JP3018342B2 - 幌付自動車の幌取付構造 - Google Patents

幌付自動車の幌取付構造

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JP3018342B2
JP3018342B2 JP1039582A JP3958289A JP3018342B2 JP 3018342 B2 JP3018342 B2 JP 3018342B2 JP 1039582 A JP1039582 A JP 1039582A JP 3958289 A JP3958289 A JP 3958289A JP 3018342 B2 JP3018342 B2 JP 3018342B2
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康史 小谷
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 a. 産業上の利用分野 本発明は、幌付自動車の幌取付構造に関する。
b. 従来の技術 自動車には、屋根を幌布で形成し、必要に応じて車体
から取り外すことができるようにしたものがある。
第2図は、いわゆるボンネット型幌掛けオープンタイ
プの自動車を示したものである。この種の幌付自動車で
は第3図のように、フロントウインド本体100とセンタ
ーピラー101との間にフロントルーフサイドレール102を
連結し、このフロントルーフサイドレール102に幌103の
前部を取付けている。
第4図は幌103の取付構造を示したものである。幌103
は幌本体104の前部両側裏面に、クッション材105と外皮
106から成るパッド107の一端を縫い付け、幌103端部
に、いわゆる面ファスナー108を装着してある。また、
幌本体104の裏面に面ファスナー108を装着した布片109
を同様に縫い付けてある。そして、幌本体104端部をパ
ッド107と共にフロントルーフサイドレール102に巻きつ
けて布片109の面ファスナー108に圧接して幌本体104を
取付けている。
しかしながら、ドア110を閉じたときウエザストリッ
プ111と幌本体104との隙間から水漏れが生じる原因とな
っていた。
そこで、ルーフサイドレールに止め金具等を取付け
て、幌を固定し、幌とドアとが直接接触しないようにし
た先行技術(特開昭61−282122号広報)が知られてい
る。
c. 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記先行技術では、止め金具を別途設
ける必要があるため、不経済であった。
本発明は上記課題を解決し、既存のものを利用して幌
を取り付けることができるので作業性が良く、かつ安価
である。
d. 課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を解決するため、ルーフサイドレ
ールアウタパネルとルーフサイドレールインナパネルの
両端部をヘミング加工して組付けたフロントルーフサイ
ドレールに幌の前部両端を固定した幌付自動車の幌取付
構造において、上記幌(1)の幌本体(4)の前部両端
側裏面に車両前後方向に鉤部(5a)を有する補強プレー
ト(5)を装着し、該補強プレート(5)の鉤部(5a)
に係合する係合部(7)を上記ルーフサイドレールアウ
タパネル(2a)とルーフサイドレールインナパネル(2
b)のヘミング部の外側フランジ部(2b1)の一部を起こ
して形成し、この係合部(7)に補強プレート(5)の
鉤部(5a)をルーフサイドレール(2)の全長に亘って
係合させた状態で、鉤部(5a)の外れを防ぐように上記
フランジ部(2b1)の端縁部(2c)に係合する係止部(5
b)を上記補強プレート(5)に設けたことにある。
e. 実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に
説明する。
第1図において、1は幌、2はフロントルーフサイド
レール、3はドアである。幌1は幌本体4と、幌本体4
の前部両側裏面に装着された補強用プレート5で構成さ
れている。
補強用プレート5は、たとえばポリプロピレン等の樹
脂材で成形されたもので、先端部にU字状の鉤部5aが設
けられ、この鉤部5aから一定間隔を置いてプレート面に
突出した係止部5bが設けられている。この補強用プレー
ト5は後端部を当て布6を介して幌本体4に縫い付けら
れている。
上記フロントルーフサイドレール2はルーフサイドレ
ールアウタパネル2aとルーフサイドレールインナパネル
2bの両端フランジ2a1,2b1,2a2,2b2をルーフサイドレー
ルインナパネル2b側が外側になるようにして、それぞれ
ヘミング加工により一体に結合し、スポット溶接により
接着してある。このルーフサイドレールインナパネル2b
の上端側ヘミング加工部Aは、外側のルーフサイドレー
ルインナパネル2bのフランジ部2b1端縁の一部を立ち上
がらせて上記補強用プレート5の鉤部5aを係合する係合
部7を形成している。
ドア3はドアガラス8を装着したパネルサッシュ9の
上部に、フロントルーフサイドレール2の下部側に当接
するウエザストリップ10が設けられている。
上記構成によると、フロントルーフサイドレール2の
ルーフサイドレールインナパネル2bに設けられた係合部
7に、ルーフサイドレール2の全長に亘って補強プレー
ト5の鉤部5aを幌1を取付ける。そして、補強用プレー
ト5の係止部5bをフロントルーフサイドレール2の上端
フランジ部2a1,2b1端縁部2cに係止させる。これによっ
て、鉤部5aが外れる方向に動かないので、幌1の外れが
防止される。
f. 発明の効果 以上述べたように、本発明による幌付自動車の幌取付
構造によれば、ルーフサイドレールアウタパネルとルー
フサイドレールインナパネルの両端部をヘミング加工し
て組付けたフロントルーフサイドレールに幌の前部両端
を固定した幌付自動車の幌取付構造において、上記幌の
前部両端裏面に鉤部を有する補強プレートを装着し、該
補強プレートの鉤部に係合する係合部を上記ルーフサイ
ドレールアウタパネルとルーフサイドレールインナパネ
ルのヘミング部の外側フランジ部の一部を起こして形成
し、この係合部に補強プレートの鉤部を係合させた状態
で、鉤部の外れを防ぐように上記フランジ部の端縁部に
係合する係止部を上記補強プレートに設けたので、簡単
な構成で幌の取付けを行なうことができるとともに、鉤
部の外れを防ぐことができるので、作業性が良く、かつ
経済的である。
また、補強プレートには鉤部の他に鉤部の外れを防ぐ
ようにフランジ部の端縁部に係合する係止部を設けたの
で、幌布を引っ掛けやすく外れにくい取付構造が得られ
る。
さらに、係止部がフロントルーフサイドレール上端の
ヘミング部に密着しているため、外れにくいだけでなく
シール性を高めるという効果も奏する。それにより、二
重シール構造が得られ防水性も向上する。
補強プレートは、幌の外側からワンタッチで取り付け
られるので、作業性が良い。また、補強プレートには、
鉤部および係止部が一体的に設けられているので、ワン
タッチでの簡単な装着を可能にしている。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例による幌取付自動車の幌取付
構造を示す断面図、第2図は幌付自動車を示す概念図、
第3図は幌付自動車の車体構造を示す概念図、第4図は
従来の幌取付構造を示す第3図のA−A線断面図であ
る。 1……幌、 2……フロントルーフサイドレール、 3……ドア、 4……幌本体、 5……補強用プレート、 5a……鉤部、 5b……係止部 7……係合部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーフサイドレールアウタパネルとルーフ
    サイドレールインナパネルの両端部をヘミング加工して
    組付けたフロントルーフサイドレールに幌の前部両端を
    固定した幌付自動車の幌取付構造において、上記幌
    (1)の幌本体(4)の前部両端側裏面に車両前後方向
    に鉤部(5a)を有する補強プレート(5)を装着し、該
    補強プレート(5)の鉤部(5a)に係合する係合部
    (7)を上記ルーフサイドレールアウタパネル(2a)と
    ルーフサイドレールインナパネル(2b)のヘミング部の
    外側フランジ部(2b1)の一部を起こして形成し、この
    係合部(7)に補強プレート(5)の鉤部(5a)をルー
    フサイドレール(2)の全長に亘って係合させた状態
    で、鉤部(5a)の外れを防ぐように上記フランジ部(2b
    1)の端縁部(2c)に係合する係止部(5b)を上記補強
    プレート(5)に設けたことを特徴とする幌付自動車の
    幌取付構造。
JP1039582A 1989-02-20 1989-02-20 幌付自動車の幌取付構造 Expired - Lifetime JP3018342B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60120558A (ja) * 1983-12-02 1985-06-28 ダルサ インコーポレーテッド 集積可能な光検出器素子
JPS59165893A (ja) * 1983-03-10 1984-09-19 Mitsubishi Electric Corp 芳香ケ−ス付扇風機

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JPH02220927A (ja) 1990-09-04

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