JP3046364U - 切削インサート及びエンドミル組立体 - Google Patents

切削インサート及びエンドミル組立体

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JP3046364U JP1997007779U JP777997U JP3046364U JP 3046364 U JP3046364 U JP 3046364U JP 1997007779 U JP1997007779 U JP 1997007779U JP 777997 U JP777997 U JP 777997U JP 3046364 U JP3046364 U JP 3046364U
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アミール・サトラン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インサートの取り付けを容易にする。 【解決手段】 取付け用ボデー部分は、実質的に平らな
上下の面、及び切削ヘッド部分から離れる方向で収束し
ていく実質的に真っすぐな側面を持つ。切削ヘッド部分
の全切れ刃は球の上にあって、実質的に90゜以下の円
弧を定め、切削ヘッド部分は、この円弧の周囲の端部を
通過する想像上のコード面を持つ。取付け用ボデー部分
の側面は、球の中心に関して実質的に半径方向に向けら
れ、かつコード面の長さよりも実質的に短い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、交換可能な切削インサート、特にエンドミルに使用する種類のもに 関する。本考案は、ボールエンドミルにも関し、特に中等程度の直径のボールエ ンドミルに有用である。
【0002】
【従来技術及びその課題】
ボールエンドミルは、これが長手方向軸線まわりに回転したときに切れ刃が希 望半径の半球を作るように、エンドミルの先端に円の4分の1の円弧形の有効切 れ刃を少なくも1個有することを特徴とする。
【0003】 ボールエンドミルの切削直径に依存して、非常に小さい直径の工具において典 型的である90゜弓形の1個の切れ刃を有する全長用の1個の切削インサートの 使用によるか、或いは大きい工具における重複している弓形の切れ刃を持った多 数の部分長の切削インサートであって各切れ刃が90゜より小さい弓形の長さに より定められる前記切削インサートによるかのどちらかでその有効切れ刃を得る ことができる。
【0004】 1個の切削インサートを有する小さいボールエンドミルは、例えば譲受人の同 時係属出願U.S.S.N. 08/360522号に明らかにされる。
【0005】 工具ホルダーの先端に取り付けられた複数の切削インサートを備えた大直径ボ ールエンドミルが EP 307949号に明らかにされる。切削インサートの 各は工具ホルダーの半径寸法に比して小さく、かつ比較的短い弓形の切れ刃を有 し、これらはインサートが工具に取り付けられたときに重なり、これにより異な った切削直径と切り屑破砕部とを有する工具ホルダーによる同一インサートの使 用の可能性が提供される。各切削インサートは一般に三角形のものであり、3個 の割出し可能な同様な切れ刃を持つ。かかる切削インサートが工具ホルダーに取 り付けられるときは、その切れ刃の1個がその作動位置に配置され、他の2個の 切れ刃がインサート受入れポケット内にインサートを取付けのためのインサート ボデー部分を定める。従って、インサートの取付け間隔は、その切れ刃の長さに 直接依存する。
【0006】 上の依存性は大きい工具では好ましく許容できるが、切削インサートの大きさ が工具の半径方向寸法と同様な小さい切削用工具に対しては不適である。比較的 大きい寸法のインサート受入れポケットを必要とする切削インサートのかかる工 具における使用は、工具を弱体化させかつ工具ホルダーに形成し得るポケットの 数を限定する。従って、中等程度の直径の公知のエンドミルは、通常、所要最少 の2個のインサートしか使用できない。この種のエンドミルの一例が US 4 252480号に明らかにされる。このエンドミルは、割出し可能な2個の切削 インサートを備え、その各の切れ刃は、90゜以下の長さの弓形を有し、かつ有 効な切れ刃全長を得るために切れ刃が重なるように取り付けられる。しかし、こ のエンドミルの有効性は高くない。
