JPH10166824A - フォークリフトのドライブアクスルマウンティング構造 - Google Patents
フォークリフトのドライブアクスルマウンティング構造Info
- Publication number
- JPH10166824A JPH10166824A JP33646796A JP33646796A JPH10166824A JP H10166824 A JPH10166824 A JP H10166824A JP 33646796 A JP33646796 A JP 33646796A JP 33646796 A JP33646796 A JP 33646796A JP H10166824 A JPH10166824 A JP H10166824A
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- drive axle
- frame
- arm
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フロントドライブアクスルを支持するアクス
ルマウンティングブラケットがフレームに直接結合され
ていると、パワーユニットの振動が運転席に伝わり、乗
心地が悪化する。 【解決手段】 フロントドライブアクスル7を支持する
ための左右一対のアクスルマウンティングブラケット6
を、前後方向に延びる第1の腕部12と該第1の腕部1
2から上方に延びる第2の腕部13とで略L字状のもの
として形成する。第1の腕部12をマウントラバーブッ
シュ14とピン15とを介してフレーム1に揺動可能に
結合するとともに、第2の腕部13を防振マウント16
を介してフレーム1に弾性的に結合する。
ルマウンティングブラケットがフレームに直接結合され
ていると、パワーユニットの振動が運転席に伝わり、乗
心地が悪化する。 【解決手段】 フロントドライブアクスル7を支持する
ための左右一対のアクスルマウンティングブラケット6
を、前後方向に延びる第1の腕部12と該第1の腕部1
2から上方に延びる第2の腕部13とで略L字状のもの
として形成する。第1の腕部12をマウントラバーブッ
シュ14とピン15とを介してフレーム1に揺動可能に
結合するとともに、第2の腕部13を防振マウント16
を介してフレーム1に弾性的に結合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトの
ドライブアクスルマウンティング構造に関し、さらに詳
しくは、フロントドライブアクスルを、その左右二箇所
を支持する一対のアクスルマウンティングブラケットを
介して車体側のフレームに結合する構造に関する。
ドライブアクスルマウンティング構造に関し、さらに詳
しくは、フロントドライブアクスルを、その左右二箇所
を支持する一対のアクスルマウンティングブラケットを
介して車体側のフレームに結合する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトにおけるフロントドライ
ブアクスルのマウンティング構造としてはいわゆるリジ
ットタイプのものが広く採用されており、例えば図17
に示すように、フロントドライブアクスル101のアク
スルハウジング102の左右二箇所をそれぞれアクスル
マウンティングブラケット103で軸受支持するととも
に、その左右一対のアクスルマウンティングブラケット
103を複数のボルト,ナットを用いてフレーム104
に直接結合した構造となっている(例えば、実開昭57
−121309号公報、実開昭60−105506号公
報および特開平6−156312号公報等参照)。
ブアクスルのマウンティング構造としてはいわゆるリジ
ットタイプのものが広く採用されており、例えば図17
に示すように、フロントドライブアクスル101のアク
スルハウジング102の左右二箇所をそれぞれアクスル
マウンティングブラケット103で軸受支持するととも
に、その左右一対のアクスルマウンティングブラケット
103を複数のボルト,ナットを用いてフレーム104
に直接結合した構造となっている(例えば、実開昭57
−121309号公報、実開昭60−105506号公
報および特開平6−156312号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フロントドライブアク
スル101がフレーム104に直接ボルト結合された従
来の構造では、エンジンの振動がそのエンジンとともに
パワーユニットを形成しているトランスミッションから
フロントドライブアクスル、フレーム、運転席へと順に
伝わり、オペレータの乗心地を低下させる一因となって
いる。
スル101がフレーム104に直接ボルト結合された従
来の構造では、エンジンの振動がそのエンジンとともに
パワーユニットを形成しているトランスミッションから
フロントドライブアクスル、フレーム、運転席へと順に
伝わり、オペレータの乗心地を低下させる一因となって
いる。
【0004】本発明はこのような課題に着目して、フロ
ントドライブアクスルからフレームへのエンジン振動の
伝達を抑制もしくは遮断することによりオペレータの乗
心地を改善した構造を提供しようとするものである。
ントドライブアクスルからフレームへのエンジン振動の
伝達を抑制もしくは遮断することによりオペレータの乗
心地を改善した構造を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、フロントドライブアクスルを支持する左右一対のア
クスルマウンティングブラケットが弾性体を介してフレ
