JP2897047B2 - 幌付自動車の幌取付構造 - Google Patents

幌付自動車の幌取付構造

Info

Publication number
JP2897047B2
JP2897047B2 JP985390A JP985390A JP2897047B2 JP 2897047 B2 JP2897047 B2 JP 2897047B2 JP 985390 A JP985390 A JP 985390A JP 985390 A JP985390 A JP 985390A JP 2897047 B2 JP2897047 B2 JP 2897047B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
sewn
roof
fixing
side rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP985390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03217327A (ja
Inventor
正俊 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP985390A priority Critical patent/JP2897047B2/ja
Publication of JPH03217327A publication Critical patent/JPH03217327A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2897047B2 publication Critical patent/JP2897047B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明は、幌付自動車の幌取付構造に関する。
b.従来の技術 自動車には屋根を幌布で形成し、必要に応じて車体か
ら取り外すことができるようにしたものがある。
第6図はいわゆるボンネット型幌掛けオープンタイプ
の自動車を示したものである。この種の幌付自動車では
第7図のように、フロントウインド本体100とセンター
ピラー101との間にフロントルーフサイドレール102を連
結し、このフロントルーフサイドレール102に幌103の前
部を取付けている。
第8図は幌103の取付構造を示したものである。
幌103は幌本体104の前部両側裏面に、クッション材10
5と外皮106から成るパッド107の一端を縫い付け、幌103
端部に、いわゆる面ファスナー108を装着してある。ま
た、幌本体104の裏面に面ファスナー108を装着した布片
109を同様に縫い付けてある。そして、幌本体104端部を
パッド107と共にフロントルーフサイドレール102に巻き
つけて布片109の面ファスナー108に圧接して幌本体104
を取付けている。
c.発明が解決しようとする課題 しかしながら、ドア110を閉じたときウエザストリッ
プ111と幌本体104との隙間から水漏れが生じる原因とな
っていた。
本発明は上記課題を解決し、水漏れのおそれがない幌
付自動車の幌取付構造を提供することを目的とする。
d.課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するため、屋根を幌布で形成
し、該幌布の前部両側をルーフサイドレールに固定した
幌付自動車の幌取付構造において、ルーフサイドレール
アウタの上縁および下縁のフランジをルーフサイドレー
ルインナのフランジを挟持するようにインナ側に屈曲さ
せてヘミング加工してからスポット溶接にて固定して上
記ルーフサイドレールを構成し、上記ルーフサイドレー
ルにサポート部材を固定し、上記幌布の前部両側裏面
に、固定用シートの一側を縫製し、この固定用シートの
他側に面ファスナーの一方側を縫製し、該固定用シート
を上記サポート部材に係合させてから固定用シートの一
側に縫製した面ファスナーの他側に面ファスナーの一方
側を接合し、上記サポート部材に対応してクッション材
を内側に巻込んだ保護用シートを上記固定用シートの外
側に縫製して装着したことにある。
e.作用 ルーフサイドレールに設けられたサポート部材に固定
用シートの他方側を通して、固定用シートの一方側と面
ファスナーによって結合し、幌布の両側を固定する。サ
ポート部材の外側に対応する固定シートの部分には、ク
ッション材を巻込んだ保護用シートが設けられているの
で、この保護用シートがルーフサイドレール上面に圧接
し、外部との水密性を保持する。
f.実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に
説明する。
第1図ないし第5図において、1は幌付自動車で、ド
ア2を設けた運転席のルーフ3および後部の荷台4を幌
5で覆うようにしたものである。幌5は運転席のルーフ
3を覆う前部5aと荷台4を覆う後部5bとで構成されてお
り、幌の前部5aは先端5a1をフロントウインド6のウイ
ンドレール6aに留められ、両側縁5a2をルーフサイドレ
ールに留められている。幌の前部5aの先端5a1には板状
のシート8が縫い込まれており、この先端5a1をフロン
トウインド6のウインドレール6a上面にネジ9を介して
ネジ留めされたガーニッシュ10に挿入して固定されてい
る。ガーニッシュ10は帯状の樹脂製品で、先端にウイン
ドレール6aに沿った溝11を形成し、この溝11内に幌の前
部5a先端5a1を挿入するものである。12はウインドレー
ル6aのフロントレール6a1とリヤレール6a2上端フランジ
部に装着されたウエザストリップである。幌の前部5aの
両側縁5a2には裏面に固定用シート13の一側が縫い付け
られており、この固定用シート13の一側と固定用シート
13の他側には互いに接合する面ファスナー14a,14bが縫
製されている。この固定用シート13の外側には、後述す
るサポート15に対応する位置に発泡ウレタン等のクッシ
ョン16を巻込んだ保護用シート17が縫製されている。上
記サポート15はパイプ18の両端支持部18aをネジ19を介
してルーフサイドレール7にネジ留めして装着され、そ
の中間部に溶接されたステー20をネジ21を介してルーフ
サイドレール7に固定している。
ルーフサイドレール7はルーフサイドレールアウタ7a
とルーフサイドレールインナ7bを互いの上縁および下縁
をヘミング加工してからスポット溶接したもので、ルー
フサイドレールアウタ7aの下縁にドア2の上縁のウエザ
ーストリップ22が圧接するものである。
上記構成によると、幌5の前部5aを留めるには、先端
5a1をガーニッシュ10の溝11に圧入して留める。次に両
側縁5a2の固定用シート13をサポート15のパイプ18を通
して折り返し、固定用シート13の両端の面ファスナー14
a,14bを結合させて取付ける。これによって、クッショ
ン16を内装した保護用シート17はルーフサイドレール7
に当接して水密性を保持する。
g.発明の効果 以上述べたように本発明による幌付自動車の幌取付構
造によれば、以下のような効果を奏する。
ルーフサイドレールアウタの上縁および下縁のフラン
ジをルーフサイドレールインナのフランジを挟持するよ
うにインナ側に屈曲させてヘミング加工してからスポッ
ト溶接にて固定して上記ルーフサイドレールを構成した
ので、固定用シートがルーフサイドレールアウタの上縁
のフランジの屈曲部に当接することから、ルーフサイド
レールによる固定用シートの摩耗や破損をする虞もな
い。また、ルーフサイドレールアウタの下端にドアの上
縁のウェザーストリップが圧接しているので、シール性
が向上し、水漏れの虞がなくなる。さらに、ウェザース
トリップが従来のように幌本体に当接していないので、
幌本体によるウェザーストリップの変形や破損の虞もな
くなる。
上記幌布の前部両側裏面に、固定用シートの一側を縫
製し、この固定用シートの他側に面ファスナーの一方側
を縫製し、該固定用シートを上記サポート部材に係合さ
せてから固定用シートの一側に縫製した面ファスナーの
他側に面ファスナーの一方側を接合し、上記サポート部
材に対応してクッション材を内側に巻込んだ保護用シー
トを上記固定用シートの外側に縫製して装着したので、
保護用シートを、クッション材をサポートに対応させて
配設されていることから、保護用シートを、クッション
材をサポートに対応させて配設されていることから、保
護用シートを、ルーフサイドレール上面に圧接し、車室
内への水漏れを防止し、水密性を保持することができ
る。また、クッション材によってルーフサイドレールの
取付位置のばらつきや、幌の製作上のばらつきを吸収で
き、幌を取り付けた状態で幌に張りを持たせることがで
き、幌付自動車としての外観性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明による幌付自動車の幌取付
構造の一実施例を示し、第1図は車体を示す斜視図、第
2図は第1図のルーフサイドレール部分を示す斜視図、
第3図は第1図のA−A線断面図、第4図は第1図のB
−B線断面図、第5図は第2図のA−A線断面図、第6
図はボンネット型幌掛けオープンタイプの自動車を示す
斜視図、第7図は第6図の部分拡大図、第8図は第7図
のA−A線断面図である。 1…幌付自動車、2…ドア、5…幌、5a…前部、5a1
先端、5a2…側縁、7…ルーフサイドレール、13…固定
用シート、14a,14b…面ファスナー、15…サポート、16
…クッション、17…保護用シート、18…パイプ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根を幌布で形成し、該幌布の前部両側を
    ルーフサイドレールに固定した幌付自動車の幌取付構造
    において、ルーフサイドレールアウタの上縁および下縁
    のフランジをルーフサイドレールインナのフランジを挟
    持するようにインナ側に屈曲させてヘミング加工してか
    らスポット溶接にて固定して上記ルーフサイドレールを
    構成し、上記ルーフサイドレールにサポート部材を固定
    し、上記幌布の前部両側裏面に、固定用シートの一側を
    縫製し、この固定用シートの他側に面ファスナーの一方
    側を縫製し、該固定用シートを上記サポート部材に係合
    させてから固定用シートの一側に縫製した面ファスナー
    の他側に面ファスナーの一方側を接合し、上記サポート
    部材に対応してクッション材を内側に巻込んだ保護用シ
    ートを上記固定用シートの外側に縫製して装着したこと
    を特徴とする幌付自動車の幌取付構造。
JP985390A 1990-01-19 1990-01-19 幌付自動車の幌取付構造 Expired - Fee Related JP2897047B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP985390A JP2897047B2 (ja) 1990-01-19 1990-01-19 幌付自動車の幌取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP985390A JP2897047B2 (ja) 1990-01-19 1990-01-19 幌付自動車の幌取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03217327A JPH03217327A (ja) 1991-09-25
JP2897047B2 true JP2897047B2 (ja) 1999-05-31

Family

ID=11731694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP985390A Expired - Fee Related JP2897047B2 (ja) 1990-01-19 1990-01-19 幌付自動車の幌取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2897047B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5460409A (en) * 1993-07-23 1995-10-24 Conner Race Prod Safety roof liner
JP5498866B2 (ja) * 2010-06-18 2014-05-21 富士重工業株式会社 自動車用異種材料ルーフパネルの取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03217327A (ja) 1991-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4513548A (en) Insulated window cover apparatus
US6076577A (en) Vehicle sunshade
US3167349A (en) Convertible vehicle top construction
US2289173A (en) Motor vehicle
JP2897047B2 (ja) 幌付自動車の幌取付構造
US5102183A (en) Temporary cover for the passenger compartment of a car
US2536863A (en) Windcord assembly
JPH0384231U (ja)
JPS59190021A (ja) 自動車のル−フ構造
JPH0348912Y2 (ja)
JPH0245046Y2 (ja)
JPH04260817A (ja) 車両用幌の取付装置
JPH0351241Y2 (ja)
JP2599909B2 (ja) キヤンバスルーフのサイド部構造
JPH0323850Y2 (ja)
JPS63515Y2 (ja)
JPH0136668Y2 (ja)
JPH0539012Y2 (ja)
JP2658178B2 (ja) 幌付自動車のルーフサイドシール構造
JPH0352198Y2 (ja)
JPH057851Y2 (ja)
JPH039452Y2 (ja)
JP2897065B2 (ja) 幌付自動車の幌取付構造
JPS604814Y2 (ja) 車輛用摺動屋根における屋根枠取付け構造
JP3018342B2 (ja) 幌付自動車の幌取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees