JPH0517343Y2 - - Google Patents

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JPH0517343Y2
JPH0517343Y2 JP9472387U JP9472387U JPH0517343Y2 JP H0517343 Y2 JPH0517343 Y2 JP H0517343Y2 JP 9472387 U JP9472387 U JP 9472387U JP 9472387 U JP9472387 U JP 9472387U JP H0517343 Y2 JPH0517343 Y2 JP H0517343Y2
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JP
Japan
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frame
vehicle body
arched frame
cabin
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JP9472387U
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JPS63202571U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、四柱式キヤビンを搭載したフレーム
式の農用トラクタに係り、詳しくは左右一対の車
体フレームの前部間に亘つてエンジンボンネツト
の後部を支持するアーチ型フレームを架設し、こ
のアーチ型フレームの下端近傍位置に四柱式キヤ
ビンの左右前部支柱を連結してある農用トラクタ
に関する。
〔従来の技術〕
従来、四柱式キヤビンを車体に着脱自在に取付
けるにあたつて、例えば実開昭61−108667号公報
に示されるように、キヤビンの前部支柱をフート
カバーの上面に着脱自在に取付けることも提案さ
れているが、この構成においては前部支柱を車体
に強固に取付けることはできず、キヤビンの前部
支柱を運転部を保護する安全フレームとして利用
する機能が低下するものである。
これに対して、左右一対の車体フレーム間に亘
つて架設したエンジンボンネツト支持用のアーチ
型フレームを前部支柱の補強に利用することも考
えられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記構成によれば、前記アーチ型フレーム外側
にキヤビンの前部支柱を配設し、前部支柱から車
体内方へ延出したステーをアーチ型フレームの外
面に着脱自在に連結するのであるが、このステー
端部をアーチ型フレームに車体外側から取付ける
際に、その取付箇所の外側に前部支柱が配置され
ているので、この前部支柱が連結の際の邪魔にな
り、前部支柱の組付けが難しいという欠点があつ
た。
本考案は上記の実情に着目してなされたもので
あつて、従来構成の車体にキヤビンを着脱自在に
取付けるにあたつて、強固に且つ比較的容易にキ
ヤビンの前部支柱を取付けることができるものを
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本考案の特徴構成は、前部支柱をア
ーチ型フレームの前部外側方に配設し、該前部支
柱の下端を前記車体フレームに固設した前部作業
装置連結用のブラケツトに着脱自在に取付けると
ともに、この前部支柱の下端近くから後方に突設
したステーを前記アーチ型フレームの下端部外面
側に着脱自在にボルト固定してある点にあり、そ
の作用及び効果は次の通りである。
〔作用〕
前部支柱を車体に組付ける際には、この前部支
柱をアーチ型フレームの前部外側方に配設して、
その下端を前部作業装置連結用のブラケツトに取
付け、また前部支柱の下端近くから後方に突設し
たステーを前記アーチ型フレームの下端部外面側
に外側からボルト固定して行うことができる。こ
こにおいて、前部支柱はアーチ型フレームの横外
側に配置されてはいず、アーチ型フレームの前側
に配置されており、アーチ型フレームの横外面側
には連結用のステーが配置された状態であるか
ら、このステーをアーチ型フレーム外面にボルト
固定する際に前部支柱が邪魔になることはない。
また、前部支柱をアーチ型フレームに取付けた
後では、前部支柱の下端が車体フレームに固設し
た前部作業装置連結用のブラケツトに取付けら
れ、また前部支柱の下端近くがステーを介してア
ーチ型フレームの下端部にボルト固定されている
ので、前部支柱は上下二箇所で車体側に固定され
ることになる。
〔考案の効果〕
その結果、従来構成の車体をそのまま利用し
て、キヤビンを強固に固定することができ、また
組付け性を向上できるようになつた。また、車体
が横転して前記支柱に内側への力が加わつた際に
は、前記ステーが屈折変形することが可能である
から、ここで横転時のシヨツクを吸収し、安全性
を高めることもできる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第3図に示すように、農用トラクタは左右一対
の車体フレーム1の前部にエンジン8を搭載する
とともに、車体フレーム一対の後部にミツシヨン
ケース9を連結して車体を構成し、車体の前部を
前車輪11で支承するとともに、車体の後部を後
車輪12で支承し、車体の中央部に運転部10を
設けるとともに、車体後部に作業装置昇降用のリ
フトアーム13を設けて構成されている。
前記左右一対の車体フレーム1の前部間に亘つ
てアーチ型フレーム3が架設され、このアーチ型
フレーム3で前記エンジン8を覆うエンジンボン
ネツト2の後端部が支持されている。また、この
アーチ型フレーム3の下端近傍位置において前記
左右の車体フレーム1,1に亘つて横フレーム1
4が架設連結され、横フレーム14には前部作業
装置連結用のブラケツト6が固設されている。
そして、前記運転部10を上方より覆う四柱式
キヤビン5の左右前部支柱4が前記アーチ型フレ
ーム3の前部外側方に配設されて、前記ブラケツ
ト6に着脱自在にボルト固定されており、またキ
ヤビン5の後部支柱15は前記運転部10の左右
両側に配置された後車輪用フエンダ16を貫通し
て、前記ミツシヨンケース9の両側に延出された
後車軸ケース(図示せず)に連結されている。
次の、前記キヤビン5の前部支柱4の取付構造
について詳細に説明する。
第1図及び第2図に示すように、前部支柱4の
下端部は車体側へ湾曲しており、該前部支柱4の
下端が前記したようにブラケツト6にボルト固定
されている。車体側面視では、この前部支柱4と
アーチ型フレーム3とがそれぞれ重合しない位置
で、且つ近接して配置された状態であり、この前
部支柱4の下端部の内側から後方へ延出された断
面略コ字状のステー7が前記アーチ型フレーム3
の下端部外面に接当するようになつている。そし
て、このステー7とアーチ型フレーム3の接当部
において、アーチ型フレーム3には内側にナツト
が溶接されたボルト孔が穿孔され、ステー7の外
側からアーチ型フレーム3にボルトを螺入して固
定されている。
上記構成にあつては、アーチ型フレーム3の横
外側に前部支柱4が配置されない状態であり、且
つアーチ型フレーム3に近接して前部支柱4が配
置されているので、ステー7の取付けが比較的容
易であるとともに、ステー7の長さを長くした場
合のように連結強度が低下することもないのであ
る。
尚、図中17はエンジンボンネツト2のカバー
であり、前記アーチ型フレーム3の下端部を残し
てアーチ型フレーム3の上部全体に装着されてお
り、また18はステツプ、19はフートカバーであ
る。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農用トラクラの実施例を示
し、第1図は要部正面図、第2図は要部側面図、
第3図は農用トラクタの全体側面図である。 1……車体フレーム、2……エンジンボンネツ
ト、3……アーチ型フレーム、4……前部支柱、
5……キヤビン、6……前部作業装置連結用のブ
ラケツト、7……ステー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対の車体フレーム1の前部間に亘つてエ
    ンジンボンネツト2の後部を支持するアーチ型フ
    レーム3を架設し、このアーチ型フレーム3の下
    端近傍位置に四柱式キヤビン5の左右前部支柱4
    を連結してある農用トラクタであつて、前記前部
    支柱4をアーチ型フレーム3の前部外側方に配設
    し、該前部支柱4の下端の前記車体フレーム1に
    固設した前部作業装置連結用のブラケツト6に着
    脱自在に取付けるとともに、この前部支柱4の下
    端近くから後方に突設したステー7を前記アーチ
    型フレーム3の下端部外面側に着脱自在にボルト
    固定してある農用トラクタ。
JP9472387U 1987-06-19 1987-06-19 Expired - Lifetime JPH0517343Y2 (ja)

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JP9472387U JPH0517343Y2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19

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JP9472387U JPH0517343Y2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19

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Publication Number Publication Date
JPS63202571U JPS63202571U (ja) 1988-12-27
JPH0517343Y2 true JPH0517343Y2 (ja) 1993-05-10

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