JP2538704B2 - 作業車のフレ―ム構造 - Google Patents

作業車のフレ―ム構造

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JP2538704B2
JP2538704B2 JP2191553A JP19155390A JP2538704B2 JP 2538704 B2 JP2538704 B2 JP 2538704B2 JP 2191553 A JP2191553 A JP 2191553A JP 19155390 A JP19155390 A JP 19155390A JP 2538704 B2 JP2538704 B2 JP 2538704B2
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mission case
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frame structure
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和夫 鮫島
繁 森田
照隆 武井
英哉 梅本
義和 戸越
川原  好博
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主としてフロントモーアの乗用型芝苅機等の
作業車のフレーム構造に関する。
〔従来の技術〕 この種の作業車のフレーム構造は、先に本出願人が出
願した特願平1−333181号で示したもののように、前後
に延びる左右一対の主フレームの後側下方に、縦軸心周
りで旋回操作自在な操向後輪を備え、かつ、主フレーム
の前端側にミッションケース取付用の組付フレームを乗
設し、左右の主フレームに亘って架設された前後一対の
支持フレームにエンジンを搭載するとともに、前側の支
持フレームと組付フレームとを連結フレームで連結して
構成されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記構成のフレームは、構造複雑で部品点数や部材の
連結箇所も多く、コスト、製作面において改善の余地が
あった。
本発明は上記不都合のない作業車のフレーム構造を得
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、作業車のフレー
ム構造を前後に延びる主フレームの前後方向一端側の下
方に、縦軸心周りで旋回操作自在な操向輪を備え、主フ
レームの他端側に走行用のミッションケースを吊設する
とともに、このミッションケースの下部と主フレームと
を連結する状態の下部フレームを設け、この下部フレー
ムにミッションケースに対するエンジンを搭載支持して
構成したことを特徴とする。
〔作 用〕
前記特徴構成によると、ミッションケースを直接主フ
レームに取付けることにより、従来における組付フレー
ムが省略できるとともに、エンジン搭載用の下部フレー
ムをミッションケース下部と主フレームとに亘って架設
することにより、下部フレームと主フレームとはミッシ
ョンケースを介して剛結されることになって、フレーム
強度、特に上下方向の曲げモーメントに対する強度を充
分に大きくすることが可能となる。
つまり、主フレームに対するミッションケースとエン
ジの配設位置関係に着目し、ミッションケースにフレー
ム機能を持たせること、およびエンジン搭載用フレーム
を、従来の左右方向に換えて前後方向に架設するという
構造工夫により、フレームとしての部品点数を削減で
き、構造簡単に、かつ、強度的にも向上したフレーム構
造を構成可能となったのである。
〔発明の効果〕
従って、主フレームおよび各取付構造物の配置、取付
けを吟味、工夫することにより、フレーム強度を向上し
ながらも構造簡単、かつ、コスト的にも有利となる作業
車のフレーム構造を提供することができた。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例を作業車の一例であるフロン
トモーア乗用型芝刈機について説明する。
第2図に、機体前方に昇降自在なモーア(M)を設
け、機体前部に操縦部(1)を、後部に後部ボンネット
(2)を夫々備えるとともに、駆動前輪(3)、操向後
輪(4)を設けて走行可能とした乗用型芝刈機が示され
ている。
左右の前輪(3),(3)は機体フレーム(F)の前
端部に固定されたミッションケース(5)に軸支される
とともに、左右一対の後輪(4),(4)は機体フレー
ム(F)後端部に、縦軸心(P)周りで旋回操作自在に
取付けられており、次にその機体フレーム(F)の構造
を説明する。
第1図、第2図に示すように、前フレーム(6)と後
フレーム(7)とから成り、側面視段形状で左右一対の
主フレーム(8),(8)と下部フレーム(9)とから
機体フレーム(F)が構成されている。一対の主フレー
ム(8),(8)の前端どうしを前横フレーム(10)で
連結し、これに、ミッションケース(5)をボルト止め
して吊設するとともに、このミッションケース(5)の
下部に左右一対の支持フレーム(11),(11)の前部を
ボルト連結し、これら支持フレーム(11),(11)の後
端を連結する正面視U字状のパイプフレーム(12)を、
後フレーム(7),(7)夫々にボルト止めしてある。
そして、パイプフレーム(12)と両支持フレーム(1
1),(11)から構成される下部フレーム(9)に、エ
ンジン(E)を搭載し、このエンジン(E)の動力がHS
T(13)を介して走行用ミッション(M)に伝達され
る。また、ミッションケース(5)には操縦部(1)の
ハンドル(14)や、ステップ(15)を支持するフロアフ
レーム(16)をボルト止めしてある。
前記支持フレーム(11),(11)には取付部材(1
7),(17)を介してエンジン(E)を搭載するが、そ
れら取付部材(17),(17)に下カバー部材(18),
(18)が固定され、これら下カバー部材(18),(18)
と後フレーム(7),(7)とに亘ってサイドカバー
(19),(19)を着脱自在に取付けてある。すなわち、
サイドカバー(19)と後フレーム(7)とをピンと孔に
より連結し、サイドカバー(19)と下カバー部材(18)
とを蝶ボルト(20)によって連結してある。
また、エンジン(E)にはラジエータ(21)、エアク
リーナ(22)、およびマフラー(23)等が取付けられる
が、第3図に示すように、これら補機類を予備組付した
状態のエンジン(E)を、左右の主フレーム(8),
(8)間を通して上方から落とし込んで下部フレーム
(9)に取付可能となる状態に、左右の幅方向の寸法を
設定してある。(24)はオイルパンであり、(25)はエ
ンジン(E)の前側を覆う前カバーである。
〔別実施例〕
本発明によるフレーム構造を運搬車に適用しても良
い。
また、主フレーム(8)を板金材等による単一の部材
で構成するも良い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る作業車のフレーム構造の実施例を示
し、第1図は該構造を示す斜視図、第2図は芝苅機の全
体側面図、第3図はエンジン搭載部を示す断面正面図で
ある。 (4)……操向輪、(5)……ミッションケース (8)……主フレーム、(9)……下部フレーム、 (P)……縦軸心、(E)……エンジン。
フロントページの続き (72)発明者 梅本 英哉 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ堺製造所内 (72)発明者 戸越 義和 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ堺製造所内 (72)発明者 川原 好博 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ堺製造所内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後に延びる主フレーム(8)の前後方向
    一端側の下方に、縦軸心(P)周りで旋回操作自在な操
    向輪(4)を備え、前記主フレーム(8)の他端側に走
    行用のミッションケース(5)を吊設するとともに、こ
    のミッションケース(5)の下部と前記主フレーム
    (8)とを連結する状態の下部フレーム(9)を設け、
    この下部フレーム(9)に前記ミッションケース(5)
    に対するエンジン(E)を搭載支持してある作業車のフ
    レーム構造。
JP2191553A 1990-07-18 1990-07-18 作業車のフレ―ム構造 Expired - Lifetime JP2538704B2 (ja)

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JP4718152B2 (ja) 2004-09-24 2011-07-06 矢崎総業株式会社 リヤカバーの取付構造

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