JP3164269B2 - 内装材及びその製造方法 - Google Patents

内装材及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のインストルメ
ントパネル(以下、単に「インパネ」という。)、ドア
トリム等のように、基材の一部に表皮材及び樹脂製成形
材料からなるパッドが一体的に固定された内装材及びそ
製造方法に関する。この内装材及びその製造方法は特
に内装材の見切り部のシール構造に特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】内装材、例えば自動車のインパネとし
て、図9に示すように、ポリプロピレン(PP)等から
なる基材90の一部にパッド91が一体的に固定された
ものが知られている。パッド91は、図9のX−X矢視
断面を示す図10に示すように、スラッシュ成形、真空
成形等により成形された塩化ビニール(PVC)等から
なる表皮材91aと、この表皮材91aの裏面に一体に
設けられたポリウレタンフォーム等からなる発泡層91
bとで構成されている。このパッド91は、金型のキャ
ビティに表皮材91aを配置し、この状態でウレタンフ
ォーム原液を注入し、ウレタンフォーム原液を発泡、固
化させることにより成形される。このとき、後述する組
付けのため、必要部分に離型材が塗布された締結部材9
2をインサートしておく。
【0003】こうして得られたパッド91は、基材90
との干渉域等にあるバリが除かれた後、基材90に締結
部材92を取り付けることにより、インパネとされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記製造方法
で内装材を製造する場合、例えば上記インパネを例にと
れば、表皮材91aの金型への配置、締結部材92への
離型材の塗布、締結部材92の金型へのインサート、ウ
レタンフォーム原液の注入、バリ取り、組付け等の複数
の工程を必要とする。このため、かかる内装材では、比
較的長い製造サイクルを必要とし、かつ比較的高い製造
コストを必要としていた。
【0005】このため、製造サイクルを短縮化し、かつ
製造コストを低廉化するため、図11に示す製造方法を
採用することも考えられる。上記インパネをこの製造方
法で製造する場合、まず上型80及び下型81からなる
金型を用意し、上型80のキャビティを形成する下端面
80aに基材90を対面させて配置するとともに、下型
81のキャビティを形成する上端面81a及び側面81
bに表皮材91aを対面させて配置する。このとき、見
切り部Eにおいて表皮材91aと基材90とがシールさ
れるように、表皮材91aの端部91eを外側に若干折
り曲げ、基材90に対面させておく。そして、表皮材9
1aの裏面と、基材90における下端面80aと対面す
る部位の裏面との間にウレタンフォーム原液を注入し、
ウレタンフォーム原液を発泡、固化させる。但し、基材
90がPP製であれば、ウレタンフォームとの接着性が
悪いため、予め基材90の裏面にプライマーや塗料を塗
布しておく。
【0006】かかる方法によれば、基材90とパッド9
1とが一体になったインパネを製造できるため、従来の
ような締結部材92への離型材の塗布、締結部材92の
インサートが不要となるとともに、組付けが簡易にな
る。しかしながら、かかる製造方法により得られたイン
パネでは、パッド91と基材90との見切り部Eでウレ
タンフォーム原液が漏れ、見栄えが悪いものとなってし
まう。すなわち、ウレタンフォーム原液は、発泡するに
従って表皮材91aの裏面と基材90との間に侵入す
る。侵入したウレタンフォーム原液が固化すれば見切り
部Eにおいて端部91eを基材90にシールすることは
できるものの、侵入長さが短ければ端部91eと基材9
0とのシールが十分でなく、逆に侵入長さが長ければ見
切り部Eで外部に漏れることとなり、いずれにしても見
栄えが悪いものとなってしまう。
【0007】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされ
たものであって、製造サイクルの短縮化及び製造コスト
の低廉化を実現するとともに、見切り部において、表皮
材と基材とを確実にシールし、かつ見栄えのよい内装材
とその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1の内装材
の製造方法は、樹脂製成形材料が第1方向から注入さ
れ、内装材を賦形するキャビティをもち、該キャビティ
は、該第1方向と略平行な第1型内面と、該第1方向に
対して交差する第2方向と略平行であり、該第1型内面
と連続する第2型内面と、該第1型内面と対向する第3
型内面とを有して形成された金型を用い、該第1型内面
及び該第2型内面とに基材を対面させて配置するととも
に、該第3型内面及び該基材における該第2型内面と対
面するラップ部位とに表皮材を対面させて配置し、該表
皮材の裏面と、該基材における該第1型内面と対面する
部位の裏面との間に該樹脂製成形材料を注入することに
より該内装材をインモールド成形する内装材の製造方法
において、 前記樹脂製成形材料は密度が0.15〜0.
