JP3017543B2 - 遠隔監視制御システムの人体検知端末器 - Google Patents

遠隔監視制御システムの人体検知端末器

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JP3017543B2
JP3017543B2 JP3008693A JP869391A JP3017543B2 JP 3017543 B2 JP3017543 B2 JP 3017543B2 JP 3008693 A JP3008693 A JP 3008693A JP 869391 A JP869391 A JP 869391A JP 3017543 B2 JP3017543 B2 JP 3017543B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔監視制御システム
の人体検知端子器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の人体検知センサと、遠隔監
視制御システムを用いた照明制御装置の構成を示してお
り、この従来例では天井Xに配設した熱線センサのよう
な人体検知センサを備えた子器1からの検知信号を信号
線9を介して人体検知センサ親器2に送って、この人体
検知センサ親器2で検知信号に基づいて無電圧接点出力
を、遠隔監視制御システムの監視用端末器3に与えるよ
うになっている。
【0003】遠隔監視制御システムは、中央制御装置4
と、固有アドレスとが設定された複数の監視用及び制御
用端末器3、3a及び5とを一対の信号線6にて接続し
ており、中央制御装置4から信号線6に送出される伝送
信号Vsは、図9(a)に示すように、信号送出開始を
示すスタートパルス信号ST、信号モードを示すモード
データMD、端末器3,3a、5を呼び出すアドレスデ
ータ信号AD、負荷7(図8のシステムでは照明負荷)
を制御する制御データ信号CD、チェックサムデータ信
号CS及び返送信号期間を設定する返送待機信号WTよ
りなるベースバンド方式の複極(±24V)の時分割多
重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送され
るようになっている。各端末器3,3a、5では、信号
線6を介して受信された伝送信号Vsのアドレスデータ
と設定アドレスとが一致したときその伝送信号Vsの制
御データを取り込むとともに、伝送信号Vsの返送待機
信号WTに同期して監視データ信号を電流モード(信号
線6間を適当な低インピーダンスを介して短絡して送出
される信号)の返送信号として返送するようになってい
る。
【0004】また中央制御装置4には、ダミー伝送信号
Vsを常時送出するダミー信号送信手段と、いずれかの
監視用端末器3、3aから返送された図9(b)に示す
ような割り込み信号Viが受信されたとき、割り込み端
末器3又は3aを検出して該端末器3或いは3aをアク
セスし、監視データを返送させる割り込み処理手段とが
設けられており、一方監視用端末器3、3aには外部無
電圧接点出力の入力があったり、付設する操作スイッチ
Sの操作で監視入力があったときにダミー伝送信号Vs
のスタートパルス信号STに同期して割り込み信号Vi
を発生するとともに、中央制御装置4からのグループア
ドレスによるアクセスが行われるアドレス確認モードの
伝送信号Vsの返送待機信号WTに同期して自己の固有
アドレスデータを返送する割り込み発生手段と、中央制
御装置4から割り込みに応答した割り込みアクセスモー
ドの伝送信号Vsが伝送されたときに監視入力に対応し
た監視データを返送するデータ返送手段とが設けられて
いる。
【0005】このようにして中央制御装置4では監視用
端末器3、3aから返送された監視データに基いて対応
する照明負荷7を制御する制御用端末器5に伝送する制
御データを作成するとともに、その制御データを信号線
6を介して当該制御用端末器5に時分割多重伝送して負
荷7を制御するようになっている。さて図8のシステム
では監視用端末器3、3aの監視データで同一の制御用
端末器4の照明負荷7を制御するために、監視用端末器
3、3aは制御用端末器4に対応するアドレスに設定し
ており、いずれの監視用端末器3,3aから監視データ
が送られてきても、中央制御装置4では制御用端末器5
に対する制御データを伝送して、負荷7を制御するよう
になっている。
【0006】制御用端末器5は制御データに基づいて負
荷7と電源ACとの間に接続している内部接点をオン/
オフする。図10は図8のシステムに於ける子器1、監
視用端末器3、3a、負荷7の動作の関係を示すタイム
