JP2976971B1 - 同相型インダクタ - Google Patents

同相型インダクタ

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    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/0006Printed inductances
    • H01F17/0013Printed inductances with stacked layers
    • HELECTRICITY
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    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
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  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 小型で信頼性が高く、製造コストが安価で、
電子回路に挿入した際にコイルの直流抵抗による電子回
路への影響が低い同相型インダクタを得る。 【解決の手段】 同相型インダクタ10は、コイルLb
1を構成するコイル導体11a〜14a、コイルLb2
を構成するコイル導体11b〜14b、コイルLaを構
成するコイル導体15〜18、コイルLcを構成するコ
イル導体19〜22及び絶縁性シート32等を積層して
構成したものである。コイルLb1とコイルLb2は電
気的に並列に接続され、全体として、コイルLbとされ
る。これにより、コイルLbの直流抵抗値はコイルL
a,Lcの直流抵抗値よりも小さくなる。絶縁性シート
32等の積み重ね方向において、コイルLa,Lcはコ
イルLb1とコイルLb2との間に位置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同相型インダク
タ、特に、ノイズフィルタとして使用される同相型イン
ダクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の同相型インダクタと
して、例えば図4に示すような電気等価回路構成を有す
る積層タイプの同相型インダクタが知られている。この
同相型インダクタは、入力電極1a及び出力電極1bの
間に接続されたコイルLaと、入力電極2a及び出力電
極2bの間に接続されたコイルLbと、入力電極3a及
び出力電極3bの間に接続されたコイルLcとからな
り、これらコイルLa,Lb,Lcは磁気的に互いに結
合されていて、互いに同じ位相を有する同相ノイズの通
過を阻止する機能を有している。
【0003】ところで、このような同相型インダクタ
は、三つのコイルLa〜Lcの直流抵抗値が低いほど優
れた信号伝送特性を発揮する。従って、従来の同相型イ
ンダクタは、コイルLa〜Lcを構成しているコイル導
体を抵抗率の低い材料にて形成したり、コイル導体の膜
厚を厚くすることによって、全てのコイルLa〜Lcの
直流抵抗値を低くしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同相型
インダクタは、使用する回路により、三つのコイルL
a,Lb,Lcがそれぞれ有している直流抵抗値の重要
度が異なる場合がある。例えば、ステレオ等の音響機器
の音声回路のノイズ対策用フィルタとして、この同相型
インダクタを使用する場合を考える。音声回路は、左右
の信号ラインと共通のグランドラインにて構成された3
線回路である。通常、同相型インダクタのコイルLa〜
Lcは並置されており、並置されたコイルLa〜Lcの
両端に位置するコイルLaとLcが、それぞれ音声回路
の左右の信号ラインに挿入される。そして、並置された
コイルLa〜Lcの中央に位置するコイルLbが、音声
回路の共通のグランドラインに挿入される。このような
接続を採用するのは、左信号ラインとグランドライン間
の電磁気的結合が、右信号ラインとグランドライン間の
電磁気的結合と略等しくなるようにするためである。
【0005】同相型インダクタがこのように接続された
音声回路にあって、左右の信号ラインを流れる信号が他
方の信号ラインに漏れる現象、いわゆるクロストークが
発生することがある。このクロストークの発生は、主と
してグランドラインに挿入されたコイルLbの直流抵抗
値が大きく、この大きな直流抵抗値が左右の音声回路の
いわゆる共通インピーダンスとして作用することによる
ものである。一方、コイルLaやコイルLcの直流抵抗
値は、クロストークの発生には殆ど影響しない。つま
り、音声回路のノイズ対策用のフィルタとして、同相型
インダクタを使用する場合には、音声回路のグランドラ
インに挿入するコイルLbの直流抵抗値を下げるだけで
よい。
【0006】従って、全てのコイルLa〜Lcの直流抵
抗値を低くするため、抵抗率の低い高価な材料を使用し
て製作することは、製品コストの上昇を招くばかりでな