【0007】 有効性を上げるために、US 4527930号は、工具ホルダーの先端部分 に対称的に取り付けられ、全長切れ刃を有する2個の同様な割出し不可能な切削 インサートの使用を提案する。各切削インサートは、実質的に弓形の切削ヘッド 部分及びこれと一体に形成された実質的に台形の取付け用ボデー部分を備える。 切削ヘッド部分は、90゜の円弧を定める部分とこれに続く直線部分とを有する 極端に長い切れ刃を持つ。取付け用ボデー部分は実質的に平らな上面と下面、及 び切削ヘッド部分から離れる方向で収束している実質的に真っすぐな側壁を持つ 。
【0008】 しかし、US 4527930号に説明されたインサートの切れ刃は非常に長 いため、その取付け用ボデー部分はかなりの寸法を有し、従って比較的大きなイ ンサート受入れポケットを必要とする。更に、工具におけるインサートの対称的 な配置のため、工具の完全性を大きく減らすことなしに中心切削を効果的に得る ことはできない。
【0009】 従って、以上の欠点を克服した新規なエンドミル及びこれに使用する新規な切 削インサートを提供することが本考案の目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案により、実質的に弓形の切れ刃のある切削ヘッド部分、及びこれと一体 に形成された実質的に台形の取付け用ボデー部分であって実質的に平らな上面と 下面及び前記切削ヘッド部分から離れる方向で収束していく実質的に真っすぐな 側面を有する前記取付け用ボデー部分を備え、切削工具に取り付ける切削インサ ートであって、 前記切削ヘッド部分の切れ刃全体が球の上にありかつ実質的に90゜より小さ い円弧を定め、切削ヘッド部分は前記円弧の周囲の端部を通過する想像上のコー ド面を有し、前記取付け用ボデー部分の側面は前記球の中心に関して実質的に半 径方向に向けられかつ前記コード面の長さよりも実質的に短い ことを特徴とする前記切削インサート が提供される。
【0011】 好ましくは、切削インサートは、半球状先端部分を有する工具ホルダーを備え ているボールエンドミルでの使用に適するようにされ、前記インサート取付け用 ボデー部分の前記側面は前記先端部分の半径寸法より短い。
【0012】 上の設計により、台形状の取付け用ボデー部分は、前記コード面及びこれと直 角方向の面の双方に沿って寸法が減少し、これにより取付け用ボデー部分の面積 を、事実上、ただクランプの要求のみにより定められる最小に減らすことができ る。取付け用ボデー部分は、前記想像上のコード面が取付け用ボデー部分に形成 されたクランプねじ穴を横切るような長さに減らすことができる。このようにし てインサート取付け用ボデー部分が小さくされるので、工具ホルダーに形成され たインサート受入れポケット、従ってこれと組み合わせらた切り屑溝を比較的浅 くすることができ、これにより工具ホルダーを本質的により強くすることができ る。
【0013】 好ましくは、周囲の端部の少なくも隣接した一方における切削ヘッド部分の厚 さが最小であるように、前記インサートの切れ刃が切れ刃の中央領域からインサ ート下面に向かう方向で下向きに傾斜する。この設計、特に切削ヘッド部分の周 囲の端部域におけるその最小厚さにより、中心部の切削を提供するように、工具 ホルダーの先端付近にインサートを位置決めすることができる。他方、切削ヘッ ド部分の中央領域は比較的厚いので、切削ヘッド部分は、ここに形成されたクラ ンプねじ穴に最寄りの区域において強化される。
【0014】 好ましくは、取付け用ボデー部分の上面と下面との間に定められた取付け用ボ デー部分の厚さは、切れ刃の主要部分が取付け用ボデー部分の上面の上方で突き 出すように、切削ヘッド部分の最小厚さと実質的に等しい。この場合、切れ刃に 沿ったすくい面が切れ刃から取付け用ボデー部分の上面に向かって下向きに傾斜 し、これにより、切削ウェッジを弱めることなしにインサートの適切な正のすく い角を達成することができる。
【0015】 好ましくは、インサートが工具に取り付けられたとき不変のすくい角を与える ように、前記すくい面は切れ刃に沿って連続的に湾曲する。
【0016】 好ましくは、切れ刃に隣接したインサートの逃げ面は切削ヘッド部分から外向 きに湾曲し、このため、インサートの切削ウェッジを本質的に強化することがで きる。或いは、逃げ面を切れ刃の外形と一致する実質的に円筒状とすることがで きる。
【0017】 好ましくは、切削インサートの切削ヘッド部分の切れ刃及び取付け用ボデー部 分は、取付け用ボデー部分の側面の間に定められた角度を2分する平面に関して 対称である。このため、インサートの切れ刃は中立であり、そしてインサートは 、これを右勝手及び左勝手の用途のいずれにも等しく使うことができる。或いは 、切れ刃は非対称であり、そして右勝手又は左勝手の設計を持つことができる。 切れ刃の好ましい形状は、これを、切れ刃のある球と円筒との交線により形成さ れた3次元円弧として定義することができる。これにより、インサートが工具に 取り付けられたときに、その軸方向のすくい角が、インサートの先端だけでなく 切れ刃の全長に沿って負でないことが確保される。
【0018】 好ましくは、切削インサートは両面型であり、そして前記取付け用ボデー部分 の上面と下面との間を通過しかつこれと平行な対称面を有し、この平面はインサ ート取付け部分を、上下の切れ刃の割出しが可能な対称又は逆対称のいずれかの 上方部分と下方部分とに分割し、切れ刃は上下のすくい面とこれらを連結してい る逃げ面との交線に形成される。各切れ刃は、これを中立又は特定の勝手のもの のいずれとすることもできる。
【0019】 好ましくは、逃げ面は、それぞれ上下の切れ刃に隣接して配置され、そして実 質的に円筒状又は円環状の逃げ面を介して互いに移行している上下の逃げ面を備 える。
【0020】 本考案により、長手方向回転軸線及び内部にクランプ手段によりインサートが 外し得るように取り付けられた少なくも1個のインサート受入れポケットを有す る工具ホルダーを備えたエンドミル組立体であって、 前記切削インサートは実質的に弓形の切れ刃のある切削ヘッド部分及びこれと 一体に形成された実質的に台形の取付け用ボデー部分であって実質的に平らな上 面と下面及び前記切削ヘッド部分部分から離れる方向で収束していく実質的に真 っすぐな側面を有する前記取付け用ボデー部分を備え、 インサート受入れポケットはインサートボデー部分の形状に適合する形状を有 し、 前記切削インサートの切削ヘッド部分の切れ刃全体が球の上に有りかつ実質的 に90゜より小さい円弧を定め、前記切削ヘッド部分は前記円弧の周囲の端部を 通過する想像上のコード面を有し、前記取付け用ボデー部分の側面は前記球の中 心に関して実質的に半径方向に向けられかつ前記コード面の長さよりも実質的に 短いことを特徴とする前記エンドミル組立体が提供される。
【0021】 好ましくは、エンドミルはボール先端形式のものであり、そして工具ホルダー は半球状先端部分を有し、前記インサート取付け用ボデー部分の側面は前記工具 ホルダーの先端部分の半径寸法より短い。
【0022】 本考案の好ましい実施例においては、中央の切削を提供するために、切れ刃の 一方の端部が前記長手方向軸線に隣接して置かれるように、前記1個のインサー ト受入れポケットが工具ホルダーの先端の付近に形成される。
【0023】 本考案の更なる好ましい実施例においては、エンドミル組立体は、少なくも2 個、好ましくは3個の同様な切削インサートを備え、工具組立体の回転の際、取 り付けられた切削インサートの作動切れ刃が希望半径の半球を定める重なってい る回転面を作るように、工具ホルダーに、互いに不等の角度ピッチでかつ工具ホ ルダーの先端から異なった距離に配列された対応数のインサート受入れポケット が形成される。
【0024】 3個の切削インサートを備えたエンドミル組立体において、工具ホルダーの先 端付近に配置された第1のポケット及び工具の先端から最も遠い距離に配置され た第2のポケットが、工具ホルダーの長手方向軸線を通過する平面の実質的に一 方の側に置かれ、そして第3のポケットが前記平面の実質的に他方の側に置かれ ることが好ましい。第1及び第2のポケットに取り付けられた切削インサートは 、それらの作動切れ刃が工具の90゜弓形の切れ刃を定めるように重なるように 配置され、そして第3のポケットに取り付けられた切削インサートはその周囲に おいてエンドミルにより得られる切削の効果を倍加するように取り付けらる。
【0025】 本考案によるエンドミル組立体では、インサート受入れポケットの減らされた 面積のため、比較的小直径の工具ホルダーが複数のインサートを効果的に受け入 れることができ、これにより切削作業の効率を顕著に増加させることができる。
【0026】
【実施例】
本考案をよりよく理解するため、及び実際上これをいかに実施するかを例示す ために付属図面を参照することとする。
【0027】 図1ないし7は本考案による切削インサート1を示し、これは、希望切削半径 Rを有する図8ないし13に示された種類のボールエンドミル組立体に使用され る。
【0028】 見られるように、切削インサート1は、前逃げ面7と上面5及び前逃げ面7と と下面6の交差により定められる上方と下方の割出し可能な切れ刃3と4とを有 する実質的に弓形の切削ヘッド部分2、及び切削ヘッド部分2と一体に形成され た実質的に台形の取付け用ボデー部分9を持つ。取付け用ボデー部分9は、互い に平行でありかつそれぞれ切削ヘッド部分2の上のすくい面5及び下のすくい面 6に移行する実質的に平らな上面10と下面11、及び切削ヘッド部分2から離 れる方向で収束していく実質的に真っすぐな側面12と13とを持つ。
【0029】 図2、3及び4に見られるように、切削インサート1は両面型であり、かつそ の切れ刃3と4及び取付け用ボデー部分9は、2個の相互に直交する対称面、即 ち、取付け用ボデー部分9の上下の面10と11との間を通過しかつインサート を同様な上方部分14と下方部分15とに分割する平面E、並びに取付け用ボデ ー部分9の側面12と13との間に定められる角度を2分しかつ対称面Eに直角 な平面Bを有するミラー対称である。この設計のため、切れ刃3と4とは割出し 可能であり、かつ左勝手及び右勝手のいずれにも等しく使用することができるよ うに中立である。それぞれ切れ刃3及び4を有する上方部分14及び下方部分1 5は同様であるため、上方切れ刃3を有する上方部分14のみが以下説明される であろう。
【0030】 図1、3及び4に見られるように、切れ刃3は、エンドミルの切削半径Rと等 しい半径を有する想像上の球の上にある夾角が約70゜の円弧の形状である。切 れ刃3は、球と円筒との交線により定められることが好ましい。図3及び4に見 られるようにかかるかかる切れ刃の直角投影は、これを、長径と短径との間の比 がそれぞれ1.2から2.7の範囲及び1.1から2.4の範囲である楕円関数(e lliptical functions)により描くことができる。2個の投 影に対するこの比の好ましい値はそれぞれ1.8及び1.6である。かかる形状の 場合、図3に見られるように、切れ刃3はその中央領域から切れ刃の周囲の端部 16及び17の方に向かって下方に傾斜し、また2個の切れ刃3と4との間の距 離により定められる切削ヘッド部分2の厚さは、周囲の端部16及び17に隣接 した部分で最小であり、切れ刃の中央領域に隣接して最大である。
【0031】 図2に見られるように、切れ刃3の大部分は取付け用ボデー部分2の上面10 の上方に突き出し、このため、切削ヘッド部分2のすくい面5は、切れ刃3から 取付け用ボデー部分9の上面10に向かって下向きに傾斜する。これは、取付け 用ボデー部分9の上下の面10と11との間に定められるその厚さが、周囲の端 部16と17におけ切削ヘッド部分2のの最小厚さと実質的に等しいことにより 得られる。この形状により、全切れ刃に沿った深い切り屑形成用の溝を設ける必 要なしに強化された正のすくい角が得られる。従って、図6に示されるように、 周囲の端部16及び17に向かう比較的浅い切り屑形成用の溝が現れるだけであ る。
【0032】 図1、6及び7において、すくい面5は切れ刃3に沿って連続的に湾曲し、従 ってこれと上面10とによって定められる角度は、インサートが工具に取り付け られたときに不変のすくい角を与えるように僅かに変動する。