2g/cm 3 のポリウレタンフォーム原液であり、かつ
前記表皮材は前記基材における前記第2型内面と対面す
る部位に対し7.6〜9.5mmの長さで対面されてい
ことを特徴とする。
【0009】(2)請求項2の内装材は、基材の一部に
表皮材及び樹脂製成形材料からなるパッドが一体的に固
定された内装材において、前記基材と前記表皮材との間
に充填されて発泡するポリウレタンフォームの原液の密
度が0.15〜0.2g/cm 3 からなる樹脂製成形材
料の発泡圧力によって該表皮材の端部を該基材に押し付
けるラップ部位が設けられ、該ラップ部位の該表皮材の
長さが7.6〜9.5mmとされていることを特徴とす
る。
【0010】
【作用】(1)請求項1の内装材の製造方法では、樹
製成形材料が第1方向から注入され、内装材を賦形する
キャビティをもつ金型を用意する。この金型は上型と下
型とからなり、このキャビティは、第1方向と略平行な
上型の下端面で形成される第1型内面と、この第1方向
に対して交差する第2方向と略平行であり、第1型内面
と連続する第2型内面と、第1型内面と対向する下型の
上端面で形成される第3型内面とを有して形成されてい
る。
【0011】次いで、第1型内面と、第2型内面とに基
材を対面させて配置する。また、第3型内面と、基材に
おける第2型内面と対面する部位とに表皮材を対面させ
て配置する。この場合基材と表皮材とがラップする長さ
を7.6〜9.5mmとする。そして、表皮材の裏面
と、基材における第1型内面と対面する部位の裏面との
間に密度が0.15〜0.2g/cm 3 のポリウレタン
フォーム原液からなる樹脂製成形材料を注入し、インモ
ールド成形する。
【0012】こうして基材と、表皮材及び樹脂製成形材
料からなるパッドとが一体になった内装材が得られるた
め、従来の締結部材、離型材及びバリ取りが不要となる
とともに、組付けも簡易となる。しかも基材と表皮材と
がラップする長さが7.6〜9.5mmと極めて短いた
めに、表皮材は全体として小さくなり資材の大きな節約
となる。 また、樹脂製成形材料を構成するポリウレタン
フォーム原液は発泡するに従ってラップ部位の端部に至
り、発泡圧力によりラップ部位の表皮材の端部を基部に
押し付ける。このとき、ラップ部位の表皮材の端部の長
さを7.6〜9.5mmとすると、ポリウレタンフォー
ム原液が通常使用される0.15〜0.2g/cm 3
密度の範囲内では、ラップ部位の端部からラップ部位と
基材との間に侵入したポリウレタンフォーム原液がそれ
らの間から見切り部へ漏れない。
【0013】(2)請求項2の内装材は、基材の一部に
表皮材及び樹脂製成形材料からなるパッドが一体的に固
定された内装材であり、基材と表皮材との間に充填され
て発泡するポリウレタンフォームの原液の密度が0.1
5〜0.2g/cm 3 からなる樹脂製成形材料の発泡圧
力によって表皮材の端部を基材に押し付けるラップ部位
が設けられ、このラップ部位の表皮材の長さが7.6〜
9.5mmとされている。ポリウレタンフォームの原液
の密度が0.15〜0.2g/cm 3 の範囲にあり、ラ
ップ部位の表皮材の長さが7.6〜9.5mmとなって
いる場合にはラップ部位の端部からラップ部位と基材と
の間に侵入したポリウレタンフォーム原液がそれらの間
から見切り部へ漏れない。
【0014】
【実施例】以下、自動車のインパネの製造方法に具体化
した実施例及び試験を図面を参照しつつ説明する。 (実施例) 「第1工程」 まず、図1に示すように、樹脂製成形材料としてのポリ
ウレタンフォーム原液5(図2等参照)が第1方向Aか
ら注入され、インパネを賦形するキャビティCをもつ上
型1及び下型2からなる金型を用意する。なお、図1〜
5では図9のI断面、つまりインパネのサイド端末を示
している。
【0015】上型1では、下端面が第1方向Aと平行な
第1型内面1aとされているとともに、この第1型内面
1aと連続する側面が第1方向Aに対して90°の交差
角θをもつ第2方向Bと平行な第2型内面1bとされて
おり、型割面1cが第2型内面1bと連続して第1型内
面1aと平行に形成されている。また、上型1の第1型
内面1aには外部に連通されるガス抜き穴1dが開口さ
れている。
【0016】また、下型2では、上端面が第1型内面1
aと対向する第3型内面2aとされており、意匠的に
0.5〜3.0mm程度の段差aが第3型内面2aから
上型1側に直角に設けられ、型割面2bが段差aと連続
して第3型内面2aと平行に形成されている。なお、段
差aを積極的に設けないこともできる。これら第1型内
面1a、第2型内面1b及び第3型内面2aを有してキ
ャビティCが形成される。
【0017】「第2工程」第1型内面1aと、第2型内
