JP2000181310A - 電子写真式画像形成装置 - Google Patents

電子写真式画像形成装置

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JP2000181310A
JP2000181310A JP10360905A JP36090598A JP2000181310A JP 2000181310 A JP2000181310 A JP 2000181310A JP 10360905 A JP10360905 A JP 10360905A JP 36090598 A JP36090598 A JP 36090598A JP 2000181310 A JP2000181310 A JP 2000181310A
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JP
Japan
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toner
image carrier
cleaning
cleaning blade
cleaning device
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Application number
JP10360905A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Tatsumi
謙三 巽
Masaru Tanaka
勝 田中
Haruji Mizuishi
治司 水石
Noriyuki Usui
則之 碓井
Hideki Yoshinami
英樹 善波
Toshitaka Yamaguchi
俊隆 山口
Masaru Amamiya
賢 雨宮
Mayumi Ohori
真由美 大堀
Hiroshi Mizusawa
浩 水沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像転写後に像担持体上に残った残留トナー
を、像担持体の上に備えるクリーニング装置のクリーニ
ングブレードで除去し、像担持体の周面を清掃する電子
写真式画像形成装置において、除去したトナーをかき上
げるトナー回収羽根を不要として、クリーニング装置を
コストダウンし、また小型化する。 【解決手段】 クリーニング装置15に像担持体10と
対向して開口15bを設け、その開口をクリーニングブ
レード17とフィルムシート45で塞ぐ。クリーニング
ブレード17の先端は、像担持体10にその回転方向A
の下流位置で押し当てる。フィルムシート45の先端
は、上流位置で押し当てる。一方、クリーニングブレー
ド17の上方であってクリーニング装置15内にトナー
搬送部材30を設け、それらクリーニングブレードとト
ナー搬送部材間のギャップGを6mm以下に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばレーザ
を用いた複写機・プリンタ・ファクシミリやそれらの複
合機など、電子写真方式を用いて像担持体上に形成した
画像を転写して用紙等の記録媒体に記録を行う画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置中には、た
とえば特開平10−186991号公報に記載のよう
に、像担持体の上にクリーニング装置を備え、画像転写
後に像担持体上に残った残留トナーを同クリーニング装
置のクリーニングブレードで除去してクリーニング装置
内に入れ、像担持体の周面を清掃するものがある。
【0003】ところが、このような画像形成装置では、
従来、クリーニング装置内にトナー回収羽根を設け、そ
のトナー回収羽根で、除去した残留トナーをかき上げて
トナー搬送路に入れ、そのトナー搬送路に備えるスクリ
ュ状のトナー搬送部材で搬送し、たとえば廃棄すべく廃
トナー回収タンクに入れたり、リサイクル使用すべく現
像装置内に戻したりして回収していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置では、上述したとおりトナー回収羽根を設
けるから、その分クリーニング装置がコスト高となり、
また大型化する課題があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、画像転写後に
像担持体上に残った残留トナーを、像担持体の上に備え
