JP2542468Y2 - 積層型lcフィルタ - Google Patents
積層型lcフィルタInfo
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- JP2542468Y2 JP2542468Y2 JP1989101437U JP10143789U JP2542468Y2 JP 2542468 Y2 JP2542468 Y2 JP 2542468Y2 JP 1989101437 U JP1989101437 U JP 1989101437U JP 10143789 U JP10143789 U JP 10143789U JP 2542468 Y2 JP2542468 Y2 JP 2542468Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、インダクタンスとキャパシタンスをπ形に
接続した等価回路を有する積層型LCフィルタに関し、雑
音防止用等に用いることができるものである。
接続した等価回路を有する積層型LCフィルタに関し、雑
音防止用等に用いることができるものである。
[背景技術] 第5図に従来の積層型LCフィルタγの外観斜視図を示
す。この積層型LCフィルタγは、内部にインダクタンス
とキャパシタンスを形成されたブロック51の両端に外部
電極52,53を形成されたものである。ブロック51は、複
数枚のフェライトグリーンシート54を積層し、平面加圧
した生積層体を焼成して一体焼成品としたものであり、
第4図にはその積層前の構成を示してある。インダクタ
ンス形成用の一対の印刷シート55,56は、グリーンシー
ト54の表面に金属を主体とする導電ペーストを印刷塗布
してグリーンシート54の互いの反対側端部に引き出し電
極57,58を設けると共にそれぞれJ字状をした0.75ター
ンのインダクタ部59a,59bを設けたものであり、上層の
グリーンシート54のインダクタ部59aの先端位置にはス
ルーホール60があけられている。しかして、この両印刷
シート55,56を積層すると、両端にそれぞれ引き出し電
極57,58が形成され、またスルーホール60を介して上下
の0.75ターンのインダクタ部59a,59bの先端同士が導通
させられて引き出し電極57,58間に1.5ターンのインダク
タ部59a,59bが形成される。次に、キャパシタンス形成
用の一対の印刷シート61、62は、グリーンシート54の表
面に金属を主体とする導電ペーストを印刷塗布してグリ
ーンシート54の互いの反対側端部に引き出し電極63,64
を設けると共に中央部に互いに対向する容量電極65,66
を設けたものであり、両印刷シートを積層することによ
ってキャパシタンスが形成され、両端に引き出し電極6
3,64が設けられている。しかして、上記のようなインダ
クタンス形成用の印刷シート55、56とキャパシタンス形
成用の印刷シート61,62を積層し、さらにその上下に複
数枚のダミーシート67、68(何も印刷されていないグリ
ーンシート54)を積層し、全体を平面加圧して生積層体
を形成し、この後、適当な温度で焼成してブロック51を
製造し、ブロック51の内部にインダクタンス及びキャパ
シタンスを形成する。この後、第8図に示すようにブロ
ック51の両端に導電ペーストを塗布し、これをブロック
に焼き付けて外部電極52,53を形成している。一方の外
部電極52は内部の引き出し電極57,63に融着して導通さ
せられており、他方の外部電極53は引き出し電極58,64
に融着して導通させられており、したがってこの積層型
LCフィルタγは、第6図に示すようにインダクタンスL
とキャパシタンスCを並列に接続した等価回路を有して
いる。
す。この積層型LCフィルタγは、内部にインダクタンス
とキャパシタンスを形成されたブロック51の両端に外部
電極52,53を形成されたものである。ブロック51は、複
数枚のフェライトグリーンシート54を積層し、平面加圧
した生積層体を焼成して一体焼成品としたものであり、
第4図にはその積層前の構成を示してある。インダクタ
ンス形成用の一対の印刷シート55,56は、グリーンシー
ト54の表面に金属を主体とする導電ペーストを印刷塗布
してグリーンシート54の互いの反対側端部に引き出し電
極57,58を設けると共にそれぞれJ字状をした0.75ター
ンのインダクタ部59a,59bを設けたものであり、上層の
グリーンシート54のインダクタ部59aの先端位置にはス
ルーホール60があけられている。しかして、この両印刷
シート55,56を積層すると、両端にそれぞれ引き出し電
極57,58が形成され、またスルーホール60を介して上下
の0.75ターンのインダクタ部59a,59bの先端同士が導通
させられて引き出し電極57,58間に1.5ターンのインダク
タ部59a,59bが形成される。次に、キャパシタンス形成
用の一対の印刷シート61、62は、グリーンシート54の表
