JP3139368B2 - 積層コモンモードチョークコイル - Google Patents

積層コモンモードチョークコイル

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JP3139368B2 JP08076793A JP7679396A JP3139368B2 JP 3139368 B2 JP3139368 B2 JP 3139368B2 JP 08076793 A JP08076793 A JP 08076793A JP 7679396 A JP7679396 A JP 7679396A JP 3139368 B2 JP3139368 B2 JP 3139368B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層コモンモード
チョークコイルに関し、特に、ノーマルモードのインピ
ーダンスの絶対値を低下させた積層コモンモードチョー
クコイルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コモンモードチョークコイルの一
種として、コイル形状を有する金属薄膜パターンを磁性
体基板で挟持した構造を有する積層コモンモードチョー
クコイルがある。このような積層コモンモードチョーク
コイルの二つの例が、例えば特開平4−364709号
公報に示されている。当該公報に開示された積層コモン
モードチョークコイルは、フォトリソグラフィなどの薄
膜プロセスを用い、1次コイル及び2次コイル導体を絶
縁層を介して厚み方向に複数層重ね合わせて形成されて
いる。このような積層構造において、絶縁層は薄膜プロ
セスを用いて形成されるため、その膜厚を薄くすること
ができる。このため、絶縁層を介して対向する1次コイ
ル導体及び2次コイル導体の距離を短くすることがで
き、これによって結合係数を高め、コモンモードノイズ
に対して高いインピーダンスを有するように構成されて
いる。この結果、優れたコモンモードノイズ除去性能を
発揮する積層コモンモードチョークコイルを得ている。
【0003】ところが、例えば当該公報の図5に示され
るような積層コモンモードチョークコイルは、ノーマル
モード信号に対し、その波形を変えてしまうという問題
があった。この原因としては、1次コイルと2次コイル
のターン数(巻数)に差があり、このために両コイル間
の磁気的バランスが崩れることが影響していた。
【0004】このため、当該公報の図1に開示された積
層コモンモードチョークコイルでは、1次コイルと2次
コイルとの巻数が等しくなるようにコイル形状を調整し
ている。このような積層コモンモードチョークコイルの
外観形状を図5に示す。図示の積層コモンモードチョー
クコイル50は、1次コイル及び2次コイルの巻数を等
しくさせた結果、1次コイルの入出力用の外部電極5
1,52と、2次コイルの入出力用の外部電極53,5
4とが互いにチップの対角線上に配置されている。この
ような外部電極の配置構造では、この積層コモンモード
チョークコイルを実装して使用する場合、1次コイルに
接続すべき配線と2次コイルに接続すべき配線とを互い
に対角線上の位置にまで引き回す必要があるため、実装
上、配線パターンが複雑化するという問題がある。
【0005】そこで、上記1次/2次コイルの巻数を同
等にし、かつ1次コイル側及び2次コイル側の各々の外
部電極をチップの同じ側に整列させた積層コモンモード
チョークコイルが考案された。図6は、このような構造
を有する従来の積層コモンモードチョークコイルの分解
斜視図であり、図7は、1次コイル及び2次コイルのパ
ターン形状を示す平面構造図であり、図8は、図6中の
切断線Y−Yに沿う方向からの断面構造図である。
【0006】図6〜図8を参照して、積層コモンモード
チョークコイル10は、一対の磁性体基板11,17の
間に複数の絶縁層13A,13,15を積層して構成さ
れている。絶縁層13Aと絶縁層13との間には、金属
薄膜からなる1次コイル電極12aが形成されている。
1次コイル電極12aの一端は外部電極3aに接続さ
れ、他端は第1スルーホール電極23a,25aとの接
続点22aに接続されている。
【0007】また、2次コイル電極14bは、2つの絶
縁層13,15の間に形成されている。2次コイル電極
14bの一端は外部電極2bに接続され、他端は、第2
スルーホール電極25bとの接続点24bに接続されて
いる。
【0008】さらに、絶縁層15と磁性体基板17との
間には、1次コイル電極用の引き出し電極16aと、2
次コイル電極用の引き出し電極16bが形成されてい
る。1次コイル電極用引き出し電極16aは、第1スル
ーホール電極23a,25aとの接続点26aと外部電
極4aとの間に接続されている。また、2次コイル電極