面1bと、型割面1cとにPP製の基材3を対面させて
配置する。但し、基材3の裏面にプライマーや塗料を塗
布しておく。なお、この基材3の第1型内面1aと対面
される部位であり、第2型内面1b近傍には、ガス抜き
穴1dと連通されるガス抜き穴3aが開口されている。
【0018】また、第3型内面2aと、基材3における
第2型内面1bと対面する部位とに表皮材4を対面させ
て配置する。この表皮材4はスラッシュ成形又は真空成
形により成形された厚さ0.5〜1.2mmのPVC又
はTPO等の熱可塑性樹脂製のものである。このとき、
表皮材4のラップ部位4aの長さは7.5mm以上であ
る。
【0019】「第3工程」図2に示すように、上型1と
下型2とを型締めし、表皮材4の裏面と、基材3におけ
る第1型内面1aと対面する部位の裏面との間に密度が
0.15〜0.2g/cm3 のポリウレタンフォーム原
液5を注入し、インモールド成形する。この間、ポリウ
レタンフォーム原液5は重力によって下方から充填さ
れ、上方へと発泡していく。このため、ポリウレタンフ
ォーム原液5は、発泡完了前にはラップ部位4aの端部
4bに至らない。なお、表皮材4の裏面と基材3の裏面
との間に存在した空気はガス抜き穴3a、1dより排出
される。
【0020】そして、ポリウレタンフォーム原液5は、
発泡するに従って表皮材4のラップ部位4aを押圧し、
ラップ部位4aを基材3に押し付ける。この後、図3に
示すように、表皮材4のラップ部位4aの端部4bに至
り、図4に示すように、ラップ部位4aと基材3との間
に侵入する。このとき、ラップ部位4aと基材3との間
に侵入したポリウレタンフォーム原液5はそれらの間か
ら見切り部Eへ漏れようとするが、内部のポリウレタン
フォーム原液5が第1方向Aの発泡圧力によってラップ
部位4aを基材3に押し付けているため、その漏れが抑
制される。また、ポリウレタンフォーム原液5が上記密
度に設定されているため、ラップ部位4aの端部4bか
らラップ部位4aと基材3との間に侵入したポリウレタ
ンフォーム原液5がそれらの間から見切り部Eへ漏れな
い。
【0021】ポリウレタンフォーム原液5の発泡が完了
し、固化すれば、ラップ部位4aと基材3との間の見切
り部Eにおいて表皮材4が基材3にシールされる。こう
して、図5に示すように、基材3と、表皮材4及びポリ
ウレタンフォーム5からなるパッド6とが一体になった
インパネが得られる。こうして得られたインパネは、見
切り部Eにウレタンフォーム原液5の漏れを生じること
なく、見切り部Eにおいて、表皮材4と基材3とを確実
にシールし、かつ見栄えのよいものとなる。
【0022】したがって、この製造方法によりインパネ
を製造すれば、従来の締結部材、離型材及びバリ取りが
不要となる。また、スラッシュ成形される表皮材におい
て、従来はPL部分に余分に設ける必要のあった表皮材
4が不要となるとともに、従来は外周域に70mm程度
余分に確保しておいた表皮材4を10mm程度に縮小す
ることができたため、歩留りが従来は65%程度であっ
たものが、90%程度に向上した。さらに、従来の締結
部材を介した組付けに比べて組付けも簡易となった。こ
のため、この製造方法では、製造サイクルの短縮化及び
製造コストの低廉化を実現することができた。
【0023】なお、このインパネのカウル端末及びロア
端末は、図9のVII断面に相当する図6及び図9のV
III断面に相当する図7に示すように、図5のサイド
端末と同様の構成となっている。図6に示すカウル端末
では、上型1の第2型内面1bが第1方向Aに対して1
30°の交差角θをもつ第2方向Bと平行に形成されて
いたが、この場合でも見切り部Eにウレタンフォーム原
液5の漏れを生じることなく、見切り部Eにおいて、表
皮材4と基材3とを確実にシールし、かつ見栄えのよい
ものとなっている。 (試験)表皮材4のラップ部位4aの長さ(mm)と、
ウレタンフォーム原液5の密度(g/cm3 )とを種々
変え、ラップ部位4aと基材3との間から見切り部Eへ
漏れることなく、表皮材4と基材3とをシールできるか
否かを試験した。結果を図8に示す。
【0024】図8より、ポリウレタンフォーム原液5が
通常使用される0.15〜0.2g/cm3 の密度の範
囲内では、見切り部Eへの漏れがなく、表皮材4と基材
3とをシールできることがわかる。したがって、この製
造方法では、通常採用されるウレタンフォーム原液5を
そのまま用いることができるため、実用的であることが
わかる。
【0025】なお、本発明の製造方法では、自動車のイ
ンパネ以外にドアトリム等の他の内装材を製造する場合
にも適用可能である。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の内装材及