面に金属を主体とする導電ペーストを印刷塗布してグリ
ーンシート54の互いの反対側端部に引き出し電極63,64
を設けると共に中央部に互いに対向する容量電極65,66
を設けたものであり、両印刷シートを積層することによ
ってキャパシタンスが形成され、両端に引き出し電極6
3,64が設けられている。しかして、上記のようなインダ
クタンス形成用の印刷シート55、56とキャパシタンス形
成用の印刷シート61,62を積層し、さらにその上下に複
数枚のダミーシート67、68(何も印刷されていないグリ
ーンシート54)を積層し、全体を平面加圧して生積層体
を形成し、この後、適当な温度で焼成してブロック51を
製造し、ブロック51の内部にインダクタンス及びキャパ
シタンスを形成する。この後、第8図に示すようにブロ
ック51の両端に導電ペーストを塗布し、これをブロック
に焼き付けて外部電極52,53を形成している。一方の外
部電極52は内部の引き出し電極57,63に融着して導通さ
せられており、他方の外部電極53は引き出し電極58,64
に融着して導通させられており、したがってこの積層型
LCフィルタγは、第6図に示すようにインダクタンスL
とキャパシタンスCを並列に接続した等価回路を有して
いる。
従来の積層型LCフィルタは、第4図に示すような内部
電極の構成となっていたので、その等価回路はインダク
タンスLとキャパシタンスCの並列回路を構成するもの
に限られていた。
電極の構成となっていたので、その等価回路はインダク
タンスLとキャパシタンスCの並列回路を構成するもの
に限られていた。
このため積層型LCフィルタの用途が限定されており、
従来の積層型LCフィルタを用いることができない場合に
は抵抗体やコンデンサ等の個別部品を用いる必要があ
り、電子回路を小形化することができなかった。したが
って、より広い用途に応じることのできる積層型LCフィ
ルタが望まれている。
従来の積層型LCフィルタを用いることができない場合に
は抵抗体やコンデンサ等の個別部品を用いる必要があ
り、電子回路を小形化することができなかった。したが
って、より広い用途に応じることのできる積層型LCフィ
ルタが望まれている。
一方、実開昭60−9220号公報には、複数枚のセラミッ
ク誘電体基板と容量電極が積層されてなるキャパシタン
スの上に磁性体層と導電パターンが積層されてなるイン
ダクタ部が重畳され、π形等価回路が構成されたLCフィ
ルタが開示されている(図示せず)。
ク誘電体基板と容量電極が積層されてなるキャパシタン
スの上に磁性体層と導電パターンが積層されてなるイン
ダクタ部が重畳され、π形等価回路が構成されたLCフィ
ルタが開示されている(図示せず)。
しかしながら、このLCフィルタにおいては、キャパシ
タンスを構成する対向電極は、同一のセラミック誘電体
基板上に並べて配置されているため、対向電極の間隔が
狭いと、高周波用に用いた場合や過渡電流が流れた場合
にインダクタ部の両端に大きな電圧が発生し、インダク
タ部の両端に接続されている各対向電極間に大きな電圧
が加わり、対向電極間が短絡し、LCフィルタの電気的特
性が不安定になったり、対向電極間が絶縁破壊したりす
る恐れがあった。また、大きな容量値を得ようとすれ
ば、一枚のセラミック誘電体基板上に並べて形成されて
いる各対向電極の面積を大きくしなければならず、LCフ
ィルタの面積が大きくなり、回路基板への実装面積が大
きくなる問題があった。
タンスを構成する対向電極は、同一のセラミック誘電体
基板上に並べて配置されているため、対向電極の間隔が
狭いと、高周波用に用いた場合や過渡電流が流れた場合
にインダクタ部の両端に大きな電圧が発生し、インダク
タ部の両端に接続されている各対向電極間に大きな電圧
が加わり、対向電極間が短絡し、LCフィルタの電気的特
性が不安定になったり、対向電極間が絶縁破壊したりす
る恐れがあった。また、大きな容量値を得ようとすれ
ば、一枚のセラミック誘電体基板上に並べて形成されて
いる各対向電極の面積を大きくしなければならず、LCフ
ィルタの面積が大きくなり、回路基板への実装面積が大
きくなる問題があった。
また、このLCフィルタにあっては、セラミック誘電体
基板が積層されて焼成されたキャパシタンスの上方に磁
性体層を積層しインダクタ部が焼成されてLCフィルタが
形成されているため、誘電体層と磁性体層との収縮率の
違いによって、焼成後にLCフィルタが反ってしまい、所
定の電気的特性が得られずLCフィルタの歩留りが悪いと
いう問題もあった。
基板が積層されて焼成されたキャパシタンスの上方に磁
性体層を積層しインダクタ部が焼成されてLCフィルタが
形成されているため、誘電体層と磁性体層との収縮率の
違いによって、焼成後にLCフィルタが反ってしまい、所
定の電気的特性が得られずLCフィルタの歩留りが悪いと
いう問題もあった。
さらに、このような構造のLCフィルタでは、仮にイン
ダクタ部を構成するグリーンシートの収縮率とキャパシ
タンスを構成するグリーンシートの収縮率が同じである
場合も、内部電極が大きいキャパシタンスが内部電極の
小さいインダクタ部の片側に配置されているので、焼成
時における収縮率がセラミック材料より大きな内部電極
が大面積に形成されているキャパシタンス側にLCフィル
タが反り易くなる。
ダクタ部を構成するグリーンシートの収縮率とキャパシ
タンスを構成するグリーンシートの収縮率が同じである
場合も、内部電極が大きいキャパシタンスが内部電極の
小さいインダクタ部の片側に配置されているので、焼成
時における収縮率がセラミック材料より大きな内部電極
が大面積に形成されているキャパシタンス側にLCフィル
タが反り易くなる。
また、このようなLCフィルタでは、キャパシタンスが
回路基板から遠い側に、インダクタンス部が回路基板に
近い側に配置された場合には、インダクタ部が回路基板
から遠い側に、キャパシタンスが回路基板に近い側に配
置されている場合と比較すると、インダクタ部の近傍に
回路基板の金属導体が位置して透磁率が高くなるために
インダクタンス値が大きくなり、LCフィルタを表裏のい
ずれで実装するかによってインダクタンス値が不安定に
なる。
回路基板から遠い側に、インダクタンス部が回路基板に
近い側に配置された場合には、インダクタ部が回路基板
から遠い側に、キャパシタンスが回路基板に近い側に配
置されている場合と比較すると、インダクタ部の近傍に
回路基板の金属導体が位置して透磁率が高くなるために
インダクタンス値が大きくなり、LCフィルタを表裏のい
ずれで実装するかによってインダクタンス値が不安定に
なる。
[考案が解決しようとする課題] しかして、本考案は叙上の背景技術に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、インダクタンス
LとキャパシタンスCのπ形等価回路を有する、電気的
特性に優れた新たなタイプの積層型LCフィルタを提供す
ることにある。
ものであり、その目的とするところは、インダクタンス
LとキャパシタンスCのπ形等価回路を有する、電気的
特性に優れた新たなタイプの積層型LCフィルタを提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] このため、本考案の積層型LCフィルタは、複数枚のグ
リーンシートを積層及び焼成して形成されたブロックの
内部に電極膜によってインダクタンスとキャパシタンス
を形成し、このインダクタンスとキャパシタンスにより
π形等価回路を構成された積層型LCフィルタであって、
前記ブロック内の外周部に第一及び第二の引き出し電極
を設けると共に両引き出し電極間にインダクタ部を形成
し、前記ブロックの異なる層内に第一の容量電極と第二
の容量電極と共通容量電極をそれぞれ積層し、第一の容
量電極と共通容量電極からなる一方のキャパシタンス
と、第二の容量電極と共通容量電極からなる他方のキャ
パシタンスを、インダクタ部を挟んで両側にそれぞれ設
け、ブロックの外面に前記第一の引き出し電極及び第一
の容量電極に導通した第一の外部電極と、前記第二の引
き出し電極及び第二の容量電極に導通した第二の外部電
極と、前記共通容量電極に導通した第三の外部電極を設
けたことを特徴としている。
リーンシートを積層及び焼成して形成されたブロックの
内部に電極膜によってインダクタンスとキャパシタンス
を形成し、このインダクタンスとキャパシタンスにより
π形等価回路を構成された積層型LCフィルタであって、
前記ブロック内の外周部に第一及び第二の引き出し電極
を設けると共に両引き出し電極間にインダクタ部を形成
し、前記ブロックの異なる層内に第一の容量電極と第二
の容量電極と共通容量電極をそれぞれ積層し、第一の容
量電極と共通容量電極からなる一方のキャパシタンス
と、第二の容量電極と共通容量電極からなる他方のキャ
パシタンスを、インダクタ部を挟んで両側にそれぞれ設
け、ブロックの外面に前記第一の引き出し電極及び第一
の容量電極に導通した第一の外部電極と、前記第二の引
き出し電極及び第二の容量電極に導通した第二の外部電
極と、前記共通容量電極に導通した第三の外部電極を設
けたことを特徴としている。
[作用] 本考案の積層型LCフィルタは、上記のような構成とな
っているので、インダクタ部によって与えられるインダ
クタンスと第一、第二の容量電極及び共通容量電極によ
って与えられる一対のキャパシタンスとがπ形に接続さ
れた等価回路となっている。そして、第一の外部電極が
インダクタンスとキャパシタンスの接続点の一方の端子
となっており、第二の外部電極がインダクタンスとキャ
パシタンスの接続点の他方の端子となっており、第三の
外部電極が両キャパシタンスの共通端子となっている。
っているので、インダクタ部によって与えられるインダ
クタンスと第一、第二の容量電極及び共通容量電極によ
って与えられる一対のキャパシタンスとがπ形に接続さ
れた等価回路となっている。そして、第一の外部電極が
インダクタンスとキャパシタンスの接続点の一方の端子
となっており、第二の外部電極がインダクタンスとキャ
パシタンスの接続点の他方の端子となっており、第三の
外部電極が両キャパシタンスの共通端子となっている。
また、第一の容量電極と第二の容量電極はインダクタ
部を挟んで両側に配置されているので、2つの容量電極
を電気的に完全に分離することができ、絶縁耐圧の大き
な積層型LCフィルタを得ることができる。
部を挟んで両側に配置されているので、2つの容量電極
を電気的に完全に分離することができ、絶縁耐圧の大き
な積層型LCフィルタを得ることができる。
また、前記第一の容量電極と前記共通容量電極からな
る一方のキャパシタンスと、前記第二の容量電極と前記
共通容量電極からなる他方のキャパシタンスを、前記イ
ンダクタ部を挟んで両側にそれぞれ設けているから、イ
ンダクタ部における収縮率とキャパシタンスにおける収
縮率の違いによるLCフィルタの反りを抑制することがで
き、LCフィルタの不良品の発生を少なくできる。もちろ
ん、インダクタ部とキャパシタンスを構成するグリーン
シートの収縮率が同じ場合にも、焼成時に反りが発生す
ることがない。
る一方のキャパシタンスと、前記第二の容量電極と前記
共通容量電極からなる他方のキャパシタンスを、前記イ
ンダクタ部を挟んで両側にそれぞれ設けているから、イ
ンダクタ部における収縮率とキャパシタンスにおける収
縮率の違いによるLCフィルタの反りを抑制することがで
き、LCフィルタの不良品の発生を少なくできる。もちろ
ん、インダクタ部とキャパシタンスを構成するグリーン
シートの収縮率が同じ場合にも、焼成時に反りが発生す
ることがない。
また、本考案の積層型LCフィルタにあっては、インダ
クタ部を挟んで両側にキャパシタンスが配置されている
ので、実装時における表裏の方向性がなく、回路基板な
どに半田付けする際に表裏の実装方向によってインダク
タンス値が変化しにくい。
クタ部を挟んで両側にキャパシタンスが配置されている
ので、実装時における表裏の方向性がなく、回路基板な
どに半田付けする際に表裏の実装方向によってインダク
タンス値が変化しにくい。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図に基づいて詳述する。
本考案の一実施例に係る積層型LCフィルタβは、第2
図及び第3図に示すように、内部にインダクタンスLと
一対のキャパシタンスC1,C2を形成されたブロック2の
両端及び中央部両側に外部電極8,9,10を形成されたもの
である。ブロック2は、磁性体、誘電体、絶縁体等の複
数枚のグリーンシート1を積層し、平面加圧後に焼成し
て一体焼成品としたものであり、第1図にはその積層前
の構成を示してある。
図及び第3図に示すように、内部にインダクタンスLと
一対のキャパシタンスC1,C2を形成されたブロック2の
両端及び中央部両側に外部電極8,9,10を形成されたもの
である。ブロック2は、磁性体、誘電体、絶縁体等の複
数枚のグリーンシート1を積層し、平面加圧後に焼成し
て一体焼成品としたものであり、第1図にはその積層前
の構成を示してある。
この積層型LCフィルタβの構造を製造順序に沿って説
明する。グリーンシート1は、フェライト等の磁性体、
誘電体、絶縁体などの粉末及び有機溶媒、バインダー等
を混練して泥しょうにした後、押し出し法、引き上げ法
あるいはドクタープレード法等によりシート状に成形さ
れる。
明する。グリーンシート1は、フェライト等の磁性体、
誘電体、絶縁体などの粉末及び有機溶媒、バインダー等
を混練して泥しょうにした後、押し出し法、引き上げ法
あるいはドクタープレード法等によりシート状に成形さ
れる。
ついで、グリーンシート1の表面に金属を主体とする
導電ペーストを印刷塗布してグリーンシート1の端部に
引き出し電極3,4を設けると共にJ字状をした0.75ター
ンのインダクタ部5a,5bを設けてインダクタンス形成用
の印刷シート11,12が製造される。一対の印刷シート11,
12は、第1図に示すように、両引き出し電極3,4が互い
に反対側を向くようにして積層され、上層のグリーンシ
ート1にあけられたスルーホール13を介して上下の0.75
ターンのインダクタ部5a,5bの先端同士が接続されて引
き出し電極3,4間に1.5ターンのインダクタ部5a,5bが形
成される。
導電ペーストを印刷塗布してグリーンシート1の端部に
引き出し電極3,4を設けると共にJ字状をした0.75ター
ンのインダクタ部5a,5bを設けてインダクタンス形成用
の印刷シート11,12が製造される。一対の印刷シート11,
12は、第1図に示すように、両引き出し電極3,4が互い
に反対側を向くようにして積層され、上層のグリーンシ
ート1にあけられたスルーホール13を介して上下の0.75
ターンのインダクタ部5a,5bの先端同士が接続されて引
き出し電極3,4間に1.5ターンのインダクタ部5a,5bが形
成される。
次に、別なグリーンシート1の表面に金属を主体とす
る導電ペーストを印刷塗布してグリーンシート1の中央
部に容量電極6a,7a,21aを設けることによってキャパシ
タンス形成用の印刷シート14a,15a,22aを形成してあ
り、キャパシタンス形成用の印刷シート14a及び22aでは
グリーンシート1の一方端部に引き出し電極16a及び23a
を設けてあり、キャパシタンス形成用の印刷シート15a
ではグリーンシート1の中央部両側に引き出し電極17a
を設けてある。しかして、キャパシタンス形成用の印刷
シート14a,15a,22aを順次積層して容量電極6a,7a,21aに
よってキャパシタンスC2が形成されており、印刷シート
14aと22aの引き出し電極16a,23aは同じ側の端に向けら
れている。なお、図示例では3枚の印刷シート14a,15a,
22aを積層してあるが、より多層となっていてもよい。
る導電ペーストを印刷塗布してグリーンシート1の中央
部に容量電極6a,7a,21aを設けることによってキャパシ
タンス形成用の印刷シート14a,15a,22aを形成してあ
り、キャパシタンス形成用の印刷シート14a及び22aでは
グリーンシート1の一方端部に引き出し電極16a及び23a
を設けてあり、キャパシタンス形成用の印刷シート15a
ではグリーンシート1の中央部両側に引き出し電極17a
を設けてある。しかして、キャパシタンス形成用の印刷
シート14a,15a,22aを順次積層して容量電極6a,7a,21aに
よってキャパシタンスC2が形成されており、印刷シート
14aと22aの引き出し電極16a,23aは同じ側の端に向けら
れている。なお、図示例では3枚の印刷シート14a,15a,
22aを積層してあるが、より多層となっていてもよい。
同様に、別なグリーンシート1の表面に金属を主体と
する導電ペーストを印刷塗布してグリーンシート1の中
央部に容量電極6b,7b,21bを設けることによってキャパ
シタンス形成用の印刷シート14b,15b,22bを形成してあ
り、キャパシタンス形成用の印刷シート14b及び22bでは
グリーンシート1の一方端部に引き出し電極16b及び23b
を設けてあり、キャパシタンス形成用の印刷シート15b
ではグリーンシート1の中央部両側に引き出し電極17b
を設けてある。しかして、キャパシタンス形成用の印刷
シート14b,15b,22bを順次積層して容量電極6b,7b,21bに
よってキャパシタンスC1が形成されており、各印刷シー
ト14bと22bの引き出し電極16b,23bは同じ側の端に向け
られている。なお、3枚の印刷シート14b,15b,22bも、
より多層となっていてもよい。
する導電ペーストを印刷塗布してグリーンシート1の中
央部に容量電極6b,7b,21bを設けることによってキャパ
シタンス形成用の印刷シート14b,15b,22bを形成してあ
り、キャパシタンス形成用の印刷シート14b及び22bでは
グリーンシート1の一方端部に引き出し電極16b及び23b
を設けてあり、キャパシタンス形成用の印刷シート15b
ではグリーンシート1の中央部両側に引き出し電極17b
を設けてある。しかして、キャパシタンス形成用の印刷
シート14b,15b,22bを順次積層して容量電極6b,7b,21bに
よってキャパシタンスC1が形成されており、各印刷シー
ト14bと22bの引き出し電極16b,23bは同じ側の端に向け
られている。なお、3枚の印刷シート14b,15b,22bも、
より多層となっていてもよい。
キャパシタンス形成用の印刷シート14a,15a,22aとキ
ャパシタンス形成用の印刷シート14b,15b,22bとは、各
引き出し電極16a,23aと16b,23bを反対側の端に向けて、
それぞれ何も印刷されていないダミーシート18を介して
インダクタンス形成用の印刷シート11、12の上下に積層
され、さらにその上下に複数枚のダミーシート19、20が
積層され、全体を平面加熱して生積層体が製作される。
ャパシタンス形成用の印刷シート14b,15b,22bとは、各
引き出し電極16a,23aと16b,23bを反対側の端に向けて、
それぞれ何も印刷されていないダミーシート18を介して
インダクタンス形成用の印刷シート11、12の上下に積層
され、さらにその上下に複数枚のダミーシート19、20が
積層され、全体を平面加熱して生積層体が製作される。
なお、上記の各印刷シート11,12,14a,15a,22a,14b,15
b,22b及び各ダミーシート18,19,20はマザーシートの状
態で扱われており、上記のようにして形成されたマザー
シートの生積層体は個別の素子寸法にカットされ、空気
中において適当な温度で焼成され、一体焼成品のブロッ
ク2が得られる。この後、ブロック2の表面をバレル研
磨もしくは平面研磨して各引き出し電極3,4、16a,17a,2
3a,16b,17b,23bをブロック2の表面に露出せさ、ブロッ
ク2の両端部及び中央部両側面に導電ペーストを塗布
し、この導電ペーストをブロック2に焼き付けて外部電
極8,9,10を形成する。ここで、一方端部の外部電極8は
インダクタ部5aの引き出し電極3と容量電極6a,21aの引
き出し電極16a,23aに導通しており、他方端部の外部電
極9はインダクタ部5bの引き出し電極4と容量電極6b,2
1bの引き出し電極16b,23bに導通しており、さらに中央
部の外部電極10は容量電極7a,7bの引き出し電極17a,17b
に導通している。
b,22b及び各ダミーシート18,19,20はマザーシートの状
態で扱われており、上記のようにして形成されたマザー
シートの生積層体は個別の素子寸法にカットされ、空気
中において適当な温度で焼成され、一体焼成品のブロッ
ク2が得られる。この後、ブロック2の表面をバレル研
磨もしくは平面研磨して各引き出し電極3,4、16a,17a,2
3a,16b,17b,23bをブロック2の表面に露出せさ、ブロッ
ク2の両端部及び中央部両側面に導電ペーストを塗布
し、この導電ペーストをブロック2に焼き付けて外部電
極8,9,10を形成する。ここで、一方端部の外部電極8は
インダクタ部5aの引き出し電極3と容量電極6a,21aの引
き出し電極16a,23aに導通しており、他方端部の外部電
極9はインダクタ部5bの引き出し電極4と容量電極6b,2
1bの引き出し電極16b,23bに導通しており、さらに中央
部の外部電極10は容量電極7a,7bの引き出し電極17a,17b
に導通している。
したがって、この積層型LCフィルタβの等価回路は、
第3図に示すように、インダクタンスLとキャパシタン
スC1,C2をπ形に接続した3端子L形回路となってい
る。よって、従来の並列構造の積層型LCフィルタとは異
なるタイプの積層型LCフィルタを構成でき、積層型LCフ
ィルタの用途を広くすることができる。
第3図に示すように、インダクタンスLとキャパシタン
スC1,C2をπ形に接続した3端子L形回路となってい
る。よって、従来の並列構造の積層型LCフィルタとは異
なるタイプの積層型LCフィルタを構成でき、積層型LCフ
ィルタの用途を広くすることができる。
また、この積層型LCフィルタβにあっては、容量電極
6a,21aと6b,21bとは、ダミーシート18やインダクタ部5
a,5bを挟んで配置されているので、容量電極6a,21aと6
b,21bとは容易に短絡せず、大きな絶縁耐圧を得ること
ができる。特にLCフィルタβを高周波用に用いたり、過
渡的な電流が流れたりしてインダクタ部の両端(外部電
極8,9)間に大きな電圧が発生し、容量電極6a,21aと6b,
21bとの間に大きな電圧が掛かっても両電極6a,21aと6b,
21bとの間が短絡せず、LCフィルタβの電気的特性が変
化したり、絶縁破壊したりすることもない。
6a,21aと6b,21bとは、ダミーシート18やインダクタ部5
a,5bを挟んで配置されているので、容量電極6a,21aと6
b,21bとは容易に短絡せず、大きな絶縁耐圧を得ること
ができる。特にLCフィルタβを高周波用に用いたり、過
渡的な電流が流れたりしてインダクタ部の両端(外部電
極8,9)間に大きな電圧が発生し、容量電極6a,21aと6b,
21bとの間に大きな電圧が掛かっても両電極6a,21aと6b,
21bとの間が短絡せず、LCフィルタβの電気的特性が変
化したり、絶縁破壊したりすることもない。
なお、インダクタンス形成用の印刷シート11,12、キ
ャパシタンス形成用の印刷シート14a,15a,22a,14b,15b,
22b及び各ダミーシート18,19,20に用いられているグリ
ーンシート1の材質は、磁性体、誘電体、絶縁体等を使
用して自由に組み合わせることができる。
ャパシタンス形成用の印刷シート14a,15a,22a,14b,15b,
22b及び各ダミーシート18,19,20に用いられているグリ
ーンシート1の材質は、磁性体、誘電体、絶縁体等を使
用して自由に組み合わせることができる。
例えば、全グリーンシート1を磁性体シートにした場
合には、インダクタンスLは大きな値となるが、キャパ
シタンスC1,C2はそれ程大きな値にすることができな
い。また、全グリーンシート1を誘電体シートにした場
合には、キャパシタンスC1,C2は大きな値となるが、イ
ンダクタンスLは空芯コイルと同じになって小さな値に
なる。したがって、インダクタンス形成用の印刷シート
11,12に対して磁性体シートを用い、キャパシタンス形
成用の印刷シート14a,15a,22a及び14b,15b,22bに対して
誘電体シートを用いることとすれば、大きなインダクタ
ンスLと大きなキャパシタンスCのLCフィルタβを得る
ことができる。
合には、インダクタンスLは大きな値となるが、キャパ
シタンスC1,C2はそれ程大きな値にすることができな
い。また、全グリーンシート1を誘電体シートにした場
合には、キャパシタンスC1,C2は大きな値となるが、イ
ンダクタンスLは空芯コイルと同じになって小さな値に
なる。したがって、インダクタンス形成用の印刷シート
11,12に対して磁性体シートを用い、キャパシタンス形
成用の印刷シート14a,15a,22a及び14b,15b,22bに対して
誘電体シートを用いることとすれば、大きなインダクタ
ンスLと大きなキャパシタンスCのLCフィルタβを得る
ことができる。
このとき、磁性体シートの収縮率と誘電体シートの収
縮率は異なるので、貼り合わされた磁性体シートと誘電
体シートには焼成することによって反りを生じるが、こ
のLCフィルタβはインダクタ部がキャパシタンスC1,C2
に挟まれた構成となっているので、上側の磁性体シート
と誘電体シートとによる反りと下側の磁性体シートと誘
電体シートとによる反りは互いに打ち消すように作用
し、ブロック2の反りを抑えることができる。したがっ
て、積層型LCフィルタβの歩留り低下や電気的特性のバ
ラツキを少なくでき、大きなインダクタンスL及び大き
なキャパシタンスCを有する電気的特性に優れた積層型
LCフィルタβを安定に製造することができる。
縮率は異なるので、貼り合わされた磁性体シートと誘電
体シートには焼成することによって反りを生じるが、こ
のLCフィルタβはインダクタ部がキャパシタンスC1,C2
に挟まれた構成となっているので、上側の磁性体シート
と誘電体シートとによる反りと下側の磁性体シートと誘
電体シートとによる反りは互いに打ち消すように作用
し、ブロック2の反りを抑えることができる。したがっ
て、積層型LCフィルタβの歩留り低下や電気的特性のバ
ラツキを少なくでき、大きなインダクタンスL及び大き
なキャパシタンスCを有する電気的特性に優れた積層型
LCフィルタβを安定に製造することができる。
さらに、インダクタンス形成用の印刷シート11,12と
キャパシタンス形成用の印刷シート14a,15a,14b,15b間
のダミーシート18の材質を変えると、インダクタンスL
とキャパシタンスC1,C2,の結合度をある程度自由に調
整することができる。なお、このダミーシート18は、イ
ンダクタンスLとキャパシタンスC1,C2の結合度によっ
ては、挿入しなくても差し支えない。また、インダクタ
部はストレート形状のものでもよい。
キャパシタンス形成用の印刷シート14a,15a,14b,15b間
のダミーシート18の材質を変えると、インダクタンスL
とキャパシタンスC1,C2,の結合度をある程度自由に調
整することができる。なお、このダミーシート18は、イ
ンダクタンスLとキャパシタンスC1,C2の結合度によっ
ては、挿入しなくても差し支えない。また、インダクタ
部はストレート形状のものでもよい。
[考案の効果] 本考案によれば、インダクタンスとキャパシタンスを
π形に接続された等価回路を持つ小形の積層形LCフィル
タを製造することができる。
π形に接続された等価回路を持つ小形の積層形LCフィル
タを製造することができる。
したがって、従来のL形の積層型LCフィルタに加え、
π形の積層型LCフィルタを提供することができ、積層型
LCフィルタの用途を拡大することができると共に電気回
路の小形化に広く寄与することができる。また、インダ
クタ部とキャパシタ部の接続が素子内部で行なえるの
で、接続の信頼性が向上する。さらに、キャパシタンス
部分の絶縁耐圧を向上させることができる。
π形の積層型LCフィルタを提供することができ、積層型
LCフィルタの用途を拡大することができると共に電気回
路の小形化に広く寄与することができる。また、インダ
クタ部とキャパシタ部の接続が素子内部で行なえるの
で、接続の信頼性が向上する。さらに、キャパシタンス
部分の絶縁耐圧を向上させることができる。
また、本考案の積層型LCフィルタは、インダクタ部を
挟んでその両側にキャパシタンスを形成しているから、
積層型LCフィルタの反りが抑えられ、歩留りの低下や製
造時における特性のバラツキを少なくすることができ
る。
挟んでその両側にキャパシタンスを形成しているから、
積層型LCフィルタの反りが抑えられ、歩留りの低下や製
造時における特性のバラツキを少なくすることができ
る。
また、本考案の積層型LCフィルタにあっては、インダ
クタ部の両側にキャパシタンスを配置しているので、実
装時における表裏によってインダクタンス値のような素
子特性が変化するのを防止できるという利点がある。
クタ部の両側にキャパシタンスを配置しているので、実
装時における表裏によってインダクタンス値のような素
子特性が変化するのを防止できるという利点がある。
第1図は本考案の一実施例の焼成前における分解斜視
図、第2図は同上の外観斜視図、第3図は同上の等価回
路図、第4図は従来例の焼成前における分解斜視図、第
5図は同上の外観斜視図、第6図は同上の等価回路図で
ある。 1…グリーンシート 2…ブロック 3,4…インダクタ部の引き出し電極 5a,5b…インダクタ部 6a,7a,21a,6b,7b,21b…容量電極 8,9,10…外部電極
図、第2図は同上の外観斜視図、第3図は同上の等価回
路図、第4図は従来例の焼成前における分解斜視図、第
5図は同上の外観斜視図、第6図は同上の等価回路図で
ある。 1…グリーンシート 2…ブロック 3,4…インダクタ部の引き出し電極 5a,5b…インダクタ部 6a,7a,21a,6b,7b,21b…容量電極 8,9,10…外部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西井 基 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (72)考案者 玉田 稔 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (56)参考文献 特開 昭59−155915(JP,A) 実開 昭60−9220(JP,U) 実開 昭62−17228(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】複数枚のグリーンシートを積層及び焼成し
て形成されたブロックの内部に電極膜によってインダク
タンスとキャパシタンスを形成し、このインダクタンス
とキャパシタンスによりπ形等価回路を構成された積層
型LCフィルタであって、 前記ブロック内の外周部に第一及び第二の引き出し電極
を設けると共に両引き出し電極間にインダクタ部を形成
し、前記ブロックの異なる層内に第一の容量電極と第二
の容量電極と共通容量電極をそれぞれ積層し、第一の容
量電極と共通容量電極からなる一方のキャパシタンス
と、第二の容量電極と共通容量電極からなる他方のキャ
パシタンスを、インダクタ部を挟んで両側にそれぞれ設
け、ブロックの外面に前記第一の引き出し電極及び第一
の容量電極に導通した第一の外部電極と、前記第二の引
き出し電極及び第二の容量電極に導通した第二の外部電
極と、前記共通容量電極に導通した第三の外部電極を設
けたことを特徴とする積層型LCフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989101437U JP2542468Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 積層型lcフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989101437U JP2542468Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 積層型lcフィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0339821U JPH0339821U (ja) | 1991-04-17 |
JP2542468Y2 true JP2542468Y2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=31650391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989101437U Expired - Lifetime JP2542468Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 積層型lcフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542468Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005086676A (ja) * | 2003-09-10 | 2005-03-31 | Tdk Corp | 積層型lc部品およびその製造方法 |
JP7109979B2 (ja) | 2018-04-26 | 2022-08-01 | 矢崎総業株式会社 | 基板 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS609220U (ja) * | 1983-06-28 | 1985-01-22 | 株式会社村田製作所 | Lc複合部品 |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP1989101437U patent/JP2542468Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0339821U (ja) | 1991-04-17 |
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