るクリーニング装置のクリーニングブレードで除去し、
像担持体の周面を清掃する電子写真式画像形成装置にお
いて、除去した残留トナーをかき上げるトナー回収羽根
を不要として、クリーニング装置のコストダウンを図
り、また一層の小型化を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、電子写真式画像形成装置において、像担持
体の上にクリーニング装置を備え、そのクリーニング装
置に像担持体と対向して開口を設けてその開口をクリー
ニングブレードとフィルムシートで塞ぎ、そのクリーニ
ングブレードの先端を像担持体にその回転方向下流位置
で押し当てるとともに、フィルムシートの先端を像担持
体にその回転方向上流位置で押し当てる一方、クリーニ
ングブレードの上方であってクリーニング装置内にトナ
ー搬送部材を設け、それらクリーニングブレードとトナ
ー搬送部材間のギャップを6mm以下に設定してなる、
ことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、電子写真式画像
形成装置において、像担持体の上にクリーニング装置を
備え、そのクリーニング装置に像担持体と対向して開口
を設けてその開口をクリーニングブレードとフィルムシ
ートで塞ぎ、そのクリーニングブレードの先端を像担持
体にその回転方向下流位置で押し当てるとともに、フィ
ルムシートの先端を像担持体にその回転方向上流位置で
押し当てる一方、クリーニングブレードの上方であって
クリーニング装置内にトナー搬送部材を設け、それらク
リーニングブレードとトナー搬送部材間を仕切る仕切り
部材を設けてなる、ことを特徴とする。
【0008】そして、これら請求項1および2に記載の
発明では、画像転写後、像担持体上に残った残留トナー
をクリーニング装置のクリーニングブレードで除去して
クリーニング装置内に入れ、フィルムシートでトナー漏
れを防止しながらトナー搬送部材で搬送し、たとえば廃
棄すべく廃トナー回収タンクに入れたり、リサイクル使
用すべく現像装置内に戻したりして回収する。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の電子写真式画像形成装置において、仕切り部材を可
撓性材料でつくり、その先端をクリーニングブレード上
に接触してなる、ことを特徴とする。
【0010】そして、この請求項3に記載の発明では、
クリーニングブレードで除去したトナーがクリーニング
ブレードと仕切り部材間に入り込まないようにする。
【0011】請求項4に記載の発明では、請求項1、
2、または3に記載の電子写真式画像形成装置におい
て、トナー搬送部材を像担持体と逆回転としてなる、こ
とを特徴とする。
【0012】そして、この請求項4に記載の発明では、
像担持体およびトナー搬送部材の回転で、それらの回転
方向上流位置にあるフィルムシートに、クリーニングブ
レードで除去したトナーが多く載らないようにする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態について説明する。図1には、この発明
によるレーザ複写機の要部の概略構成を示す。図2には
そのレーザ複写機に備える感光体ユニットを感光体と反
対の側から見て示し、図3には感光体側から見て示す。
【0014】図中符号10は、像担持体であるドラム状
の感光体である。図1から判るとおり、感光体10のま
わりには、その横に設けるローラ状の帯電装置11から
感光体10の矢印Aで示す回転方向に順に、下に現像装
置12、横に転写装置13と用紙分離装置14、上にク
リーニング装置15を備える。
【0015】さて、コピーを取るときは、公知のとお
り、不図示のコンタクトガラス上に原稿をセットしてか
ら、コピースイッチを押す。そして、図示しない光学読
取装置で原稿の画像を読み取ると同時に、感光体10と
転写装置13間に用紙Pを搬送する。
【0016】一方、感光体10は、その回転にともない
帯電装置11で表面を一様に帯電し、その表面に不図示
の光書込み装置からレーザ光Lを照射して書き込みを行
い、感光体10上に、上記読み取った原稿画像の静電潜
像を形成し、続いて現像装置12位置を通るときトナー
を付着して同静電潜像を逐次可視像化する。そして、こ
の可視像化して形成したトナー像を、上述したとおり感
光体10と転写装置13間に搬送した用紙P上に転写装
置13で転写する。
