JP2899472B2 - 型枠に対する作業装置の位置決め機構 - Google Patents

型枠に対する作業装置の位置決め機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ポール・パイル等のコ
ンクリート製品を遠心締め固め成形する分割可能な型枠
の組立締緩具であるネジ部材の締緩を自動的に行うよう
にした例えばボルト自動締緩装置等の作業装置の位置決
め機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】円柱状のコンクリート製品を遠心締め固
め成形するための型枠は,長尺で半円筒状の本体をもつ
2個の割型からなり,両割型は各々長手方向に沿って突
出したフランジを重合することにより断面円形状となる
ように形成され,上記型枠の分解・組立は,前記フラン
ジに多数設けられたボルト・ナットを締緩することによ
り行われる。このボルトを自動的に締緩する装置として
は例えば特開平01−216806号公報に開示のもの
が知られている。上記公報に開示のボルト自動締緩装置
を図6,図7に示す。図6は正面図,図7は側面図であ
る。同図に示すように,割型101a,101bは長尺
で半円筒状の本体101d,101eと,該本体101
d,101eの半円周両端に設けられたフランジ101
cと,前記本体101d,101eの外周に径方向に突
出させて設けられた円環状の回転支持体102とからな
る。型枠101は,2つのフランジ101cを互いに対
向させて重ね合わせ,強度部材として,前記回転支持体
102をその軸芯方向に等間隔に複数設けたもので,前
記型枠101の分解・組立は,前記フランジ101c上
に多数設けられたネジ部材103a,103bを締緩す
ることにより行われる。なお図7中の一点鎖線Sは,型
枠101の中心軸を示す。このような型枠は、遠心締め
固め成形するコンクリート製品の種類に応じて各種取り
揃えられ,この型枠の種類に応じて上記回転支持体の外
径寸法も異なる。この型枠の分解,組立に供されるボル
ト自動締緩装置104では,型枠101の移動スペース
をまたぐようにコの字形状のフレーム105が設置され
ている。前記型枠101は,台車106の上面に載置さ
れ,該台車106は,1組のレール107上において矢
印119および120方向へ移動可能に載置されてい
る。前記フレーム105には,型枠101のネジ部材1
03a,103bを自動締緩するためのボルト締緩機構
の本体108が,スライドベアリング109により矢印
119および120方向(Y軸方向)へ移動可能に支持
されており,前記本体108は,フレーム105に設け
られたエアシリンダ110によって,フレーム105に
対して移動駆動される。
【0003】このボルト締緩機構では,前記割型101
a,101bに突設されたフランジ101c上のネジ部
材を締緩するために,ナットランナー等からなる複数個
のボルト締緩機111(作業装置)が前記本体108上
に2個ずつそれぞれ対向して配備されており,この対向
した2個のボルト締緩機111が1組となって当該装置
の最も外寄りの定位置を原点として相互に矢印121,
122方向(X軸方向)および上下方向(ネジ部材10
3aのネジ軸方向であってZ軸方向)へも移動可能とな
っている。そして,上記原点は,型枠の種類に関係なく
常に一定である。また,ボルト締緩機111の先端部の
ソケット112は交換可能となっている。前記ボルト締
緩機構の本体108には,クランパプレート116が前
記型枠101に向かって吊設されており,該クランパプ
レート116が前記型枠101の外周面に設けられた回
転支持体102と係合することにより,前記ボルト締緩
機構の本体108は,前記フレーム105のレール10
7上の前記型枠101の移動に伴って移動することがで
きる。前記クランパプレート116は,エアシリンダ1
17により昇降駆動するように取り付けられており,前
記回転支持体102に対して係合もしくは離脱可能とな
っている。次にこのボルト自動締緩装置104の動作を
説明する。前記型枠101が矢印119方向へ移動駆動
され,この型枠101の回転支持体102の通過をリミ
ットスイッチ118が検出した時,前記クランパプレー
ト116が下降駆動される。尚上記リミットスイッチ1
18は,図外の昇降機構により支持され,予めその型枠
の回転支持体の大きさに応じて該回転支持体の通過を検
知し得るような位置に位置決めされている。さらに前記
型枠101が矢印119方向へ移動し、回転支持体10
2とクランパプレート116とが係合することにより,
前記型枠101と本体108とが密着した状態で矢印1
19方向へ移動する。そして前記本体108の矢印11
9方向への移動中に各組のボルト締緩機111が上記各
原点から矢印121,122方向へ相互に移動駆動さ
れ,各ソケット112と各ネジ部材103aとが対応す
る位置にて更に下降駆動され,上記ソケット112によ
り,ネジ部材103aの締緩が行われる。前記ネジ部材
103aの締緩作業が終了すると,前記ボルト締緩機1
11および前記クランパプレート116は回転支持体1
02との接触を回避するために上昇駆動されて原点位置
に復帰し,前記本体108は矢印120方向へ移動駆動
される。そして次の回転支持体102に係合してネジ部
材103bの締緩作業を行うべく待機する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが,上記のよう
な従来のボルト自動締緩装置においては,型枠の種類が
異なる毎に昇降機構を操作してその型枠の回転支持体の
寸法に合わせてリミットスイッチ118の位置を設定変
更しなければならず,作業者にとってその作業は煩わし
いものである。更に,型枠の種類が変更されて例えば小
さくなった場合でも,ボルト締緩機111は常に定位置
である原点を基準として動作されるため,サイクルタイ
ムが長くなり,作業効率が悪くなるという問題点もあっ
た。そこで,本発明の目的とするところは,型枠の種類
が変更された際の上記検出手段の位置決めを,前記従来
装置の場合のような検出手段の位置決め用としての専用
の昇降機構等を用いることなく,極めて簡単且つ安価な
構成にて簡便に実施することができると共に,その型枠
の大きさに応じて作業装置を動作させ得るようにして作
業効率の向上をも同時に図り得る型枠に対する作業装置
の位置決め機構を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明が採用する主たる手段は,その要旨とすると
ころが,異なる種類の円筒状の型枠の外周面にこの型枠
の種類に応じて異なる外径で円環状に突出させて複数の
回転支持体を設け,上記型枠をその軸芯方向へ相対的に
移動させつつ上記回転支持体の通過が検出された際,そ
の検出信号に基づいて上記型枠に作業を施す作業装置を
上記軸芯に対して略直角方向から該型枠に接近させるよ
うにした型枠に対する作業装置の位置決め機構におい
て,上記回転支持体の通過を検出する検出手段を上記作
業装置に伴って移動し得るような部位であって上記型枠
の軸芯を含む水平面の位置より下方に配備すると共に,
型枠の種類に応じて異なる外径の上記回転支持体を上記
検出手段により検出し得る位置をその型枠に対する上記
作業装置の動作原点位置とした点に係る型枠に対する作
業装置の位置決め機構である。
【0006】
【作用】本発明に係る位置決め機構においては,検出手
段が作業装置に伴って該検出手段により回転支持体の通
過を検出し得る位置まで移動されるため,従来装置の場
合のように検出手段の位置決め用としての専用の昇降機
構等は不要である。また,上記のように移動された位置
をその型枠に対する原点位置として作業装置が動作され
るため,その型枠に最も適した最短の距離を動作範囲と
して作業が実施され,その作業効率は改善される。尚,
同一の型枠に係る回転支持体であっても,その使用に伴
って外径寸法が摩耗し,支持体台上での型枠の回転支持
体の位置が下方へ変化するが,上述の如く検出手段は型
枠の軸芯を含む水平面の位置より下方に配備されている
ことから,型枠の位置変化に伴う検知ミスも回避され
る。
【0007】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。なお,
以下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本
発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係る位置決め機構を備え
たボルト自動締緩装置の要部正面図,図2は上記ボルト
自動締緩装置を構成するボルト締緩機の構造を示す正面
図,図3は同側面図,図4は上記ボルト自動締緩装置を
構成する検出手段と回転支持体との関係を示す説明図,
図5は上記ボルト自動締緩装置の動作手順を示すフロー
チャートである。また,図6,図7に示した前記従来の
ボルト自動締緩装置104と共通する要素には,同一の
符号を使用すると共に,その詳細な説明は省略する。こ
の実施例に係るボルト自動締緩装置は,前記従来のボル
ト自動締緩装置104と基本的構造をほぼ同様とし,こ
の従来のボルト自動締緩装置104との相違点は,図
1,図2及び図3に示す如く,各種型枠の回転支持体1
02a乃至102dの相対的な通過を検出する例えば接
触式の第1のリミットスイッチ1をボルト締緩機2(作
業装置)に伴って移動し得るような部位であって各型枠
の軸芯を略含む水平面の位置より下方に一体的に配備す
ると共に,型枠の種類に応じて異なる外径の上記回転支
持体102a乃至102dを上記第1のリミットスイッ
チ1により検出し得る位置をその型枠に対する上記ボル
ト締緩機2のX軸方向に関する動作限定位置としたこと
である。即ち,上記ボルト締緩機2では,本体3の下面
側から駆動軸4が突出して配備されており,該駆動軸4
は,図外の圧縮エア源から供給されるエアの作用により
回転駆動される。上記駆動軸4の先端部には,例えば型
枠101(図6,図7参照)のネジ部材103aに嵌合
されて,該ネジ部材103aを自動的に締緩するソケッ
ト5が嵌挿配備されている。上記本体3は,ブラケット
6に上下方向(Z軸方向)へ摺動自在に支持されてお
り,上記ブラケット6の下面側に取り付けられたエアシ
リンダ7によりスライド駆動される。
【0008】上記エアシリンダ7の下端部には,前記第
1のリミットスイッチ1が配備されている。即ち,この
第1のリミットスイッチ1は,エアシリンダ7の下端部
にブラケット14を介して支持されており,その検知レ
バー1aの未使用の上記回転支持体の軸芯に対する仰角
は略15°〜25°の範囲に設定されている(図4参
照)。上記第1のリミットスイッチ1の上記型枠の軸芯
方向に隣接して,同じく接触式の第2のリミットスイッ
チ8がブラケット14上にこの第1のリミットスイッチ
1と同様の取付形態にて併設されている。上記第2のリ
ミットスイッチ8は,上記型枠の相対的な移動方向に対
して上流側に位置し,該第2のリミットスイッチ8がま
ず回転支持体の通過を検知してその検知信号が出力され
ている間に上記第1のリミットスイッチ1によって同一
の回転支持体の通過を検知された際の信号が出力された
状態において,上記ボルト締緩機2と対向する位置を回
転支持体が間違いなく通過したものと判断される。上記
のような理由から,上記第1のリミットスイッチ1は所
謂回転支持体検知用のリミットスイッチと称され,ま
た,上記第2のリミットスイッチ8は回転支持体判別用
のリミットスイッチと称される。なお,この場合,上記
のような接触式のリミットスイッチに代えて,例えば磁
気センサを用いることも可能である。従って,当該実施
例装置においては,少なくとも各種型枠の回転支持体の
通過を検出する第1のリミットスイッチ1がボルト締緩
機2に伴って移動し得るように構成されている。上記の
ように構成されたボルト締緩機2は,図6,図7におい
て,従来のボルト締緩機111に代わって取り付けられ
る。即ち,前記本体108(図6,図7参照)に配備さ
れ,上記ボルト締緩機2をX軸方向へ移動可能に支持す
る移動機構9(図1参照)のベース10,10に一組の
上記ブラケット6,6が取り付けられている。上記ベー
ス10,10はそれぞれスライドベアリングにてX軸方
向へ摺動自在に支持されており,サーボモータ11によ
り回転駆動されるボールネジ12,12にて相反する方
向へ相互に移動駆動される。
【0009】そして,当該装置においては,上記第1,
第2のリミットスイッチ1,8が各種型枠の回転支持体
の通過を検知し得る位置をその型枠に対する上記ボルト
締緩機2のX軸方向に関する動作原点位置となるように
設定されている。即ち,上記第1,第2のリミットスイ
ッチ1,8の各検知レバー1a,8aと例えば各種型枠
の回転支持体102a乃至102dとのラップ代eが略
一定となるように,その回転支持体に応じて上記原点位
置がa,b,c,dの距離にて設定されている。引き続
き,図5に基づいて,当該ボルト自動締緩装置の動作に
ついて説明する。ボルト締緩機構の本体108が例えば
型枠101に伴って移動を行う動作は従来装置の場合と
同様であるため,その詳細な説明は省略する。ここで
は,本発明の特徴的な部分であるボルト締緩機2の動作
を中心に説明する。尚,同図中,S1,S2,…は各動
作ステップを示す。まず,例えば型枠101(図6,図
7参照)が台車106上に載置されて締緩すべき型枠の
種類が決定される(S1)。引き続き,S2において,
オペレータにより図外の操作盤面上におけるセレクトス
イッチにより型枠の種類が選択され,始動ボタンがON
される(S3)。すると,上記台車106がフレーム1
05に向けて移動を開始する(S4)。同時に,上記ボ
ルト締緩機2は上記型枠101の回転支持体102の外
径寸法に応じた原点位置に向けてX軸方向に関して移動
駆動されて,その原点位置にて位置決めされる(S
5)。この位置決めされた状態では,上記第1,第2の
リミットスイッチ1,8の各検知レバー1a,8aと上
記回転支持体102とのラップ代がeとなる。この状態
で上記台車106が更に移動駆動され,上記第2のリミ
ットスイッチ8にて回転支持体102の通過が検出さ
れ,その検出信号が出力されている状態において(S
6),更に上記第1のリミットスイッチ1にて上記回転
支持体102の通過が検知されると(S7),クランパ
プレート116が下降駆動される(S8)。上記型枠1
01が台車106によって更に矢印119方向(図7参
照)へ移動され,上記回転支持体102とクランパプレ
ート116とが係合することにより(S9),上記型枠
101と本体108とが密着した状態で矢印119方向
へ移動する。
【0010】そして,上記本体108の矢印119方向
への移動中に各組のボルト締緩機2のX軸方向に関する
位置決めが行われ(S10),該ボルト締緩機2の本体
3が下降駆動される(S11)。引き続き,上記ボルト
締緩機2のソケット5がネジ部材103aに嵌合され,
該ソケット5が回転駆動されることにより,上記ネジ部
材103aの締緩が行われる(S12)。その後,上記
本体3が上昇駆動されて(S13),更に上記ボルト締
緩機2が原点位置へ復帰する(S14)。上記のように
してネジ部材103aに対する締緩作業が終了すると,
上記クランパプレート116が上記回転支持体102と
の接触を回避するために上昇駆動され(S15),前記
本体108が原点位置へ復帰する(S16)。そして,
次の回転支持体102に係合してネジ部材103bの締
緩作業を行うべく待機する。上記型枠101のネジ部材
に対する全ての締緩作業が終了したと判断されることに
より(S17),当該装置による締緩作業が終了する。
上記したように本実施例装置においては,第1,第2の
リミットスイッチ1,8がボルト締緩機2に伴って該第
1,第2のリミットスイッチ1,8により回転支持体1
02の通過を検出し得る位置まで移動されるため,従来
装置の場合のようなリミットスイッチ118(図6,図
7参照)の位置決め用としての専用の昇降機構等は不要
である。また,上記のように移動された位置をその型枠
に対する原点位置として上記ボルト締緩機2が動作され
るため,その型枠に最も適した最短の距離を動作範囲と
して作業が実施され,その作業効率も飛躍的に改善され
る。尚,同一の型枠に係る回転支持体であっても,その
使用に伴って外径寸法が摩耗し,例えば台車106上で
の型枠の回転支持体の位置が下方へ変化するが,本実施
例に係る装置では,上述の如く第1,第2のリミットス
イッチ1,8が型枠の軸芯を含む水平の位置より下方に
配備されていることから,型枠の位置変化に伴う検知ミ
ス(第1,第2のリミットスイッチ1,8の検知レバー
1a,8aが回転支持体と接触しないことによる検知ミ
ス)も回避され,回転支持体の検知に係る信頼性が向上
される。尚,上記実施例ではボルト自動締緩装置を例に
説明したが,本発明に係る位置決め機構は,マーキング
装置や塗装装置等にも適用し得ることは言うまでもな
い。この場合,作業装置として刻印ヘッドやスプレーガ
ンを用いることになる。
【0011】
【発明の効果】本発明は,上記したように,異なる種類
の円筒状の型枠の外周面にこの型枠の種類に応じて異な
る外径で円環状に突出させて複数の回転支持体を設け,
上記型枠をその軸芯方向へ相対的に移動させつつ上記回
転支持体の通過が検出された際,その検出信号に基づい
て上記型枠に作業を施す作業装置を上記軸芯に対して略
直角方向から該型枠に接近させるようにした型枠に対す
る作業装置の位置決め機構において,上記回転支持体の
通過を検出する検出手段を上記作業装置に伴って移動し
得るような部位であって上記型枠の軸芯を含む水平面の
位置より下方に配備すると共に,型枠の種類に応じて異
なる外径の上記回転支持体を上記検出手段により検出し
得る位置をその型枠に対する上記作業装置の動作原点位
置としたことを特徴とする型枠に対する作業装置の位置
決め機構であるから,型枠の種類が変更された際の検出
手段の位置決めを,前記従来装置の場合のような検出手
段の位置決め用としての専用の昇降機構等を用いること
なく,極めて簡単且つ安価な構成にて簡便に実施するこ
とができると共に,その型枠の大きさに応じて作業装置
を動作させ得るようにして作業効率の向上をも同時に図
ることができる。更に,同一型枠に係る回転支持体であ
っても,その使用に伴って外径寸法が摩耗し,支持台上
での型枠の回転支持体の位置が下方へ変化するが,上述
の如く検出手段は型枠の軸芯を含む水平面の位置より下
方に配備されていることから,型枠の位置変化に伴う検
知ミスも回避され,回転支持体の検知に係る信頼性が向
上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る位置決め機構を備え
たボルト自動締緩装置の要部正面図。
【図2】 上記ボルト自動締緩装置を構成するボルト締
緩機の構造を示す正面図。
【図3】 同側面図。
【図4】 上記ボルト自動締緩装置を構成する検出手段
と回転支持体との関係を示す説明図。
【図5】 上記ボルト自動締緩装置の動作手順を示すフ
ローチャート。
【図6】 本発明の背景技術を説明するための従来のボ
ルト自動締緩装置の全体構成を示す正面図。
【図7】 同側面図。
【符号の説明】
1…第1のリミットスイッチ 2…ボルト締緩機(作業装置) 8…第2のリミットスイッチ 14…ブラケット 101…型枠 102,102a乃至102d…回転支持体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる種類の円筒状の型枠の外周面にこ
    の型枠の種類に応じて異なる外径で円環状に突出させて
    複数の回転支持体を設け,上記型枠をその軸芯方向へ相
    対的に移動させつつ上記回転支持体の通過が検出された
    際,その検出信号に基づいて上記型枠に作業を施す作業
    装置を上記軸芯に対して略直角方向から該型枠に接近さ
    せるようにした型枠に対する作業装置の位置決め機構に
    おいて,上記回転支持体の通過を検出する検出手段を上
    記作業装置に伴って移動し得るような部位であって上記
    型枠の軸芯を含む水平面の位置より下方に配備すると共
    に,型枠の種類に応じて異なる外径の上記回転支持体を
    上記検出手段により検出し得る位置をその型枠に対する
    上記作業装置の動作原点位置としたことを特徴とする型
    枠に対する作業装置の位置決め機構。
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