JP3088734B2 - タイヤとホイールの位相合せ装置 - Google Patents

タイヤとホイールの位相合せ装置

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JP3088734B2 JP02199619A JP19961990A JP3088734B2 JP 3088734 B2 JP3088734 B2 JP 3088734B2 JP 02199619 A JP02199619 A JP 02199619A JP 19961990 A JP19961990 A JP 19961990A JP 3088734 B2 JP3088734 B2 JP 3088734B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は自動車等のホイールにタイヤを嵌合するタイ
ヤ組立ラインにおいて使用するタイヤとホイールの位相
合せ装置に関する。
(2)従来の技術 従来のタイヤ組立ラインにおいては、予めタイヤとホ
イールの嵌合部分及びその近辺のユニホミティーを計測
してマーキングし、そのマーキングされたタイヤとホイ
ールを作業員が目視によりその位相を合せてタイヤマウ
ンティングにセットし、該タイヤとホイールを嵌合させ
ていた。
(3)発明が解決しようとする問題点 しかし上記従来の装置によればマーキングを目視によ
り判別しタイヤとホイールを合せていたので正確な位置
合せが困難であると共に手間がかかり、ホイールとタイ
ヤのマークが不一致の状態で嵌合したホイールはその後
ホイールバランサーによりアンバランス量を測定したと
き、そのアンバランス量が大となり、ホイールへのバラ
ンスウエイトの取付け量が相当に大となることもあり、
その取付け作業に手間がかかり、全体として作業性が悪
い問題点があった。
又、ユニホミティーが合ってないと実走行時振動を発
生させる原因となることの問題もあった。
本発明はこのような問題点を解消し、タイヤとホイー
ルとのユニホミティーのマークを正確に合致せしめるこ
とにより、タイヤ組立ラインの自動化を図って作業性を
良好にした位相合せ装置を提供することを目的とする。
(4)問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本発明はホイールを保持
するホイール保持手段と、該ホイールに嵌合するタイヤ
を保持するタイヤ保持手段と、これらホイールとタイヤ
の周辺部に対向した位置に設けられ、これらホイールと
タイヤにそれぞれ表示したユニホミティーのマークの位
相角度を検出するセンサー手段と、該センサー手段から
の検出信号を入力し、これらマークの相互間の位相角度
差に応じて制御信号を出力する制御手段と、該制御信号
を入力し前記ホイール保持手段を回転させる駆動手段と
からなるタイヤとホイールの位相合せ装置において、前
記ホイール保持手段は、上下動可能で且つ回動自在なホ
イールの受杆と、該受杆が上昇し一方から該ホイールを
圧接するのに伴って該ホイールの端面を他方から圧接す
る押圧板からなり、且つ前記タイヤ保持手段は、上下動
可能なタイヤの支承枠と、該支承枠が上昇し一方から該
タイヤの一側面を圧接するのに伴って該タイヤの他側面
を他方から圧接して該タイヤと前記ホイールの嵌合部を
離間する押圧体とからなることを特徴とする。
(5)作用 ホイール保持手段とタイヤ保持手段によりホイール及
びタイヤを同軸上で別々に挟圧保持してタイヤとホイー
ルの嵌合部間を離間し、ユニホミティーマークの位相差
をセンサー手段で検出して制御手段からの制御信号によ
り該位相角度差に応じてホイール保持手段を回転させる
ので、ホイール又を容易に回動させて位相のずれを正確
に合致させることができる。
(6)実施例 本発明の1実施例を図面に従って説明する。
(1)は基台を示し、該基台(1)には、ホイールに
タイヤを嵌合する従来公知のマウンティング装置
(2)、本発明の位相合せ装置(3)及びタイヤ内にエ
アーを充填する従来公知のエアー充填装置(4)を順次
配設すると共に前記基台(1)の上面にレール(5)
(5)を敷設し、これらレール(5)(5)上にホイー
ルとタイヤを載置して移動する複数の台車(6)(6)
を走行可能に設けた。
(3a)は前記基台(1)上に設けた前記位相合せ装置
(3)のフレームを示し、該フレーム(3a)の上部の中
央に回転軸(7)を軸支して該回転軸(7)の下端部の
側方より三方向に突設したL字状支持杆(8a)…(8a)
によって円弧状に形成されホイールを押圧する押圧体
(8)を支持固定し、前記フレーム(3a)の上部の側方
部に操作手段である制御モータ(9)を設けて、該モー
タ(9)の回転軸に固定のプーリ(図示せず)と前記回
転軸(7)の上端部に固定のプーリ(10a)との間にベ
ルト(10b)を掛け渡し、前記制御用モータ(9)の回
転駆動によれば、プーリ、ベルト(10b)及びプーリ(1
0a)を介して前記押圧板(8)を回動するようにした。
(11)は前記フレーム(3a)に溶着されたアングル
(3b)にボルト(11a)…(11a)とナット(11b)…(1
1b)とで上下方向に微動可能に固定されたタイヤ押圧体
を示し、該押圧体(11)は円弧状で断面がL字形に形成
されると共に、その内周は前記押圧体(8)の外周と近
接して形成されている。
(12)は先端が円錐状の突起(12a)を有し図示して
いない軸受で回動自在に軸支されたホイールの受杆を示
し、該受杆(12)は第1エアーシリンダー(12b)によ
り上下動可能に前記ベース(1)に立設されている。
(13)、(13)は移動板(13a)、(13a)の端部に設
けられたタイヤの下面を支承する支承枠を示し、これら
支承枠(13)、(13)は同形でそれぞれ半円弧状に形成
され第2エアーシリンダー(13b)、(13b)により左右
方向から前記受杆(12)の軸芯に対し対称的に進退す
る。
又これら支承枠(13)、(13)は第3エアーシリンダ
ー(13c)、(13c)とガイドベアリング(13d)…(13
d)により上下動可能に形成されている。
(14)は位相角度を検出するセンサーを示し、該セン
サー(14)は例えばCCD撮像センサー等からなりタイヤ
及びホイールに表示されたユニホミティーのマークを検
出するようにした。
尚該センサー(14)はタイヤ用(14a)ホイール用(1
4b)とからなり、これらセンサー(14a)、(14b)から
のマーク検出信号は第7図の如く増幅器(15a)(15b)
により増幅してから波形整形回路(16a)(16b)により
マークのある個所のみで出力パルスのある状態に波形整
形し、これら出力パルスを位相比較回路(17)により位
相比較し、制御手段である制御器(18)によりタイヤ及
びホイールのマーク相互間の位相角度差を減するように
制御信号を発して前記モータ(9)を回動制御するよう
にした。
尚、該センサー(14)は前記押圧板(8)及び押圧体
(11)が円弧状に形成されているのでその切欠部よりタ
イヤ及びホイールのマークを検知することができる。
次に本実施例の作動を第8図により説明する。マウン
ティング装置(2)によりタイヤとホイールとが結合さ
れたタイヤ組立品(A)は該マウンティング装置(2)
と位相合せ装置(3)との間を往復する台車(6)によ
り該位相合せ装置(3)の中央部真下に且つユニホミテ
ィーのマークがセンサー(14)の下方にくるように搬送
されている。(第8図a) 次に第1エアーシリンダー(12b)を作動させ、受杆
(12)を上動し、タイヤ組立品(A)を押圧体(8)に
圧接させる。(第8図b)この圧接によりホイールの端
面が押圧体(8)に圧接すると共にタイヤの側面がタイ
ヤ押圧体(11)の下面に圧接してホイールとタイヤは一
方において間隙(t)を有して離間する。
次に第2エアーシリンダー(13b)(13b)を作動させ
支承枠(B)、(B)を左右からタイヤの真下に進出さ
せる。(第8図c)そして第3エアーシリンダー(13
c)(13c)を作動して前記押圧体(11)と前記支承枠
(13)、(13)とでタイヤを圧縮し(第8図d)、タイ
ヤはその両側においてホイールから間隙(t)を有して
隔離する。
次にセンサー(14)を作動させてタイヤ組立品(A)
のユニホミティーのマークを撮像し相互の位相角度差検
出し、制御器(18)からの制御信号により制御モータ
(9)を回動制御し、これに伴うホイールの回動により
ホイールとタイヤのマークを一致させる。
かくて位相合せ完了のタイヤ組立品(A)をエアー充
填装置(4)に移送し公知の方法によりエアーを充填す
る。
(7)発明の効果 このように本発明によれば、ホイール保持手段とタイ
ヤ保持手段によりホイール及びタイヤを同軸上で別々に
挟圧保持してタイヤとホイールの嵌合部間を離間し、ユ
ニホミティーマークの位相差をセンサー手段で検出して
制御手段からの制御信号により該位相角度差に応じてホ
イール保持手段を回転させるので、ホイールを容易に回
動させてタイヤとホイールとのユニホミティーのマーク
を自動的に正確に合致せしめることが可能となり、タイ
ヤ組立ラインの自動化を図ることができて作業性が格段
に向上し、更に走行特性の良好なタイヤ組立品を提供で
きる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の全体正面図、第2図は位相
合せ装置の個所の平面図、第3図は第1図のII−II截断
平面図、第4図は一方の要部の詳細断面図、第5図は他
方の要部の一部截断正面図、第6図はその平面図、第7
図は制御系のブロック線図、第8図は作動を説明する概
略図である。 (3)……位相合せ装置 (8)、(12)……ホイール保持手段 (9)……駆動手段 (11)、(13)……タイヤ保持手段 (14)……センサー手段 (18)……駆動手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホイールを保持するホイール保持手段と、
    該ホイールに嵌合するタイヤを保持するタイヤ保持手段
    と、これらホイールとタイヤの周辺部に対向した位置に
    設けられ、これらホイールとタイヤにそれぞれ表示した
    ユニホミティーのマークの位相角度を検出するセンサー
    手段と、該センサー手段からの検出信号を入力し、これ
    らマークの相互間の位相角度差に応じて制御信号を出力
    する制御手段と、該制御信号を入力し前記ホイール保持
    手段を回転させる駆動手段とからなるタイヤとホイール
    の位相合せ装置において、前記ホイール保持手段は、上
    下動可能で且つ回動自在なホイールの受杆と、該受杆が
    上昇し一方から該ホイールを圧接するのに伴って該ホイ
    ールの端面を他方から圧接する押圧板からなり、且つ前
    記タイヤ保持手段は、上下動可能なタイヤの支承枠と、
    該支承枠が上昇し一方から該タイヤの一側面を圧接する
    のに伴って該タイヤの他側面を他方から圧接して該タイ
    ヤと前記ホイールの嵌合部を離間する押圧体とからなる
    ことを特徴とするタイヤとホイールの位相合せ装置。
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