【0017】転写後、用紙Pは、用紙分離装置14で放
電して、静電的に付着する感光体10から分離し、不図
示の定着装置へ搬送してそこで転写画像を定着し、不図
示の排紙部へと排出する。用紙分離装置14に代えて分
離爪を設け、感光体10から機械的に分離するようにし
てもよい。
【0018】他方、画像転写後の感光体10は、表面に
残った残留トナーを、クリーニング装置15に備えるク
リーニングブレード17で掻き落として表面を清掃して
後、不図示の除電ランプで除電して表面電位を初期化す
る。
【0019】ところで、このレーザ複写機では、上述し
た感光体10と帯電装置11と現像装置12とクリーニ
ング装置15などを、図2や図3に示すように1つのユ
ニットケース19で一体化して感光体ユニット20を構
成する。この感光体ユニット20は、図示しないが、複
写機装置本体内で前後に対向して設ける側板間に取り付
けて交換可能にセットする。
【0020】この感光体ユニット20には、図2および
図3で符号18を用いて示すように、感光体シャッタを
設ける。そして、複写機装置本体にセットされた状態で
は、図2に示すように該感光体シャッタ18を開いて感
光体10の、転写装置13および用紙分離装置14側を
開放し、セットされていない状態では、図3に示すよう
に感光体シャッタ18を閉じて感光体10を被ってな
る。
【0021】さて、このようなレーザ複写機において、
上述した現像装置12は、図1に示すように、下部側に
現像剤収納部21を設け、上部側に現像剤担持部22を
設けて構成する。現像剤収納部21には、二成分現像剤
を収納し、その現像剤を撹拌しながら搬送する第1撹拌
部材23と第2撹拌部材24を設ける。また、図示省略
するが、現像剤中のトナーとキャリアとの混合比を検知
するトナー濃度センサを設けてなる。そして、使用前
は、現像剤担持部22との間を、不図示のシール部材で
シールする。
【0022】現像剤収納部21には、さらに、図4に示
すように、その片側に、新規トナー補給口25とリサイ
クルトナー補給口26をそれぞれ上向きに開けて設け
る。そして、それらの補給口25・26から入るトナー
を、第1撹拌部材23および第2撹拌部材24で図4中
矢示方向に循環するように搬送する。
【0023】一方、図1に示すように、現像剤担持部2
2には、現像窓27を通して感光体10と対向する位置
に現像ロ−ラ28を設ける。また、感光体10への現像
剤の供給量を制御する現像ドクタ29を設けてなる。
【0024】感光体10の上に備えるクリーニング装置
15には、ユニットケース19のクリーニングケース部
15a内に、クリーニングブレード17で掻き落した残
留トナーを搬送するスクリュ状のトナー搬送部材30
を、感光体10の軸方向に配置する。トナー搬送部材3
0は、図2に示すように、その軸部31の一端部31a
を、ユニットケース19の前板部19aの上側に設ける
落下路入口33から落下路35内に入り込ませて設け
る。
【0025】落下路35は、そのまわりを囲うように周
壁36を前板部19aの外面に設け、その手前側を、図
では取り外して省略する前カバーで気密に被ってその中
に形成する。落下路35には、周壁36の底面36a
に、上述した現像装置12のリサイクルトナー補給口2
6へ通ずる落下路出口37を設ける。さらに、落下路出
口37と落下路入口33との間で、周壁36を一部傾斜
して、その傾斜部内面に残留トナーの落下面36bを形
成する。
【0026】そして、現像装置12では、コピー時、不
図示の駆動モータを駆動し、その駆動を伝達して現像ロ
ーラ28を回転するとともに、撹拌部材23・24を回
転して現像剤を撹拌し、トナーとキャリアを摩擦帯電し
ながら現像ローラ28へ搬送する。一方、現像ローラ2
8に所定バイアスを印加して現像剤中のトナーを感光体
10の表面に静電的に付着し、その表面上の潜像を可視
像化する。
【0027】一方、クリーニング装置15では、トナー
搬送部材30と同軸上のスクリュギヤ40が、図5に示
すように2つのアイドラギヤ41・42を介して感光体
10と同軸上の感光体ギヤ43と噛み合う。
【0028】そして、図5中矢示するとおり、感光体ギ
ヤ43の回転とともにスクリュギヤ40を逆方向に回転
駆動し、トナー搬送部材30を感光体10と逆回転し、
感光体10から除去した残留トナーをトナー搬送部材3
0で搬送してクリーニングケース部15a内の手前側に
集め、図2中矢印で示すように落下路入口33から落
下面36b上に落とし、さらに矢印で示すように落下