【0033】 図2、6及び7に見られるように、切削ヘッド部分2の逃げ面7は、上下の逃 げ面部分18と19及び中間の円筒状の逃げ面部分20よりなる。上下の逃げ面 部分18及び19は、それぞれ切れ刃から外向きに傾斜して切れ刃に沿った実質 的に一定のくさび角αを定める。
【0034】 図4は、一般に、切れ刃3の長さに関する台形状インサート取付け用ボデー部 分9の寸法比率を示す。示されるように、取付け用ボデー部分が切削ヘッド部分 2に移行する点における取付け用ボデー部分の最大幅は、切れ刃3及び4の周囲 の端部16及び17を通過する想像上のコード面Hの長さLにより定められる。 取付け用ボデー部分9の長さは、側面の長さlにより定められる。側面の長さl がコード面Hの長さLより相当に短いことが容易に見ることができる。
【0035】 図5に見られるように、取付け用ボデー部分9の側面12及び13の各には、 隣接した上下の面10及び11に関して外方に向けられたそれぞれの上下のベベ ル部分22、23及び24、25の対が形成される。図1、2及び4に示される ように、上下の面10と11及びインサート側面12と13の上方部分と下方部 分22、23と24、25には、比較的浅い凹所26が形成され、インサートが 工具内に取り付けられたときのインサートとインサート受入れポケットの対応面 との接触のための27で示された明確な領域を確立する。
【0036】 図8ないし13は本考案によるエンドミルを示す。図8に見られるように、こ のエンドミルは、3個のインサート受入れポケット31、31a及び31bの形 成された工具ホルダー30、並びにこれに取り付けられた上述の種類の3個の切 削インサート1、1a及び1bを備える。エンドミルがエンドミルの長手方向軸 線Aまわりに回転すると、各切削インサート1、1a、1bの作動切れ刃3、3 a、3bが、中心Oで半径Rの球面の部分を作る。
【0037】 図10及び12においては切削インサート1に関してのみ図示されるがすべて の切削インサートについて、インサート取付け用ボデー部分9の側面12及び1 3は、これらが球面の中心Oに関する半径方向に向けられるように、インサート の切削ヘッド部分2から離れる方向で収束する。図12に最もよく示されるよう に、取付け用ボデー部分9の側面12及び13は、工具ホルダー30の半径寸法 R’よりも実質的に短い。
【0038】 インサートボデー部分は上述のような設計と比率とを有するので、エンドミル 工具ホルダーにおけるインサートボデー部分の取付けに要する面積は本質的に減 らされ、実際上、クランプねじ穴32のために必要な面積だけによって定められ る。従って、工具ホルダーが中等程度の直径又は小さい直径、例えば28から3 5mmであるときでも、2個以上の切削インサートを効率的に受け入れることがで き、このために、切削作業の効率を顕著に増加させることができる。
【0039】 図10に見られ、切削インサート1に関連して特に図11に示されるように、 切削インサート1、1a及び1bは、あり状の形の皿クランプねじ33によりそ れぞれのインサート受入れポケット31、31a及び31b内に保持される。
【0040】 インサート受入れポケット31は、ポケット底部35及び上方のベベル部分3 8、39を有するポケット側壁36、37を有し、これらはインサート取付け用 ボデー部分9を、その下面11及び側壁12、13の上方部分22、24の対応 領域27において支持する。
【0041】 図8及び9に戻れば、インサート受入れポケット31,31a及び31bは、 インサート受入れポケット31が工具ホルダー30の先端40の近隣に置かれ、 他の2個のインサート受入れポケット31aと31bとが先端40から異なった 距離に形成されるように、相互に不等の角度ピッチで配列されて工具ホルダー3 0に形成される。工具ホルダーの先端40の付近に置かれたインサート受入れポ ケット31、及び工具の先端から最も遠くに置かれたインサート受入れポケット 31aは、工具ホルダーの長手方向軸線がある想像面の実質的に一方の側に置か れ、インサート受入れポケット31bは、実質的にこの平面の他方の側に置かれ る。
