JP3064436B2 - 現像装置 - Google Patents
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- JP3064436B2 JP3064436B2 JP3015276A JP1527691A JP3064436B2 JP 3064436 B2 JP3064436 B2 JP 3064436B2 JP 3015276 A JP3015276 A JP 3015276A JP 1527691 A JP1527691 A JP 1527691A JP 3064436 B2 JP3064436 B2 JP 3064436B2
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- Japan
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- seal
- developing roller
- roller
- thin layer
- developing
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0806—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
- G03G15/0817—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the lateral sealing at both sides of the donor member with respect to the developer carrying direction
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0896—Arrangements or disposition of the complete developer unit or parts thereof not provided for by groups G03G15/08 - G03G15/0894
- G03G15/0898—Arrangements or disposition of the complete developer unit or parts thereof not provided for by groups G03G15/08 - G03G15/0894 for preventing toner scattering during operation, e.g. seals
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回転される現像ローラ
上のトナーをこれに接触される薄層ブレードによって薄
層化して画像形成装置の像担持体上に転移させて現像を
行う現像装置に関し、特にそのシール技術に関する。
上のトナーをこれに接触される薄層ブレードによって薄
層化して画像形成装置の像担持体上に転移させて現像を
行う現像装置に関し、特にそのシール技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】現像装置においては、その内外を通じさ
せる隙間があると、動作中に現像装置内のアジテータや
トナー補給部材等の回転に伴う圧力の発生により、トナ
ーが外部に噴出する。又、現像装置を交換するときに、
傾けたり上下を反対にして持ったりすると、僅かな隙間
があってもトナーがこぼれてしまう。このため、現像装
置の本体フレームの開口部に設けられる現像ローラと本
体フレームとの間は、現像位置の上流側では薄層ブレー
ドにより、又下流側では弾性シート部材により、それぞ
れシールされる。
せる隙間があると、動作中に現像装置内のアジテータや
トナー補給部材等の回転に伴う圧力の発生により、トナ
ーが外部に噴出する。又、現像装置を交換するときに、
傾けたり上下を反対にして持ったりすると、僅かな隙間
があってもトナーがこぼれてしまう。このため、現像装
置の本体フレームの開口部に設けられる現像ローラと本
体フレームとの間は、現像位置の上流側では薄層ブレー
ドにより、又下流側では弾性シート部材により、それぞ
れシールされる。
【０００３】上流側のシールに関しては、従来の現像装
置では、現像ローラと薄層ブレードとの端部シールを現
像装置の本体フレームに一体として取り付けていた。
