JP3065632B2 - スライデイングルーフ用据付装置 - Google Patents
スライデイングルーフ用据付装置Info
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- cover
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- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
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- B60J7/02—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/08—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position
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- B60J7/1628—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position non-foldable and rigid, e.g. a one-piece hard-top or a single rigid roof panel for covering the passenger compartment
- B60J7/1635—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position non-foldable and rigid, e.g. a one-piece hard-top or a single rigid roof panel for covering the passenger compartment of non-convertible vehicles
- B60J7/1642—Roof panels, e.g. sunroofs or hatches, movable relative to the main roof structure, e.g. by lifting or pivoting
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/02—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
- B60J7/04—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
- B60J7/043—Sunroofs e.g. sliding above the roof
- B60J7/0435—Sunroofs e.g. sliding above the roof pivoting upwardly to vent mode and moving at the outside of the roof to fully open mode
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- Lock And Its Accessories (AREA)
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- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スライディングル−フ、特に傾斜状に開く
形式のリッジスライディングル−フ(ridge sliding ro
of)を自動車に搭載するためのスライディングル−フ用
据付装置に関する。
形式のリッジスライディングル−フ(ridge sliding ro
of)を自動車に搭載するためのスライディングル−フ用
据付装置に関する。
[従来の技術] スライディングル−フ、特にリッジスライディングル
−フ用の据付装置は、西ドイツ国公開特許公報第341990
1号により公知である。このものは2枚の補強板を備え
ている。この補強板は、ル−フ窓の縁の下側に主走向方
向に対して直角を成して係合し、部分的に通路状の支持
体を形成している。そしてこの支持体は、閉位置へ下げ
られたカバ−を支持する。ル−フ窓の縦縁へは二本の案
内レ−ルを取り付けねばならず、ル−フ窓の縦縁はル−
フ上の補強板から隔てて独立に取り付けねばならない。
補強板は、車体ボディの製造時に取り付け可能である。
案内レ−ルは、カバ−支持体の部品又はカバ−駆動機構
の部品、更に駆動カバ−と共に、ボディに取り付け可能
である。この場合のボディは、機械的に取り付けるため
の補助部材、即ち治具が装備済である。このボディへ
は、上記各部品をクランプ若しくは同様な手段により正
しい取付け位置へ仮付けできる。しかしながら、この公
知の据付装置は、次のような不都合を被る。即ち、スラ
イディングル−フをボディに設置して、その作用が利用
可能となるまでに多数の準備的作業を行う必要がある。
例えば、治具は再度取り外す必要があり、また、所定の
カバ−の高さ位置を保証するためには、案内レ−ルの高
さを調整せねばならない。
−フ用の据付装置は、西ドイツ国公開特許公報第341990
1号により公知である。このものは2枚の補強板を備え
ている。この補強板は、ル−フ窓の縁の下側に主走向方
向に対して直角を成して係合し、部分的に通路状の支持
体を形成している。そしてこの支持体は、閉位置へ下げ
られたカバ−を支持する。ル−フ窓の縦縁へは二本の案
内レ−ルを取り付けねばならず、ル−フ窓の縦縁はル−
フ上の補強板から隔てて独立に取り付けねばならない。
補強板は、車体ボディの製造時に取り付け可能である。
案内レ−ルは、カバ−支持体の部品又はカバ−駆動機構
の部品、更に駆動カバ−と共に、ボディに取り付け可能
である。この場合のボディは、機械的に取り付けるため
の補助部材、即ち治具が装備済である。このボディへ
は、上記各部品をクランプ若しくは同様な手段により正
しい取付け位置へ仮付けできる。しかしながら、この公
知の据付装置は、次のような不都合を被る。即ち、スラ
イディングル−フをボディに設置して、その作用が利用
可能となるまでに多数の準備的作業を行う必要がある。
例えば、治具は再度取り外す必要があり、また、所定の
カバ−の高さ位置を保証するためには、案内レ−ルの高
さを調整せねばならない。
公知の換気手段(西ドイツ公告特許公報第1050676
号)においては、換気カバ−は、弾力性を有する係止機
構により、容易に取り外し自在な方式で内側フレ−ムへ
固着される。従って係止機構がカバ−を解除した後は、
非常脱出口としてのル−フ窓を開放するために、カバ−
を後方へ弾き飛ばすことができる。
号)においては、換気カバ−は、弾力性を有する係止機
構により、容易に取り外し自在な方式で内側フレ−ムへ
固着される。従って係止機構がカバ−を解除した後は、
非常脱出口としてのル−フ窓を開放するために、カバ−
を後方へ弾き飛ばすことができる。
カバ−が制御不能に撃ち放たれ、換言すればボディか
ら無理に引き離されるという事実は、全くのところ、他