【0042】 図12及び13に、上述の配列のため、インサート受入れポケット31内に取 り付けられた切削インサート1が機械加工面Sの中央領域を切削し、一方、それ ぞれのインサート受入れポケット31a及び31b内に取り付けられた切削イン サート1a及び1bがその周囲を切削することが示される。図9に最もよく見ら れるように、作動切れ刃3が長手方向回転軸線Aと交差し中央の切削ができるよ うに切削インサート1が工具ホルダーの先端40のごく近くに配置されることを 見れば、インサートの切削ヘッド部分が切れ刃の周囲の端部にその最小の厚さを 有する本考案による切削インサートの特別な設計は、インサート受入れポケット 31内に取り付けられた切削インサート1に対して特に有利であることに注意す べきである。
【0043】 図12に見られるように、切削インサート1の相互に重なっている作動切れ刃 3及び3aにより説明されたエンドミルの有効切れ刃50が構成され、これはエ ンドミルが回転すると半径Rの半球を作る。切削インサート1bの作動切れ刃3 bの使用が機械加工面の周辺部における切削作業の効果を大きくする。半球が完 璧であることを要しない場合は、異なった工具ホルダーによる同じインサートの 使用により限定された範囲の平均切削半径が得られ、この場合、インサート受入 れポケットの配置及びその中のインサートの方向付けは適切に選定される。
【0044】 以上説明された本考案による切削インサート及びエンドミルの主要な特徴の観 点から、これらについての多くの変化及び変更が可能である。
【0045】 即ち、例えば、エンドミルに使用される切削インサートの数は3個より小さく 、或いは大きくすることができる。切削インサートを図15に示されるように片 面型のものとすることができ、この場合、インサートは対称面Eを持たず、上下 の面52と53とを有するであろう。
【0046】 図14に示されるように、切削インサートの切れ刃をインサート取付け用ボデ ーの2等分平面B’に関して非対称とし、インサートを上方部分と下方部分とに 分割している対称面E’に関して逆対称とすることができる。これにより、イン サートの切れ刃を左勝手又は右勝手のいずれかの用途に特定することができる。 切れ刃部分のすくい面には、適切な切り屑形成手段を設けることができ、更に 前逃げ面の中間部分は実質的に円環状にすることができる。
【0047】 本考案の実施態様は以下のとおりである。
【0048】 1.実質的に弓形の切れ刃のある切削ヘッド部分、及びこれと一体に形成され た実質的に台形の取付け用ボデー部分であって実質的に平らな上面と下面及び前 記切削ヘッド部分から離れる方向で収束していく実質的に真っすぐな側面を有す る前記取付け用ボデー部分を備え、切削工具に取り付ける切削インサートであっ て、 前記切削ヘッド部分の切れ刃全体が球の上にありかつ実質的に90゜より小さ い円弧を定め、切削ヘッド部分は前記円弧の周囲の端部を通過する想像上のコー ド面を有し、前記取付け用ボデー部分の側面は前記球の中心に関して実質的に半 径方向に向けられかつ前記コード面の長さよりも実質的に短い ことを特徴とする前記切削インサート。
【0049】 2.切削インサートが半球状先端部分を有する工具ホルダーを備えているボー ルエンドミルでの使用に適するようにされ、前記インサート取付け用ボデー部分 の前記側面が前記先端部分の半径寸法より短い実施態様1による切削インサート 。
【0050】 3.前記周囲の端部の少なくも一方に隣接した切削ヘッド部分の厚さが最小で あるように、前記インサートの切れ刃が切れ刃の中央領域から前記下面に向かっ て下向きに傾斜する実施態様1による切削インサート。
【0051】 4.取付け用ボデー部分の前記上面と下面との間に定められたその厚さが切削 ヘッド部分の最小厚さに等しい実施態様3による切削インサート。
【0052】 5.切削ヘッド部分のすくい面が隣接切れ刃から取付け用ボデー部分の上面に 向かって下向きに傾斜する実施態様4による切削インサート。
【0053】 6.インサートが工具に取り付けられたとき不変のすくい角を与えるように、 前記すくい面が切れ刃に沿って連続的に湾曲する実施態様5による切削インサー ト。
【0054】 7.切れ刃に隣接した切削ヘッド部分の逃げ面がここから外向きに傾斜する実 施態様4による切削インサート。
【0055】 8.切削インサートの切削ヘッド部分の切れ刃及び取付け用ボデー部分が、取 付け用ボデー部分の側面の間に定められた角度を2分する平面に関して対称であ る実施態様1による切削インサート。
