JPS63515Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS63515Y2 JPS63515Y2 JP1979060537U JP6053779U JPS63515Y2 JP S63515 Y2 JPS63515 Y2 JP S63515Y2 JP 1979060537 U JP1979060537 U JP 1979060537U JP 6053779 U JP6053779 U JP 6053779U JP S63515 Y2 JPS63515 Y2 JP S63515Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- ceiling lining
- lining material
- bow
- roof panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は天井内張り材を接着する車両ボデーの
ルーフ構造に関するものである。
ルーフ構造に関するものである。
ルーフ内側には、車外との断冷、断熱効果の向
上、車外との防音効果の向上、人体への安全性の
向上、車内騒音の緩和および吸音効果の向上、室
内意匠の高揚などのため、パツト材としてのウレ
タンフオーム材、グラスフエルト等と塩化ビニー
ルレザーあるいはフアブリツク等の表皮材を積層
した天井内張り材を接着している。
上、車外との防音効果の向上、人体への安全性の
向上、車内騒音の緩和および吸音効果の向上、室
内意匠の高揚などのため、パツト材としてのウレ
タンフオーム材、グラスフエルト等と塩化ビニー
ルレザーあるいはフアブリツク等の表皮材を積層
した天井内張り材を接着している。
従来は、天井内張り材をルーフに貼着した後、
下からルーフボウを当て、その取付けはボデー内
側側部のルーフサイドレール(第4図参照)にビ
ス止めされ、ルーフボウが露出しているため、見
栄えが悪く、特に悪路走行時等の動揺により乗員
の頭部が突当たることがあり、非常に危険であ
る。さらに、天井内張り材の貼付作業はしわが出
易く、また、ルーフの大きいワゴン車等の車両で
は貼付作業が困難をきわめるという欠点があつ
た。
下からルーフボウを当て、その取付けはボデー内
側側部のルーフサイドレール(第4図参照)にビ
ス止めされ、ルーフボウが露出しているため、見
栄えが悪く、特に悪路走行時等の動揺により乗員
の頭部が突当たることがあり、非常に危険であ
る。さらに、天井内張り材の貼付作業はしわが出
易く、また、ルーフの大きいワゴン車等の車両で
は貼付作業が困難をきわめるという欠点があつ
た。
本考案は、従来の上記欠点を解消することを目
的として創案したもので、ルーフボウをルーフパ
ネルおよびサイドストラクチヤに点溶接し、分割
した天井内張り材をルーフパネルとルーフボウに
接着するとともに、これらの間で隣接する天井内
張り材の端縁を挾着する構造とし、外観上の見栄
えおよび安全性の向上並びに接着作業の能率向上
によるコスト低減を図るものである。
的として創案したもので、ルーフボウをルーフパ
ネルおよびサイドストラクチヤに点溶接し、分割
した天井内張り材をルーフパネルとルーフボウに
接着するとともに、これらの間で隣接する天井内
張り材の端縁を挾着する構造とし、外観上の見栄
えおよび安全性の向上並びに接着作業の能率向上
によるコスト低減を図るものである。
以下、本考案を添付図面に例示したその好適な
実施例について詳述する。
実施例について詳述する。
一例としてワゴン車の外観を示す第1図におい
て、1は車両ボデー、2はルーフパネルである。
て、1は車両ボデー、2はルーフパネルである。
第2図に示されているように、車両ボデー1の
ルーフパネル2内側の左右方向には、本考案によ
るルーフボウ3が図示の例では3箇所で略平行に
装架されている。パツド材および表皮より成る天
井内張り材4がルーフボウ3、フロントルーフレ
ールインナ9およびリヤルーフレールインナ10
間のそれぞれの寸法よりも多少大きい寸法で4つ
に分割して形成され、ルーフパネル2およびルー
フボウ3の内側面に接着されている。
ルーフパネル2内側の左右方向には、本考案によ
るルーフボウ3が図示の例では3箇所で略平行に
装架されている。パツド材および表皮より成る天
井内張り材4がルーフボウ3、フロントルーフレ
ールインナ9およびリヤルーフレールインナ10
間のそれぞれの寸法よりも多少大きい寸法で4つ
に分割して形成され、ルーフパネル2およびルー
フボウ3の内側面に接着されている。
第3図および第4図に示されているように、ル
ーフボウ3は下方より見て凸部5、凹部6,6′
および天井内張り材装着用端部8を折曲形成した
横断面形状を有する。ルーフボウ3の外側端はル
ーフドリツプチヤンネル11およびルーフサイド
レール12から成るサイドストラクチヤのルーフ
ドリツプチヤンネル11に点溶接され、ルーフボ
ウ3の他の部分は適宜の個所でルーフパネル2に
点溶接されている。この結果、ルーフボウの凸部
5および凹部6,6′はルーフパネル2とで閉断
面を形成して、接着部7で接着される天井内張り
材4のための接着面積を十分に確保するとともに
ルーフの剛性を高めている。ルーフボウ3の端部
8はルーフパネル2とで所定の間隙を形成してい
ることにより、天井内張り材4の接着にあたり、
上記端部8における天井内張り材4の端縁を同端
部を挾持するように折返してルーフボウ自体に装
着するとともに、隣接する別の天井内張り材4の
端縁を上記折返された端縁とルーフパネル2との
間に差込んでそれらの間に挾着保持する。
ーフボウ3は下方より見て凸部5、凹部6,6′
および天井内張り材装着用端部8を折曲形成した
横断面形状を有する。ルーフボウ3の外側端はル
ーフドリツプチヤンネル11およびルーフサイド
レール12から成るサイドストラクチヤのルーフ
ドリツプチヤンネル11に点溶接され、ルーフボ
ウ3の他の部分は適宜の個所でルーフパネル2に
点溶接されている。この結果、ルーフボウの凸部
5および凹部6,6′はルーフパネル2とで閉断
面を形成して、接着部7で接着される天井内張り
材4のための接着面積を十分に確保するとともに
ルーフの剛性を高めている。ルーフボウ3の端部
8はルーフパネル2とで所定の間隙を形成してい
ることにより、天井内張り材4の接着にあたり、
上記端部8における天井内張り材4の端縁を同端
部を挾持するように折返してルーフボウ自体に装
着するとともに、隣接する別の天井内張り材4の
端縁を上記折返された端縁とルーフパネル2との
間に差込んでそれらの間に挾着保持する。
本考案のルーフ構造によると、ルーフボウ3を
凸部5、凹部6,6′および天井内張り材装着用
端部8を有する形状としたことにより、天井内張
り材4の接着に必要な接着面積を十分に確保する
とともに、十分なルーフ剛性を得ることができ
る。また、複数のルーフボウを使用し、天井内張
り材を複数に分割して接着し、しかも隣接する2
枚の天井内張り材の端縁をルーフボウとルーフパ
ネルとの間で挾着するようにしたことにより、接
着および取換作業が容易で能率も向上しコスト低
減を図ることができるとともに、接着が確実で外
観上の見栄えも良く、さらに、ルーフボウが天井
内張り材で完全に被覆されているので安全性の面
でも極めて有益である。
凸部5、凹部6,6′および天井内張り材装着用
端部8を有する形状としたことにより、天井内張
り材4の接着に必要な接着面積を十分に確保する
とともに、十分なルーフ剛性を得ることができ
る。また、複数のルーフボウを使用し、天井内張
り材を複数に分割して接着し、しかも隣接する2
枚の天井内張り材の端縁をルーフボウとルーフパ
ネルとの間で挾着するようにしたことにより、接
着および取換作業が容易で能率も向上しコスト低
減を図ることができるとともに、接着が確実で外
観上の見栄えも良く、さらに、ルーフボウが天井
内張り材で完全に被覆されているので安全性の面
でも極めて有益である。
第1図はワゴン車のボデー外観斜視図、第2図
は本考案のルーフボウ構造を示す第1図のA−A
線矢視の縦断面図、第3図は第1図のB−B線矢
視の拡大縦断面図、第4図は第1図のC−C線矢
視の横断面図である。 1……ボデー、2……ルーフパネル、3……ル
ーフボウ、4……天井内張り材、5……凸部、
6,6′……凹部、7……接着部、8……ルーフ
ボウの端部、11……ルーフドリツプチヤンネ
ル、12……ルーフサイドレール。
は本考案のルーフボウ構造を示す第1図のA−A
線矢視の縦断面図、第3図は第1図のB−B線矢
視の拡大縦断面図、第4図は第1図のC−C線矢
視の横断面図である。 1……ボデー、2……ルーフパネル、3……ル
ーフボウ、4……天井内張り材、5……凸部、
6,6′……凹部、7……接着部、8……ルーフ
ボウの端部、11……ルーフドリツプチヤンネ
ル、12……ルーフサイドレール。
Claims (1)
- 車両のルーフパネル下面に車幅方向に沿つて延
設固着されて上記ルーフパネルとともに閉断面を
形成する本体部及び同本体部から車両の前後方向
に沿つて上記ルーフパネルとの間に間隙を有する
ように突設された自由端部から成る天井内張り材
接着用ルーフボウ、同天井内張り材接着用ルーフ
ボウの上記本体部を覆うように貼着されその端縁
が隣接して設けられる他の天井内張り材の端縁と
ともに上記間隙に挾持された天井内張り材で形成
されることを特徴とする車両ボデーのルーフ構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979060537U JPS63515Y2 (ja) | 1979-05-09 | 1979-05-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979060537U JPS63515Y2 (ja) | 1979-05-09 | 1979-05-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55160976U JPS55160976U (ja) | 1980-11-19 |
JPS63515Y2 true JPS63515Y2 (ja) | 1988-01-07 |
Family
ID=29294506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979060537U Expired JPS63515Y2 (ja) | 1979-05-09 | 1979-05-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63515Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4586267B2 (ja) * | 2000-12-20 | 2010-11-24 | マツダ株式会社 | 車両の上部車体構造 |
JP5254305B2 (ja) * | 2010-12-21 | 2013-08-07 | 本田技研工業株式会社 | 車両の上部車体 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5027689U (ja) * | 1973-07-03 | 1975-03-31 | ||
JPS5144496U (ja) * | 1974-09-30 | 1976-04-01 |
-
1979
- 1979-05-09 JP JP1979060537U patent/JPS63515Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5027689U (ja) * | 1973-07-03 | 1975-03-31 | ||
JPS5144496U (ja) * | 1974-09-30 | 1976-04-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55160976U (ja) | 1980-11-19 |
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