JP3060133U - 眼灌流・洗浄液バッグ包装体 - Google Patents

眼灌流・洗浄液バッグ包装体

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JP3060133U JP1998008364U JP836498U JP3060133U JP 3060133 U JP3060133 U JP 3060133U JP 1998008364 U JP1998008364 U JP 1998008364U JP 836498 U JP836498 U JP 836498U JP 3060133 U JP3060133 U JP 3060133U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラス容器の破損やガラスフレークの発生を回
避し 眼潅流、洗浄液を安定に収容できる、眼灌流、洗
浄液バッグ包装体を提供。 【解決手段】1室にオキシグルタチオン含有薬液又は固
形剤、他室に重炭酸イオン液が封入され、バッグと包装
材との空間部が炭酸ガス雰囲気とされた眼灌流、洗浄液
バッグ包装体。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は眼灌流・洗浄液バッグ包装体、より詳しくは、眼科手術時の眼内及び 眼外灌流、洗浄等に用いられる重炭酸イオン及びグルタチオン及び/又はデキス トロースを含む液を用時混合して調整するための各成分を複室バッグに安定に収 容してなるバッグ包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
白内障手術、硝子体手術、緑内障手術等の眼科手術時等に、眼内及び眼外灌流 、洗浄に用いられる液としては、現在、「オペガード」(千寿製薬株式会社製造 、武田薬品工業株式会社販売)及び「ビーエスエスプラス」(BSS PLUS 、参天製薬株式会社輸入販売)が市販されている。
【0003】 前者のオペガードは、有効成分の一つとしてのデキストロースを含むpH7. 2〜8.2の範囲の液状形態に調整されているが、該デキストロースは酸性域で 安定なため、長期保存安定性に欠ける不利がある。
【0004】 また、後者のビーエスエスプラスは、オキシグルタチオン、デキストロース、 カルシウムイオン及びマグネシウムイオンを含む溶液(10ml又は20ml) と、重炭酸イオンを含む希釈液(240ml又は480ml)とを、別々のガラ スバイアルに収容し、使用時に両頭針のついた移注器を用いてオキシグルタチオ ン等を含む溶液を、希釈液の入ったガラス容器に移注し、混注後使用する形態と なっている。これはオキシグルタチオン及びデキストロースが、pH7以上での 長期に亘る安定維持が困難であることと、カルシウムイオン及びマグネシウムイ オンは長期間希釈液と接触する場合には沈殿を生じる不利があるという理由によ る。
【0005】 しかるに、上記ビーエスエスプラスは、長期安定に保存できるものである反面 、その使用時には、下記(1)〜(4)に従う移注手順を必要とし、これに伴われる、 例えば下記(a)〜(f)等の欠点がある。
【0006】 (1) 10ml又は20mlのオキシグルタチオン溶液を収容したガラス容器(ボ トル)のゴム栓を外し、移注器の一方の針(樹脂針)のキャップを外し、該樹脂 針を上記ボトルのゴム栓に突き刺す、 (2) 次に、移注針の他方の針(ステンレス針)のキャップを外し、 (3) 希釈液を入れたガラス容器(ボトル)のアルミカバーを外し、ステンレス針 を該ボトルのゴム栓に突き刺す、 (4) 注入後2液をよく混合する。
【0007】 (a) 上記操作自体煩雑であり、特にオキシグルタチオン溶液を収容したボトルの ゴム栓に、樹脂針を突き刺す操作は、かなり困難である、 (b) 2液の混注に時間がかかりすぎ、救急使用時等には迅速に対応できない、 (c) 上記混注時における細菌汚染の危険は避けられない、 (d) 同一ボトルのゴム栓に樹脂針を2回以上刺したりすると、それだけ異物混入 の危険が多くなる、 (e) 上記混合手順を間違うと混合されないか混合後に液の濃度が変化する、 (f) 混注されないで希釈液だけが誤って投与される可能性もある。
【0008】 更に、上記オペガード及びビーエスエスプラスは勿論のこと、この種の眼灌流 、洗浄液は、一般にガラスバイアルに収容された液状形態を有しており、また重 炭酸イオンを用いてpH8付近のアルカリ域に調整されるため、ガラス製容器に 充填後、加熱滅菌して保存すると、経時的にガラスフレークが発生するという致 命的欠点があった。
【0009】 従って、従来の眼灌流、洗浄液に代わって、之等に認められる欠点を全て解消 された、新しい眼灌流、洗浄液の開発が当業界で要望されている。
【0010】 また、この種の眼灌流、洗浄液に用いられる重炭酸イオン(炭酸水素イオン) は、液中では次式(1)
【0011】
【化1】
【0012】 で表わされるような平衡関係にある。開放系では該式(1)の右辺の炭酸ガスの 揮散によって反応が右側に進行し、これに伴われて重炭酸イオンの減少及び炭酸 イオンの増加が起こり、水溶液のpHが次第に上昇する。
【0013】 一方、健康な人の涙液は、覚醒時ではpH7.5±0.2の範囲にあり、眼瞼 を長時間閉じた状態では、pH約7.25である。該pH範囲を外れた例えばp H6以下や8以上では、人は不快感を感じるので、眼灌流、洗浄液のpHはでき るだけ上記範囲内とする必要がある。この範囲を外れるpH上昇等は極力防がな ければならない。
【0014】 このため、従来よりかかる眼灌流、洗浄液は、上記経時的pH変化を防止する ために、ガラス製バイアル等の密閉容器に充填され、発生する炭酸ガスの揮散を 防止することにより一定の平衡状態を保ち、重炭酸イオン濃度及び液pHの安定 化を図っている。
【0015】 しかしながら、ガラス製容器は破損し易く、非常に重く、廃棄処分にも苦労す るという致命的欠点があるに加えて、上記眼灌流、洗浄液の加熱滅菌時における 炭酸ガスの発生は避けられず、この発生ガスにより容器内圧が上昇し、これがガ ラス容器の破損を誘発するおそれも多々ある。
【0016】 更に、重炭酸イオンを含む眼灌流、洗浄液は、上記のようにpHが7〜8程度 の範囲の弱アルカリ性を保持するのが望ましいが、かかるpHでは、ガラス容器 に充填後、加熱滅菌して保存すると、経時的に器壁からガラスフレークを発生さ せ、このために長期保存ができない欠点もある。
【0017】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案の目的は、上記従来技術に見られる欠点を解消して、オキシグ ルタチオン及び/又はデキストロースと共に重炭酸イオンを含有する眼灌流、洗 浄液を、長期間安定に収容し、炭酸ガス発生による液のpH変化をできるだけ防 止し得る眼灌流、洗浄液バッグ包装体を提供することにある。
【0018】 本考案者らは、上記目的より鋭意研究を重ねた結果、重炭酸イオンを含有する 薬液とオキシグルタチオン及び/又はデキストロースを含有する薬液又は固形剤 とを、それぞれガス透過性プラスチック製複室バッグの各室に封入して高圧蒸気 滅菌、熱水浸漬滅菌、熱水シャワー滅菌等の一般的滅菌方法により滅菌するか或 いはそれぞれ無菌的にプラスチック製複室バッグの各室に封入し、その後、得ら れるバッグをガス非透過性プラスチック製包装材で包装し、上記バッグと包装材 との空間部を炭酸ガス雰囲気とする時には、使用時に上記バッグの各室を連通さ せることによってバッグ内容物を混合して眼灌流、洗浄液を調整でき、かくして 、上記目的に合致する安定保存できる眼灌流、洗浄液が得られることを見いだし た。本考案はかかる新しい知見に基づいて完成されたものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、ガス透過性プラスチック製複室バッグをガス非透過性プラス チック包装材で包装した包装体であって、該複室バッグはオキシグルタチオン及 びデキストロースから選ばれる少なくとも1種を含む薬液(以下「GSSG/G LU液」という)又は固形剤(以下「GSSG/GLU固形剤」という)が封入 されたA室と、重炭酸イオンを含む薬液(以下「重炭酸イオン液」という)が封 入されたB室とを少なくとも有しており、上記複室バッグと包装材との空間部は 炭酸ガス雰囲気とされていることを特徴とする眼灌流、洗浄液バッグ包装体が提 供される。
【0020】 また、本考案によれば、下記各態様の上記眼灌流、洗浄液バッグ包装体が提供 される。
【0021】 (1)上記複室バッグと包装材との空間部に炭酸ガス発生型脱酸素剤を配置するこ とによって炭酸ガス雰囲気が確立される眼灌流、洗浄液バッグ包装体。
【0022】 (2)上記複室バッグと包装材との空間部に酸素検知剤が配置される眼灌流、洗浄 液バッグ包装体。
【0023】 (3)上記複室バッグと包装材との空間部が、炭酸ガス濃度0.5〜20v/v% 、より好ましくは1〜15v/v%の炭酸ガス雰囲気とされる眼灌流、洗浄液バ ッグ包装体。
【0024】 (4)A室に封入される薬液が、更にカルシウムイオン及びマグネシウムイオンか ら選ばれる少なくとも1種、好ましくは両者を含むものである眼灌流、洗浄液バ ッグ包装体。
【0025】 (5)A室に封入される固形剤が、更にカルシウム塩及びマグネシウム塩から選ば れる少なくとも1種、好ましくは両者を含むものである眼灌流、洗浄液バッグ包 装体。
【0026】 本考案の眼灌流、洗浄液バッグ包装体は、A室及びB室の少なくとも2室を有 する複室バッグの利用に基づいて、オキシグルタチオン、デキストロース及び重 炭酸イオン液の長期に亘る安定化が可能である。
【0027】 また、本考案の包装体は、ガス非透過性プラスチック包装材の利用と共に、空 間部を炭酸ガス雰囲気としたことに基づいて、重炭酸イオン液から発生する炭酸 ガスの大気中への揮散が防止でき、これにより該液のpH値を一定値に保持でき る利点が保証される。
【0028】 更に、上記空間部に酸素検知剤を配置した本考案の包装体は、長期保存時や包 装材におけるピンホール発生等のトラブルによる眼灌流、洗浄液のpH変化及び これに伴われる劣化を、容易に確認することができ、安全性に優れる利点がある 。
【0029】 加えて、本考案の包装体は、特にプラスチック製バッグを利用する構成を採用 したことに基づいて、破損やガラスフレーク発生の危険を回避でき、軽量化を図 ることができ、また、通常の操作で容易に製造できる利点もある。
【0030】
【考案の実施の形態】
以下、本考案のバッグ包装体につき詳述すれば、本考案において眼灌流、洗浄 液としては、GSSG/GLU液又はGSSG/GLU固形剤、重炭酸イオン液 、及び更に所望により、カルシウムイオン及びマグネシウムイオンから選ばれる 少なくとも1種を含む薬液(以下「Ca/Mg液」という)又はカルシウム塩及 びマグネシウム塩から選ばれる少なくとも1種を含む固形剤(以下「Ca/Mg 固形剤」という)から構成されるものを使用する。
【0031】 尚、本明細書においてイオン及び塩濃度の表示は、特に明記する場合を除いて 、複室バッグの各室内容物(封入物)を混合して調整される眼灌流、洗浄液のイ オン及び塩濃度(無水物換算とする)を示すものとする。
【0032】 GSSG/GLU液及び重炭酸イオン液の各液(A室封入液及びB室封入液) は、それぞれ、オキシグルタチオン及び/又はデキストロース、及び重炭酸イオ ンを必須成分として、他にそれぞれ、カルシウムイオン及びマグネシウムイオン から選ばれる少なくとも1種を含ませることができる。特に重炭酸イオン液にカ ルシウムイオン及びマグネシウムイオンから選ばれる少なくとも1種を含ませる 場合には、沈殿防止のために更にクエン酸イオンを含ませる。
【0033】 上記カルシウムイオン及びマグネシウムイオンから選ばれる少なくとも1種は 、上記GSSG/GLU液及び重炭酸イオン液とは別個に、Ca/Mg液として 調整して、複室バッグの他の室(C室)に封入することもできる。
【0034】 これら各成分の組成は適宜決定することができる。即ち、各室封入成分を混合 した液が従来より汎用されているこの種の眼内灌流、洗浄液の組成と同様のもの 又は之等を若干変更したものとすることができる。代表的な眼灌流、洗浄液組成 例としては、各液を混ぜ合わせて調整される眼灌流、洗浄液が、その1000m l当たりに以下の許容組成範囲、より好ましくは好適組成範囲から選ばれる各成 分を含有するものを例示できる。
【0035】 成分 許容範囲(g) 好適範囲(g) オキシグルタチオン 0〜0.5 0〜0.3 デキストロース 0.4〜1.8 0.7〜1.65 炭酸水素ナトリウム 1.5〜2.5 1.9〜2.3 塩化カルシウム(無水物として) 0.09〜0.17 0.1〜0.15 塩化マグネシウム又は硫酸マグネシウム (いずれも無水物として) 0.07〜0.18 0.08〜0.16 また、本発明眼灌流、洗浄液がクエン酸イオンを含有するものとして調整され る場合、該クエン酸イオンは、得られる液1000mlあたりに、無水物換算で 0.4〜1.4g、より好ましくは0.7〜1.1gの範囲で含有されるように するのがよい。
【0036】 GSSG/GLU液、重炭酸イオン液及びCa/Mg液のそれぞれには、更に 例えばリン酸イオン、銅、亜鉛等の微量金属のイオン等を含ませることもできる 。
【0037】 また、GSSG/GLU液中には、塩化ナトリウムや塩化カリウム等を加えて ナトリウムイオン、カリウムイオン及び塩素イオン等を含ませるのがよい。之等 の配合量は、通常塩化ナトリウムでは約0.5〜0.9w/v%、好ましくは約0 .6〜0.8w/v%の範囲であるのがよく、塩化カリウムでは約0.02〜0. 05w/v%、好ましくは約0.025〜0.045w/v%の範囲であるのが望まし い。尚、上記ナトリウムイオン及びカリウムイオンは、重炭酸イオン液及びCa /Mg液中にも適宜加えることができる。
【0038】 重炭酸イオン液中に配合される重炭酸イオンを生ずる化合物は、炭酸水素ナト リウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸水素カリウム、その他の炭酸水素塩のいず れでもよく、之等は水溶液形態で用いられる。また、例えば炭酸ナトリウム、炭 酸カリウム等の炭酸イオンを生じる炭酸塩水溶液は、之等を炭酸塩として添加し ても、調製される薬液のpH範囲では重炭酸イオンを生じるため、之等も上記重 炭酸イオンを生じる化合物として重炭酸イオン液に添加配合することができる。 之等各水溶液の重炭酸イオン濃度は、特に限定されるものではないが、通常15 〜50mM程度の範囲にあるのが普通であり、これは例えば炭酸水素ナトリウム 水溶液の場合、約0.1〜0.4w/v%程度の濃度に相当する。特に好ましい炭 酸水素ナトリウム水溶液の濃度範囲は、約0.16〜0.24w/v%である。
【0039】 GSSG/GLU液及び重炭酸イオン液に適宜添加配合でき、またCa/Mg 液を構成し得る、カルシウムイオンを生じる化合物及びマグネシウムイオンを生 じる化合物としては、例えばカルシウム及びマグネシウムの塩化物、硫酸塩等の この種眼灌流、洗浄液に慣用されるもののいずれであってもよい。
【0040】 重炭酸イオン液にカルシウムイオン及び/又はマグネシウムイオンと共に添加 配合されるクエン酸イオンは、得られる液中に共存する重炭酸イオンとカルシウ ムイオンやマグネシウムイオンとの反応によって炭酸カルシウムや炭酸マグネシ ウムの沈殿が生成するのを防止する作用を奏し得る。即ち、クエン酸イオンは、 カルシウムイオンやマグネシウムイオンとキレートを作り、之等カルシウムイオ ン等が炭酸イオンと直接結合するのを阻止する作用を奏する。かかる作用を奏し 得る化合物としては、例えばクエン酸ナトリウム等のクエン酸塩を例示できる。 その配合量は、通常クエン酸塩として約0.35〜2w/v%の範囲、より好まし くは約0.5〜1.2w/v%の範囲から選ばれるのがよい。
【0041】 重炭酸イオン液は、含有される重炭酸イオンの安定性を考慮して、通常、適当 なpH調整剤、例えば水酸化ナトリウム、塩酸等を用いてpHを約7.0〜9. 0、好ましくは約7.0〜8.5の範囲に調整されるのがよい。また、該液には 、更に緩衝作用を有する例えばリン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウ ム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリ ウム等の緩衝剤を添加することもでき、これにより急激なpH変化を防止するこ とができる。かかる緩衝剤は、複室バッグの各室内薬液を混合したときに充分な 緩衝能を発揮できる濃度で用いられるのがよい。該濃度は、例えばリン酸水素二 ナトリウムを例にとれば、約0.03〜0.06w/v%、好ましくは約0.03 5〜0.05w/v%の範囲から選ばれるのがよい。また、酢酸ナトリウムでは、 約0.02〜0.06w/v%、好ましくは約0.03〜0.05w/v%の範囲から 選ばれるのがよい。
【0042】 一方、GSSG/GLU液は、該液中のオキシグルタチオン及び/又はデキス トロースを安定に保持するために、通常上記と同様のpH調整剤を用いてpH約 2.5〜6.5の範囲、好ましくは約3.0〜6.0の範囲に調整されるのがよ い。該液にも、上記と同様に、緩衝作用を有する酢酸ナトリウムや酢酸カリウム 等の緩衝剤を添加することができる。
【0043】 また、Ca/Mg液は、カルシウム及び/又はマグネシウムの沈殿の生成を確 実に防止するために、通常上記と同様のpH調整剤を用いてpH約3.5〜5. 5の範囲、好ましくは約4.0〜5.0の範囲に調整されるのが望ましい。該液 にも上記と同様に緩衝作用を有する酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、リン酸二水 素ナトリウム、リン酸二水素カリウム等の緩衝剤を添加することができる。
【0044】 本考案においてはまた、前記GSSG/GLU液に代えて、GSSG/GLU 固形剤を利用することができる。また、前記Ca/Mg液に代えてCa/Mg固 形剤を利用することもできる。
【0045】 GSSG/GLU固形剤には、オキシグルタチオン及びデキストロースから選 ばれる少なくとも1種を必須成分として、更にカルシウム塩及びマグネシウム塩 から選ばれる少なくとも1種を含有させることができる。また、Ca/Mg固形 剤は、カルシウム塩及びマグネシウム塩から選ばれる少なくとも1種、好ましく は両者を用いて調整できる。かかるカルシウム塩及びマグネシウム塩としては、 この種眼灌流、洗浄液に慣用される通常のもののいずれでもよい。その例として はカルシウム及びマグネシウムの塩化物、硫酸塩等を例示できる。
【0046】 GSSG/GLU固形剤及びCa/Mg固形剤には、更に、銅、亜鉛等の微量 金属の塩や、塩化ナトリウム、塩化カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸 二水素ナトリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カリウム等のナトリウ ム塩、カリウム塩、リン酸塩等を添加することができる。之等の添加量は、之等 を混合して得られる眼灌流、洗浄液中の之等イオン濃度が前述した範囲となる量 とすればよい。
【0047】 之等の固形剤は、その構成成分化合物を、通常入手される形態、例えば粉末形 態で単に混合して粉末形態に調整してもよく、各成分混合物を常法に従い賦形し て細粒、顆粒、錠剤等の形態に調整することもできる。また、各成分を水その他 の適当な溶媒に溶解した溶液を通常の方法に従い凍結乾燥して得られる凍結乾燥 粉末等の形態とすることもできる。
【0048】 本考案の包装体において、眼灌流、洗浄液の各成分(GSSG/GLU液、G SSG/GLU固形剤、重炭酸イオン液、Ca/Mg液、Ca/Mg固形剤)を 各室に封入(収容、充填)するためのガス透過性プラスチック製複室バッグとし ては、例えばポリエチレン製、エチレン酢酸ビニル共重合体製、ポリプロピレン 製、ポリ塩化ビニル製のものや之等を適当な比率で配合あるいはラミネートした ものを例示できる。該バッグの形状、大きさ、厚さ等には特に制限はなく、一般 には長方形のものがよく用いられる。該バッグの内容量は、一般的には約20m l程度から3リットル程度の範囲とされ、厚さは100〜500μm程度の範囲 とされるのが望ましい。
【0049】 上記バッグは、連通可能な隔壁を有する少なくとも2室からなるガス透過性プ ラスチック製バッグであるのがよい。かかるバッグは、輸液分野では既に知られ ており、例えば2室の連通部を閉鎖する手段が設けられたもの(特公昭63−2 0550号公報、実公昭63−17474号公報等参照)や、2室を区画するシ ール部が押圧により連通できるもの(特開昭63−309263号公報、特開平 2−4671号公報等参照)等を例示することができる。本考案では之等バッグ の少なくとも1室に、前記重炭酸イオン液が封入され、他の少なくとも1室にG SSG/GLU液又はGSSG/GLU固形剤が封入されればよい。
【0050】 ガス非透過性プラスチック包装材における「ガス非透過性」とは、厳密にガス を透過しないという意味ではなく、そのガス透過性が上記眼灌流、洗浄液(その ための各液)を封入するバッグのそれよりも相対的に小さいことを意味している 。例えば上記バッグと同一の材質でもその厚みが大きい場合には、本考案にいう ガス非透過性プラスチック包装材として利用することができる。かかる包装材と しては、通常のもの、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチ レンナフタレート(PEN)、ポリビニルアルコール(PVA)、エチレンビニ ルアルコール共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ナイロ ン等の材質のものや、之等の表面に更に酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機物 を蒸着させたものや、之等各種材質の多層フィルム(ラミネートフィルム)から なるものを例示できる。之等包装材の形状及び大きさは、前記ガス透過性プラス チック製バッグを収容できることを前提として特に制限されない。但し、この収 容後にバッグとの間を炭酸ガス雰囲気とすることのできる空間部が存在し得る形 状及び大きさとされるのが好ましく、一般には、上記ガス透過性プラスチック製 バッグの約1.2〜3倍容量程度の大きさであるのが望ましい。
【0051】 本考案によれば、上記バッグと包装材との空間部が炭酸ガス雰囲気とされる。
【0052】 ここで、上記バッグと包装材との空間部を炭酸ガス雰囲気とするための手段と しては、例えばまず第1に炭酸ガスと空気との混合ガスや炭酸ガスと窒素ガスと の混合ガス等の炭酸ガスを含有する混合ガスを上記空間部に封入する方法を採用 できる。この方法において、用いられる混合ガスの炭酸ガス濃度は、バッグに充 填される眼灌流、洗浄液の種類、特にその炭酸水素イオン濃度及びpHに応じて 適宜決定される。例えば上記液として炭酸水素ナトリウム2.1gを滅菌精製水 に溶解させて全量を1リットルとした水溶液を選ぶ場合、該水溶液の炭酸水素イ オン濃度は25mMであり且つpHは8.2であり、この値を保持するためには 、上記混合ガス雰囲気の炭酸ガス濃度を約0.5〜20%程度とするのがよい。
【0053】 本考案における重炭酸イオン液の炭酸水素イオン濃度及びpHは、一般に15 〜50mM程度及び7.0〜9.0程度であるから、上記空間部の炭酸ガス分圧 は、通常約1mmHg〜250mmHgの範囲に調整されるのがよく、これに応じて上記 混合ガス中の炭酸ガスの含有比率を選択するのが好ましい。より詳しくは、製造 後の重炭酸イオン液のpHが所定の範囲内にある場合には、空間部に封入する炭 酸ガスは該薬液の炭酸ガス分圧にほぼ等しくなるようにすればよい。
【0054】 また、上記バッグと包装材との空間部を炭酸ガス雰囲気とするための他の手段 としては、例えば上記空間部に存在する酸素ガスを吸収し、この吸収量に対して 一定割合の容積の炭酸ガスを放出する、炭酸ガス発生型脱酸素剤を、上記空間部 に封入する手段を挙げることができる。この炭酸ガス発生型脱酸素剤としては、 例えば三菱瓦斯化学株式会社製「エージレスG」及び同「エージレスGM」や凸 版印刷株式会社製の鮮度保持剤Cタイプ等を例示することができる。之等は通常 入手される形態のままで上記空間部に封入して用いることができる。
【0055】 本考案においてはまた、上記空間部に更に酸素検知剤を配置、封入することが できる。この酸素検知剤の配置、封入によれば、本考案のバッグ包装体の長期保 存時や包装材におけるピンホール発生時に、上記空間部から炭酸ガスが漏出し、 酸素が侵入するトラブル、特にこれによる眼灌流、洗浄液のpH変化や薬剤の劣 化が容易に確認でき、かくして、眼灌流、洗浄液の安全性が保証できる。上記酸 素検知剤としては、酸素ガスにのみ反応し、変色等によってその存在を明らかに することができるが、他のガスとは反応しないものが好ましく使用できる。市販 されているその代表例としては、例えば三菱瓦斯化学株式会社製の「エージレス アイCS」等を例示できる。
【0056】 該酸素検知剤は、比較的微量の酸素の存在をも検知できるものであるため、そ の使用の際には、上記空間部の酸素濃度はできるだけ低くするのが好ましい。例 えば該酸素濃度は約0.5v/v%以下とするのが好ましい。その手段としては、 例えば炭酸ガスと不活性ガスとの混合ガスで上記空間部を置換する方法や、これ と共に更に上記空間部に前述した炭酸ガス発生型脱酸素剤等の適当な脱酸素剤を 配置、封入する方法を挙げることができる。
【0057】 本考案に従う、眼灌流、洗浄液のバッグへの充填、滅菌、包装材による包装等 は、通常の注射液の製造方法と同様にして容易に行なうことができる。
【0058】 本考案の眼灌流、洗浄液バッグ包装体の好ましい一実施態様は、添付図面(図 1)に示す通りである。該図によれば、本考案包装体は、重炭酸イオン液及びG SSG/GLU液(内容液、1及び1)を、弱シール部6で区画された各室に、 それぞれ封入してなるガス透過性プラスチック製複室バッグ2、該バッグを包装 したガス非透過性プラスチック包装材3及び上記バッグと包装材との空間部4に 配置された炭酸ガス発生型脱酸素剤5からなり、該空間部は炭酸ガス雰囲気とさ れている。該包装体は、この構成の採用によって、バッグ内重炭酸イオン液のp H変化を防止して、眼灌流、洗浄液を長期間安定に収容できる効果を有すると共 に、前述した各種の効果を奏し得る。
【0059】
【実施例】
以下、本考案を更に詳しく説明するため、本考案に係わる眼灌流、洗浄液バッ グの包装体の製造例を実施例として挙げる。
【0060】 実施例1〜6 ポリエチレン製の、連通可能な隔壁を有する2室(A室及びB室:実施例1〜 5)又は3室(A室、B室及びC室:実施例6)からなるプラスチックバッグ( 厚み:約260μm)の各室に、それぞれ下記の薬液又は固形剤を充填閉塞し、 熱水シャワー滅菌した。このものを、炭酸ガス発生型脱酸素剤「エージレスG」 (三菱瓦斯化学株式会社製)と共に、ナイロン(厚み:15μm)/ポリビニル アルコール(厚み:18μm)/ポリエチレン(厚み:60μm)のラミネート フィルム袋(二次包装材)中に封入して(空間量:400ml)、本考案の眼灌 流、洗浄液バッグ包装体を得た。
【0061】 実施例1の包装体 (A室)下記組成の薬液 オキシグルタチオン 0.09g デキストロース 0.46g 塩化ナトリウム 3.32g 塩化カリウム 0.19g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を150mlとする量 pH 4.5 (B室)下記組成の薬液 炭酸水素ナトリウム 1.05g 酢酸ナトリウム・3水和物 0.30g クエン酸ナトリウム・2水和物 0.50g 塩化カルシウム・2水和物 0.08g 塩化マグネシウム・6水和物 0.10g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を350mlとする量 pH 7.8
【0062】 実施例2の包装体 (A室)下記組成の薬液 デキストロース 0.75g 塩化ナトリウム 3.3g 塩化カリウム 0.18g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を150mlとする量 pH 5.0 (B室)下記組成の薬液 炭酸水素ナトリウム 1.05g 酢酸ナトリウム・3水和物 0.3g クエン酸ナトリウム・2水和物 0.5g 塩化カルシウム・2水和物 0.09g 硫酸マグネシウム・7水和物 0.15g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を350mlとする量 pH 7.2
【0063】 実施例3の包装体 (A室)下記組成の薬液 デキストロース 0.75g 塩化カルシウム・2水和物 0.09g 硫酸マグネシウム・7水和物 0.15g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を150mlとする量 pH 5.0 (B室)下記組成の薬液 炭酸水素ナトリウム 1.05g 塩化ナトリウム 3.55g 塩化カリウム 0.18g リン酸水素二ナトリウム・12水和物 0.54g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を350mlとする量 pH 7.5
【0064】 実施例4の包装体 (A室)下記組成の薬液 デキストロース 0.35g 塩化カルシウム・2水和物 0.05g 硫酸マグネシウム・7水和物 0.09g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を125mlとする量 pH 4.5 (B室)下記組成の薬液 炭酸水素ナトリウム 0.47g 塩化ナトリウム 1.95g 塩化カリウム 0.08g リン酸水素二ナトリウム・12水和物 0.29g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を125mlとする量 pH 7.5
【0065】 実施例5の包装体 (A室)下記組成の薬液 デキストロース 0.75g 塩化カリウム 0.18g 塩化カルシウム・2水和物 0.09g 硫酸マグネシウム・7水和物 0.15g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を100mlとする量 pH 4.6 (B室)下記組成の薬液 炭酸水素ナトリウム 1.05g 塩化ナトリウム 3.55g リン酸水素二ナトリウム・12水和物 0.54g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を400mlとする量 pH 7.5
【0066】 実施例6 (A室)下記組成の薬液 オキシグルタチオン 0.09g デキストロース 0.46g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を100mlとする量 pH 4.5 (B室)下記組成の薬液 炭酸水素ナトリウム 1.05g リン酸水素二ナトリウム・12水和物 0.52g 塩化カリウム 0.19g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を400mlとする量 pH 7.6 (C室)下記各成分を乾熱滅菌後、無菌的して得た固形物(無菌的に封入) 塩化カルシウム・2水和物 0.08g 硫酸マグネシウム・6水和物 0.10g 塩化ナトリウム 3.57g
【0067】 実施例7〜12 ポリエチレン製の、連通可能な隔壁を有する2室(A室及びB室:実施例7〜 11)又は3室(A室、B室及びC室:実施例12)からなるプラスチックバッ グ(厚み:約260μm)の各室に、それぞれ下記の薬液又は固形剤を充填閉塞 し、熱水シャワー滅菌した。このものを、炭酸ガス発生型脱酸素剤「エージレス G」(三菱瓦斯化学株式会社製)及び酸素検知剤「エージレスアイCS」(三菱 瓦斯化学株式会社製)と共に、ナイロン(厚み:15μm)/ポリビニルアルコ ール(厚み:18μm)/ポリエチレン(厚み:60μm)のラミネートフィル ム袋(二次包装材)中に封入して(空間量:400ml)、本考案の眼灌流、洗 浄液バッグ包装体を得た。
【0068】 実施例7 (A室)下記組成の薬液 オキシグルタチオン 0.18g デキストロース 1.5g 塩化ナトリウム 6.7g 塩化カリウム 0.36g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を500mlとする量 pH 3.5 (B室)下記組成の薬液 炭酸水素ナトリウム 2.1g 酢酸ナトリウム・3水和物 0.5g クエン酸ナトリウム・2水和物 1.5g 塩化カルシウム・2水和物 0.2g 硫酸マグネシウム・7水和物 0.15g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を500mlとする量 pH 7.8
【0069】 実施例8 (A室)下記組成の薬液 オキシグルタチオン 0.09g デキストロース 0.46g 塩化カルシウム・2水和物 0.08g 塩化マグネシウム・6水和物 0.1g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を150mlとする量 pH 4.5 (B室)下記組成の薬液 炭酸水素ナトリウム 1.05g 塩化ナトリウム 3.57g 塩化カリウム 0.19g リン酸水素二ナトリウム・12水和物 0.54g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を350mlとする量 pH 7.4
【0070】 実施例9 (A室)下記組成の薬液 オキシグルタチオン 0.2g デキストロース 1.0g 塩化カルシウム・2水和物 0.16g 塩化マグネシウム・6水和物 0.2g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を500mlとする量 pH 4.5 (B室)下記組成の薬液 炭酸水素ナトリウム 1.9g 塩化ナトリウム 7.5g 塩化カリウム 0.3g リン酸水素二ナトリウム・12水和物 1.0g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を500mlとする量 pH 7.7
【0071】 実施例10 (A室)下記組成の薬液 オキシグルタチオン 0.09g デキストロース 0.46g 塩化ナトリウム 3.57g 塩化カリウム 0.19g 塩化カルシウム・2水和物 0.08g 塩化マグネシウム・6水和物 0.1g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を150mlとする量 pH 4.5 (B室)下記組成の薬液 炭酸水素ナトリウム 1.05g リン酸水素二ナトリウム・12水和物 0.54g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を350mlとする量 pH 7.4
【0072】 実施例11 (A室)下記成分を滅菌精製水20mlに溶解し、0.22μmのメンプランフ ィルターで濾過後、凍結乾燥して得られる固形物(無菌的に封入) オキシグルタチオン 0.09g デキストロース 0.46g 塩化カルシウム・2水和物 0.08g 硫酸マグネシウム・6水和物 0.10g 塩化ナトリウム 3.57g 塩化カリウム 0.19g (B室)下記組成の薬液 炭酸水素ナトリウム 1.05g リン酸水素二ナトリウム・12水和物 0.52g 塩酸 適量 滅菌精製水 全体を500mlとする量 pH 7.4
【0073】 実施例12 (A室)下記成分を滅菌精製水20mlに溶解し、0.22μmのメンプランフ ィルターで濾過後、凍結乾燥して得られる固形物(無菌的に封入) オキシグルタチオン 0.09g デキストロース 0.46g (B室)下記組成の薬液 炭酸水素ナトリウム 1.05g リン酸水素二ナトリウム・12水和物 0.52g 塩化ナトリウム 3.57g 塩化カリウム 0.19g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を450mlとする量 pH 7.4 (C室)下記組成の薬液 塩化カルシウム・2水和物 0.08g 硫酸マグネシウム・6水和物 0.10g 塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全体を50mlとする量 pH 4.6
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案眼灌流、洗浄液バッグ包装体の一実施態
様を示す概略図である。
【符号の説明】
1 眼灌流、洗浄液 2 ガス透過性プラスチック製複室バッグ 3 ガス非透過性プラスチック包装材 4 上記バッグ2と包装材3との空間部 5 炭酸ガス発生型脱酸素剤 6 ガス透過性プラスチック製複室バッグの弱シール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 木村 義之 兵庫県加古川市野口町北野527番地の3 (72)考案者 加賀 順二 徳島県板野郡上板町下六条字中筋53番地の 5 (72)考案者 村岡 浩一 徳島県鳴門市撫養町北浜字宮の東76 (72)考案者 住吉 信昭 徳島県鳴門市撫養町立岩字七枚28番地 第 一城見橋コーポ35号室 (72)考案者 井口 誠一郎 徳島県鳴門市撫養町斎田字浜端西87−5 (72)考案者 山本 啓昭 徳島県鳴門市瀬戸町明神字鳴谷104−4

Claims (18)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス透過性プラスチック製複室バッグを
    ガス非透過性プラスチック包装材で包装した包装体であ
    って、該複室バッグはオキシグルタチオン及びデキスト
    ロースから選ばれる少なくとも1種を含む薬液又は固形
    剤が封入されたA室と、重炭酸イオンを含む薬液が封入
    されたB室とを少なくとも有しており、上記複室バッグ
    と包装材との空間部は炭酸ガス雰囲気とされていること
    を特徴とする眼灌流・洗浄液バッグ包装体。
  2. 【請求項2】 上記複室バッグと包装材との空間部に炭
    酸ガス発生型脱酸素剤を配置することによって炭酸ガス
    雰囲気が確立される請求項1に記載の眼灌流・洗浄液バ
    ッグ包装体。
  3. 【請求項3】 上記複室バッグと包装材との空間部に酸
    素検知剤が配置される請求項1に記載の眼灌流・洗浄液
    バッグ包装体。
  4. 【請求項4】 上記複室バッグと包装材との空間部に酸
    素検知剤が配置される請求項2に記載の眼灌流・洗浄液
    バッグ包装体。
  5. 【請求項5】 上記複室バッグと包装材との空間部が、
    炭酸ガス濃度0.5〜20v/v%の炭酸ガス雰囲気と
    される請求項1に記載の眼灌流・洗浄液バッグ包装体。
  6. 【請求項6】 上記複室バッグと包装材との空間部が、
    炭酸ガス濃度0.5〜20v/v%の炭酸ガス雰囲気と
    される請求項2に記載の眼灌流・洗浄液バッグ包装体。
  7. 【請求項7】 上記複室バッグと包装材との空間部が、
    炭酸ガス濃度0.5〜20v/v%の炭酸ガス雰囲気と
    される請求項3に記載の眼灌流・洗浄液バッグ包装体。
  8. 【請求項8】 上記複室バッグと包装材との空間部が、
    炭酸ガス濃度0.5〜20v/v%の炭酸ガス雰囲気と
    される請求項4に記載の眼灌流・洗浄液バッグ包装体。
  9. 【請求項9】 A室に封入される薬液が、更にカルシウ
    ムイオン及びマグネシウムイオンから選ばれる少なくと
    も1種を含むものである請求項1に記載の眼灌流・洗浄
    液バッグ包装体。
  10. 【請求項10】 A室に封入される薬液が、更にカルシ
    ウムイオン及びマグネシウムイオンから選ばれる少なく
    とも1種を含むものである請求項2に記載の眼灌流・洗
    浄液バッグ包装体。
  11. 【請求項11】 A室に封入される薬液が、更にカルシ
    ウムイオン及びマグネシウムイオンから選ばれる少なく
    とも1種を含むものである請求項3に記載の眼灌流・洗
    浄液バッグ包装体。
  12. 【請求項12】 A室に封入される薬液が、更にカルシ
    ウムイオン及びマグネシウムイオンから選ばれる少なく
    とも1種を含むものである請求項4に記載の眼灌流・洗
    浄液バッグ包装体。
  13. 【請求項13】 A室に封入される薬液が、更にカルシ
    ウムイオン及びマグネシウムイオンから選ばれる少なく
    とも1種を含むものである請求項5に記載の眼灌流・洗
    浄液バッグ包装体。
  14. 【請求項14】 A室に封入される固形剤が、更にカル
    シウム塩及びマグネシウム塩から選ばれる少なくとも1
    種を含むものである請求項1に記載の眼灌流・洗浄液バ
    ッグ包装体。
  15. 【請求項15】 A室に封入される固形剤が、更にカル
    シウム塩及びマグネシウム塩から選ばれる少なくとも1
    種を含むものである請求項2に記載の眼灌流・洗浄液バ
    ッグ包装体。
  16. 【請求項16】 A室に封入される固形剤が、更にカル
    シウム塩及びマグネシウム塩から選ばれる少なくとも1
    種を含むものである請求項3に記載の眼灌流・洗浄液バ
    ッグ包装体。
  17. 【請求項17】 A室に封入される固形剤が、更にカル
    シウム塩及びマグネシウム塩から選ばれる少なくとも1
    種を含むものである請求項4に記載の眼灌流・洗浄液バ
    ッグ包装体。
  18. 【請求項18】 A室に封入される固形剤が、更にカル
    シウム塩及びマグネシウム塩から選ばれる少なくとも1
    種を含むものである請求項5に記載の眼灌流・洗浄液バ
    ッグ包装体。
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