置では、現像ローラと薄層ブレードとの端部シールを現
像装置の本体フレームに一体として取り付けていた。
【０００４】しかしこのようにシールを一体として形成
すると、現像ローラと薄層ブレードとでは、一方が回転
体であり他方は固定物であることから、シールに対する
特性が相違するため、何れか一方のシールが不完全にな
り、完全なシールが達成できなかた。又、現像ローラと
薄層ブレード間にできる僅かな隙間を、完全にシールす
ることができなかった。更に、それぞれのシールにそれ
ぞれ最適のシール材料を選定することもできなかった。
すると、現像ローラと薄層ブレードとでは、一方が回転
体であり他方は固定物であることから、シールに対する
特性が相違するため、何れか一方のシールが不完全にな
り、完全なシールが達成できなかた。又、現像ローラと
薄層ブレード間にできる僅かな隙間を、完全にシールす
ることができなかった。更に、それぞれのシールにそれ
ぞれ最適のシール材料を選定することもできなかった。
【０００５】一方、現像位置の後流側のシールに関して
は、従来、弾性シート部材を設けて現像ローラと本体フ
レームとの間をシールする技術は知られていた。しかし
従来のシール方法では、弾性シートの幅のばらつきか
ら、現像ローラの端部シールと弾性シート部材との間に
僅かな隙間が発生することが避けられなかった。そして
この隙間を埋めるために、更に別のシール部材（発砲ウ
レタンゴム等）を追加しなければならなかった。又、弾
性シート部材の両端を現像ローラの端部シール部材に形
成されたスリットに配置する技術も開示されているが
（特開昭６２−２０８０７３号公報参照）、シール部材
の寸法精度、組立精度上において非常な困難性があっ
た。
は、従来、弾性シート部材を設けて現像ローラと本体フ
レームとの間をシールする技術は知られていた。しかし
従来のシール方法では、弾性シートの幅のばらつきか
ら、現像ローラの端部シールと弾性シート部材との間に
僅かな隙間が発生することが避けられなかった。そして
この隙間を埋めるために、更に別のシール部材（発砲ウ
レタンゴム等）を追加しなければならなかった。又、弾
性シート部材の両端を現像ローラの端部シール部材に形
成されたスリットに配置する技術も開示されているが
（特開昭６２−２０８０７３号公報参照）、シール部材
の寸法精度、組立精度上において非常な困難性があっ
た。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術に於
ける上記問題を解決し、現像ローラと本体フレームとの
間のシール性の向上された現像装置を提供することを課
題とする。
ける上記問題を解決し、現像ローラと本体フレームとの
間のシール性の向上された現像装置を提供することを課
題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、回転される現像ローラ上のトナーをこれに
接触される薄層ブレードによって薄層化して画像形成装
置の像担持体上に転移させて現像を行う現像装置であっ
て、前記現像ローラ及び前記薄層ブレードのローラ軸方
向の両端部と現像装置の本体フレームとの間がシール部
材によりシールされている現像装置において、前記シー
ル部材は、前記現像ローラ用シールと前記薄層ブレード
用シールとに分割され、前記現像ローラ用シールは軸方
向の内側且つ前記薄層ブレード側の端部に四角状の切欠
き部を有し、該切欠き部に前記薄層ブレード用シールの
先端角部が密着するように配置されるとともに、前記現
像ローラ用シールの前記切欠き部の軸方向の外側部分と
前記薄層ブレード用シール先端部とがローラ軸方向に見
て重なっていることを特徴とする。
するために、回転される現像ローラ上のトナーをこれに
接触される薄層ブレードによって薄層化して画像形成装
置の像担持体上に転移させて現像を行う現像装置であっ
て、前記現像ローラ及び前記薄層ブレードのローラ軸方
向の両端部と現像装置の本体フレームとの間がシール部
材によりシールされている現像装置において、前記シー
ル部材は、前記現像ローラ用シールと前記薄層ブレード
用シールとに分割され、前記現像ローラ用シールは軸方
向の内側且つ前記薄層ブレード側の端部に四角状の切欠
き部を有し、該切欠き部に前記薄層ブレード用シールの
先端角部が密着するように配置されるとともに、前記現
像ローラ用シールの前記切欠き部の軸方向の外側部分と
