーブラシ23の駆動負荷が上昇す
ることが防止される。
感光体ドラム10が回転駆動されると、その回転に同期し
てファーブラシ23およびスパイラルコンベア27が回転駆
動されるとともに、クリーニングブレード22の側縁部
が、回転する感光体ドラム10の周面に摺接される。感光
体ドラム10の周面に付着したトナー、紙粉等は、回転駆
動されるファーブラシ23および、クリーニングブレード
22によって除去される。このとき、ファーブラシ23が回
転駆動されることによりハウジング21内の圧力が上昇す
るが、ハウジング21における開口部21cの各端部は、サ
イドシール部材30によってシールされるとともに、クリ
ーニングブレード22の各端部は弾性シール部材32によっ
てりシールされており、さらに、ファーブラシ23の各端
部がサイドシール部材30の突出部31によってシールされ
ているために、ハウジング21の各端部からハウジング21
内のトナー等が複写機内へ飛散することが確実に防止さ
れる。そして、各サイドシール部材30の突出部31に接触
したファーブラシ23は、前側板21aおよび後側板21bとフ
ァーブラシ23との間隙M内に倒れ込むために、ファーブ
ラシ23の駆動負荷の増大が抑制される。
に、ファーブラシの各端部が、ハウジングの各側板と感
光体ドラムとの間をシールするサイドシール部材に設け
られた突出部に、ファーブラシの各端部が摺接するため
に、ファーブラシの端部からのトナーの漏出が確実に防
止される。
斜視図。
図。
からの断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 感光体ドラムの軸方向の各端部近傍にそ
れぞれ配置された側板間に、感光体ドラムの周面に対向
する開口部が設けられたハウジングと、 該ハウジングの開口部から感光体ドラムの周面に摺接す
るように延出しており、該感光体ドラムの軸方向に延び
るクリーニングブレードと、 前記ハウジングの開口部から延出して感光体ドラムの軸
方向のほぼ全体にわたって該感光体ドラムの周面に摺接
するように回転駆動されるファーブラシと、 前記ハウジングの各側板における感光体ドラムと対向す
る側面に、感光体ドラムの軸方向の各端部周面に摺接す
るようにそれぞれ取り付けられており、感光体ドラムの
各端部に対向する前記ファーブラシの各端部にそれぞれ
摺接するように開口部内に突出した突出部をそれぞれ有
する一対のサイドシール部材と、 前記ハウジングの各側板における内面とクリーニングブ
レードの各端部との間にそれぞれ設けられた一対の弾性
シール部材と、 を具備するクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30407592A JP3164443B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | クリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30407592A JP3164443B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | クリーニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06149127A JPH06149127A (ja) | 1994-05-27 |
JP3164443B2 true JP3164443B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=17928734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30407592A Expired - Lifetime JP3164443B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | クリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3164443B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101566632B1 (ko) | 2014-08-01 | 2015-11-09 | 연세대학교 원주산학협력단 | 발광다이오드를 이용한 자세 교정용 거울 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002123139A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-04-26 | Toray Ind Inc | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2009042288A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Ricoh Co Ltd | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 |
JP5279408B2 (ja) * | 2007-08-24 | 2013-09-04 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置 |
WO2014133038A1 (ja) * | 2013-02-27 | 2014-09-04 | ブラザー工業株式会社 | 現像装置 |
JP7354718B2 (ja) * | 2019-09-20 | 2023-10-03 | コニカミノルタ株式会社 | クリーニング装置および画像形成装置 |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP30407592A patent/JP3164443B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101566632B1 (ko) | 2014-08-01 | 2015-11-09 | 연세대학교 원주산학협력단 | 발광다이오드를 이용한 자세 교정용 거울 |
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JPH06149127A (ja) | 1994-05-27 |
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