用引き出し電極16bは第2スルーホール電極25bと
の接続点26bと外部電極5bとの間に接続されてい
る。
【0009】この積層コモンモードチョークコイル10
では、1次コイル電極12aの巻数は約2T(ター
ン)、2次コイル電極14bの巻数は2・1/8Tとほ
ぼ等しく設定されている。また、1次コイル電極用の外
部電極3a,4aと2次コイル電極用の外部電極2b,
5bとは、各々直方体状のチップの同一側面側に露出す
るように設けられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、積層コ
モンモードチョークコイルにおいては、ノーマルモード
信号の波形変化を防止する観点からは、1次コイルと2
次コイルとの磁気的なバランスを保つことが重要であ
る。このため、図6〜図8に示す従来の積層コモンモー
ドチョークコイルでは、1次コイル電極と2次コイル電
極の巻数がほぼ等しくなるように工夫している。
【0011】しかしながら、図7に示すように、1次コ
イル電極と2次コイル電極との巻数を等しくするように
コイルパターンを設定した結果、スルーホール電極23
a,25bの近傍において、1次コイル電極12aと2
次コイル電極24bとが互いに重なり合わない部分が構
成されている。この1次及び2次コイル電極12a,1
4bが重なり合わない部分では、コイル間の磁気的結合
が弱くなり、ノーマルモード信号に対するインピーダン
スが高くなるという問題が生じた。
【0012】本発明の目的は、一対のコイル電極間の磁
気的な結合性を向上させ、ノーマルモードにおけるイン
ピーダンスを低下させることができる積層コモンモード
チョークコイルを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による積層コモン
モードチョークコイルは、一対の磁性体基板の間に複数
の絶縁層を挟持してなる積層体の厚み方向において互い
に異なる層にかつ絶縁層を介して対向されている第1及
び第2コイル電極を形成するとともに、積層体の端部に
第1〜第4外部電極を形成し、第1及び第2コイル電極
の一端が、各々第1及び第3外部電極に接続され、他端
が、各々第1及び第2スルーホール電極を介して第2及
び第4外部電極に接続された積層コモンモードチョーク
コイルであり、第1コイル電極及び第2コイル電極は、
スパイラル形状に形成されており、さらに、第1コイル
電極は、第1外部電極との接続部から延び、最初に第2
コイル電極と重複する位置から第2スルーホール電極に
達する位置まで、第2コイル電極と重複する形状に形成
されており、前記第1、第2スルーホール電極は前記絶
縁層内に形成されており、前記第1,第2スルーホール
電極と第2,第4外部外部電極とを電気的に接続してお
り、かつ前記磁性体層の前記絶縁層側の面に形成されて
いる第1,第2引き出し電極をさらに備えることを特徴
としている。
【0014】本発明のより具体的な局面において、積層
コモンモードチョークコイルは、一対の第1及び第2磁
性体基板と、第1及び第2磁性体基板の間に積層された
第1及び第2絶縁層を有する直方体形状の積層体と、第
1磁性体基板と第1絶縁層の間に形成された第1コイル
電極及び第1コイル電極の一端に接続された第1外部電
極と、第2絶縁層と第2磁性体基板との間に形成され、
その一端が第1コイル電極の他端と電気的に接続された
第1引き出し電極、及び該第1引き出し電極の他端に接
続された第2外部電極と、第1絶縁層と第2絶縁層との
間に形成された第2コイル電極及び第2コイル電極の一
端に接続された第3外部電極と、第2絶縁層と第2磁性
体基板との間に形成され、その一端が第2コイル電極の
他端と電気的に接続された第2引き出し電極と、該第2
引き出し電極の他端に接続された第4外部電極と、第1
及び第2絶縁層の内部に形成され、第1コイル電極の他
端と第1引き出し電極の一端とを接続する第1スルーホ
ール電極と、第2絶縁層の内部に形成され、第2コイル
電極の他端と第2引き出し電極の一端とを接続する第2
スルーホール電極とを備えている。そして、第1及び第
2外部電極は、その一部が積層体の第1の側面に露出す
る位置に形成され、第3及び第4外部電極は、その一部
が積層体の第1の側面に対向する第2の側面に露出する
位置に形成されており、第1コイル電極は、第1外部電
極から第1スルーホール電極に向かってスパイラル形状
に形成されており、第2コイル電極は、第3外部電極か
ら第2スルーホール電極に向かってスパイラル形状に形
成されている。さらに、第1コイル電極のスパイラル形
状は、第1外部電極から延び、最初に第2コイル電極と
重複する位置から第2スルーホール電極に達する位置ま
で第2コイル電極と重複するように構成されていること
を特徴としている。
【0015】また、本発明の限定された局面による積層
