JP3062011B2 - 発泡成形品の製造方法とそれに用いられる成形型 - Google Patents

発泡成形品の製造方法とそれに用いられる成形型

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    • B29C44/14Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements the preformed part being a lining

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基体の一側に設けた
発泡体の表面を表皮で覆い、該表皮の端末を表皮内側へ
折り曲げて前記基体の縁に固定した発泡成形品の製造方
法、およびその成形型に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のコンソールリッド等において
は、図10および図11に示すように、金属製または樹
脂製の基体(インサートとも称される)51と一体に成
形型で発泡成形した発泡体53に、袋状の表皮55を被
せ、前記表皮55の端末56を内側へ折り曲げ、その表
皮の端末56を隠蔽するアウター57を基体51に取り
付けた構造の発泡成形品が知られている。なお、前記コ
ンソールリッドのアウター57には、開閉用のヒンジが
さらにねじ止め等により取り付けられる。
【0003】しかし、前記の発泡成形品にあっては、成
形型を用いて発泡体53を基体51と一体に発泡成形し
た後、発泡体53に表皮55を被せて、その表皮の端末
56で発泡体53を巻き込み、さらにアウター57によ
って表皮の端末56を隠蔽した後、ヒンジ等を取り付け
ねばならず、その工程が多いため製造が面倒であった。
特に、表皮55については手作業で発泡体53に被せて
接着し、さらに表皮の端末56は、発泡体53の縁を巻
き込むように折り曲げて基体51の裏面に接着して固定
しなければならないため、仕上がり品質にバラツキを生
じ易く、また接着剤が表皮55の外面に付着して製品の
表面外観を損ない易い問題もある。また、厚みのある発
泡成形品については、発泡体53の厚みが大になって重
くなったり価格が増大する問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記の点
に鑑みなされたもので、簡単な構造からなって、良好な
外観を有し、しかも軽量安価な発泡成形品を容易に得る
ことのできる製造方法と、その成形型を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、凹形状の
型面を有するキャビティ型と、蓋型とよりなる成形型を
用いる発泡成形品の製造方法において、前記蓋型を、外
周面に凹溝を有する樹脂製中空体からなる基体と、該基
体の凹溝に取り外し可能に嵌着して縁を前記基体の外周
に突出させた保持板とから構成し、開口した袋状表皮を
前記キャビティ型にセットすると共に開口部周囲の表皮
端末をキャビティ型の型面外周に配置する工程と、前記
表皮内に発泡原料を注入する工程と、前記蓋型を、その
基体が前記表皮内に位置すると共に前記保持板の縁がキ
ャビティ型の型面外周に位置するようにキャビティ型に
被せて閉型する工程と、前記発泡原料を発泡させて、生
成する発泡体により前記表皮及び基体を一体にする工程
と、前記表皮、基体及び発泡体が一体になった成形品を
脱型する工程と、前記保持板を基体の凹溝から外した
後、前記基体の凹溝に表皮の端末を挿入して挟持固定す
る表皮端末固定工程とを含むことを特徴とする。
【0006】第二の発明は、成形型に関するもので、凹
形状の型面を有するキャビティ型と、該キャビティ型に
蓋をする蓋型とよりなって、型内に配置される表皮と基
体間で発泡原料を発泡させて前記表皮と基体と発泡体が
一体になった発泡成形品を成形するための成形型におい
て、前記蓋型が、樹脂製中空体の外周面に凹溝を設けて
なる前記基体と、前記凹溝に取外し可能に嵌着されて前
記基体外周から縁が突出する保持板とよりなることを特
徴とする。
【0007】
【作用】この発明の製造方法においては、表皮および基
体と一体に発泡体を発泡成形するため、後工程で表皮を
手作業で被せて接着する必要がなく、裏面のアウターの
取りつけ作業も不要となる。そのため、従来と比べて、
製造作業が簡単になるのみならず、得られる発泡成形品
の外観にバラツキがなくなり、しかも表皮を発泡体表面
に接着する際の接着剤が発泡成形品表面に付着する恐れ
