JP3727363B2 - ソフトパッド付き製品及びその製造方法 - Google Patents

ソフトパッド付き製品及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ソフトパッドが部分的に設けられるソフトパッド付き製品及びその製造方法に関する。自動車のインストルメントパネル等に利用される。
【0002】
【従来の技術】
自動車のインストルメントパネル等は、これまで、コア材を芯にして表皮が発泡体を被覆してつくるソフトパッドで全体を構成することが多かった。発泡体がソフト感をかもしだし、発泡体を包む表皮が内装品としての高級感を供し、更に、剛性体からなるコア材が全体を支えて固定化できることで、夫々の特性が生かされるからである。
ところが、近年、コストダウン等の要請から大衆車,軽自動車などにおいて、ソフトパッドを部分的に設けるソフトパッド付き製品を用いるようになってきた。こうしたソフトパッド付き製品(例えば、インストルメントパネル)は、一般に次のごとくして造られてきた。
【0003】
初めに、発泡成形型の下型に表皮をセットした後、上型に離型剤を塗る。そして、予め部分的に離型処理したインサートをその突出端部が表皮外へ突き出すように配設し、次いで、発泡原料をキャビティに注入して閉型し、発泡成形することでソフトパッドを先ず造る。
その後、予め成形されたインストルメントパネル本体に設けられた取付用開口部に上記インサートに係る突出端部を挿入し、この突出端部を裏面側で折曲げたり、ビス固定したりして、インストルメントパネル本体にソフトパッドを部分的に取着する製法を採っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記製法では、インサートの突出端部に離型剤を塗布するのに手間どり、また、インサートの数が多く、それらのセットに時間がとられていた。更に、斯るインサートが後処理で邪魔になり、バリ取り作業がはかどらなかった。加えて、インストルメントパネル本体へのソフトパッドの取付にも時間を費やすことになった。
こうしたことから、ソフトパッドのインストルメントパネル本体への取付けを改善した考案(実開昭62−16523号公報)等も案出されてはいるが、上記その他の不具合を改善するには至ってなかった。
【0005】
本発明は上記問題点を解決するもので、基材へ取付けるためのインサートが不要で、更に、ソフトパッドの基材への取付け作業もなしで、発泡体を表皮で包んだソフトパッドが基材の一部に一体成形で取着されるようにしたソフトパッド付き製品及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本第一発明のソフトパッド付き製品は、発泡体と該発泡体を被覆する表皮とで形成するソフトパッドを基材の一部に一体化したソフトパッド付き製品にあって、樹脂成形品からなり、一部に開口部を有し該開口部周りの裏面側に複数の凸部を所定間隔毎に設けた基材(1)と、所定形状に付形されて、該凸部に対応する凹部を周縁寄りに有し、該凸部に該凹部を嵌合させ該開口部を塞ぐようにして基材に取付けられる表皮(2)と、該表皮の裏面側に発泡原料を注入し発泡成形することで、該表皮及び該基材と一体成形する発泡体(3)と、該発泡体の裏面に裏当てし発泡成形過程で該発泡体と一体化するカバー部材(4)と、を備え、且つ該カバー部材の端部を表皮の端部よりも外に張出し、また上記発泡原料が上記表皮の凹部を越え、更に表皮外縁を越え上記基材のところまではみ出し、発泡硬化して発泡体を形成することを特徴とする。
本第二発明のソフトパッド付き製品は、本第一発明で、カバー部材に、カバー部材面から表皮に向かって張出す突起又は突条体が更に設けられてなることを特徴とする。
【0007】
本第三発明のソフトパッド付き製品の製造方法は、発泡体と該発泡体を被覆する表皮とで形成するソフトパッドを基材の一部に一体化したソフトパッド付き製品の製造方法にあって、樹脂成形品からなり、一部に開口部が形成された基材を、該開口部周りに所定間隔毎に設けた複数の凸部が上方へ向くようにして下型に配設し、次いで、所定形状に付形した表皮の周縁に設けた凹部を該凸部に嵌合させ、該開口部が閉塞されるように該表皮を敷設する一方、該表皮の背面に相応する上型の位置にカバー部材を、その端部を表皮の端部よりも外に張出すようにセットし、その後、上記表皮のセットによって作られる表皮の湾状凹みに発泡原料を該湾状凹みに収まる量よりも多めに注入して閉型し、又は、閉型後、該表皮と該カバー部材との間に発泡原料を注入し、発泡原料が表皮の凹部を越え、更に表皮外縁を越え上記基材のところまではみ出し、発泡硬化して発泡成形することで、基材,表皮,カバー部材と一体成形される発泡体を形成することを特徴とする
