JP2607853Y2 - Lc複合部品アレイ - Google Patents

Lc複合部品アレイ

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JP2607853Y2
JP2607853Y2 JP1993037719U JP3771993U JP2607853Y2 JP 2607853 Y2 JP2607853 Y2 JP 2607853Y2 JP 1993037719 U JP1993037719 U JP 1993037719U JP 3771993 U JP3771993 U JP 3771993U JP 2607853 Y2 JP2607853 Y2 JP 2607853Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子回路等に組み込ん
で使用される複合部品アレイ、特にインダクタ素子とコ
ンデンサ素子を備えたLC複合部品アレイに関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来のLC複合部品アレイは、複
数のコンデンサ素子を備えた二つのコンデンサ部が、複
数のインダクタ素子を備えたコイル部を挟んで積層体を
構成したものであった。このLC複合部品アレイは、全
てのインダクタ素子をLC複合部品アレイの厚み方向に
対して等しい位置に並設しているので、隣接するインダ
クタ素子の間隔が狭かった。従って、隣接するインダク
タ素子相互間に磁気的及び静電的結合による大きなクロ
ストークが発生していた。特に、LC複合部品アレイの
小形化により外部電極のピッチが狭くなると、隣接する
インダクタ素子の間隔がさらに狭くなり、クロストーク
も顕著になり、保護対象であるIC部品等の誤動作を招
く心配もあった。
【0003】そこで、本考案の課題は、隣接するインダ
クタ素子間に発生するクロストークを抑えることができ
る構造をしたLC複合部品アレイを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段と作用】以上の課題を解決
するため、本考案に係るLC複合部品アレイは、複数の
インダクタ素子を備えた磁性体からなる第1コイル部と
複数のインダクタ素子を備えた磁性体からなる第2コイ
ル部が、複数のコンデンサ素子を備えた誘電体からな
るコンデンサ部を挟んで矩形状の積層体を構成し、隣接
する二つのLC複合部品の一方のLC複合部品を構成す
るインダクタ素子が第1コイル部に配設されると共に、
他方のLC複合部品を構成するインダクタ素子がコンデ
ンサ部を挟んで第2コイル部に配設され、複数のLC複
合部品をそれぞれ構成するコンデンサ素子が、コンデン
サ信号電極とコンデンサグランド電極にて構成され、コ
ンデンサグランド電極の両端部が積層体の両端部に引き
出されていることを特徴とする。第1コイル部と第2
イル部がコンデンサ部を挟んで積層され、かつ、隣接す
二つのLC複合部品の一方のLC複合部品を構成する
インダクタ素子が第1コイル部に配設されると共に、他
方のLC複合部品を構成するインダクタ素子がコンデン
サ部を挟んで第2コイル部に配設されているため、コン
デンサ部の両側に配設されているインダクタ素子の間隔
及び第1コイル部内あるいは第2コイル部内でのインダ
クタ素子の間隔は従来より広くなる。従って、インダク
タ素子間に発生する磁気的及び静電的結合によるクロス
トークが小さくなる。
【0005】さらに、第1コイル部及び第2コイル部の
少なくとも一方のコイル部の内部のインダクタ素子を、
積層体の厚み方向にずれた状態で配設したり、あるい
は、第1コイル部及び第2コイル部の少なくとも一方の
コイル部の内部のスパイラル状の導体からなるインダク
タ素子を、積層体の厚み方向に対して直交する方向にず
れた状態で配設すれば、第1コイル部内あるいは第2
イル部内のインダクタ素子の間隔がさらに広くなり、
1コイル部内あるいは第2コイル部内のインダクタ素子
相互間に発生する磁気的及び静電的結合によるクロスト
ークもより小さくてすむ。
【0006】また、隣接するLC複合部品をそれぞれ構
成するインダクタ素子を、コンデンサ部を挟んで積層体
の厚み方向に対して千鳥状に配設すれば、コンデンサ部
の両側に配設されるインダクタ素子の間はさらに広くな
り、インダクタ素子間に発生する磁気的及び静電的結合
によるクロストークがより小さくなる。
【0007】
【実施例】以下、本考案に係るLC複合部品アレイの実