もないので、発泡成形品の外観が良好になる。また、発
泡成形品の基体が成形型の蓋型の一部を兼ねるため、成
形型の費用も安価になり発泡成形品を安価に製造できる
ようになる。
【0008】さらに、この発明の成形型においては、前
記のように発泡成形品の基体が成形型の蓋型の一部(主
要部)を兼ねるため、成形型の製造時に蓋型全体を製作
する必要がなくなり、成形型の製造が容易になると共
に、成形型が安価になる。しかも、蓋型の一部を構成す
る発泡成形品の基体が、樹脂製中空体からなるため、蓋
型が軽量となって成形型の取り扱いが容易になる。
【0009】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例に係る発泡成形品の
製造方法により得られた発泡成形品の断面図、図2はそ
の一部の拡大断面図、図3はこの発明に係る発泡成形品
の製造方法の一実施例を示す斜視時、図4はその実施例
における蓋型の組み立て時を示す断面図、図5はその実
施例における蓋型の平面図、図6はその実施例における
発泡原料注入時を示す断面図、図7は閉型および発泡時
を示す断面図、図8は保持板を外す際を示す断面図、図
9は表皮端末の固定時を示す断面図である。
【0010】図1および図2に示す発泡成形品10は、
この発明の一実施例に係る発泡成形品の製造方法により
得られたもので、基体11と発泡体21と表皮31とよ
りなり、自動車のコンソールリッドに用いられる。基体
11は、この発泡成形品の芯材および裏面を構成するも
ので、ポリプロピレンにプライマー処理した樹脂、ある
いはABS樹脂等の樹脂からブロー成形、インジェクシ
ョン成形等により成形された樹脂製中空体よりなり、こ
の実施例では略台形の横断面形状をしている。この基体
11は、一側の表面12が発泡体21を保持し、裏側の
表面13がこの発泡成形品の裏面(この実施例ではコン
ソールリッドの裏面)を構成している。この裏側表面1
3近くにおける基体11の側部の外周面には凹溝14が
形成されている。この凹溝14は、表皮31の端末33
が挿入挟持されるものである。そのため、凹溝14の開
き幅は、表皮31の厚みより僅か小にして、表皮31の
端末33が凹溝14内に確実に挟持されるようにするの
が好ましい。また、前記基体11の中空部15は、発泡
体21の使用量を減らして発泡成形品の軽量化を図る作
用もあるため、発泡成形品の寸法等に応じて適宜定めら
れる。
【0011】なお、この実施例の基体11にあっては、
図3に示すように、開閉可能にこの発泡成形品10を自
動車内のコンソールボックスに取りつけるためのヒンジ
16が一体に形成されている。このヒンジ16は基部が
薄肉とされたもので、その薄肉部で屈曲するようになっ
ている。勿論、発泡成形品の種類によっては、ヒンジを
後工程で取りつけたり、または不要の場合もある。
【0012】発泡体21は、発泡成形品10にソフトな
表面感触および緩衝性を賦与するためのもので、軟質ウ
レタンフォーム等の合成樹脂発泡体からなる。この発泡
体21は前記基体11の一側表面12を覆って前記凹溝
14の手前まで設けられている。
【0013】表皮31は、発泡成形品10の表面を構成
するためのもので、軟質塩化ビニル樹脂等の樹脂からな
るもの、または織布に合成樹脂フィルム等が裏打ちされ
たもの、あるいは目の細かい布等からなり、材質に応じ
て真空成形、スラッシュ成形、ブロー成形、プレス成形
あるいは縫製等により成形されたものが用いられる。こ
の表皮31は、図3に示すように開口した袋状からなる
もので、前記発泡体21の表面に被せられている。そし
て、開口部32周囲の表皮端末33が、図2に示すよう
に発泡体31の縁を巻き込むように表皮31の内側へ折
り曲げられて、前記基体11外周の凹溝14に挿入され
挟持されている。そのため、表皮端末33が凹溝14内
に隠蔽されて、発泡成形品の外観が良好となると共に、
表皮端末33の剥離が防止される。なお、この表皮31
は、後記するように、基体11と表皮31間に注入した
発泡原料が発泡体21を形成する際の自己接着性によ
り、発泡体21表面に接着している。
【0014】次に、前記発泡成形品の製造方法およびそ
の製造方法に用いる成形型の一実施例について、図3な
いし図9を用いて説明する。この発泡成形品の製造方法
は、凹形状の型面を有するキャビティ型と蓋型とよりな
る成形型を用いるもので、表皮配置工程、発泡原料注入
工程、閉型工程、一体発泡工程、脱型工程および表皮端
末固定工程を含むものである。以下順に説明する。
【0015】用いる成形型40は、図3ないし図6に示
すように、キャビティ型41と蓋型47とよりなる。キ