く材料の無駄であり、また、コイル導体の膜厚を厚くす
ることは、積層体の焼成時等に層剥れ(デラミネーショ
ン)を発生し易くさせ、製品の信頼性が低下するという
問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、小型で信頼性が
高く、製造コストが安価で、電子回路に挿入した際にコ
イルの直流抵抗による電子回路への影響が低い同相型イ
ンダクタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段と作用】以上の目的を達成
するため、本発明に係る同相型インダクタは、(a)複
数の絶縁性材料層と複数のコイル導体を積層して構成し
た積層体と、(b)前記コイル導体を電気的に接続して
構成し、磁気的に相互に結合された少なくとも三つ以上
のコイルと、(c)前記積層体の表面に設けられ、前記
各コイルに電気的に接続された三対以上の入出力外部電
極とを備え、(d)前記三つ以上のコイルが前記積層体
の積み重ね方向に配置されると共に、前記コイルの一つ
が第1コイル部と第2コイル部とで構成され、前記積層
体の積み重ね方向において該第1コイル部と第2コイル
部の間に残りの前記コイルを配置し、前記第1コイル部
と第2コイル部とで構成されたコイルの直流抵抗値が、
残りの前記コイルのそれぞれの直流抵抗値より小さいこ
と、を特徴とする。
【0009】以上の構成により、全てのコイルの直流抵
抗値を低くする必要がなくなり、第1コイル部と第2コ
イル部とで構成された特定のコイルの低直流抵抗値化が
図れる。そして、この同相型インダクタを音声回路等の
電子回路に挿入する際、最も低い直流抵抗値が要求され
るラインに前記低直流抵抗値化を図った特定コイルを挿
入することにより、同相型インダクタの挿入が原因とな
って発生する、コイルの直流抵抗による電子回路への影
響が低減され、所望の性能を有する電子回路が実現され
る。
【0010】また、本発明に係る同相型インダクタは、
第1コイル部と第2コイル部とで構成された低直流抵抗
値コイルに電気的に接続された一対の入出力外部電極を
積層体の中央部に配置し、該入出力外部電極を間にし
て、残りのコイルに電気的に接続された複数の入出力外
部電極を積層体に配置したことを特徴とする。
【0011】これにより、同相型インダクタは、音声回
路に挿入し易い構造となる。つまり、3線の音声回路の
中央に配置しているグランドラインは、同相型インダク
タの中央部に配置している低直流抵抗値コイルの入出力
外部電極に電気的に接続される。一方、音声回路の左右
の信号ラインは、グランドラインと交差することなく同
相型インダクタの左右両端部に配置している相対的に直
流抵抗値の高いコイルの入出力外部電極に電気的に接続
される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る同相型インダ
クタの実施形態について添付図面を参照して説明する。
以下の各実施形態では、ノイズフィルタとして使用され
る同相型インダクタを例にして説明する。
【0013】図1に示すように、同相型インダクタ10
は積層タイプのもので、コイル導体11a〜22等をそ
れぞれ表面に設けた絶縁性シート32と、この絶縁性シ
ート32を積み重ねた上側及び下側に配設されたカバー
シート33等にて構成されている。コイル導体11a〜
22は、印刷等の方法により絶縁性シート32の表面に
形成されている。コイル導体11a〜22の材料として
は、Ag,Ag−Pd,Cu,Ni等が使用される。シ
ート32,33の材料としては、フェライト等の磁性体
材料やセラミック等の誘電体材料、絶縁体材料が使用さ
れる。
【0014】コイル導体11a〜14aは、絶縁性シー
ト32にそれぞれ設けたビアホール26a〜26cを介
して、電気的に直列に接続され、螺旋状のコイルLb1
を構成する。コイルLb1の一端部(即ち、コイル導体
11aの引出し部)は絶縁性シート32の奥側の辺の中
央部に露出し、他端部(即ち、コイル導体14aの引出
し部)は絶縁性シート32の手前側の辺の中央部に露出
している。
【0015】コイル導体11b〜14bは、絶縁性シー
ト32にそれぞれ設けたビアホール26j〜26lを介
して、電気的に直列に接続され、螺旋状のコイルLb2
を構成する。コイルLb2の一端部(即ち、コイル導体
11bの引出し部)は絶縁性シート32の奥側の辺の中
央部に露出し、他端部(即ち、コイル導体14bの引出
し部)は絶縁性シート32の手前側の辺の中央部に露出
している。これら二つのコイルLb1とLb2は、後述
するように、電気的に並列に接続され、一つのコイルL
bを構成する。
【0016】また、コイル導体15〜18は、絶縁性シ
ート32にそれぞれ設けたビアホール26d〜26fを
介して電気的に直列に接続され、螺旋状のコイルLaを
構成する。コイルLaの一端部(即ち、コイル導体15
の引出し部)は絶縁性シート32の奥側の辺の左側に露
出し、他端部(即ち、コイル導体18の引出し部)は絶