コモンモードチョークコイルでは、第1コイル電極が、
第2スルーホール電極上を通過した位置から第1スルー
ホール電極に達する位置まで直線状に形成されているこ
とを特徴としている。
【0016】作用 本発明による積層コモンモードチョークコイルにおける
第1コイル電極と第2コイル電極のスパイラル形状によ
れば、1次コイル電極と2次コイル電極のスパイラル形
状が、従来の形状、すなわち図7に示す形状に比べ、第
2スルーホール電極近傍の1次及び2次コイル電極の重
なり領域が増加している。このため、絶縁層を介して対
向する1次コイル電極と2次コイル電極との重複部分が
増大することにより、両コイル間の磁気的結合が向上
し、その結果ノーマルモード信号に対するインピーダン
スが低下する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図面を参照し
つつ説明することにより、本発明を明らかにする。
【0018】図1は、本発明の実施例による積層コモン
モードチョークコイルの分解構造斜視図であり、図2
は、1次コイル電極及び2次コイル電極の平面パターン
を示す平面構造図であり、さらに図3は、図1中の切断
線X−Xに沿う方向からの断面構造図である。
【0019】図1及び図3を参照して、積層コモンモー
ドチョークコイル30は、一対の磁性体基板31,37
と、その間に積層された複数の絶縁層33A,33,3
5の積層体から構成されている。
【0020】磁性体基板31,37は、粉末成形により
作製されたNi−Zn系フェライト基板から構成され
る。また、絶縁層33,35は、例えばポリイミドから
なる膜厚5μmの絶縁薄膜から構成される。さらに、絶
縁層33Aは、例えばポリイミドからなる膜厚15μm
の絶縁薄膜から構成される。
【0021】1次コイル電極32は、磁性体基板31表
面上にスパッタ法により形成された膜厚1〜10μmの
Ag膜をフォトリソグラフィによりスパイラル形状にパ
ターニングして形成されている。1次コイル電極32の
一端は、同時にパターニングされた1次コイル用の第1
外部電極40aに接続され、他端は絶縁層33,35を
貫通するスルーホール内に形成された第1スルーホール
電極38に接続されている。
【0022】また、第2コイル電極34は、絶縁層33
(35)の表面上にスパッタ法により形成された膜厚1
〜10μmのAg膜をフォトリソグラフィによりスパイ
ラル形状にパターニングして形成されている。第2コイ
ル電極34の一端は、同時にパターニングされた2次コ
イル用の第3の外部電極41aに接続され、また他端
は、絶縁層35中に形成されたスルーホールの内部に形
成された第2スルーホール電極39に接続されている。
【0023】さらに、磁性体基板37の表面にはAgの
薄膜パターンからなる第1及び第2引き出し電極36
a,36bが形成されている。第1引き出し電極36a
は、その一端が第1スルーホール電極38の端部38b
に接続され、他端が1次コイル用の第2外部電極40b
に接続されている。また、第2引き出し電極36bは、
その一端が第2スルーホール電極39の端部39bに接
続され、他端が2次コイル用の第4外部電極41bに接
続されている。
【0024】そして、一対の磁性体基板31,37、絶
縁層33A,33,35及び1次コイル電極32、2次
コイル電極34及び引き出し電極36a,36bは、図
1に示す順にポリイミド接着剤により接着して積層され
ている。積層コモンモードチョークコイルは、多数の素
子が形成された積層基板からダイシングによりチップサ
イズに分割されて形成され、その両側部端面の一方に
は、1次コイル用の第1及び第2外部電極40a,40
bが露出し、他方には2次コイル用の第3外部電極41
a、及び第4外部電極41bが露出している。
【0025】次に、1次コイル電極32と2次コイル電
極34のスパイラル形状について図2を参照して説明す
る。この1次コイル電極32と2次コイル電極34とは
絶縁層33を介在して互いに対向している。図2に示す
ように、1次コイル電極32は、図中A点からB、C・
・・K点を経てL点までスパイラル状に形成され、L点
において第1スルーホール電極38に接続されている。
【0026】また、2次コイル電極は、ほぼB点から延
び、C、D・・・J点を経てK点において第2スルーホ
ール電極39に接続されている。そして、1次コイル電
極32と2次コイル電極34は、B点からK点に至る部
分が紙面垂直方向において重複して形成されている。
【0027】また、K点からL点に至る間は、1次コイ
ル電極32のみが形成されている。このK点とL点との
間はできる限り短く形成することが好ましい。従って、
このK点とL点の間の距離は、第1スルーホール電極3
8と第2スルーホール電極39のプロセス上の制約を満
たす限り短い距離に形成されることが好ましい。
【0028】このような1次/2次コイル電極のスパイ
ラル形状は、例えば図7に示す従来のスパイラル形状に
比べて、スルーホール電極近傍での1次/2次コイル電
極の重なり部分が増大されている。このために、従来こ
の領域で磁気的結合が弱まり、ノーマルモード信号に対
するインピーダンスが増大する現象が生じたのに対し、
本発明においては、ノーマルモード信号に対するインピ
ーダンスを従来のものに比べて低減することができた。
その改善されたインピーダンス特性を図4に示す。横軸
はノーマルモード信号の周波数fを示し、縦軸はそのイ
ンピーダンスの絶対値|Z|を示している。図4から明
らかなように、本発明による積層コモンモードチョーク
コイルは、ノーマルモード信号の全ての周波数域に亘っ
て、従来のものに比べてインピーダンスが低下してい
る。これによって、ノーマルモード信号の波形の変動を
防止することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明による積層コモン
モードチョークコイルは、1次コイル電極のスパイラル
形状と、2次コイル電極のスパイラル形状とをほぼ同一
形状に形成することによって両コイル間の重複領域を増
大させるように構成したことにより、両コイル間の磁気
結合を向上させ、ノーマルモード信号に対するインピー
ダンスを低下させることによってノーマルモード信号に
対する信号波形の変動が少なく、かつコモンモードノイ
ズの除去特性に優れた積層コモンモードチョークコイル
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による積層コモンモードチョー
クコイルの分解構造斜視図。
【図2】図1に示す積層コモンモードチョークコイルの
1次/2次コイル電極のスパイラル形状を示す平面構造
図。
【図3】図1中の切断線X−Xに沿った方向からの断面
構造図。
【図4】図1に示す積層コモンモードチョークコイルの
インピーダンス特性を示す特性図。
【図5】従来の一例による積層コモンモードチョークコ
イルの外観斜視図。
【図6】従来の他の例による積層コモンモードチョーク
コイルの分解構造斜視図。
【図7】図6に示す積層コモンモードチョークコイルの
1次/2次コイル電極のスパイラル形状を示す平面構造
図。
【図8】図6中における切断線Y−Yに沿った方向から
の断面構造図。
【符号の説明】
30…積層コモンモードチョークコイル 31,37…磁性体基板 32…1次コイル電極 33A,33,35…絶縁層 34…2次コイル電極 36a,36b…第1及び第2引き出し電極 38…第1スルーホール電極 39…第2スルーホール電極 40a…第1外部電極 40b…第2外部電極 41a…第3外部電極 41b…第4外部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 17/00,27/28 H01F 37/00,41/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の磁性体基板の間に複数の絶縁層を
    挟持してなる積層体の厚み方向において互いに異なる層
    にかつ絶縁層を介して対向されている第1及び第2コイ
    ル電極を形成するとともに、前記積層体の端部に第1〜
    第4外部電極を形成し、前記第1及び第2コイル電極の
    一端が、各々前記第1及び第3外部電極に接続され、他
    端が、各々第1及び第2スルーホール電極を介して前記
    第2及び第4外部電極に接続された積層コモンモードチ
    ョークコイルにおいて、 前記第1コイル電極及び前記第2コイル電極は、スパイ
    ラル形状に形成されており、 さらに、前記第1コイル電極は、前記第1外部電極との
    接続部から延び、最初に前記第2コイル電極と重複する
    位置から前記第2スルーホール電極に達する位置まで、
    前記第2コイル電極と重複する形状に形成されており、 前記第1、第2スルーホール電極は前記絶縁層内に形成
    されており、前記第1,第2スルーホール電極と第2,
    第4外部外部電極とを電気的に接続しており、かつ前記
    磁性体層の前記絶縁層側の面に形成されている第1,第
    2引き出し電極をさらに備える ことを特徴とする、積層
    コモンモードチョークコイル。
  2. 【請求項2】 前記第1コイル電極は、前記第2スルー
    ホール電極上を通過した位置から前記第1スルーホール
    電極に達する位置まで直線状に形成されていることを特
    徴とする、請求項1に記載の積層コモンモードチョーク
    コイル。
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