ャビティ型41は、所望の発泡成形品に応じた凹形状の
型面42を内部に有する。この実施例では、パーティン
グ面となる型面外周43に、表皮31および蓋型47の
位置決め保持用ピン44が所定間隔で立設され、また側
部には型締め用のクランプ45が設けられている。
【0016】蓋型47は、樹脂製中空体からなって外周
面に凹溝14の形成された前記基体11と、その基体の
凹溝14に取外し可能に嵌着されて縁が基体11の外周
面から突出した保持板48とよりなる。基体11は、蓋
型47の型面を構成すると共に、発泡成形後に発泡成形
品の一部となるものである。それに対して、保持板48
は、前記基体11をキャビティ型41内に保持すると共
に、基体11と一体となってキャビティ型41に蓋をす
るためのものである。この実施例の保持板48は、二つ
の半体48a,48aからなって、各半体48aの対向
する側に前記基体11外周面に対応した凹部が形成さ
れ、前記凹溝14への嵌着により保持板48の縁が基体
11外周を包囲するようになっている。また、保持板4
8には、前記キャビティ型の位置決め保持用ピン44の
嵌まる孔49が開けられている。なお、この保持板48
は、剛性のある樹脂、あるいは金属板等からなる。
【0017】前記成形型40を用い、次のようにして発
泡成形品10を製造する。まず、表皮配置工程を行な
う。この表皮配置工程では、図3および図6に示すよう
に、開口した袋状からなる前記の表皮31をキャビティ
型41の型面に配置し、表皮端末33をキャビティ型4
1の型面外周43に配置する。その際、表皮端末33に
あらかじめ形成しておいた孔34を、キャビティ型の位
置決め保持用ピン44に嵌めて表皮31の位置決め固定
を行なう。
【0018】次に発泡原料注入工程を行なう。この工程
では、前記キャビティ型41内に配置した表皮31内
に、図6に示すように、注入ノズルNを用いて発泡原料
Pを注入する。発泡原料Pとしては、ポリウレタン発泡
原料が好適である。
【0019】次いで、閉型工程を行なう。この工程で
は、前記基体11と保持板48とで構成された蓋型47
を、基体11が表皮31内に、また保持板48の縁がキ
ャビティ型41の型面外周43に位置するようにしてキ
ャビティ型41に被せる。その際、保持板48の孔49
をキャビティ型の位置決め保持用ピン44に嵌めて蓋型
47の位置決めを行い、その後、図7に示すように、ク
ランプ45を締めて閉型する。なお、保持板48には、
発泡原料Pが付着するのを防ぐため、あらかじめ離型剤
を塗布しておくのが好ましい。
【0020】その状態で一体発泡工程を行なう。この工
程では、前記表皮31内に注入された発泡原料Pが発泡
し、表皮31と基体11間を満たし、かつその発泡時に
おける発泡原料の自己接着性により、前記表皮31およ
び基体11と一体に発泡体21を形成する。その際、前
記基体11外周面の凹溝14は、前記保持板48が嵌着
して塞がれているため、発泡原料が侵入することがな
い。
【0021】次いで脱型工程を行う。この工程では、前
記クランプ45を外し、蓋型47をキャビティ型41か
ら外して、前記表皮31と基体11と発泡体21が一体
になった成形品をキャビティ型41から脱型する。
【0022】その後に表皮端末固定工程を行なう。この
工程では、図8に示すように、基体11外周面の凹溝1
4から前記保持板48を抜き取り、図9に示すように前
記凹溝14を開口させる。そして、発泡体21の縁を巻
くように前記表皮端末33を表皮31内側へ折り曲げ、
へら等で凹溝14内に挿入して挟持固定すれば、図1に
示した所望の発泡成形品10が得られる。
【0023】なお、前記実施例においては、発泡原料注
入工程後に閉型工程を行なう、いわゆるオープン注入に
よる製造方法およびその成形型の例を示したが、この発
明はそれに限られるものではなく、前記基体11に発泡
原料注入口を形成して、閉型工程後に、前記発泡原料注
入口から発泡原料を注入する、いわゆるクローズド注入
用の成形型としてもよく、またそのクローズド成形用の
成形型を用いて発泡成形品を製造してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
発泡成形品の製造方法によれば、得られる発泡成形品
は、表皮端末が基体外周面の凹溝に挿入されて隠蔽され
ているため、表皮端末での外観が良好となると共に、表
皮端末の剥離が防止される。しかも、基体が従来の裏側
アウターを兼ねるため、部品点数が少なくて済み、その
製造が容易になると共に安価となる。さらに、基体が中