施例を添付図面を参照して説明する。 [第1実施例、図1〜図5] 第1実施例は、π型LC複合部品アレイについて説明す
る。
【0008】図1に示すように、LC複合部品アレイ
は、コンデンサ信号電極2,3をそれぞれ表面に設けた
誘電体シート1、コンデンサグランド電極4,5をそれ
ぞれ表面に設けた誘電体シート1、導体を設けていない
誘電体シート1、直線状コイル導体7,8をそれぞれ表
面に設けた磁性体シート6及び導体を設けていない磁性
体シート6にて構成されている。磁性体シート6はフェ
ライト等からなる。
【0009】コンデンサ信号電極2は誘電体シート1の
奥側の縁部にその端部の一方が露出している。コンデン
サ信号電極3は誘電体シート1の手前側の縁部にその端
部の一方が露出している。コンデンサグランド電極4,
5は、誘電体シート1の左右の縁部にその端部がそれぞ
れ露出している。直線状コイル導体7,8は磁性体シー
ト6の手前側及び奥側の縁部にその端部がそれぞれ露出
している。各電極2〜5及び導体7,8は、導電性ペー
ストを印刷等の手段によりシート1,6の表面に塗布、
乾燥して形成される。導電性ペーストとしては、Ag,
Ag−Pd等の金属粉末をバインダ及び溶剤にて混練し
たものを用いる。
【0010】以上の構成からなる各シート1,6を積み
重ねて一体的に焼成することにより、磁性体シート6か
らなるコイル部13,14が誘電体シート1からなるコ
ンデンサ部12を挟んだ構造のLC複合部品アレイが得
られる。図2に示すように、このLC複合部品アレイの
手前側及び奥側の側面部にそれぞれ入出力電極9a,9
bが形成され、両端部にはそれぞれ外部グランド電極1
0a,10bが形成される。コンデンサ信号電極3及び
コイル導体7,8の一方の端部は入出力電極9aに電気
的に接続し、コンデンサ信号電極2及びコイル導体7,
8の他方の端部は入出力電極9bに電気的に接続し、コ
ンデンサグランド電極4,5の両端部はそれぞれ外部グ
ランド電極10a,10bに電気的に接続している。
【0011】図3及び図4に示すように、各シート1,
6が積層された状態では、コンデンサ信号電極2とコン
デンサグランド電極4にて四つのコンデンサ素子を形成
し、コンデンサ信号電極3とコンデンサグランド電極5
にて四つのコンデンサ素子を形成し、同様にコイル導体
7,8にて四つのインダクタ素子を形成している。隣接
するインダクタ素子は、コンデンサ部12を挟んでそれ
ぞれコイル部13,14に千鳥状に配設されている。従
って、LC複合部品アレイの厚み方向に対して等しい位
置にインダクタ素子を並設していた従来のLC複合部品
アレイと比較して、隣接するインダクタ素子の間隔を広
くすることができる。この結果、隣接するインダクタ素
子の間に発生する磁気的及び静電的結合によるクロスト
ークが抑えられたLC複合部品アレイが得られる。図5
は第1実施例のπ型LC複合部品アレイの電気等価回路
図である。
【0012】[第2実施例、図6〜図9] 第2実施例は、T型LC複合部品アレイについて説明す
る。図6に示すように、LC複合部品アレイは、コンデ
ンサ信号電極32を表面に設けた誘電体シート30、コ
ンデンサグランド電極33を表面に設けた誘電体シート
30、ビアホール40cを設けた誘電体シート30、ス
パイラル状コイル導体36,37をそれぞれ表面に設け
た磁性体シート35及び導体を設けていない磁性体シー
ト35にて構成されている。
【0013】コンデンサ信号電極32は誘電体シート3
0の中央部分に配設され、図6において下側に配設され
るコンデンサ信号電極32にはビアホール41aが設け
られている。コンデンサグランド電極33は誘電体シー
ト30の左右の縁部にその端部がそれぞれ露出してい
る。コイル導体36は磁性体シート35の奥側の縁部に
その一方の端部が露出し、他方の端部にはビアホール4
0a,あるいはビアホール41bが設けられている。コ
イル導体37は磁性体シート35の手前側の縁部にその
一方の端部が露出し、他方の端部にはビアホール40
b、あるいは接続パッド37aが設けられている。
【0014】以上の構成からなる各シート30,35を
積み重ね、一体的に焼成することにより、磁性体シート
35からなるコイル部28,29が誘電体シート30か
らなるコンデンサ部27を間に挟んだ構造のLC複合部
品アレイが得られる。図7に示すように、このLC複合
部品アレイの手前側及び奥側の側面部に入出力電極43
a,43bが形成され、両端部には外部グランド電極4
5a,45bが形成されている。コイル導体36の一方
