JP3062056B2 - フォークリフトのユニット化構造 - Google Patents

フォークリフトのユニット化構造

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JP3062056B2
JP3062056B2 JP7198074A JP19807495A JP3062056B2 JP 3062056 B2 JP3062056 B2 JP 3062056B2 JP 7198074 A JP7198074 A JP 7198074A JP 19807495 A JP19807495 A JP 19807495A JP 3062056 B2 JP3062056 B2 JP 3062056B2
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一夫 川島
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小松フォークリフト株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトのユニ
ット化構造に係わり、特には、フォークリフトの、ヘッ
ドガード、ダッシュボードおよび作業機操作レバーユニ
ットの取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図1はフォークリフトの側面図である。
車体フレーム1の、所定間隔離間した左右一対のフレー
ム1L、1Rの前部には左右を接続するプレート2が取
着されている。また車体フレーム1の上方には運転席8
が設置され、車体フレーム1の上面には運転者用ヘッド
ガード3が装着されている。運転者用ヘッドガード3の
前方、下部にはダッシュボード4が図示しないボルトに
より弾性体を介して車体フレーム1に締着されている。
車体前方、運転席8の前方の中央には操向用ハンドル5
が装着され、その右側には作業機操作レバーユニット1
0が装着されている。
【0003】図6は従来の作業機操作レバーユニット3
0の構成、ならびにその装着構造を示す側面図であり、
図7は図6のZ矢視図である。車体フレーム1の前部に
取着されたプレート2Aの内面(運転席側)には作業機
操作バルブ7が取着されている。プレート2Aの上部に
は軸受21を有するプレート20が溶着されている。作
業機操作レバーユニット30は、レバーブラケット31
と、軸32と、操作レバー33a、33b、33cおよ
びロッド34a、34b、34cとから構成されてい
る。この構成において、レバーブラケット31には軸3
2により操作レバー33a、33b、33cが揺動自在
に装着されている。操作レバー33a、33b、33c
の先端には作業機操作バルブ7と連結するロッド34
a、34b、34cの一端が連結されてユニットを構成
している。
【0004】作業機操作レバーユニット30を車体に装
着する場合には、レバーブラケット31の下端をプレー
ト2Aの軸受21にピン22により軸着し、上部はクッ
ションゴム23、24を介してボルト25によりダッシ
ュボード4Aの内側に締着する。ダッシュボード4Aは
前述のように運転者用ヘッドガード3の前方、下部に締
着されている。そのあと、ロッド33a、33b、33
cの他端を作業機操作バルブ7に連結する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では以下のような問題がある。 (1)作業機操作レバーユニットをブラケットおよびダ
ッシュボードに装着する作業、およびロッド33a、3
3b、33cの他端と作業機操作バルブ7とを連結する
作業は、取り付け箇所がフロア付近のダッシュボードの
内側の狭い場所であるため極めて困難である。 (2)ヘッドガードとダッシュボードとを組み合わせた
状態で車体フレームに着脱する場合は、作業機操作レバ
ーユニットを車体フレームあるいはダッシュボードから
着脱する必要があり、ヘッドガードのみをそのまま着脱
することは不可能である。 (3)ダッシュボードを着脱する場合にも作業機操作レ
バーユニットを着脱する必要があり面倒である。
【0006】本発明は上記の問題点に着目してなされる
もので、作業機操作レバーユニットの着脱が容易で、ダ
ッシュボードを装着したヘッドガードの着脱も容易なフ
ォークリフトのユニット化構造を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るフォークリフトのユニット化構造に
おいては、車体前方をプレートにて接続された所定間隔
離間した左右一対の左右フレームからなる車体フレーム
と、車体フレームの上方に設置される運転席と、運転席
の前方に配設されるステアリングハンドルを支持するダ
ッシュボードと、ステアリングハンドルの側方に配設さ
れた作業機用の操作弁を切り換える操作レバーとを有す
るフォークリフトのユニット化構造において、ダッシュ
ボードを保持するとともに、車体フレームに着脱自在に
取着される運転者用ヘッドガードと、運転者用ヘッドガ
ードおよび車体フレームの左右フレームに着脱自在に取
着されるダッシュボードと、車体フレームのプレートに
着脱自在に取着される作業機操作レバーユニットからな
る構成としている。
【0008】上記フォークリフトのユニット化構造にお
いて、作業機操作レバーユニットは、作業機操作レバー
と、上部に該作業機操作レバーを揺動自在に装着し、下
端に車体フレーム前部のブラケットの突起部に締着され
る突起部を備えたレバーブラケットと、前記作業機操作
レバーと作業機操作バルブとを連結するロッドとにより
構成している。
【0009】前記フォークリフトのユニット化構造にお
いて、運転者用ヘッドガードは、緩衝装置を介して車体
フレームに取着された構成としている。
【0010】
【作用】上記のような構成としたため、作業機操作レバ
ーユニットのレバーブラケットをダッシュボードの外側
で車体フレームのブラケットに締着することができ、作
業機操作レバーユニットあるいはダッシュボードを装着
したヘッドガードのそれぞれ単独での着脱が可能とな
る。
【0011】
【実施例】以下に本発明に係るフォークリフトのユニッ
ト化構造の実施例について、図面を参照して詳述する。
【0012】図2は運転者用ヘッドガード部の詳細側面
図であり、運転者用ヘッドガード3は車体フレーム1の
上面に緩衝装置18a、18bを介して装着されてい
る。車体フレーム1の前部には左右フレーム1L、1R
を接続するプレート2が固設されている。また、運転者
用ヘッドガード3には、ダッシュボード4が運転席の前
方の下部に着脱自在に取着されている。
【0013】図3は作業機操作レバーユニットの第1実
施例の側面図であり、図4はX矢視図である。車体フレ
ーム1の前部に取着されたプレート2の上端にはダッシ
ュボード4より前方に突出した突起部6が設けられてお
り、プレート2の運転席側の内側には作業機操作バルブ
7がボルト9により装着されている。作業機操作レバー
ユニット10は、作業機操作レバー11a、11b、1
1cと、突起部14を備えたレバーブラケット12と、
軸13と、ロッド15a、15b、15cとから構成さ
れている。上記構成において、作業機操作レバーユニッ
ト10は、下端に突起部14を備えたレバーブラケット
12の上部に軸13が取着され、その軸13には作業機
操作レバー11a、11b、11cが回動自在に取着さ
れている。作業機操作レバー11a、11b、11cに
付設された軸13の他端のレバー11eにはロッド15
a、15b、15cが連結されている。ロッド15a、
15b、15cは作業機操作バルブ7のスプール7aに
連結されている。したがって、作業機操作レバーユニッ
ト10は、作業機操作レバー11a、11b、11c
と、突起部14を備えたレバーブラケット12と、軸1
3と、ロッド15a、15b、15cとは、フォークリ
フトの外でアッセンブリーとして結合できる。
【0014】作業機操作レバーユニット10を車体に装
着する場合には、レバーブラケット12の突起部14を
車体フレーム2のプレート2の突起部6にボルト16、
ナット17により締着するとともに、作業操作バルブ7
をプレーと2の内面(運転席側)には作業機操作バルブ
7が取着する。突起部6はダッシュボード4より前方に
突出しているため、作業機操作レバーユニット10を単
独で着脱可能であり、着脱作業も容易である。また、作
業機操作バルブ7はダッシュボード4より取着できる。
また、作業機操作レバーユニット10を車体に装着した
状態で、、ダッシュボード4を装着したままの運転者用
ヘッドガード3の着脱が可能である。
【0015】図5は作業機操作レバーユニット10の第
2実施例の側面図である。第1実施例では、突起部14
を備えたレバーブラケット12を車体フレーム2のプレ
ート2に取着したが、第2実施例では、レバーブラケッ
ト12は、作業機操作バルブ7のボディー7bにボルト