前記薄層ブレード用シール先端部とがローラ軸方向に見
て重なっていることを特徴とする。
【０００８】
【作用】本明によれば、現像ローラ用シールと薄層ブレ
ード用シールとを分割するので、回転物と固定物とに対
してそれぞれの特性に合ったシール材料の選択が可能に
なり、現像ローラ及び薄層ブレードのそれぞれのシール
性が向上されるとともに、現像ローラ用シールのうち軸
端において薄層ブレードから突出している部分を薄層ブ
レード用シール側まで延設するので、この延長された部
分により、薄層ブレード及びそのシールの端部が更にシ
ールされることになり、現像ローラと現像ローラに接触
する薄層ブレードの先端部との間にできる僅かな隙間が
シールされる。
ード用シールとを分割するので、回転物と固定物とに対
してそれぞれの特性に合ったシール材料の選択が可能に
なり、現像ローラ及び薄層ブレードのそれぞれのシール
性が向上されるとともに、現像ローラ用シールのうち軸
端において薄層ブレードから突出している部分を薄層ブ
レード用シール側まで延設するので、この延長された部
分により、薄層ブレード及びそのシールの端部が更にシ
ールされることになり、現像ローラと現像ローラに接触
する薄層ブレードの先端部との間にできる僅かな隙間が
シールされる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明に係る現像装置を装備した画像
形成装置の一例であるレーザプリンタの概略構造を示
す。レーザプリンタの本体１００は、上構造体１０１と
下構造体１０２とで構成され、上構造体１０１は下構造
体１０２に軸１０３により開閉自在に取り付けられてい
る。
形成装置の一例であるレーザプリンタの概略構造を示
す。レーザプリンタの本体１００は、上構造体１０１と
下構造体１０２とで構成され、上構造体１０１は下構造
体１０２に軸１０３により開閉自在に取り付けられてい
る。
【００１０】本体１００内のほぼ中央には、像担持体の
一例であるベルト状の感光体１が設けられ、その周面に
は、矢印で示すその回転方向の順に、帯電チャージャ
２、現像装置３、転写チャージャ４、クリーニングユニ
ット５が配置されていて、帯電チャージャ２と現像装置
３との間の書込み位置６で感光体１に書込み光線が入射
して感光体１上を露光するように、書込み光学ユニット
７が設けられている。帯電チャージャ２と書込み光学ユ
ニット７により感光体１上に形成された静電潜像は、現
像装置３により現像されてトナー像として形成される。
一例であるベルト状の感光体１が設けられ、その周面に
は、矢印で示すその回転方向の順に、帯電チャージャ
２、現像装置３、転写チャージャ４、クリーニングユニ
ット５が配置されていて、帯電チャージャ２と現像装置
３との間の書込み位置６で感光体１に書込み光線が入射
して感光体１上を露光するように、書込み光学ユニット
７が設けられている。帯電チャージャ２と書込み光学ユ
ニット７により感光体１上に形成された静電潜像は、現
像装置３により現像されてトナー像として形成される。
【００１１】一方転写紙は、給紙カセット８から給紙ロ
ーラ９により一枚ずつ送り出され、レジストローラ対１
０により、感光体１上に形成されたトナー像と位置が整
合するようにタイミングを合わせて転写部に給送され、
転写チャージャ４によりその上のトナー像が転写され
る。転写後の転写紙は感光体１から分離され、搬送ガイ
ド１３に案内されて定着装置１１まで搬送され、その上
のトナー像が加熱定着され画像が完成され、排紙ローラ
１２によって排紙部１４に搬送され、排紙ガイド１５に
案内されて排紙トレイ１６に排出されスタックされる。
ーラ９により一枚ずつ送り出され、レジストローラ対１
０により、感光体１上に形成されたトナー像と位置が整
合するようにタイミングを合わせて転写部に給送され、
転写チャージャ４によりその上のトナー像が転写され
る。転写後の転写紙は感光体１から分離され、搬送ガイ
ド１３に案内されて定着装置１１まで搬送され、その上
のトナー像が加熱定着され画像が完成され、排紙ローラ
１２によって排紙部１４に搬送され、排紙ガイド１５に
案内されて排紙トレイ１６に排出されスタックされる。
【００１２】図２は実施例の現像装置の概略構造を示
す。現像装置３は、現像部３ａとトナーホッパ部３ｂと
により構成されている。現像部３ａでは、本体フレーム
３１内に、トナー補給部材３２と、開口部に面して設け
られた現像ローラ３３と、本体フレーム３１から現像ロ
ーラ３３に接触するように設けられた薄層ブレード３４
と、現像位置Ｐの下流側において本体フレーム３１の開
口端部３１ｃに取り付けられ現像ローラ３３に接触する
ように弾性シート部材３５が設けられている。トナーホ
ッパ部３ｂには、回転して内部のトナーを攪拌するアジ
テータ３６が設けられている。
す。現像装置３は、現像部３ａとトナーホッパ部３ｂと
により構成されている。現像部３ａでは、本体フレーム
３１内に、トナー補給部材３２と、開口部に面して設け
られた現像ローラ３３と、本体フレーム３１から現像ロ
ーラ３３に接触するように設けられた薄層ブレード３４
と、現像位置Ｐの下流側において本体フレーム３１の開
口端部３１ｃに取り付けられ現像ローラ３３に接触する
ように弾性シート部材３５が設けられている。トナーホ
ッパ部３ｂには、回転して内部のトナーを攪拌するアジ
テータ３６が設けられている。
【００１３】トナーホッパ部３ｂ内に収容されたトナー
は、アジテータ３６によって攪拌されてトナー補給部材
３２側に押し出され、トナー補給部材３２の回転によっ
て同じく回転している現像ローラ３３の表面上に供給さ
れ、薄層ブレード３４によって厚さの均一な薄層状に形
成された後現像位置Ｐまで搬送され、感光体ベルト１と
現像ローラ３３との接触回転により感光体ベルト１上に
形成された静電潜像をトナーにより現像して可視像化す
る。
は、アジテータ３６によって攪拌されてトナー補給部材
３２側に押し出され、トナー補給部材３２の回転によっ
て同じく回転している現像ローラ３３の表面上に供給さ
れ、薄層ブレード３４によって厚さの均一な薄層状に形
成された後現像位置Ｐまで搬送され、感光体ベルト１と
現像ローラ３３との接触回転により感光体ベルト１上に
形成された静電潜像をトナーにより現像して可視像化す
る。
【００１４】現像装置内では、トナー補給部材３２やア
ジテータ３６の回転により圧力が発生し、この内圧によ
るトナーの噴出を防止する必要があり、又現像装置の着
脱時におけるトナーのこぼれを防止する必要があり、こ
のため現像ローラ３３及び薄層ブレード３４の両端をシ
ールすると共に、弾性シート部材３５が設けられてい
る。
ジテータ３６の回転により圧力が発生し、この内圧によ
るトナーの噴出を防止する必要があり、又現像装置の着
脱時におけるトナーのこぼれを防止する必要があり、こ
のため現像ローラ３３及び薄層ブレード３４の両端をシ
ールすると共に、弾性シート部材３５が設けられてい
る。
【００１５】図３は、軸受部３７と薄層ブレード３４と
これを貼り付けるブレードホルダ３４ａとを、現像ロー
ラ３３の軸受部から取り外して分離した状態を示す。こ
れらの部材は、図４に示す如く、一体ユニットとして組
み立てられる。そしてこのユニットを現像ローラ３３に
装着して一体化するには、ユニットを図４（ａ）に示す
状態から矢印Ａ方向に回動させ、同図（ｂ）に示すよう
に薄層ブレード３４を立てた状態にし、図５に示す本体
フレーム３１の軸受穴３１ａに軸受部３７の両端軸３７
ａを落とし込み、再び図４（ａ）に示す状態まで一体ユ
ニットを矢印Ｂ方向へ回動させる。図５の符号３１ｂ
は、端部シール部材を貼り付ける部分を示す。
これを貼り付けるブレードホルダ３４ａとを、現像ロー
ラ３３の軸受部から取り外して分離した状態を示す。こ
れらの部材は、図４に示す如く、一体ユニットとして組
み立てられる。そしてこのユニットを現像ローラ３３に
装着して一体化するには、ユニットを図４（ａ）に示す
状態から矢印Ａ方向に回動させ、同図（ｂ）に示すよう
に薄層ブレード３４を立てた状態にし、図５に示す本体
フレーム３１の軸受穴３１ａに軸受部３７の両端軸３７
ａを落とし込み、再び図４（ａ）に示す状態まで一体ユ
ニットを矢印Ｂ方向へ回動させる。図５の符号３１ｂ
は、端部シール部材を貼り付ける部分を示す。
【００１６】図６は現像ローラ３３及び薄層ブレード３
４の両端部のシール構造を示す。端部シール３８は、本
体フレーム３１と現像ローラ３３との間をシールする現
像ローラ用シールとしてのローラ端部シール３８ａと、
本体フレーム３１と薄層ブレード３４間をシールする薄
層ブレード用シールとしてのブレード端部シール３８ｂ
とに分割されている。ローラ端部シール３８ａは、図５
に示すシール貼り付け部３１ｂに貼り付けられ、一方、
ブレード端部シール３８ｂは、前記シール貼り付け部３
１ｂ又は図３に示すように薄層ブレード３４に貼り付け
られる。ブレードに直接貼り付ければ、薄層ブレードと
シール間にずれが生じず、確実で安定したシールが達成
される。
４の両端部のシール構造を示す。端部シール３８は、本
体フレーム３１と現像ローラ３３との間をシールする現
像ローラ用シールとしてのローラ端部シール３８ａと、
本体フレーム３１と薄層ブレード３４間をシールする薄
層ブレード用シールとしてのブレード端部シール３８ｂ
とに分割されている。ローラ端部シール３８ａは、図５
に示すシール貼り付け部３１ｂに貼り付けられ、一方、
ブレード端部シール３８ｂは、前記シール貼り付け部３
１ｂ又は図３に示すように薄層ブレード３４に貼り付け
られる。ブレードに直接貼り付ければ、薄層ブレードと
シール間にずれが生じず、確実で安定したシールが達成
される。
【００１７】シール部材の材質としては、ローラ端部シ
ール３８ａには、回転体との間をシールすることになる
ため、比較的摩擦係数が小さく且つ経時的にも安定した
テフロンフェルトや植毛ブラシ等の材質が用いられ、一
方、ブレード端部シール３８ｂには、動かない部分間を
シールすることになるため、発砲ポリウレタン等の材質
が用いられ、それぞれのシール特性に適合した材質が選
定される。
ール３８ａには、回転体との間をシールすることになる
ため、比較的摩擦係数が小さく且つ経時的にも安定した
テフロンフェルトや植毛ブラシ等の材質が用いられ、一
方、ブレード端部シール３８ｂには、動かない部分間を
シールすることになるため、発砲ポリウレタン等の材質
が用いられ、それぞれのシール特性に適合した材質が選
定される。
【００１８】シール部は、図７にも示す如く、ローラ端
部シール３８ａがブレード端部シール３８ｂまで延設さ
れた構造になっていて、軸方向に部分的にシール部分が
オーバーラップしている。このような構造にすることに
より、図８（ｂ）に示す如き一体シール３８とした場合
に、現像ローラ３３と薄層ブレード３４との間に生じた
僅かな隙間ｃからの軸方向へのトナーのリークが、図８
（ａ）に示す如く、ローラ端部シール３８ａのオーバラ
ップ部３８ａ−１により隙間ｃがシールされることによ
り完全に防止される。
部シール３８ａがブレード端部シール３８ｂまで延設さ
れた構造になっていて、軸方向に部分的にシール部分が
オーバーラップしている。このような構造にすることに
より、図８（ｂ）に示す如き一体シール３８とした場合
に、現像ローラ３３と薄層ブレード３４との間に生じた
僅かな隙間ｃからの軸方向へのトナーのリークが、図８
（ａ）に示す如く、ローラ端部シール３８ａのオーバラ
ップ部３８ａ−１により隙間ｃがシールされることによ
り完全に防止される。
【００１９】図９及び図１０は、参考例としての弾性シ
ート部材を設けたものである。弾性シート部材３５は、
一端側が本体フレーム３１のうち現像ローラ３３に対向
して設けられている開口端部３１ｃに貼り付けられてい
て、本体フレーム３１のうちの側板３１ｄの幅と同じ幅
を有し、他端側は現像ローラ３３に接触するように配設
されている。そして弾性シート部材３５の現像ローラ３
３に接触する部分は、現像ローラ３３の長さ方向におい
て、現像ローラ端部シールであるローラ端部シール３８
ａ側まで延設し、オーバラップ部３５ａを設けている。
ート部材を設けたものである。弾性シート部材３５は、
一端側が本体フレーム３１のうち現像ローラ３３に対向
して設けられている開口端部３１ｃに貼り付けられてい
て、本体フレーム３１のうちの側板３１ｄの幅と同じ幅
を有し、他端側は現像ローラ３３に接触するように配設
されている。そして弾性シート部材３５の現像ローラ３
３に接触する部分は、現像ローラ３３の長さ方向におい
て、現像ローラ端部シールであるローラ端部シール３８
ａ側まで延設し、オーバラップ部３５ａを設けている。
【００２０】弾性シート部材３５は、例えば厚さ０．０
５〜０．１２５ｍｍのポリエステルフィルム（ＰＥＴ
Ｐ）などの材質により作られている。
５〜０．１２５ｍｍのポリエステルフィルム（ＰＥＴ
Ｐ）などの材質により作られている。
【００２１】又、弾性シート部材３５は、現像ローラ３
３が現像位置Ｐを通過した後、その表面に残留したトナ
ー層を掻き落とすことなく通過させて、これを現像部３
ａ内に戻し得るような圧力で現像ローラ３３上に接触さ
れている。
３が現像位置Ｐを通過した後、その表面に残留したトナ
ー層を掻き落とすことなく通過させて、これを現像部３
ａ内に戻し得るような圧力で現像ローラ３３上に接触さ
れている。
【００２２】このように構成すれば、弾性シート部材３
５のローラ長さ方向の幅にばらつきがあった場合等に、
弾性シート部材３５とローラ端部シール３８ａとの間か
らトナーが外部へ漏れることがない。そして、従来のロ
ーラ端部シールにスリットを形成する技術に比べて、ス
リットの幅や切り込み量の管理等の精度を要する工程が
ないので、シール部を安価に製造することができる。
５のローラ長さ方向の幅にばらつきがあった場合等に、
弾性シート部材３５とローラ端部シール３８ａとの間か
らトナーが外部へ漏れることがない。そして、従来のロ
ーラ端部シールにスリットを形成する技術に比べて、ス
リットの幅や切り込み量の管理等の精度を要する工程が
ないので、シール部を安価に製造することができる。
【００２３】その結果、現像装置を交換するときに傾け
たり上下を逆にして持っても、装置内部からトナーが漏
れなくなった。又、通常の動作時において、現像装置内
でアジテータ３６及びトナー補給部材３２の回転により
内圧が生じても、トナーを外部に噴出することがなくな
った。
たり上下を逆にして持っても、装置内部からトナーが漏
れなくなった。又、通常の動作時において、現像装置内
でアジテータ３６及びトナー補給部材３２の回転により
内圧が生じても、トナーを外部に噴出することがなくな
った。
【００２４】又、弾性シート部材３５の現像ローラ３３
に接触する部分をローラ端部シール３８ａまでオーバラ
ップさせるという簡単なものであるため、弾性シート部
材３５の開口端部３１ｃへの貼付精度を厳しくする必要
がなく、従って組付けが容易である。
に接触する部分をローラ端部シール３８ａまでオーバラ
ップさせるという簡単なものであるため、弾性シート部
材３５の開口端部３１ｃへの貼付精度を厳しくする必要
がなく、従って組付けが容易である。
【００２５】なお、弾性シート部材３５の幅にばらつき
があり、側板３１ｄ間の幅より僅かに短くなったような
場合には、側板３１ｄは現像ローラ３３のように動いて
いる部分でないので、側板３１ｄとの間に適当なシール
材を塗布するなどにより隙間を塞ぐことも可能である。
があり、側板３１ｄ間の幅より僅かに短くなったような
場合には、側板３１ｄは現像ローラ３３のように動いて
いる部分でないので、側板３１ｄとの間に適当なシール
材を塗布するなどにより隙間を塞ぐことも可能である。
【００２６】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、現像ローラ
用シールと薄層ブレード用シールとを分割し、現像ロー
ラ用シールはローラ軸方向の内側且つ薄層ブレード側の
端部に四角状の切欠き部を有し、この切欠き部に薄層ブ
レード用シールの先端角部が密着するように配置されて
おり、現像ローラ用シールの切欠き部の軸方向の外側部
分と薄層ブレード用シール先端部とがローラ軸方向に見
て重なっているので、現像ローラと現像ローラに接触す
る薄層ブレードの先端部の間に出来る僅かな隙間もシー
ルして、トナーの漏れを防止することができる。また、
回転物と固定物とに対してそれぞれの特性に合ったシー
ル材料を選択した場合には、現像ローラと薄層ブレード
とのそれぞれのシール性を向上させることができる。
用シールと薄層ブレード用シールとを分割し、現像ロー
ラ用シールはローラ軸方向の内側且つ薄層ブレード側の
端部に四角状の切欠き部を有し、この切欠き部に薄層ブ
レード用シールの先端角部が密着するように配置されて
おり、現像ローラ用シールの切欠き部の軸方向の外側部
分と薄層ブレード用シール先端部とがローラ軸方向に見
て重なっているので、現像ローラと現像ローラに接触す
る薄層ブレードの先端部の間に出来る僅かな隙間もシー
ルして、トナーの漏れを防止することができる。また、
回転物と固定物とに対してそれぞれの特性に合ったシー
ル材料を選択した場合には、現像ローラと薄層ブレード
とのそれぞれのシール性を向上させることができる。
【図１】実施例の現像装置を装備したレーザプリンタの
縦断面図である。
縦断面図である。
【図２】実施例の現像装置の縦断面図である。
【図３】その現像ローラ部の一体ユニットの分解斜視図
である。
である。
【図４】（ａ）、（ｂ）は、一体ユニットを組立てた状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図５】現像装置における上記一体ユニットの装着部を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図６】現像ローラ及び薄層ブレードの両端部のシール
構造を示す斜視図である。
構造を示す斜視図である。
【図７】上記のシール部材部の拡大斜視図である。
【図８】端部シール部の側面図であり、（ａ）は実施例
のシールの場合を示し、（ｂ）は従来のシールの場合を
示す。
のシールの場合を示し、（ｂ）は従来のシールの場合を
示す。
【図９】弾性シート部材の装着状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図１０】上記の平面図である。
１ 感光体ベルト（像担持体） ３１ 本体フレーム ３１ｃ 開口端部（本体フレームのうち現像ローラに対
向する部分） ３１ｄ 側板（本体フレーム） ３３ 現像ローラ ３４ 薄層ブレード ３５ 弾性シート部材 ３７ 軸受部 ３８ａ ローラ端部シール（現像ローラ用シール、現像
ローラ端部シール） ３８ｂ ブレード端部シール（薄層ブレード用シール）
向する部分） ３１ｄ 側板（本体フレーム） ３３ 現像ローラ ３４ 薄層ブレード ３５ 弾性シート部材 ３７ 軸受部 ３８ａ ローラ端部シール（現像ローラ用シール、現像
ローラ端部シール） ３８ｂ ブレード端部シール（薄層ブレード用シール）
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−244172（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−97185（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−214582（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−301784（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−192769（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−4168（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−45280（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−185767（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−251873（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−49066（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−304278（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−164456（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−35153（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−49950（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G03G 15/08 - 15/095
Claims (1)
- 【請求項１】 回転される現像ローラ上のトナーをこれ
に接触される薄層ブレードによって薄層化して画像形成
装置の像担持体上に転移させて現像を行う現像装置であ
って、前記現像ローラ及び前記薄層ブレードのローラ軸
方向の両端部と現像装置の本体フレームとの間がシール
部材によりシールされている現像装置において、 前記シール部材は、前記現像ローラ用シールと前記薄層
ブレード用シールとに分割され、 前記現像ローラ用シールは軸方向の内側且つ前記薄層ブ
レード側の端部に四角状の切欠き部を有し、該切欠き部
に前記薄層ブレード用シールの先端角部が密着するよう
に配置されるとともに、 前記現像ローラ用シールの前記切欠き部の軸方向の外側
部分と前記薄層ブレード用シール先端部とがローラ軸方
向に見て重なっていることを特徴とする現像装置。
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