チャートであり、図10(a)に示すように子器1の人
体検知センサが人体を検知した場合、人体検知センサ親
器2からの無電圧接点出力が監視用端末器3に与えら
れ、監視用端末器3はトランス8で降圧された電圧信号
を取り込み、図10(b)に示すように監視入力がオン
状態となる。この監視入力の立ち上がりに対応して監視
用端末器3から上記の割り込み処理を経て監視データを
中央制御装置4へ返送し、中央制御装置4ではこの監視
データに基づいて負荷7をオンする制御データを制御用
端末器5へ送り、負荷7を図10(d)に示すようにオ
フからオン状態に反転させる。
【0007】上記のように監視用端末器3の監視入力が
オン状態であるときに、監視用端末器3aの操作スイッ
チSが図10(c)に示すように操作されると、上述の
割り込み処理を経て、監視用端末器3aから監視データ
が中央制御装置4に送られ、中央制御装置4ではこの監
視データに基づいて負荷7の動作を反転させる制御デー
タを制御用端末器5に対して伝送し、負荷7を図10
(d)に示すようにオンからオフに反転する。
【0008】その後、人体検知センサの人体が無くなっ
て、監視用端末器3の監視入力がオフすると、この監視
入力の立ち下がりに対応してオフのための監視データが
監視用端末器3から送られる。この監視データにより中
央制御装置4からは負荷7をオフさせる制御データが制
御用端末器5へ伝送されるが、既に負荷7はオフ状態に
あるため負荷7はオフ状態を維持する。
【0009】次に再び図10(a)に示すように子器1
の人体検知センサが人体を検知した場合、図10(b)
に示すように監視用端末器3の監視入力がオン状態とな
る。この監視入力の立ち上がりで、監視用端末器3から
上述の割り込み処理を経て監視データを中央制御装置4
へ返送し、中央制御装置4ではこの監視データに基づい
て負荷7をオンする制御データを制御用端末器5へ送
り、負荷7を図10(d)に示すようにオフ状態からオ
ン状態に反転させる。この後人体検知センサの人体検知
が無くなって、監視用端末器3の監視入力がオフし、オ
フの監視データが監視用端末器3から送られてくると、
中央制御装置4は負荷7をオフさせる制御データを制御
用端末器5へ伝送し、負荷7をオフする。
【0010】次に監視用端末器3aの操作スイッチSが
図10(c)に示すように操作されて、監視用端末器3
aから監視データが中央制御装置4に送られてくると、
この監視データに基づいて中央制御装置4は負荷7の動
作を反転させる制御データを制御用端末器3に対して伝
送し、負荷7を図10(d)に示すようにオフ状態から
オン状態に反転する。
【0011】その後子器1の人体検知センサが人体を検
知して、監視用端末器3からオンの監視データが中央制
御装置4へ送られてくると、中央制御装置4ではこの監
視データに基づいて負荷7をオンする制御データを制御
用端末器5へ送るが、既に負荷7はオン状態にあるた
め、負荷7はオン状態を維持する。この後監視用端末器
3の監視入力がオフして、このオフに対応する監視デー
タが監視用端末器3から送られてくると、中央制御装置
4から負荷7をオフさせる制御データが制御用端末器5
へ伝送され、負荷7はオフする。
【0012】以上のようなシーケンスを持って負荷7は
人体検知でも、操作スイッチSの操作でもオン/オフさ
れる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
例では、人体検知センサが子器1と、人体検知センサ親
器2とに分離しているばかりでなく、遠隔監視制御シス
テムの監視用端末器3に対して無電圧接点出力を監視入
力として与える構成となっているため、人体検知センサ
親器のための電源供給の必要性や、人体検知センサ親器
の設置スペースを必要とするという問題があった。
【0014】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは人体検知センサと遠隔
監視制御システムとの接続に複雑な配線を必要とせず、
しかも人体検知センサの設置スペースも特に必要としな
い遠隔監視制御システムの人体検知端末器を提供するに
ある。尚請求項2記載の発明は、人体検知センサを増設
することが簡単に行える遠隔監視制御システムの人体検
知端末器を提供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、中央
制御装置と、固有アドレスとが設定された複数の監視用
及び制御用端末器とを一対の信号線にて接続し、中央制
御装置から各端末器を適宜アクセスして負荷を制御する
制御データ信号及び返送信号期間を設定する返送待機信