ームに結合されていることを特徴としている。
は、フロントドライブアクスルを支持する左右一対のア
クスルマウンティングブラケットが弾性体を介してフレ
ームに結合されていることを特徴としている。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明におけるアクスルマウンティングブラケットは前
後方向に延びるリンク状のものとして形成されていて、
その前端部でドライブアクスルを支持するとともに後端
部がフレームに揺動可能にピン結合されていて、かつア
クスルマウンティングブラケットの前端部とその上方の
フレームの一部との間に第1の弾性体が介装されている
ことを特徴としている。
の発明におけるアクスルマウンティングブラケットは前
後方向に延びるリンク状のものとして形成されていて、
その前端部でドライブアクスルを支持するとともに後端
部がフレームに揺動可能にピン結合されていて、かつア
クスルマウンティングブラケットの前端部とその上方の
フレームの一部との間に第1の弾性体が介装されている
ことを特徴としている。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明におけるアクスルマウンティングブラケットがチ
ルトシリンダとほぼ平行に配置されていることを特徴と
している。
の発明におけるアクスルマウンティングブラケットがチ
ルトシリンダとほぼ平行に配置されていることを特徴と
している。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明におけるアクスルマウンティングブラケットとフ
レームとがピン結合部において第2の弾性体を介して結
合されていることを特徴としている。
の発明におけるアクスルマウンティングブラケットとフ
レームとがピン結合部において第2の弾性体を介して結
合されていることを特徴としている。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明における第2の弾性体のばね定数は、第1の弾性
体のばね定数よりも大きく設定されていることを特徴と
している。
の発明における第2の弾性体のばね定数は、第1の弾性
体のばね定数よりも大きく設定されていることを特徴と
している。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の発明におけるアクスルマウンティングブラケットは前
後方向に延びる第1の腕部と該第1の腕部から上方に延
びる第2の腕部とにより略L字状のものとして形成され
ていて、第1,第2の腕部の交点でドライブアクスルを
支持するとともに、第1の腕部の端部がフレームに揺動
可能にピン結合されていて、かつ第2の腕部の端部が第
1の弾性体を介してフレームに結合されていることを特
徴としている。
の発明におけるアクスルマウンティングブラケットは前
後方向に延びる第1の腕部と該第1の腕部から上方に延
びる第2の腕部とにより略L字状のものとして形成され
ていて、第1,第2の腕部の交点でドライブアクスルを
支持するとともに、第1の腕部の端部がフレームに揺動
可能にピン結合されていて、かつ第2の腕部の端部が第
1の弾性体を介してフレームに結合されていることを特
徴としている。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明におけるアクスルマウンティングブラケットの第
1の腕部がチルトシリンダとほぼ平行に配置されている
ことを特徴としている。
の発明におけるアクスルマウンティングブラケットの第
1の腕部がチルトシリンダとほぼ平行に配置されている
ことを特徴としている。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明におけるアクスルマウンティングブラケットの第
1の腕部の端部とフレームとがピン結合部において第2
の弾性体を介して結合されていることを特徴としてい
る。
の発明におけるアクスルマウンティングブラケットの第
1の腕部の端部とフレームとがピン結合部において第2
の弾性体を介して結合されていることを特徴としてい
る。
【0013】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の発明における第2の弾性体のばね定数は、第1の弾性
体のばね定数よりも大きく設定されていることを特徴と
している。
の発明における第2の弾性体のばね定数は、第1の弾性
体のばね定数よりも大きく設定されていることを特徴と
している。
【0014】したがって、請求項1に記載の発明では、
フロントドライブアクスルを支持しているアクスルマウ
ンティングブラケットとフレームとの間に弾性体が介在
しているために、そのアクスルマウンティングブラケッ
トからフレームへの振動伝達が大幅に抑制もしくは遮断
される。同時に、弾性体は走行時にフロントドライブア
クスルへと入力される路面からの突き上げも吸収してサ
スペンション効果を発揮し、荷役作業時の安定性も確保
できるようになる。
フロントドライブアクスルを支持しているアクスルマウ
ンティングブラケットとフレームとの間に弾性体が介在
しているために、そのアクスルマウンティングブラケッ
トからフレームへの振動伝達が大幅に抑制もしくは遮断
される。同時に、弾性体は走行時にフロントドライブア
クスルへと入力される路面からの突き上げも吸収してサ
スペンション効果を発揮し、荷役作業時の安定性も確保
できるようになる。
【0015】そして、フロントドライブアクスルへの振
