JPS61129334A - 車輛用自動変速機の変速制御方法 - Google Patents

車輛用自動変速機の変速制御方法

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JPS61129334A
JPS61129334A JP59249869A JP24986984A JPS61129334A JP S61129334 A JPS61129334 A JP S61129334A JP 59249869 A JP59249869 A JP 59249869A JP 24986984 A JP24986984 A JP 24986984A JP S61129334 A JPS61129334 A JP S61129334A
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JP
Japan
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gear
transmission
speed change
speed
shift
Prior art date
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Application number
JP59249869A
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English (en)
Inventor
Yukio Hamano
浜野 行男
Yutaka Taga
豊 多賀
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車等の車輌に用いられる自動変速装置の
変速制御方法に係り、特に主変速装置と&117変速装
置とを動力伝達経路で見て互いに直列に有する車輌用自
動変速機の変速制御方法に係る。
従来の技術 自助FJJ Wの11!輌に用いられる自動変速機の一
つとして、少なくとも二つの変速段の間に切換ゎる主変
速装置と二つの変速段の間に切換わる副変速装置とを動
力1云達軽路で見て互いに直列に有し、前記主変速V4
Nの変速段が最高速度変速段である時とその他の少なく
とも一〇の変′S段である時に前記副変速装置の変速段
を二つの変速段の間に切換え、数多くの変速段を得られ
るよう構成された車輌用自動変速機が本願出願人と同一
の出願人による特願昭46−26604号(特開昭47
−39861号)及び特願昭59−176299号に於
て既に提案されている。
希望In速を設定されると、それ以降、ブレーキペダル
が踏込まれるまでアクセルペダル操作を必要とすること
なくその希望車速にて定速走行を行う定速走行装置、所
謂オートドライブ装置を自動車等の車輌に組込むことが
従来より行われており、この定速走行装置としては、種
々の仕様のものが既に発表されている。
定速走行装置の一つとじて、定速走行装置によ゛る自動
スロットルV@度制御だけでは希望車速を維持できない
、所謂定速維持飽和時には自動変速機の変速段を一段シ
フトダウンするよう構成された定速走行装置が特開昭5
7−117010号公報に示されている。
発明が解決しようとする問題点 上述の如きシフトダウン制御を行う定速走行装置に於て
は、運転者の意志とは無関係に不意にシフトダウンが行
われ、駆動力が急変するので、運転者は通常運転時に比
してより敏感に不愉快に変速ショックを感じることにな
る。またシフトダウンにより増加した駆動力は実車速を
希望車速に近ずけるべく加速に割り当てられるが、その
駆動力の増加量が大きいと、短時間にて実車速が希望車
速に復帰し、この時には自動変速機の変速段がシフトア
ップされ、このため特に長板路に於ては車速維持のため
に変速ハンチングが発生する虞れがある。
本発明は上述の如き問題点を解決する自動変速機の変速
制御方法を10けることを目的としている。
問題点を解決するための手段 上述の如き目的は、本発明によれば、少なくと、も二つ
の変速段の間に切換わる主変速装置と二つの変速段の間
にIj7J換わる副変速装置とを動力伝達経路で見て互
いに直列に有する車輌自動変速機の変速ti制御方法に
於て、定速走行装置よりシフトダウン指令を与えられた
時には、前記副変速装置の変速段が高速段であれば前記
主変速装置の変速段を切換えずに前記副変速装置の変速
段を低速段へ切換え、前記副変速装置の変速段が低速段
であれば前記主変速装置の変速段を現在の変速段より一
段低速段へ切換えflfti記副変速装置の変速段を高
速段へ切換えることを特徴とする変速制御方法によって
達成される。
発明の作用及び効果 本発明による制御方法によれば、定速走行装置よりの指
示によるシフトダウンは主変速装置と副変速装置とによ
り主変速装置だけの場合に比して小さい変速比変化量を
もって行われ、これによりシフトダウンによる駆動力の
増加量が適当な比較的小さい値に抑えられ、大きい変速
ショックが生じることが回避され、また変速ハンチング
の発生が抑制される。
実施例 以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する。
第1図は本発明による制御方法を適用される車輌用自動
変速機の構成を解図的に示している。自動変速!fi1
は、ポンプ羽根113とタービン羽根車4とステータ羽
根1i 5と直結クラッチ6とを有する三要素一段二相
型の一般的な直結クラッチ付流体式トルクコンバータ2
と、補助変速装置としての歯車変速!!置7とを有し、
流体式トルクコンバータ2の入力部材であるポンプ羽根
車3は内燃機111100の出力軸101に駆動連結さ
れ、流体式トルクコンバータ2の出力部材であるタービ
ン羽根車4は歯車変速装置7の入力軸9に駆動連結され
、歯車変速装置7の出力軸8は車輌の図示されていない
駆動車輪に差動歯車装置を経て駆動連結されている。
歯車変速装[7は副歯車変速装置10と主歯車変速装置
11とを互いに直列に有している。
副歯車変速装置11よ、従来の第4速型自勅変速機に於
けるオーバドライブ用歯車変速装置であり、サンギア1
2と、サンギア12と同芯に設けられたリングギア13
と、サンギア12とリングギア13との間にあって該両
者に噛合したプラネタリピニオン14と、プラネタリビ
ニオン14を回転可能に支持したキャリア15と、サン
ギア12に対するキャリア15の左回転を阻止するワン
ウェイクラッチ(Fo)16と、サンギア12とキャリ
ア15とを選択的に連結するODクラッチ(Go ) 
17と、サンギア12をトランスミッションケースに対
し選択的に固定するODブレーキ(So)18とを含ん
でおり、キャリア15を入力軸9に駆動連結され、OD
クラッチ17とODブレーキ18との選択的な係合によ
って二つの変速段の間に切換えられるようになっている
主歯車変速装@11は、中間軸19によって互いに連結
されたフロントサンギア20及びリアサンギア21と、
フロントサンギア20と同心に設けられたフロントリン
グギア22と、リアサンギア21と同心に設けられたリ
アリングギア23と、フロントサンギア20とフロント
リングギア22との間にあって該両者に噛合したフロン
トプラネタリビニオン24と、リアサンギア21とリア
リングギア23との間にあって該両者に゛噛合したリア
プラネタリピニオン25と、フロントプラネタリピニオ
ン24を回転可能に支持したフロントキャリア26と、
リアプラネタリビニオン25を回転可能に支持したリア
キャリア27と、主歯車変速装置 リングギア22を副歯車変速装置10の出力部材である
リングギア13に選択的にトルク伝達関係に接続するフ
ォワードクラッチ(C+)28と、中間軸19とリング
ギア13とを選択的にトルク伝達関係に接続するダイレ
クトクラッチ(C2)29と、中間軸19をトランスミ
ッションケースに対し選択的に固定するシフト用ブレー
キ(B1)30と、リアキャリア27をトランスミッシ
ョンケースに対し選択的に固定するもう一つのシフト用
ブレーキ<Bx)31と、リアキャリア27の左回転を
ロックするワンウェイクラッチ(F+ )32とを有し
ており、フロントキャリア26及びリアリングギア23
を出力軸8に駆動連結され、前記複数個のクラッチと前
記複数個のブレー゛キとが所定の組合せにて係合及び解
bりされることによ゛り前進三段と後進一段゛の複数個
の変速段の間に切換えられるようになっている。
歯車変速VR置7はrJ1歯車変速装置10と主歯車変
速装置11の複数個のクラッチと複数個のブレーキとが
次に示された表に従って係合及び解放されることにより
I?J歯車変速装置210と主歯車変速Ije11’と
の共働作用によってオーバドライブ段を含む前進三段と
後進一段の複数個の変速段を選択的に達成する。
第−速     QxQxx〆ΔΔ D 第二速     QxxxxQΔ×し 第三速  
   Q x Q Q x x xΔン 第四速   
  000XXXXΔジ  fiaFJ     0Q
xxxQxx第−速     0XOXXXΔΔ S 第二速     □xxx00ΔX〜 第三速  
   □x00xxxΔL 第−速     0XOX
OXΔΔ′今 第二速     0xXXOOΔ×この
表に於て、O印は当該クラッチ或いはブレーキが係合さ
れていることを示し、x印は当該クラッチまたはブレー
キが解放されていることを示し、Δ印は当該ワンウェイ
クラッチが内燃機関側より駆1!JIN輪を駆動するエ
ンジンドライブ時には係合(ロック)され、駆動車輪側
より内燃機関が駆動されるエンジンブレーキ時゛には解
放(フリー)されることを示している。
尚、Lレンジに於ては゛、第二速段へのアップシフトは
行われず、第二速段より第一速段へのダウンシフトのみ
が行われる。
副歯車変速装置10は、ODブレーキ18か解放されて
ODクラッヂ17が係合してサンギア12とキャリア1
5とが接続されている時には直結段を達成し、これに対
しoDクラッチ17が解放されてODブレーキ18が係
合してサンギア12がトランスミッションケースに対し
固定されている時には増速段を達成する。副歯車変速装
置10は上述の表からも明らかな如く、フォワードクラ
ッチ28とダイレクトクラッチ2つとが共に係合して主
歯車変速装置11の変速段が最高速変速段(直結段)で
ある時とフォワードクラッチ28が係合して主歯車変速
装置11の変速段が最低速変速段(第一速段)である時
に直結段との増速段との間に切換えられ、主歯車変速装
211の変速段が第二速段及び第三速段である時には#
I&!直結段に固定され、これにより第五速段であるオ
ーバドライブ段に加えて主歯車変速装置11の最低速変
速段とそれよりもう一つ高速側の変速段(従来の第二速
段)との間にもう一つの変速段が成立し、これによって
全体として前進石段が成立するようになる。
主歯車変速装W111の最低速変速段の変速比を2.8
26、中m*速段の変速比を1.532、最高速変速段
の変速比を1.000とし、副歯車変速装置10の増速
段の変速比を0.705とした場合、前記第二速段の変
速比は1.992となる。
流体式トルクコンバータ2に組込まれた直結クラッチ6
と副歯車変速装置10と主歯車変速装置1のクラッチ1
7.28.29と、ブレーキ18.30.31は各々油
圧サーボ装置により駆動されて選択的に係合作動する油
圧作動式のものであり、前記油圧サーボ装置に対する油
圧の給排を制御する油圧制御装置と該油圧制御装置の油
路の切換を指示するマイクロコンピュータを含んだ電子
制御装置による11iI制御によって各マニュアルシフ
トレンジ毎に車速とスロットル開度とに応じて予め定め
られた変速パターンに従って前記クラッチと前記ブレー
キの係合と解放が上述の如き組合せにて行われることに
より歯車変速装置7の変速段が切換設定され、また直結
クラッチ6の係合と解放が行われる。
第2図は本発明による制御方法の実施に使用される車輌
用自動変速機の制御装置の一つの実施例を示している。
第2図に於て、40は油圧制rla装置を、60は電子
制御装置を各々示している。
油圧制御装@40は、流体式トルクコンバータ2のポン
プ羽根車3に駆動連結された内燃機関100により駆動
されるオイルポンプ41と、オイルポンプ41より油圧
を供給され、デユーティ比制御によって内燃[1110
0の出力状態に応じて定められたライン油圧を発生する
ライン油圧用ソレノイド弁42と、マニュアルシフトレ
バ−43によって手動操作されマニュアルシフトレバジ
を設定するマニュアルシフト弁44と、直結クラッチ6
の係合と解放を行う直結クラッチ制御弁45及び直結ク
ラッチ制御弁45の切換を制御する直結クラッチ用ソレ
ノイド弁46と、81 f!A II変速装置10のO
Dクラッチ17とODブレーキ18の何れか一方に選択
的に油圧を供給して副歯車変速袋W110の変速段を切
換える副変速機用変速弁47及び副変速機用変速弁47
の切換制御を行う副変速機用ソレノイド弁48と、主歯
車変速装置11のファーストクラッチ28とダイレクト
クラッチ29とシフト用ブレーキ30及び31に対する
油圧の給排を制御する第一変速弁49及び第二変速弁5
0と、第一変速弁49及び第二変速弁60の切換制御を
行う主変速装置用ソレノイド弁51とを含んでいる。
副変速機用変速弁47は、スプール弁により構成され、
その制御ボートに所定の制御油圧を供給されているか否
かにより切換わるようになっており、その制御ボートに
対する前記制御油圧の供給がn1変速装置用ソレノイド
弁48によりオン−オフ式に行われるようになっている
。例えばソレノイド弁48に通電が行われている時には
副変速機用変速弁47の前記制御ボートに前記制御油圧
が供給されて該変速弁が増速段達成位置に切換ねり、こ
れにより副歯車変速装置10の変速段が増速段になり、
これに対しソレノイド弁48に通電が行われていない時
には副変速機用制御弁47の前記制御ボートの前記制御
油圧が排出され該変速弁が直結段達成位置に切換わり、
この時には副歯車変速装置10が直結段を達成するよう
になっている。
第一変速弁49と第二変速弁50は各々制御ボートに供
給されるl1llt[l油圧の高さに応じて各々個別に
切換わるよう構成されており、例えば第一の変速弁49
はその制御ボートに第一所定値Plの制御油圧を供給さ
れているか否かによって切換ねり、第二変速弁50はそ
の制御ボートに前記第一の所定値P1より高い第二の所
定値P2の制御油圧が供給されてるか否かによって切換
わるようになっている。主変速装置用ソレノイド弁51
はデューティ比制御によプて第一変速弁49及び第二変
速弁5oの制御ポートに供給する制御油圧を発生するも
のであり、該ソレノイド弁は、第一の値R1によるデユ
ーティ比のパルス信号によって駆動されている時には第
一の所定値P+の油圧を発生し、第二の値R2のデユー
ティ比のパルス信号によって駆動される時には前記第二
の所定値P2の油圧を発生するようになっている。
尚、上述の如き変速弁及びその制御装置は実願昭55−
26596号(実公昭58−38186号)及び特願昭
55−107260号(特開昭56−24246号)に
於て既に提案されており、このことについてより詳細な
説明が必要であるならば、これら出願の公報を参照され
たい。
電子制御装置60は、直結クラッチ用ソレノイド弁46
と副変速機用ソレノイド弁48にオン−オフ信号を出力
し、ライン油圧用ソレノイド弁42と主変速機用ソレノ
イド弁51とに所定のデユーティ比のパルス信号を出力
するようになっており、それらの制御は、スロットル開
度センサ61より与えられる内燃1irIA100のス
ロットル開度に関する情報と、車速センサ62より与え
られる車速に関する情報と、パターンセレクトスイッチ
63より与えられる選択パターンに関する情報と、シフ
トポジションセンサ64より与えられるマニュアルシフ
トレンジに関する情報と、定速走行装置165より与え
られるシフトダウン指令信号とに応じて第3図に示され
ている如きフローチャートに従って行われるようになっ
ている。尚、スロットル開度は機関出力を代表する情報
として用いられ、これはアクセルペダルの踏込量、機関
出力軸のトルクであっても良い。
次に第3図に示されたフローチャート及び第4図乃至第
8図に示された変速パターンのグラフを参照して本発明
による車輌用自動変速機の制御方法の実施要領の一例に
ついて説明する。尚、第4図乃至第8図に示された変速
パターンに於て、実線は各変速段に於けるアップシフト
ラインを、破線は各変速段に於けるダウンシフトライン
を、一点鎖線は各変速段に於て直結クラッチが係合され
る係合ラインを、二点鎖線は各変速段に於て直結クラッ
チが解放される解放ラインを各々示している。
第3図に示されたフローチャートのルーチンは所定時間
毎或いは所定クランク角毎に繰返し実行されるものであ
り、最初のステップ1に於ては、各種センサ、スイッチ
及び定速走行装置65より制御情報を入力することが行
われる。ステップ1の次はステップ2へ進む。
ステップ2に於ては、マニュアルシフトレンジがしレン
ジであるか否かの判別が行われる。Lレンジである時に
はステップ3へ進み、これに対しLレンジでない時にス
テップ4へ進む。
ステップ3に於ては、第4図に示されている如きLレン
ジパターンが選択される。ステップ3の次はステップ1
7へ進む。
ステップ4に於ては、マニュアルシフトレンジがSレン
ジであるか否かの判別が行われる。Sレンジである時に
ステップ5へ進み、これに対しSレンジでない時にはス
テップ8へ進む。
ステップ5に於ては、パターンセレクトスイッチ63に
より設定された変速パターンが出力走行パターンである
か否かの判別が行われる。出力走行パターンである時に
はステップ6へ進み、これに対し出力走行パターンでな
い時、即ち経済走行パターンである時にはステップ7へ
進む。
ステップ6に於ては、第5図に示されている如きSレン
ジPパターン(出力走行パターン)の選択が行われる。
SレンジPパターンは動力性能を重視した変速パターン
であり、この変速パターンに於ては、第一速段と第二速
段と第三速段との間で変速段の切換が行われ、また第三
速段に於てのみ直結クラッチ6の係合が行われる。
ステップ7に於ては、第6図に示されている如きSレン
ジEパターン(経済走行パターン)が選択される。この
SレンジEパターンは燃料経済性を重視した変速パター
ンであり、この変速パターンに於ては、第二速段は達成
されず、第一速段と第三速段との二つの変速段の間で変
速段の切換が行われ、また第三速段に於てのみ直結クラ
ッチ6の係合が行われる。SレンジEパターンに於ける
1→3シフトアツプ線はSレンジPパターンに於ける1
→2シフトアツプ線より低車速側にあり、SレンジEパ
ターンに於ては、SレンジPパターンの比して第3速段
領域が拡大されている。これによりSレンジEパターン
に於ては、SレンジPパターンに比して燃料経済性が向
上する。
ステップ8に於ては、マニュアルシフトレンジがDレン
ジであるか否かの判別が行われる。Dレンジである場合
にはステップ9へ進み、これに対しDレンジでない時に
はステップ12へ進む。
ステップ9に於ては、パターンセレクトスイッチ63に
より選択された変速パターンが出力走行 ・パターンで
あるか否かの判別が行われる。出力走行パターンである
場合にはステップ10ぺ進み、これに対し出力走行パタ
ーンでない時、即ち経済走行パターンである時にはステ
ップ11へ進む。
ステップ10に於ては、第7図に示されている如きDレ
ンジPパターン(出力走行パターン)が選択される。D
レンジPパターンは動力性能を重視した変速パターンで
あり、この変速パターンに於ては、第一速段と第二速段
と第三速段と第四速段と第五速段の全ての変速段の間に
変速段の切換が行われ、前進5段゛による変速が行われ
る。またDレンジPパターンに於ては、第三速段と第四
速段と第五速段の各々に於て直結クラッチ6の係合が行
われる。
ステップ11に於ては、Dレンジに於りる経済走行パタ
ーンである第8図に示されている如きDレンジEパター
ンが選択される。このDレンジEパターンは燃料経済性
を重視した変速パターンであり、この変速パターンに於
ては、第二速段を除き第一速段と第三速段と第四速段と
第五速段との四つの変速段の間で変速段の切換が行われ
、前進四段による変速制御が行われる。またDレンジE
パターンに於ては、第三速段と第四速段と第五速段の各
々に於て直結クラッチ6の係合が行われる。
DレンジEパターンに於ける1→3シフトアツプ線と3
→4シフトアツプ線と4→5シフトアツプ線はDレンジ
Pパターンに於ける1→2シフトアツプ線と3→4シフ
トアツプ線と4→5シフトアツプ線の各々より低車速側
にあり、DレンジEパターンに於ては、DレンジPパタ
ーンに比して低車速にてアップシフトが行われ、これに
応じて燃料経済性が良くなる。
ステップ12に於ては、Rレンジであるか否かの判別が
行われる。Rレンジである時にはステップ13へ進み、
これに対しRレンジでない時、即ちNレンジか或いはP
レンジである時にはステップ14へ進む。
ステップ13に於ては、直結クラッチの解放と後進段へ
の切換が行われる。
ステップ14に於ては、直結クラッチの解放と中立段へ
の切換が行われる。
ステップ3、ステップ6、ステップ7、ステップ10及
びステップ11の次はそれぞれステップ15へ進み、こ
のステップ15に於ては、定速走行装置65がシフトダ
ウン指令信号を出力しているか否かの判別が行われる。
定速走行装置65は自動スロットル開度制御では希望車
速を維持できない時にシフトダウン指令信号を出力する
よう構成されており、シフトダウン指令信号出力時には
ステップ25へ進み、そうでない時にはステップ16へ
進む。
ステップ16に於ては、現在の車速Vが現在のスロット
ル開度に対する現在の変速段より低速の変速段へのシフ
トダウン車速V downより小さいか否かの判別が行
われる。■≦■downである時はシフトダウンを行う
必要がある時であり、この時にはステップ17へ進み、
これに対しV≦V downでない時にはステップ20
へ進む。
ステップ17に於ては、直結クラッチ6の解放が行われ
、次にステップ18へ進む。
ステップ18に於ては、直結クラブf6の解放が開始さ
れてから所定時間が経過したか否かの判別が行われる。
直結クラッチの解放が開始されてから所定時間が経過し
ていない時にはステップ31へ進み、これに対し直結ク
ラッチの解放が開始されてから所定時間が経過するとス
テップ1つへ進む。
ステップ19に於ては、変速段を所定の変速段へ切換え
るシフトダウンが実行される。
ステップ20に於ては、定速走行装置65よりのシフト
ダウン指令によりシフトダウンが実行されてから、即ち
ステップ28或いは30が実行されてから所定時間が経
過したか否かの判別が行われる。このステップ20は変
速ハンチングの発生を回避するために設けられており、
所定時間が経過していない時にはシフトアップを禁止す
べくステップ31へ進み、これに対し所定時間が経過し
た時にはステップ21へ進む。
ステップ21に於ては、現在の車速■が現在のスロット
ル開直に対する現在の変速段より高速の変速段へのシフ
トアップ車速Vuaより大きいか否かの判別が行われる
。■≧Vupである場合はシフトアップを行う必要があ
る時であり、この時にはステップ22へ進み、これに対
し■≧vupでない時はシフトダウンでもシフトアップ
も行う必要がない時であってステップ31へ進む。
ステップ22に於ては、直結クラッチ6を解放すること
が行われる。ステップ22の次はステップ23へ進む。
ステップ23に於ては、直結クラッチ6の解放が開始さ
れてから所定時間が経過したか否かの判別が行われる。
直結クラッチ6の解放が開始されてから所定時間経過し
ていない時にはステップ25へ進み、これに対し直結ク
ラッチ6の解放が開始されてから所定時間が経過した後
にはステップ24へ進む。
ステップ24に於ては、変速段を所定の高速変速段へ切
換えるシフトアップが行われる。   、尚、シフトダ
ウンもシフトアップも直結クラッチの解放が開始されて
から所定時間経過後に実行されるのは、直結クラッチの
解放にはある程度の時間を必要とし、直結クラッチの解
放が完了していない時にシフトダウン或いはシフトアッ
プが行われると、大きい変速ショックが生じる虞れがあ
るからである。
ステップ25は定速走行装置65がシフトダウン指令信
号を出力している時に実行されるステップであり、この
ステップ25に於ては、直結クラッチ6を解放すること
が行われ、次にステップ26へ進む。
ステップ26に於ては、直結クラッチ6の解放が開始さ
れてから所定時間が経過したか否かの判別が行われる。
直結クラッチの解放が開始されてから所定時間が経過し
ていない時にはステップ31へ進み、これに対し直結ク
ラッチの解放が開始されてから所定時間が経過するとス
テップ27へ進む。
ステップ27に於ては、副歯車変速側[0の変速段が高
速段(増速段)であるか否かの判別が行われる。副歯車
変速装置10の変速段が高速段である時にはステップ2
8へ進み、これに対しa1歯車変速装置10の変速段が
高速段でない時、即ち低速段(直結段)である時にはス
テップ29へ進む。
ステップ28に於ては、副歯車変速装置10の変速段を
低速段へ切換えることが行われる。即ち、ODクラッチ
17を係合させてODブレーキ18を解放させることが
行われる。例えば、第五速段にて走行している時には第
四速段へのシフトダウンが行われる。
ステップ29に於ては、主歯車変速装置11の変速段が
最低速段であるか否か、即ら第一速段であるか否かの判
別が行われる。第一速段である時にはそれ以上のシフト
ダウンが行われないからステップ31へ進み、これに対
し第一速段でない時にはステップ30へ進む。
ステップ30に於ては、主歯車変速装W111?変速段
を現在の変速段より一段低速段へ切換え且副歯車変速装
置10の変速段を高速段へ切換えることが行われる。例
えば、第四速段にて走行している時に定速走行装置65
よりシフトダウン指令が与えられると、第三速段と第四
速段との間の中間変速段が成立するようになる。この中
間変速段の変速比はi、osoである。
ステップ31に於ては、車輌の制動が行われているか否
かの判別が行われる。車輌制動中は内燃機関がスト−ル
することを回避すべく直結クラッチの解放が行われるよ
うステップ32へ進み、これに対し車輌制動中でない時
にはステップ33へ進む。
ステップ32に於ては、直結クラッチ6の解放が行われ
る。
ステップ33に於ては、スロットル弁が全開、即ちアイ
ドル開度位置にある時か否かの判別が行われる。スロッ
トル弁が全開である時にはアイドル振動及び車輌発進時
のショックを低減するために直結クラッチ6を解放すべ
くステップ32へ進む。スロットル弁が全閉でない時に
はステップ34へ進む。
ステップ34に於ては、現在の車速が現在の変速段に於
ける直結クラッチ解放車速V roffより小さいか否
かの判別が行われる。V≦V roffである時にはス
テップ32へ進み、これに対し■≦Vr。
frでない時にはステップ35へ進む。
ステップ35に於ては、現在の車速が現在の変速段に於
ける直結クラッチ係合車速V ronより大きいか否か
の判別が行われる。V≧V ronである時にはステッ
プ36へ進み、これに対しV≧ronでない時にはリセ
ットされる。
ステップ36に於ては、シフト後に所定時間が経過した
かの判別が行われる。シフト後に所定時間達経過してい
ない時にはリセットされ、これに対しシフト後に所定時
間が経過した時にはステップ37へ進む。
ステップ37に於ては、直結クラッチ6の係合が行われ
る。
上述の如きフローチャートに従って変速制御が行われる
ことにより、定速走行装置よりシフトダウン指令が与え
られていない時には選択パターンに従うて四つの変速段
の間或いは五つの変速段の間で変速段の切換えが行われ
、定速走行装置よりシフトダウン指令が与えられている
時には選択パターンに基づりtIIi御に凌駕して六つ
の変速段の間できめ櫂かいシフトダウンが行われる。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に説
明したが、・本発明は、これらに限定されるものではな
く、本発明の笥囲内にて種々の実施例が可能であること
は当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による変速制御方法の実施に使用される
車輌用自動変速機の一つの実施例を示す概略構成図、第
2図は本発明による変速制御方法の実施に使用される油
圧llIm装置及び電子制御装置の一つの実施例を示す
概略構成図、第3図は本発明による車輌用自動変速機の
変速1ill@方法の実m要領の一例を示すフローチャ
ート、第4図はしレンジパターンの一例を示す変速線図
、第5図はSレンジパターンの一例を示す変速線図、第
6図はSレンジパターンの一例を示す変速線図、第7図
はDレンジパターンの一例を示す変速線図、第8図はD
レンジパターンの一例を示す変速線図である。 1・・・車輌用自動変速機、2・・・流体式トルクコン
バータ、3・・・ポンプ羽根車、4・・・タービン羽根
車。 5・・・ステータ羽根車、6・・・直結クラッチ、7・
・・歯車変速装置、8・・・出力軸、9・・・入力軸、
10・・・副歯車変速装置、11・・・主歯車変速装置
、12・・・サンギア、13・・・リングギア、14・
・・プラネタリビニオン、15・・・キャリア、16・
・・ワンウェイクラッチ、17・・・ODクラッチ、1
8・・・00ブレーキ。 19・・・中間軸、20・・・フロントサンギア、21
・・・リアサンギア、22・・・フロントリングギア、
23・・・す7リングギア、24・・・フロントプラネ
タリビニオン、25・・・リアプラネタリビニオン、2
6・・・フロントサンギア、27・・・リアキセリア、
28・・・フォワードクラッヂ、2つ・・・ダイレクト
クラッヂ。 30.31・・・シフト用ブレーキ、32・・・ワンウ
ェイクラッチ、40・・・油圧制御装置、41・・・オ
イルポンプ、42・・・う、イン油圧用ソレノイド弁、
43・・・マニュアルシフトレバ−144・・・マニュ
アルシフト弁、45・・・直結クラッチ制御弁、46・
・・直結クラップ−用ソレノイド弁、47・・・副変速
機用変速弁、48・・・副変速機用ソレノイド弁、4つ
・・・第一変速弁、50・・・第二妻達弁、51・・・
主変速装置用ソレノイド弁、60・・・電子制御装置、
61・・・スロッ]−ル開度しンリ、62・・・車速セ
ンサ、63・・・バターンセレクトスイッチ、64・・
・シフトポジションセンサ、65・・・定速走行装置 筒 許 出 願 人  トヨタ自動車株式会社代   
理   人  弁理士  明石 昌毅中−ベロN7−?
匡穂 −KOむム→巨靜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも二つの変速段の間に切換わる主変速装置と二
    つの変速段の間に切換わる副変速装置とを動力伝達経路
    で見て互いに直列に有する車輌自動変速機の変速制御方
    法に於て、定速走行装置よりシフトダウン指令を与えら
    れた時には、前記副変速装置の変速段が高速段であれば
    前記主変速装置の変速段を切換えずに前記副変速装置の
    変速段を低速段へ切換え、前記副変速装置の変速段が低
    速段であれば前記主変速装置の変速段を現在の変速段よ
    り一段低速段へ切換え且前記副変速装置の変速段を高速
    段へ切換えることを特徴とする変速制御方法。
JP59249869A 1984-11-27 1984-11-27 車輛用自動変速機の変速制御方法 Pending JPS61129334A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0469645A2 (en) * 1986-11-29 1992-02-05 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle speed control system for motor vehicle having an automatic transmission control system
JP2016223556A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 スズキ株式会社 車両の変速指示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0469645A2 (en) * 1986-11-29 1992-02-05 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle speed control system for motor vehicle having an automatic transmission control system
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