面36b上を滑落し、落下路出口37からリサイクルト
ナー補給口26を通して現像剤収納部21内に回収す
る。
【0029】ところで、この発明では、詳しくは図6に
示すように、感光体10の上に備えるクリーニング装置
15には、クリーニングケース部15aに、感光体10
と対向して開口15bを設ける。そして、その開口15
bを、上述したクリーニングブレード17と、クリーニ
ング装置15からのトナー漏れを防ぐフィルムシート4
5で塞ぐ。
【0030】クリーニングブレード17は、ブレードホ
ルダ46を介してクリーニングケース部15aにねじ4
7で取り付け、先端を感光体10にその回転方向Aの下
流位置で線圧Pで押し当てる。フィルムシート45は、
たとえば0.05mmのポリエステルフィルムなどを用
い、先端を感光体10にその回転方向Aの上流位置で押
圧力Qで押し当てる。
【0031】一方、クリーニングブレード17の上方に
は、クリーニングケース15a内に、前述したトナー搬
送部材30を設ける。そして、それらクリーニングブレ
ード17とトナー搬送部材30間のギャップGを、6mm
以下に設定する。
【0032】これにより、クリーニングブレード17で
除去したトナーがクリーニングケース15a内に溜ま
り、図7に示すようにトナー搬送部材30まで達する
と、フィルムシート45でトナー漏れを防止しながらそ
のトナー搬送部材30で直ちに搬送し、この例ではリサ
イクル使用すべく現像装置12内に戻す。たとえば廃棄
すべく廃トナー回収タンクに入れるようにしてもよい。
【0033】ところで、クリーニングケース15a内に
トナーが溜まり、図7に示すようにクリーニングブレー
ド17上にトナーtが載ると、当然に線圧Pが大きくな
る。図8には、初期状態で線圧Pを20gf/cmとした場
合において、ギャップGが3、6、9、12mmであると
きのコピー枚数と線圧Pとの関係を示す。
【0034】図8から判るとおり、ギャップGが3、6
であるときは線圧Pが1gf/cm未満しか上昇しないのに
対し、ギャップGが9、12mmとなると2〜3gf/cmも
上昇する。線圧Pは20±2gf/cmとすることが好まし
いことから、この図8からギャップGをこの発明のよう
に6mm以下に設定するとよいことが判る。
【0035】図9には、クリーニング装置15の他例を
示す。この図9に示す例では、クリーニングケース部1
5aに両面テープで仕切り部材50を貼り付け、その後
に同様にクリーニングケース15aにブレードホルダ4
6をねじ47で取り付け、図示するようにクリーニング
ブレード17とトナー搬送部材30間を仕切るように設
ける。この例では、仕切り部材50は、たとえばステン
レス等の板金薄板で、先端とクリーニングブレード17
との間にはわずかなギャップgを設けてなる。
【0036】この例のように仕切り部材50を設ける
と、クリーニングブレード17で除去したトナーtの多
くが仕切り部材50上に載り、クリーニングブレード1
7上には載らないから、図10に示すようにクリーニン
グブレード17による線圧Pをクリーニングブレード1
7とトナー搬送部材30間のギャップGに関係なく、ほ
ぼ一定に保つことができる。
【0037】ところが、この図9に示す例では、図11
中矢印Bで示すとおり、ギャップgから進入したトナー
tがクリーニングブレード17上から、クリーニングケ
ース部15aとクリーニングホルダ46間の隙間を通
り、クリーニング装置15の外部に漏れるおそれがあ
る。
【0038】そこで、図12に示す例では、仕切り部材
50をポリエステルフィルム等の可撓性材料でつくり、
両面テープを用いて同様に取り付け、図示するように先
端をクリーニングブレード17上に接触する。このよう
にすることにより、クリーニングブレード17上を伝わ
ってのトナー漏れを完全に遮断することができる。
【0039】ただし、この図12に示す例では、仕切り
部材50の先端をクリーニングブレード17上に接触す
るから、仕切り部材50上にトナーtが載ると、そのト
ナーtの荷重が仕切り部材50を介してクリーニングブ
レード17の先端に加わることとなる。
【0040】しかし、この例の場合には、仕切り部材5
0上に載ったトナーtの荷重がFとFに分散してク
リーニングブレード17の先端に加わることとなるか
ら、図13に示すようにギャップGが大きくなると、線
圧Pも大きくなるが、1gf/cm強の上昇であり、20±
2gf/cmの範囲内に保つことができる。