動入力成分は上下方向のものが主であることから、その
フロントドライブアクスルとフレームの結合構造として
は、上下方向に自由度が高く(振動吸収のために上下方
向の剛性が比較的小さく)、前後および左右方向では剛
性が高い構造のものが望まれるが、請求項2,6に記載
の発明ではこの要請にこたえることができる。
動入力成分は上下方向のものが主であることから、その
フロントドライブアクスルとフレームの結合構造として
は、上下方向に自由度が高く(振動吸収のために上下方
向の剛性が比較的小さく)、前後および左右方向では剛
性が高い構造のものが望まれるが、請求項2,6に記載
の発明ではこの要請にこたえることができる。
【0016】請求項3,7に記載の発明では、アクスル
マウンティングブラケットとチルトシリンダの軸線とが
ほぼ平行であるために、チルトシリンダの反力に起因し
て、アクスルマウンティングブラケットとフレームとの
ピン結合部を支点としたモーメントが発生することがな
く、荷役作業時の安定性も高いものとなる。同時に、車
体とマストとが上下方向に相対変位した場合でもマスト
の角度変化が生じにくいものとなる。
マウンティングブラケットとチルトシリンダの軸線とが
ほぼ平行であるために、チルトシリンダの反力に起因し
て、アクスルマウンティングブラケットとフレームとの
ピン結合部を支点としたモーメントが発生することがな
く、荷役作業時の安定性も高いものとなる。同時に、車
体とマストとが上下方向に相対変位した場合でもマスト
の角度変化が生じにくいものとなる。
【0017】請求項4,8に記載の発明では、アクスル
マウンティングブラケットの前端部側に配置される第1
の弾性体とは別に、アクスルマウンティングブラケット
の後端部とフレームとのピン結合部においても第2の弾
性体が介在しているために、そのピン結合部からフレー
ムへの振動伝達が低減もしくは遮断されて、より防振効
果が高いものとなる。
マウンティングブラケットの前端部側に配置される第1
の弾性体とは別に、アクスルマウンティングブラケット
の後端部とフレームとのピン結合部においても第2の弾
性体が介在しているために、そのピン結合部からフレー
ムへの振動伝達が低減もしくは遮断されて、より防振効
果が高いものとなる。
【0018】請求項5,9に記載の発明では、アクスル
マウンティングブラケットとフレームとの結合部に介装
されている第1,第2の弾性体のうち第2の弾性体のば
ね定数の方が大きいことから、フロントドライブアクス
ルとフレームとの結合構造としては、上下方向に自由度
が高く、前後および左右方向では剛性が高い構造のもの
が望ましいという要請に対して、これに十二分にこたえ
ることができる。
マウンティングブラケットとフレームとの結合部に介装
されている第1,第2の弾性体のうち第2の弾性体のば
ね定数の方が大きいことから、フロントドライブアクス
ルとフレームとの結合構造としては、上下方向に自由度
が高く、前後および左右方向では剛性が高い構造のもの
が望ましいという要請に対して、これに十二分にこたえ
ることができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1に記載の発明よれば、アクスル
マウンティングブラケットが弾性体を介してフレームに
結合されていることから、アクスルマウンティングブラ
ケットからフレームへの振動伝達が大幅に低減もしくは
遮断されて防振効果の高いものとなり、オペレータの乗
心地を改善できるほか、弾性体を介装したことによるサ
スペンション効果によって路面からの突き上げが吸収で
き、荷役作業時の安定性が向上するという効果がある。
マウンティングブラケットが弾性体を介してフレームに
結合されていることから、アクスルマウンティングブラ
ケットからフレームへの振動伝達が大幅に低減もしくは
遮断されて防振効果の高いものとなり、オペレータの乗
心地を改善できるほか、弾性体を介装したことによるサ
スペンション効果によって路面からの突き上げが吸収で
き、荷役作業時の安定性が向上するという効果がある。
【0020】請求項2,6に記載の発明によれば、アク
スルマウンティングブラケットの後端部ではフレームに
対してピン結合による揺動自由度を有する一方で、その
前端部側ではフレームとの間に弾性体が介装されてい
て、特に上下方向の振動吸収に適した構造となっている
ため、請求項1に記載の発明と同様の効果に加えて、フ
ロントドライブアクスルへの振動入力の主成分である上
下方向の振動を一段と効果的に吸収できる効果がある。
スルマウンティングブラケットの後端部ではフレームに
対してピン結合による揺動自由度を有する一方で、その
前端部側ではフレームとの間に弾性体が介装されてい
て、特に上下方向の振動吸収に適した構造となっている
ため、請求項1に記載の発明と同様の効果に加えて、フ
ロントドライブアクスルへの振動入力の主成分である上
下方向の振動を一段と効果的に吸収できる効果がある。
【0021】請求項3,7に記載の発明によれば、アク
スルマウンティングブラケットとチルトシリンダの軸線
とをほぼ平行に設定したことにより、チルトシリンダの
反力に起因して、アクスルマウンティングブラケットと
フレームとのピン結合部を支点としたモーメントが発生
することがなければ、車体とマストとが上下方向に相対
変位した場合にマストの角度変化が生じることもなく、
請求項2,6に記載の発明と同様の効果に加えて、荷役
作業時の安定性が一段と高くなる効果がある。
スルマウンティングブラケットとチルトシリンダの軸線
とをほぼ平行に設定したことにより、チルトシリンダの
反力に起因して、アクスルマウンティングブラケットと
フレームとのピン結合部を支点としたモーメントが発生
することがなければ、車体とマストとが上下方向に相対
変位した場合にマストの角度変化が生じることもなく、
請求項2,6に記載の発明と同様の効果に加えて、荷役
作業時の安定性が一段と高くなる効果がある。
【0022】請求項4,8に記載の発明によれば、アク
スルマウンティングブラケットの後端部とフレームとの
ピン結合部にも第2の弾性体が介装されているため、請
求項3,7に記載の発明と同様の効果のほかに、ピン結
合部からフレームへの振動伝達が大幅に低減もしくは遮
断されて、一段と防振効果が高くなるという効果があ
る。
スルマウンティングブラケットの後端部とフレームとの
ピン結合部にも第2の弾性体が介装されているため、請
求項3,7に記載の発明と同様の効果のほかに、ピン結
合部からフレームへの振動伝達が大幅に低減もしくは遮
断されて、一段と防振効果が高くなるという効果があ
る。
【0023】請求項5,9に記載の発明によれば、上記
のピン結合部に介装された第2の弾性体のばね定数が第
1の弾性体のばね定数よりも大きく設定されているため
に、とりわけ上下方向の振動吸収効果にすぐれたものと
なり、請求項4,8に記載の発明と同様の効果のほか
に、フロントドライブアクスルへの振動入力の主成分で
ある上下方向の振動をより効果的に吸収できる効果があ
る。
のピン結合部に介装された第2の弾性体のばね定数が第
1の弾性体のばね定数よりも大きく設定されているため
に、とりわけ上下方向の振動吸収効果にすぐれたものと
なり、請求項4,8に記載の発明と同様の効果のほか
に、フロントドライブアクスルへの振動入力の主成分で
ある上下方向の振動をより効果的に吸収できる効果があ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】図1〜4は本発明の代表的な実施
の形態を示す図であって、特に図2はフォークリフトの
全体構造を示している。
の形態を示す図であって、特に図2はフォークリフトの
全体構造を示している。
【0025】図1,2において、1は車体となるフレー
ム、2は車体前部に配置されたマスト装置、3はフォー
クである。また、4は操舵輪となる後輪、5は駆動輪と
なる前輪、6は後述するように前輪5を含むフロントド
ライブアクスル7をフレーム1に結合しているアクスル
マウンティングブラケットである。
ム、2は車体前部に配置されたマスト装置、3はフォー
クである。また、4は操舵輪となる後輪、5は駆動輪と
なる前輪、6は後述するように前輪5を含むフロントド
ライブアクスル7をフレーム1に結合しているアクスル
マウンティングブラケットである。
【0026】前記フロントドライブアクスル7は、図
3,4に示すように、アクスルハウジング8の両側に左
右のアクスルチューブ9が一体に連結されているととも
に、各アクスルチューブ9にはドライブシャフト(車
軸)10が内挿されているもので、各ドライブシャフト
10には前輪5が装着されている。そして、フロントド
ライブアクスル7の左右のアクスルチューブ9にはそれ
ぞれにアクスルマウンティングブラケット6のボス部1
1が外挿されており、この左右のアクスルマウンティン
グブラケット6を介してフロントドライブアクスル7が
フレーム1に結合されている。
3,4に示すように、アクスルハウジング8の両側に左
右のアクスルチューブ9が一体に連結されているととも
に、各アクスルチューブ9にはドライブシャフト(車
軸)10が内挿されているもので、各ドライブシャフト
10には前輪5が装着されている。そして、フロントド
ライブアクスル7の左右のアクスルチューブ9にはそれ
ぞれにアクスルマウンティングブラケット6のボス部1
1が外挿されており、この左右のアクスルマウンティン
グブラケット6を介してフロントドライブアクスル7が
フレーム1に結合されている。
【0027】前記アクスルマウンティングブラケット6
は、図1,3,4に示すように、ボス部11から後方に
延びる第1の腕部12と同じくボス部11から上方に延
びる第2の腕部13とにより略L字状のものとして形成
されていて、第1の腕部12の後端は第1の弾性体であ
る中空円筒状のマウントラバーブッシュ14とピン15
とを介してフレーム1に揺動可能に連結されている一
方、第2の腕部13の上端は第2の弾性体である中実角
柱状もしくは中実円筒状の防振マウント16を介して同
じくフレーム1に連結されている。
は、図1,3,4に示すように、ボス部11から後方に
延びる第1の腕部12と同じくボス部11から上方に延
びる第2の腕部13とにより略L字状のものとして形成
されていて、第1の腕部12の後端は第1の弾性体であ
る中空円筒状のマウントラバーブッシュ14とピン15
とを介してフレーム1に揺動可能に連結されている一
方、第2の腕部13の上端は第2の弾性体である中実角
柱状もしくは中実円筒状の防振マウント16を介して同
じくフレーム1に連結されている。
【0028】より詳しくは、上記のマウントラバーブッ
シュ14は、同心状の内筒17と外筒18との間にゴム
体19を一体に加硫接着したものであって、このマウン
トラバーブッシュ14を第1の腕部12の取付穴に挿入
した上、マウントラバーブッシュ14に内挿されるピン
15とナット20とを介して第1の腕部12がフレーム
1の下部のクレビス部21に連結されている。
シュ14は、同心状の内筒17と外筒18との間にゴム
体19を一体に加硫接着したものであって、このマウン
トラバーブッシュ14を第1の腕部12の取付穴に挿入
した上、マウントラバーブッシュ14に内挿されるピン
15とナット20とを介して第1の腕部12がフレーム
1の下部のクレビス部21に連結されている。
【0029】また、上記の防振マウント16は、図11
にも示すようにスタッドボルト22を有する上下の取付
プレート23,23の間にゴム体24を一体に加硫接着
したもので、各スタッドボルト22をフレーム1側およ
び第2の腕部13側のフランジ部25,26にナット2
7を用いて締結することによりその第2の腕部13がフ
レーム1に対して弾性的に結合されている。
にも示すようにスタッドボルト22を有する上下の取付
プレート23,23の間にゴム体24を一体に加硫接着
したもので、各スタッドボルト22をフレーム1側およ
び第2の腕部13側のフランジ部25,26にナット2
7を用いて締結することによりその第2の腕部13がフ
レーム1に対して弾性的に結合されている。
【0030】そして、図2に示すように、フレーム1と
マスト装置2との間にはそのマスト装置2を前後方向に
傾動変位させるためのチルトシリンダ28が斜めに配置
されているものであるが、そのチルトシリンダ28の軸
線とアクスルマウンティングブラケット6の第1の腕部
12とがほぼ平行となるように設定されている。同時
に、マウントラバーブッシュ14と防振マウント16と
は、そのゴム体19,24の肉厚差のために、マウント
ラバーブッシュ14の方がばね定数が大きくなるように
設定されている。
マスト装置2との間にはそのマスト装置2を前後方向に
傾動変位させるためのチルトシリンダ28が斜めに配置
されているものであるが、そのチルトシリンダ28の軸
線とアクスルマウンティングブラケット6の第1の腕部
12とがほぼ平行となるように設定されている。同時
に、マウントラバーブッシュ14と防振マウント16と
は、そのゴム体19,24の肉厚差のために、マウント
ラバーブッシュ14の方がばね定数が大きくなるように
設定されている。
【0031】したがって、本実施の形態によれば、アク
スルマウンティングブラケット6とフレーム1との結合
部にマウントラバーブッシュ14と防振マウント16と
が介在しているために、アクスルマウンティングブラケ
ット6を経路としてフロントドライブアクスル7からフ
レーム1へと伝達されることになる振動が上記のマウン
トラバーブッシュ14および防振マウント16によって
大幅に抑制もしくは遮断されることになる。
スルマウンティングブラケット6とフレーム1との結合
部にマウントラバーブッシュ14と防振マウント16と
が介在しているために、アクスルマウンティングブラケ
ット6を経路としてフロントドライブアクスル7からフ
レーム1へと伝達されることになる振動が上記のマウン
トラバーブッシュ14および防振マウント16によって
大幅に抑制もしくは遮断されることになる。
【0032】しかも、前述したマウントラバーブッシュ
14と防振マウント16とのばね定数の相違のために、
車両走行時にフロントドライブアクスル7に加わる路面
からの突き上げも特に防振マウント16によって吸収さ
れて、実質的にサスペンション効果が発揮される。
14と防振マウント16とのばね定数の相違のために、
車両走行時にフロントドライブアクスル7に加わる路面
からの突き上げも特に防振マウント16によって吸収さ
れて、実質的にサスペンション効果が発揮される。
【0033】ここで、図5に示すように、エンジン29
とトランスミッション30との結合体であるパワーユニ
ット31からフロントドライブアクスル7に伝わる振動
は、ピストンの往復運動に伴う上下方向成分とトルク変
動時のロール成分が主であるが、これらの成分はアクス
ルマウンティングブラケット6ではいずれも上下方向の
動きとなって伝わることになる。このようなことから、
アクスルマウンティングブラケット6とフレーム1との
結合部では、上下方向については比較的剛性が低く振動
吸収性能にすぐれていて、かつ前後および左右方向につ
いては逆に剛性が高いことが望ましい。上記の実施の形
態では、マウントラバーブッシュ14のばね定数を防振
マウント16のばね定数よりも予め高めてあることによ
って、上記の要請に十分にこたえることができる。
とトランスミッション30との結合体であるパワーユニ
ット31からフロントドライブアクスル7に伝わる振動
は、ピストンの往復運動に伴う上下方向成分とトルク変
動時のロール成分が主であるが、これらの成分はアクス
ルマウンティングブラケット6ではいずれも上下方向の
動きとなって伝わることになる。このようなことから、
アクスルマウンティングブラケット6とフレーム1との
結合部では、上下方向については比較的剛性が低く振動
吸収性能にすぐれていて、かつ前後および左右方向につ
いては逆に剛性が高いことが望ましい。上記の実施の形
態では、マウントラバーブッシュ14のばね定数を防振
マウント16のばね定数よりも予め高めてあることによ
って、上記の要請に十分にこたえることができる。
【0034】また、アクスルマウンティングブラケット
6の第1の腕部12とチルトシリンダ28とがほぼ平行
であるために、荷役作業時に、チルトシリンダ28の反
力に起因するところの、ピン15を支点としたモーメン
トが発生しないので、荷役安定性が高いものとなるほ
か、車体とマスト装置2とが上下方向に相対変位したと
してもマスト装置2に角度変化が生じない。
6の第1の腕部12とチルトシリンダ28とがほぼ平行
であるために、荷役作業時に、チルトシリンダ28の反
力に起因するところの、ピン15を支点としたモーメン
トが発生しないので、荷役安定性が高いものとなるほ
か、車体とマスト装置2とが上下方向に相対変位したと
してもマスト装置2に角度変化が生じない。
【0035】すなわち、図6,7に示すように、荷役作
業時にマスト装置2が前方に倒れようとするモーメント
をFt×L2とすると、これをチルトシリンダ28がWL
×L1の力で保持している(Ft×L2=WL×L1,ただ
し、WLは荷役負荷)。他方、マスト装置2はフロント
ドライブアクスル7に軸支されているために、鉛直方向
の重量成分WLは車輪5からの反力Wfと打ち消し合い、
ほぼ水平な合力Fa(FtとWf−WL(車体の前車軸重量
成分)との合力)がフロントドライブアクスル7に入力
され、結果的にこの入力Faをピン15による結合部で
支えている。これにより、前述したようにピン15を支
点としたモーメントが発生することがなく、上記の荷役
安定性を確保しつつマスト装置2の角度変化を防止でき
ることになる。
業時にマスト装置2が前方に倒れようとするモーメント
をFt×L2とすると、これをチルトシリンダ28がWL
×L1の力で保持している(Ft×L2=WL×L1,ただ
し、WLは荷役負荷)。他方、マスト装置2はフロント
ドライブアクスル7に軸支されているために、鉛直方向
の重量成分WLは車輪5からの反力Wfと打ち消し合い、
ほぼ水平な合力Fa(FtとWf−WL(車体の前車軸重量
成分)との合力)がフロントドライブアクスル7に入力
され、結果的にこの入力Faをピン15による結合部で
支えている。これにより、前述したようにピン15を支
点としたモーメントが発生することがなく、上記の荷役
安定性を確保しつつマスト装置2の角度変化を防止でき
ることになる。
【0036】また、本実施の形態のドライブアクスルマ
ウンティング構造における制動時のトルク反力について
検討してみると、図8に示すように、制動時には慣性力
Fによって制動力Fbが前輪5のタイヤ接地点に作用
し、この制動力Fbのためにフロントドライブアクスル
7を反時計方向に回転させようとするモーメントM1は
M1=Fb×L3となる。一方、上記の制動時には車体重
量の荷重移動によって後輪荷重がΔWfだけ減少するの
に対して前輪荷重がΔWfだけ増加し、フロントドライ
ブアクスル7を時計回り方向に回転させようとするモー
メントM2はM2=ΔWf×L3=Fb×(H/L5)×L4
となる。
ウンティング構造における制動時のトルク反力について
検討してみると、図8に示すように、制動時には慣性力
Fによって制動力Fbが前輪5のタイヤ接地点に作用
し、この制動力Fbのためにフロントドライブアクスル
7を反時計方向に回転させようとするモーメントM1は
M1=Fb×L3となる。一方、上記の制動時には車体重
量の荷重移動によって後輪荷重がΔWfだけ減少するの
に対して前輪荷重がΔWfだけ増加し、フロントドライ
ブアクスル7を時計回り方向に回転させようとするモー
メントM2はM2=ΔWf×L3=Fb×(H/L5)×L4
となる。
【0037】このように、制動時には前輪5側への荷重
移動により車両前方を沈み込ませる(ノーズダイブ)モ
ーメントM2が発生するものの、前述したアクスルマウ
ンティングブラケット6があるために、いわゆるジャッ
キアップ効果によるモーメントM1がM2と反対方向に作
用して相互に打ち消し合うことから、アンノーズダイブ
効果を発揮させることができる。
移動により車両前方を沈み込ませる(ノーズダイブ)モ
ーメントM2が発生するものの、前述したアクスルマウ
ンティングブラケット6があるために、いわゆるジャッ
キアップ効果によるモーメントM1がM2と反対方向に作
用して相互に打ち消し合うことから、アンノーズダイブ
効果を発揮させることができる。
【0038】同様にして駆動反力について検討すると、
図9,10に示すように、発進加速時には前輪に駆動力
Fが加わる一方で、その駆動反力FeはFe=(F×r)
/L5となってこれをエンジン29を支えているエンジ
ンマウント32が受けることになる。
図9,10に示すように、発進加速時には前輪に駆動力
Fが加わる一方で、その駆動反力FeはFe=(F×r)
/L5となってこれをエンジン29を支えているエンジ
ンマウント32が受けることになる。
【0039】これに対して、図10に示すように、エン
ジン29の回転出力をプロペラシャフト33を介してフ
ロントドライブアクスル7に伝達しつつそのフロントド
ライブアクスル7をフレーム1に直結するようにしたい
わゆるリジットアクスルタイプのものでは、駆動反力F
MがFM=(F×r)/L6となって、これをアクスルマ
ウンティングブラケット103が受けることになる。
ジン29の回転出力をプロペラシャフト33を介してフ
ロントドライブアクスル7に伝達しつつそのフロントド
ライブアクスル7をフレーム1に直結するようにしたい
わゆるリジットアクスルタイプのものでは、駆動反力F
MがFM=(F×r)/L6となって、これをアクスルマ
ウンティングブラケット103が受けることになる。
【0040】そして、図9と図10とを比較した場合、
L5>L6となって本実施の形態の方が荷重を受けるスパ
ンが大きく結果的にFe<FMとなり、車体の荷重負担が
小さくて済むという利点がある。
L5>L6となって本実施の形態の方が荷重を受けるスパ
ンが大きく結果的にFe<FMとなり、車体の荷重負担が
小さくて済むという利点がある。
【0041】ここで、先に述べた防振マウント16につ
いては、エンジン振動の車体側フレームへの伝達を遮断
するために、固有振動数を小さくすることが目的であ
り、静止状態ではなるべくばね定数が小さい方が望まし
い。そのために、上記の防振マウント16では図11に
示すような構造として、その荷重−ひずみ特性を図12
のように設定している。
いては、エンジン振動の車体側フレームへの伝達を遮断
するために、固有振動数を小さくすることが目的であ
り、静止状態ではなるべくばね定数が小さい方が望まし
い。そのために、上記の防振マウント16では図11に
示すような構造として、その荷重−ひずみ特性を図12
のように設定している。
【0042】その一方、車両の安定性という観点からみ
れば、大きな入力が加わった時の変位を小さくする必要
があり、したがって大入力時のばね定数は大きい方が望
ましい。このようなことから、図13,14に示すよう
に、二つのゴム体34を逆V字状の配置として横方向の
ばね定数を高めるとともに、二つのゴム体34,34の
間に大変位をおさえるためのバンパーラバー35を追加
したものを採用するとより効果的となる。
れば、大きな入力が加わった時の変位を小さくする必要
があり、したがって大入力時のばね定数は大きい方が望
ましい。このようなことから、図13,14に示すよう
に、二つのゴム体34を逆V字状の配置として横方向の
ばね定数を高めるとともに、二つのゴム体34,34の
間に大変位をおさえるためのバンパーラバー35を追加
したものを採用するとより効果的となる。
【0043】同様に、図15,16に示すように、防振
マウント16として内外筒36,37間にゴム体38を
配置した中空円筒状のものを採用し、外筒37のフラン
ジ部39を一方の取付面とするとともに内筒36側の取
付プレート40を他方の取付面としてもよい。この場合
には、横方向のばね定数が高く上下方向では小さくなる
とともに、ストッパ部41とフランジ部39または42
との当接によって、大きな入力が加わった場合の変位を
抑制することができる。
マウント16として内外筒36,37間にゴム体38を
配置した中空円筒状のものを採用し、外筒37のフラン
ジ部39を一方の取付面とするとともに内筒36側の取
付プレート40を他方の取付面としてもよい。この場合
には、横方向のばね定数が高く上下方向では小さくなる
とともに、ストッパ部41とフランジ部39または42
との当接によって、大きな入力が加わった場合の変位を
抑制することができる。
【図1】本発明の代表的な実施の形態を示す図で、図2
の要部拡大図。
の要部拡大図。
【図2】フォークリフトの側面説明図。
【図3】図1のA−A線に沿う拡大断面図。
【図4】図1のB−B線に沿う拡大断面図。
【図5】エンジンが発生する振動成分の説明図。
【図6】フォークリフトの荷役作業時におけるチルトシ
リンダ反力の説明図。
リンダ反力の説明図。
【図7】図6の要部説明図。
【図8】フォークリフトの制動時におけるトルク反力の
説明図。
説明図。
【図9】フォークリフトの駆動反力の説明図。
【図10】フォークリフトの駆動反力の説明図。
【図11】図1に示す防振マウントの断面図。
【図12】図11に示す防振マウントの荷重−ひずみ特
性図。
性図。
【図13】防振マウントの他の形態を示す断面図。
【図14】図13に示す防振マウントの荷重−ひずみ特
性図。
性図。
【図15】防振マウントのさらに他の形態を示す断面
図。
図。
【図16】図15に示す防振マウントの荷重−ひずみ特
性図。
性図。
【図17】従来のドライブアクスルマウンティング構造
の代表的な例を示す分解斜視図。
の代表的な例を示す分解斜視図。
1…フレーム 6…アクスルマウンティングブラケット 7…フロントドライブアクスル 11…ボス部 12…第1の腕部 13…第2の腕部 14…マウントラバーブッシュ(第1の弾性体) 15…ピン 16…防振マウント(第2の弾性体) 28…チルトシリンダ
Claims (9)
- 【請求項1】 フロントドライブアクスルを支持する左
右一対のアクスルマウンティングブラケットが弾性体を
介してフレームに結合されていることを特徴とするフォ
ークリフトのドライブアクスルマウンティング構造。 - 【請求項2】 前記アクスルマウンティングブラケット
は前後方向に延びるリンク状のものとして形成されてい
て、その前端部でドライブアクスルを支持するとともに
後端部がフレームに揺動可能にピン結合されていて、か
つアクスルマウンティングブラケットの前端部とその上
方のフレームの一部との間に第1の弾性体が介装されて
いることを特徴とする請求項1記載のフォークリフトの
ドライブアクスルマウンティング構造。 - 【請求項3】 前記アクスルマウンティングブラケット
がチルトシリンダとほぼ平行に配置されていることを特
徴とする請求項2記載のフォークリフトのドライブアク
スルマウンティング構造。 - 【請求項4】 前記アクスルマウンティングブラケット
とフレームとがピン結合部において第2の弾性体を介し
て結合されていることを特徴とする請求項3記載のフォ
ークリフトのドライブアクスルマウンティング構造。 - 【請求項5】 前記第2の弾性体のばね定数は、第1の
弾性体のばね定数よりも大きく設定されていることを特
徴とする請求項4記載のフォークリフトのドライブアク
スルマウンティング構造。 - 【請求項6】 前記アクスルマウンティングブラケット
は前後方向に延びる第1の腕部と該第1の腕部から上方
に延びる第2の腕部とにより略L字状のものとして形成
されていて、第1,第2の腕部の交点でドライブアクス
ルを支持するとともに、第1の腕部の端部がフレームに
揺動可能にピン結合されていて、かつ第2の腕部の端部
が第1の弾性体を介してフレームに結合されていること
