JP3123153B2 - 静電荷像現像用トナーおよびその製造方法 - Google Patents
静電荷像現像用トナーおよびその製造方法Info
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Description
【0001】本発明は電子写真複写における静電潜像を
現像するためのトナーおよびその製造方法に関する。
現像するためのトナーおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式による複写機、プリ
ンター領域において高画質化が要求されており、これに
伴いトナーの粒径分布のシャープ化並びに小粒径化が開
発に検討されている。このようなニーズに対し、従来か
らのトナーの製法である粉砕法では、技術的に、また収
率等の生産性の面から限界であり、近年湿式中での造粒
法が見直されている。湿式造粒法の代表である懸濁重合
法および懸濁造粒法は、小粒径化に対応できること、ま
た、生産性の面でも粉砕法より有利であるが粒径分布を
シャープにすることが難しく、また、懸濁重合法では、
樹脂の種類が限定される。近年、フルカラー用現像剤並
びに高速システムで多く使用されているポリエステル系
樹脂は、製造できない。
ンター領域において高画質化が要求されており、これに
伴いトナーの粒径分布のシャープ化並びに小粒径化が開
発に検討されている。このようなニーズに対し、従来か
らのトナーの製法である粉砕法では、技術的に、また収
率等の生産性の面から限界であり、近年湿式中での造粒
法が見直されている。湿式造粒法の代表である懸濁重合
法および懸濁造粒法は、小粒径化に対応できること、ま
た、生産性の面でも粉砕法より有利であるが粒径分布を
シャープにすることが難しく、また、懸濁重合法では、
樹脂の種類が限定される。近年、フルカラー用現像剤並
びに高速システムで多く使用されているポリエステル系
樹脂は、製造できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであり、湿式造粒法による粒径分布
のシャープな小粒径トナーを提供することを目的とす
る。
鑑みてなされたものであり、湿式造粒法による粒径分布
のシャープな小粒径トナーを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、有機溶剤およ
び熱可塑性樹脂を含み、15〜25℃の温度で1〜50cpの粘
度に調整されたトナー組成物分散液を、ε(ε=φ10/φ
90であり、φ10は相対累積細孔分布曲線において細孔容
積が全体の10%を占める時の細孔径を表わし、φ90は細
孔容積が全体の90%を占める時の細孔径を表わす)が1
〜3であるミクロ多孔体の細孔に圧入することにより通
過させて連続相となるべき水溶液中に上記トナー組成物
分散液のエマルジョンを形成し、該エマルジョンから有
機溶剤を除去させて得られる静電荷像現像用トナーおよ
びその製造方法に関する。
び熱可塑性樹脂を含み、15〜25℃の温度で1〜50cpの粘
度に調整されたトナー組成物分散液を、ε(ε=φ10/φ
90であり、φ10は相対累積細孔分布曲線において細孔容
積が全体の10%を占める時の細孔径を表わし、φ90は細
孔容積が全体の90%を占める時の細孔径を表わす)が1
〜3であるミクロ多孔体の細孔に圧入することにより通
過させて連続相となるべき水溶液中に上記トナー組成物
分散液のエマルジョンを形成し、該エマルジョンから有
機溶剤を除去させて得られる静電荷像現像用トナーおよ
びその製造方法に関する。
【0005】本発明のトナーは、懸濁造粒に際して、ト
ナー組成物の分散相を均一な細孔径を有するミクロ多孔
体を通過させ連続相となるべき水溶液で造粒し、該造粒
した粒子を乾燥させて得られたことを特徴とする。そう
することにより、小粒径で粒径分布のシャープなトナー
とすることができる。そのため、現像剤として使用した
場合、帯電が均一になされ、トナー飛散、カブリ等が生
じない。
ナー組成物の分散相を均一な細孔径を有するミクロ多孔
体を通過させ連続相となるべき水溶液で造粒し、該造粒
した粒子を乾燥させて得られたことを特徴とする。そう
することにより、小粒径で粒径分布のシャープなトナー
とすることができる。そのため、現像剤として使用した
場合、帯電が均一になされ、トナー飛散、カブリ等が生
じない。
【0006】ミクロ多孔体を使用した懸濁造粒法の概要
を図1に示した。図中、(1)がミクロ多孔体、(2)がト
ナー組成物分散相の流れ、(3)が水溶液相(連続相)の流
れを表わす。図1中、ミクロ多孔体(1)の一部(図1
中、円で囲んだ部分)を拡大して図2に示した。
を図1に示した。図中、(1)がミクロ多孔体、(2)がト
ナー組成物分散相の流れ、(3)が水溶液相(連続相)の流
れを表わす。図1中、ミクロ多孔体(1)の一部(図1
中、円で囲んだ部分)を拡大して図2に示した。
【0007】トナー組成物分散相(1)は、連続相(水溶
液)(3)中に、ミクロ多孔体の細孔を通じて圧入するこ
とにより、連続相中に均一な小粒径の油滴に造粒され
る。この油粒から溶媒を除去することによりトナー粒子
を得ることができる。
液)(3)中に、ミクロ多孔体の細孔を通じて圧入するこ
とにより、連続相中に均一な小粒径の油滴に造粒され
る。この油粒から溶媒を除去することによりトナー粒子
を得ることができる。
【0008】この懸濁造粒法においては、懸濁重合法に
おいて造粒ができないポリエステル系樹脂のトナー粒子
もシャープな粒径分布を有する小粒径トナーとして効率
よく製造できる。
おいて造粒ができないポリエステル系樹脂のトナー粒子
もシャープな粒径分布を有する小粒径トナーとして効率
よく製造できる。
【0009】本発明に使用するミクロ多孔体としては、 細孔径分布ができるだけ均一な貫通細孔であるこ
と; 分散相となるべき液体を連続相となるべき液体中に
圧入するに際して、変形並びに破壊しない程度の充分な
機械的強度を有していること; 分散相、連続相並びに造粒組成物に対して溶解、膨
潤せず、化学的に耐久性(化学的不活性)であること; 分散相となるべき液体よりも連続相となるべき液体
に対する濡れ性がより大きいこと; 等の要件が要求される。特に、ミクロ多孔体が上記の
要件を十分満たさないときは、均一な粒子径を形成する
ことが困難となる。従って、ミクロ多孔体は、必要に応
じて、表面を修飾し、親水化することが好ましい。
と; 分散相となるべき液体を連続相となるべき液体中に
圧入するに際して、変形並びに破壊しない程度の充分な
機械的強度を有していること; 分散相、連続相並びに造粒組成物に対して溶解、膨
潤せず、化学的に耐久性(化学的不活性)であること; 分散相となるべき液体よりも連続相となるべき液体
に対する濡れ性がより大きいこと; 等の要件が要求される。特に、ミクロ多孔体が上記の
要件を十分満たさないときは、均一な粒子径を形成する
ことが困難となる。従って、ミクロ多孔体は、必要に応
じて、表面を修飾し、親水化することが好ましい。
【0010】上記多孔体に要求される要件を満たすべく
採用されうる材質としては、無機物、有機物いずれにも
限定されないが、例えば、特公昭62−25618号公
報に開示されたCaO−B2O3−SiO2−Al2O3系多孔
質ガラス、特開昭61−40841号公報に開示された
CaO−B2O3−SiO2−Al2O3−Na2O系多孔質ガラ
スなどを膜状体としたものが挙げられる。
採用されうる材質としては、無機物、有機物いずれにも
限定されないが、例えば、特公昭62−25618号公
報に開示されたCaO−B2O3−SiO2−Al2O3系多孔
質ガラス、特開昭61−40841号公報に開示された
CaO−B2O3−SiO2−Al2O3−Na2O系多孔質ガラ
スなどを膜状体としたものが挙げられる。
【0011】これら多孔質ガラスは細孔径を狭い範囲に
コントロールしやすく、また、細孔の縦断面が円筒状と
なっているため本発明に対して好適に使用できる。細孔
径は所望するトナーの種類、粒径に合わせて適宜、選択
する必要がある。すなわち、トナー組成物分散相の種
類、粘度、造粒条件、所望するトナー粒径連続相の種類
等を総合的に勘案して個々に検討する必要がある。ミク
ロ多孔体の厚みは、強度を考慮して決定されるが、通常
10mm以下、特に0.2〜5mmが好ましい。好ましいミ
クロ多孔体の細孔径のばらつき範囲は、相対累積細孔分
布曲線において、「細孔容積が全体の10%を占める時
の細孔径(φ10)」を「細孔容積が全体の90%を占める
時の細孔径(φ90)」で除した値εが、好ましくは1〜
3、より好ましくは1〜2である。ただし、εの値は、
1に近づくほど細孔径が揃っていることを示す。なお、
ミクロ多孔体の相対累積細孔分布曲線は、通常、水銀圧
入式のポロシメーターにより測定され、この曲線を積分
したものが細孔分布曲線である。
コントロールしやすく、また、細孔の縦断面が円筒状と
なっているため本発明に対して好適に使用できる。細孔
径は所望するトナーの種類、粒径に合わせて適宜、選択
する必要がある。すなわち、トナー組成物分散相の種
類、粘度、造粒条件、所望するトナー粒径連続相の種類
等を総合的に勘案して個々に検討する必要がある。ミク
ロ多孔体の厚みは、強度を考慮して決定されるが、通常
10mm以下、特に0.2〜5mmが好ましい。好ましいミ
クロ多孔体の細孔径のばらつき範囲は、相対累積細孔分
布曲線において、「細孔容積が全体の10%を占める時
の細孔径(φ10)」を「細孔容積が全体の90%を占める
時の細孔径(φ90)」で除した値εが、好ましくは1〜
3、より好ましくは1〜2である。ただし、εの値は、
1に近づくほど細孔径が揃っていることを示す。なお、
ミクロ多孔体の相対累積細孔分布曲線は、通常、水銀圧
入式のポロシメーターにより測定され、この曲線を積分
したものが細孔分布曲線である。
【0012】トナー組成物分散相は、少なくとも熱可塑
性樹脂を有機溶剤中に溶解あるいは分散させてなる。そ
して、この段階でトナー添加剤、例えば着色剤、オフセ
ット防止剤、荷電制御剤等を添加してもよい。この場
合、所定量を予め熱可塑性樹脂とともに溶融混練し、粉
砕した樹脂を使用してもよいし、また、熱可塑性樹脂を
有機溶剤中に溶解、分散時に同時に添加してもよい。熱
可塑性樹脂としては、通常トナーにおいて結着剤として
汎用されているものであれば特に限定されるものではな
く、例えば、ポリスチレン系樹脂、ポリ(メタ)アクリル
系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポ
リカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリスル
フォン系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、
などのような熱可塑性樹脂、が使用可能である。さら
に、熱可塑性におけるような完全なポリマーの状態にあ
るもののみならず、熱硬化性樹脂におけるようなオリゴ
マーないしはプレポリマー、架橋剤などの含んだものな
ども使用可能である。
性樹脂を有機溶剤中に溶解あるいは分散させてなる。そ
して、この段階でトナー添加剤、例えば着色剤、オフセ
ット防止剤、荷電制御剤等を添加してもよい。この場
合、所定量を予め熱可塑性樹脂とともに溶融混練し、粉
砕した樹脂を使用してもよいし、また、熱可塑性樹脂を
有機溶剤中に溶解、分散時に同時に添加してもよい。熱
可塑性樹脂としては、通常トナーにおいて結着剤として
汎用されているものであれば特に限定されるものではな
く、例えば、ポリスチレン系樹脂、ポリ(メタ)アクリル
系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポ
リカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリスル
フォン系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、
などのような熱可塑性樹脂、が使用可能である。さら
に、熱可塑性におけるような完全なポリマーの状態にあ
るもののみならず、熱硬化性樹脂におけるようなオリゴ
マーないしはプレポリマー、架橋剤などの含んだものな
ども使用可能である。
【0013】最近、より一層高速で複写できる技術が望
まれており、そのような高速システムに使用されるトナ
ーにおいては、トナーの転写紙等への短時間での定着
性、定着ローラーからの分離性を向上させる必要があ
る。従って、高速システムに使用される結着樹脂は、ス
チレン系モノマー、(メタ)アクリル系モノマー、(メタ)
アクリレート系モノマーから合成されるホモポリマーあ
るいは共重合系ポリマー、またはポリエステル系樹脂が
好ましく、その分子量としては、数平均分子量(Mn)、
重量平均分子量(Mw)との関係が、1000≦Mn≦1
5,000、20≦Mw/Mn≦70であり、数平均分子
量(Mn)については、さらに、2,000≦Mn≦10,0
00であるものを使用することが望ましい。また、オイ
ルレス定着用トナーとして用いる場合には、ガラス転移
温度55〜80℃、軟化点80〜150℃、さらに、5
〜20重量%のゲル化成分が含有されているものが望ま
しい。
まれており、そのような高速システムに使用されるトナ
ーにおいては、トナーの転写紙等への短時間での定着
性、定着ローラーからの分離性を向上させる必要があ
る。従って、高速システムに使用される結着樹脂は、ス
チレン系モノマー、(メタ)アクリル系モノマー、(メタ)
アクリレート系モノマーから合成されるホモポリマーあ
るいは共重合系ポリマー、またはポリエステル系樹脂が
好ましく、その分子量としては、数平均分子量(Mn)、
重量平均分子量(Mw)との関係が、1000≦Mn≦1
5,000、20≦Mw/Mn≦70であり、数平均分子
量(Mn)については、さらに、2,000≦Mn≦10,0
00であるものを使用することが望ましい。また、オイ
ルレス定着用トナーとして用いる場合には、ガラス転移
温度55〜80℃、軟化点80〜150℃、さらに、5
〜20重量%のゲル化成分が含有されているものが望ま
しい。
【0014】トナー構成樹脂としては、耐塩ビ性、透光
性カラートナーとしての透光性、OHPシートとの密着
性の観点からポリエステル系樹脂が注目されている。こ
れらポリエステル系樹脂を透光性カラートナーに用いる
場合には、ガラス転移温度55〜70℃、軟化点が80
〜150℃、その分子量として、数平均分子量(Mn)が
2,000〜15,000、分子量分布(Mw/Mn)が、3
以下の線状ポリエステルを用いることが望ましい。ま
た、線状ポリエステル樹脂(A)にジイソシアネート(B)
を反応させて得られる線状ウレタン変性ポリエステル
(C)が用いられる。ここでいう線状ウレタン変性ポリエ
ステルは、ジカルボン酸とジオールよりなり、数平均分
子量が2,000〜15,000で酸化が5以下の実質的
に末端基が水酸基よりなる線状ポリエステル樹脂1モル
当り、0.3〜0.95モルのジイソシアネート(B)を
反応させて得られる線状ウレタン変性ポリエステル樹脂
で、かつ、当該樹脂(C)のガラス転移温度が40〜80
℃で酸化が5以下であるものを主成分とする。さらに、
線状ポリエステルにスチレン系、アクリル系、アミノア
クリル系モノマー等をグラフト、ブロック重合等の方法
により変性した上記と同様のガラス転移温度、軟化点、
分子量特性を有するものも好適に用いられる。
性カラートナーとしての透光性、OHPシートとの密着
性の観点からポリエステル系樹脂が注目されている。こ
れらポリエステル系樹脂を透光性カラートナーに用いる
場合には、ガラス転移温度55〜70℃、軟化点が80
〜150℃、その分子量として、数平均分子量(Mn)が
2,000〜15,000、分子量分布(Mw/Mn)が、3
以下の線状ポリエステルを用いることが望ましい。ま
た、線状ポリエステル樹脂(A)にジイソシアネート(B)
を反応させて得られる線状ウレタン変性ポリエステル
(C)が用いられる。ここでいう線状ウレタン変性ポリエ
ステルは、ジカルボン酸とジオールよりなり、数平均分
子量が2,000〜15,000で酸化が5以下の実質的
に末端基が水酸基よりなる線状ポリエステル樹脂1モル
当り、0.3〜0.95モルのジイソシアネート(B)を
反応させて得られる線状ウレタン変性ポリエステル樹脂
で、かつ、当該樹脂(C)のガラス転移温度が40〜80
℃で酸化が5以下であるものを主成分とする。さらに、
線状ポリエステルにスチレン系、アクリル系、アミノア
クリル系モノマー等をグラフト、ブロック重合等の方法
により変性した上記と同様のガラス転移温度、軟化点、
分子量特性を有するものも好適に用いられる。
【0015】着色剤としては、以下に示すような、有機
ないし無機の各種、各色の顔料、染料が使用可能であ
る。すなわち、黒色顔料としては、カーボンブラック、
酸化銅、二酸化マンガン、アニリンブラック、活性炭、
非磁性フェライト、磁性フェライト、マグネタイトなど
がある。黄色顔料としては、黄鉛、亜鉛黄、カドミウム
イエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファストイエロー、ニ
ッケルチタンイエロー、ネーブルスイエロー、ナフトー
ルイエローS、ハンザーイエローG、ハンザーイエロー
10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローG
R、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローN
CG、タートラジンレーキなどがある。橙色顔料として
は、赤色黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレ
ンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、
インダスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオ
レンジG、インダスレンブリリアントオレンジGKなど
がある。赤色顔料としては、ベンガラ、カドミウムレッ
ド、鉛丹、硫化水銀、カドミウム、パーマネントレッド
4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウオッチン
グレッド、カルシウム塩、レーキレッドC、レーキレッ
ドD、ブリリアントカーミン6B、エオキシレーキ、ロ
ーダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカ
ーミン3Bなどがある。紫色顔料としては、マンガン
紫、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレー
キなどがある。青色顔料としては、紺青、コバルトブル
ー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、
フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、
フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイ
ブルー、インダスレンブルーBCなどがある。緑色顔料
としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグ
リーンB、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエ
ローグリーンGなどがある。白色顔料としては、亜鉛
華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛などがある。
ないし無機の各種、各色の顔料、染料が使用可能であ
る。すなわち、黒色顔料としては、カーボンブラック、
酸化銅、二酸化マンガン、アニリンブラック、活性炭、
非磁性フェライト、磁性フェライト、マグネタイトなど
がある。黄色顔料としては、黄鉛、亜鉛黄、カドミウム
イエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファストイエロー、ニ
ッケルチタンイエロー、ネーブルスイエロー、ナフトー
ルイエローS、ハンザーイエローG、ハンザーイエロー
10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローG
R、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローN
CG、タートラジンレーキなどがある。橙色顔料として
は、赤色黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレ
ンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、
インダスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオ
レンジG、インダスレンブリリアントオレンジGKなど
がある。赤色顔料としては、ベンガラ、カドミウムレッ
ド、鉛丹、硫化水銀、カドミウム、パーマネントレッド
4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウオッチン
グレッド、カルシウム塩、レーキレッドC、レーキレッ
ドD、ブリリアントカーミン6B、エオキシレーキ、ロ
ーダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカ
ーミン3Bなどがある。紫色顔料としては、マンガン
紫、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレー
キなどがある。青色顔料としては、紺青、コバルトブル
ー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、
フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、
フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイ
ブルー、インダスレンブルーBCなどがある。緑色顔料
としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグ
リーンB、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエ
ローグリーンGなどがある。白色顔料としては、亜鉛
華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛などがある。
【0016】体質顔料としては、バライト粉、炭酸バリ
ウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルク、ア
ルミナホワイト、などがある。また、塩基性、酸性、分
散、直接染料などの各種染料としては、ニグロシン、メ
チレンブルー、ローズベンガル、キノリンイエロー、ウ
ルトラマリンブルーなどがある。
ウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルク、ア
ルミナホワイト、などがある。また、塩基性、酸性、分
散、直接染料などの各種染料としては、ニグロシン、メ
チレンブルー、ローズベンガル、キノリンイエロー、ウ
ルトラマリンブルーなどがある。
【0017】これらの着色剤は、単独であるいは複数組
み合わせて用いることができるが、通常、結着樹脂10
0重量部に対して、1〜20重量部、より好ましくは2
〜10重量部使用することが望ましい。すなわち、20
重量部より多いとトナーの定着性が低下し、一方、1重
量部より少ないと所望の画像濃度が得られない。透光性
カラートナーとして用いる場合は、着色剤としては、以
下に示すような、各種、各色の顔料、染料が使用可能で
ある。黄色顔料としては、C.I.10316(ナフト
ールイエローS)、C.I.11710(ハンザイエロー
10G)、C.I.11660(ハンザイエロー5G)、
C.I.11670(ハンザイエロー3G)、C.I.1
1680(ハンザイエローG)、C.I.11730(ハ
ンザイエローGR)、C.I.11735(ハンザイエロ
ーA)、C.I.11740(ハンザイエローRN)、
C.I.12710(ハンザイエローR)、C.I.12
720(ピグメントイエローL)、C.I.21090
(ベンジジンイエロー)、C.I.21095(ベンジジ
ンイエローG)、C.I.21100(ベンジジンイエロ
ーGR)、C.I.20040(パーマネントイエローN
CG)、C.I.21220(バルカンファストイエロー
5)、C.I.21135(バルカンファストイエロー
R)などがある。赤色顔料としては、C.I.1205
5(スターリンI)、C.I.12075(パーマネント
オレンジ)、C.I.12175(リソールファストオレ
ンジ3GL)、C.I.12305(パーマネントオレン
ジGTR)、C.I.11725(ハンザイエロー3
R)、C.I.21165(バルカンファストオレンジG
G)、C.I.21110(ベンジジンオレンジG)、
C.I.12120(パーマネントレッド4R)、C.
I.1270(パラレッド)、C.I.12085(ファ
イヤーレッド)、C.I.12315(ブリリアントファ
ストスカーレット)、C.I.12310(パーマネント
レッドF2R)、C.I.12335(パーマネントレッ
ドF4R)、C.I.12440(パーマネントエントレ
ッドFRL)、C.I.12460(パーマネントレッド
FRLL)、C.I.12420(パーマネントレッドF
4RH)、C.I.12450(ライトファストレッドト
ーナーB)、C.I.12490(パーマネントカーミン
FB)、C.I.15850(ブリリアントカーミン6
B)などがある。また、青色顔料としては、C.I.7
4100(無金属フタロシアニンブルー)、C.I.74
160(フタロシアニンブルー)、C.I.74180
(ファストスカイブルー)などがある。
み合わせて用いることができるが、通常、結着樹脂10
0重量部に対して、1〜20重量部、より好ましくは2
〜10重量部使用することが望ましい。すなわち、20
重量部より多いとトナーの定着性が低下し、一方、1重
量部より少ないと所望の画像濃度が得られない。透光性
カラートナーとして用いる場合は、着色剤としては、以
下に示すような、各種、各色の顔料、染料が使用可能で
ある。黄色顔料としては、C.I.10316(ナフト
ールイエローS)、C.I.11710(ハンザイエロー
10G)、C.I.11660(ハンザイエロー5G)、
C.I.11670(ハンザイエロー3G)、C.I.1
1680(ハンザイエローG)、C.I.11730(ハ
ンザイエローGR)、C.I.11735(ハンザイエロ
ーA)、C.I.11740(ハンザイエローRN)、
C.I.12710(ハンザイエローR)、C.I.12
720(ピグメントイエローL)、C.I.21090
(ベンジジンイエロー)、C.I.21095(ベンジジ
ンイエローG)、C.I.21100(ベンジジンイエロ
ーGR)、C.I.20040(パーマネントイエローN
CG)、C.I.21220(バルカンファストイエロー
5)、C.I.21135(バルカンファストイエロー
R)などがある。赤色顔料としては、C.I.1205
5(スターリンI)、C.I.12075(パーマネント
オレンジ)、C.I.12175(リソールファストオレ
ンジ3GL)、C.I.12305(パーマネントオレン
ジGTR)、C.I.11725(ハンザイエロー3
R)、C.I.21165(バルカンファストオレンジG
G)、C.I.21110(ベンジジンオレンジG)、
C.I.12120(パーマネントレッド4R)、C.
I.1270(パラレッド)、C.I.12085(ファ
イヤーレッド)、C.I.12315(ブリリアントファ
ストスカーレット)、C.I.12310(パーマネント
レッドF2R)、C.I.12335(パーマネントレッ
ドF4R)、C.I.12440(パーマネントエントレ
ッドFRL)、C.I.12460(パーマネントレッド
FRLL)、C.I.12420(パーマネントレッドF
4RH)、C.I.12450(ライトファストレッドト
ーナーB)、C.I.12490(パーマネントカーミン
FB)、C.I.15850(ブリリアントカーミン6
B)などがある。また、青色顔料としては、C.I.7
4100(無金属フタロシアニンブルー)、C.I.74
160(フタロシアニンブルー)、C.I.74180
(ファストスカイブルー)などがある。
【0018】これら着色剤は、単独であるいは複数組み
合わせて用いることができるが、トナー粒子中に含まれ
る結着樹脂100重量部に対して、1〜10重量部、よ
り好ましくは2〜5重量部使用することが望ましい。す
なわち、10重量部より多いとトナーの定着性および透
光性が低下し、一方、1重量部より少ないと所望の画像
濃度が得られない虞がある。オフセット防止剤として
は、各種ワックス、特に低分子量ポリプロピレン、ポリ
エチレン、あるいは、酸化型のポリプロピレン、ポリエ
チレン等のポリオレフィン系ワックスが好適に用いられ
る。さらに、これらワックスとしては、数平均分子量
(Mn)が、1000〜20000、軟化点(Tm)が80〜
150℃のものが好ましい。数平均分子量Mnが100
0以下、あるいは軟化点Tmが80℃以下であると、ト
ナー中の結着樹脂と均一な分散ができずに、トナー表面
にワックスのみが溶出して、トナーの貯蔵あるいは現像
時に好ましくない結果をもたらす虞があるばかりでな
く、フィルミング等の感光体汚染が引き起こす虞があ
る。また、数平均分子量Mnが20000を越える、あ
るいは、軟化点Tmが150℃を越えると結着樹脂との
相溶性が悪くなるばかりでなく、耐高温オフセット性等
のワックスを含有させる効果が得られない。また、相溶
性の面から極性基を有する結着樹脂と共に用いる場合に
は、極性基を有するワックスが望ましい。
合わせて用いることができるが、トナー粒子中に含まれ
る結着樹脂100重量部に対して、1〜10重量部、よ
り好ましくは2〜5重量部使用することが望ましい。す
なわち、10重量部より多いとトナーの定着性および透
光性が低下し、一方、1重量部より少ないと所望の画像
濃度が得られない虞がある。オフセット防止剤として
は、各種ワックス、特に低分子量ポリプロピレン、ポリ
エチレン、あるいは、酸化型のポリプロピレン、ポリエ
チレン等のポリオレフィン系ワックスが好適に用いられ
る。さらに、これらワックスとしては、数平均分子量
(Mn)が、1000〜20000、軟化点(Tm)が80〜
150℃のものが好ましい。数平均分子量Mnが100
0以下、あるいは軟化点Tmが80℃以下であると、ト
ナー中の結着樹脂と均一な分散ができずに、トナー表面
にワックスのみが溶出して、トナーの貯蔵あるいは現像
時に好ましくない結果をもたらす虞があるばかりでな
く、フィルミング等の感光体汚染が引き起こす虞があ
る。また、数平均分子量Mnが20000を越える、あ
るいは、軟化点Tmが150℃を越えると結着樹脂との
相溶性が悪くなるばかりでなく、耐高温オフセット性等
のワックスを含有させる効果が得られない。また、相溶
性の面から極性基を有する結着樹脂と共に用いる場合に
は、極性基を有するワックスが望ましい。
【0019】荷電制御剤としては、正荷電制御剤、例え
ば、アジン化合物ニグロシンベースEX、ボントロンN
−01、02、04、05、07、09、10、13
(オリエント化学工業社製)、オイルブラック(中央合成
化学社製)、第4級アンモニウム塩P−51、ポリアミ
ン化合物P−52、スーダンチーフシュバルツBB(ソ
ルベントブラック3:C.I.No.26150)、フェ
ットシュバルツHBN(C.I.No.26150)、ブ
リリアントスピリッツシュバルツTN(ファルベンファ
ブリケン・バイヤ社製)、さらに、アルコキシ化アミ
ン、アルキルアミド、モリブデン酸キレート顔料、イミ
ダゾール化合物等;
ば、アジン化合物ニグロシンベースEX、ボントロンN
−01、02、04、05、07、09、10、13
(オリエント化学工業社製)、オイルブラック(中央合成
化学社製)、第4級アンモニウム塩P−51、ポリアミ
ン化合物P−52、スーダンチーフシュバルツBB(ソ
ルベントブラック3:C.I.No.26150)、フェ
ットシュバルツHBN(C.I.No.26150)、ブ
リリアントスピリッツシュバルツTN(ファルベンファ
ブリケン・バイヤ社製)、さらに、アルコキシ化アミ
ン、アルキルアミド、モリブデン酸キレート顔料、イミ
ダゾール化合物等;
【0020】負荷電制御剤、例えば、クロム錯塩型アゾ
染料S−32、33、34、35、37、38、40、
40(オリエント化学工業社製)、アイゼンスピロンブラ
ックTRH、BHH(保土谷化学社製)、カヤセットブラ
ックT−22、004(日本化薬社製);銅フタロシアニ
ン系染料S−39(オリエント化学工業社製)、クロム錯
塩E−81、82(オリエント化学工業社製)、亜鉛錯塩
E−84(オリエント化学工業社製)、アルミニウム錯塩
E−86(オリエント化学工業社製)等が挙げられる。
染料S−32、33、34、35、37、38、40、
40(オリエント化学工業社製)、アイゼンスピロンブラ
ックTRH、BHH(保土谷化学社製)、カヤセットブラ
ックT−22、004(日本化薬社製);銅フタロシアニ
ン系染料S−39(オリエント化学工業社製)、クロム錯
塩E−81、82(オリエント化学工業社製)、亜鉛錯塩
E−84(オリエント化学工業社製)、アルミニウム錯塩
E−86(オリエント化学工業社製)等が挙げられる。
【0021】荷電制御剤の添加量は、トナーの種類、ト
ナー添加剤、結着樹脂の種類等により適宜選択すべきも
のであるが、懸濁法等により製造するトナー内部に含有
させる場合は、トナー構成樹脂100重量部に対し0.
1〜20重量部、好ましくは、1〜10重量部である。
0.1重量部より少ないと所望の帯電量が得られず、2
0重量部より多いと帯電量が不安定になり、また、定着
性が低下する。
ナー添加剤、結着樹脂の種類等により適宜選択すべきも
のであるが、懸濁法等により製造するトナー内部に含有
させる場合は、トナー構成樹脂100重量部に対し0.
1〜20重量部、好ましくは、1〜10重量部である。
0.1重量部より少ないと所望の帯電量が得られず、2
0重量部より多いと帯電量が不安定になり、また、定着
性が低下する。
【0022】一方、荷電制御剤を、トナー表面に付着固
定化させて使用する場合は、トナー粒子100重量部に
対して0.001〜10重量部、好ましくは、0.05
〜2重量部、さらに、好ましくは、0.1〜1重量部用
いる。0.001重量部より少ないとトナー粒子表層部
に存在する荷電制御剤の量が少ないため帯電量が不足
し、10重量部より多い場合、トナー表面への荷電制御
剤の付着が不十分となり、使用時にトナー表面からの荷
電制御剤の遊離が問題となる。少なくとも熱可塑性樹脂
を含有するトナー組成物を溶解/分散する有機溶剤とし
ては、ジクロロメタン、ジクロロエタン、トリクロロメ
タン、トリクロロエタン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸プロピル、ギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、
ギ酸ブチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチ
ル、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、アセトン、メチルエチルケト
ン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフランなどが使用
でき、単独または混合して用いてもよい。
定化させて使用する場合は、トナー粒子100重量部に
対して0.001〜10重量部、好ましくは、0.05
〜2重量部、さらに、好ましくは、0.1〜1重量部用
いる。0.001重量部より少ないとトナー粒子表層部
に存在する荷電制御剤の量が少ないため帯電量が不足
し、10重量部より多い場合、トナー表面への荷電制御
剤の付着が不十分となり、使用時にトナー表面からの荷
電制御剤の遊離が問題となる。少なくとも熱可塑性樹脂
を含有するトナー組成物を溶解/分散する有機溶剤とし
ては、ジクロロメタン、ジクロロエタン、トリクロロメ
タン、トリクロロエタン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸プロピル、ギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、
ギ酸ブチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチ
ル、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、アセトン、メチルエチルケト
ン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフランなどが使用
でき、単独または混合して用いてもよい。
【0023】熱可塑性樹脂は、有機溶剤に粘度が15〜
25℃の温度で100cp以下、好ましくは1〜50c
p、より好ましくは3〜30cpとなるように溶解/分
散させる。粘度が100cpより高いと、ミクロ多孔体
を通過させる時の臨界圧が高くなり過ぎ、目詰りを起こ
し易くなる。低すぎるとエマルジョン形成後、乾燥する
段階での生産性が悪くなり、また、乾燥時の粒子同士の
再凝集も発生し易くなる。添加剤を含有する熱可塑性樹
脂を使用する場合もトナー組成物分散相が上記粘度範囲
に入るように選定すればよい。ミクロ多孔体を通過さ
せ、連続相となるべき水溶液は、分散剤を添加する。
25℃の温度で100cp以下、好ましくは1〜50c
p、より好ましくは3〜30cpとなるように溶解/分
散させる。粘度が100cpより高いと、ミクロ多孔体
を通過させる時の臨界圧が高くなり過ぎ、目詰りを起こ
し易くなる。低すぎるとエマルジョン形成後、乾燥する
段階での生産性が悪くなり、また、乾燥時の粒子同士の
再凝集も発生し易くなる。添加剤を含有する熱可塑性樹
脂を使用する場合もトナー組成物分散相が上記粘度範囲
に入るように選定すればよい。ミクロ多孔体を通過さ
せ、連続相となるべき水溶液は、分散剤を添加する。
【0024】かかる分散剤としては、ポリビニルアルコ
ール、デンプン、メチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリ
ル酸ナトリウム、ポリメタクリル酸ナトリウム等の水溶
性高分子; アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性
剤、両性イオン界面活性剤、ノニオン性界面活性剤等の
界面活性剤等があり、その他硫酸バリウム、硫酸カルシ
ウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、リン酸カルシ
ウム、各種金属酸化物等が使用できる。
ール、デンプン、メチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリ
ル酸ナトリウム、ポリメタクリル酸ナトリウム等の水溶
性高分子; アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性
剤、両性イオン界面活性剤、ノニオン性界面活性剤等の
界面活性剤等があり、その他硫酸バリウム、硫酸カルシ
ウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、リン酸カルシ
ウム、各種金属酸化物等が使用できる。
【0025】アニオン性界面活性剤としては、オレイン
酸ナトリウム、ヒマシ油カリ等の脂肪酸塩、ラウリル硫
酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム等のアルキル
硫酸エステル塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタ
レンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アル
キルリン酸エステル塩、ナフタレンスルホコハク酸ホル
マリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステ
ル塩等がある。
酸ナトリウム、ヒマシ油カリ等の脂肪酸塩、ラウリル硫
酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム等のアルキル
硫酸エステル塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタ
レンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アル
キルリン酸エステル塩、ナフタレンスルホコハク酸ホル
マリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステ
ル塩等がある。
【0026】ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルフェノールエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミ
ン、 グリセリン脂肪酸エステル、オキシエチレン−オ
キシプロピレンブロックポリマー等がある。
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルフェノールエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミ
ン、 グリセリン脂肪酸エステル、オキシエチレン−オ
キシプロピレンブロックポリマー等がある。
【0027】カチオン性界面活性剤としては、ラウリル
アミンアセテート、ステアリルアミンアセテート等のア
ルキルアミン塩、ラウリルトリメチルアンモニウムクロ
ライド等の第四級アンモニウム塩等がある。両性イオン
界面活性剤としては、ラウリルジメチルアミンオキサイ
ド等がある。これら分散剤を単体もしくは組み合わせて
使用することが可能である。
アミンアセテート、ステアリルアミンアセテート等のア
ルキルアミン塩、ラウリルトリメチルアンモニウムクロ
ライド等の第四級アンモニウム塩等がある。両性イオン
界面活性剤としては、ラウリルジメチルアミンオキサイ
ド等がある。これら分散剤を単体もしくは組み合わせて
使用することが可能である。
【0028】添加量としては、固形分に対して0.01
〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%である。有
機溶剤中に溶解または分散させた少なくとも熱可塑性樹
脂からなるトナー組成物分散物をミクロ多孔体を通過さ
せ、連続相となるべき液体中に圧入し、造粒する。その
ためには、下記式[I] Pc=2r cosθ/R [I] で示される最小圧力Pc(臨界圧力[KPa])を越える圧力
も分散相である液体に加える必要がある。なお、式[I]
中、rは臨界張力、即ち、油水(分散相、連続相)におけ
る界面張力(dyn/cm)、θは接触角、即ち油(分散
相)の水面(連続相)への接触角(deg)、Rは膜平均細
孔半径(μm)を表わし、膜とは前述した条件を満たすミ
クロ多孔体を指す。この為、圧力PがPcよりも小さい
場合には、分散相の膜透過は起こらないが、Pcを越え
るに至り、初めて分散相は、細孔を通過することがで
き、液滴が連続相に分散される。すなわち、Pcは分散
相の透過流束を観測できる最低の圧力であり臨界圧力と
呼ばれる。なお、[I]式は、また、膜の細孔径が小さい
ほど高い圧力が必要なこと、界面張力を減少させると臨
界圧を下げることができることを意味している。
〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%である。有
機溶剤中に溶解または分散させた少なくとも熱可塑性樹
脂からなるトナー組成物分散物をミクロ多孔体を通過さ
せ、連続相となるべき液体中に圧入し、造粒する。その
ためには、下記式[I] Pc=2r cosθ/R [I] で示される最小圧力Pc(臨界圧力[KPa])を越える圧力
も分散相である液体に加える必要がある。なお、式[I]
中、rは臨界張力、即ち、油水(分散相、連続相)におけ
る界面張力(dyn/cm)、θは接触角、即ち油(分散
相)の水面(連続相)への接触角(deg)、Rは膜平均細
孔半径(μm)を表わし、膜とは前述した条件を満たすミ
クロ多孔体を指す。この為、圧力PがPcよりも小さい
場合には、分散相の膜透過は起こらないが、Pcを越え
るに至り、初めて分散相は、細孔を通過することがで
き、液滴が連続相に分散される。すなわち、Pcは分散
相の透過流束を観測できる最低の圧力であり臨界圧力と
呼ばれる。なお、[I]式は、また、膜の細孔径が小さい
ほど高い圧力が必要なこと、界面張力を減少させると臨
界圧を下げることができることを意味している。
【0029】圧力が高い程、生産性は高められるが、圧
力が高くなりすぎると、粒子径のバラツキが大きくな
る。従って、圧入時の圧力は分散相の種類、連続相の種
類および濃度により変わり得るが、上記の式[I]で表
わされる最小圧力の通常1〜10倍の値とすることが好
ましい。このとき、通常ミクロ多孔体の細孔径の2〜5
倍に形成されるように条件設定されることが好ましい。
エマルジョン成分の中に使用する有機溶剤に溶解しない
成分(分散成分)を含有させて、エマルジョンを形成させ
る場合は、分散成分が分散液中でミクロ多孔体の膜平均
細孔径(2R)より充分小さいことが必要条件となる。こ
こで充分小さいとは、分散粒子径が、ミクロ多孔体の膜
平均細孔径の1/3以下、好ましくは1/5以下、さら
に好ましくは1/10以下であることが望ましい。1/
3より大きいとエマルジョン形成時にミクロ多孔体にお
いて目詰まりを起こし効率的に生産できなくなる。この
ため分散粒子は、予め粉砕等に細粒化して使用すること
が好ましい。最後にエマルジョンから有機溶媒を除去し
て、樹脂粒子を得、水溶液からその樹脂粒子を分離し、
表面に付着した分散安定剤等を洗い流し、乾燥させてト
ナー粒子を得る。
力が高くなりすぎると、粒子径のバラツキが大きくな
る。従って、圧入時の圧力は分散相の種類、連続相の種
類および濃度により変わり得るが、上記の式[I]で表
わされる最小圧力の通常1〜10倍の値とすることが好
ましい。このとき、通常ミクロ多孔体の細孔径の2〜5
倍に形成されるように条件設定されることが好ましい。
エマルジョン成分の中に使用する有機溶剤に溶解しない
成分(分散成分)を含有させて、エマルジョンを形成させ
る場合は、分散成分が分散液中でミクロ多孔体の膜平均
細孔径(2R)より充分小さいことが必要条件となる。こ
こで充分小さいとは、分散粒子径が、ミクロ多孔体の膜
平均細孔径の1/3以下、好ましくは1/5以下、さら
に好ましくは1/10以下であることが望ましい。1/
3より大きいとエマルジョン形成時にミクロ多孔体にお
いて目詰まりを起こし効率的に生産できなくなる。この
ため分散粒子は、予め粉砕等に細粒化して使用すること
が好ましい。最後にエマルジョンから有機溶媒を除去し
て、樹脂粒子を得、水溶液からその樹脂粒子を分離し、
表面に付着した分散安定剤等を洗い流し、乾燥させてト
ナー粒子を得る。
【0030】有機溶媒の除去は、エマルジョン溶液を、
エマルジョン構成する有機溶媒の沸点以上の温度に加熱
することにより行うことができる。また、エマルジョン
溶液をスプレードライ装置等により有機溶媒の沸点以上
の雰囲気中にスプレーすることにより行ってもよい。
エマルジョン構成する有機溶媒の沸点以上の温度に加熱
することにより行うことができる。また、エマルジョン
溶液をスプレードライ装置等により有機溶媒の沸点以上
の雰囲気中にスプレーすることにより行ってもよい。
【0031】本発明のトナー添加剤、例えば流動化剤、
荷電制御剤は、エマルジョン形成時の分散相中に溶解ま
たは分散させておいても良くまた、エマルジョンが形成
された段階で添加してもよい。例えば、それらの添加剤
をメタノールあるいは水等に分散させた溶液をエマルジ
ョン溶液に添加する。この場合、エマルジョンの有機溶
媒除去処理時、粒子凝集が生じるが、乾燥後容易に粉砕
することができ、分布がシャープな小粒径のトナーを得
ることができる。
荷電制御剤は、エマルジョン形成時の分散相中に溶解ま
たは分散させておいても良くまた、エマルジョンが形成
された段階で添加してもよい。例えば、それらの添加剤
をメタノールあるいは水等に分散させた溶液をエマルジ
ョン溶液に添加する。この場合、エマルジョンの有機溶
媒除去処理時、粒子凝集が生じるが、乾燥後容易に粉砕
することができ、分布がシャープな小粒径のトナーを得
ることができる。
【0032】トナー添加剤、例えば、着色剤、荷電制御
剤、流動化剤等は、エマルジョンから樹脂粒子を得た
後、該樹脂粒子に付着固定してもよい。さらに、本発明
のトナーには荷電制御、流動性、耐ブロッキング性、生
産時の効率化のために、非磁性無機微粒子を添加しても
よく、例えば、炭化ケイ素、炭化ホウ素、炭化チタン、
炭化ジルコニウム、炭化ハフニウム、炭化バナジウム、
炭化タンタル、炭化ニオブ、炭化タングステン、炭化ク
ロム、炭化モリデブン、炭化カルシウム、ダイヤモンド
カーボンランダム等の各種炭化物、窒化ホウ素、窒化チ
タン、窒化ジルコニウム等の各種窒化物、ホウ化ジルコ
ニウム等のホウ化物、酸化鉄、酸化クロム、酸化チタ
ン、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸
化銅、酸化アルミニウム、シリカ、コロイダルシリカ、
疎水性シリカ等の各種酸化物、二硫化モリブデン等の硫
化物、フッ化マグネシウム、フッ化炭素等のフッ化物、
ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、
ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム等の各種
金属石鹸、滑石、ベントナイト等が各種非磁性無機微粒
子が用いられる。また、これらの微粒子は、疎水化処理
をして用いることが望ましい。これら微粒子は、エマル
ジョン形成時の分散相中、溶解または分散させておいて
も良く、またエマルジョンが形成された段階で添加して
もよく、乾燥後トナー粒子形成後、この表面に付着、固
定してもよい。また、流動性、クリーニング性等を改良
するために、有機微粒子を付着、固定してもよく、例え
ば、乳化重合法、ソープフリー乳化重合法、非水分散重
合法等の湿式重合法、気相法等により造粒した、スチレ
ン系、(メタ)アクリル系、ベンゾグアナミン、メラミ
ン、テフロン、シリコン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等の各種有機微粒子が用いられる。これらの粒子は、
エマルジョン形成時に分散相中に分散させておいても良
く、またエマルジョンが形成された段階で添加してもよ
く、乾燥後樹脂粒子形成後、その表面に付着固定しても
よい。
剤、流動化剤等は、エマルジョンから樹脂粒子を得た
後、該樹脂粒子に付着固定してもよい。さらに、本発明
のトナーには荷電制御、流動性、耐ブロッキング性、生
産時の効率化のために、非磁性無機微粒子を添加しても
よく、例えば、炭化ケイ素、炭化ホウ素、炭化チタン、
炭化ジルコニウム、炭化ハフニウム、炭化バナジウム、
炭化タンタル、炭化ニオブ、炭化タングステン、炭化ク
ロム、炭化モリデブン、炭化カルシウム、ダイヤモンド
カーボンランダム等の各種炭化物、窒化ホウ素、窒化チ
タン、窒化ジルコニウム等の各種窒化物、ホウ化ジルコ
ニウム等のホウ化物、酸化鉄、酸化クロム、酸化チタ
ン、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸
化銅、酸化アルミニウム、シリカ、コロイダルシリカ、
疎水性シリカ等の各種酸化物、二硫化モリブデン等の硫
化物、フッ化マグネシウム、フッ化炭素等のフッ化物、
ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、
ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム等の各種
金属石鹸、滑石、ベントナイト等が各種非磁性無機微粒
子が用いられる。また、これらの微粒子は、疎水化処理
をして用いることが望ましい。これら微粒子は、エマル
ジョン形成時の分散相中、溶解または分散させておいて
も良く、またエマルジョンが形成された段階で添加して
もよく、乾燥後トナー粒子形成後、この表面に付着、固
定してもよい。また、流動性、クリーニング性等を改良
するために、有機微粒子を付着、固定してもよく、例え
ば、乳化重合法、ソープフリー乳化重合法、非水分散重
合法等の湿式重合法、気相法等により造粒した、スチレ
ン系、(メタ)アクリル系、ベンゾグアナミン、メラミ
ン、テフロン、シリコン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等の各種有機微粒子が用いられる。これらの粒子は、
エマルジョン形成時に分散相中に分散させておいても良
く、またエマルジョンが形成された段階で添加してもよ
く、乾燥後樹脂粒子形成後、その表面に付着固定しても
よい。
【0033】以上のようにして得られるトナーは、キャ
リアとともに、二成分現像剤として使用される。キャリ
アとしては、鉄、フェライトキャリア、コーティングキ
ャリア、バインダー型キャリア等、通常使用されている
ものを使用することができる。具体的には、鉄、フェラ
イトキャリア材料としては、鉄、ニッケル、コバルト等
の金属と亜鉛、アンチモン、アルミニウム、鉛、スズ、
ビスマス、ベリリウム、マンガン、セレン、タングステ
ン、ジルコニウム、バナジウム等の金属との合金あるい
は混合物、酸化物、酸化チタン、酸化マグネシウム等の
金属酸化物、窒化クロム、窒化バナジウム等の窒化物、
炭化ケイ素、炭化タングステン等の炭化物との混合物お
よび強磁性フェライト、並びにこれらの混合物等が挙げ
られる。
リアとともに、二成分現像剤として使用される。キャリ
アとしては、鉄、フェライトキャリア、コーティングキ
ャリア、バインダー型キャリア等、通常使用されている
ものを使用することができる。具体的には、鉄、フェラ
イトキャリア材料としては、鉄、ニッケル、コバルト等
の金属と亜鉛、アンチモン、アルミニウム、鉛、スズ、
ビスマス、ベリリウム、マンガン、セレン、タングステ
ン、ジルコニウム、バナジウム等の金属との合金あるい
は混合物、酸化物、酸化チタン、酸化マグネシウム等の
金属酸化物、窒化クロム、窒化バナジウム等の窒化物、
炭化ケイ素、炭化タングステン等の炭化物との混合物お
よび強磁性フェライト、並びにこれらの混合物等が挙げ
られる。
【0034】コーティングキャリアは、上記鉄、フェラ
イトキャリアを芯材として各種合成樹脂、または、セラ
ミック層によりコートしたものが用いられる。合成樹脂
としては、例えば、ポリスチレン系樹脂、ポリ(メタ)ア
クリル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリス
ルフォン酸系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ樹
脂、ポリブチラール系樹脂、尿素樹脂、ウレタン/ウレ
ア系樹脂、シリコン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、テフ
ロン系樹脂、等の各種熱可塑性樹脂および熱硬化性樹脂
およびその混合物、並びに、これら樹脂の共重合体、ブ
ロック重合体、グラフト重合体およびポリマーブレンド
等が用いられる。さらに、帯電性を改良するため、各種
極性基を有する樹脂を用いてもよい。セラミックコーテ
ィングは、熱溶射法、各種プラズマ法、ゾル−ゲル法等
の方法により、各種セラミック材料をコートした物であ
る。さらに、帯電性およびその他各種現像剤特性を改良
するために、各種有機および/または無機材料を分散お
よび/または溶解させてコーティングしてもよく、ま
た、これら材料をコーティングキャリア表面に固定処理
した物を用いてもよい。さらに、特開平2−18777
0号、2−187771号公報に記載の表面重合法によ
りポリエチレンをコーティングしたコーティングキャリ
アも好適に使用することができる。
イトキャリアを芯材として各種合成樹脂、または、セラ
ミック層によりコートしたものが用いられる。合成樹脂
としては、例えば、ポリスチレン系樹脂、ポリ(メタ)ア
クリル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリス
ルフォン酸系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ樹
脂、ポリブチラール系樹脂、尿素樹脂、ウレタン/ウレ
ア系樹脂、シリコン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、テフ
ロン系樹脂、等の各種熱可塑性樹脂および熱硬化性樹脂
およびその混合物、並びに、これら樹脂の共重合体、ブ
ロック重合体、グラフト重合体およびポリマーブレンド
等が用いられる。さらに、帯電性を改良するため、各種
極性基を有する樹脂を用いてもよい。セラミックコーテ
ィングは、熱溶射法、各種プラズマ法、ゾル−ゲル法等
の方法により、各種セラミック材料をコートした物であ
る。さらに、帯電性およびその他各種現像剤特性を改良
するために、各種有機および/または無機材料を分散お
よび/または溶解させてコーティングしてもよく、ま
た、これら材料をコーティングキャリア表面に固定処理
した物を用いてもよい。さらに、特開平2−18777
0号、2−187771号公報に記載の表面重合法によ
りポリエチレンをコーティングしたコーティングキャリ
アも好適に使用することができる。
【0035】キャリアコーティングおよび各種材料の固
定化処理を行うための装置としては、スプレードライヤ
ー、転動流動槽等の各種コーティング装置および前記し
た各種表面改質装置が用いられる。バインダー型キャリ
アは、上記した各種磁性材料およびコーティング層に用
いた各種合成樹脂を結着樹脂としてあと必要に応じて、
各種有機および/または無機材料を加えて混合−混練−
粉砕することにより、必要に応じた粒径に調整したもの
が使用される。キャリアの平均粒径としては、20〜2
00μm、好ましくは、30〜100μmの物が一般的
に使用されるが、現像方式等に応じて適宜設定される。
一般的にキャリア粒径が、20μmより小さいと、キャ
リア自身が現像されてしまう等の問題点があり、また、
200μmより大きいと画像のキメが粗くなる等の問題
点が発生する。以下、本発明を実施例を用いて説明す
る。
定化処理を行うための装置としては、スプレードライヤ
ー、転動流動槽等の各種コーティング装置および前記し
た各種表面改質装置が用いられる。バインダー型キャリ
アは、上記した各種磁性材料およびコーティング層に用
いた各種合成樹脂を結着樹脂としてあと必要に応じて、
各種有機および/または無機材料を加えて混合−混練−
粉砕することにより、必要に応じた粒径に調整したもの
が使用される。キャリアの平均粒径としては、20〜2
00μm、好ましくは、30〜100μmの物が一般的
に使用されるが、現像方式等に応じて適宜設定される。
一般的にキャリア粒径が、20μmより小さいと、キャ
リア自身が現像されてしまう等の問題点があり、また、
200μmより大きいと画像のキメが粗くなる等の問題
点が発生する。以下、本発明を実施例を用いて説明す
る。
【0036】実施例1(トナーA) 成分 重量部 ・ポリエステル樹脂 100 (Mn:3400、Mw/Mn:62.8、酸価:16.7、軟化温度:109℃、Tg:64℃) ・カーボンブラック(三菱化成社製: MA#8;1次粒径24mμ) 10 ・酸化型低分子量ポリプロピレン 5 (三洋化成社工業製:ビスコールTS−200 550
P) 上記材料をボールミルで十分混合した後、140℃に加
熱した3本ロール上で混練した。混練物を放置冷却後、
フェザーミルを用い粗粉砕し、ここで得た粗粉砕100
重量部を塩化メチレン/トルエン(8/2)の混合溶剤4
00重量部に溶解/分散し、均一混合分散液(分散相1)
を得た(粘度10.5cp;20℃)。次に、分散安定剤
としてメチルセルロース(メトセルK35LV: ダウケ
ミカル社製)4%溶液60gジオクチルスルホサクシネー
トソーダ(ニッコールOTP75:日光ケミカル社製)1
%溶液5g、ヘキサメタリン酸ソーダ(和光純薬社製)
0.5gをイオン交換水1000gに溶解した水溶液(連
続相1)を調製した。ε=φ10/φ90:1.2、細孔
径2.0μmなるホウ酸中−珪酸−アルミナ系からなる
多孔質ガラス(親水性)を使用し、上記連続相1に図3に
示す形式の装置を使用して、分散相1を圧入するこによ
りエマルジョン溶液を調製した(この時の圧力は、臨界
圧力の3倍)。即ち、分散相1は、タンク(4)からポン
プ(P)により連続的にミクロ多孔体(7)に圧入され、
ミクロ多孔体(7)内側にタンク(5)からポンプ(P)に
より連続的に供給される連続相1と混合され、エマルジ
ョンが形成される。このようにして形成されたエマルジ
ョンは、エマルジョンタンク(7)に輸送される。その
後、エマルジョンタンク内の溶液を取り出し、この溶液
を撹拌槽中で、撹拌しながら系の温度を50℃に保ち、
塩化メチレン/トルエンの混合溶媒を除去せしめた。さ
らに洗浄、濾過を繰り返し表面に付着している分散安定
剤等を洗い流した後乾燥し、平均粒径6μmの着色粒子
(A)を得た。さらに、ここで得られた着色粒子A100
重量部に対し、下記化学式で示す化合物(A):
P) 上記材料をボールミルで十分混合した後、140℃に加
熱した3本ロール上で混練した。混練物を放置冷却後、
フェザーミルを用い粗粉砕し、ここで得た粗粉砕100
重量部を塩化メチレン/トルエン(8/2)の混合溶剤4
00重量部に溶解/分散し、均一混合分散液(分散相1)
を得た(粘度10.5cp;20℃)。次に、分散安定剤
としてメチルセルロース(メトセルK35LV: ダウケ
ミカル社製)4%溶液60gジオクチルスルホサクシネー
トソーダ(ニッコールOTP75:日光ケミカル社製)1
%溶液5g、ヘキサメタリン酸ソーダ(和光純薬社製)
0.5gをイオン交換水1000gに溶解した水溶液(連
続相1)を調製した。ε=φ10/φ90:1.2、細孔
径2.0μmなるホウ酸中−珪酸−アルミナ系からなる
多孔質ガラス(親水性)を使用し、上記連続相1に図3に
示す形式の装置を使用して、分散相1を圧入するこによ
りエマルジョン溶液を調製した(この時の圧力は、臨界
圧力の3倍)。即ち、分散相1は、タンク(4)からポン
プ(P)により連続的にミクロ多孔体(7)に圧入され、
ミクロ多孔体(7)内側にタンク(5)からポンプ(P)に
より連続的に供給される連続相1と混合され、エマルジ
ョンが形成される。このようにして形成されたエマルジ
ョンは、エマルジョンタンク(7)に輸送される。その
後、エマルジョンタンク内の溶液を取り出し、この溶液
を撹拌槽中で、撹拌しながら系の温度を50℃に保ち、
塩化メチレン/トルエンの混合溶媒を除去せしめた。さ
らに洗浄、濾過を繰り返し表面に付着している分散安定
剤等を洗い流した後乾燥し、平均粒径6μmの着色粒子
(A)を得た。さらに、ここで得られた着色粒子A100
重量部に対し、下記化学式で示す化合物(A):
【化1】 1.0重量部をヘンシェルミキサーに入れ、1,500r
pmの回転数で2分間混合撹拌し、着色粒子Aの表面に付
着させた後、奈良機械製作所ハイブリダイゼーションシ
ステムNHS−1型を用い6,000rpmで3分間処理を
行い、平均粒径6μmのトナーAを得た。ここで得たト
ナーA100重量部に対し、疎水性シリカR−974
(日本アエロジル社製: 平均粒径17mμ)0.2重量部
をヘンシェルミキサーに入れ、1,500rpmの回転数で
1分間混合撹拌し、トナーaを得た。
pmの回転数で2分間混合撹拌し、着色粒子Aの表面に付
着させた後、奈良機械製作所ハイブリダイゼーションシ
ステムNHS−1型を用い6,000rpmで3分間処理を
行い、平均粒径6μmのトナーAを得た。ここで得たト
ナーA100重量部に対し、疎水性シリカR−974
(日本アエロジル社製: 平均粒径17mμ)0.2重量部
をヘンシェルミキサーに入れ、1,500rpmの回転数で
1分間混合撹拌し、トナーaを得た。
【0037】実施例2(トナーB) 成分 重量部 ・ポリエステル樹脂(花王社製: タフトンNE−382) 100 ・ブリリアントカーミン6B(C.I.15850)(予備粉砕品0.1μm) 3 ・亜鉛金属錯体(E−84:オリエント化学工業社製)(予備粉砕品0.4μm) 5 実施例1と同様にして得た粗粉砕物100重量部に対し
塩化メチレン/トルエン(8/2)の混合溶剤400重量
部に溶解/分散し、均一混合分散液(分散相2)を得た
(粘度10.1cp;20℃)。次に、分散安定剤として
メチルセルロース(メトセルK35LV: ダウケミカル
社製)4%溶液60gジオクチルスルホサクシネートソー
ダ(ニッコールOTP75: 日光ケミカル社製)1%溶液
5g、ヘキサメタリン酸ソーダ(和光純薬社製)0.5gを
イオン交換水1000gに溶解した水溶液(連続相2)を
調製した。ε=φ10/φ90:1.2、細孔径2.0
μmなるホウ酸中−珪酸−アルミナ系からなる多孔質ガ
ラス(親水性)を使用し、上記連続相2に図3に示す形式
の装置を使用して、分散相1を圧入することによりエマ
ルジョン溶液を調製した(この時の圧力は、臨界圧力の
3倍)。その後、この溶液を撹拌槽中で撹拌しながら系
の温度を50℃に保ち、塩化メチレン/トルエンの混合
溶媒を除去せしめた。さらに洗浄、濾過を繰り返し表面
に付着している分散安定剤等を洗い流した後乾燥し、平
均粒径5.5μmのトナーBを得た。トナーB100重
量部に対し、疎水性シリカ R−974(日本アエロジ
ル社製: 平均粒径17mμ)0.5重量部をヘンシェルミ
キサーに入れ、1,500rpmの回転数で1分間撹拌し、
トナーbを得た。
塩化メチレン/トルエン(8/2)の混合溶剤400重量
部に溶解/分散し、均一混合分散液(分散相2)を得た
(粘度10.1cp;20℃)。次に、分散安定剤として
メチルセルロース(メトセルK35LV: ダウケミカル
社製)4%溶液60gジオクチルスルホサクシネートソー
ダ(ニッコールOTP75: 日光ケミカル社製)1%溶液
5g、ヘキサメタリン酸ソーダ(和光純薬社製)0.5gを
イオン交換水1000gに溶解した水溶液(連続相2)を
調製した。ε=φ10/φ90:1.2、細孔径2.0
μmなるホウ酸中−珪酸−アルミナ系からなる多孔質ガ
ラス(親水性)を使用し、上記連続相2に図3に示す形式
の装置を使用して、分散相1を圧入することによりエマ
ルジョン溶液を調製した(この時の圧力は、臨界圧力の
3倍)。その後、この溶液を撹拌槽中で撹拌しながら系
の温度を50℃に保ち、塩化メチレン/トルエンの混合
溶媒を除去せしめた。さらに洗浄、濾過を繰り返し表面
に付着している分散安定剤等を洗い流した後乾燥し、平
均粒径5.5μmのトナーBを得た。トナーB100重
量部に対し、疎水性シリカ R−974(日本アエロジ
ル社製: 平均粒径17mμ)0.5重量部をヘンシェルミ
キサーに入れ、1,500rpmの回転数で1分間撹拌し、
トナーbを得た。
【0038】実施例3(トナーC) 実施例1と同様な方法において、エマルジョン溶液を調
製し、これとは別に亜鉛金属錯体(E−84: オリエン
ト化学工業社製)を水媒体中サンドミル(ペイントコンデ
ィショナー; レッドデビル社製)を用い予め粉砕してお
く。ここで得られた亜鉛金属錯体(E−84 0.4μ
m: オリエント化学工業社製)を上記エマルジョン溶液
にトナー固形分100重量部に対し、混合物として3重
量部さらにメタノール中に分散させた疎水性シリカ(R
−974 17mμ: 日本アエロジル工業社製)0.5重
量部を添加し、撹拌槽にて、撹拌しながら、80℃に上
げることにより、粒子同士を軟凝集させ50μm〜1mm
程度に凝集させた後、水洗、乾燥し、100μm〜2mm
程度のトナーの凝集体を得た。これをジェット粉砕機
(クリプトロン: 川崎重工業社製)により解砕し平均粒径
6μmのトナーCを得た。ここで得たトナーC100重
量部に対し、疎水性シリカ R−974(日本アエロジ
ル社製: 平均粒径17mμ)0.2重量部をヘンシェルミ
キサーに入れ、1,500rpmの回転数で1分間混合撹拌
し、トナーcを得た。
製し、これとは別に亜鉛金属錯体(E−84: オリエン
ト化学工業社製)を水媒体中サンドミル(ペイントコンデ
ィショナー; レッドデビル社製)を用い予め粉砕してお
く。ここで得られた亜鉛金属錯体(E−84 0.4μ
m: オリエント化学工業社製)を上記エマルジョン溶液
にトナー固形分100重量部に対し、混合物として3重
量部さらにメタノール中に分散させた疎水性シリカ(R
−974 17mμ: 日本アエロジル工業社製)0.5重
量部を添加し、撹拌槽にて、撹拌しながら、80℃に上
げることにより、粒子同士を軟凝集させ50μm〜1mm
程度に凝集させた後、水洗、乾燥し、100μm〜2mm
程度のトナーの凝集体を得た。これをジェット粉砕機
(クリプトロン: 川崎重工業社製)により解砕し平均粒径
6μmのトナーCを得た。ここで得たトナーC100重
量部に対し、疎水性シリカ R−974(日本アエロジ
ル社製: 平均粒径17mμ)0.2重量部をヘンシェルミ
キサーに入れ、1,500rpmの回転数で1分間混合撹拌
し、トナーcを得た。
【0039】比較例1(トナーD) 実施例1において、エマルジョン造粒方法として、ミク
ロ多孔体を用いず、同様の分散相並びに連続相を用い、
TKオートホモミクサー(特殊機化工業社製)を用い、上
記均一分散液を平均3〜10μmとなるように回転数を
調整し、水中に懸濁せしめ、造粒を行った以外は同様の
方法により、平均粒径6μmのトナーdを得た。
ロ多孔体を用いず、同様の分散相並びに連続相を用い、
TKオートホモミクサー(特殊機化工業社製)を用い、上
記均一分散液を平均3〜10μmとなるように回転数を
調整し、水中に懸濁せしめ、造粒を行った以外は同様の
方法により、平均粒径6μmのトナーdを得た。
【0040】比較例2(トナーE) 実施例2において、エマルジョン造粒方法として、ミク
ロ多孔体を用いず、同様の分散相並びに連続相を用い、
TKオートホモミクサー(特殊機化工業社製)を用い、上
記均一分散液を平均3〜10μmとなるように回転数を
調整し、水中に懸濁せしめ、造粒を行った以外は同様の
方法により、平均粒径6μmのトナーeを得た。 実施例4(トナーF) 実施例2においてエマルジョン形成時の組成としてポリ
エステル樹脂(花王社製:タフトンNE−382)のみと
する以外は同様の方法で粘度9.8cp(20℃)の溶液
を調整した後、実施例2と同様の方法で平均粒径5.1
μmの樹脂粒子fを得た。ここで得られた樹脂粒子10
0重量部に対してブリリアントカーミン6B(C.I.
15850)3重量部をヘンシェルミキサーに入れ、
1,500rpmの回転数で2分間混合撹拌し、樹脂粒
子fの表面にブリリアントカーミン6Bをファンデルワ
ールス力および静電的に付着させた。次に奈良機械製作
所ハイブリダイゼーションシステムNHS−1型を用い
7,200rpmで3分間処理を行い、樹脂粒子fの表
面にブリリアントカーミン6Bを固定化処理した樹脂粒
子f’を得た。さらにここで得られた樹脂微粒子f’1
00重量部に対してMMA/iBMA(1/9)ポリマー
微粒子MP−4951(綜研化学社製:平均粒径0.2
μm、ガラス転移温度85℃)15重量部、亜鉛金属錯
体(E−84:オリエント化学工業社製)0.5重量部並
びに酸化チタン(T−805:日本アエロジル社製)0.
2重量部をヘンシェルミキサーに入れ、1,500rp
mの回転数で2分間混合撹拌し、樹脂粒子f’の表面に
亜鉛金属錯体並びに酸化チタン微粒子をファンデルワー
ルス力および静電的に付着させた。次に奈良機械製作所
ハイブリダイゼーションシステムNHS−1型を用い
7,200rpmで3分間処理を行い、平均粒径5.5
μmのトナーFを得た。ここで得たトナーF100重量
部に対し、疎水性シリカR−974(日本アエロジル社
製:平均粒径17mμ)0.2重量部をヘンシェルミキ
サーに入れ、1,500rpmの回転数で1分間混合撹
拌し、トナーfを得た。
ロ多孔体を用いず、同様の分散相並びに連続相を用い、
TKオートホモミクサー(特殊機化工業社製)を用い、上
記均一分散液を平均3〜10μmとなるように回転数を
調整し、水中に懸濁せしめ、造粒を行った以外は同様の
方法により、平均粒径6μmのトナーeを得た。 実施例4(トナーF) 実施例2においてエマルジョン形成時の組成としてポリ
エステル樹脂(花王社製:タフトンNE−382)のみと
する以外は同様の方法で粘度9.8cp(20℃)の溶液
を調整した後、実施例2と同様の方法で平均粒径5.1
μmの樹脂粒子fを得た。ここで得られた樹脂粒子10
0重量部に対してブリリアントカーミン6B(C.I.
15850)3重量部をヘンシェルミキサーに入れ、
1,500rpmの回転数で2分間混合撹拌し、樹脂粒
子fの表面にブリリアントカーミン6Bをファンデルワ
ールス力および静電的に付着させた。次に奈良機械製作
所ハイブリダイゼーションシステムNHS−1型を用い
7,200rpmで3分間処理を行い、樹脂粒子fの表
面にブリリアントカーミン6Bを固定化処理した樹脂粒
子f’を得た。さらにここで得られた樹脂微粒子f’1
00重量部に対してMMA/iBMA(1/9)ポリマー
微粒子MP−4951(綜研化学社製:平均粒径0.2
μm、ガラス転移温度85℃)15重量部、亜鉛金属錯
体(E−84:オリエント化学工業社製)0.5重量部並
びに酸化チタン(T−805:日本アエロジル社製)0.
2重量部をヘンシェルミキサーに入れ、1,500rp
mの回転数で2分間混合撹拌し、樹脂粒子f’の表面に
亜鉛金属錯体並びに酸化チタン微粒子をファンデルワー
ルス力および静電的に付着させた。次に奈良機械製作所
ハイブリダイゼーションシステムNHS−1型を用い
7,200rpmで3分間処理を行い、平均粒径5.5
μmのトナーFを得た。ここで得たトナーF100重量
部に対し、疎水性シリカR−974(日本アエロジル社
製:平均粒径17mμ)0.2重量部をヘンシェルミキ
サーに入れ、1,500rpmの回転数で1分間混合撹
拌し、トナーfを得た。
【0041】キャリアの製造 トナーを後述する評価に供するため、以下のごとくバイ
ンダー型キャリアを製造した。 成分 重量部 ・ポリエステル樹脂(花王社製: NE−1110) 100 ・無機磁性粉(TDK社製: MFP−2) 500 ・カーボンブラック(三菱化成社製: MA#8) 2 上記材料をヘンシェルミキサーにより十分混合、粉砕
し、次いで、シリンダ部180℃、シリンダヘッド部1
70℃に設定した押し出し混練機を用いて、溶融混練し
た。混練物を冷却、粗粉砕後、ジェットミルで微粉砕
し、さらに、風力分級機を用いて分級し、平均粒径55
μmの磁性キャリアを得た。
ンダー型キャリアを製造した。 成分 重量部 ・ポリエステル樹脂(花王社製: NE−1110) 100 ・無機磁性粉(TDK社製: MFP−2) 500 ・カーボンブラック(三菱化成社製: MA#8) 2 上記材料をヘンシェルミキサーにより十分混合、粉砕
し、次いで、シリンダ部180℃、シリンダヘッド部1
70℃に設定した押し出し混練機を用いて、溶融混練し
た。混練物を冷却、粗粉砕後、ジェットミルで微粉砕
し、さらに、風力分級機を用いて分級し、平均粒径55
μmの磁性キャリアを得た。
【0042】評価 キャリア粒径 キャリア粒径は、マイクロトラックモデル7995−1
0SRA(日機装社製)を用い測定し、その平均粒径を求
めた。諸物性に対する評価の方法 帯電量(Q/M)および飛散量 ここで表面処理されたトナー2gと上記したキャリア2
8gとを50ccのポリ瓶に入れ回転架台にのせて1,20
0rpmで回転させたときのトナーの帯電量の立ち上がり
を調べるために、10分間撹拌後の帯電量を測定し、ま
た、その時の飛散量を調べた。飛散量測定は、デジタル
粉塵計P5H2型(柴田化学社製)で測定した。前記粉塵
計とマグネットロールとを10cm離れた所に設置し、こ
のマグネットロールの上に現像剤2gセットした後、マ
グネットを2,000rpmで回転させた時、発塵するトナ
ー粒子を前記粉塵計が粉塵として読み取って、1分間カ
ウント数(cpm)で表示する。ここで得られた飛散量が3
00cpm以下を○、500cpm以下を△、500cpmより
多い場合を×として3段階の評価を行った。△ランク以
上で実用上使用可能であるが○が望ましい。帯電量およ
び飛散量の測定結果を表1に示す。
0SRA(日機装社製)を用い測定し、その平均粒径を求
めた。諸物性に対する評価の方法 帯電量(Q/M)および飛散量 ここで表面処理されたトナー2gと上記したキャリア2
8gとを50ccのポリ瓶に入れ回転架台にのせて1,20
0rpmで回転させたときのトナーの帯電量の立ち上がり
を調べるために、10分間撹拌後の帯電量を測定し、ま
た、その時の飛散量を調べた。飛散量測定は、デジタル
粉塵計P5H2型(柴田化学社製)で測定した。前記粉塵
計とマグネットロールとを10cm離れた所に設置し、こ
のマグネットロールの上に現像剤2gセットした後、マ
グネットを2,000rpmで回転させた時、発塵するトナ
ー粒子を前記粉塵計が粉塵として読み取って、1分間カ
ウント数(cpm)で表示する。ここで得られた飛散量が3
00cpm以下を○、500cpm以下を△、500cpmより
多い場合を×として3段階の評価を行った。△ランク以
上で実用上使用可能であるが○が望ましい。帯電量およ
び飛散量の測定結果を表1に示す。
【0043】画出し評価 表1に示す所定のトナーおよび上記キャリアをトナー/
キャリア=5/95の割合で混合し、2成分系現像剤を
調製した。この現像剤を用い、実施例1、比較例1に対
し、EP−408Z(ミノルタカメラ社製)を用いて、ま
た、実施例3に対しEP−570Z(ミノルタカメラ社
製)を用いて表1に示す画像評価を行った。また、実施
例2,4および比較例2に対しては、EP−570Z
(ミノルタカメラ社製)の定着器を、オイル塗布方式に改
良したものを用いた。 (1) 画像上のかぶり 前記した通り各種トナーおよびキャリアの組み合わせに
おいて、上記複写機を用いて画出しを行った。画像上の
かぶりについては、白地画像上のトナーかぶりを評価
し、ランク付けを行った。△ランク以上で実用上使用可
能であるが、○以上が望ましい。 (2) 透光性 実施例2,4および比較例2においては、透光性テスト
も行った。透光性は、OHPシート上の定着画像をOH
Pプロジェクターにて投影した際の投影像における色の
鮮やかさを目視により評価した。結果を表1に示した。
表中○は色再現面で実用上可能領域を意味する。
キャリア=5/95の割合で混合し、2成分系現像剤を
調製した。この現像剤を用い、実施例1、比較例1に対
し、EP−408Z(ミノルタカメラ社製)を用いて、ま
た、実施例3に対しEP−570Z(ミノルタカメラ社
製)を用いて表1に示す画像評価を行った。また、実施
例2,4および比較例2に対しては、EP−570Z
(ミノルタカメラ社製)の定着器を、オイル塗布方式に改
良したものを用いた。 (1) 画像上のかぶり 前記した通り各種トナーおよびキャリアの組み合わせに
おいて、上記複写機を用いて画出しを行った。画像上の
かぶりについては、白地画像上のトナーかぶりを評価
し、ランク付けを行った。△ランク以上で実用上使用可
能であるが、○以上が望ましい。 (2) 透光性 実施例2,4および比較例2においては、透光性テスト
も行った。透光性は、OHPシート上の定着画像をOH
Pプロジェクターにて投影した際の投影像における色の
鮮やかさを目視により評価した。結果を表1に示した。
表中○は色再現面で実用上可能領域を意味する。
【0044】変動係数 変動係数は、粒径のバラツキの尺度(%)を表わすもので
あって、粒径における標準偏差(σ)を平均粒径で割った
ものであり、以下のようにして求めた。まず、走査型電
子顕微鏡にて写真を撮影し、無作為に100粒子を選択
し、その粒子径を測定する。この測定結果に基づき標準
偏差(σ)および平均粒径を求める。なお、本発明で使用
する標準偏差(σ)は、n個の粒子径の測定を行ったとき
の、各測定値の平均値からの差の2乗を(n−1)で割っ
た値の平方根で表わされる。すすなわち、次式で示され
る。
あって、粒径における標準偏差(σ)を平均粒径で割った
ものであり、以下のようにして求めた。まず、走査型電
子顕微鏡にて写真を撮影し、無作為に100粒子を選択
し、その粒子径を測定する。この測定結果に基づき標準
偏差(σ)および平均粒径を求める。なお、本発明で使用
する標準偏差(σ)は、n個の粒子径の測定を行ったとき
の、各測定値の平均値からの差の2乗を(n−1)で割っ
た値の平方根で表わされる。すすなわち、次式で示され
る。
【0045】
【数1】 ただし、X1、X2・・・・・・Xnは試料粒子の粒子径の測定
値、Xはn個の各測定値の平均値である。このようにし
て得られた標準偏差(σ)を平均粒子径(Xm)で割り、1
00を掛けた値を変動係数とした。
値、Xはn個の各測定値の平均値である。このようにし
て得られた標準偏差(σ)を平均粒子径(Xm)で割り、1
00を掛けた値を変動係数とした。
【0046】
【数2】
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】本発明によれば粒径分布のシャープな小
粒径トナーを得ることができ、トナー飛散、かぶり等が
生じない。
粒径トナーを得ることができ、トナー飛散、かぶり等が
生じない。
【図1】 ミクロ多孔体を使用した懸濁造粒法を説明す
るための図である。
るための図である。
【図2】 ミクロ多孔体の断面の部分拡大図である。
【図3】 ミクロ多孔体を使用したトナー製造装置の概
略構成例を示す図である。
略構成例を示す図である。
1:ミクロ多孔体、2:分散相の流れの方向、3:連続
相の流れの方向4:タンク、5:タンク、6:ミクロ多
孔体
相の流れの方向4:タンク、5:タンク、6:ミクロ多
孔体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−99136(JP,A) 特開 平2−238462(JP,A) 特開 平2−240664(JP,A) 特開 平2−238461(JP,A) 特開 平1−257856(JP,A) 特開 平2−6535(JP,A) 特開 平3−95564(JP,A) 特開 平1−236926(JP,A) 特開 平2−99136(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/08
Claims (3)
- 【請求項1】 有機溶剤および熱可塑性樹脂を含み、15
〜25℃の温度で1〜50cpの粘度に調整されたトナー組成
物分散液を、ε(ε=φ10/φ90であり、φ10は相対累積
細孔分布曲線において細孔容積が全体の10%を占める時
の細孔径を表わし、φ90は細孔容積が全体の90%を占め
る時の細孔径を表わす)が1〜3であるミクロ多孔体の細
孔に圧入することにより通過させて連続相となるべき水
溶液中に上記トナー組成物分散液のエマルジョンを形成
し、該エマルジョンから有機溶剤を除去させて得られる
静電荷像現像用トナー。 - 【請求項2】 前記熱可塑性樹脂がポリエステル系樹脂
である請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。 - 【請求項3】 有機溶剤および熱可塑性樹脂を含むトナ
ー組成物分散液の粘度を15〜25℃の温度で1〜50cpに調
整する工程、トナー組成物分散液をε(ε=φ10/φ90で
あり、φ10は相対累積細孔分布曲線において細孔容積が
全体の10%を占める時の細孔径を表わし、φ90は細孔容
積が全体の90%を占める時の細孔径を表わす)が1〜3で
あるミクロ多孔体の細孔に圧入することにより通過させ
て連続相となるべき水溶液中に上記トナー組成物分散液
のエマルジョンを形成する工程、該エマルジョンから有
機溶剤を除去する工程からなる静電荷像現像用トナーの
製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03294185A JP3123153B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 静電荷像現像用トナーおよびその製造方法 |
US08/261,221 US5476744A (en) | 1991-11-11 | 1994-06-15 | Toner for developing electrostatic latent images |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03294185A JP3123153B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 静電荷像現像用トナーおよびその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05134455A JPH05134455A (ja) | 1993-05-28 |
JP3123153B2 true JP3123153B2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=17804417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03294185A Expired - Fee Related JP3123153B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 静電荷像現像用トナーおよびその製造方法 |
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JPH07333901A (ja) * | 1994-06-13 | 1995-12-22 | Minolta Co Ltd | 静電潜像現像用トナー |
JPH08211655A (ja) * | 1994-12-09 | 1996-08-20 | Dainippon Ink & Chem Inc | 静電荷像現像用トナー及びその製造方法 |
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AU2003302264A1 (en) | 2002-12-20 | 2004-09-09 | Biotrove, Inc. | Assay apparatus and method using microfluidic arrays |
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1991
- 1991-11-11 JP JP03294185A patent/JP3123153B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-06-15 US US08/261,221 patent/US5476744A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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