【0056】 9.切れ刃が、取付け用ボデー部分を2等分する平面に関して非対称である実 施態様1による切削インサート。
【0057】 10.切れ刃の形状が、切れ刃のある球と円筒との交線により形成される3次 元円弧として定められる実施態様1による切削インサート。
【0058】 11.切削インサートが両面型であり、そして前記取付け用ボデー部分の上面 と下面との間を通過しかつこれと平行な対称面を有し、この平面はインサートを 上方部分と下方部分とに分割し、インサートは上下の面を連結している逃げ面と 上面、下面との交線により形成される割出し可能な上下の切れ刃を有する実施態 様1、8、9又は10のいずれかによる切削インサート。
【0059】 12.前記切れ刃が前記対称面に関して対称である実施態様11による切削イ ンサート。
【0060】 13.前記切れ刃が前記対称面に関して逆対称である実施態様11による切削 インサート。
【0061】 14.前記相互連結している逃げ面が、それぞれ上下の切れ刃に隣接して配置 されかつ相互連結逃げ面部分を介して互いに移行している上下の逃げ面を備える 実施態様11による切削インサート。
【0062】 15.長手方向回転軸線及び内部にクランプ手段によりインサートが外し得る ように取り付けられる少なくも1個のインサート受入れポケットを有する工具ホ ルダーを備えたエンドミル組立体であって、 前記切削インサートは、実質的に弓形の切れ刃のある切削ヘッド部分、及びこ れと一体に形成された実質的に台形の取付け用ボデー部分であって実質的に平ら な上面と下面及び前記切削ヘッド部分から離れる方向で収束していく実質的に真 っすぐな側面を有する前記取付け用ボデー部分を備え、 インサート受入れポケットはインサートボデー部分の形状に適合する形状を有 し、 前記切削インサートの切削ヘッド部分の切れ刃全体が球の上に有りかつ実質的 に90゜より小さい円弧を定め、前記切削ヘッド部分は前記円弧の周囲の端部を 通過する想像上のコード面を有し、前記取付け用ボデー部分の側面は前記球の中 心に関して実質的に半径方向に向けられかつ前記コード面の長さよりも実質的に 短いことを特徴とする前記エンドミル組立体。
【0063】 16.組立体はボール先端型のものであり、そして工具ホルダーは半球状先端 部分を有し、前記インサート取付け用ボデー部分の側面が前記工具ホルダーの先 端部分の半径寸法より短い実施態様15によるエンドミル組立体。
【0064】 17.中央の切削を提供するために、切れ刃の一方の端部が前記長手方向軸線 に隣接して置かれるように、前記1個のインサート受入れポケットが工具ホルダ ーの先端の付近に形成される実施態様15又は16によるエンドミル。
【0065】 18.組立体が3個の同様な切削インサートを備え、工具組立体の回転の際、 取り付けられた切削インサートの作動切れ刃が希望半径の半球を定める重なって いる回転面を作るように、工具ホルダーには互いに不等の角度ピッチでかつ工具 ホルダーの先端から異なった距離に配列された対応数のインサート受入れポケッ トが形成される実施態様15又は16によるエンドミル組立体。
【0066】 19.工具ホルダーの先端付近に配置された第1のポケット及び工具の先端か ら最も遠い距離に配置された第2のポケットが、工具ホルダーの長手方向軸線の ある平面の実質的に一方の側に置かれ、そして第3のポケットが前記平面の実質 的に他方の側に置かれ、第1及び第2のポケットに取り付けられた切削インサー トは、それらの作動切れ刃が工具の90゜弓形の切れ刃を定めるように重なるよ うに配置され、第3のポケットに取り付けられた切削インサートはその周囲にお いてエンドミルにより得られる切削の有効性を倍加するように取り付けらる実施 態様18によるボールエンドミル組立体。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による切削インサートの等角図である。
【図2】図1に示された切削インサートの正投影側面図
である。
【図3】図1に示された切削インサートの正面図であ
る。
【図4】図1に示された切削インサートの平面図であ
る。
