JP3094747B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JP3094747B2 JP05243365A JP24336593A JP3094747B2 JP 3094747 B2 JP3094747 B2 JP 3094747B2 JP 05243365 A JP05243365 A JP 05243365A JP 24336593 A JP24336593 A JP 24336593A JP 3094747 B2 JP3094747 B2 JP 3094747B2
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
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    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/08Timing control

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機は歯車列から成る変速
機を有しており、前記歯車列の所定の歯車要素に回転を
伝達し、他の歯車要素から回転を取り出すようにしてい
る。そのため、複数のクラッチやブレーキなどの摩擦係
合要素が配設され、該摩擦係合要素を係脱することによ
って各歯車要素間で選択的に回転を伝達させ、歯車要素
の組合せに対応した変速段を構成するようにしている。
【0003】前記摩擦係合要素はそれぞれ対応する油圧
サーボを有しており、例えば、油が供給されていない油
圧サーボに新たに油を供給してその摩擦係合要素を係合
させ、油が供給されている油圧サーボから油を排出して
その摩擦係合要素を解放させることによって所定の変速
段に変速を行うことができる。前記構成の自動変速機に
おいて、例えば、Dレンジの2速で車両を走行させる場
合はDレンジ用のブレーキが係合させられるようになっ
ているが、エンジンブレーキを効かせながら車両を2速
で走行させる場合は前記Dレンジ用のブレーキのほかに
エンジンブレーキ用のブレーキが係合させられるように
なっている。
【0004】すなわち、Dレンジの2速で車両を走行さ
せる場合は、逆方向に回転しようとするサンギヤがロッ
クされるが、この場合、係合に必要なトルクは小さい。
したがって、Dレンジ用のブレーキだけを係合させれば
足りる。ところが、エンジンブレーキを効かせながら車
両を2速で走行させる場合は、前記サンギヤをロックす
るためのトルクだけでなく、エンジンブレーキを効かせ
ることによる逆トルクが加わるので、係合に必要なトル
クが極めて大きくなってしまう。したがって、Dレンジ
用のブレーキのほかにエンジンブレーキ用のブレーキを
係合させるようにしている。
【0005】ところで、エンジン負荷が大きい場合は、
前記Dレンジ用のブレーキのほかにエンジンブレーキ用
のブレーキを係合させ、エンジン負荷が小さい場合は、
前記Dレンジ用のブレーキだけを係合させ、エンジン負
荷に対応させてブレーキ容量を変化させるようにした自
動変速機の制御装置が提供されている(特公平4−40
576号公報参照)。
【0006】このようにして、Dレンジ用のブレーキの
摩擦板の枚数を少なくして小型化することができるとと
もに、変速ショックを抑制し、かつ、摩擦板の耐久性を
向上させるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の自動変速機の制御装置においては、二つのブレーキ
を同時に係合させようとするので、変速時間が長くなっ
てしまう。すなわち、クラッチやブレーキなどを係合さ
せるに当たり、対応する油圧サーボにオリフィスを介し
て油を供給するとともに、油圧サーボ内の油圧(以下
「係合圧」という。)をアキュムレータによって調整し
ながら上昇させるようにしている。ところが、前述した
ように二つのブレーキを同時に係合させる場合には、二
つの油圧サーボに油を供給する必要がある。したがっ
て、各油圧サーボに油が充満されるまでの時間が長くな
るので、変速判断からブレーキの係合が開始されるまで
の時間が長くなるだけでなく、ブレーキの係合が開始さ
れた後に係合が終了するまでの時間も長くなってしま
う。
【0008】そして、変速時間が長くなる結果、変速フ
ィーリングが低下してしまう。本発明は、前記従来の自
動変速機の制御装置の問題点を解決して、二つ以上の摩
擦係合要素を同時に係合させる場合でも変速時間を短く
することができ、変速フィーリングを向上させることが
できる自動変速機の制御装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の自
動変速機の制御装置においては、所定の回転要素に間接
的に連結された第1の摩擦係合要素と、目標変速段への
変速を行う際に油が供給されて前記第1の摩擦係合要素
を係合させる第1の油圧サーボと、前記所定の回転要素
に直接的に連結された第2の摩擦係合要素と、前記目標
変速段への変速を行う際に油が供給されて前記第2の摩
擦係合要素を係合させる第2の油圧サーボと、油量制限
手段を経由して形成された制限油供給回路と、前記油量
制限手段を経由することなく形成された急速油供給回路
と、前記制限油供給回路及び急速油供給回路と前記第1
の油圧サーボ及び第2の油圧サーボとの接続を切り換え
る油路切換手段とを有する。
【0010】そして、該油路切換手段は、エンジン負荷
が大きいときに急速油供給回路の油を前記第1の油圧サ
ーボ及び第2の油圧サーボに供給し、エンジン負荷が小
さいときに制限油供給回路の油を少なくとも第1の油圧
サーボに供給する。
【0011】
【作用及び発明の効果】本発明においては、前記のよう
に自動変速機の制御装置においては、所定の回転要素に
間接的に連結された第1の摩擦係合要素と、目標変速段
への変速を行う際に油が供給されて前記第1の摩擦係合
要素を係合させる第1の油圧サーボと、前記所定の回転
要素に直接的に連結された第2の摩擦係合要素と、前記
目標変速段への変速を行う際に油が供給されて前記第2
の摩擦係合要素を係合させる第2の油圧サーボと、油量
制限手段を経由して形成された制限油供給回路と、前記
油量制限手段を経由することなく形成された急速油供給
回路と、前記制限油供給回路及び急速油供給回路と前記
第1の油圧サーボ及び第2の油圧サーボとの接続を切り
換える油路切換手段とを有する。
【0012】そして、該油路切換手段は、エンジン負荷
が大きいときに急速油供給回路の油を前記第1の油圧サ
ーボ及び第2の油圧サーボに供給し、エンジン負荷が小
さいときに制限油供給回路の油を少なくとも第1の油圧
サーボに供給する。この場合、第1の油圧サーボ及び第
2の油圧サーボに対応する第1の摩擦係合要素及び第2
の摩擦係合要素を同時に係合させることができるので、
第1の摩擦係合要素及び第2の摩擦係合要素の摩擦板の
枚数を少なくし、自動変速機を小型化することができる
とともに、変速ショックを抑制することができ、しか
も、摩擦板の耐久性を向上させることができる。
【0013】そして、エンジン負荷が大きいときは、急
速油供給回路の油が油量制限手段を介することなく前記
第1の油圧サーボ及び第2の油圧サーボに急速に供給さ
れるので、油が充満されるまでの時間が短くなる。した
がって、変速判断から第1の油圧サーボ及び第2の油圧
サーボに対応する第1の摩擦係合要素及び第2の摩擦係
合要素の係合が開始されるまでの時間が短くなるだけで
なく、第1の摩擦係合要素及び第2の摩擦係合要素の係
合が開始されてから終了するまでの時間も短くなる。そ
の結果、変速時間を短くすることができ、変速フィーリ
ングを向上させることができる。また、エンジン負荷が
小さいときは、制限油供給回路の油が油量制限手段を介
して、少なくとも第1の油圧サーボに供給されるので、
スムーズな変速を行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図2は本発明の自動変速機の概
略図、図3は本発明の自動変速機の作動を示す図であ
る。図2において、自動変速機はトランスミッション
(T/M)10及びトルクコンバータ11から成り、図
示しないエンジンによって発生させられた回転はトルク
コンバータ11を介してトランスミッション10に伝達
され、該トランスミッション10によって変速が行わ
れ、図示しない駆動輪に伝達されるようになっている。
【0015】前記トルクコンバータ11はポンプインペ
ラ12、タービンランナ13及びステータ14を有する
とともに動力伝達効率を向上させるためのロックアップ
クラッチ15を有しており、エンジンの出力軸である入
力部材16の回転を、トルクコンバータ11内の油の流
れによって間接的に、又は前記ロックアップクラッチ1
5をロックすることによって直接的にトランスミッショ
ン10の入力軸17に伝達する。
【0016】また、前記トランスミッション10は副変
速ユニット18及び主変速ユニット19から成り、副変
速ユニット18はオーバドライブプラネタリギヤユニッ
ト20を、主変速ユニット19はフロントプラネタリギ
ヤユニット21及びリヤプラネタリギヤユニット22を
有する。ここで、前記オーバドライブプラネタリギヤユ
ニット20は、入力軸17に接続されピニオンP1 を支
持するキャリヤCR1 、入力軸17を包囲するサンギヤ
1 、及び主変速ユニット19の入力軸23と連結され
るリングギヤR1 から成る。また、キャリヤCR1 とサ
ンギヤS1 は第3クラッチC0及び第3ワンウェイクラ
ッチF0を介して連結されるとともに、サンギヤS1
ケース24は第4ブレーキB0を介して連結される。
【0017】一方、フロントプラネタリギヤユニット2
1は、出力軸25に接続されピニオンP2 を支持するキ
ャリヤCR2 と、出力軸25を包囲するとともにリヤプ
ラネタリギヤユニット22のサンギヤS3 と一体に構成
されるサンギヤS2 と、第1クラッチC1を介して入力
軸23と連結されるリングギヤR2 から成る。また、入
力軸23とサンギヤS2 は第2クラッチC2を介して連
結されるとともに、サンギヤS2 とケース24はバンド
ブレーキから成る第1ブレーキB1を介して連結され
る。前記サンギヤS2 とケース24は、更に第1ワンウ
ェイクラッチF1及び第2ブレーキB2を介して連結さ
れる。
【0018】そして、リヤプラネタリギヤユニット22
は、ピニオンP3 を支持するキャリヤCR3 、サンギヤ
3 、及び出力軸25と一体のリングギヤR3 から成
り、キャリヤCR3 とケース24は、並列に配設された
第3ブレーキB3及び第2ワンウェイクラッチF2を介
して連結される。前記自動変速機のソレノイドバルブS
1〜S4、リニヤソレノイドバルブSLU,SLN、第
1クラッチC1、第2クラッチC2、第3クラッチC
0、第1ブレーキB1、第2ブレーキB2、第3ブレー
キB3、第4ブレーキB0、第1ワンウェイクラッチF
1、第2ワンウェイクラッチF2及び第3ワンウェイク
ラッチF0は、Pレンジ、Rレンジ、Dレンジ、2レン
ジ及びLレンジの各変速段においてそれぞれ図3に示す
ように制御される。なお、図3の*1において、Rレン
ジでの走行を禁止するための判定速度は20〔km/
h〕とする。また、*2において、Nレンジにおけるソ
レノイドバルブS1〜S4は車速に応じて制御され、D
レンジ時のソレノイドパターンとなる。さらに、*3に
おいて、第3クラッチC0は1速〜3速で係合し、*4
において、第4ブレーキB0は4速で係合する。
【0019】そして、Dレンジ、2レンジ又はLレンジ
における1速時は、第1クラッチC1及び第3クラッチ
C0が係合され、第2ワンウェイクラッチF2及び第3
ワンウェイクラッチF0がロック状態になる。したがっ
て、オーバドライブプラネタリギヤユニット20におい
ては、第3クラッチC0及び第3ワンウェイクラッチF
0を介して直結状態になり、入力軸17の回転はそのま
ま主変速ユニット19の入力軸23に伝達される。ま
た、主変速ユニット19においては、入力軸23の回転
が第1クラッチC1を介してフロントプラネタリギヤユ
ニット21のリングギヤR2 に伝達され、更にキャリヤ
CR2 及び該キャリヤCR2 と一体の出力軸25に伝達
されるとともに、サンギヤS2 ,S3 を介してリヤプラ
ネタリギヤユニット22のキャリヤCR3 に回転力を付
与しようとするが、第2ワンウェイクラッチF2のロッ
クによってキャリヤCR3 の回転が阻止される。したが
って、ピニオンP3 は自転して出力軸25と一体のリン
グギヤR3 に減速された回転を伝達する。
【0020】また、Dレンジ、2レンジ又はLレンジに
おける2速時は、第1クラッチC1、第3クラッチC0
及び第2ブレーキB2が係合され、第1ワンウェイクラ
ッチF1及び第3ワンウェイクラッチF0がロック状態
になる。したがって、オーバドライブプラネタリギヤユ
ニット20においては、直結状態が維持されて入力軸1
7の回転がそのまま主変速ユニット19の入力軸23に
伝達される。また、前記主変速ユニット19において
は、入力軸23の回転が第1クラッチC1を介してフロ
ントプラネタリギヤユニット21のリングギヤR2 に伝
達され、ピニオンP2 を介してサンギヤS2 に回転力を
付与しようとするが、該サンギヤS2 の回転は第2ブレ
ーキB2の係合に伴い第1ワンウェイクラッチF1がロ
ック状態になるので阻止される。したがって、ピニオン
2 を自転させながらキャリヤCR 2 が回転し、フロン
トプラネタリギヤユニット21のみを経由して2速の回
転が出力軸25に伝達される。
【0021】また、Dレンジ、2レンジ又はLレンジに
おける3速時は、第1クラッチC1、第2クラッチC
2、第3クラッチC0及び第2ブレーキB2が係合さ
れ、第3ワンウェイクラッチF0がロック状態になる。
したがって、オーバドライブプラネタリギヤユニット2
0においては、直結状態が維持されて入力軸17の回転
がそのまま主変速ユニット19の入力軸23に伝達され
る。また、主変速ユニット19においては、第1クラッ
チC1及び第2クラッチC2が係合されてフロントプラ
ネタリギヤユニット21が直結状態になり、入力軸23
の回転はそのまま出力軸25に伝達される。
【0022】そして、Dレンジ、2レンジ又はLレンジ
における4速すなわち最高速段は、第1クラッチC1、
第2クラッチC2、第2ブレーキB2及び第4ブレーキ
B0が係合される。主変速ユニット19においては、第
3クラッチC0が解放されるとともに第4ブレーキB0
が係合される。したがって、オーバプラネタリギヤユニ
ット20のサンギヤS1 が第4ブレーキB0の係合によ
ってロックされ、キャリヤCR1 が回転しながらピニオ
ンP1 が自転してリングギヤR1 に回転を伝達し、直結
状態にある主変速ユニット19の入力軸23にオーバド
ライブの回転が伝達される。
【0023】次に、自動変速機の制御装置について説明
する。図4は本発明の実施例を示す自動変速機の制御装
置の概略図である。図において、31は自動変速機の制
御装置の全体を制御するCPUであり、該CPU31
に、スロットル開度θ、出力回転数N0 、車速v、入力
回転数NT 、エンジン回転数NE 等が各検出信号として
入力される。なお、NSWはニュートラルスタートスイ
ッチ信号、MSWはマニュアルスイッチ信号である。
【0024】一方、前記CPU31によって、ソレノイ
ドバルブS1〜S4、及びリニアソレノイドバルブSL
N等が制御される。前記ソレノイドバルブS1は図示し
ない2−3シフトバルブを切り換えるためのものであ
り、ソレノイドバルブS2は図示しない1−2シフトバ
ルブ及び3−4シフトバルブを切り換えるためのもので
あり、ソレノイドバルブS3は図示しないB−1タイミ
ングバルブを切り換えるためのものであり、ソレノイド
バルブS4は図示しないエンジンブレーキコントロール
バルブを切り換えるためのものである。また、リニアソ
レノイドバルブSLNは図示しないプレッシャコントロ
ールバルブを調圧するためのものである。
【0025】前記CPU31は、前記各検出信号に基づ
いて車両の走行パターンを判定し、各走行パターンごと
に前記リニアソレノイドバルブSLNを制御する。次
に、前記CPU31について説明する。図5は本発明の
実施例を示す自動変速機の制御装置のブロック図であ
る。図において、31はCPU、32は車速vを検出す
るための車速センサ、34は車両がパワーオン状態であ
るかパワーオフ状態であるかを判定するパワーオン・オ
フ判定手段である。該パワーオン・オフ判定手段34は
図示しないアクセルペダルが踏まれているか否かを判断
し、アクセルペダルが踏まれている場合はパワーオン状
態であると判定し、アクセルペダルが踏まれていない場
合はパワーオフ状態であると判定する。
【0026】また、35はアップシフトの変速を行うか
ダウンシフトの変速を行うか、そして、アップシフトの
変速を行う場合に中間変速段への変速を行うか否かを決
定するシフト決定手段、36は回転変化終了の判定を行
う変速状況判定手段、37は前記パワーオン・オフ判定
手段34による判定結果及びシフト決定手段35による
決定結果に基づいて車両の変速パターンを判定するパタ
ーン判定手段、38は前記変速状況判定手段36による
判定結果及びパターン判定手段37による判定結果に基
づいてソレノイドバルブS1〜S4を制御するバルブ切
換手段、41は入力トルクを推定する入力トルク推定手
段、42は前記変速状況判定手段36による判定結果、
前記パターン判定手段37による判定結果、及び入力ト
ルク推定手段41による推定結果に基づいてリニアソレ
ノイドバルブSLNを制御して係合圧を発生させる係合
圧制御手段である。
【0027】次に、前記構成の自動変速機の制御装置の
動作について説明する。図6は本発明の実施例を示す自
動変速機の制御装置のクイック制御の動作を示すメイン
フローチャートである。 ステップS1 パワーオン・オフ判定手段34(図5)
によってパワーオン状態であるかパワーオフ状態である
かを判定する。 ステップS2 シフト決定手段35がアップシフトの変
速を行うかダウンシフトの変速を行うか、そして、アッ
プシフトの変速を行う場合に中間変速段への変速を行う
か否かを決定する。 ステップS3 変速指令が発生されているか否かを判断
する。変速指令が発生されている場合はステップS4に
進み、変速指令が発生されていない場合はステップS1
に戻る。 ステップS4 パターン判定手段37が車両の変速パタ
ーンを判定する。 ステップS5 バルブ切換手段38によってソレノイド
バルブS1〜S4を制御し、係合圧制御手段42によっ
てリニアソレノイドバルブSLNを制御して係合圧を発
生させ、変速状況判定手段36が回転変化終了の判定を
行う。 ステップS6 変速が終了したか否かを判断する。終了
した場合は処理を終了し、終了していない場合はステッ
プS1に戻る。
【0028】次に、図6のステップS1におけるパワー
オン・オフ判定手段34によるパワーオン・オフ判定処
理のサブルーチンについて説明する。図7は本発明の実
施例におけるパワーオン・オフ判定処理のサブルーチン
のフローチャートである。 ステップS1−1 スロットル開度θ、車速v、エンジ
ン回転数NE 及びアイドリング信号を読み込む。 ステップS1−2 アイドリング信号がオンになってい
るか否かを判断する。オンになっている場合は図示しな
いアクセルペダルが踏まれていないことは明らかである
のでステップS1−3に、オフになっている場合はステ
ップS1−4に進む。 ステップS1−3 パワーオフ状態であると判定する。 ステップS1−4 スロットル開度θ及びエンジン回転
数NE をパワーオン・オフ判定マップと比較する。この
場合、図に示すように、パワーオン・オフ判定マップは
パワーオン領域A及びパワーオフ領域Bを有し、スロッ
トル開度θ及びエンジン回転数NE をスポットした点は
いずれかの領域に属する。 ステップS1−5 スロットル開度θ及びエンジン回転
数NE をスポットした点がパワーオン領域Aに属するか
否かを判断する。パワーオン領域Aに属する場合はステ
ップS1−6に、パワーオフ領域Bに属する場合はステ
ップS1−3に進む。 ステップS1−6 パワーオン状態であると判定する。
【0029】続いて、図6のステップS2におけるシフ
ト決定手段35(図5)によるシフト決定処理のサブル
ーチンについて説明する。図8は本発明の実施例におけ
るシフト決定処理のサブルーチンの第1のフローチャー
ト、図9は本発明の実施例におけるシフト決定処理のサ
ブルーチンの第2のフローチャート、図10は本発明の
実施例における制限マップの第1の例を示す図、図11
は本発明の実施例における制限マップの第2の例を示す
図である。 ステップS2−1 目標変速段の段数a(a=1,2,
3,4)を読み込む。 ステップS2−2 現在の変速段の段数b(b=1,
2,3,4)を読み込む。 ステップS2−3 スロットル開度θを読み込む。 ステップS2−4 エンジン回転数NE を読み込む。 ステップS2−5 図10及び11に示すような目標変
速段への直接の変速を制限する制限マップを読み込む。
該制限マップは各変速段ごとに設けられ、スロットル開
度θ及びエンジン回転数NE に対応させて各種の変速の
制限領域が設定される。図10は現在の変速段が1速で
ある場合の、図11は現在の変速段が2速である場合の
制限マップである。 ステップS2−6 目標変速段の段数aが現在の変速段
の段数b以下であるか否かを判断する。段数aが段数b
以下である場合はステップS2−7に、段数aが段数b
より大きい場合はステップS2−10に進む。 ステップS2−7 目標変速段の段数aが現在の変速段
の段数bと等しいか否かを判断する。段数aが段数bと
等しくない場合はステップS2−8に、段数aが段数b
と等しい場合はステップS2−9に進む。 ステップS2−8 ダウンシフトの変速指令を発生させ
る。 ステップS2−9 変速指令は発生されない。 ステップS2−10 目標変速段の段数aから現在の変
速段の段数bを減じた値が1であるか否かを判断する。
値が1である場合はステップS2−11に、値が1でな
い場合はステップS2−13に進む。 ステップS2−11 ステップS2−5で読み込んだ制
限マップによって目標変速段への変速に制限がないか否
かを判断する。制限がない場合はステップS2−12
に、制限がある場合はステップS2−9に進む。 ステップS2−12 アップシフトの変速指令を発生さ
せる。 ステップS2−13 前記制限マップによって目標変速
段への飛び変速に制限がないか否かを判断する。制限が
ない場合はステップS2−12に、制限がある場合はス
テップS2−14に進む。 ステップS2−14 目標変速段の段数aから1を減じ
た値を新たな目標変速段の段数aとする。 ステップS2−15 新たな目標変速段の段数aが現在
の変速段の段数bと等しいか否かを判断する。段数aが
段数bと等しい場合はステップS2−9に、段数aが段
数bと等しくない場合はステップS2−16に進む。 ステップS2−16 前記制限マップによって新たな目
標変速段への制限がないか否かを判断する。制限がない
場合はステップS2−17に進み、制限がある場合はス
テップS2−14に戻る。 ステップS2−17 新たな目標変速段の段数aを中間
変速段の段数cとする。 ステップS2−18 中間変速段への変速指令を発生さ
せる。
【0030】次に、図8のステップS2−1の目標変速
段読込処理のサブルーチンについて説明する。図12は
本発明の実施例における目標変速段読込処理のサブルー
チンのフローチャート、図13は本発明の実施例におけ
るマニュアルスイッチを示す図、図14は本発明の実施
例におけるシフト位置の判定表を示す図、図15は本発
明の実施例における変速マップを示す図である。 ステップS2−1−1 マニュアルスイッチMSW1〜
MSW4の検出信号を読み込む。図13に示すように、
マニュアルスイッチMSW1は図示しないシフトレバー
を後方 (図における下方) に移動させた時にオンにな
り、マニュアルスイッチMSW2はシフトレバーを前方
(図における上方) に移動させた時にオンになり、マニ
ュアルスイッチMSW3はシフトレバーを右方 (図にお
ける右方) に移動させた時にオンになり、マニュアルス
イッチMSW4はシフトレバーを左方(図における左方)
に移動させた時にオンになる。
【0031】なお、本実施例においては、シフト操作手
段としてシフトレバーを使用しているが、シフトレバー
に代えて押しボタンスイッチを使用することができる。 ステップS2−1−2 マニュアルスイッチMSW1〜
MSW4の検出信号が発生させられたか否かを判断す
る。マニュアルスイッチMSW1〜MSW4の検出信号
が発生させられた場合はステップS2−1−7に、マニ
ュアルスイッチMSW1〜MSW4の検出信号が発生さ
せられていない場合はステップS2−1−3に進む。 ステップS2−1−3 自動変速モードの変速を行うた
めに、スロットル開度θを読み込む。 ステップS2−1−4 車速vを読み込む。 ステップS2−1−5 図示しない自動変速モード用の
変速マップを読み込む。 ステップS2−1−6 前記自動変速モード用の変速マ
ップに基づいて、車速v及びスロットル開度θに対応す
る目標変速段を決定する。 ステップS2−1−7 手動変速モードの変速を行うた
めにクイックシフト判定を行い、クイックシフト判定信
号を発生させる。 ステップS2−1−8 前記マニュアルスイッチMSW
1〜MSW4の検出信号に基づいて図14の判定表によ
ってシフト位置を判定する。
【0032】なお、図14において、D1〜D4は各シ
フト位置を、○印は各マニュアルスイッチMSW1〜M
SW4がオンであることを、×印は各マニュアルスイッ
チMSW1〜MSW4がオフであることを示す。 ステップS2−1−9 スロットル開度θを読み込む。 ステップS2−1−10 車速vを読み込む。 ステップS2−1−11 各シフト位置D1〜D4に対
応して形成された変速マップを読み込む。なお、図15
はシフト位置D3の変速マップを示す。 ステップS2−1−12 前記変速マップに基づいて、
車速v及びスロットル開度θに対応する目標変速段を決
定する。
【0033】次に、図6のステップS4のパターン判定
処理のサブルーチンについて説明する。図16は本発明
の実施例におけるパターン判定処理のサブルーチンのフ
ローチャートである。 ステップS4−1 パワーオン・オフ判定手段34から
パワーオン・オフ信号を読み込む。 ステップS4−2 シフト決定手段35からクイックシ
フト判定信号及び変速指令信号を読み込む。 ステップS4−3 前記パワーオン・オフ信号、クイッ
クシフト判定信号、変速指令信号及びスロットル開度θ
から変速パターンを分類する。 ステップS4−4 手動変速モードによるパワーオン状
態のアップシフトの第1の変速パターンであると判定す
る。 ステップS4−5 手動変速モードによるパワーオフ状
態のアップシフトの第2の変速パターンであると判定す
る。 ステップS4−6 手動変速モードによるパワーオン状
態のダウンシフトの第3の変速パターンであると判定す
る。 ステップS4−7 手動変速モードによるパワーオフ状
態のダウンシフトの第4の変速パターンであると判定す
る。 ステップS4−8 自動変速モードによる高スロットル
開度状態のアップシフトの第5の変速パターンであると
判定する。 ステップS4−9 自動変速モードによる低スロットル
開度状態のアップシフトの第6の変速パターンであると
判定する。 ステップS4−10 自動変速モードによるダウンシフ
トの第7の変速パターンであると判定する。
【0034】ところで、前述したように二つ以上の摩擦
係合要素を同時に係合させると、変速時間が長くなると
ともに変速フィーリングが低下してしまう。そこで、ラ
イン圧を調圧して制御圧とし、該制御圧の油を前記変速
パターンに基づいて各油圧サーボに供給することによっ
て、変速時間を短くするようにしている。
【0035】図1は本発明の実施例における油圧回路を
示す図、図17は本発明の実施例におけるバルブ切換処
理、係合圧制御処理及び変速状況判定処理のサブルーチ
ンの第1のフローチャート、図18は本発明の実施例に
おけるバルブ切換処理、係合圧制御処理及び変速状況判
定処理のサブルーチンの第2のフローチャート、図19
は本発明の実施例における第1の変速パターンのタイム
チャート、図20は本発明の実施例における第2の変速
パターンのタイムチャート、図21は本発明の実施例に
おける第3の変速パターンのタイムチャート、図22は
本発明の実施例における第4の変速パターンのタイムチ
ャート、図23は本発明の実施例における第5の変速パ
ターンのタイムチャート、図24は本発明の実施例にお
ける第6の変速パターンのタイムチャート、図25は本
発明の実施例における第7の変速パターンのタイムチャ
ートである。図19〜図25において、Aは変速判断の
時点、Bは回転終了判定の時点、TO は出力軸トルク、
E はエンジン回転数、P B-1 は油圧サーボB−1の係
合圧、PB-2 は油圧サーボB−2の係合圧、PB-3は油
圧サーボB−3の係合圧である。
【0036】図1において、PL はライン圧、PD はD
レンジ圧、51は1−2変速を行うための1−2シフト
バルブ、55はプレッシャコントロールバルブ、57は
エンジンブレーキコントロールバルブ、59はB−1タ
イミングバルブである。また、B−1は2速のエンジン
ブレーキ用として使用される第1ブレーキB1(図2)
の油圧サーボ、B−2はDレンジ用として使用される第
2ブレーキB2の油圧サーボ、B−3は1速のエンジン
ブレーキ用として使用される第3ブレーキB3の油圧サ
ーボである。
【0037】前記油圧サーボB−2には油量制限手段と
してのオリフィス弁61を介して油が供給されるように
なっていて、油圧サーボB−2の係合圧はオリフィス弁
63を介して接続されたアキュムレータ62によって調
整される。なお、75は油圧サーボB−3に接続された
チェック弁である。そして、S2は前記1−2シフトバ
ルブ51を切り換えるためのソレノイドバルブ、S3は
前記B−1タイミングバルブ59を切り換えるためのソ
レノイドバルブ、S4は前記エンジンブレーキコントロ
ールバルブ57を切り換えるためのソレノイドバルブ、
SLNは前記プレッシャコントロールバルブ55を作動
させるためのリニアソレノイドバルブ、前記プレッシャ
コントロールバルブ55はリニアソレノイドバルブSL
Nによって作動させられ、ライン圧を調圧して必要な制
御圧とする。
【0038】前記構成の油圧回路において、第1の変速
パターン(手動変速モードによるパワーオン状態のアッ
プシフト)の1→2変速を行う場合、ソレノイドバルブ
S2のソレノイドがオンになり、ソレノイドバルブS
3,S4の各ソレノイドがオフになる。この時、1−2
シフトバルブ51及びB−1タイミングバルブ59が図
における左半分の位置(以下「左半位置」という。)
に、エンジンブレーキコントロールバルブ57が図にお
ける右半分の位置(以下「右半位置」という。)にな
る。
【0039】その結果、Dレンジ圧PD の油は1−2シ
フトバルブ51を介してオリフィス弁61に供給され、
該オリフィス弁61によって調圧されて油圧サーボB−
2に供給されるとともに、更にB−1タイミングバルブ
59を介して油圧サーボB−1に供給される。また、制
御圧の油は、エンジンブレーキコントロールバルブ5
7、1−2シフトバルブ51及びB−1タイミングバル
ブ59を介して油圧サーボB−2に供給されるととも
に、更にB−1タイミングバルブ59を介して油圧サー
ボB−1に供給される。この場合、前記制御圧を入力ト
ルク及びエンジン回転数NE に対応させてスィープアッ
プさせる。
【0040】このように、オリフィス弁61を経由し油
路L−1を通って形成された制限油供給回路及びオリフ
ィス弁61を経由することなく油路L−2を通って形成
された急速油供給回路を介して油圧サーボB−1,B−
2に油が急速に供給され、同時に油圧サーボB−1,B
−2を係合させることができる。したがって、油圧サー
ボB−1,B−2に油が充満されるまでの時間が短くな
るので、変速判断から第1、第2ブレーキB1,B2の
係合が開始されるまでの時間が短くなるだけでなく、第
1、第2ブレーキB1,B2の係合が開始された後に係
合が終了するまでの時間も短くなる。その結果、変速時
間を短くすることができ、変速フィーリングを向上させ
ることができる。
【0041】そして、変速状況判定手段36(図5)が
回転変化終了の判定を行うと、ソレノイドバルブS3の
ソレノイドをオンにし、B−1タイミングバルブ59を
右半位置にする。このようにすると、前記Dレンジ圧P
D の油は1−2シフトバルブ51を介してオリフィス弁
61に供給され、該オリフィス弁61によって調圧され
て油圧サーボB−2に供給されるようになる。この場
合、油圧サーボB−2の係合圧は、オリフィス弁63を
介して油が供給されるアキュムレータ62によって調整
される。一方、前記制御圧の油はエンジンブレーキコン
トロールバルブ57、1−2シフトバルブ51及びB−
1タイミングバルブ59を介して油圧サーボB−1に供
給される。
【0042】また、第2の変速パターン(手動変速モー
ドによるパワーオフ状態のアップシフト)の1→2変速
を行う場合、ソレノイドバルブS2,S3の各ソレノイ
ドがオンになり、ソレノイドバルブS4のソレノイドが
オフになる。この時、1−2シフトバルブ51が左半位
置に、エンジンブレーキコントロールバルブ57及びB
−1タイミングバルブ59が右半位置になる。
【0043】その結果、Dレンジ圧PD の油は1−2シ
フトバルブ51を介してオリフィス弁61に供給され、
該オリフィス弁61によって調圧されて油圧サーボB−
2に供給される。この場合、油圧サーボB−2の係合圧
は、オリフィス弁63を介して油が供給されるアキュム
レータ62によって調整される。また、制御圧の油は、
エンジンブレーキコントロールバルブ57、1−2シフ
トバルブ51及びB−1タイミングバルブ59を介して
油圧サーボB−1に供給される。この場合、前記制御圧
を車速vに対応させて一定の値にする。
【0044】次に、第3の変速パターン(手動変速モー
ドによるパワーオン状態のダウンシフト)の2→1変速
を行う場合、ソレノイドバルブS2のソレノイドがオン
になり、ソレノイドバルブS3,S4の各ソレノイドが
オフになる。この時、1−2シフトバルブ51及びB−
1タイミングバルブ59が左半位置に、エンジンブレー
キコントロールバルブ57が右半位置になる。
【0045】その結果、Dレンジ圧PD の油は1−2シ
フトバルブ51を介してオリフィス弁61に供給され、
該オリフィス弁61によって調圧されて油圧サーボB−
2に供給されるとともに、更にB−1タイミングバルブ
59を介して油圧サーボB−1に供給される。一方、油
圧サーボB−2に供給される油はB−1タイミングバル
ブ59、1−2シフトバルブ51及びエンジンブレーキ
コントロールバルブ57を介して、プレッシャコントロ
ールバルブ55に連通させられる。同様に、油圧サーボ
B−1に供給される油もプレッシャコントロールバルブ
55に連通させられる。この場合、前記制御圧を入力ト
ルク及び車速vに対応させてスィープダウンさせる。
【0046】そして、変速状況判定手段36が回転変化
終了を判定すると、ソレノイドバルブS2のソレノイド
をオフにし、1−2シフトバルブ51を左半位置にす
る。このようにすると、前記油圧サーボB−1,B−2
の油はドレーンされる。そして、前記制御圧の油はエン
ジンブレーキコントロールバルブ57、1−2シフトバ
ルブ51及びチェック弁75を介して油圧サーボB−3
に供給される。
【0047】このように、オリフィス弁を経由すること
なく油路L−2を通って形成された急速油供給回路を介
して油圧サーボB−3に油が急速に供給される。したが
って、油圧サーボB−3に油が充満されるまでの時間が
短くなるので、変速判断から第3ブレーキB3の係合が
開始されるまでの時間が短くなるだけでなく、第3ブレ
ーキB3の係合が開始された後に係合が終了するまでの
時間も短くなる。その結果、変速時間を短くすることが
でき、変速フィーリングを向上させることができる。
【0048】次に、第4の変速パターン(手動変速モー
ドによるパワーオフ状態のダウンシフト)の2→1変速
を行う場合、ソレノイドバルブS3のソレノイドがオン
になり、ソレノイドバルブS2,S4の各ソレノイドが
オフになる。この時、エンジンブレーキコントロールバ
ルブ57及びB−1タイミングバルブ59が左半位置
に、1−2シフトバルブ51が右半位置になる。
【0049】その結果、前記油圧サーボB−1,B−2
の油はドレーンされる。この場合、油圧サーボB−1,
B−2の係合圧は、オリフィス弁63を介して油がドレ
ーンされるアキュムレータ62によって調整される。一
方、前記制御圧の油はエンジンブレーキコントロールバ
ルブ57、1−2シフトバルブ51及びチェック弁75
を介して油圧サーボB−3に供給される。この場合、前
記制御圧を車速vに対応させて一定の値にする。
【0050】次に、第5の変速パターン(自動変速モー
ドによる高スロットル開度状態のアップシフト)の1→
2変速を行う場合、ソレノイドバルブS2,S4の各ソ
レノイドがオンになり、ソレノイドバルブS3のソレノ
イドがオフになる。この時、1−2シフトバルブ51、
エンジンブレーキコントロールバルブ57及びB−1タ
イミングバルブ59が左半位置になる。
【0051】その結果、Dレンジ圧PD の油は1−2シ
フトバルブ51を介してオリフィス弁61に供給され、
該オリフィス弁61によって調圧されて油圧サーボB−
2に供給されるとともに、更にB−1タイミングバルブ
59を介して油圧サーボB−1に供給される。この場
合、油圧サーボB−2の係合圧はオリフィス弁63を介
して油が供給されるアキュムレータ62によって調整さ
れる。
【0052】また、制御圧の油は供給されない。なお、
