JPH10215134A - 積層emiフィルタ - Google Patents

積層emiフィルタ

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JPH10215134A
JPH10215134A JP9015189A JP1518997A JPH10215134A JP H10215134 A JPH10215134 A JP H10215134A JP 9015189 A JP9015189 A JP 9015189A JP 1518997 A JP1518997 A JP 1518997A JP H10215134 A JPH10215134 A JP H10215134A
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JP
Japan
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ground
pattern
laminate
coil
emi filter
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JP9015189A
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English (en)
Inventor
Katsuharu Yasuda
克治 安田
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Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高周波特性を向上させた積層EMIフィルタを
提供する。 【解決手段】コイルパターンと積層体の側面に設けた入
出力端子電極5、6との間にグランドパターン9が介在
するように、グランドパターン9を積層体内に形成す
る。コイルパターンと積層方向に対向してキャパシタを
構成する複数のグランドパターン4eを異なる層に備え
る場合、複数のキャパシタ構成用グランドパターン4e
は、積層体側面に設けた複数のグランド端子電極により
相互に接続する。各グランドパターン4eはリング状を
なし、かつその一部を同じ側において開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波用の積層EMI
フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】図6(A)は従来の積層EMIフィルタ
の一例を示す平面図、図6(B)はその等価回路図、図
6(C)は(A)のE−E断面図である。
【0003】図6(A)、(C)において、1は誘電体
材料等の絶縁体からなる積層体であり、該積層体1の内
部にコイル2、3およびグランドパターン4を内蔵して
なる。5、6はそれぞれコイル2、3の一端に接続され
るように積層体1の側面に設けられた入力端子電極およ
び出力端子電極、7はコイル2、3の他端を接続するよ
うに積層体1の側面に設けられたタップ端子電極、8a
〜8cは積層体1の側面に設けたグランド端子電極であ
る。
【0004】図6(C)に示すように、グランドパター
ン4はコイル2、3と積層方向に対向して図6(B)に
示すキャパシタCが構成される。
【0005】図7はこのフィルタを印刷法により得る場
合の積層工程を1チップ分について示す図であり、1a
〜1hは絶縁体層、2a〜2c、3a〜3cはそれぞれ
前記コイル2、3を構成するコイルパターン、4は前記
グランドパターンであり、積層工程においては、絶縁体
層1a、コイルパターン2a、絶縁体層1b、……絶縁
体層1d、グランドパターン4、絶縁体層1e、……絶
縁体層1hと、(A)〜(O)の順序で積層したものを
各チップごとに切断して焼成するか、あるいは焼成後に
切断し、前記端子電極5〜7、8a〜8cを各チップの
側面に導電ペーストの塗布、焼き付け、メッキにより形
成する。
【0006】図8(A)は従来の積層EMIフィルタの
他の例を示す斜視図、図9はその積層構造図であり、特
開平4−225511号公報に記載のものに基づいて描
いたものである。この従来例は、図8(A)に示すよう
に、積層体1の両端に入出力端子電極5、6を有し、中
間部の両側面にグランド端子電極8を有する。このフィ
ルタは、図9に示すように、それぞれリング状のグラン
ドパターン4a〜4dを形成した絶縁体シート1j、1
m、1p、1rの間に、コイルパターン2d、2e、2
fを形成した絶縁体シート1k、1n、1qを介在さ
せ、最上面、最下面に絶縁体シート1i、1sを重ねて
積層し、コイルパターン2d〜2fの端部はスルーホー
ルdを介して接続したもので、グランドパターン4a〜
4dは、前記積層体1の両側面の2つのグランド端子電
極8に接続する引き出し電極a、bを有すると共に、コ
イルパターン2d〜2fに流れる電流によって発生する
磁束による電流がグランドパターン4a〜4dに流れる
ことを防止するため、それぞれ、前記スルーホールdを
避けるように、一部に開放部cを有する開きリング状を
なしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6、図7に示した従
来のフィルタにおいては、図6(A)に示すように、コ
イル2、3と入出力端子電極5、6の間に存在する容量
成分Cs(図6(A)においては、コイル2と出力端子
電極6との間に存在する容量で代表させて示す)によ
り、等価的に、図6(B)に示すように、入出力端子電
極5、6間にキャパシタCsが存在する回路と等価とな
り、このため、高周波特性が劣化するという問題点があ
る。また、図7に示すように、グランドパターン4の中
央に平板部4xが存在するので、コイル2、3で発生す
る磁束の変化によりこの平板部4xに渦電流が発生して
磁束の通過を阻み、コイル2、3のインダクタンスを低
下させ、高周波特性を低下させるという問題点がある。
【0008】一方図8、図9に示した従来のフィルタに
おいても、コイルパターン2と入出力端子電極5、6と
の間に存在する容量成分によって高周波特性が劣化する
という問題点がある。
【0009】図8、図9に示すフィルタは、グランドパ
ターン4a〜4dの形状が開放部cを有する開いたリン
グ状をなすため、個々のグランドパターン4a〜4d内
でそれぞれ渦電流が流れるということはないものの、各
グランドパターン4a〜4dはそれぞれスルーホールd
を設ける部分に開放部cを設けており、これらはスルー
ホールdを設ける位置の関係上、隣接するグランドパタ
ーン4a〜4dの開放部cは互いに反対側となるように
形成されており、また、各グランドパターン4a〜4d
の引き出し電極a、bはそれぞれ2個のグランド端子電
極8、8に接続されているので、図8(B)に一部のグ
ランドパターン4b、4cについて抽出して示すよう
に、異なるコイルパターン4a〜4dの間で側面のグラ
ンド端子電極8を通してコイルパターン2に流れる電流
により発生する磁束の変化による電流iが流れ、これに
より、インダクタンス値が下がり、高周波特性が劣化す
るという問題点がある。
【0010】本発明は、上記従来技術の問題点を解決し
て、高周波特性を向上させた積層EMIフィルタを提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明にお
いては、コイルパターンとグランドパターンとを積層体
内に形成してなる積層EMIフィルタにおいて、コイル
パターンと積層体の側面に設けた入出力端子電極との間
にグランドパターンが介在するように、グランドパター
ンを積層体内に形成したことを特徴とする(請求項
1)。
【0012】また、本発明は、請求項1において、前記
積層EMIフィルタが、コイルパターンと積層方向に対
向してキャパシタを構成するグランドパターンを有する
と共に、該キャパシタを構成するグランドパターンと同
層にも、該コイルパターンと積層体の側面に設けた入出
力端子電極との間に前記グランドパターンが介在するよ
うに、グランドパターンを形成したことを特徴とする
(請求項2)。
【0013】また、本発明は、請求項1または2におい
て、積層体の側面に設けた入出力端子の間に、積層体側
面のグランド端子電極を設けたことを特徴とする(請求
項3)。
【0014】また、本発明は、請求項1から3までのい
ずれかにおいて、前記積層EMIフィルタが、コイルパ
ターンと積層方向に対向してキャパシタを構成するグラ
ンドパターンを有すると共に、該グランドパターンがリ
ング状をなし、かつその一部が開放されていることを特
徴とする(請求項4)。
【0015】また、本発明は、コイルパターンとグラン
ドパターンとを積層体内に形成してなる積層EMIフィ
ルタにおいて、コイルパターンと積層方向に対向してキ
ャパシタを構成する複数のグランドパターンを異なる層
に備え、該複数のキャパシタ構成用グランドパターン
は、積層体側面に設けた複数のグランド端子電極により
相互に接続され、該各グランドパターンはリング状をな
し、かつその一部が同じ側において開放されていること
を特徴とする(請求項5)。
【0016】
【作用】請求項1においては、積層体内のコイルと入出
力端子電極との間に、積層体に内蔵させたグランドパタ
ーンを介在させたので、フィルタに加わる高周波成分
が、入力端子電極からコイルへ、さらにコイルから出力
端子電極へと直接的に伝播することが防止される。
【0017】請求項2においては、コイルパターンと積
層方向に対向してキャパシタを構成するグランドパター
ンを形成した層と同層にも、コイルパターンと入出力端
子電極との間に介在させるグランドパターンを設けたこ
とにより、さらに請求項1の作用が助長される。
【0018】請求項3においては、積層体の側面に設け
た入出力端子間に、積層体側面のグランド端子電極を設
けたので、入出力端子電極間に発生する容量成分による
結合も防止できる。
【0019】請求項4においては、コイルパターンと積
層方向に対向してキャパシタを構成するグランドパター
ンが開いたリング状をなすため、このキャパシタ構成用
グランドパターンにおける、コイルパターンの電流によ
り発生する磁束の変化に基づく渦電流の発生が回避され
る。
【0020】請求項5においては、積層体に複数枚のキ
ャパシタ構成用グランドパターンを内蔵する場合、これ
らのグランドパターンが開いたリング状をなすため、請
求項4と同様の作用をなすことができると共に、異なる
層のグランドパターン間の前記渦電流も防止される。
【0021】
【発明の実施の形態】図1(A)は本発明による積層E
MIフィルタの一実施例を示す平面図、図1(B)はそ
の内部構造を示す構成図、図1(C)、(D)はそれぞ
れ図1(A)のF−F、G−G拡大断面図、図2は本実
施例の積層工程図である。
【0022】図1において、9は入出力端子電極5、6
とコイル2、3間に介在させるグランドパターンであ
る。
【0023】図2において、1a〜1hは誘電体材料や
ガラスと誘電体との混合体からなる絶縁体層、2a〜2
c、3a〜3cはコイルパターン、4eはコイル2、3
に積層方向に対向してキャパシタを構成するグランドパ
ターン、9a〜9jはコイルパターン2a〜2c、3a
〜3cと入出力端子電極5、6との間に介在させるグラ
ンドパターンである。キャパシタ構成用グランドパター
ン4eは開放部cを有するリング状をなすものである。
【0024】図2においては、積層構造を1つのチップ
分について示し、(A)のように全面を絶縁体ペースト
の印刷により絶縁体層1aを形成し、乾燥後、その上に
(B)に示すように銀等でなる導体ペーストの印刷、乾
燥によりコイルパターン2a、グランドパターン9aを
形成し、その上に(C)に示すように、絶縁体層1bを
印刷、乾燥し、…という順序で(O)に示す表層の絶縁
体層1hまで積層した後、焼成、切断するか、あるいは
切断後に焼成し、その後、入力端子電極5、出力端子電
極6、タップ端子電極7、グランド端子電極8a〜8c
を導電性ペーストの塗布、焼き付けおよびメッキにより
形成する。
【0025】図3(A)は本実施例の等価回路図であ
り、グランドパターン4eとコイル2、3との間にキャ
パシタCが構成され、また、入出力端子電極5、6とコ
イル2、3との間に容量成分C1、C2が存在する。こ
のように、積層体1内のコイル2、3と入出力端子電極
5、6との間に、積層体1に内蔵させたグランドパター
ン9a〜9jを介在させたので、高周波成分が入力端子
電極からコイルへ、さらにコイルから出力端子へと直接
的に伝播することが防止され、いずれも容量成分C1、
C2を介してグランドパターンへと伝播する。これによ
り高周波成分の通過が阻まれ、高周波特性が向上する。
【0026】図4は周波数と減衰量との関係図であり、
図中、前記実施例と従来例と比較例として指示したフィ
ルタは、いずれも寸法、コイル巻数を同じとしたもので
ある。図4における従来例は、図6、7に示したように
グランドパターン4が平板部を有するフィルタであり、
比較例は、図2に示したものからグランドパターン9a
〜9jを設けず、開放されたリング状をなすグランドパ
ターン4eを有するフィルタである。
【0027】図4から分かるように、キャパシタ構成用
グランドパターンを開いたリング状とすることにより、
高周波領域における減衰量を増大させることができ、本
発明による場合には、さらに高周波領域における減衰量
を増大させることが可能となり、高周波特性が向上す
る。また、積層体1の側面に設けた入出力端子電極5、
6間に、積層体側面のグランド端子電極8aを設けるこ
とにより、入出力端子電極5、6間の容量成分による結
合も防止できる。なお、タップ端子電極7と入力端子電
極5または出力端子電極6とを同じ積層体側面に形成し
て両端子電極7と5間または端子電極7と6との間にグ
ランド端子電極8a〜8cの1つを設けることにより、
これらの端子電極間の結合も防止できる。
【0028】図3(B)は本発明の他の実施例を示す図
1(D)相当図、図3(C)はそのキャパシタ構成用グ
ランドパターン4を形成した層の導体パターン図であ
り、本実施例は、コイル2と積層方向に対向してキャパ
シタCを構成するグランドパターン4eを形成した層と
同層にも、コイルパターンと入出力端子電極との間に介
在させるグランドパターン9m、9nを設けたものであ
り、本実施例によれば、入出力端子電極5、6とコイル
2、3との結合がさらに良好に防止される。
【0029】図5は本発明の他の実施例を示す積層構造
図であり、本実施例は、図8(A)の従来例と同様の外
観を有するフィルタにおいて、図9に示した積層構造図
におけるコイルパターン2d〜2fの形状を変え、各コ
イルパターン2g〜2iの端部が、絶縁体シート1m、
1pの同じ側においてスルーホールdにより接続する構
造とし、これにより、両側に引き出し電極a、bを有す
る開いたリング状をなすグランドパターン4f〜4iの
開放部cを、引き出し電極a、bから見て同じ側にある
ように形成したものである。
【0030】図5の構成によれば、各グランドパターン
4f〜4iが引き出し電極a、bにおいて積層体1の両
側の端子電極8によって接続されても、コイルパターン
2g〜2iに流れる電流による磁束の変化によってグラ
ンドパターン4f〜4iに生じる起電力が相殺されるの
で、端子電極8を通してグランドパターン4f〜4i間
に電流が流れることが防止され、インダクタンスの低下
を防ぐことができ、高周波特性が向上する。
【0031】
【発明の効果】請求項1によれば、積層体内のコイルと
入出力端子電極との間に、積層体に内蔵させたグランド
パターンを介在させたので、高周波成分が入力端子電極
からコイルへ、さらにコイルから出力端子へと直接的に
伝播することが防止されるため、フィルタの高周波特性
が向上する。
【0032】請求項2によれば、コイルパターンと積層
方向に対向してキャパシタを構成するグランドパターン
を形成した層と同層にも、コイルパターンと入出力端子
電極との間に介在させるグランドパターンを設けたの
で、さらにフィルタの高周波特性が向上させることがで
きる。
【0033】請求項3によれば、積層体の側面に設けた
入出力端子間に、積層体側面のグランド端子電極を設け
たので、入出力端子電極間の容量成分による結合も防止
することができ、さらにフィルタの高周波特性が向上さ
せることができる。
【0034】請求項4によれば、コイルパターンと積層
方向に対向してキャパシタを構成するグランドパターン
が開いたリング状をなすため、このキャパシタ構成用グ
ランドパターンにおける、コイルパターンの電流により
発生する磁束の変化に基づく渦電流の発生が回避され、
インダクタンス値の低下が防止でき、さらに高周波特性
が向上する。
【0035】請求項5によれば、積層体に複数枚のキャ
パシタ構成用グランドパターンを内蔵する場合、これら
のグランドパターンが開いたリング状をなすため、請求
項4と同様の作用を発揮できると共に、異なる層間の前
記渦電流も防止され、複数枚のキャパシタ構成用グラン
ドパターンを有する場合における高周波特性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明による積層EMIフィルタの一
実施例を示す平面図、(B)はその内部構造を示す構成
図、(C)、(D)はそれぞれ(A)のF−F、G−G
拡大断面図である。
【図2】(A)〜(O)は図1の実施例の積層工程図で
ある。
【図3】(A)は図1、図2の実施例の等価回路図、
(B)は本発明の他の実施例を示す図1(D)相当断面
図、(C)は本実施例のグランドパターンを示す図であ
る。
【図4】図1の実施例の周波数−減衰量の関係を、従来
例、比較例と共に示す特性図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す積層構造図である。
【図6】(A)は従来の積層EMIフィルタの一例を示
す平面図、(B)はその等価回路図、(C)は(A)の
E−E断面図である。
【図7】(A)〜(O)は図6のフィルタの積層工程図
である。
【図8】(A)は従来の積層EMIフィルタの他の例を
示す斜視図、(B)はその内部グランドパターンに流れ
る電流の説明図である。
【図9】図8の従来例の積層構造図である。
【符号の説明】
1:積層体、1a〜1h:絶縁体層、1i〜1s:絶縁
体シート、2、3:コイル、2a〜2c、2g〜2i、
3a〜3c、3g〜3i:コイルパターン、4e〜4
i:グランドパターン、5:入力端子電極、6:出力端
子電極、7:タップ端子電極、8a〜8c:グランド端
子電極、9、9a〜9j:グランドパターン、a、b:
引き出し電極、c:開放部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルパターンとグランドパターンとを積
    層体内に形成してなる積層EMIフィルタにおいて、 コイルパターンと積層体の側面に設けた入出力端子電極
    との間にグランドパターンが介在するように、グランド
    パターンを積層体内に形成したことを特徴とする積層E
    MIフィルタ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記積層EMIフィルタが、コイルパターンと積層方向
    に対向してキャパシタを構成するグランドパターンを有
    すると共に、 該キャパシタを構成するグランドパターンと同層にも、
    該コイルパターンと積層体の側面に設けた入出力端子電
    極との間に介在させるグランドパターンを設けたことを
    特徴とする積層EMIフィルタ。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 積層体の側面に設けた入出力端子の間に、積層体側面の
    グランド端子電極を設けたことを特徴とする積層EMI
    フィルタ。
  4. 【請求項4】請求項1から3までのいずれかにおいて、 前記積層EMIフィルタが、コイルパターンと積層方向
    に対向してキャパシタを構成するグランドパターンを有
    すると共に、 該グランドパターンがリング状をなし、かつその一部が
    開放されていることを特徴とする積層EMIフィルタ。
  5. 【請求項5】コイルパターンとグランドパターンとを積
    層体内に形成してなる積層EMIフィルタにおいて、 コイルパターンと積層方向に対向してキャパシタを構成
    する複数のグランドパターンを異なる層に備え、 該複数のキャパシタ構成用グランドパターンは、積層体
    側面に設けた複数のグランド端子電極により相互に接続
    され、 該各グランドパターンはリング状をなし、かつその一部
    が同じ側において開放されていることを特徴とする積層
    EMIフィルタ。
JP9015189A 1997-01-29 1997-01-29 積層emiフィルタ Withdrawn JPH10215134A (ja)

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