号を伝送する伝送信号を送出するとともに、該返送信号
期間に端末器から監視データに基づいて電流モード信号
よりなる返送信号を送出することにより、制御データ及
び監視データを時分割多重伝送するようにした遠隔監視
制御システムに用いられ、ベースバンドで伝送される伝
送信号を整流平滑して得られる直流電源を動作電源とす
る人体検知センサを一体に備えるとともに、この人体検
知センサと別置の人体検知センサとを並列接続する増設
用端子を備え、人体検知センサの検知出力により上記監
視データを作成するものである。
【0016】
【0017】
【作用】而して本発明は、ベースバンドで伝送される伝
送信号を整流平滑して得られる直流電源を動作電源とし
て用いた人体検知センサを一体に備え、この人体検知セ
ンサの検知出力により上記監視データを作成するもので
あるから、従来のように監視用端末器と、人体検知セン
サ親器との間を接続する必要がなくなり、しかも人体検
知センサの電源を遠隔監視制御システムの伝送信号から
得るため、電源の為の配線が不要となり、更に人体検知
センサと、端末器とを別々に設置する必要がないからそ
の分設置スペースが小さくなる。
【0018】また一体に設けた人体検知センサと並列に
別置した人体検知センサとを並列接続する増設用端子を
備えているから、別置した人体検知センサをこの増設用
端子に接続するだけで、簡単に人体検知センサを増設す
ることができ、一体の人体検知センサと併せて検知エリ
アを広げることができる。
【0019】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。図1は
本発明の一実施例の人体検知端末器3Aの回路を示して
おり、この実施例回路では、信号線6を接続する信号線
接続端子10a,10b間にダイオードブリッジDB1
を接続して伝送信号Vsを整流し、この整流出力を安定
化して一定電圧の直流電圧を得るトランジスタQ1、ツ
ェナダイオードZD1、平滑コンデンサC1等からなる定
電圧回路11と、この定電圧回路11からの直流を電源
として動作するCPUからなる伝送信号処理回路12
と、信号線接続端子10a、10bからの伝送信号Vs
を受信して、伝送信号処理回路12へ送出するトランジ
スタQ2からなる受信回路13と、伝送信号処理回路1
2からの監視データ信号にて駆動されるトランジスタQ
3、トランジスタQ3を介してダイオードブリッジDB1
の出力端を短絡する抵抗Rからなり、トランジスタQ3
のオン時に抵抗Rを介して信号線6に電流モードの返送
信号を送信する送信回路14と、当該人体検知端末器3
Aの固有アドレスを設定する6ビットのディップスイッ
チからなるアドレス設定部15Aと、負荷番号設定用の
2ビットのディップスイッチからなる負荷番号設定部1
5Bとを備えるとともに、上記ダイオードブリッジDB
1の整流出力を安定化して一定電圧の直流電圧を得るト
ランジスタQ4、ツェナーダイオードZD2、平滑コンデ
ンサC2等からなる定電圧回路16と、この定電圧回路
16からの直流をトランジスタQ5、Q6からなるスイッ
チ回路17を介して電源として給電されて動作する焦電
素子のような熱センサ等からなる人体検知センサ18
と、この人体検知センサ18のオン検知信号があれば出
力を”L”から”H”に反転するコンパレータ20と、
このコンパレータ20の出力の反転信号”L”が端子
に入力してから動作して端子から”H”出力を発生
し、端子が”H”になると、時定数で定まる一定時間
経過後に端子の出力を”L”にするタイマIC21
と、このタイマIC21の出力の反転出力と、上記コン
パレータ20の出力の反転出力との不定論理積値が”
H”となるとオンして伝送信号処理回路12の監視入力
をオンするトランジスタQ7と、上記伝送信号処理回路
12の出力でオンしてタイマIC21の端子をバイパ
スするトランジスタQ8と、更に電源リセットを伝送信
号処理回路12に与えるリセット回路19等から構成さ
れる。
【0020】図2〜図4は人体検知端末器3Aの構造を
示しており、略円板状のフランジ31を有したボディ3
3の下面開口凹部37には焦電素子18A及び信号処理
回路を実装せるプリント基板32を内蔵した半球状のボ
ディ35と、半球状のレンズ34とで構成される人体検
知センサ18を水平面、垂直面方向に回動自在に回転枠
36、36’で支持してある。押さえ金具38は人体検
知センサ18を下面開口凹部37に収納押さえるための
金具であり、ボディ33にタッピングねじ50で固定し
てる。
【0021】ボディ33の上端開口部には端子カバー3
9をタッピングねじ42で固定被着し、この端子カバー