縁性シート32の手前側の辺の左側に露出している。
【0017】コイル導体19〜22は、絶縁性シート3
2にそれぞれ設けたビアホール26g〜26iを介して
電気的に直列に接続され、螺旋状のコイルLcを構成す
る。コイルLcの一端部(即ち、コイル導体19の引出
し部)は絶縁性シート32の奥側の辺の右側に露出し、
他端部(即ち、コイル導体22の引出し部)は絶縁性シ
ート32の手前側の辺の右側に露出している。
【0018】以上の絶縁性シート32とカバーシート3
3は、積み重ねられた後、一体的に焼成され、図2に示
すように、積層体25とされる。積層体25の奥側側面
の左側、中央部及び右側には、それぞれ入力電極1a,
2a,3aが設けられる。積層体25の手前側側面の左
側、中央部及び右側には、それぞれ出力電極1b,2
b,3bが設けられる。入力電極1aと出力電極1b
は、それぞれコイルLaの両端部、具体的にはコイル導
体15とコイル導体18に電気的に接続されている。入
力電極2aと出力電極2bは、それぞれコイルLb1,
Lb2の両端部、具体的にはコイル導体11a,11b
とコイル導体14a,14bに電気的に接続されてい
る。つまり、入力電極2aと出力電極2bの間に、二つ
のコイルLb1,Lb2が電気的に並列に接続されてい
る。これにより、二つのコイルLb1とLb2は全体と
して、一つのコイルLbを構成する。入力電極3aと出
力電極3bは、それぞれコイルLcの両端部、具体的に
はコイル導体19とコイル導体22に電気的に接続され
ている。これらの入出力電極1a〜3bは、Ag,Ag
−Pd,Ni等の導電性ペーストを塗布後、焼付けた
り、あるいは、乾式めっきしたりすることによって形成
される。
【0019】以上の構成からなる積層タイプの同相型イ
ンダクタ10は、図3に示すように、内部においてコイ
ルLa,Lb1,Lb2,Lcが積層体25の積み重ね
方向に並置されている。特に、本実施形態の場合は、コ
イルLa,Lb1,Lb2,Lcの軸が積み重ね方向に
対して平行であり、しかも、各コイルLa,Lb1,L
b2,Lcの軸を揃えることにより、コイルLa,Lb
1,Lb2,Lc相互間の磁気結合度を大きくしてい
る。この同相型インダクタ10の電気等価回路は、図4
に示された等価回路と同様のものである。コイルLb
は、コイル導体11a〜14a及びコイル導体11b〜
14bからなる二つのコイルLb1,Lb2にて構成さ
れているので、コイル導体11a〜14a,11b〜1
4bの膜厚が他のコイル導体15〜18,19〜22と
同じであってもコイルLbの直流抵抗値が他のコイルL
a及びLcの直流抵抗値の略1/2となる。
【0020】従って、この同相型インダクタ10を、ス
テレオ等の音声回路のノイズ対策用フィルタとして使用
する場合、挿入されるコイルの直流抵抗値を最も低くす
る必要のある音声回路のグランドラインに、直流抵抗値
の小さいコイルLbを挿入する。そして、挿入されるコ
イルの直流抵抗値による影響が殆どない音声回路の左右
の信号ラインには、相対的に直流抵抗値の大きいコイル
La,Lcを挿入する。これにより、コイルLbの低直
流抵抗値が左右の音声回路の共通インピーダンスとして
作用するので、左右の音声回路間でのクロストークの発
生を抑えることができる。
【0021】このとき、3線回路である音声回路の中央
に配置しているグランドラインは、同相型インダクタ1
0の中央部に配置している低直流抵抗値コイルLbの入
出力電極2a,2bに電気的に接続されることになる。
一方、音声回路の左右の信号ラインは、同相型インダク
タ10の左右両端部に配置している相対的に直流抵抗値
の高いコイルLa,Lcの入出力電極1a,1b,3
a,3bに電気的に接続されることになる。このよう
に、同相型インダクタ10は、低直流抵抗値コイルLb
の入出力電極2a,2bを中央部に配置しているので、
音声回路のグランドラインと信号ラインを交差させるこ
となく、音声回路に容易に挿入することができる。
【0022】ところで、音声回路の信号ラインに接続さ
れるコイルは、実装環境によるノイズの授受等から、積
層方向の中央部に配置することが望ましい。従って、同
相型インダクタ10は、積層体25の積み重ね方向にお
いて、コイルLbを構成する二つのコイルLb1とLb
2の間にコイルLa,Lcを配置している。さらに、コ
イル導体11a〜22の膜厚を厚くする必要がないの
で、積層体25を焼成する工程等におけるシート32,
33の割れやデラミネーションの発生を抑えることがで
きる。
【0023】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更するこ
とができる。例えば、前記実施形態では、三つのコイル
を有する、いわゆるトリファイラ構造の同相型インダク
タについて説明したが、四つ以上のコイルを有する同相
型インダクタにも本発明を適用することができる。
【0024】また、積層タイプの同相型インダクタを製
造する場合、コイル導体を表面に設けた絶縁性シート等
