JPH03217327A - 幌付自動車の幌取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ．　産業上の利用分野 本発明は、幌付自動車の幌取付構造に関する。

ｂ．　従来の技術 自動車には屋根を幌布で形成し、必要に応じて車体から
取り外すことができるようにしたものがある。

第６図はいわゆるボンネット型幌掛けオーブンタイプの
自動車を示したものである。この種の幌付自動車では第
７図のように、フロントウィンド本体１００とセンター
ビラ−１０１との間にフロントルーフサイドレール１０
２を連結し、このフロントルーフサイドレール１０２に
幌１０３の前部を取付けている． 第８図は幌１０３の取付構造を示したものである．幌１
０３は幌零体１０４の前部両側裏面に、クッション材１
０５と外皮１０６から成るパッド１０７の一端を縫い付
け、幌１０３端部に、いわゆる面ファスナ１０８を装着
してある。また、幌零体１０４の裏面に面ファスナー１
０８を装着した布片１０９を同様に縫い付けてある．そ
して、幌本体１０４端部をパッド１０７と共にフロント
ルーフサイドレール１０２に巻きつけて布片１０９の面
ファスナー１０８に圧接して幌本体１０４を取付けてい
る。

Ｃ．　発明が解決しようとする課題 しかしながら、ドア１１０を閉したときウェザストリッ
プ１１１と幌本体１０４との隙間がら水漏れが生じる原
因となっていた． 本発明は上記課題を解決し、水漏れのおそれがない帳付
自動車の幌取付構造を提供することを目的とする． ｄ．　課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するため、屋根を幌布で形成し
、該幌布の前部両側をルーフサイドレールに固定した幌
付自動車の幌取付構造において、上記ルーフサイドレー
ルにサポート部材を固定し、上記幌布の前部両側裏面に
一例を装着した固定用シートの他側を上記サポート部材
に係合させてから幌布に着脱自在に装着し、上記サポー
ト部材に対応してクッション材を巻込んだ保護用シート
を上記固定用シートの外側に装着したことにある。

ｅ．　作用 ルーフサイドレールに設けられたサポート部材に固定用
シートの他方側を通して、固定用シートの一方側と面フ
ァスナーによって結合し、幌布の両側を固定する．サポ
ート部材の外側に対応する固定シートの部分には、クッ
ション材を巻込んだ保護用シートが設けられているので
、この保護用シートがルーフサイドレール上面に圧接し
、外部との水密性を保持する。

ｆ．　実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。

第１図ないし第５図において、１は幌付自動車で、ドア
２を設けた運転席のルーフ３および後部の荷台４を幌５
で覆うようにしたものである。幌５は運転席のルーフ３
を覆う前部５ａと荷台４を覆う後部５ｂとで横成されて
おり、幌の前部５ａは先端５ａ＋　をフロントウインド
６のウインドレール６ａに留められ、両側縁５ａｚをル
ーフサイドレール７に留められている．幌の前部５ａの
先端５ａ＋　には板状のシ一ト８が縫い込まれており、
この先端５ａ＋　をフロントウインド６のウインドレー
ル６ａ上面にネジ９を介してネジ留めされたガーニッシ
ュ１０に挿入して固定されている。ガーニッシュ１０は
帯状の樹脂製品で、先端にウインドレール６ａに沿った
溝１１を形成し、この溝１１内に幌の前部５ａ先端５ａ
＋　　を挿入するものである．１２はウインドレール６
ａのフロントレール６ａ＋　　とりャレール６ａｚ上端
フランジ部に装着されたウエザストリップである．幌の
前部５ａの両側縁５ａｇ　には裏面に固定用シ一ト１３
の一例が縫い付けられており、この固定用シ一ト１３の
一例と固定用シ一ト１３の他側には互いに接合する面フ
ァスナー１４ａ，１４ｂが縫製されている．この固定用
シ一ト１３の外側には、後述するサポート１５に対応す
る位置に発泡ウレタン等のクッション１６を巻込んだ保
護用シ一ト１７が縫製されている．上記サポート１５は
パイプ１８の両端支持部１８ａをネジ１９を介してルー
フサイドレール７にネジ留めして装着され、その中間部
に溶接されたステ−２０をネジ２１を介してルーフサイ
ドレール７に固定している．ルーフサイドレール７はル
ーフサイドレールアウタ７ａとルーフサイドレールイン
ナ７ｂを互いの上縁および下縁をヘミング加工してから
スポ７ト溶接したもので、ルーフサイドレールアウタ７
ａの下縁にドア２の上縁のウエザーストリソプ２２が圧
接するものである。

上記構成によると、幌５の前部５ａを留めるには、先端
５ａ＋　をガーニッシュ１０の溝１１に圧大して留める
。次に両側縁５ａｚの固定用シ一ト１３をサポート１５
のパイブ１８を通して折り返し、固定用シ一ト１３の両
端の面ファスナー１４ａ，　１４ｂを結合させて取付け
る。これによって、クッシリンｌ６を内装した保護用シ
一ト１７はルーフサイドレール７に当接して水密性を保
持する． ｇ．　発明の効果 以上述べたように本発明による幌付自動車の幌取付構造
によれば、幌布の前部両側裏面に一側を装着した固定用
シートの他側を上記サポート部材に係合させてから幌布
に装着し、上記サポート部材に対応してクッション材を
巻込んだ保護用シートを上記固定用シートの外側に装着
したので、保護用シートがルーフサイドレール上面に圧
接して車室内への水洩れを防止し、水密性を保持するこ
とができる．

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明による帳付自動車の幌取付
構造の一実施例を示し、第１図は車体を示す斜視図、第
２図は第１図のルーフサイドレール部分を示す斜視図、
第３図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第４図は第１図のＢ
−Ｂｉ断面図、第５図は第２図のＡ−Ａ線断面図、第６
図はボン不シト型幌掛けオープンタイプの自動車を示す
斜視図、第７図は第６図の部分拡大図、第８図は第７図
のＡ−Ａ線断面図である。 １・・・幌付自動車、 ５・・・幌、 ５ａ＋　・・・先端、 ７・・・ルーフサイドレール、 １４ａ，　１４ｂ・・・面ファスナー、１６・・・クン
ション、 ｌ８・・・パイプ。 ２・・・ドア、 ５ａ・・・前部、 ５ａｚ・・・側縁、 １３・・・固定用シート、 １５・・・サポート、 １７・・・保護用シート、 第１図 第３図 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 屋根を幌布で形成し、該幌布の前部両側をルーフサイド
   レールに固定した幌付自動車の幌取付構造において、上
   記ルーフサイドレールにサポート部材を固定し、上記幌
   布の前部両側裏面に一側を装着した固定用シートの他側
   を上記サポート部材に係合させてから幌布に着脱自在に
   装着し、上記サポート部材に対応してクッション材を巻
   込んだ保護用シートを上記固定用シートの外側に装着し
   たことを特徴とする幌付自動車の幌取付構造。