の端部は入出力電極43bに電気的に接続し、コイル導
体37の一方の端部は入出力電極43aに電気的に接続
し、コンデンサグランド電極33の両端部はそれぞれ外
部グランド電極45a,45bに電気的に接続してい
る。
【0015】図8に示すように、各シート30,35が
積層された状態では、ビアホール40(40a,40
b,40c)及びビアホール41(41a,41b)
が、それぞれコンデンサ信号電極32とコイル導体3
6,37を電気的に接続している。そして、各コンデン
サ信号電極32とコンデンサグランド電極33にて四つ
のコンデンサ素子を形成し、コイル導体36,37にて
八つのインダクタ素子を形成している。そして、コイル
導体36及び37によって形成される一対のインダクタ
素子が、コンデンサ部27を挟んで隣接する一対のイン
ダクタ素子と千鳥の位置関係にある。従って、隣接する
一対のインダクタ素子の間隔が広くなり、インダクタ素
子間に発生する電磁結合によるクロストークが抑えられ
たLC複合部品アレイが得られる。
【0016】また、コンデンサ素子は、隣接するコンデ
ンサ素子がコンデンサグランド電極33に対して上下に
段違いとなった状態でずれて配置されている。従って、
従来のLC複合部品アレイと比較して、隣接するコンデ
ンサ素子相互の間隔を広くすることができる。この結
果、コンデンサ素子相互間に発生する電磁結合によるク
ロストークも抑えられている。図9は第2実施例のT型
LC複合部品アレイの電気等価回路図である。
【0017】[第3実施例、図10〜図18] 第3実施例は第1実施例とは別のπ型LC複合部品アレ
イについて説明する。第3実施例のLC複合部品アレイ
は、図10及び図12に示されているコイル部52,5
3を、図11に示されているコンデンサ部51を間に挟
んで積層したものである。
【0018】図10に示すように、LC複合部品アレイ
の一方のコイル部52は、コイル導体61a,61b,
62a,62bをそれぞれ表面に設けた磁性体シート6
0及び導体を設けていない磁性体シート60にて構成さ
れている。コイル導体61a,62aは磁性体シート6
0の手前側の縁部にその端部がそれぞれ露出している。
コイル導体61b,62bは磁性体シート60の奥側の
縁部にその一方の端部が露出し、他方の端部にビアホー
ル72、あるいはビアホール71が設けられている。
【0019】図11に示すように、LC複合部品アレイ
のコンデンサ部51は、コンデンサ信号電極66,67
をそれぞれ表面に設けた誘電体シート65、コンデンサ
グランド電極68,69をそれぞれ表面に設けた誘電体
シート65及び導体を設けていない誘電体シート65に
て構成されている。コンデンサ信号電極66は誘電体シ
ート65の奥側の縁部にその端部が露出している。コン
デンサ信号電極67は誘電体シート65の手前側の縁部
にその端部が露出している。コンデンサグランド電極6
8,69は誘電体シート65の左右の縁部にその端部が
それぞれ露出している。
【0020】図12に示すように、LC複合部品アレイ
の他方のコンデンサ部53は、コイル導体63a,63
b,64a,64bをそれぞれ表面に設けた磁性体シー
ト60及び導体を設けていない磁性体シート60にて構
成されている。コイル導体63a,64aは磁性体シー
ト60の手前側の縁部に、その端部がそれぞれ露出して
いる。コイル導体63b,64bは磁性体シート60の
奥側の縁部にその一方の端部が露出し、他方の端部にビ
アホール74、あるいはビアホール73が設けられてい
る。
【0021】以上の構成からなる各シート60,65を
積み重ねて一体的に焼成することにより、図13に示す
LC複合部品アレイが得られる。LC複合部品アレイの
手前側及び奥側の側面部にそれぞれ入出力電極77a,
77bが形成され、両端部にはそれぞれ外部グランド電
極78a,78bが形成されている。コンデンサ信号電
極67及びコイル導体61a,62a,63a,64a
の端部は入出力電極77aに電気的に接続し、コンデン
サ信号電極66及びコイル導体61b,62b,63
b,64bの端部は入出力電極77bに電気的に接続
し、コンデンサグランド電極68,69の両端部はそれ
ぞれ外部グランド電極78a,78bに電気的に接続し
ている。
【0022】図14に示すように、各シート60,65
が積層された状態では、コンデンサ信号電極66とコン
デンサグランド電極68にて四つのコンデンサ素子を形
成し、コンデンサ信号電極67とコンデンサグランド電
