JP4604431B2 - 積層型方向性結合器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、積層型方向性結合器、特に、携帯電話などの無線通信機器などに使用される積層型方向性結合器に関する。
【0002】
【従来の技術】
1/4波長に相当する電気長を有する伝送線路を用いた方向性結合器は、高周波機器に従来から用いられている。また、積層型方向性結合器も、小型であるという利点から携帯電話等の小型無線通信機器に広く用いられている。
【0003】
この種の積層型方向性結合器として、図8に示すものが知られている。この方向性結合器1は、主線路3および副線路4をそれぞれ表面に設けた誘電体シート2と、主線路用引出し電極5および副線路用引出し電極6をそれぞれ表面に設けた誘電体シート2と、グランド電極7,8をそれぞれ表面に設けた誘電体シート2等で構成されている。主線路3と副線路4は、電磁結合して結合器を構成する。
【0004】
各引出し電極5,6は、主線路3および副線路4のそれぞれの渦巻形状の内側に位置する一端にビアホール9を介して電気的に接続されている。これら引出し電極5,6は、図9に示すように、平面視したとき、主線路3および副線路4と斜めに交差している(円P1内を参照)。
【0005】
各シート2は、積み重ねられ、一体的に焼成されることにより、図10に示すように矩形体状の積層体10とされる。積層体10の側面には、主線路3の入力外部電極11aおよび出力外部電極11bと、副線路4の入力外部電極12aおよび出力外部電極12bと、グランド外部電極Gとが形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の積層型方向性結合器1は、図9に示すように、主線路3と副線路4が引出し電極5,6にそれぞれ斜めに交差しているので、主線路3と引出し電極5、並びに、副線路4と引出し電極6が交差部分で磁気結合する。このため、入出力インピーダンスが設計値から大きくずれたり、アイソレーション特性が悪くなったりする等の問題があった。
【0007】
そこで、図11に示すように、主線路3と直交するような引出し電極5aを形成して、主線路3と引出し電極5aの交差部分での磁気結合を抑える工夫も試みられている。しかしながら、単に、主線路3と引出し電極5aを直交させるようにしただけでは、主線路3と引出し電極5aが並走する部分13が生じてしまい、この部分13で新たな磁気結合が発生する。このため、入出力インピーダンスが設計値からずれたり、アイソレーション特性が悪くなったりする等の問題が、完全には解消されない。
【0008】
そこで、本発明の目的は、主線路や副線路と引出し電極との不要な磁気結合を抑えることができる積層型方向性結合器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段と作用】
前記目的を達成するため、本発明に係る積層型方向性結合器は、
(a)複数の直線状の線路が接続されることにより渦巻形状をなし、かつ、長方形の外縁を有する主線路と、
(b)前記主線路に電磁気的に結合する副線路であって、複数の直線状の線路が接続されることにより渦巻形状をなし、かつ、長方形の外縁を有する副線路と、
(c)前記主線路および前記副線路のそれぞれの渦巻形状の内側に位置する一端に電気的に接続された主線路用引出し電極および副線路用引出し電極と、
(d)前記主線路と前記副線路と前記主線路用引出し電極および前記副線路用引出し電極の間にそれぞれ配置された誘電体層と、
(e)前記主線路と前記副線路と前記主線路用引出し電極と前記副線路用引出し電極と前記誘電体層とを積層して構成した積層体とを備え、
(f)平面視したとき、前記主線路と前記主線路用引出し電極が直交するとともに、前記副線路と前記副線路用引出し電極が直交するように、前記主線路の前記主線路用引出し電極と交差する部分、並びに、前記副線路の前記副線路用引出し電極と交差する部分がそれぞれ、前記長方形の角部がテーパ形状に形成されることにより構成されていること、
を特徴とする。
また、平面視したとき、前記主線路と前記副線路用引出し電極が直交するとともに、前記副線路と前記主線路用引出し電極が直交するように、前記主線路の前記副線路用引出し電極と交差する部分、並びに、前記副線路の前記主線路用引出し電極と交差する部分がそれぞれ、前記長方形の角部がテーパ形状に形成されることにより構成されていてもよい。
【0010】
以上の構成により、主線路や副線路と引出し電極とが直交しているため、主線路や副線路と引出し電極とが交差する部分での不要な磁気結合が抑えられる。さらに、主線路や副線路の引出し電極と直交する部分がテーパ形状であるため、主線路や副線路と引出し電極とが並走する部分が生じず、磁気結合も発生しない。