の車及びその搭乗者が被害を被る相当に危険な状態を成
す。そして車内の上部空間(搭乗者の頭部を動かし得る
空間)は、カバ−の収容に供されるスライディングル−
フフレ−ムにより相当に制限され、しかもそのフレ−ム
は、上部から車内へ突出する。
ら無理に引き離されるという事実は、全くのところ、他
の車及びその搭乗者が被害を被る相当に危険な状態を成
す。そして車内の上部空間(搭乗者の頭部を動かし得る
空間)は、カバ−の収容に供されるスライディングル−
フフレ−ムにより相当に制限され、しかもそのフレ−ム
は、上部から車内へ突出する。
本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑みて成され
たものであり、その目的とするところは、作動準備が整
った状態に完全に組み立て式で制作可能で、車内の上部
空間を制限すること無く簡易な手段によりル−プ窓上に
取り付け可能なスライディングル−フ用据付装置を提供
することである。尚、この据付装置は、非常脱出口とし
てのル−フ窓の迅速な解除を可能とするものである。
たものであり、その目的とするところは、作動準備が整
った状態に完全に組み立て式で制作可能で、車内の上部
空間を制限すること無く簡易な手段によりル−プ窓上に
取り付け可能なスライディングル−フ用据付装置を提供
することである。尚、この据付装置は、非常脱出口とし
てのル−フ窓の迅速な解除を可能とするものである。
[発明の概要] 本発明に係わるスライディングル−フ用据付装置は、
車輌ル−フを傾斜状に開く形式のスライディングル−フ
を自動車に据え付けるためのスライディングル−フ据付
装置であって、 前記スライディングル−フが、前記ル−フの内側に開
口したル−フ窓を閉じるカバ−を備え、 このカバ−は、その後側縁が固定ル−フ表面から上昇
した換気姿勢へ上昇可能であり、 且つ、このカバ−は、前記ル−フ窓の部分的な開放の
ために、前記ル−フ窓の両側縁に固着された案内レ−ル
内に係合する前側摺動要素と後側摺動要素により、上昇
した前記後側縁が後方の前記固定ル−フ表面の上に迫り
出すように縦方向に移動可能であり、 更に、このカバ−は、前記ル−フ窓の前側縁近傍にお
いて前記前側摺動要素上で前記自動車の走向方向に対し
て直交する軸の回りに回動可能であると共に、 このカバ−は、前記後側縁の近傍において前記ル−フ
の側面に枢着された一対の開放レバ−で支持されてお
り、 前記ル−フ窓を取り囲む組立体フレ−ムを備え、この
フレ−ムの上には、前記案内レ−ルと開放レバ−とカバ
−とが互いに邪魔せずに取り付けられ、しかもこれらは
前記固定ル−フ表面の上方から取り付け可能であり、 前記フレ−ムは、その一方側が自在軸受を介して前記
ル−フに連結され、その反対側が前記ル−フに係止可能
であることを特徴とするものである。
車輌ル−フを傾斜状に開く形式のスライディングル−フ
を自動車に据え付けるためのスライディングル−フ据付
装置であって、 前記スライディングル−フが、前記ル−フの内側に開
口したル−フ窓を閉じるカバ−を備え、 このカバ−は、その後側縁が固定ル−フ表面から上昇
した換気姿勢へ上昇可能であり、 且つ、このカバ−は、前記ル−フ窓の部分的な開放の
ために、前記ル−フ窓の両側縁に固着された案内レ−ル
内に係合する前側摺動要素と後側摺動要素により、上昇
した前記後側縁が後方の前記固定ル−フ表面の上に迫り
出すように縦方向に移動可能であり、 更に、このカバ−は、前記ル−フ窓の前側縁近傍にお
いて前記前側摺動要素上で前記自動車の走向方向に対し
て直交する軸の回りに回動可能であると共に、 このカバ−は、前記後側縁の近傍において前記ル−フ
の側面に枢着された一対の開放レバ−で支持されてお
り、 前記ル−フ窓を取り囲む組立体フレ−ムを備え、この
フレ−ムの上には、前記案内レ−ルと開放レバ−とカバ
−とが互いに邪魔せずに取り付けられ、しかもこれらは
前記固定ル−フ表面の上方から取り付け可能であり、 前記フレ−ムは、その一方側が自在軸受を介して前記
ル−フに連結され、その反対側が前記ル−フに係止可能
であることを特徴とするものである。
本発明の基本的概念によれば、カバ−及びその全ての
動作制御機能部材は、それらの組立体フレ−ムについて
の最終的な取付け位置へ、堅固に相互に連結される。そ
の後に必要な作業は、完全な組立式に制作された据付装
置をル−フの仕様位置、即ち各部材の自在軸受へ取り付
けるのみである。係止後は、組立済の据付装置は、その
自重の結果としてル−フ上に組み直されるまで自在軸受
により上方へ、そして次に前方へ軸受側面に回動可能で
ある。それ故、事実上に完全なカバ−窓は非常脱出口と
して利用し得る。据付装置は、車輌への取り付け作業に
先立って、必要な塗装や調整操作も含めて、予め完全に
組み立てることができる。従って、作動試験を施した後
の据付装置は、用意の出来たボディにすぐに取り付ける
車輌製造工程の生産ラインにも、既に製造された車輌に
後に取り付ける組立部署にも供給できる。何れの場合に
も、据付装置は非常に簡易な方法で設置可能であるか
ら、ル−フ窓が設けられた車輌への据付装置の正しい取
り付け、及びル−フへの固定を行うための場所を必要と
するのみである。
動作制御機能部材は、それらの組立体フレ−ムについて
の最終的な取付け位置へ、堅固に相互に連結される。そ
の後に必要な作業は、完全な組立式に制作された据付装
置をル−フの仕様位置、即ち各部材の自在軸受へ取り付
けるのみである。係止後は、組立済の据付装置は、その
自重の結果としてル−フ上に組み直されるまで自在軸受
により上方へ、そして次に前方へ軸受側面に回動可能で
ある。それ故、事実上に完全なカバ−窓は非常脱出口と
して利用し得る。据付装置は、車輌への取り付け作業に
先立って、必要な塗装や調整操作も含めて、予め完全に
組み立てることができる。従って、作動試験を施した後
の据付装置は、用意の出来たボディにすぐに取り付ける
車輌製造工程の生産ラインにも、既に製造された車輌に
後に取り付ける組立部署にも供給できる。何れの場合に
も、据付装置は非常に簡易な方法で設置可能であるか
ら、ル−フ窓が設けられた車輌への据付装置の正しい取
り付け、及びル−フへの固定を行うための場所を必要と
するのみである。
組立体フレ−ムは、その全周に上方が開口した水路を
備えており、カバ−の縁を支持し、水路は固定ル−フ表
面で終端する排水口に連結されている。この配置構成に
よれば、取付けフレ−ムに関しては、その周囲に通常使
用される縁間隙シ−ルによって、密閉シ−ルを必要とし
ない。従って、幾らかの水は縁間隙シ−ル又は間隙通路
を介してカバ−縁を支持する水路へ入り、そこから固定
ル−フ表面へ流れ去る。
備えており、カバ−の縁を支持し、水路は固定ル−フ表
面で終端する排水口に連結されている。この配置構成に
よれば、取付けフレ−ムに関しては、その周囲に通常使
用される縁間隙シ−ルによって、密閉シ−ルを必要とし
ない。従って、幾らかの水は縁間隙シ−ル又は間隙通路
を介してカバ−縁を支持する水路へ入り、そこから固定
ル−フ表面へ流れ去る。
組立体フレ−ムは、このフレ−ムの外周面を一巡する
カバ−帯に接続してもよい。このカバ−帯の断面形状
は、このカバ−帯の頂部から底部へ外方へ向かって傾斜
して固定ル−フ表面上の間隙で終端し、且つ前記水路の
外壁と共同してキャビティを形成し、このキャビティ
は、前記間隙を介して外方へ開放して排水口で終端す
る。このカバ−帯の形状は、固定ル−フ表面と外側カバ
−表面との間の連続的な移行を保証するのみならず、水
路に接続された排水口を隠し、更に調和するデザインの
場合は、カバ−帯の装飾の作用を装うこともできる。
カバ−帯に接続してもよい。このカバ−帯の断面形状
は、このカバ−帯の頂部から底部へ外方へ向かって傾斜
して固定ル−フ表面上の間隙で終端し、且つ前記水路の
外壁と共同してキャビティを形成し、このキャビティ
は、前記間隙を介して外方へ開放して排水口で終端す
る。このカバ−帯の形状は、固定ル−フ表面と外側カバ
−表面との間の連続的な移行を保証するのみならず、水
路に接続された排水口を隠し、更に調和するデザインの
場合は、カバ−帯の装飾の作用を装うこともできる。
組立体フレ−ムには、固定ル−フ表面に対面する据付
装置の支持面の全周にシ−ルを設けてもよい。これは組
立体フレ−ムと固定ル−フ表面との間の密閉の必要性を
保証し、更にシ−ルの相応の設計の結果として、ル−フ
の異なる曲率(即ち曲率の逸脱)の補償を可能とする。
この補償は、シ−ルの相対的弾性変形により成し遂げら
れる。従って据付装置は、特に概ね平坦なル−フを含む
トラックの運転台の場合においては、異なる車輌のため
の如何なる変更も伴わず当然に使用できる。
装置の支持面の全周にシ−ルを設けてもよい。これは組
立体フレ−ムと固定ル−フ表面との間の密閉の必要性を
保証し、更にシ−ルの相応の設計の結果として、ル−フ
の異なる曲率(即ち曲率の逸脱)の補償を可能とする。
この補償は、シ−ルの相対的弾性変形により成し遂げら
れる。従って据付装置は、特に概ね平坦なル−フを含む
トラックの運転台の場合においては、異なる車輌のため
の如何なる変更も伴わず当然に使用できる。
好ましくは、走向方向における組立体フレ−ムの前方
側に自在軸受が設けられる。そして組立体フレ−ムの後
側に係止手段が設けられる。この構造においては、係止
機構の解除の後、据付装置は上方及び前方へ回動する。
側に自在軸受が設けられる。そして組立体フレ−ムの後
側に係止手段が設けられる。この構造においては、係止
機構の解除の後、据付装置は上方及び前方へ回動する。
自在軸受は組立体フレ−ムに固着された外向き軸受突
起を備えてもよい。この突起は、軸受けピンにより、ル
−フに固定される軸受ブロックに枢着されている。
起を備えてもよい。この突起は、軸受けピンにより、ル
−フに固定される軸受ブロックに枢着されている。
少なくとも一つの係止機構を、自在軸受に対向する組
立体フレ−ムの一側面に設けてもよい。この係止機構
は、組立体フレ−ムの下側で回動可能なレバ−要素、及
び該レバ−要素と係止可能で且つ隣接するル−フ窓に固
定された保持要素とから形成されている。このように形
成された係止機構は、その側面部分の近傍において、組
立体フレ−ムの後方の対応構造内に適切に配置され、そ
の構造の結果として容易に係止解除可能である。レバ−
要素は、組立体フレ−ムに一端が可動結合されたカバ−
板、及び長短の2ア−ムを有するアングルレバ−を備え
てもよい。このアングルレバ−は、カバ−板の他端に可
動結合されている。また、その係止状態においては、可
動結合点の間の仮想接続線に関して存在する頂部死点位
置における保持要素に対して固定された係止ボルト上
に、その短ア−ムが係合する。この場合、アングルレバ
−の長ア−ムはル−フに対して概ね平行を成す。この係
止機構の格別な解除構造は、頂部死点位置によって不所
望の係止解除を防止する。
立体フレ−ムの一側面に設けてもよい。この係止機構
は、組立体フレ−ムの下側で回動可能なレバ−要素、及
び該レバ−要素と係止可能で且つ隣接するル−フ窓に固
定された保持要素とから形成されている。このように形
成された係止機構は、その側面部分の近傍において、組
立体フレ−ムの後方の対応構造内に適切に配置され、そ
の構造の結果として容易に係止解除可能である。レバ−
要素は、組立体フレ−ムに一端が可動結合されたカバ−
板、及び長短の2ア−ムを有するアングルレバ−を備え
てもよい。このアングルレバ−は、カバ−板の他端に可
動結合されている。また、その係止状態においては、可
動結合点の間の仮想接続線に関して存在する頂部死点位
置における保持要素に対して固定された係止ボルト上
に、その短ア−ムが係合する。この場合、アングルレバ
−の長ア−ムはル−フに対して概ね平行を成す。この係
止機構の格別な解除構造は、頂部死点位置によって不所
望の係止解除を防止する。
案内レ−ルは、走向方向に関して両側方及び後方が一
続きのU字形状として組立体フレ−ムに固定できる。柔
軟な駆動ケ−ブルは、案内レ−ルの案内通路内で移動可
能に案内され得る。更に、このケ−ブルは圧縮されて硬
直し、手動またはモ−タで操作される駆動ピニオンに係
合し、後側摺動要素に関連して駆動し得る。駆動ピニオ
ンの駆動機構は組立体フレ−ムの後方に固定される。操
作レバ−は、後側摺動要素の各々に可動結合され、開放
レバ−に枢着され得る。この開放レバ−の一方はカバ−
に可動結合され、他方は組立体フレ−ムに可動結合され
ている。そして操作レバ−は、開放レバ−についてのカ
バ−の側面の可動結合点の近傍における二つの可動結合
点の間で作動する。
続きのU字形状として組立体フレ−ムに固定できる。柔
軟な駆動ケ−ブルは、案内レ−ルの案内通路内で移動可
能に案内され得る。更に、このケ−ブルは圧縮されて硬
直し、手動またはモ−タで操作される駆動ピニオンに係
合し、後側摺動要素に関連して駆動し得る。駆動ピニオ
ンの駆動機構は組立体フレ−ムの後方に固定される。操
作レバ−は、後側摺動要素の各々に可動結合され、開放
レバ−に枢着され得る。この開放レバ−の一方はカバ−
に可動結合され、他方は組立体フレ−ムに可動結合され
ている。そして操作レバ−は、開放レバ−についてのカ
バ−の側面の可動結合点の近傍における二つの可動結合
点の間で作動する。
この配置構成は、カバ−の動作制御のための手段を形
成する。この手段は、案内レ−ルの一続きの構造の結果
として容易に製造可能であり、また組立体フレ−ムに対
して容易に固着できる。力の伝達若しくは転送は、この
目的のために設けられた前述の駆動ケ−ブルにより生じ
る。後側摺動要素の操作レバ−に対する開放レバ−の接
続により、特に好ましい力の伝達が得られ、解放動作と
カバ−移動動作とが同時に且つ迅速に生じる。
成する。この手段は、案内レ−ルの一続きの構造の結果
として容易に製造可能であり、また組立体フレ−ムに対
して容易に固着できる。力の伝達若しくは転送は、この
目的のために設けられた前述の駆動ケ−ブルにより生じ
る。後側摺動要素の操作レバ−に対する開放レバ−の接
続により、特に好ましい力の伝達が得られ、解放動作と
カバ−移動動作とが同時に且つ迅速に生じる。
各開放レバ−は、カバ−が閉状態にある場合に、走向
方向における後方から前方へかけて上方へ傾斜して配置
し、その下端を、組立体フレ−ムの下方の外側へ張り出
した湾曲部に枢着することができる。
方向における後方から前方へかけて上方へ傾斜して配置
し、その下端を、組立体フレ−ムの下方の外側へ張り出
した湾曲部に枢着することができる。
組立体フレ−ムの湾曲部は、開放レバ−の傾斜姿勢が
車内の上部空間を減少させない必要がある。というの
は、組立体フレ−ムは固定ル−フ上から配置され、車内
へ突出する部品が無いためである。
車内の上部空間を減少させない必要がある。というの
は、組立体フレ−ムは固定ル−フ上から配置され、車内
へ突出する部品が無いためである。
組立体フレ−ムは、その側面と後方に、案内レ−ルの
U字状配置に対応する上部開口受部を備え得る。この受
部には案内レ−ルが挿入されて固着され、且つこの受部
は、隔壁により前記水路から隔離されている。従って、
案内レ−ルのための受部は、組立体フレ−ムへの有益な
一体化が可能である。水路の壁、カバ−帯及び宇部の壁
は、組立体フレ−ムと一体的に成形可能である。それ
故、組立体フレ−ムの主要な要素は、例えば適宜なファ
イバ−グラス強化プラスチックからの射出成形などの適
宜な素材から一連に成形できる。
U字状配置に対応する上部開口受部を備え得る。この受
部には案内レ−ルが挿入されて固着され、且つこの受部
は、隔壁により前記水路から隔離されている。従って、
案内レ−ルのための受部は、組立体フレ−ムへの有益な
一体化が可能である。水路の壁、カバ−帯及び宇部の壁
は、組立体フレ−ムと一体的に成形可能である。それ
故、組立体フレ−ムの主要な要素は、例えば適宜なファ
イバ−グラス強化プラスチックからの射出成形などの適
宜な素材から一連に成形できる。
本発明の特徴と利点を一層に明確にするために、本発
明の実施例について添付図面と共に説明すれば以下の通
りである。
明の実施例について添付図面と共に説明すれば以下の通
りである。
[実施例] 図示の実施例の車輌ル−フ1は、第1図中に示された
固定ル−フ面2の補強溝構造から明らかなように、トラ
ックの運転台のル−フである。但し、本発明の据付装置
は、本実施例と同様な方式により各種の自動車(例えば
クロスカントリ−車等)に適用可能である。ル−フ1の
内側にはル−フ窓3が開口され、このル−フ窓3は据付
装置5のカバ−により閉じることができる。また、固定
ル−フ表面2の下側にはル−フ補強部材6が設けられて
いる。このル−フ補強部材6と固定ル−フ表面2とは、
例えば第2図に示されるように、ル−フ窓3を取り囲む
中空状の輪郭を成し、ル−フ窓3の縁を補強する。成形
天蓋7は、ル−フ1にその下側から固定されている。ル
−フ窓3は、その全側部が固定ル−フ表面2、ル−フ補
強部材6及び天蓋7の各縁により区画されている。上方
突出フランジ縁8は、一平面に渡って一巡している。こ
のフランジ縁8の上には、後述の方法により、固定ル−
フ表面2からル−フ窓3上へ向かう形状で装置5が取り
付けられている。装置5は組立体フレ−ム9を有する。
このフレ−ム9は、後述するその輪郭の結果として固有
の剛性を有し、ル−フ窓3を連続的に取り囲んでいる。
フレ−ム9の安定性は、基本的に水路10により生じる。
この水路10は、フレ−ム9の全周に渡り、且つ上方が開
口しており、その外側は周回壁11によって区画され、そ
の内壁はカバ−4の縁を支持する。このカバ−4の縁に
は、その全周に渡る縁間隙シ−ル12が従来の通例の方法
により取り付けられている。このシ−ル12は、カバ−4
が閉じた際に周回壁11へ堅固に係合する。幾らかの水
は、シ−ル12の存在に拘らず間隙通路を介して水路10へ
浸透し、排水口13を経て水路10の外部へ流れ去る。第2
図に示すように排水口13は周回壁11に開けた開口から成
り、固定ル−フ表面2の上方で終端している。幾つかの
排水口13をフレ−ム9の周囲に至るように分布させるこ
とが可能である。本実施例では、カバ−4は一体的なプ
ラスチック射出成形体であり、その下側は、カバ−天蓋
14により仕切られている。
固定ル−フ面2の補強溝構造から明らかなように、トラ
ックの運転台のル−フである。但し、本発明の据付装置
は、本実施例と同様な方式により各種の自動車(例えば
クロスカントリ−車等)に適用可能である。ル−フ1の
内側にはル−フ窓3が開口され、このル−フ窓3は据付
装置5のカバ−により閉じることができる。また、固定
ル−フ表面2の下側にはル−フ補強部材6が設けられて
いる。このル−フ補強部材6と固定ル−フ表面2とは、
例えば第2図に示されるように、ル−フ窓3を取り囲む
中空状の輪郭を成し、ル−フ窓3の縁を補強する。成形
天蓋7は、ル−フ1にその下側から固定されている。ル
−フ窓3は、その全側部が固定ル−フ表面2、ル−フ補
強部材6及び天蓋7の各縁により区画されている。上方
突出フランジ縁8は、一平面に渡って一巡している。こ
のフランジ縁8の上には、後述の方法により、固定ル−
フ表面2からル−フ窓3上へ向かう形状で装置5が取り
付けられている。装置5は組立体フレ−ム9を有する。
このフレ−ム9は、後述するその輪郭の結果として固有
の剛性を有し、ル−フ窓3を連続的に取り囲んでいる。
フレ−ム9の安定性は、基本的に水路10により生じる。
この水路10は、フレ−ム9の全周に渡り、且つ上方が開
口しており、その外側は周回壁11によって区画され、そ
の内壁はカバ−4の縁を支持する。このカバ−4の縁に
は、その全周に渡る縁間隙シ−ル12が従来の通例の方法
により取り付けられている。このシ−ル12は、カバ−4
が閉じた際に周回壁11へ堅固に係合する。幾らかの水
は、シ−ル12の存在に拘らず間隙通路を介して水路10へ
浸透し、排水口13を経て水路10の外部へ流れ去る。第2
図に示すように排水口13は周回壁11に開けた開口から成
り、固定ル−フ表面2の上方で終端している。幾つかの
排水口13をフレ−ム9の周囲に至るように分布させるこ
とが可能である。本実施例では、カバ−4は一体的なプ
ラスチック射出成形体であり、その下側は、カバ−天蓋
14により仕切られている。
フレ−ム9の外周には、その全周に渡るカバ−帯15が
設けられている。このカバ−帯15は、その断面形状が頂
部から底側及び外方へ傾斜するように設計され、その外
面は、固定ル−フ表面2とカバ−4の上表面との間の連
続的な移行、即ち高さ変化を成している。このカバ−帯
15は、固定ル−フ表面2の上方の間隙17で終端する。更
にカバ−帯15は、水路10の外壁を成す周回壁11と共に、
キャビテイ18を形成する。尚、このキャビテイ18は、間
隙17へ貫なるように外側へ開口している。排水口13を介
して水路10から流れ出る水は、キャビテイ18内を通過す
る結果、固定ル−フ表面2上に達し、ここで間隙17を介
して外部へ流れ去り得る。固定ル−フ表面2に面するフ
レ−ム9の支持面19には、その全周に渡るシ−ル20が設
けられている。このシ−ル20は、嵌合及び/または接着
により支持面19へ固定されている。仮に、フレ−ム9が
ル−フ窓3に対する中心位置におけるル−フ1上に位置
したとすると、シ−ル20はフランジ縁8に係合する。そ
して、フレ−ム9がル−フ1へ固定された後、フレ−ム
9は固定ル−フ表面2に対して閉じられる。曲率が不揃
い、或いは不正確であったとしても、寸法取り及び/ま
たは素材の選択が適切な場合においては、シ−ル20は、