を積み重ねた後、一体的に焼成する工法に必ずしも限定
されない。絶縁性シートは予め焼成されたものを用いて
もよい。また、以下に説明する工法によって積層タイプ
の同相型インダクタを製造してもよい。すなわち、印刷
等の手段によりペースト状の絶縁性材料にて絶縁層を形
成した後、その絶縁層の表面にペースト状の導電性材料
を塗布してコイル導体を形成する。次に、ペースト状の
絶縁性材料を前記コイル導体の上から塗布してコイル導
体が内蔵された絶縁層とする。同様にして、順に重ね塗
りをしながら、コイル導体の必要な箇所の電気的接続を
行うことにより、積層構造を有する同相型インダクタが
得られる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、全てのコイルの直流抵抗値を低くする必要が
なくなり、特定のコイルの低直流抵抗値化を図ることが
できる。そして、この同相型インダクタを音声回路等の
電子回路に挿入する際、最も低い直流抵抗値が要求され
るラインに前記低直流抵抗値化を図った特定コイルを挿
入することにより、同相型インダクタの挿入が原因とな
って発生する、コイルの直流抵抗による電子回路への影
響が低減され、所望の性能を有する電子回路を実現する
ことができる。例えば、音声回路の場合には、グランド
ラインに直流抵抗値が小さいコイルを挿入することによ
り、低直流抵抗値が共通インピーダンスとして作用する
ので、音声回路でのクロストークを抑えることができ
る。
【0026】さらに、第1コイル部と第2コイル部とで
構成された低直流抵抗値コイルに電気的に接続された一
対の入出力外部電極を積層体の中央部に配置し、該入出
力外部電極を間にして、残りのコイルに電気的に接続さ
れた複数の入出力外部電極を積層体に配置することによ
り、音声回路の左右に配置されている信号ラインと中央
に配置されているグランドラインを交差させることな
く、同相型インダクタに電気的に容易に接続することが
できる。さらに、コイル導体の膜厚を厚くする必要がな
いので、積層体を焼成する工程等における絶縁性シート
の割れやデラミネーションの発生を抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る同相型インダクタの第1実施形態
の構成を示す分解斜視図。
【図2】図1に示された同相型インダクタの外観を示す
斜視図。
【図3】図2に示された同相型インダクタのコイル導体
の構成を示す模式図。
【図4】同相型インダクタの電気等価回路図。
【符号の説明】
10…同相型インダクタ 11a〜14a,11b〜14b,15〜22…コイル
導体 25…積層体 32…絶縁性シート 33…カバーシート La,Lb,Lc…コイル Lb1,Lb2…コイル

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の絶縁性材料層と複数のコイル導体
    を積層して構成した積層体と、 前記コイル導体を電気的に接続して構成し、磁気的に相
    互に結合された少なくとも三つ以上のコイルと、 前記積層体の表面に設けられ、前記各コイルに電気的に
    接続された三対以上の入出力外部電極とを備え、 前記三つ以上のコイルが前記積層体の積み重ね方向に配
    置されると共に、前記コイルの一つがグランドライン用
    コイルであって、該グランドライン用コイルは電気的に
    並列に接続されている第1コイル部と第2コイル部とで
    構成され、残りのコイルが信号ライン用コイルであっ
    て、前記積層体の積み重ね方向において前記第1コイル
    部と第2コイル部の間に前記信号ライン用コイルを配置
    して、前記信号ライン用コイルの外側に前記グランドラ
    イン用コイルを配置し、前記グランドライン用コイルの
    直流抵抗値が、前記信号ライン用コイルのそれぞれの直
    流抵抗値より小さいこと、 を特徴とする同相型インダクタ。
  2. 【請求項2】 前記グランドライン用コイルに電気的に
    接続された一対の前記入出力外部電極を前記積層体の中
    央部に配置し、該入出力外部電極を間にして、前記信号
    ライン用コイルに電気的に接続された複数対の前記入出
    力外部電極を前記積層体に配置したことを特徴とする請
    求項1記載の同相型インダクタ。
  3. 【請求項3】 前記信号ライン用コイルが二つであり、
    前記グランドライン用コイルが一つであるトリファイラ
    構造を有していることを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の同相型インダクタ。
  4. 【請求項4】 前記グランドライン用コイルの第1コイ
    ル部と第2コイル部とは、相互に同一の形状のコイル導
    体にて構成されていることを特徴とする請求項1ないし
    請求項3記載の同相型インダクタ。
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