【0011】
また、引出し電極のパターン幅を主線路や副線路のパターン幅より細く設定することにより、主線路や副線路と引出し電極との重なり面積が小さくなり、主線路や副線路と引出し電極とが交差する部分での不要な容量結合が抑えられる。
【0012】
また、本発明に係る積層型方向性結合器は、積層体の積み重ね方向において、主線路と主線路用引出し電極との距離、並びに、副線路と副線路用引出し電極との距離が、主線路と副線路との距離より長いことを特徴とする。以上の構成により、主線路や副線路と引出し電極との間の距離が長くなるため、主線路や副線路と引出し電極とが交差する部分での不要な容量結合が抑えられる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る積層型方向性結合器の実施の形態について添付の図面を参照して説明する。各実施形態において、同一部品および同一部分には同じ符号を付した。
【0014】
[第1実施形態、図1〜図4]
図1に示すように、積層型方向性結合器15は、主線路30を表面に設けた誘電体シート24と、副線路31を表面に設けた誘電体シート26と、主線路用引出し電極32および副線路用引出し電極33をそれぞれ表面に設けた誘電体シート22,28等で構成されている。
【0015】
誘電体シート21〜28の材料としては、エポキシ等の樹脂あるいはセラミック誘電体等が用いられる。各誘電体シート21〜28のシート厚は所定の寸法に設定されている。つまり、シート23,26は、他のシート21,22,24,25,27,28より厚く設定されている。このとき、シート23,26の厚さは、他のシート21等と同じシート厚のものを複数枚積み重ねて確保してもよいし、1枚の厚いシートを用いて確保してもよい。
【0016】
主線路30は渦巻形状であり、その一端30aはシート24の手前側の辺の左側に露出している。主線路30の渦巻形状の内側に位置する他端30bは、シート22,23に設けたビアホール29を介して、引出し電極32に電気的に接続される。引出し電極32の一端32aはシート22の手前側の辺の右側に露出している。主線路30は、図2の円P3内に示すように、引出し電極32と交差する部分R1がテーパ形状をしており、誘電体シート24の長辺(又は短辺)に対して傾斜している。そして、主線路30と引出し電極32は直交している。
【0017】
副線路31は渦巻形状であり、その一端31aはシート26の奥側の辺の左側に露出している。副線路31の渦巻形状の内側に位置する他端31bは、シート26,27に設けたビアホール29を介して、引出し電極33に電気的に接続される。引出し電極33の一端33aはシート28の奥側の辺の右側に露出している。副線路31は、引出し電極33と交差する部分R2がテーパ形状をしており、誘電体シート26の長辺(又は短辺)に対して傾斜している。そして、副線路31と引出し電極33は直交している。
【0018】
主線路30と副線路31はシート24,25を挟んで対向するように形成されている。つまり、主線路30の渦巻状パターンと副線路31の渦巻状パターンとは平面視で略重なっており、対向している部分で電磁結合(いわゆるブロードサイド結合)している。このため、主線路30および副線路31は、それぞれ二つのテーパ形状部分R1,R2を有する。主線路30および副線路31は、それぞれ使用中心周波数の1/4波長に相当する電気長を有している。主線路30,副線路31,引出し電極32,33は、スパッタリング法、蒸着法、印刷法、フォトリソグラフィ法等の方法により形成され、Ag−Pd,Ag,Pd,Cu,Ni,Au等からなる。
【0019】
各シート21〜28は積み重ねられ、一体的に焼成されることにより、図3に示すように矩形体状の積層体40とされる。積層体40には四つの外部電極36a,36b,37a,37bが形成されている。これらの外部電極36a〜37bは、スパッタリング法、蒸着法、塗布法(ディップ法)、印刷法等の方法によって形成され、Ag−Pd,Ag,Pd,Cu,Cu合金などの材料からなる。
【0020】
積層体40の手前側の側面に形成された外部電極36a,36bはそれぞれ、主線路30および引出し電極32に電気的に接続しており、主線路30の入力外部電極および出力外部電極として機能する。積層体40の奥側の側面に形成された外部電極37a,37bはそれぞれ、副線路31および引出し電極33に電気的に接続しており、副線路31の入力外部電極および出力外部電極として機能する。図4に積層型方向性結合器15の電気等価回路図を示す。
【0021】
