JPS6114941Y2 - - Google Patents

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JPS6114941Y2
JPS6114941Y2 JP2798080U JP2798080U JPS6114941Y2 JP S6114941 Y2 JPS6114941 Y2 JP S6114941Y2 JP 2798080 U JP2798080 U JP 2798080U JP 2798080 U JP2798080 U JP 2798080U JP S6114941 Y2 JPS6114941 Y2 JP S6114941Y2
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JP
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frame
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horizontal
horizontal frame
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JP2798080U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車体転倒時に搭乗運転者が車体の下
敷になるような危険を避けるための保護枠を備え
たトラクタに関する。
従来、この種のトラクタに設けられる保護枠
は、例えば、実開昭55−27175号公報に示されて
いるように、操縦部空間を挾む車体前後の両位置
で左右横方向に架設された横向きフレームの両端
間にわたり、操縦部空間の上方を迂回するように
設けられているものであるが、後向きフレームの
設置高さを低く設定すると、保護枠自体の保形強
度ならびに保護枠下端部の支持強度を充分には得
難く、できるだけ横向きフレームの位置を高く設
定することが望まれている。しかしながら、上記
従来装置のものでは、横向きフレームの高さ位置
が、計器箱の存在によつて制限され、計器箱より
も下方側にまで設けることのできないものであ
り、保護枠の支持強度を高めるには、支持構造を
特別強固に構成する必要があり、また、保護枠自
体も充分な強度部材を用いる必要があつた。
本考案は、最上位の横向きフレームの取付け位
置を、計器箱の存在に拘わらず充分高い位置に設
定して、保護枠の支持強度、および、保護枠自体
の剛性を高めること、ならびに、その横向きフレ
ームの取付構造を工夫することで計器箱の補強や
振動発生の防止を図ることにその目的がある。
上記目的を達成するための本考案の特徴とする
構成は、車体フレームの横外方に突出する状態で
横向きフレームを取付け、前記横向きフレームの
両端部に搭乗運転者に対する保護枠の左右下端側
部分を連結し、前記横向きフレームの中間部に計
器箱を取付けると共に、その計器箱の内面側に保
形部材を一体的に付設し、その保形部材の上端側
あるいはそれに近い計器箱側板と前記保護枠にわ
たつて、左右一対の補強用横向きフレームを架設
した点にあり、かかる構成から次の作用効果を奏
する。
すなわち、計器箱の内面側に保形部材を一体的
に付設し、その保形部材の位置に対応させて計器
箱の外側に補強用横向きフレームを取付けること
で、この補強用横向きフレームおよび前記保形部
材を最上位の横向きフレームとして用いることが
でき、計器箱の存在に拘らず、最上位の横向きフ
レームの位置を高位に設定でき、従つて、保護枠
の支持強度を高め、同時に、保護枠自体の剛性も
高め得たものである。
さらに、計器箱が保形部材および補強用横向き
フレームに支持されていることで、その計器箱の
補強を図り得るとともに、薄板材で構成される計
器箱が機体振動に伴つて共振することも避け易い
ものである。
以下に、本考案の実施例を図面の記載に基いて
説明する。
次に、本考案の実施の態様を例示図について詳
述する。
筒状の左右メインフレーム1,1を、それに対
して前後方向に間隔をへだてるフレーム2・・で
連結して、車体フレーム3を形成し、この車体フ
レーム3の前部側に、2台の油圧ポンプP1,P2
連設したエンジン4を、かつ、車体フレームの後
部側に、前記ポンプP1に接続のモータM1を直結
したギア式の変速機構と差動装置を内装したケー
ス5を、夫々搭載すると共に、車体フレーム3の
後部側の上方に支柱6を介してフレーム7を、か
つ車体フレーム3の前部側の下部に直接的にフレ
ーム8を、夫々車体フレーム3よりも横外方に横
向きに突出させて設け、その前部側の横向きフレ
ーム8の両側に、シリンダ9にによつて駆動昇降
が自在でかつ運転部10のハンドル12に連動し
て左右操向が自在な前車輪11,11を取付ける
と共に、その車輪11,11の夫々に、前記ポン
プP2に連動連結のモータM1を付設し、そして、
前記変速ケース5から左右に突出する差動軸のカ