【0008】
ここで、「表皮の周縁に設けた凹部を上記凸部に嵌合させ、上記開口部が閉塞されるように表皮を敷設する一方、表皮の背面に相応する上型の位置にカバー部材をセットし」は、上記表皮を敷設する操作と上記カバー部材をセットする操作のいずれを先行させてもよい。また、同時進行でも構わない。
【0009】
【作用】
本発明に係るソフトパッド付き製品及びその製造方法によれば、ソフトパッドが必要な基材の箇所に開口部が設けられ、この開口部周りに形成した凸部に表皮の凹部を嵌合させ、表皮が開口部を閉塞するように敷設されるので、まず、基材とソフトパッドの構成要素たる表皮とが一体化される。
そして、この表皮内に発泡原料を注入して発泡成形すると、発泡体の接着力によって基材,表皮と一体化固定した発泡体が形成され、表皮と発泡体とからなるソフトパッドがインサート等の接続部品を要せずして基材に取着される。
更に、発泡成形時に、裏当て材たるカバー部材を表皮の背面側に配設しておくと、斯るカバー部材も一体成形中に発泡体に固着されることになり、ソフトパッドが確実に基材に取付けられることになる。
基材に凸部を所定間隔毎に設けて、該凸部に表皮の凹部を嵌合させ開口部を塞ぐようにして基材に表皮を取付けると、発泡成形過程で発泡原料が表皮の凹部を越えることができる。発泡原料が上記表皮の凹部を越え、更に表皮外縁を越え上記基材のところまではみ出し、発泡硬化して発泡体を形成するようにすると、発泡体がより強固に基材,表皮と一体化する。
カバー部材の裏当てがない部分のソフトパッドを車室側から強く押すと、発泡体が後退してしまう虞れがあるが、カバー部材の端部を表皮の端部よりも外に張出すと、斯る不具合が解消する。
基材の隣接する凸部の距離が離れすぎていると、表皮とカバー部材の隙間を一定に保ち得ず、この隙間を通って接着代へはみ出す発泡体にアンバランスを引き起こすが、請求項2の発明のごとく、カバー部材に、カバー部材面から表皮に向かって張出す突起又は突条体が設けられるとこれを是正する。
【0010】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づいて詳述する。
(1)ソフトパッド付き製品の構成
図1〜図4は、本発明に係るソフトパッド付き製品の一実施例を示す。インストルメントパネルに適用したものである。図1はソフトパッド付き製品たるインストルメントパネルの全体斜視図、図2は図1のA−A矢視図、図3は開口部周りの拡大図、図4は図3のB−B矢視図である。
【0011】
ソフトパッド付き製品Qは、基材1と表皮2と発泡体3とカバー部材4とから構成される。
基材1は、略インストルメントパネル形状した樹脂成形品で、ソフトパッドPが取着される部分に開口部11を形成する。基材1の裏面側にあたる開口部11の周りには、ダボ状の凸部12が所定間隔毎に設けられている。凸部12は、円柱形で多少先端に向けてテーパがついている。表皮2の凹部21(後述)を嵌め易くするためである。
【0012】
表皮2は、パウダースラッシュ成形等によって、予めソフトパッドPの表皮形状にしたものである。表皮2は、開口部11を閉塞できる大きさを有し、表皮2の周縁寄りには、上記凸部12に対応する凹部21が形成されている。そして、凸部12に凹部21を嵌合させると、表皮2が開口部11を塞ぐようにして基材1に取付けられる。開口部11に凸部12、表皮2に凹部21を形成したのは、組付けが容易で、更に、発泡体3によってこれらが一体化した後は、外れることがないからである。
図3は、開口部11に表皮2をセットした状態を示す(表皮2の裏側から見た図)。ここで、発泡体3,カバー部材4は二点鎖線で表わしている。
【0013】
発泡体3は、発泡体3を表皮2の裏面側に注入して、発泡成形することで得られたものである。発泡原料3には、ポリウレタンフォーム原料が用いられ、クッション性,ソフト感をかもし出している。この発泡体3を前記表皮2が被覆して、ソフトパッドPを形成する。発泡体3の成形過程で、発泡原料3aの接着力によって、発泡体3は、基材1,表皮2,カバー部材4(後述)と互いに一体化固定する。