19で取着している。したがって、作業機操作レバーユ
ニット10は、作業機操作レバー11a、11b、11
cと、レバーブラケット12と、軸13と、ロッド15
a、15b、15cと、作業機操作バルブ7とから構成
されている。
【0016】作業機操作レバーユニット10を車体に装
着する場合には、作業機操作レバーユニット10と結合
されている作業機操作バルブ7を車体フレーム2のプレ
ート2にボルト19により締着する。
【0017】
【発明の効果】本発明は上記のように操作弁レバーユニ
ットを車体フレームのプレートに着脱自在に取付ける構
成としたため、作業機操作レバーユニットを単独で車体
に着脱が可能である。したがってダッシュボードを装着
した運転者用ヘッドガードを車体に装着した状態でも作
業機操作レバーユニットの着脱が可能であり、締着部分
がダッシュボードの外側に突出しているため作業が容易
である。また、作業機操作レバーユニットを車体に装着
した状態でも運転者用ヘッドガードの着脱が可能なフォ
ークリフトのユニット化構造が得られると共に、ダッシ
ュボード着脱時操作レバーを外す必要がないので、組立
性がすぐれている。
【図面の簡単な説明】
【図1】フォークリフトの全体側面図である。
【図2】本発明の運転者用ヘッドガード部の構造を示す
側面図である。
【図3】本発明の作業機操作レバーユニットの第1実施
例の装着状態を示す側面図である。
【図4】同、後面図である。
【図5】本発明の作業機操作レバーユニットの第1実施
例の装着状態を示す側面図である。
【図6】従来の作業機操作レバーユニットの装着状態を
示す側面図である。
【図7】同、後面図である。
【符号の説明】
1 車体フレーム 2 プレート 3 運転者用ヘッドガード 4 ダッシュボード 6、14 突起部 7 作業機操作バルブ 10 作業機操作レバーユニット 11 作業機操作レバー 12 レバーブラケット 16 ボルト 17 ナット 18a、18b 緩衝装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−317870(JP,A) 実開 平7−13555(JP,U) 実開 平1−162498(JP,U) 実開 昭57−80376(JP,U) 実開 平1−142020(JP,U) 実開 平4−52217(JP,U) 実開 平6−35067(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66F 9/075 B66F 9/20 WPI/L(QUESTEL)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前方をプレートにて接続された所定
    間隔離間した左右一対の左右フレ−ムからなる車体フレ
    ームと、車体フレームの上方に設置される運転席と、運
    転席の前方に配設されるステアリングハンドルを支持す
    るダッシュボードと、ステアリングハンドルの側方に配
    置された作業機用の操作弁を切り換える操作レバーとを
    有するフォークリフトのユニット化構造において、ダッ
    シュボードを保持するとともに、車体フレームに着脱自
    在に取着される運転者用ヘッドガードと、運転者用ヘッ
    ドガードおよび車体フレームの左右フレームに着脱自在
    に取着されるダッシュボードと、車体フレームのプレー
    トに着脱自在に取着される作業機操作レバーユニットか
    らなることを特徴とするフォークリフトのユニット化構
    造。
  2. 【請求項2】 作業機操作レバーユニットは、作業機操
    作レバーと、上部に該作業機操作レバーを揺動自在に装
    着し、下端に車体フレーム前部のブラケットに設けた突
    起部に締着される突起部を備えたレバーブラケットと、
    前記作業機操作レバーと作業機操作バルブとを連結する
    ロッドとよりなることを特徴とする請求項1記載のフォ
    ークリフトのユニット化構造。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2のフォークリ
    フトのユニット化構造において、運転者用ヘッドガード
    は、緩衝装置を介して車体フレームに取着されたことを
    特徴とするフォークリフトのユニット化構造。
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