39の内部には伝送信号処理回路12等の遠隔監視制御
システム系の回路を実装したプリント基板40を内装
し、またタイマIC21等の制御回路を実装したプリン
ト基板41をボディ33の上端開口部に対する端子カバ
ー39の被着部位に配設している。端子カバー39の上
面には上記信号線接続端子10a,10bを配設すると
ともに、人体検知センサ18の両端に並列接続された増
設用端子48a,48bを配設している。また端子カバ
ー39の上面にはアドレス設定部15Aのディップスイ
ッチと、負荷番号設定部15Bのディプスイッチを配設
している。
【0022】ボディ33のフランジ31には一対の長孔
43が形成され、各長孔43を通して取付ねじ44が挿
通されている。この取付ねじ44の中間部には挟み金具
45が挿通され、取付ねじ44の先端部には挟み金具4
5に対して回り止めがなされた引締め座金46を装着し
ている。挟み金具45の一端部は端子カバー39の上部
に枢着され、他端部がボディ33のフランジ31との距
離を変えることができるようになっている。また、挟み
金具45には復帰ばね47が連結され、上記他端部がフ
ランジ31から離れる向きに付勢されている。
【0023】従って、本発明人体検知端末器3Aを天井
Xに穿孔した取付孔に取り付けるときには、取付ねじ4
4を緩め、復帰ばね47のばね力により挟み金具45の
上記他端部をボディ33のフランジ31から離した状態
とする(すなわち、挟み金具45の他端部間の距離を小
さくする)。この状態で、取付孔にボディ33を挿入
し、取付パネルの表面にフランジ31を当接させる。次
に、取付ねじ44を締め付けると、挟み金具45の上記
他端部がボディ33のフランジ31に近付くことにな
り、フランジ31と挟み金具45との間で天井パネルを
挟持することができるのである。以上のようにして本発
明人体検知端末器3Aを天井Xに固定した後、フランジ
31の下面を覆うように、化粧プレート30を装着す
る。
【0024】このようにして天井に取り付けた人体検知
端末器3Aの人体検知センサ18の焦電素子18Aの検
知面がレンズ34を介して下方に向けられることにな
り、検知エリアに人が存在すると、焦電素子18Aがこ
の熱線を検知して人体検知センサ18はオン動作する。
図5は本発明人体検知端末器3Aを用いた照明制御装置
のシステム図を示しており、このシステムでは、中央制
御装置4に対して人体検知端末器3Aと、操作スイッチ
Sを付設した監視用端末器3aと、制御用端末器5とを
信号線6を介して接続している。
【0025】ここで人体検知端末器3Aは負荷番号設定
部15Bの2ビットのディップスイッチで負荷番号を設
定し、アドレス設定部15Aの6ビットのディップスイ
ッチで固有アドレスを設定するようになっており、負荷
番号及び固有アドレスを制御用端末器5の6ビットの設
定アドレスと一致させる。また監視用端末器3aにおい
ても負荷番号と、固有ドレスも制御用端末器5のそれに
一致させる。
【0026】ここで固有アドレスは別に2ビットが加わ
り、この2ビットが端末器の種別、機能を区別すること
になり、中央制御装置1から個々の端末器をアクセスす
るときには計8ビットのアドレスデータが伝送されるこ
とになる。而して中央制御装置4では、監視用端末器3
a、人体検知端末器3Aの割り込み処理時に返送される
固有アドレスから、対応する制御用端末器5が分かるの
である。
【0027】図5において、人体検知端末器3Aの人体
検知センサ18が人体を検知して図6(a)に示すよう
にオン動作すると、人体検知端末器3AではタイマIC
21が動作を開始するとともに、監視入力が図6(b)
に示すようにオンとなる。このオンに伴って、人体検知
端末器3Aから上記の割り込み処理を経て監視データを
中央制御装置4へ返送し、中央制御装置4ではこの監視
データに基づいて負荷7をオンする制御データを制御用
端末器5へ送り、負荷7を図6(d)に示すようにオフ
からオン状態に反転させる。
【0028】上記のように監視用端末器3の監視入力が
オン状態であるときに、監視用端末器3aの操作スイッ
チSが図6(c)に示すように操作されると、上述の割
り込み処理を経て、監視用端末器3aから監視データが
中央制御装置4に送られ、中央制御装置4ではこの監視
データに基づいて負荷7の動作を反転させる制御データ
を制御用端末器3に対して伝送し、負荷7を図6(d)
に示すようにオンからオフに反転させる。
【0029】この監視用端末器3aの監視データを返送
させるための上記割り込み処理過程における、中央制御
装置4によるアドレスサーチのためのグループアドレス