発泡原料3aは、表皮2の凹部21を越え、更に表皮2外縁を越え、基材1のところまではみ出し、発泡硬化して発泡体3を形成することで、より強固に基材1,表皮2と一体化する。尚、上記表皮2は凹部21周りのみが張出しており、発泡体3の接着代31を大きくしている(図3)。
【0014】
カバー部材4は、ソフトパッドPに相応する曲板形状した板状体である。このカバー部材4は、発泡体3の発泡成形時に上型51にセットし、発泡体3を裏当てして発泡体3に一体化固定される。カバー部材4の端部は、図2のごとく、表皮2端部よりも外に張出す方がより好ましい。カバー部材4の裏当てがない部分のソフトパッドPを車室側から強く押すと、発泡体3が後退してしまう虞れがあるからである。
本実施例では、基材1の凸部12に当接するカバー部材4の箇所に、図2のごとく、多少窪み41を形成している。凸部12に嵌合させた表皮2の凹部21をカバー部材4の窪み41が押えて、発泡成形時に、表皮2のズレ防止が図れるからである。
【0015】
符号42は、カバー部材面から表皮2に向かって張出す円錐状の突起を示す(図4)。基材1の隣接する凸部12,12の距離が離れすぎていると、表皮2とカバー部材4の隙間Sを一定に保ち得ない。すると、この隙間Sを通って接着代31へはみ出す発泡体3にアンバランスを引き起こす故、これを是正するために突起42を設けるのである。突起42に代え、突条体であってもよい。
ところで、カバー部材4は、発泡体3の発泡成形過程で発泡体3と一体化するが、必要に応じてスクリュービス6等でカバー部材4を基材1に螺着することもできる。このスクリュービス6の使用によって、基材1,表皮2,発泡体3,カバー部材4の一体化が完全になり、ソフトパッドPが基材1から外れることはなくなる。
【0016】
(2)ソフトパッド付き製品の製造方法
ソフトパッド付き製品Qは、以下の操作手順で造られる。まず、開口部11周りを除きインストルメントパネル形状に成形した基材1を発泡成形型5の下型52に配設する。
続いて、所定形状に付形した表皮2を、開口部11が閉塞されるように載置する(図3)。表皮2は、その凹部21,21,…を基材1の対応する各凸部12に嵌合させることで、セットが完了する。これにより、表皮2は基材1への位置固定が図られ、製品完成時に開口部11周縁の見栄えも良くする。
次に、上型51にカバー部材4を取着する。カバー部材4は、型閉め時に表皮の背面側に位置するところに取付けられる。尚、表皮2のセットと、カバー部材4の取着の手順は逆にしてもよい。
【0017】
その後、上記表皮2のセットによって作られる表皮2の湾状凹み7に発泡原料3aたるポリウレタンフォーム原料を注入する(図5)。発泡原料3aは、湾状凹み7に収まる量よりも、若干多めに注入する。表皮2内への所定量の原料を注入し終えたら、今度は、上型51を閉じていく。
次いで、上型51と下型52の型閉め状態で、基材1,表皮2,及びカバー部材4と一体に発泡成形をなす。発泡原料3aが発泡体3へと変化していく発泡成形過程で、ウレタンフォームの保有する接着力によって、基材1,表皮2,及びカバー部材4と一体化する発泡体3が造られていく。
特に、発泡原料3aは、基材1の凸部12と、カバー部材4の突起42とでつくる隙間Sを通って接着代31へはみ出して発泡硬化し、斯る部分にも発泡体3が形成されるので、発泡体3の基材1,表皮2,カバー部材4との接着固定化がより確実となる。
発泡成形の終了後、上型51を開ける。そして、出来上ったソフトパッド付き製品Qを下型52から取り出すと、一連の成形工程は完了する。最後に、必要に応じて、スクリュービス6でカバー部材4を基材1に螺着すれば、ソフトパッドPが基材1に完全一体化するソフトパッド付き製品Qが得られる。
尚、本実施例では、発泡原料3aの注入法としてオープン注入を採用したが、これに代って、閉型後に注入するクローズド注入を用いることもできる。
【0018】
(3)実施例の効果
以上の態様からなるソフトパッド付き製品及びその製造方法によれば、表皮2と共にソフトパッドPを構成する発泡体3が、その発泡成形過程で表皮2のみならず、基材1,カバー部材4と一体化固定するので、従来、必要としていたソフトパッドPの基材1への取付け作業が不要となり、省力化に寄与した。そして、基材1へ取付けるためのインサート等の接続部品もいらなくなり、材料費,加工工数の削減ができた。
加えて、ソフトパッドP成形時における接続部品への離型剤の塗布、更には、ソフトパッドP成形後のバリ取り作業等も解消されることになった。
こうして出来上ったソフトパッドPは、基材1の凸部12に表皮2の凹部21が嵌合しているので、種々の方向から外力が加わっても外れることはなかった。
【0019】
また、本実施例では、ソフトパッドPの基材1への一体化固定を確実にすべく、発泡成形段階で積極的に表皮2とカバー部材4との間の隙間Sを通って接着代31に発泡原料3aを進出させているので、型閉め力や型強度は、それ程求められておらず、安価な発泡型5でソフトパッド付き製品Qを造ることができた。
もちろん、上記接着代31にはみ出した発泡体3はバリとなるが、製品の裏面であるため、後加工で取除く必要はなかった。逆に、接着代31にまで進出した発泡体3が表皮2,カバー部材4との接合力を発揮するのみならず、基材1とカバー部材4との緩衝材にもなるため、走行中、ソフトパッド付き製品Qが振動しても、擦れ音等の発生を防ぐのに貢献した。
【0020】
尚、本発明においては、前記実施例に示すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種々変更できる。基材1,表皮2,カバー部材4,開口部11,凸部12等の形状,大きさ等は、目的に応じて変更される。また、ソフトパッド付き製品Qには、インストルメントパネルに限らず、種々の製品に応用できる。発泡原料3aも、ウレタンフォーム原料の他、用途に合わせて様々な原料を用いることができる。
【0021】
【発明の効果】
以上のごとく、本発明に係るソフトパッド付き製品及びその製造方法は、ソフトパッドがその構成要素たる発泡体の発泡成形のなかで基材へ確実に固着されるので、基材に固定するための接続部品やその取付作業等から開放されることになり、省力化,低コスト化等に優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ソフトパッド付き製品たるインストルメントパネルの全体斜視図である。
【図2】 図1のA−A矢視図である。
【図3】 開口部周りの拡大図である。
【図4】 図3のB−B矢視図である。
【図5】 発泡原料注入工程を示す発泡成形型周りの断面図である。
【符号の説明】
1 基材
11 開口部
12 凸部
2 表皮
21 凹部
3 発泡体
3a 発泡原料
4 カバー部材
42 突起
51 上型
52 下型
7 湾状凹み
Q ソフトパッド付き製品
P ソフトパッド

Claims (3)

  1. 発泡体と該発泡体を被覆する表皮とで形成するソフトパッドを基材の一部に一体化したソフトパッド付き製品にあって、
    樹脂成形品からなり、一部に開口部を有し該開口部周りの裏面側に複数の凸部を所定間隔毎に設けた基材(1)と、所定形状に付形されて、該凸部に対応する凹部を周縁寄りに有し、該凸部に該凹部を嵌合させ該開口部を塞ぐようにして基材に取付けられる表皮(2)と、該表皮の裏面側に発泡原料を注入し発泡成形することで、該表皮及び該基材と一体成形する発泡体(3)と、該発泡体の裏面に裏当てし発泡成形過程で該発泡体と一体化するカバー部材(4)と、を備え、且つ該カバー部材の端部を表皮の端部よりも外に張出し、また上記発泡原料が上記表皮の凹部を越え、更に表皮外縁を越え上記基材のところまではみ出し、発泡硬化して発泡体を形成することを特徴とするソフトパッド付き製品。
  2. 上記カバー部材に、カバー部材面から表皮に向かって張出す突起又は突条体が更に設けられてなる請求項1記載のソフトパッド付き製品。
  3. 発泡体と該発泡体を被覆する表皮とで形成するソフトパッドを基材の一部に一体化したソフトパッド付き製品の製造方法にあって、樹脂成形品からなり、一部に開口部が形成された基材を、該開口部周りに所定間隔毎に設けた複数の凸部が上方へ向くようにして下型に配設し、次いで、所定形状に付形した表皮の周縁に設けた凹部を該凸部に嵌合させ、該開口部が閉塞されるように該表皮を敷設する一方、該表皮の背面に相応する上型の位置にカバー部材を、その端部を表皮の端部よりも外に張出すようにセットし、その後、上記表皮のセットによって作られる表皮の湾状凹みに発泡原料を該湾状凹みに収まる量よりも多めに注入して閉型し、又は、閉型後、該表皮と該カバー部材との間に発泡原料を注入し、発泡原料が表皮の凹部を越え、更に表皮外縁を越え上記基材のところまではみ出し、発泡硬化して発泡成形することで、基材,表皮,カバー部材と一体成形される発泡体を形成することを特徴とするソフトパッド付き製品の製造方法。
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