JP3146862B2 - 単方向ループ型伝送回路 - Google Patents

単方向ループ型伝送回路

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JP3146862B2 JP16466594A JP16466594A JP3146862B2 JP 3146862 B2 JP3146862 B2 JP 3146862B2 JP 16466594 A JP16466594 A JP 16466594A JP 16466594 A JP16466594 A JP 16466594A JP 3146862 B2 JP3146862 B2 JP 3146862B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般産業用の分散制御
システム等に使用される単方向ループ型伝送回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の単方向ループ型伝送回路は、他局
からの通信データをバイパスさせて次局へ送信する場合
も、通信データを、いったん、局内のプロセッサが1通
単位ごとに取り込んでから、再びプロセッサにより発信
するという手順がとられているのが一般的である。ま
た、通信データのバイパスを高速化するため、単方向ル
ープ型伝送回路の局間にデータライン以外の複数のバイ
パス制御信号線を接続しておき、通信データを中継局内
に取り込むことなく次の局へバイパス送信させる方式が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合、受信した全ての通信データをいったん、局のプロ
セッサ(専用プロセッサを含む)に取り込み、そのソフ
ト処理により宛先の判定をするため、他局宛にバイパス
する場合に送信の開始がその分遅れ、また、バイパスの
動作もプロセッサが時分割により処理するためループ上
のスループットが低下して伝送速度を向上させる際の限
界となっていた。また、後者の場合は、伝送速度が増す
もののバイパス制御信号線を敷設するため、その分コス
トが増大し、しかも信号線の制御が複雑になるという問
題があった。本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、受信された通信
データの宛先別の処理時間を短縮することで伝送路の高
速化を可能にする単方向ループ型伝送回路を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、伝送路上に設置された局内に、伝送路を
介して入出力される通信データを一時貯留するFIFO
(first−infirst−out)メモリと、F
IFOメモリにバスを介して接続されたプロセッサとを
有し、伝送路を介して接続されている他局に対して通信
データの送・受信およびバイパス送信を行う単方向ルー
プ型伝送回路において、自局発の通信データのヘッド部
に宛先からなる制御ヘッドデータを付加する手段と、F
IFOメモリ内の通信データの制御ヘッドデータを読み
取り通信データの宛先が自局宛の場合に受信起動信号を
出力し、他局宛の場合にデータバイパス起動信号を出力
し、自他両局宛の場合に同時バイパス受信起動信号を出
力する制御ヘッドデータ判定回路と、受信起動信号によ
りFIFOメモリ内の通信データをプロセッサに取り込
む手段と、データバイパス起動信号によりFIFOメモ
リ内の通信データを直接伝送路へ出力するDMA(di
rect memory access)制御回路と、
同時バイパス受信起動信号によりFIFOメモリ内の通
信データをプロセッサに取り込むのと並行して伝送路へ
出力する手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明においては、自局発の通信データのヘッ
ド部に宛先からなる制御ヘッドデータが付加され、その
通信データを受信した局では、制御ヘッドデータ判定回
路によりFIFOメモリ内の通信データの制御ヘッドデ
ータが読み取られ、通信データの宛先が自局宛の場合に
受信起動信号が、他局宛の場合にデータバイパス起動信
号が、自他両局宛の場合に同時バイパス受信起動信号が
それぞれ出力される。受信起動信号が出力されると、F
IFOメモリ内の通信データがプロセッサに取り込まれ
る。バイパス起動信号が出力されると、DMA制御回路
によりFIFOメモリ内の通信データが直接伝送路へ出
力される。同時バイパス受信起動信号が出力されると、
FIFOメモリ内の通信データがプロセッサに取り込ま
れるのと並行して伝送路へ出力される。
【0006】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。図において、1は局、2,3は局1に対する他局で
あり、これら局1〜3は光ケーブル等からなる伝送路4
によりループ状に接続されている。この伝送路4は時計
回り方向に通信データが送信される。図では、他局2が
送信した通信データが局1に受信され、局1が送信した
通信データが他局3に受信されることを示している。局
1は、入力バッファ回路5、FIFOメモリ6、バス
7、出力バッファ回路8、制御ヘッドデータ判定回路
9、プロセッサ11、DMA制御回路12により構成さ
れている。
【0007】図2は、局1〜3により生成・発信される
通信データのフォーマットを示し、通信データ30は三
分されて、伝送データ本体32の先頭のヘッド部に制御
ヘッドデータ31が付加され、末尾に診断テールデータ
33が付加されている。この制御ヘッドデータ31に
は、通信データ30の宛先が書き込まれる。このように
構成された通信データ30が図1の他局2から発信され
て局1に受信されると、先ず、入力バッファ回路5を介
してFIFOメモリ6に入力される。次に、FIFOメ
モリ6に入力された通信データ30の制御ヘッドデータ
31が、バス7を介して制御ヘッドデータ判定回路9に
より読み取られる。
【0008】ここで判定回路9は読み取った宛先が局1
すなわち自局宛である場合に、受信起動信号であるとこ
ろのデータ受信割込処理起動信号aをプロセッサ11へ
送る。すると、プロセッサ11は、FIFOメモリ6内