ル−フ1に対するフレ−ム9の堅固な接続を可能とす
る。シ−ル20は、フレ−ム9へ固定するに代えて、明ら
かにそれと同様な効果を伴って、例えば接着または粘着
によりフランジ縁8の外面に固定可能である。
設けられている。このカバ−帯15は、その断面形状が頂
部から底側及び外方へ傾斜するように設計され、その外
面は、固定ル−フ表面2とカバ−4の上表面との間の連
続的な移行、即ち高さ変化を成している。このカバ−帯
15は、固定ル−フ表面2の上方の間隙17で終端する。更
にカバ−帯15は、水路10の外壁を成す周回壁11と共に、
キャビテイ18を形成する。尚、このキャビテイ18は、間
隙17へ貫なるように外側へ開口している。排水口13を介
して水路10から流れ出る水は、キャビテイ18内を通過す
る結果、固定ル−フ表面2上に達し、ここで間隙17を介
して外部へ流れ去り得る。固定ル−フ表面2に面するフ
レ−ム9の支持面19には、その全周に渡るシ−ル20が設
けられている。このシ−ル20は、嵌合及び/または接着
により支持面19へ固定されている。仮に、フレ−ム9が
ル−フ窓3に対する中心位置におけるル−フ1上に位置
したとすると、シ−ル20はフランジ縁8に係合する。そ
して、フレ−ム9がル−フ1へ固定された後、フレ−ム
9は固定ル−フ表面2に対して閉じられる。曲率が不揃
い、或いは不正確であったとしても、寸法取り及び/ま
たは素材の選択が適切な場合においては、シ−ル20は、
ル−フ1に対するフレ−ム9の堅固な接続を可能とす
る。シ−ル20は、フレ−ム9へ固定するに代えて、明ら
かにそれと同様な効果を伴って、例えば接着または粘着
によりフランジ縁8の外面に固定可能である。
ル−フ1に対するフレ−ム9の堅固な接続のために、
2個の自在軸受21がフレ−ム9の前面側に設けられてい
る。尚、この自在軸受21は、第1図、第4図及び第5図
のみに、トラックの走向方向に対して右手側に位置して
示されている。この自在軸受21は、第1図に一点鎖線で
示すように自在軸22を形成する。係止機構の解除後につ
いて説明すると、装置5全体が、その据付位置及び係止
位置(第1図乃至第3図及び第5図乃至第7図に示す)
から外れて回動可能であり、固定ル−フ表面2の前面に
係合するまで走向方向前方へ回動する。第4図における
仮想線(一点鎖線)は、装置5の前方回動中の中間状態
を示している。この装置5の回動の結果として、明らか
にル−フ窓3の全面積が開放される。従って運転台から
の非常脱出口が、スライディングル−フ構造の部品によ
る妨げを伴うことなく容易に出現可能である。
2個の自在軸受21がフレ−ム9の前面側に設けられてい
る。尚、この自在軸受21は、第1図、第4図及び第5図
のみに、トラックの走向方向に対して右手側に位置して
示されている。この自在軸受21は、第1図に一点鎖線で
示すように自在軸22を形成する。係止機構の解除後につ
いて説明すると、装置5全体が、その据付位置及び係止
位置(第1図乃至第3図及び第5図乃至第7図に示す)
から外れて回動可能であり、固定ル−フ表面2の前面に
係合するまで走向方向前方へ回動する。第4図における
仮想線(一点鎖線)は、装置5の前方回動中の中間状態
を示している。この装置5の回動の結果として、明らか
にル−フ窓3の全面積が開放される。従って運転台から
の非常脱出口が、スライディングル−フ構造の部品によ
る妨げを伴うことなく容易に出現可能である。
自在軸受21は、その一方側が叉状軸受突起23により形
成され、他方側は軸受ブロック24により形成されてい
る。これら軸受突起23と軸受ブロック24は、軸受ピン25
により相互に枢軸に連結されている。軸受突起23がフレ
−ム9のカバ−帯15に固着される一方、軸受ブロック24
は、ル−フ1の固定ル−フ表面2に取り外し自在に取り
付けられている(第5図参照)。
成され、他方側は軸受ブロック24により形成されてい
る。これら軸受突起23と軸受ブロック24は、軸受ピン25
により相互に枢軸に連結されている。軸受突起23がフレ
−ム9のカバ−帯15に固着される一方、軸受ブロック24
は、ル−フ1の固定ル−フ表面2に取り外し自在に取り
付けられている(第5図参照)。
フレ−ム9の自在軸受21に対する反対側側面には、同
一構造の2組の係止機構26が配置されている。但し、第
1図においては、トラックの右手側に配置された係止機
構26のみが示されている。ここで、係止機構26の詳細な
説明のために第3図を参照する。この係止機構26は、フ
レ−ム9の下側に枢着されたレバ−要素27、及びこレバ
−要素27と共に係止可能な保持要素28を備え、ル−フ1
のル−フ窓縁の隣接部へ固着されている。レバ−要素27
は、長短の二本のア−ムを有するアングルレバ−30、及
びカバ−板29を備えている。カバ−板29は、第1図に示
されるように叉状の構造であり、その一端が自在ボルト
31によりフレ−ム9の軸受ブロック32へ可動接合され、
他端が別の自在ボルト33によりアングルレバ−30へ可動
接合式に連結されている。アングルレバ−30の短手ア−
ムには、その端部に凹面形状の係合面34が設けられてい
る。この係合面34は、第3図に示される係止状態におい
ては、保持要素28に固着された係止ボルト35に係合す
る。この係止ボルト35は、自在ボルト31,33の間の仮想
接続線の外側に配置されている。それ故、頂部の死点位
置により図示の係止状態が確実となる。アングルレバ−
30の短手ア−ムは、保持要素28に固着された係止部材36
と係合する。アングルレバ−30の長手ア−ムは、係止状
態においてはル−フ1に対して概ね並行する。仮に係止
機構26が係止動作のために作動されたとすると、アング
ルレバ−30が下方へ回動し、その短手ア−ムは、係止部
材36に支持されつつ、隣接するル−フ窓縁に対して内側
へ変位する。それに対応して自在ボルト33は、係止ボル
ト35に達するまで反対方向へ変位する。この場合、係止
ボルト35は、自在ボルト31,33の間の仮想接続線の他方
側の固着位置に保持されたままである。レバ−要素27の
更なる回動により、係止ボルト35と係合面34との間の係
合が解除されて係止動作が終了し、装置5は、上述した
如く自在軸受21の回転軸22回りに回動可能である。保持
要素28は、係止動作の後もル−フ1にとどまっている。
尚、この保持要素28もまた叉状の構造を有している(第
1図参照)。上述した配置構成は、同様な方式で係止効
果の解除のための特定の大きさの力によりレバ−要素27
を作動させるように構成することも可能である。これは
不所望の係止解除動作を防止する。係止動作の場合、係
合面34が係止ボルト35に係合するから、レバ−要素27の
力のもとの回動は、第3図に示される係止状態に至る。
係止過程中、フレ−ム9は、シ−ル20の圧縮を伴い固定
ル−フ表面2のフランジ縁8を堅く押し付ける。
一構造の2組の係止機構26が配置されている。但し、第
1図においては、トラックの右手側に配置された係止機
構26のみが示されている。ここで、係止機構26の詳細な
説明のために第3図を参照する。この係止機構26は、フ
レ−ム9の下側に枢着されたレバ−要素27、及びこレバ
−要素27と共に係止可能な保持要素28を備え、ル−フ1
のル−フ窓縁の隣接部へ固着されている。レバ−要素27
は、長短の二本のア−ムを有するアングルレバ−30、及
びカバ−板29を備えている。カバ−板29は、第1図に示
されるように叉状の構造であり、その一端が自在ボルト
31によりフレ−ム9の軸受ブロック32へ可動接合され、
他端が別の自在ボルト33によりアングルレバ−30へ可動
接合式に連結されている。アングルレバ−30の短手ア−
ムには、その端部に凹面形状の係合面34が設けられてい
る。この係合面34は、第3図に示される係止状態におい
ては、保持要素28に固着された係止ボルト35に係合す
る。この係止ボルト35は、自在ボルト31,33の間の仮想
接続線の外側に配置されている。それ故、頂部の死点位
置により図示の係止状態が確実となる。アングルレバ−
30の短手ア−ムは、保持要素28に固着された係止部材36
と係合する。アングルレバ−30の長手ア−ムは、係止状
態においてはル−フ1に対して概ね並行する。仮に係止
機構26が係止動作のために作動されたとすると、アング
ルレバ−30が下方へ回動し、その短手ア−ムは、係止部
材36に支持されつつ、隣接するル−フ窓縁に対して内側
へ変位する。それに対応して自在ボルト33は、係止ボル
ト35に達するまで反対方向へ変位する。この場合、係止
ボルト35は、自在ボルト31,33の間の仮想接続線の他方
側の固着位置に保持されたままである。レバ−要素27の
更なる回動により、係止ボルト35と係合面34との間の係
合が解除されて係止動作が終了し、装置5は、上述した
如く自在軸受21の回転軸22回りに回動可能である。保持
要素28は、係止動作の後もル−フ1にとどまっている。
尚、この保持要素28もまた叉状の構造を有している(第
1図参照)。上述した配置構成は、同様な方式で係止効
果の解除のための特定の大きさの力によりレバ−要素27
を作動させるように構成することも可能である。これは
不所望の係止解除動作を防止する。係止動作の場合、係
合面34が係止ボルト35に係合するから、レバ−要素27の
力のもとの回動は、第3図に示される係止状態に至る。
係止過程中、フレ−ム9は、シ−ル20の圧縮を伴い固定
ル−フ表面2のフランジ縁8を堅く押し付ける。
第1図、第3図、及び第4図を参照すると特に明らか
なように、フレ−ム9には、その側面と後方に上部開口
受部37が設けられ、この受部37は、通り抜け可能な隔壁
38により水路10から分岐されている。この受部37の内側
には、上方から挿入された案内レ−ル39が固着され、第
1図に示されるように、側面及び後方へ連続したU字状
部材の如き1区画を構成している。
なように、フレ−ム9には、その側面と後方に上部開口
受部37が設けられ、この受部37は、通り抜け可能な隔壁
38により水路10から分岐されている。この受部37の内側
には、上方から挿入された案内レ−ル39が固着され、第
1図に示されるように、側面及び後方へ連続したU字状
部材の如き1区画を構成している。
ここで、フレ−ム9に対するカバ−4の移動自在且つ
開放自在な取り付けについて説明する。前側摺動要素41
と後側摺動要素42の係合のために、案内レ−ル39は対向
側に切欠案内路40を有している。この案内路40の両側面
には前側摺動要素41と後側摺動要素42が設けられてい
る。第6図に示されるように、2個の前側摺動要素41
は、水路10を越えて突出し、ジャ−ナル43によりカバ−
4の軸受突起44に対して枢軸接合されている。
開放自在な取り付けについて説明する。前側摺動要素41
と後側摺動要素42の係合のために、案内レ−ル39は対向
側に切欠案内路40を有している。この案内路40の両側面
には前側摺動要素41と後側摺動要素42が設けられてい
る。第6図に示されるように、2個の前側摺動要素41
は、水路10を越えて突出し、ジャ−ナル43によりカバ−
4の軸受突起44に対して枢軸接合されている。
カバ−4の両側面のジャ−ナル43は、カバ−4の前側
縁付近において、走向方向に対して直交する軸を形成す
る。この軸は、フレ−ム9に関するカバ−4の回動変位
を可能とする。
縁付近において、走向方向に対して直交する軸を形成す
る。この軸は、フレ−ム9に関するカバ−4の回動変位
を可能とする。
カバ−4は、その後側縁の付近の両側面が、枢着され
た開放レバ−45によりル−フ側面に支持される。この各
開放レバ−45は、一端が自在ボルト46によりカバ−4に
対して可動接合され、他端が自在ボルト48によりフレ−
ム9に対して可動接合されている。自在ボルト48は、フ
レ−ム9の下方の外側へ張り出した湾曲部49内に配置さ
れている。この湾曲部49のキャビティ50内へ開放レバ−
45が延出し、第7図に示される如く複式レバ−が構成さ
れる。第6図に示される如く開放レバ−45は、カバ−4
が閉状態にある場合、走向方向における後方から前方へ
かけて上方へ傾斜している。
た開放レバ−45によりル−フ側面に支持される。この各
開放レバ−45は、一端が自在ボルト46によりカバ−4に
対して可動接合され、他端が自在ボルト48によりフレ−
ム9に対して可動接合されている。自在ボルト48は、フ
レ−ム9の下方の外側へ張り出した湾曲部49内に配置さ
れている。この湾曲部49のキャビティ50内へ開放レバ−
45が延出し、第7図に示される如く複式レバ−が構成さ
れる。第6図に示される如く開放レバ−45は、カバ−4
が閉状態にある場合、走向方向における後方から前方へ
かけて上方へ傾斜している。
後方の操作レバ−51は、軸受ピン52により各後側摺動
要素42に可能接合されている。この操作レバ−51は、そ
の後端が更なる軸受ピン53を介して開放レバ−45に枢軸
接合されている。軸受ピン53は、2本の自在ボルト48,4
6の間で一方の自在ボルト46付近に配置されている。
要素42に可能接合されている。この操作レバ−51は、そ
の後端が更なる軸受ピン53を介して開放レバ−45に枢軸
接合されている。軸受ピン53は、2本の自在ボルト48,4
6の間で一方の自在ボルト46付近に配置されている。
第6図に示した配置構成の結果として、操作レバ−51
の対応変位を適切に先導するための後側摺動要素42の変
位は、開放レバ−45の時計回りの回動により引き起こさ
れる。但し、この回動は、反時計回りの回動をも伴う。
自在ボルト46は、一点鎖線で示される回転経路上を、開
放レバ−45がその回転経路終端に達してカバ−4の開放
動作が成し遂げられるまで移動する。それと同時に開放
レバ−45が変位する間、開放レバ−45は第6図に一点鎖
線(45)で示される停止位置に達する。この停止位置に
おいては、操作レバ−51が一点鎖線(51)で示される位
置にあることは勿論である。第6図中には、自在ボルト
46、軸受ピン52,53の対応位置がそれぞれ括弧付きの参
照符号で示されている。
の対応変位を適切に先導するための後側摺動要素42の変
位は、開放レバ−45の時計回りの回動により引き起こさ
れる。但し、この回動は、反時計回りの回動をも伴う。
自在ボルト46は、一点鎖線で示される回転経路上を、開
放レバ−45がその回転経路終端に達してカバ−4の開放
動作が成し遂げられるまで移動する。それと同時に開放
レバ−45が変位する間、開放レバ−45は第6図に一点鎖
線(45)で示される停止位置に達する。この停止位置に
おいては、操作レバ−51が一点鎖線(51)で示される位
置にあることは勿論である。第6図中には、自在ボルト
46、軸受ピン52,53の対応位置がそれぞれ括弧付きの参
照符号で示されている。
二重の変位と開放動作とが同時に引き起こされる間、
カバ−4の後側縁は第5図中に一点鎖線で示される移動
経路を辿る。この配置構成は、明らかに変位及び開放動
作を各段階で終了させ得る。従って、カバ−4を任意の
中間位置で止めることができる。カバ−4の開放及び後
方変位により、カバ−4の前側縁とフレ−ム9の前方部
分との間には、両者の間の間隙としての前方換気口が形
成される。
カバ−4の後側縁は第5図中に一点鎖線で示される移動
経路を辿る。この配置構成は、明らかに変位及び開放動
作を各段階で終了させ得る。従って、カバ−4を任意の
中間位置で止めることができる。カバ−4の開放及び後
方変位により、カバ−4の前側縁とフレ−ム9の前方部
分との間には、両者の間の間隙としての前方換気口が形
成される。
図示の実施例においてカバ−4は、従来から知られる
スライディングル−フ駆動装置により駆動される。柔軟
な駆動ケ−ブル55又は56(第1図及び第3図参照)は、
その柔軟性を、案内レ−ル59の面取り案内通路54におけ
る圧縮により導かれた剛性と置換可能である。フレ−ム
9の後方側では、両駆動ケ−ブル55,56が駆動ピニオン5
7と軽く係合している。このピニオン57はフレ−ム9に
回転式に取り付けられ、この回転は、案内通路54内で相
互に移動する所謂ラック方式と同様である。駆動ケ−ブ
ル55は、走向方向右手側に配置された後側摺動要素42に
対し、回し金58(第1図参照)によって軽く接合されて
いる。それに対応して、第1図には図示しない左手側で
は、駆動ケ−ブル56が他の後側摺動要素に対して軽く接
合されている。従って、駆動ピニオン57の回転方向の働
きにより、2個の後側摺動要素は走向方向の前方摺動運
動又はその反対方向の後方摺動運動に同期する。
スライディングル−フ駆動装置により駆動される。柔軟
な駆動ケ−ブル55又は56(第1図及び第3図参照)は、
その柔軟性を、案内レ−ル59の面取り案内通路54におけ
る圧縮により導かれた剛性と置換可能である。フレ−ム
9の後方側では、両駆動ケ−ブル55,56が駆動ピニオン5
7と軽く係合している。このピニオン57はフレ−ム9に
回転式に取り付けられ、この回転は、案内通路54内で相
互に移動する所謂ラック方式と同様である。駆動ケ−ブ
ル55は、走向方向右手側に配置された後側摺動要素42に
対し、回し金58(第1図参照)によって軽く接合されて
いる。それに対応して、第1図には図示しない左手側で
は、駆動ケ−ブル56が他の後側摺動要素に対して軽く接
合されている。従って、駆動ピニオン57の回転方向の働
きにより、2個の後側摺動要素は走向方向の前方摺動運
動又はその反対方向の後方摺動運動に同期する。
各場合において、後側摺動要素42は、可動接合式駆動
レバ−51及び開放レバ−45と共に動き、必然的にカバ−
4と共に動く。
レバ−51及び開放レバ−45と共に動き、必然的にカバ−
4と共に動く。
図示の実施例においては、駆動ピニオン57の回転駆動
は、電機モ−タ59により成される。第1図及び第5図か
ら明らかなように、このモ−タ59はフレ−ム9に固着さ
れ、更に組立フレ−ムケ−シング60に取り囲まれて収納
されている。尚、駆動ピニオン57の回転駆動のために、
公知の方式で手動クランクも設置可能なことは勿論であ
る。
は、電機モ−タ59により成される。第1図及び第5図か
ら明らかなように、このモ−タ59はフレ−ム9に固着さ
れ、更に組立フレ−ムケ−シング60に取り囲まれて収納
されている。尚、駆動ピニオン57の回転駆動のために、
公知の方式で手動クランクも設置可能なことは勿論であ
る。
カバ−4のため全ての駆動要素は、フレ−ム9に固着
されているから、それらはフレ−ム9の係止解除時にお
いてフレ−ム9と互いに回動し得る。この配置構成は、
完全な組み立て、ル−フ1への取り付けに先立つ装置5
の操作テスト及び調整を可能とする。
されているから、それらはフレ−ム9の係止解除時にお
いてフレ−ム9と互いに回動し得る。この配置構成は、
完全な組み立て、ル−フ1への取り付けに先立つ装置5
の操作テスト及び調整を可能とする。
図示の実施例においては、水路10の壁、カバ−帯15と
その上に配置された軸受突起23、及び受部37の壁は、例
えばファイバ−グラス強化プラスチックからの射出成
形、及びフレ−ム9との一体成形など適宜な素材により
一連に成形される。図示の要素により得られた輪郭の結
果として、復元性が強く、捩じれにくくなる。また、湾
曲部49及びケ−シング60も一連の成形が可能である。
その上に配置された軸受突起23、及び受部37の壁は、例
えばファイバ−グラス強化プラスチックからの射出成
形、及びフレ−ム9との一体成形など適宜な素材により
一連に成形される。図示の要素により得られた輪郭の結
果として、復元性が強く、捩じれにくくなる。また、湾
曲部49及びケ−シング60も一連の成形が可能である。
第1図は、本発明に係わる据付装置が取り付けられた車
輌ル−フの断片的な平面図、 第2図は、第1図におけるII−II線に沿って採った断面
図、 第3図は、第1図におけるIII−III線に沿って採った断
面図、 第4図は、第1図におけるIV−IV線に沿って採った断面
図、 第5図は、第1図におけるV−V線に沿って採った断面
図、 第6図は、第1図におけるVI−VI線に沿って採った断面
図、 第7図は、第1図におけるVII−VII線に沿って採った断
面図である。 1……車輌ル−フ、2……固定ル−フ面、 3……ル−フ窓、4……カバ−、 5……据付装置、9……組立体フレ−ム、 10……水路、12……シ−ル、 13……排水口、15……カバ−帯、 23……軸受突起、26……係止機構、 27……レバ−要素、28……保持要素、 32……軸受ブロック、37……上部開口受部、 42……後側摺動要素、44……軸受突起、 45……開放レバ−、49……湾曲部、 50……キャビティ、51……操作レバ−、 52,53……軸受ピン、54……案内通路、 55,56……駆動ケ−ブル、 57……駆動ピニオン、58……回し金、 59……モ−タ(駆動機構)
輌ル−フの断片的な平面図、 第2図は、第1図におけるII−II線に沿って採った断面
図、 第3図は、第1図におけるIII−III線に沿って採った断
面図、 第4図は、第1図におけるIV−IV線に沿って採った断面
図、 第5図は、第1図におけるV−V線に沿って採った断面
図、 第6図は、第1図におけるVI−VI線に沿って採った断面
図、 第7図は、第1図におけるVII−VII線に沿って採った断