びその製造方法では、各請求項記載の構成を採用してい
るため、製造サイクルの短縮化及び製造コストの低廉化
を実現するとともに、表皮材と基材とが確実に接着し、
かつ見栄えのよい内装材となる。特に本発明の製造方法
によれば、インパネ等の内装材の軽量化等の観点から通
常採用されるウレタンフォーム原液をそのまま用いるこ
とができるため、実用的である。
【0027】特に請求項2の製造方法によれば、インパ
ネ等の内装材の軽量化等の観点から通常採用されるウレ
タンフォーム原液をそのまま用いることができるため、
実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の製造方法に係り、型締め前の金型等の
断面図である。
【図2】実施例の製造方法に係り、型締め後、ウレタン
フォーム原液が発泡中の金型等の断面図である。
【図3】実施例の製造方法に係り、ウレタンフォーム原
液の発泡後半の金型等の断面図である。
【図4】実施例の製造方法に係り、ウレタンフォーム原
液の発泡完了時の金型等の断面図である。
【図5】実施例の製造方法により得られたインパネに係
り、図9のI断面に相当するサイド端末の断面図であ
る。
【図6】実施例の製造方法により得られたインパネに係
り、図9のVII断面に相当するカウル端末の断面図で
ある。
【図7】実施例の製造方法により得られたインパネに係
り、図9のVIII断面に相当するロア端末の断面図で
ある。
【図8】試験に係り、表皮材のラップ部位の長さとウレ
タンフォーム原液の密度との関係を示すグラフである。
【図9】自動車のインパネを示す斜視図である。
【図10】従来のインパネに係り、図9のX−X矢視断
面図である。
【図11】従来のインパネを改良したものの製造方法に
係り、ウレタンフォーム原液の発泡後半の金型等の断面
図である。
【符号の説明】
5…ウレタンフォーム原液(樹脂製成形材料) A…第
1方向 B…第2方向 1…上型 1a…
第1型内面(下端面) 1b…第2型内面 2…下型 2a…
第3型内面(上端面) C…キャビティ 3…基材 4…表
皮材 4a…ラップ部位
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B60R 13/02 B60R 13/02 B B29K 75:00 105:04 B29L 31:58 (56)参考文献 特開 平6−206229(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 39/10 - 39/12 B29C 39/22 - 39/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂製成形材料が第1方向から注入され、
    内装材を賦形するキャビティをもち、該キャビティは、
    該第1方向と略平行な第1型内面と、該第1方向に対し
    て交差する第2方向と略平行であり、該第1型内面と連
    続する第2型内面と、該第1型内面と対向する第3型内
    面とを有して形成された金型を用い、該第1型内面及び
    該第2型内面とに基材を対面させて配置するとともに、
    該第3型内面及び該基材における該第2型内面と対面す
    るラップ部位とに表皮材を対面させて配置し、該表皮材
    の裏面と、該基材における該第1型内面と対面する部位
    の裏面との間に該樹脂製成形材料を注入することにより
    該内装材をインモールド成形する内装材の製造方法にお
    いて、 前記樹脂製成形材料は密度が0.15〜0.2g/cm
    3 のポリウレタンフォーム原液であり、かつ前記表皮材
    は前記基材における前記第2型内面と対面する部位に対
    し7.6〜9.5mmの長さで対面されている ことを特
    徴とする内装剤の製造方法。
  2. 【請求項2】基材の一部に表皮材及び樹脂製成形材料か
    らなるパッドが一体的に固定された内装材において、 前記基材と前記表皮材との間に充填されて発泡するポリ
    ウレタンフォームの原液の密度が0.15〜0.2g/
    cm 3 からなる樹脂製成形材料の発泡圧力によって該表
    皮材の端部を該基材に押し付けるラップ部位が設けら
    れ、該ラップ部位の該表皮材の長さが7.6〜9.5m
    mとされていることを特徴とする内装材。
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JPH08155975A (ja) 1996-06-18

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