【0041】さて、以上述べた例では、前述したとお
り、トナー搬送部材30を感光体10と逆回転とした。
よって、たとえば図14に示すように、感光体10およ
びトナー搬送部材30の回転により、クリーニングケー
ス部15a内のトナーtをクリーニングブレード17側
へと移動し、フィルムシート45上のトナーtを少なく
することができる。これにより、フィルムシート45に
よる押圧力Qの増加を小さくして感光体10に傷を付け
るなどの問題の発生を少なくすることができる。
【0042】なお、上述した例では、図5に示すよう
に、感光体ギヤ43の回転をアイドラギヤ42・41を
介してスクリュギヤ40に伝達し、トナー搬送部材30
を感光体10と逆回転とするようにした。しかし、この
他、たとえば感光体ギヤ43を直接スクリュギヤ40に
噛み合わせるなどして、トナー搬送部材30を感光体1
0と逆回転とするようにしてもよいこともちろんであ
る。
【0043】
【発明の効果】したがって、請求項1および2に記載の
発明によれば、像担持体の上にクリーニング装置を備え
て、画像転写後に像担持体上に残った残留トナーを同ク
リーニング装置のクリーニングブレードで除去し、像担
持体の周面を清掃する電子写真式画像形成装置におい
て、クリーニングブレードで除去した残留トナーをクリ
ーニング装置内に入れ、クリーニングブレードの上方で
あってクリーニング装置内に設けるトナー搬送部材で直
ちに搬送するから、除去したトナーをかき上げる従来の
トナー回収羽根を不要としてクリーニング装置のコスト
ダウンを図り、また一層の小型化を実現することができ
る。
【0044】加えて、請求項1に記載の発明によれば、
クリーニングブレードとトナー搬送部材間のギャップを
6mm以下に設定し、除去したトナーがトナー搬送部材
に達したところで、トナー搬送部材で搬送するから、ク
リーニングブレード上に多くのトナーが堆積することを
阻止し、像担持体に対するクリーニングブレードの線圧
をほぼ一定に保ち、常に良好な画像を得ることができ
る。
【0045】また、請求項2に記載の発明によれば、ク
リーニングブレードとトナー搬送部材間を仕切る仕切り
部材を設けるから、その仕切り部材で遮って、堆積した
トナーの荷重がクリーニングブレードに加わることを阻
止し、同様に像担持体に対するクリーニングブレードの
線圧をほぼ一定に保ち、常に良好な画像を得ることがで
きる。
【0046】請求項3に記載の発明によれば、仕切り部
材を可撓性材料でつくるから、クリーニングブレードに
合わせてたわむことができ、像担持体に対するクリーニ
ングブレードの線圧を強くすることがない。そして、先
端をクリーニングブレード上に接触し、クリーニングブ
レードで除去したトナーがクリーニングブレードと仕切
り部材間に入り込まないようにするから、上記請求項2
の効果に加えて、さらにトナーがクリーニングブレード
上に沿ってクリーニング装置から外部へと漏れることを
防止することができる。
【0047】請求項4に記載の発明によれば、上記効果
に加えて、トナー搬送部材を像担持体と逆回転とするか
ら、像担持体およびトナー搬送部材の回転によりクリー
ニング装置内のトナーをクリーニングブレード側へと移
動し、フィルムシート上のトナー量を少なくし、像担持
体に対するフィルムシートの押圧力の増加を小さくして
像担持体に傷を付けるなどの問題の発生をなくすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるレーザ複写機における要部の概
略構成図である。
【図2】そのレーザ複写機に備える感光体ユニットを感
光体と反対の側から見て示す斜視図である。
【図3】同感光体ユニットを感光体側から見て示す斜視
図である。
【図4】その感光体ユニットに備える現像装置の現像剤
収納部の斜視図である。
【図5】その感光体ユニットにおける感光体の感光体ギ
ヤからトナー搬送部材のスクリュギヤへと回転伝達する
歯車列の構成図である。
【図6】その感光体ユニットのクリーニング装置部分の
拡大構成図である。
【図7】そのクリーニング装置にトナーが堆積した状態
の拡大構成図である。
【図8】初期状態で線圧Pを20gf/cmとした場合にお
いて、ギャップGが3、6、9、12mmであるときのコ
ピー枚数と線圧Pとの関係を示すグラフである。
【図9】他のクリーニング装置を用いる感光体ユニット
の部分拡大構成図である。
【図10】その感光体ユニットにおける図8と同様のグ