面図である。 1……車輌ル−フ、2……固定ル−フ面、 3……ル−フ窓、4……カバ−、 5……据付装置、9……組立体フレ−ム、 10……水路、12……シ−ル、 13……排水口、15……カバ−帯、 23……軸受突起、26……係止機構、 27……レバ−要素、28……保持要素、 32……軸受ブロック、37……上部開口受部、 42……後側摺動要素、44……軸受突起、 45……開放レバ−、49……湾曲部、 50……キャビティ、51……操作レバ−、 52,53……軸受ピン、54……案内通路、 55,56……駆動ケ−ブル、 57……駆動ピニオン、58……回し金、 59……モ−タ(駆動機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイーター・フェーダーマン ドイツ連邦共和国、6450 ハナウ、ア ム・ヘクセンパット 4 (56)参考文献 特開 昭60−219121(JP,A) 実開 昭60−195220(JP,U)
Claims (11)
- 【請求項1】車輌ル−フを傾斜状に開く形式のスライデ
ィングル−フを自動車に据え付けるためのスライディン
グル−フ据付装置であって、 前記スライディングル−フが、前記ル−フの内側に開口
したル−フ窓を閉じるカバ−を備え、 このカバ−は、その後側縁が固定ル−フ表面から上昇し
た換気姿勢へ上昇可能であり、 且つ、このカバ−は、前記ル−フ窓の部分的な開放のた
めに、前記ル−フ窓の両側縁に固着された案内レ−ル内
に係合する前側摺動要素と後側摺動要素により、上昇し
た前記後側縁が後方の前記固定ル−フ表面の上に迫り出
すように縦方向に移動可能であり、 更に、このカバ−は、前記ル−フ窓の前側縁近傍におい
て前記前側摺動要素上で前記自動車の走向方向に対して
直交する軸の回りに回動可能であると共に、 このカバ−は、前記後側縁の近傍において前記ル−フの
側面に枢着された一対の開放レバ−で支持されており、 前記ル−フ窓を取り囲む組立体フレ−ムを備え、このフ
レ−ムの上には、前記案内レ−ルと開放レバ−とカバ−
とが互いに邪魔せずに取り付けられ、しかもこれらは前
記固定ル−フ表面の上方から取り付け可能であり、 前記フレ−ムは、その一方側が自在軸受を介して前記ル
−フに連結され、その反対側が前記ル−フに係止可能で
あることを特徴とするスライディングル−フ用据付装
置。 - 【請求項2】前記フレ−ムは、水路を有し、前記カバ−
の縁を支持すると共に、前記水路は前記固定ル−フ表面
で終端する排水口に連通していることを特徴とする請求
項(1)に記載のスライディングル−フ用据付装置。 - 【請求項3】前記フレ−ムが、このフレ−ムの外周面を
一巡するカバ−帯に接続され、このカバ−帯の断面形状
は、このカバ−帯の頂部から底部へ外方へ向かって傾斜
して固定ル−フ表面上の間隙で終端し、且つ前記水路の
外壁と共同してキャビティを形成し、このキャビティ
は、前記間隙を介して外方へ開放して排水口で終端する
ことを特徴とする請求項(2)に記載のスライディング
ル−フ用据付装置。 - 【請求項4】前記フレ−ムが、前記固定ル−フ表面に対
面する支持面の全周にシ−ルを備えていることを特徴と
する請求項(1)に記載のスライディングル−フ用据付
装置。 - 【請求項5】前記自動車の走向方向における前記フレ−
ムの前側に自在軸受が設けられていることを特徴とする
請求項(1)に記載のスライディングル−フ用据付装
置。 - 【請求項6】前記自在軸受は、前記フレ−ムに固着され
た外方に突出した軸受突起を備え、この軸受突起は、軸
受ピンによって、前記車輌ル−フに固定される軸受ブロ
ックに枢着されていることを特徴とする請求項(1)に
記載のスライディングル−フ用据付装置。 - 【請求項7】前記自在軸受に対面する前記フレ−ムの側
面に、少なくとも一つの係止機構が設けられ、 この係止機構は、前記フレ−ムの下側で回動可能なレバ
−要素と、このレバ−要素を隣接する前記ル−プ窓の縁
に対して固定するように係止可能な保持要素とから形成
されると共に、 前記レバ−要素は、前記フレ−ムに一端を可動結合され
たカバ−板と、このカバ−板の他端に可動結合され、長
短の二本ア−ムを有するアングルレバ−とを備え、 係止状態にあっては、可動結合点間の仮想接続線に関し
て存在する頂部死点位置において前記保持要素に固着さ
れた係止ボルトに対し、前記アングルレバ−の短ア−ム
が係合すると共に、他方の長ア−ムが前記ル−フに対し
て概ね平行を成すこと特徴とする請求項(1)に記載の
スライディングル−フ用据付装置。 - 【請求項8】前記案内レ−ルは、前記走向方向に関する
この案内レ−ルの両側面及び後方が一続きのU字状を成
す配置で前記フレ−ムに固着され、 柔軟な駆動ケ−ブルが前記案内レ−ルの案内通路内で移
動可能に案内され、このケ−ブルは圧縮されて硬直し、
且つ手動またはモ−タで操作される駆動ピニオンに係合
すると共に、前記後側摺動要素と関連して駆動し、 前記駆動ピニオンの駆動機構は前記フレ−ムの後方に固
定され、 操作レバ−が前記後側摺動要素の各々に可動結合され、
この操作レバ−は前記開放レバ−に枢着され、 この開放レバ−の一方が前記カバ−に可動結合され、他
方が前記フレ−ムに可動結合され、 前記操作レバ−が、前記開放レバ−についての前記カバ
−の側面の可動結合点の近傍における二つの可動接合点
の間で作動するとともに、 前記開放レバ−の各々が、前記カバ−が閉状態にある場
合に、走向方向における後方から前方へかけて上方へ傾
斜して配置されると共に、その下端が、前記フレ−ムの
下方の外側へ張り出した湾曲部に枢着されていること特
徴とする請求項(1)に記載のスライディングル−フ用
据付装置。 - 【請求項9】前記フレ−ムが、その側面と後方に、前記
案内レ−ルのU字状配置に対応する上部開口受部を備
え、この受部には前記案内レ−ルが挿入されて固着さ
れ、且つこの受部は、隔壁により前記水路から隔離され
ていること特徴とする請求項(2)に記載のスライディ
ングル−フ用据付装置。 - 【請求項10】前記水路の壁、カバ−帯及び受部の壁
は、前記フレ−ムと一体的に成形されていること特徴と
する請求項(9)に記載のスライディングル−フ用据付
装置。 - 【請求項11】車輌ル−フを傾斜状に開く形式のスライ
ディングル−フを自動車に据え付けるためのスライディ
ングル−フ据付装置であって、 前記スライディングル−フが、前記ル−フの内側に開口
したル−フ窓を閉じるカバ−を備え、 このカバ−は、その後側縁が固定ル−フ表面から上昇し
た換気姿勢へ上昇可能であり、 且つ、このカバ−は、前記ル−フ窓の部分的な開放のた
めに、前記ル−フ窓の両側縁に固着された案内レ−ル内
に係合する前側摺動要素と後側摺動要素により、上昇し
た前記後側縁が後方の前記固定ル−フ表面の上に迫り出
すように縦方向に移動可能であり、 更に、このカバ−は、前記ル−フ窓の前側縁近傍におい
て前記前側摺動要素上で前記自動車の走向方向に対して
直交する軸の回りに回動可能であると共に、 このカバ−は、前記後側縁の近傍において前記ル−フの
側面に枢着された一対の開放レバ−で支持されており、 前記ル−フ窓を取り囲む組立体フレ−ムを備え、このフ
レ−ムの上には、前記案内レ−ルと開放レバ−とカバ−
とが互いに邪魔せずに取り付けられ、しかもこれらは前
記固定ル−フ表面の上方から取り付け可能であり、 前記フレ−ムは、その一方側が自在軸受を介して前記ル
−フに連結され、その反対側が前記ル−フに係止可能で
あることを特徴とする自動車。
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