【図5】図4に示された切削インサートの線V-Vに沿っ
て得られた断面図である。
【図6】図4に示された切削インサートの線VI-VIに沿
って得られた断面図である。
【図7】図4に示された切削インサートの線VII-VIIに
沿って得られた断面図である。
【図8】本考案によるエンドミルの等角図である。
【図9】図8に示されたエンドミルの正面図である。
【図10】図1ないし7に示されたインサートが、図8
及び9に示されたエンドミルのインサート受入れポケッ
ト内に取り付けられたときの拡大平面図である。
【図11】図10に示された切削インサートの線XI-XI
に沿った断面図である。
【図12】図8及び9に示されたエンドミルの切削作業
中の図式的な図面である。
【図13】図12に示されあエンドミルの側面図であ
る。
【図14】非対称な切削ヘッド部分を有するインサート
の正面図である。
【図15】片面型のインサートの側面図である。
【符号の説明】
1 切削インサート 2 切削ヘッド部分 3、4 切れ刃 5、6 上方及び下方のすくい面 7 前逃げ面 9 取付け用ボデー部分 10、11 取付け用ボデー部分の上面及び下面 12、13 取付け用ボデー部分の側面 14、15 インサートの上方部分及び下方部分 16、17 切れ刃3及び4の周囲の端部 18、19 上方及び下方の逃げ面部分 20 中間の逃げ面部分 22、23、24、25 側面10及び11の上方及び
下方のベベル部分 26 凹所 30 工具ホルダー 31、31a、31b インサート受入れポケット 32 クランプねじ穴 33 クランプねじ 35 ポケット底面 36、37 ポケット側壁 38、39 ポケット側壁のベベル部分 40 工具ホルダー30の前端 50 エンドミルの切れ刃 52、53 片面型インサートの上面及び下面 A 長手方向回転軸線 B 2等分面 E 対称面 H コード面 L コード面の長さ l 取付け用ボデー部分の側面の長さ O 半球の中心 R 切削半径

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に弓形の切れ刃のある切削ヘッド
    部分、及びこれと一体に形成された実質的に台形の取付
    け用ボデー部分であって実質的に平らな上面と下面及び
    前記切削ヘッド部分から離れる方向で収束していく実質
    的に真っすぐな側面を有する前記取付け用ボデー部分を
    備え、切削工具に取り付ける切削インサートでにおい
    て、 前記切削ヘッド部分の切れ刃全体が球の上にありかつ実
    質的に90゜より小さい円弧を定め、切削ヘッド部分は
    前記円弧の周囲の端部を通過する想像上のコード面を有
    し、前記取付け用ボデー部分の側面は前記球の中心に関
    して実質的に半径方向に向けられかつ前記コード面の長
    さよりも実質的に短いことを特徴とする前記切削インサ
    ート。
  2. 【請求項2】 長手方向回転軸線及び内部にクランプ手
    段によりインサートが外し得るように取り付けられる少
    なくも1個のインサート受入れポケットを有する工具ホ
    ルダーを備えたエンドミル組立体であって、 前記切削インサートは、実質的に弓形の切れ刃のある切
    削ヘッド部分、及びこれと一体に形成された実質的に台
    形の取付け用ボデー部分であって実質的に平らな上面と
    下面及び前記切削ヘッド部分から離れる方向で収束して
    いく実質的に真っすぐな側面を有する前記取付け用ボデ
    ー部分を備え、 インサート受入れポケットはインサートボデー部分の形
    状に適合する形状を有するエンドミル組立体において、 前記切削インサートの切削ヘッド部分の切れ刃全体が球
    の上に有りかつ実質的に90゜より小さい円弧を定め、
    前記切削ヘッド部分は前記円弧の周囲の端部を通過する
    想像上のコード面を有し、前記取付け用ボデー部分の側
    面は前記球の中心に関して実質的に半径方向に向けられ
    かつ前記コード面の長さよりも実質的に短いことを特徴
    とする前記エンドミル組立体。
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