JPH0341333A - 動釣合い試験機システム - Google Patents

動釣合い試験機システム

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JPH0341333A
JPH0341333A JP17691789A JP17691789A JPH0341333A JP H0341333 A JPH0341333 A JP H0341333A JP 17691789 A JP17691789 A JP 17691789A JP 17691789 A JP17691789 A JP 17691789A JP H0341333 A JPH0341333 A JP H0341333A
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Akio Kumagai
熊谷 昭夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、ワークピースの不釣合いを測定して、測定
した不釣合い角度位置を標記することのできる動釣合い
試験機システムに関するものである。
〈従来の技術〉 動釣合い試験機でワークピースの不釣合いを測定し、該
測定した不釣合い角度位置等をマーキング装置でワーク
ピースに標記するような動釣合い試験機システムが知ら
れている。
この種のシステムの興味ある先行技術として、本願出願
人の先願にかかるマーキング装置(特願平1−2617
8号)がある。
〈発明が解決しようとする課題〉 この種の動釣合い試験機システムでは、ワークピースを
連続的に処理していく必要があり、そのためには、ワー
クピースを動釣合い試験機のセット位置へ移動させてセ
ットするための機構を組込む必要がある。
この発明は、このような要望に応えてなされたもので、
作業性に優れた動釣合い試験機システムを提供すること
を目的とする。
く課題を解決するための手段〉 この発明は、ワークピースの不釣合いを測定するための
動釣合い試験機と、該動釣合い試験機で測定された不釣
合い角度をワークピースに標記するためのマーキング装
置とを含む動釣合い試験機システムであって、マーキン
グ装置には、セットされたワークピースに対して所定の
マークを標記するための標記手段と、直交する2方向へ
延びる2つのガイド部材を有し、標記手段をガイド部材
に沿って任意量移動させることのできる標記移動手段と
を含み、さらに、ガイド部材に案内され、ワークピース
を動釣合い試験機のセット位置へ移動させるワークピー
ス移動手段が設けられていて、ワークピース移動手段の
ガイド部材12は、標記移動手段の有する2つのガイド
部材の一方のガイド部材が兼用されていることを特徴と
する動釣合い試験機システムである。
またこの発明の動釣合い試験機システムは、ワークピー
ス移動手段にサーボモータを含むことを特徴とするもの
である。
さらにまたこの発明の動釣合い試験機システムは、標記
移動手段にサーボモータを含むことを特徴とするもので
ある。
さらにまたこの発明の動釣合い試験機システムは、さら
に、動釣合い試験機のセット位置へ移動されたワークピ
ースを上下動するためのリフタ手段を含み、該リフタ手
段には、駆動源としてサーボモータが含まれていること
を特徴とするものである。
く作用〉 ワークピース移動手段によって、ワークピースは動釣合
い試験機のセット位置まで移動され、セット位置のワー
クピースはリフタ手段によって動釣合い試験機ヘセット
される。動釣合い試験機で不釣合い測定がされた後、不
釣合い測定信号に基づいてマーキング移動手段が動作し
、標記手段は自動的にワークピースの不釣合い角度位置
に対向する位置へ移動され、その位置に不釣合い量を標
記する。
〈実施例〉 以下には、図面を参照して、この発明の一実施例につい
て詳細に説明する。
第2図は、この発明の一実施例にかかる動釣合い試験機
システムの正面図であり、第3図はその平面図である。
さらに、第4図には、この動釣合い試験機システムによ
ってタイヤ付ホイールの不釣合いを測定している状態が
示されている。
第2図ないし第4図を参照して説明すると、動釣合い試
験機システムは、測定ステーション11、修正ステーシ
ョン12および測定ステーション11ヘワークピースを
供給するための強制アキュムコンベア装置13を有して
いる。
測定ステーション11には、ベツド14上に取付けられ
た振動検出部15と、振動検出部15に備えられたピッ
クアップ16と、振動検出部15の上部に配置されたワ
ークピースWP保持用のエアクランプ装置17と、ワー
クピースWPを移動させる際に用いるローラテーブル1
8と、ローラテーブル18を上下に駆動するためのリフ
タ装置1つと、支柱20に取付けられた下面マーキング
ユニット21とが備えられている。リフタ装置19には
駆動源としてACサーボモータ9が含まれている。下面
マーキングユニット21は、ワークピースの下面側に不
釣合い標記をするためのものである。さらに、振動検出
時にエアクランプ装置17で保持されたワークピースW
Pを回転させるためのバランシング用ACサーボモータ
10が備えられている。
ベツド14には、また、判別テーブル装置22および判
別テーブル装置22においてワークピースを停止させる
ための停止装置23が設けられている。停止装置23は
、ワークピースWPを停止させる場合には図示のように
判別テーブル装置22の状面から突出しており、ワーク
ピースWPを移動させる場合には判別テーブル装置22
の下方へ降下するものである。判別テーブル装置22に
は、ワークピースWPの直径を測定するための測定装置
24が含まれている。
ベツド14の後方側には1対の大きな支持部材25が立
設されていて、支持部材25には上マーキング装置26
、ワークピース移動装置27および垂直判別装置28が
取付けられている。垂直判別装置28は、判別テーブル
装置22に載せられたワークピースの上下方向の幅を検
知するためのものである。
上マーキング装置26およびワークピース移動装置27
には、2本の共通なガイドバー29が設けられていて、
上マーキング装置26およびワークピース移動装置28
は、このガイドバー29に案内されて水平方向へ移動す
ることができるようになっている。
これがこの実施例の特徴の1つである。
より具体的に説明すると、2本のガイドバー29は水平
にかつ左右方向へ平行に配置されており、2本のガイド
バー29と平行に、さらにマーキング装置用駆動軸30
および移動装置用駆動軸31が設けられている。駆動軸
30および31は、いずれも、たとえばボールねじ軸で
あって、駆動軸30は上マーキング装置26およびサー
ボモータ32に連結されている。そして、サーボモータ
32によって駆動軸30が回転されると、上マーキング
装置26はガイドバー29に案内されて左右方向へ移動
することができるものである。
一方、駆動軸31はワークピース移動装置27およびサ
ーボモータ33に連結されていて、サーボモータ33に
よって駆動軸31が回転されると、ガイドバー29に沿
ってワークピース移動装置27が左右方向へ移動される
ものである。
ワークヒース移動装置27には、センタシャフト34が
備えられていて、ワークピースWPを移動させる際には
、このセンタシャフト34が第4図に示すように下方へ
下がり、その状態でワークピース移動装置27が左方へ
移動され、ワークピースwpの移動がなされる。
修正ステーション12には、多数のコロ41が備えられ
た修正台42および表示器43が設けられている。修正
台42の前方側の一部は切欠かれて凹欠部44が設けら
れている。この凹欠部44は、ワークピースWPとして
のたとえばタイヤ付ホイールの下面側にウェイトを取付
ける際に、作業がしやすいように配慮されたものである
修正台42に設けられた複数のコロ41は、ワクピース
WPを修正する際には、ワークピースWPが横方向へ移
動しないように、手動によるストッパ機構が付加されて
いることが好ましい。
表示器43は、測定ステーション11の振動検出部15
で測定された不釣合い角度および量を表示するためのも
のである。作業者は、この表示器43に表示された不釣
合い量に基づいて、ワークピースWPにウェイト等を取
付ける。
強制アキュームコンベア装置13には、エスケープメン
ト装置45が備えられている。エスケープメント装置4
5は、コンベアによって送られてきたワークピースWP
を1個ずつ、一定の感覚で判別テーブル装置22へ送る
ための装置である。
第1図は、上述した上マーキング装置26およびワーク
ピース移動装置27の構成をわかりやすく図解的に表わ
した図である。
第1図に示すように、支持部材25には、X方向移動部
材51が取付けられており、X方向移動部材51にはY
方向移動部材52およびワークピース移動装置27が取
付けられている。
0 X方向移動部材51は、そのフレーム53が支持部材2
5に取付けられており、フレーム53によって、上述し
た2本のガイドバー29および2本の駆動軸30.31
が、X方向に延びるように配置されている。
そして、ガイドバー29および駆動軸30には保持部材
54が挿入嵌合されていて、ACサーボモータ32によ
って駆動軸30が回転されることにより、保持部材54
がガイドバー29に案内されててX方向に移動する。
また、ワークピース移動装置27はガイドバー29およ
び駆動軸31に挿入嵌合されていて、ACサーボモータ
33が回転されることにより、上述の保持部材54の動
きとは全く独立して、ガイドバー29に案内されてX方
向に移動することができる。
保持部材54にはY方向移動部材52が取付けられてい
る。Y方向移動部材52は、フレーム55、フレーム5
5に備えられた2本のガイドレール56および1本の駆
動軸57、ガイドレール51 6および駆動軸57に嵌合された保持部材58ならびに
サーボモータ59を備えている。そして、サーボモータ
5つによって駆動軸57が回転されることによって、保
持部材54はガイドレール56に沿ってY方向へ移動自
在になっている。
さらに、保持部材58には上マーキングユニツ)60が
取付けられている。上マーキングユニツ)60には、た
とえばペイント塊を細いビーム状に噴射するマーキング
ガン(商品名)を用いるのが好ましい。もちろん、マー
キングガンに代え、チョークやスタンプ等を含むマーキ
ングガンツI・を用いてもよい。
ここに、X方向とY方向、換言すればX方向移動部材5
1に備えられたガイドバー29およびY方向移動部材5
2に備えられたガイドレール56とは、平面的に見て、
互いに直交する方向に配置されている。
したがって、Y方向移動部材52はX方向移動部材51
によってX方向へ任意の量だけ移動され、そのYはこ移
動部材52に取付けられた上マーキ2 ングユニット60はY方向移動部祠52によってY方向
へ任意の量たけ移動され得るから、平面的に見ると、X
方向移動部材51およびY方向移動部材52の最大移動
量範囲内において、上マーキングユニット60は任意の
位置へ移動され得る構成になっている。
しかも、X方向移動部材51におけるガイドバー29は
、ワークピース移動装置27の移動案内用バーを兼ねて
いるので、上マーキング装置26およびワークピース移
動装置27の全体としての構成が簡易でかつ少ないスペ
ースで実現できる。
なお、リフタ装置19によってローラテーブル18が降
下され、ワークピースWPが下がると、エアクランプ装
置17によってワークピースWPの中央部がチャッキン
グされる。
この実施例は、以上のように構成されており、リフタ装
置19の駆動源にACサーボモータ9が用いられ、ワー
クピース移動装置27の駆動源、上マーキング装置26
の駆動源にも、それぞれ、ACサーボモータ32.33
.59が採用されて3 いるので、それぞれの装置における動作をスムーズにか
つ短時間で行なうことができる。
また、判別テーブル装置22に載せられたワークピース
WPを、エアクランプ装置17上までワークピース移動
装置27によって移動する際に、その位置決めが正確に
でき、エアクランプ装置17へのワークピースWPのセ
ットが容易になる。
また、従来の装置に採用されていたエアクランプ装置ま
たは油圧シリンダに代えて、ACサーボモータを上述し
た各装置の駆動源として採用することによって、システ
ムの電源を切った場合に、従来装置のごとくエアクラン
プ装置の残圧や油圧の残圧によりしステムが予期外の動
作をする危険性をなくすることができる。
さらに、エアシリンダや油圧シリンダの場合に必要な電
磁弁や油配管等のスペースをとる機械的な構成をなくせ
、システム全体の小型化を図ることができる。
なお、ACサーボモータに代え、DCサーボモータを用
いてもよいことはもちろんである。
4 〈発明の効果〉 この発明は、以上のように構成されているので、システ
ム全体の構成が簡易で、かつ作業性のよい動釣合い試験
機システムとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例にかかる要部構成を示す
図解図である。 第2図は、この発明の一実施例にかかるシステムの構成
を示す正面図である。 第3図は、この発明の一実施例にかかるシステムの構成
を示す平面図である。 第4図は、この発明の一実施例にかかるシステムによっ
てタイヤツケホイールの不釣合い修正処理を行なう状態
を表わす図である。 図において、9,32,33.59・・・ACサーボモ
ータ、11・・・測定ステーション、12・・・修正ス
テーション、15・・・振動検出部、19・・・リフタ
装置、21・・・下面マーキングユニット、26・・・
上マーキング装置、27・・・ワークピース移動装置、
29・・・ガイドバー、30・・・マーキング装置用駆
動5 軸、 31・・・移動装置用駆動軸、 を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ワークピースの不釣合いを測定するための動釣合
    い試験機と、該動釣合い試験機で測定された不釣合い角
    度をワークピースに標記するためのマーキング装置とを
    含む動釣合い試験機システムであつて、 マーキング装置には、 セットされたワークピースに対して所定のマークを標記
    するための標記手段と、 直交する2方向へ延びる2つのガイド部材を有し、標記
    手段をガイド部材に沿って任意量移動させることのでき
    る標記移動手段とを含み、 さらに、ガイド部材に案内され、ワークピースを動釣合
    い試験機のセット位置へ移動させるワークピース移動手
    段が設けられていて、ワークピース移動手段のガイド部
    材12は、標記移動手段の有する2つのガイド部材の一
    方のガイド部材が兼用されていることを特徴とする動釣
    合い試験機システム。
  2. (2)請求項第1項記載の動釣合い試験機システムは、
    ワークピース移動手段にサーボモータを含むことを特徴
    とするものである。
  3. (3)請求項第1項または第2項記載の動釣合い試験機
    システムは、標記移動手段にサーボモータを含むことを
    特徴とするものである。
  4. (4)請求項第1項、第2項または第3項記載の動釣合
    い試験機システムは、 さらに、動釣合い試験機のセット位置へ移動されたワー
    クピースを上下動するためのリフタ手段を含み、 該リフタ手段には、駆動源としてサーボモータが含まれ
    ていることを特徴とするものである。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001159584A (ja) * 1999-09-22 2001-06-12 Bridgestone Corp タイヤ検査方法及び検査装置
JP2007271630A (ja) * 1997-01-24 2007-10-18 Illinois Tool Works Inc <Itw> タイヤ均等性試験装置
JP2010256364A (ja) * 1997-01-24 2010-11-11 Micro-Poise Measurement Systems Llc タイヤ検査システム用入力コンベヤ

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