JPH0722243A - インダクタアレイ - Google Patents

インダクタアレイ

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JPH0722243A
JPH0722243A JP5164871A JP16487193A JPH0722243A JP H0722243 A JPH0722243 A JP H0722243A JP 5164871 A JP5164871 A JP 5164871A JP 16487193 A JP16487193 A JP 16487193A JP H0722243 A JPH0722243 A JP H0722243A
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JP
Japan
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inductor
inductor array
array
magnetic
dielectric
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JP5164871A
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Akira Okubo
旭 大久保
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/01Frequency selective two-port networks
    • H03H7/0115Frequency selective two-port networks comprising only inductors and capacitors
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H1/00Constructional details of impedance networks whose electrical mode of operation is not specified or applicable to more than one type of network
    • H03H2001/0021Constructional details
    • H03H2001/0057Constructional details comprising magnetic material
    • HELECTRICITY
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    • H03H2001/0021Constructional details
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 隣接するインダクタ素子相互間に発生するク
ロストークを抑えることができる構造を有したインダク
タアレイを得る。 【構成】 インダクタアレイ15は磁性体シート1a〜
1dからなる磁性体部と磁性体シート1f〜1iからな
る磁性体部の間に誘電体シート1eからなる誘電体部を
積層したものである。磁性体部内に配設されたインダク
タ素子21a,21bにおいて、隣接するインダクタ素
子21aと21bは、誘電体シート1eを挟んでインダ
クタアレイ15の厚み方向に千鳥状に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子回路等に組み込ん
で使用されるインダクタ部品、特に、複数のインダクタ
素子を備えたインダクタアレイに関する。
【0002】
【従来の技術と課題】磁性体内に複数のインダクタ素子
を備えたインダクタアレイにおいては、隣接するインダ
クタ素子相互間に発生する電磁結合によるクロストーク
は大きな問題であった。特に、インダクタアレイの小型
化によって、外部端子のピッチが狭くなると、隣接する
インダクタ素子相互の間隔がさらに狭くなり、クロスト
ークも顕著になる。あるいは、インダクタ素子のインピ
ーダンスを増加させるために磁性体の透磁率をアップさ
せる場合にも、インダクタ素子相互間のクロストークが
増大する。
【0003】そこで、本発明の課題は、隣接するインダ
クタ素子相互間に発生するクロストークを抑えることが
できる構造を有したインダクタアレイを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段と作用】以上の課題を解決
するため、本発明に係るインダクタアレイは、磁性体部
が誘電体部を挟んで積層され、隣接するインダクタ素子
が前記誘電体部を挟んで前記磁性体部に配設されている
ことを特徴とする。以上の構成により、隣接するインダ
クタ素子相互間に透磁率が低い誘電体部が存在するた
め、インダクタ素子に発生する磁束はこの誘電体部によ
って遮られ、隣接するインダクタ素子相互の電磁結合が
小さくなる。
【0005】さらに、誘電体部にコンデンサ素子を配設
すれば、ノイズフィルタ等として使用されるLC複合ア
レイ部品が容易に製造される。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係るインダクタアレイの実施
例を添付図面を参照して説明する。なお、各実施例にお
いて、同一部品及び同一部分には同じ符号を付した。 [第1実施例、図1〜図12]図1〜図9は第1実施例
のインダクタアレイを構成する基材シートを示したもの
である。図1に示すように、磁性体シート1aは表面に
導体を設けないもので、保護シートとして使用される。
図2に示すように、磁性体シート1bの上面には、二つ
のコイル導体2が設けられ、その一方の端部2aは磁性
体シート1bの縁部に露出し、他方の端部にはビアホー
ル11が設けられている。図3に示すように、磁性体シ
ート1cの上面には二つのコイル導体3が設けられ、そ
の一方の端部にはビアホール12が設けられ、他方の端
部は接続用パッド3aとされている。図4に示すよう
に、磁性体シート1dの上面には二つのコイル導体4が
設けられ、その一方の端部は接続用パッド4aとされ、
他方の端部4bは磁性体シート1dの縁部に露出してい
る。
【0007】図5に示すように、誘電体シート1eは表
面に導体を設けていない。図6に示すように、磁性体シ
ート1fは表面に導体を設けていない。図7に示すよう
に、磁性体シート1gの上面には、二つのコイル導体6
が設けられ、その一方の端部6aは磁性体シート1gの
縁部に露出し、他方の端部にはビアホール13が設けら
れている。図8に示すように、磁性体シート1hの上面
には、二つのコイル導体7が設けられ、その一方の端部
にはビアホール14が設けられ、他方の端部は接続用パ
ッド7aとされる。図9に示すように、磁性体シート1
iの上面には二つのコイル導体が設けられ、その一方の
端部は接続用パッド8aとされ、他方の端部8bは磁性
体シート1iの縁部に露出している。
【0008】以上の構成からなるシート1a〜1iは、
シート1iの上に順にシート1h,1g,…1aを積み
重ねた後、圧着、焼成され、図10及び図11に示され
ているインダクタアレイ15とされる。インダクタアレ
イ15の手前側及び奥側の側面部にはそれぞれ入出力電
極16,17が形成されている。コイル導体2,6は入
出力電極17に電気的に接続され、コイル導体4,8は
入出力電極16に電気的に接続されている。
【0009】積層された状態では、磁性体シート1a〜
1dからなる磁性体部と磁性体シート1f〜1iからな
る磁性体部とが、誘電体シート1eからなる誘電体部を
間に挟んでいる。コイル導体2,3,4はビアホール1
1,12を介して直列に接続され、インダクタ素子21
aを形成している。コイル導体6,7,8はビアホール
13,14を介して直列に接続され、インダクタ素子2
1bを形成している。隣接するインダクタ素子21aと
21bは、誘電体シート1eからなる誘電体部を挟んで
インダクタアレイ15の厚み方向に千鳥状に配設されて
いる。図12はインダクタアレイ15の電気等価回路図
である。
【0010】こうして得られたインダクタアレイ15
は、隣接するインダクタ素子21a,21b相互間に透
磁率が低い誘電体シート1eが存在するため、インダク
タ素子21a,21bに発生する磁束はこの誘電体シー
ト1eによって遮られ、隣接するインダクタ素子21
a,21b相互の電磁結合を小さくできる。この結果、
隣接するインダクタ素子21a,21b相互間のクロス
トークが抑えられたインダクタアレイ15が得られる。
【0011】[第2実施例、図13〜図20]第2実施
例のインダクタアレイは誘電体部にコンデンサ素子が配
設されているものについて説明する。なお、磁性体部に
ついては、前記第1実施例のインダクタアレイと同様の
構成からなるので説明を省略する。図13〜図16は誘
電体部を構成する基材シートを示したものである。図1
3に示すように、誘電体シート30aは表面に導体を設
けていない。図14及び図16に示すように、誘電体シ
ート30b,30dはそれぞれ上面にグランド内部導体
31を設け、その両端部31a,31bは誘電体シート
30b,30dのそれぞれの左右縁部に露出してる。図
15に示すように、誘電体シート30cの上面には信号
内部導体32,33が対置して設けられている。
【0012】以上の構成からなるシート30a〜30d
は、シート30dの上に順にシート30c,30b,3
0aを積み重ねた後、二つの磁性体部にて挟まれた状態
で圧着、焼成され、図17〜図19に示されているイン
ダクタンアレイ40とされる。インダクタアレイ40の
左右の端面部にはそれぞれグランド端面電極41,42
が設けられ、手前側及び奥側の側面部にはそれぞれ入出
力電極43,44が形成されている。そして、インダク
タ素子21a,21bの一方の端部及び信号内部導体3
2は入出力電極43に電気的に接続され、インダクタ素
子21a,21bの他方の端部及び信号内部導体33は
入出力電極44に電気的に接続されている。グランド内
導導体31の両端部はそれぞれグランド端面電極41,
42に電気的に接続される。
【0013】積層された状態では、信号内部導体32と
グランド内部導体31にてコンデンサ素子が形成されて
いる。そして、磁性体シート1a〜1dからなる磁性体
部に配設されたインダクタ素子21aと磁性体シート1
f〜1iからなる磁性体部に配設されたインダクタ素子
21bは誘電体シート30a〜30dからなる誘電体部
を間に挟んでいる。図20はインダクタアレイ40の電
気等価回路図である。インダクタアレイ40はπ型LC
素子を4個内蔵している。
【0014】以上の構成からなるインダクタアレイ40
は、前記第1実施例のインダクタアレイ15と同様の作
用、効果を奏すると共に、ノイズフィルタ等として使用
されるLC複合アレイ部品を容易に製造することができ
る。 [他の実施例]本発明に係るインダクタアレイは前記実
施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種
々に変形することができる。
【0015】インダクタ素子のコイルは渦巻き形状のも
のに限定されるものではなく、直線形状のものであって
もよい。また、前記実施例では、誘電体部が一つのもの
について説明したが、誘電体部の数を増して多層にして
もよい。さらに、第2実施例のインダクタアレイは、π
型の回路構成を有する素子を内蔵したものであるが、必
らずしもこれに限定されるものではなく、L型又はT型
の回路構成を有する素子を内蔵したものであってもよ
い。内蔵素子の数も任意である。
【0016】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、隣接するインダクタ素子が誘電体部を挟んで配
設されているので、インダクタ素子に発生する磁束が透
磁率が低い誘電体部によって遮られ、インダクタ素子相
互の電磁結合が抑えられる。従って、インダクタ素子相
互のクロストークが抑えられたインダクタアレイが得ら
れる。
【0017】また、誘電体部にコンデンサ素子を配設す
れば、ノイズフィルタ等として使用されるLC複合アレ
イ部品を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
図1ないし図12は本発明に係るインダクタアレイの第
1実施例を示すものである。
【図1】インダクタアレイを構成する基材シートの平面
図。
【図2】インダクタアレイを構成する基材シートの平面
図。
【図3】インダクタアレイを構成する基材シートの平面
図。
【図4】インダクタアレイを構成する基材シートの平面
図。
【図5】インダクタアレイを構成する基材シートの平面
図。
【図6】インダクタアレイを構成する基材シートの平面
図。
【図7】インダクタアレイを構成する基材シートの平面
図。
【図8】インダクタアレイを構成する基材シートの平面
図。
【図9】インダクタアレイを構成する基材シートの平面
図。
【図10】インダクタアレイの外観を示す斜視図。
【図11】図10のXI−XI断面図。
【図12】図10に示したインダクタアレイの電気等価
回路図。図13ないし図20は本発明に係るインダクタ
アレイの第2実施例を示すものである。
【図13】インダクタアレイを構成する基材シートの平
面図。
【図14】インダクタアレイを構成する基材シートの平
面図。
【図15】インダクタアレイを構成する基材シートの平
面図。
【図16】インダクタアレイを構成する基材シートの平
面図。
【図17】インダクタアレイの外観を示す斜視図。
【図18】図17のXVIII−XVIII断面図。
【図19】図17のXIX−XIX断面図。
【図20】図17に示したインダクタアレイの電気等価
回路図。
【符号の説明】
1a〜1d…磁性体シート 1e…誘電体シート 1f〜1i…磁性体シート 2,3,4,6,7,8…コイル導体 15…インダクタアレイ 21a,21b…インダクタ素子 30a〜30d…誘電体シート 31…グランド内部導体 32,33…信号内部導体 40…インダクタアレイ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のインダクタ素子を備えたインダク
    タアレイにおいて、 磁性体部が誘電体部を挟んで積層され、隣接するインダ
    クタ素子が前記誘電体部を挟んで前記磁性体部に配設さ
    れていることを特徴とするインダクタアレイ。
  2. 【請求項2】 誘電体部にコンデンサ素子が配設されて
    いることを特徴とする請求項1記載のインダクタアレ
    イ。
JP5164871A 1993-07-02 1993-07-02 インダクタアレイ Pending JPH0722243A (ja)

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JP5164871A JPH0722243A (ja) 1993-07-02 1993-07-02 インダクタアレイ
US08/266,554 US5583470A (en) 1993-07-02 1994-06-28 Laminated inductor array comprising a crosstalk inhibiting layer

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