以上の構成からなる方向性結合器15は、図2の円P3内に示すように、主線路30や副線路31と引出し電極32,33とが、平面視で直交しているので、主線路30や副線路31と引出し電極32,33とが交差する部分での不要な磁気結合を抑えることができる。さらに、主線路30や副線路31の引出し電極32,33と直交する部分R1,R2がテーパ形状をしているので、主線路30や副線路31と引出し電極32,33とが並走する部分が生じず、磁気結合も発生しない。従って、入出力インピーダンスが設計値から大きくずれたり、アイソレーション特性が悪くなったりする等の問題が起きない。この結果、電気特性の優れた積層型方向性結合器15を得ることができる。
【0022】
また、本第1実施形態は、誘電体シート23,26のシート厚を他の誘電体シート21等のシート厚より厚くして、ビアホール29の長さを長くし、積層体40の積層方向において、主線路30と引出し電極32との距離A、並びに、副線路31と引出し電極33との距離Aを、主線路30と副線路31との距離Bより長くしている。これにより、主線路30や副線路31と引出し電極との間の距離Aが長くなるので、図2の円P3内に示した主線路30や副線路31と引出し電極32,33とが交差する部分での不要な容量結合を抑えることができる。
【0023】
[第2実施形態、図5及び図6]
図5に示すように、第2実施形態の積層型方向性結合器41は、主線路30および副線路31を、グランド電極44,45をそれぞれ表面に設けた誘電体シート42,43の間に配置した、いわゆるストリップライン構造のものである。
【0024】
各シート22〜28,42,43は積み重ねられ、更にその上に保護シートが配置された後、一体的に焼成されることにより、図6に示すように、矩形体状の積層体50とされる。積層体50の手前側の側面には、主線路30の入力外部電極36aおよび出力外部電極36bと、グランド外部電極Gが設けられている。積層体50の奥側の側面には、副線路31の入力外部電極37aおよび出力外部電極37bと、グランド外部電極Gが設けられている。
【0025】
以上の構成からなる積層型方向性結合器41は、前記第1実施形態の方向性結合器15と同様の作用効果を奏する。なお、この方向性結合器41は、グランド電極44,45のうちいずれか一方のグランド電極を省略することにより、いわゆるマイクロストリップライン構造にすることもできる。
【0026】
[他の実施形態]
なお、本発明に係る積層型方向性結合器は前記実施形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
【0027】
例えば、図7に示すような引出し電極60を用いてもよい。この引出し電極60は、パターン幅が主線路30や副線路31のパターン幅より細いので、主線路30や副線路31と引出し電極60との重なり面積が小さくなる。従って、主線路30や副線路31と引出し電極とが交差する部分での不要な容量結合をより一層抑えることができる。
【0028】
また、主線路および副線路の形状は任意であり、渦巻状の他に、蛇行状、直線状であってもよい。また、主線路および副線路は、必ずしも1/4波長の長さに設定する必要はなく、ライン幅も全ての線路が等しい寸法に設定される必要もない。
【0029】
また、前記第1実施形態は、積層体の上面側から下面側に向かって、伝送線路を主線路、副線路の順で配置しているが、必ずしもこれに限定するものではない。例えば、副線路、主線路の順で配置してもよい。さらに、本発明は、RFモジュールなどの高周波複合部品において、それらの部品の一部に本発明に係る積層型方向性結合器の構造が適用されたものも含む。
【0030】
また、前記実施形態は個産品の場合を例にして説明したが、量産時の場合には複数個分の方向性結合器を備えたマザー基板を製作し、所望のサイズに切り出して製品とすることができる。さらに、前記実施形態は、導体が形成された誘電体シートを積み重ねた後、一体的に焼成するものであるが、必ずしもこれに限定されない。シートは予め焼成されたものを用いてもよい。また、以下に説明する製法によって方向性結合器を製作してもよい。印刷等の手段によりペースト状の誘電体材料を塗布して誘電体層を形成した後、その誘電体層の表面にペースト状の導電体材料を塗布して任意の導体を形成する。次に、ペースト状の誘電体材料を前記導体の上から塗布する。こうして順に重ね塗りすることによって積層構造を有する方向性結合器が得られる。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、主線路や副線路と引出し電極とが直交しているため、主線路や副線路と引出し電極とが交差する部分での不要な磁気結合が抑えられる。さらに、主線路や副線路の引出し電極と直交する部分がテーパ形状をしているため、主線路や副線路と引出し電極とが並走する部分が生じず、磁気結合も発生しない。従って、入出力インピーダンスが設計値から大きくずれたり、アイソレーション特性が悪くなったりする等の問題が起きず、電気特性の優れた積層型方向性結合器を得ることができる。
【0032】
また、引出し電極のパターン幅を主線路や副線路のパターン幅より細く設定することにより、主線路や副線路と引出し電極との重なり面積が小さくなり、主線路や副線路と引出し電極とが交差する部分での不要な容量結合を抑えることができる。
【0033】
また、積層体の積層方向において、主線路と引出し電極との距離、並びに、副線路と引出し電極との距離を、主線路と副線路との距離より長く設定することにより、主線路や副線路と引出し電極との間の距離が長くなるので、主線路や副線路と引出し電極とが交差する部分での不要な容量結合を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る積層型方向性結合器の第1実施形態を示す分解斜視図。
【図2】図1に示されている積層型方向性結合器の主線路と主線路用引出し電極との位置関係を示す平面透視図。
【図3】図1に示されている積層型方向性結合器の外観斜視図。
【図4】図3に示されている積層型方向性結合器の電気等価回路図。
【図5】本発明に係る積層型方向性結合器の第2実施形態を示す分解斜視図。
【図6】図5に示されている積層型方向性結合器の外観斜視図。
【図7】他の実施形態の主線路と主線路用引出し電極との位置関係を示す平面透視図。
【図8】従来の積層型方向性結合器を示す分解斜視図。
【図9】図8に示されている、積層型方向性結合器の主線路と主線路用引出し電極との位置関係を示す平面透視図。
【図10】図8に示されている積層型方向性結合器の外観斜視図。
【図11】図8に示されている積層型方向性結合器の変形例を示す平面透視図。
【符号の説明】
15,41…積層型方向性結合器
21〜28,42,43…誘電体シート
30…主線路
31…副線路
32…主線路用引出し電極
33…副線路用引出し電極
60…主線路用引出し電極
R1,R2…引出し電極と交差する部分
A…主線路や副線路と引出し電極との距離
B…主線路と副線路との距離
Claims (4)
- 複数の直線状の線路が接続されることにより渦巻形状をなし、かつ、長方形の外縁を有する主線路と、
前記主線路に電磁気的に結合する副線路であって、複数の直線状の線路が接続されることにより渦巻形状をなし、かつ、長方形の外縁を有する副線路と、
前記主線路および前記副線路のそれぞれの渦巻形状の内側に位置する一端に電気的に接続された主線路用引出し電極および副線路用引出し電極と、
前記主線路と前記副線路と前記主線路用引出し電極および前記副線路用引出し電極の間にそれぞれ配置された誘電体層と、
前記主線路と前記副線路と前記主線路用引出し電極と前記副線路用引出し電極と前記誘電体層とを積層して構成した積層体とを備え、
平面視したとき、前記主線路と前記主線路用引出し電極が直交するとともに、前記副線路と前記副線路用引出し電極が直交するように、前記主線路の前記主線路用引出し電極と交差する部分、並びに、前記副線路の前記副線路用引出し電極と交差する部分がそれぞれ、前記長方形の角部がテーパ形状に形成されることにより構成されていること、
を特徴とする積層型方向性結合器。 - 平面視したとき、前記主線路と前記副線路用引出し電極が直交するとともに、前記副線路と前記主線路用引出し電極が直交するように、前記主線路の前記副線路用引出し電極と交差する部分、並びに、前記副線路の前記主線路用引出し電極と交差する部分がそれぞれ、前記長方形の角部がテーパ形状に形成されることにより構成されていること、
を特徴とする請求項1に記載の積層型方向性結合器。 - 前記主線路用引出し電極および副線路用引出し電極のパターン幅が、前記主線路および前記副線路のパターン幅より細いことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の積層型方向性結合器。
- 前記積層体の積み重ね方向において、前記主線路と前記主線路用引出し電極との距離、並びに、前記副線路と前記副線路用引出し電極との距離が、前記主線路と前記副線路との距離より長いことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の積層型方向性結合器。
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