極69にて四つのコンデンサ素子を形成する。同様に、
ビアホール72を介してコイル導体61a,61bにて
インダクタ素子61を形成し、ビアホール71を介して
コイル導体62a,62bにてインダクタ素子62を形
成し、ビアホール74を介してコイル導体63a,63
bにてインダクタ素子63を形成し、ビアホール73を
介してコイル導体64a,64bにてインダクタ素子6
4を形成する。
【0023】図15及び図16に示すように、インダク
タ素子61と62はコイル部52においてLC複合部品
アレイの厚み方向並びに厚み方向に対して直交する方向
に対して交互にずれた状態で配設されている。同様に、
インダクタ素子63と64はコイル部53において、L
C複合部品アレイの厚み方向並びに厚み方向に対して直
交する方向に対して交互にずれた状態で配設されてい
る。従って、第3実施例のLC複合部品アレイは前記第
1実施例のLC複合部品アレイと同一の作用、効果を奏
すると共に、同一コイル部内の隣接するインダクタ素子
の間隔が広くなり、同一コイル部内のインダクタ素子相
互間に発生する電磁結合によるクロストークがより小さ
くなる。
【0024】図17は第3実施例のπ型LC複合部品ア
レイの電気等価回路図である。図18はLC複合部品ア
レイの挿入損失特性を示すグラフである。実線80が第
3実施例のLC複合部品アレイの挿入損失特性を表示し
たものであり、点線81が従来のLC複合部品アレイの
挿入損失特性を表示したものである。 [他の実施例] 本考案に係るLC複合部品アレイは前記実施例に限定さ
れるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変形する
ことができる。
【0025】前記実施例は、π型あるいはT型の回路構
成を有するものについて説明したが、必ずしもこれに限
定されるものではなく、L型等の回路構成を有するもの
であってもよい。内蔵素子の数も任意である。また、前
記実施例は、それぞれ導体が形成された磁性体シート及
び誘電体シートを積み重ねた後、一体的に焼成するもの
であるが、必ずしもこれに限定されない。例えば、以下
に説明する製法によってLC複合部品アレイを製造して
もよい。印刷等の手段によりペースト状の磁性体材料を
塗布して磁性体膜を形成した後、その磁性体膜の表面に
ペースト状の導電体材料を塗布して任意の導体を形成す
る。次にペースト状の磁性体材料を前記導体の上から塗
布して導体が内蔵された磁性体、すなわちコイル部とす
る。同様にして、このコイル部の上にコンデンサ部、コ
イル部を順に重ね塗りすることによって形成して積層構
造を有するLC複合部品アレイが得られる。
【0026】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案に
よれば、第1コイル部と第2コイル部がコンデンサ部を
挟んで積層され、かつ、隣接する二つのLC複合部品の
一方のLC複合部品を構成するインダクタ素子が第1コ
イル部に配設されると共に、他方のLC複合部品を構成
するインダクタ素子がコンデンサ部を挟んで第2コイル
部に配設されているので、コンデンサ部の両側に配設さ
れているインダクタ素子の間隔及び第1コイル部内ある
いは第2コイル部内でのインダクタ素子の間隔が広くな
り、インダクタ素子相互のクロストークが抑えられたL
C複合部品アレイが得られる。
【0027】さらに、第1コイル部及び第2コイル部の
少なくとも一方のコイル部の内部のインダクタ素子を積
層体の厚み方向にずれさせたり、あるいは、第1コイル
部及び第2コイル部の少なくとも一方のコイル部の内部
のスパイラル状の導体からなるインダクタ素子を、積層
体の厚み方向に対して直交する方向にずれさせた構造に
すれば、さらにLC複合部品アレイのクロストークを抑
えることができる。また、隣接するLC複合部品をそれ
ぞれ構成するインダクタ素子をコンデンサを挟んで積
層体の厚み方向に対して千鳥状に配設すれば、コンデン
サ部の両側に配設されるインダクタ素子の間はさらに広
くなり、インダクタ素子相互のクロストークをより小さ
くできる。
【図面の簡単な説明】
図1ないし図5は本考案に係るLC複合部品アレイの第
1実施例を示すものである。
【図1】LC複合部品アレイの組立て斜視図。
【図2】図1に示したLC複合部品アレイの外観を示す
斜視図。
【図3】図2のIII−III断面図。
【図4】図2のIV−IV断面図。
【図5】図2に示したLC複合部品アレイの電気等価回
路図。図6ないし図9は本考案に係るLC複合部品アレ
イの第2実施例を示すものである。
【図6】LC複合部品アレイの組立て斜視図。
【図7】図6に示したLC複合部品アレイの外観を示す
斜視図。
【図8】図7のVIII−VIII断面図。
【図9】図7に示したLC複合部品アレイの電気等価回
路図。図10ないし図18は本考案に係るLC複合部品
アレイの第3実施例を示すものである。
【図10】LC複合部品アレイの一方のコイル部の組立
て斜視図。
【図11】LC複合部品アレイのコンデンサ部の組立て
斜視図。
【図12】LC複合部品アレイの他方のコイル部の組立
て斜視図。
【図13】図10に示したLC複合部品アレイの外観を
示す斜視図。
【図14】図13のXIV−XIV断面図。
【図15】LC複合部品アレイのコイル部の構造を示す
透視斜視図。
【図16】LC複合部品アレイのコイル部の構造を示す
透視平面図。
【図17】図16に示したLC複合部品アレイの電気等
価回路図。
【図18】図16に示したLC複合部品アレイの挿入損
失特性を示すグラフ。
【符号の説明】
1…誘電体シート 2,3…コンデンサ信号電極 4,5…コンデンサグランド電極 6…磁性体シート 7,8…コイル導体 12…コンデンサ部 13,14…コイル部 27…コンデンサ部 28,29…コイル部 30…誘電体シート 32…コンデンサ信号電極 33…コンデンサグランド電極 35…磁性体シート 36,37…コイル導体 52…コンデンサ部 53,54…コイル部 60…磁性体シート 61,62,63,64…インダクタ素子 66,67…コンデンサ信号電極 68,69…コンデンサグランド電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−151605(JP,A) 特開 平3−60106(JP,A) 特開 平5−152137(JP,A) 実開 平5−21409(JP,U) 実開 平1−179413(JP,U)

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のLC複合部品を備えたLC複合部
    品アレイにおいて、 複数のインダクタ素子を備えた磁性体からなる第1コイ
    ル部と複数のインダクタ素子を備えた磁性体からなる第
    コイル部が、複数のコンデンサ素子を備えた誘電体
    からなるコンデンサ部を挟んで矩形状の積層体を構成
    し、隣接する二つの前記LC複合部品の一方のLC複合
    部品を構成する前記インダクタ素子が前記第1コイル部
    に配設されると共に、他方のLC複合部品を構成する前
    記インダクタ素子が前記コンデンサ部を挟んで第2コイ
    ル部に配設され、複数の前記LC複合部品をそれぞれ構
    成する前記コンデンサ素子が、コンデンサ信号電極とコ
    ンデンサグランド電極にて構成され、前記コンデンサグ
    ランド電極の両端部が前記積層体の両端部に引き出され
    ていることを特徴とするLC複合部品アレイ。
  2. 【請求項2】 隣接する前記LC複合部品をそれぞれ構
    成する前記インダクタ素子が、前記コンデンサ部を挟ん
    で前記積層体の厚み方向に対して千鳥状に配設されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のLC複合部品アレ
    イ。
  3. 【請求項3】 前記第1コイル部及び前記第2コイル部
    の少なくとも一方のコイル部の内部の前記インダクタ素
    子が、前記積層体の厚み方向に対してずれた状態で配設
    されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    のLC複合部品アレイ。
  4. 【請求項4】 前記第1コイル部及び前記第2コイル部
    の少なくとも一方のコイル部の内部のスパイラル状の導
    体からなる前記インダクタ素子が、前記積層体の厚み方
    向に対して直交する方向にずれた状態で配設されている
    ことを特徴とする請求項1請求項3のいずれかに記載
    のLC複合部品アレイ。
  5. 【請求項5】 隣接する前記LC複合部品を構成する
    記コンデンサ素子が、グランド電極を挟んで前記積層体
    の厚み方向に対してずれた状態で配設されていることを
    特徴とする請求項1請求項4のいずれかに記載のLC
    複合部品アレイ。
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