バーに、後車輪13を備えた伝動ケース14を差
動軸まわりで上下揺動自在に連結すると共に、そ
の伝動ケース14と前記後部側横向きフレーム7
の端部にわたつて揺動用シリンダ15を連結し
て、対地昇降が自在なフレーム構成の全輪駆動型
走行車体Aを構成し、そして、前記変速ケース5
に内装の作業装置用変速装置と前記エンジン4を
連動連結して、前記ケース5の後方に突出の作業
装置用動力取出軸16を変速駆動できるようにす
ると共に、作業装置に対する昇降用リンク機構1
7を設け、かつ、前記運転部10を構成すべく、
前記変速ケース5の上部に運転席18を設けると
共に、その前部に、各種計器類を装備した計器箱
19やハンドル12や各種操作具類を配置し、か
つメインフレーム外側方にステツプ20を付設し
て、トラクタを構成してある。
前記メインフレーム1,1のステツプ前端近く
に支柱21,21を立設し、この支柱21,21
にわたつて、左右メインフレーム1,1の横外方
に突出させる状態で横向きフレーム22を架設す
ると共に、U字状部材23とそれの屈曲上端どう
しを連結する部材24から成る搭乗運転者に対す
る保護枠Bを、その前後左右の下端部分をして前
記横向きフレーム7,22の両端側に連結し、そ
して、前記横向きフレーム22の中間部に前記計
器箱19を取付けると共に、前記計器箱19の内
部に保形部材19aを設け、その保形部材19a
の上端側あるいはそれに近い計器箱側板19bと
前記保護枠Bにわたつて、左右一対の計器箱補強
用横向きフレーム25,25を架設し、もつて車
体転倒時に搭乗運転者を保護枠Bで保護すると共
に、その強度構造の保護枠Bに計器箱補強用横向
きフレーム25,25を連結する事によつて、そ
の計器箱19の取付け強度を高くし、かつ板計製
や合成樹脂など本来的に車体振動に共振しやすい
計器箱19の振動を抑制して、その振動による計
器類の破損や誤作動を生じ難いようにしてある。
前詰左右のメインフレーム1,1の夫々に、そ
の上方に位置させる状態でかつ支柱21と横向き
フレーム22の間を通してコの字状フレーム26
をメインフレーム1に溶接連結すると共に、それ
に連なるフレーム27を、前記コの字状フレーム
26と前記保護枠Bに溶接連結し、かつ中間部に
支柱28を設けて、車体構造の前後方向における
上下の撓み強度を構成してある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るトラクタの実施例を示し、
第1図は全体側面図、第2図は車体フレームと保
護枠Bの側面図であり、第3図は更に計器箱を取
付けた縦断面図である。 1……メインフレーム、18……運転席、19
……計器箱、19a……保形部材、21……支
柱、22……横向きフレーム、25……計器箱補
強用横向きフレーム、B……保護枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体フレーム3の横外方に突出する状態で横向
    きフレーム22を取付け、前記横向きフレーム2
    2の両端部に搭乗運転者に対する保護枠Bの左右
    下端側部分を連結し、前記横向きフレーム22の
    中間部に計器箱19を取付けると共に、その計器
    箱19の内面側に保形部材19aを一体的に付設
    し、その保形部材19aの上端側あるいはそれに
    近い計器箱側板19bと前記保護枠Bにわたつ
    て、左右一対の補強用横向きフレーム25,25
    を架設してあることを特徴とするトラクタ。
JP2798080U 1980-03-03 1980-03-03 Expired JPS6114941Y2 (ja)

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JP2798080U JPS6114941Y2 (ja) 1980-03-03 1980-03-03

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JPS56129374U JPS56129374U (ja) 1981-10-01
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JP4594883B2 (ja) * 2006-03-13 2010-12-08 株式会社クボタ 作業車のフレーム構造
US7677646B2 (en) 2006-03-13 2010-03-16 Kubota Corporation Vehicle frame for work vehicle and method for manufacturing same

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JPS56129374U (ja) 1981-10-01

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