図23の時間tA の間だけ第1の変速パターンと同様
に、オリフィス弁61を経由し油路L−1を通って形成
された制限油供給回路及びオリフィス弁61を経由する
ことなく油路L−2を通って形成された急速油供給回路
を介して油圧サーボB−1,B−2に油を急速に供給す
ることもできる。こうすることによって、時間tA の間
だけ急速油供給回路を介して油圧サーボB−1,B−2
に油を急速に供給し、変速判断から第3ブレーキB3の
係合が開始されるまでの時間を短くしてタイムラグをな
くし、その後は制限油供給回路を介して油圧サーボB−
1,B−2に油を供給し、スムーズな変速を行うことが
できる。
【0053】そして、変速状況判定手段36が回転変化
終了を判定すると、ソレノイドバルブS3のソレノイド
をオンにし、B−1タイミングバルブ59を右半位置に
する。このようにすると、前記Dレンジ圧PD の油は1
−2シフトバルブ51を介してオリフィス弁61に供給
され、該オリフィス弁61によって調圧されて油圧サー
ボB−2に供給されるようになる。この場合、油圧サー
ボB−2の係合圧は、オリフィス弁63を介して油が供
給されるアキュムレータ62によって調整される。一
方、油圧サーボB−1の油はドレーンされる。
【0054】なお、変速状況判定手段36が回転変化終
了を判定したときに、ソレノイドバルブS3のソレノイ
ドをオンにし、B−1タイミングバルブ59を右半位置
にするとともに、ソレノイドバルブS1のソレノイドを
オフにし、プレッシャコントロールバルブ55を右半位
置にすることもできる。この場合、制御圧の油を油圧サ
ーボB−1から急速にドレーンさせることができる。
【0055】次に、第6の変速パターン(自動変速モー
ドによる低スロットル開度状態のアップシフト)の1→
2変速を行う場合、ソレノイドバルブS2,S3,S4
の各ソレノイドがオンになる。この時、1−2シフトバ
ルブ51、及びエンジンブレーキコントロールバルブ5
7が左半位置に、B−1タイミングバルブ59が右半位
置になる。
【0056】その結果、Dレンジ圧PD の油は1−2シ
フトバルブ51を介してオリフィス弁61に供給され、
該オリフィス弁61によって調圧されて油圧サーボB−
2に供給される。この場合、油圧サーボB−2の係合圧
は、オリフィス弁63を介して油が供給されるアキュム
レータ62によって調整される。また、制御圧の油は供
給されない。
【0057】なお、図24の時間tB の間だけ第1の変
速パターンと同様に、オリフィス弁61を経由し油路L
−1を通って形成された制限油供給回路及びオリフィス
弁61を経由することなく油路L−2を通って形成され
た急速油供給回路を介して油圧サーボB−1,B−2に
油を急速に供給することもできる。次に、第7の変速パ
ターン(自動変速モードによるダウンシフト)の2→1
変速を行う場合、ソレノイドバルブS4の各ソレノイド
がオンになり、ソレノイドバルブS2,S3の各ソレノ
イドがオフになる。この時、エンジンブレーキコントロ
ールバルブ57及びB−1タイミングバルブ59が左半
位置に、1−2シフトバルブ51が右半位置になる。
【0058】その結果、前記油圧サーボB−2の油はド
レーンされる。この場合、油圧サーボB−2の係合圧
は、オリフィス弁63を介して油がドレーンされるアキ
ュムレータ62によって調整される。 ステップS5−1 パターン判定手段37の判定結果に
よって処理を七つに分ける。図16のステップS4−3
において車両の変速パターンを第1の変速パターンと判
定した場合はステップS5−2に、車両の変速パターン
を第2の変速パターンと判定した場合はステップS5−
6に、車両の変速パターンを第3の変速パターンと判定
した場合はステップS5−9に、車両の変速パターンを
第4の変速パターンと判定した場合はステップS5−1
3に、車両の変速パターンを第5の変速パターンと判定
した場合はステップS5−16に、車両の変速パターン
を第6の変速パターンと判定した場合はステップS5−
20に、車両の変速パターンを第6の変速パターンと判
定した場合はステップS5−23に進む。 ステップS5−2 第1の変速パターンとする。 ステップS5−3 1−2シフトバルブ51を2速状態
にする。制限油供給回路及び急速油供給回路を介して油
圧サーボB−1,B−2に油が急速に供給される。 ステップS5−4 入力トルク及びエンジン回転数NE
に対応させて制御圧をスィープアップさせる。 ステップS5−5 回転変化終了の判定を行うと、急速
油供給回路を介して油圧サーボB−1に制御圧の油が供
給される。 ステップS5−6 第2の変速パターンとする。 ステップS5−7 1−2シフトバルブ51を2速状態
にする。制限圧供給回路を介して油圧サーボB−2にD
レンジ圧PD の油が供給され、急速油供給回路のを介し
て制御圧の油が油圧サーボB−1に供給される。 ステップS5−8 油圧サーボB−2の係合圧はアキュ
ムレータ62によって調整される。前記制御圧を車速v
に対応させて一定の値にする。 ステップS5−9 第3の変速パターンとする。 ステップS5−10 1−2シフトバルブ51を2速状
態にする。制限油供給回路を介してDレンジ圧PD の油
が、急速油供給回路を介して制御圧の油が油圧サーボB
−1,B−2に供給される。 ステップS5−11 入力トルク及び車速vに対応させ
て制御圧をスィープダウンさせる。 ステップS5−12 回転変化終了の判定を行うと、急
速油供給回路を介して油圧サーボB−3に制御圧の油が
供給される。 ステップS5−13 第4の変速パターンとする。 ステップS5−14 1−2シフトバルブ51を1速状
態にする。急速油供給回路を介して油圧サーボB−3に
制御圧の油が供給される。 ステップS5−15 油圧サーボB−1,B−2の係合
圧はアキュムレータ62によって調整される。前記制御
圧を車速vに対応させて一定の値にする。 ステップS5−16 第5の変速パターンとする。 ステップS5−17 1−2シフトバルブ51を2速状
態にする。制限圧供給回路を介して油圧サーボB−1,
B−2にDレンジ圧PD の油が供給される。 ステップS5−18 油圧サーボB−2の係合圧はアキ
ュムレータ62によって調整される。 ステップS5−19 回転変化終了の判定を行うと、急
速油供給回路を介して油圧サーボB−1から制御圧の油
がドレーンされる。 ステップS5−20 第6の変速パターンとする。 ステップS5−21 1−2シフトバルブ51を2速状
態にする。制限油供給回路を介して油圧サーボB−2に
Dレンジ圧PD の油が供給される。 ステップS5−22 油圧サーボB−2の係合圧はアキ
ュムレータ62によって調整される。 ステップS5−23 第7の変速パターンとする。 ステップS5−24 1−2シフトバルブ51を1速状
態にする。 ステップS5−25 油圧サーボB−2の係合圧はアキ
ュムレータ62によって調整される。
【0059】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における油圧回路を示す図であ
る。
【図2】本発明の自動変速機の概略図である。
【図3】本発明の自動変速機の作動を示す図である。
【図4】本発明の実施例を示す自動変速機の制御装置の
概略図である。
【図5】本発明の実施例を示す自動変速機の制御装置の
ブロック図である。
【図6】本発明の実施例を示す自動変速機の制御装置の
クイック制御の動作を示すメインフローチャートであ
る。
【図7】本発明の実施例におけるパワーオン・オフ判定
処理のサブルーチンのフローチャートである。
【図8】本発明の実施例におけるシフト決定処理のサブ
ルーチンの第1のフローチャートである。
【図9】本発明の実施例におけるシフト決定処理のサブ
ルーチンの第2のフローチャートである。
【図10】本発明の実施例における制限マップの第1の
例を示す図である。
【図11】本発明の実施例における制限マップの第2の
例を示す図である。
【図12】本発明の実施例における目標変速段読込処理
のサブルーチンのフローチャートである。
【図13】本発明の実施例におけるマニュアルスイッチ
を示す図である。
【図14】本発明の実施例におけるシフト位置の判定表
を示す図である。
【図15】本発明の実施例における変速マップを示す図
である。
【図16】本発明の実施例におけるパターン判定処理の
サブルーチンのフローチャートである。
【図17】本発明の実施例におけるバルブ切換処理、係
合圧制御処理及び変速状況判定処理のサブルーチンの第
1のフローチャートである。
【図18】本発明の実施例におけるバルブ切換処理、係
合圧制御処理及び変速状況判定処理のサブルーチンの第
2のフローチャートである。
【図19】本発明の実施例における第1の変速パターン
のタイムチャートである。
【図20】本発明の実施例における第2の変速パターン
のタイムチャートである。
【図21】本発明の実施例における第3の変速パターン
のタイムチャートである。
【図22】本発明の実施例における第4の変速パターン
のタイムチャートである。
【図23】本発明の実施例における第5の変速パターン
のタイムチャートである。
【図24】本発明の実施例における第6の変速パターン
のタイムチャートである。
【図25】本発明の実施例における第7の変速パターン
のタイムチャートである。
【符号の説明】
51 1−2シフトバルブ51 55 プレッシャコントロールバルブ 57 エンジンブレーキコントロールバルブ 59 B−1タイミングバルブ 61,63 オリフィス弁 62 アキュムレータ S2,S3,S3 ソレノイドバルブ SLN リニアソレノイドバルブ PL ライン圧 B−1,B−2,B−3 油圧サーボ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 狩野 俊博 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−76967(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 61/00 - 61/28

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の回転要素に間接的に連結された第
    1の摩擦係合要素と、目標変速段へ変速を行う際に
    が供給されて前記第1の摩擦係合要素を係合させる第1
    の油圧サーボと、前記所定の回転要素に直接的に連結さ
    れた第2の摩擦係合要素と、前記目標変速段へ変速を
    行う際に油が供給されて前記第2の摩擦係合要素を係合
    させる第2の油圧サーボと、油量制限手段を経由して形
    成された制限油供給回路と、前記油量制限手段を経由す
    ることなく形成された急速油供給回路と、前記制限油供
    給回路及び急速油供給回路と前記第1の油圧サーボ及び
    第2の油圧サーボとの接続を切り換える油路切換手段と
    を有するとともに、該油路切換手段は、エンジン負荷が
    大きいときに急速油供給回路の油を前記第1の油圧サー
    ボ及び第2の油圧サーボに供給し、エンジン負荷が小さ
    いときに制限油供給回路の油を少なくとも第1の油圧サ
    ーボに供給することを特徴とする自動変速機の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 ライン圧を制御して制御圧とし、該制御
    圧の油を前記急速油供給回路に供給する調圧手段を備え
    る請求項1に記載の自動変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の摩擦係合要素は、ワンウェイ
    クラッチを介して前記所定の回転要素に連結される請求
    項1又は2に記載の自動変速機の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の摩擦係合要素は、係合するこ
    とによって前記所定の回転要素とケースとを連結するブ
    レーキである請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動
    変速機の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の摩擦係合要素は、係合するこ
    とによって前記所定の回転要素とケースとを連結するブ
    レーキである請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動
    変速機の制御装置。
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