を特徴とする請求項1記載のフォークリフトのドライブ
アクスルマウンティング構造。 - 【請求項7】 前記アクスルマウンティングブラケット
の第1の腕部がチルトシリンダとほぼ平行に配置されて
いることを特徴とする請求項6記載のフォークリフトの
ドライブアクスルマウンティング構造。 - 【請求項8】 前記アクスルマウンティングブラケット
の第1の腕部の端部とフレームとがピン結合部において
第2の弾性体を介して結合されていることを特徴とする
請求項7記載のフォークリフトのドライブアクスルマウ
ンティング構造。 - 【請求項9】 前記第2の弾性体のばね定数は、第1の
弾性体のばね定数よりも大きく設定されていることを特
徴とする請求項8記載のフォークリフトのドライブアク
スルマウンティング構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33646796A JPH10166824A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | フォークリフトのドライブアクスルマウンティング構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33646796A JPH10166824A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | フォークリフトのドライブアクスルマウンティング構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10166824A true JPH10166824A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18299449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33646796A Pending JPH10166824A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | フォークリフトのドライブアクスルマウンティング構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10166824A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002020088A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-01-23 | Linde Ag | フォークリフト |
WO2008096793A1 (ja) | 2007-02-08 | 2008-08-14 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | フォークリフトのリアアクスル取付構造及びこれを備えたフォークリフト |
JP4541472B2 (ja) * | 1998-10-28 | 2010-09-08 | リンデ マテリアル ハンドリング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 産業車両 |
DE102007001860B4 (de) | 2006-11-15 | 2022-03-31 | Linde Material Handling Gmbh | Flurförderzeug mit einer vormontierten Achsbaugruppe |
-
1996
- 1996-12-17 JP JP33646796A patent/JPH10166824A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4541472B2 (ja) * | 1998-10-28 | 2010-09-08 | リンデ マテリアル ハンドリング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 産業車両 |
JP2002020088A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-01-23 | Linde Ag | フォークリフト |
DE102007001860B4 (de) | 2006-11-15 | 2022-03-31 | Linde Material Handling Gmbh | Flurförderzeug mit einer vormontierten Achsbaugruppe |
WO2008096793A1 (ja) | 2007-02-08 | 2008-08-14 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | フォークリフトのリアアクスル取付構造及びこれを備えたフォークリフト |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050819 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050830 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050902 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060110 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |