JP2845500B2 - 動釣合い試験機システム - Google Patents

動釣合い試験機システム

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、ワークピースの不釣合いを測定して、測
定した不釣合い角度位置を標記することのできる動釣合
い試験機システムに関するものである。
<従来の技術> 動釣合い試験機でワークピースの不釣合いを測定し、
該測定した不釣合い角度位置等をマーキング装置でワー
クピースに標記するような動釣合い試験機システムが知
られている。
この種のシステムの興味ある先行技術として、本願出
願人の先願にかかるマーキング装置(特願平1−26178
号)がある。
<発明が解決しようとする課題> この種の動釣合い試験機システムでは、ワークピース
を連続的に処理していく必要ああり、そのためには、ワ
ークピースを動釣合い試験機のセット位置へ移動させて
セットするための機構を組込む必要がある。
この発明は、このような要望に応えてなされたもの
で、作業性に優れた動釣合い試験機システムを提供する
ことを目的とする。
<課題を解決するための手段> この発明は、ワークピースの不釣合いを測定するため
の動釣合い試験機と、該動釣合い試験機で測定された不
釣合い角度をワークピースに標記するためのマーキング
装置とを含む動釣合い試験機システムであって、マーキ
ング装置には、セットされたワークピースに対して所定
のマークを標記するための標記手段と、直交する2方向
へ延びる2つのガイド部材を有し、標記手段をガイド部
材に沿って任意量移動させることのできる標記移動手段
とを含み、さらに、ガイド部材に案内され、ワークピー
スを動釣合い試験機のセット位置へ移動させるワークピ
ース移動手段が設けられていて、ワークピース移動手段
のガイド部材12は、標記移動手段の有する2つのガイド
部材の一方のガイド部材が兼用されていることを特徴と
する動釣合い試験機システムである。
またこの発明の動釣合い試験システムは、ワークピー
ス移動手段にサーボモータを含むことを特徴とするもの
である。
さらにまたこの発明の動釣合い試験機システムは、標
記移動手段にサーボモータを含むことを特徴とするもの
である。
さらにまたこの発明の動釣合い試験機システムは、さ
らに、動釣合い試験機のセット位置へ移動されたワーク
ピースを上下動するためのリフタ手段を含み、該リフタ
手段には、駆動源としてサーボモータが含まれているこ
とを特徴とするものである。
<作用> ワークピース移動手段によって、ワークピースは動釣
合い試験機のセット位置まで移動され、セット位置のワ
ークピースはリフタ手段によって動釣合い試験機へセッ
トされる。動釣合い試験機で不釣合い測定がされた後、
不釣合い測定信号に基づいてマーキング移動手段が動作
し、標記手段は自動的にワークピースの不釣合い角度位
置に対向する位置へ移動され、その位置に不釣合い量を
標記する。
<実施例> 以下には、図面を参照して、この発明の一実施例につ
いて詳細に説明する。
第2図は、この発明の一実施例にかかる動釣合い試験
機システムの正面図であり、第3図はその平面図であ
る。さらに、第4図には、この動釣合い試験機システム
によってタイヤ付ホイールの不釣合いを測定している状
態が示されている。
第2図ないし第4図を参照して説明すると、動釣合い
試験機システムは、測定ステーション11、修正ステーシ
ョン12および測定ステーション11へワークピースを供給
するための強制アキュームコンベア装置13を有してい
る。
測定ステーション11には、ベッド14上に取付けられた
振動検出部15と、振動検出部15に備えられたピックアッ
プ16と、振動検出部15の上部に配置されたワークピース
WP保持用のエアクランプ装置17と、ワークピースWPを移
動させる際に用いるローラテーブル18と、ローラテーブ
ル18を上下に駆動するためのリフタ装置19と、支柱20に
取付けられた下面マーキングユニット21とが備えられて
いる。リフタ装置19には駆動源としてACサーボモータ9
が含まれている。下面マーキングユニット21は、ワーク
ピースの下面側に不釣合いを標記するためのものであ
る。さらに、振動検出時にエアクランプ装置17で保持さ
れたワークピースWPを回転させるためのバランシング用
ACサーボモータ10が備えられている。
ベッド14には、また、判別テーブル装置22および判別
テーブル装置22においてワークピースを停止させるため
の停止装置23が設けられている。停止装置23は、ワーク
ピースWPを停止させる場合には図示のように判別テーブ
ル装置22の状面から突出しており、ワークピースWPを移
動させる場合には判別テーブル装置22の下方へ降下する
ものである。判別テーブル装置22には、ワークピースWP
の直径を測定するための測定装置24が含まれている。
ベッド14の後方側には1対の大きな支持部材25が立設
されていて、支持部材25には上マーキング装置26、ワー
クピース移動装置27および垂直判別装置28が取付けられ
ている。垂直判別装置28は、判別テーブル装置22に載せ
られたワークピースの上下方向の幅を検知するためのも
のである。
上マーキング装置26およびワークピース移動装置27に
は、2本の共通なガイドバー29が設けられていて、上マ
ーキング装置26およびワークピース移動装置28は、この
ガイドバー29に案内されて水平方向へ移動することがで
きるようになっている。
これがこの実施例の特徴の1つである。
より具体的に説明すると、2本のガイドバー29は水平
にかつ左右方向へ平行に配置されており、2本のガイド
バー29と平行に、さらにマーキング装置用駆動軸30およ
び移動装置用駆動軸31が設けられている。駆動軸30およ
び31は、いずれも、たとえばボールねじ軸であって、駆
動軸30は上マーキング装置26およびサーボモータ32に連
結されている。そして、サーボモータ32によって駆動軸
30が回転されると、上マーキング装置26はガイドバー29
に案内されて左右方向へ移動することができるものであ
る。
一方、駆動軸31はワークピース移動装置27およびサー
ボモータ33に連結されていて、サーボモータ33によって
駆動軸31が回転されると、ガイドバー29に沿ってワーク
ピース移動装置27が左右方向へ移動されるものである。
ワークピース移動装置27には、センタシャフト34が備
えられていて、ワークピースWPを移動させる際には、こ
のセンタシャフト34が第4図に示すように下方へ下が
り、その状態でワークピース移動装置27が左方へ移動さ
れ、ワークピースWPの移動がなされる。
修正ステーション12には、多数のコロ41が備えられた
修正台42および表示器43が設けられている。修正台42の
前方側の一部は切欠かれて凹欠部44が設けられている。
この凹欠部44は、ワークピースWPとしてのたとえばタイ
ヤ付ホイールの下面側にウェイトを取付ける際に、作業
がしやすいように配慮されたものである。
修正台42に設けられた複数のコロ41は、ワークピース
WPを修正する際には、ワークピースWPが横方向へ移動し
ないように、手動によるストッパ機構が付加されている
ことが好ましい。
表示器43は、測定ステーション11の振動検出部15で測
定された不釣合い角度および量を表示するためのもので
ある。作業者は、この表示器43に表示された不釣合い量
に基づいて、ワークピースWPにウェイト等を取付ける。
強制アキュームコンベア装置13には、エスケープメン
ト装置45が備えられている。エスケープメント装置45
は、コンベアによって送られてきたワークピースWPを1
個ずつ、一定の感覚で判別テーブル装置22へ送るための
装置である。
第1図は、上述した上マーキング装置26およびワーク
ピース移動装置27の構成をわかりやすく図解的に表わし
た図である。
第1図に示すように、支持部材25には、X方向移動部
材51が取付けられており、X方向移動部材51にはY方向
移動部材52およびワークピース移動装置27が取付けられ
ている。
X方向移動部材51は、そのフレーム53が支持部材25に
取付けられており、フレーム53によって、上述した2本
のガイドバー29および2本の駆動軸30,31が、X方向に
延びるように配置されている。
そして、ガイドバー29および駆動軸30には保持部材54
が挿入嵌合されていて、ACサーボモータ32によって駆動
軸30が回転されることにより、保持部材54がガイドバー
29に案内されててX方向に移動する。
また、ワークピース移動装置27はガイドバー29および
駆動軸31に挿入嵌合されていて、ACサーボモータ33が回
転されることにより、上述の保持部材54の動きとは全く
独立して、ガイドバー29に案内されてX方向に移動する
ことができる。
保持部材54にはY方向移動部材52が取付けられてい
る。Y方向移動部材52は、フレーム55、フレーム55に備
えられた2本のガイドレール56および1本の駆動軸57、
ガイドレール56および駆動軸57に嵌合された保持部材58
ならびにサーボモータ59を備えている。そして、サーボ
モータ59によって駆動軸57が回転されることによって、
保持部材54はガイドレール56に沿ってY方向へ移動自在
になっている。
さらに、保持部材58には上マーキングユニット60が取
付けられている。上マーキングユニット60には、たとえ
ばペイント塊を細いビーム状に噴射するマーキングガン
(商品名)を用いるのが好ましい。もちろん、マーキン
グガンに代え、チョークやスタンプ等を含むマーキング
ユニットを用いてもよい。
ここに、X方向とY方向、換言すればX方向移動部材
51に備えられたガイドバー29およびY方向移動部材52に
備えられたガイドレール56とは、平面的に見て、互いに
直交する方向に配置されている。
したがって、Y方向移動部材52はX方向移動部材51に
よってX方向へ任意の量だけ移動され、そのYほこ移動
部材52に取付けられた上マーキングユニット60はY方向
移動部材52によってY方向へ任意の量だけ移動され得る
から、平面的に見ると、X方向移動部材51およびY方向
移動部材52の最大移動量範囲内において、上マーキング
ユニット60は任意の位置へ移動され得る構成になってい
る。
しかも、X方向移動部材51におけるガイドバー29は、
ワークピース移動装置27の移動案内用バーを兼ねている
ので、上マーキング装置26およびワークピース移動装置
27の全体としての構成が簡易でかつ少ないスペースで実
現できる。
なお、リフト装置19によってローラテーブル18が降下
され、ワークピースWPが下がると、エアクランプ装置17
によってワークピースWPの中央部がチャッキングされ
る。
この実施例は、以上のように構成されており、リフタ
装置19の駆動源にACサーボモータ9が用いられ、ワーク
ピース移動装置27の駆動源、上マーキング装置26の駆動
源にも、それぞれ、ACサーボモータ32,33,59が採用され
ているので、それぞれの装置における動作をスムーズに
かつ短時間で行なうことができる。
また、判別テーブル装置22に載せられたワークピース
WPを、エアクランプ装置17上までワークピース移動装置
27によって移動する際に、その位置決めが正確にでき、
エアクランプ装置17へのワークピースWPのセットが容易
になる。
また、従来の装置に採用されていたエアクランプ装置
または油圧シリンダに代えて、ACサーボモータを上述し
た各装置の駆動源として採用することによって、システ
ムの電源を切った場合に、従来装置のごとくエアクラン
プ装置の残圧や油圧の残圧によりシステムが予期外の動
作をする危険性をなくすることができる。
さらに、エアシリンダや油圧シリンダの場合に必要な
電磁弁や油配管等のスペースをとる機械的な構成をなく
せ、システム全体の小型化を図ることができる。
なお、ACサーボモータに代え、DCサーボモータを用い
てもよいことはもちろんである。
<発明の効果> この発明は、以上のように構成されているので、シス
テム全体の構成が簡易で、かつ作業性のよい動釣合い試
験機システムとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例にかかる要部構成を示す
図解図である。 第2図は、この発明の一実施例にかかるシステムの構成
を示す正面図である。 第3図は、この発明の一実施例にかかるシステムの構成
を示す平面図である。 第4図は、この発明の一実施例にかかるシステムによっ
てタイヤツケホイールの不釣合い修正処理を行なう状態
を表わす図である。 図において、9,32,33,59……ACサーボモータ、11……測
定ステーション、12……修正ステーション、15……振動
検出部、19……リフタ装置、21……下面マーキングユニ
ット、26……上マーキング装置、27……ワークピース移
動装置、29……ガイドバー、30……マーキング装置用駆
動軸、31……移動装置用駆動軸、を示す。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークピースの不釣合いを測定するための
    動釣合い試験機と、該動釣合い試験機で測定された不釣
    合い角度をワークピースに標記するためのマーキング装
    置とを含む動釣合い試験機システムであって、 マーキング装置には、 セットされたワークピースに対して所定のマークを標記
    するための標記手段と、 直交する2方向へ延びる2つのガイド部材を有し、標記
    手段をガイド部材に沿って任意量移動させることのでき
    る標記移動手段とを含み、 さらに、ガイド部材に案内され、ワークピースを動釣合
    い試験機のセット位置へ移動させるワークピース移動手
    段が設けられていて、ワークピース移動手段のガイド部
    材12は、標記移動手段の有する2つのガイド部材の一方
    のガイド部材が兼用されていることを特徴とする動釣合
    い試験機システム。
  2. 【請求項2】請求項第1項記載の動釣合い試験機システ
    ムは、ワークピース移動手段にサーボモータを含むこと
    を特徴とするものである。
  3. 【請求項3】請求項第1項または第2項記載の動釣合い
    試験機システムは、標記移動手段にサーボモータを含む
    ことを特徴とするものである。
  4. 【請求項4】請求項第1項、第2項または第3項記載の
    動釣合い試験機システムは、 さらに、動釣合い試験機のセット位置へ移動されたワー
    クピースを上下動するためのリフタ手段を含み、 該リフタ手段には、駆動源としてサーボモータが含まれ
    ていることを特徴とするものである。
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US6016695A (en) * 1997-01-24 2000-01-25 Illinois Tool Works Inc. Tire uniformity testing system
US6417918B1 (en) * 1999-09-22 2002-07-09 Bridgestone Corporation Tire Inspecting method and apparatus

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