ラフである。
【図11】その感光体ユニットにおいてトナー漏れを生
ずるおそれがあることを説明する説明部分拡大構成図で
ある。
【図12】さらに他のクリーニング装置を用いる感光体
ユニットの部分拡大構成図である。
【図13】その感光体ユニットにおける図8と同様のグ
ラフである。
【図14】上述した各感光体ユニットにおいて、トナー
搬送部材を感光体と逆回転としたときにフィルムシート
上のトナー量が少なくなることを説明する説明部分拡大
構成図である。
【符号の説明】
10 感光体(像担持体) 11 帯電装置 12 現像装置 13 転写装置 14 用紙分離装置 15 クリーニング装置 17 クリーニングブレード 19 ユニットケース 20 感光体ユニット 30 トナー搬送部材 45 フィルムシート 50 仕切り部材 A 感光体(像担持体)の回転方向 G ギャップ P 感光体に対するクリーニングブレードの線
圧 Q 感光体に対するフィルムシートの押圧力 g わずかなギャップ t トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水石 治司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 碓井 則之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 善波 英樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山口 俊隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 雨宮 賢 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 大堀 真由美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 水沢 浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H034 BF07 CA02 CB01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体の上にクリーニング装置を備
    え、そのクリーニング装置に前記像担持体と対向して開
    口を設けてその開口をクリーニングブレードとフィルム
    シートで塞ぎ、そのクリーニングブレードの先端を前記
    像担持体にその回転方向下流位置で押し当てるととも
    に、前記フィルムシートの先端を前記像担持体にその回
    転方向上流位置で押し当てる一方、前記クリーニングブ
    レードの上方であって前記クリーニング装置内にトナー
    搬送部材を設け、それらクリーニングブレードとトナー
    搬送部材間のギャップを6mm以下に設定してなる、電
    子写真式画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体の上にクリーニング装置を備
    え、そのクリーニング装置に前記像担持体と対向して開
    口を設けてその開口をクリーニングブレードとフィルム
    シートで塞ぎ、そのクリーニングブレードの先端を前記
    像担持体にその回転方向下流位置で押し当てるととも
    に、前記フィルムシートの先端を前記像担持体にその回
    転方向上流位置で押し当てる一方、前記クリーニングブ
    レードの上方であって前記クリーニング装置内にトナー
    搬送部材を設け、それらクリーニングブレードとトナー
    搬送部材間を仕切る仕切り部材を設けてなる、電子写真
    式画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記仕切り部材を可撓性材料でつくり、
    その先端を前記クリーニングブレード上に接触してな
    る、請求項2に記載の電子写真式画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記トナー搬送部材を、前記像担持体と
    逆回転としてなる、請求項1、2、または3に記載の電
    子写真式画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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