空からなるため、厚みのある発泡成形品であっても発泡
体の量を少なくでき、これによっても、安価および軽量
にできる。
【0025】さらにこの発明の発泡成形品の製造方法に
よれば、前記利点のある発泡成形品を得られる効果の他
に、基体と表皮と一体に発泡体を成形するため工程を短
縮でき、しかも、手作業により表皮を被せる際に生じて
いた発泡成形品外観のバラツキ、および接着剤の付着に
よる発泡成形品の外観不良を少なくできる効果がある。
加えて、用いる成形型は、蓋型の一部を発泡成形品の基
体で兼ねるため、蓋型の型面を別個成形する必要がな
く、発泡成形品の製造準備期間の短縮を短縮でき、また
それによっても発泡成形品の価格を安価にできる。
【0026】一方、この発明の成形型においては、前記
のように蓋型の一部(主要部)を発泡成形品の基体で構
成するため、成形型の製作期間が短縮でき、かつ安価に
なる。さらに、蓋型の一部を構成する基体が樹脂製中空
体からなるため、蓋型が軽くなり、成形型全体の重量も
軽くなって、取り扱いが容易になる効果もある。
【0027】その他、この発明に係る発泡成形品の製造
方法およびその成形型は、自動車のコンソールリッドに
限られず、グローブボックス、あるいはその他の小物部
品等のように、表皮端末により発泡体を巻き込む各種の
発泡成形品に適用でき、極めて利用価値が高いものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る発泡成形品の製造方
法によって得られた発泡成形品の断面図である。
【図2】その発泡成形品の一部を拡大して示す断面図で
ある。
【図3】この発明の一実施例に係る発泡成形品の製造方
法を説明する斜視図である。
【図4】その実施例における蓋型の組み立て時を示す断
面図である。
【図5】その実施例における蓋型の平面図である。
【図6】その実施例における発泡原料注入時を示す断面
図である。
【図7】その実施例における閉型および発泡時を示す断
面図である。
【図8】その実施例における保持板を外す際の断面図で
ある。
【図9】その実施例における表皮端末固定時を示す断面
図である。
【図10】従来の発泡成形品の組み立てを示す断面図で
ある。
【図11】従来の発泡成形品の断面図である。
【符号の説明】
11 基体 14 凹溝 21 発泡体 31 表皮 33 表皮の端末 41 キャビティ型 47 蓋型 48 保持板 P 発泡原料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 33/00 - 33/76 B29C 39/00 - 39/44 B32B 1/00 - 35/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹形状の型面を有するキャビティ型と、
    蓋型とよりなる成形型を用いる発泡成形品の製造方法に
    おいて、 前記蓋型を、外周面に凹溝を有する樹脂製中空体からな
    る基体と、該基体の凹溝に取り外し可能に嵌着して縁を
    前記基体の外周に突出させた保持板とから構成し、 開口した袋状表皮を前記キャビティ型にセットすると共
    に開口部周囲の表皮端末をキャビティ型の型面外周に配
    置する工程と、 前記表皮内に発泡原料を注入する工程と、 前記蓋型を、その基体が前記表皮内に位置すると共に前
    記保持板の縁がキャビティ型の型面外周に位置するよう
    にキャビティ型に被せて閉型する工程と、 前記発泡原料を発泡させて、生成する発泡体により前記
    表皮及び基体を一体にする工程と、 前記表皮、基体及び発泡体が一体になった成形品を脱型
    する工程と、 前記保持板を基体の凹溝から外した後、前記基体の凹溝
    に表皮の端末を挿入して挟持固定する表皮端末固定工程
    とを含むことを特徴とする発泡成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 凹形状の型面を有するキャビティ型と、
    該キャビティ型に蓋をする蓋型とよりなって、型内に配
    置される表皮と基体間で発泡原料を発泡させて前記表皮
    と基体と発泡体が一体になった発泡成形品を成形するた
    めの成形型において、 前記蓋型が、樹脂製中空体の外周面に凹溝を設けてなる
    前記基体と、前記凹溝に取外し可能に嵌着されて前記基
    体外周から縁が突出する保持板とよりなることを特徴と
    する成形型。
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