の通信データ30をバス7を介して内部に取り込む。ま
た、読み取った宛先が他局3等の他局宛である場合は、
データバイパス起動信号bをDMA制御回路12へ送
る。すると、DMA制御回路12は、FIFOメモリ6
内の通信データ30を直接にバス7および出力バッファ
回路8を介して、伝送路4へ送信する。
【0009】このように、プロセッサ11とは別に設置
されたDMA制御回路12により通信データをバイパス
送信することにより、バイパスに要する時間が、従来の
プロセッサ11によるソフト上の処理から、ハードウェ
アの応答時間に依存するまでに短縮される。さらに、読
み取った宛先が自局および他局宛である場合は、同時バ
イパス受信起動信号であるところのデータ受信割込処理
起動信号cをプロセッサ11へ送る。すると、プロセッ
サ11は、FIFOメモリ6内の通信データ30をバス
7を介して内部に取り込むと同時に、並行して出力バッ
ファ回路8を介し伝送路4へ送信する。
【0010】図3〜図6は、図1における通信データの
移動の形態をパターンとしてそれぞれ示したものであ
る。図3は、局1のプロセッサ11により自局発他局宛
の送信データ25が伝送路へ送信される場合を示す。図
4は、局1へ受信された局1宛の受信データ26がプロ
セッサ11に取り込まれる場合を示す。図5は、局1へ
受信された、局1以外の宛先である通信データすなわち
バイパスデータ27が、DMA制御回路12により伝送
路上へ送信される場合を示す。図6は、局1へ受信され
た通信データの宛先が局1宛であるとともに他局宛であ
る場合に、プロセッサ11により受信データ26として
取り込まれると同時に、バイパスデータ27として伝送
路へ送信されることを示す。
【0011】このようにして、本発明の実施例では、プ
ロセッサ11とはハードウェア的に別なDMA制御回路
12および制御ヘッドデータ判定回路9を設けたことに
より、局1内に受信された通信データ30を、最初にそ
の制御ヘッドデータ31の宛先からバイパスデータか否
かを判別し、バイパスデータである場合はDMA制御回
路12により伝送路4へ直接送信することが可能とな
り、プロセッサ11への負担が軽減されて、その分、全
体の伝送速度が増大するとともに、プロセッサ11自身
のスループットも増大する。
【0012】また、受信した通信データ30が自局およ
び他局宛である場合に、プロセッサ11は同時バイパス
受信動作を実行することで、従来はプロセッサが受信と
他局宛転送とをそれぞれ別なタイミングで行っていたの
が同時に行われるようになり、その分が高速化される。
なお、実施例では、局1について説明したが、他局2,
3についても局1と同様に構成されている。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、通信
データの制御ヘッドデータに宛先を付加して発信し、受
信した局では制御ヘッドデータの宛先が他局である場合
に、DMA制御回路によりFIFOメモリ内に受信され
ている通信データを直接伝送路へ出力する。その結果、
受信した通信データがバイパスされる際は全くプロセッ
サが関与することがなくなり、その分、プロセッサのス
ループットおよび伝送速度も増大する。また、これらの
動作を実現するための局も比較的簡単に構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】実施例で送信される通信データのフォーマット
を示す説明図である。
【図3】図1において通信データを発信する場合を示す
説明図である。
【図4】図1において自局宛の通信データを受信した場
合を示す説明図である。
【図5】図1において他局宛のバイパスデータを受信し
た場合を示す説明図である。
【図6】図1において自他両局宛の通信データを受信し
た場合を示す説明図である。
【符号の説明】
1 局 2,3 他局 4 伝送路 5 入力バッファ回路 6 FIFOメモリ 7 バス 8 出力バッファ回路 9 制御ヘッドデータ判定回路 11 プロセッサ 12 DMA制御回路 25 送信データ 26 受信データ 27 バイパスデータ 30 通信データ 31 制御ヘッドデータ 32 伝送データ本体 33 診断テールデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−8941(JP,A) 特開 平8−8948(JP,A) 特開 昭62−140533(JP,A) 特開 昭58−64846(JP,A) 特開 平3−34661(JP,A) 特開 平4−157840(JP,A) 特開 平2−235458(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送路上に設置された局内に、伝送路を介
    して入出力される通信データを一時貯留するFIFOメ
    モリと、FIFOメモリにバスを介して接続されたプロ
    セッサとを有し、伝送路を介して接続されている他局に
    対して通信データの送・受信およびバイパス送信を行う
    単方向ループ型伝送回路において、 自局発の通信データのヘッド部に宛先からなる制御ヘッ
    ドデータを付加する手段と、 FIFOメモリ内の通信データの制御ヘッドデータを読
    み取り通信データの宛先が自局宛の場合に受信起動信号
    を出力し、他局宛の場合にデータバイパス起動信号を出
    力し、自他両局宛の場合に同時バイパス受信起動信号を
    出力する制御ヘッドデータ判定回路と、 受信起動信号によりFIFOメモリ内の通信データをプ
    ロセッサに取り込む手段と、 データバイパス起動信号によりFIFOメモリ内の通信
    データを直接伝送路へ出力するDMA制御回路と、 同時バイパス受信起動信号によりFIFOメモリ内の通
    信データをプロセッサに取り込むのと並行して伝送路へ
    出力する手段と、 を備えたことを特徴とする単方向ループ型伝送回路。
JP16466594A 1994-06-23 1994-06-23 単方向ループ型伝送回路 Expired - Fee Related JP3146862B2 (ja)

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