のアクセス時に、人体検知端末器3Aの伝送信号処理回
路14は、グループアドレスとしての6ビットのアドレ
スデータが自己のアドレスと一致するため、はトランジ
スタQ8を一定期間オンして、タイマIC21の出力を
バイパスする。このバイパスによりトランジスタQ7
オフし、つまり監視入力が図6(b)に示すように人体
検知センサ18がオン中でも一定期間オフする。
【0030】従って、監視入力が再び立ちあがると、伝
送処理回路14ではこの立ち上がりに対応して割り込み
処理後、監視データを中央制御装置4へ返送し、中央制
御装置4ではこの監視データに基づいて負荷7をオンす
る制御データを制御用端末器5へ送り、負荷7を図6
(d)に示すように再びオフ状態からオン状態に反転さ
せる。
【0031】その後、人体検知センサ18の検知出力が
オフすると、このオフから一定時間後、タイマIC21
の出力がオフし、このオフにより人体検知端末器3Aの
伝送信号処理回路14の監視入力がオフする。この監視
入力の立ち下がりに対応してオフのための監視データが
人体検知端末器3Aから送られてくると、中央制御装置
4から負荷7をオフさせる制御データが制御用端末器5
へ伝送されて負荷7はオフする。
【0032】つまり図5の照明制御装置では人体検知セ
ンサ18のオン中に監視用端末器3a側の操作スイッチ
Sの操作があれば、負荷7を一定時間オフした後、負荷
7を元のオン状態に復帰させる。また人体検知センサ1
8がオフすれば一定時間経過後に負荷7をオフするので
ある。次に再び図6(a)に示すように人体検知センサ
18が人体を検知してオンした場合は図6(b)に示す
ように人体検知端末器3Aの監視入力がオン状態とな
る。この監視入力の立ち上がりで、人体検知端末器3A
から割り込み処理を経て監視データを中央制御装置4へ
返送し、中央制御装置4ではこの監視データに基づいて
負荷7をオンする制御データを制御用端末器5へ送り、
負荷7を図6(d)に示すようにオフからオン状態に反
転させる。この後人体検知センサ18がオフすると人体
検知端末器3Aの監視入力がタイマIC21によって一
定時間経過後オフし、このオフにより監視データが人体
検知端末器3Aから送られる。中央制御装置4はこの監
視データに基づいて負荷7をオフさせる制御データを制
御用端末器5へ伝送して、負荷7をオフする。
【0033】次に監視用端末器3aの操作スイッチSが
図6(c)に示すように操作されて、監視用端末器3a
から監視データが中央制御装置4に送られてくると、こ
の監視データに基づいて中央制御装置4は負荷7の動作
を反転させる制御データを制御用端末器5に対して伝送
し、負荷7を図6(d)に示すようにオフからオンに反
転する。
【0034】その後人体検知センサ18が人体を検知し
てオンすると、人体検知端末器3Aからオンの監視デー
タが中央制御装置4へ送られ、中央制御装置4ではこの
監視データに基づいて負荷7をオンする制御データを制
御用端末器5へ送るが、既に負荷7はオン状態にあるた
め、負荷7はオン状態を維持する。この後人体検知セン
サ18がオフして、そのオフから一定時間経過後人体検
知端末器3Aの監視入力がオフすると、このオフに対応
する監視データが人体検知端末器3Aから送られ、中央
制御装置4からは負荷7をオフさせる制御データが制御
用端末器5へ伝送され、負荷7はオフする。
【0035】尚上記実施例では人体検知センサ18は端
末器内蔵のものを使用した例であったが、図7に示すよ
うに増設用端子48a、48bに並列に外部の人体検知
センサ18’を複数接続すれば、検知エリアを広げるこ
とができ、いずれかの人体検知センサ18、18’がオ
ンすれば、上述の動作により負荷7をオンすることがで
きる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、ベースバンドで
伝送される伝送信号を整流平滑して得られる直流電源を
動作電源として用いた人体検知センサを一体に備え、こ
の人体検知センサの検知出力により上記監視データを作
成するものであるから、従来のように監視用端末器と、
人体検知センサ親器との間を接続する必要がなくなり、
しかも人体検知センサの電源を遠隔監視制御システムの
伝送信号から得るため、電源の為の配線が不要となり、
更に人体検知センサと、端末器とを別々に設置する必要
がないからその分設置スペースが小さくなるという効果
がある。
【0037】また一体に設けた人体検知センサと別置の
人体検知センサとを並列接続する増設用端子を備えてい
るから、別置した人体検知センサを上記増設用端子に接
続するだけで、簡単に人体検知センサを増設することが
でき、結果一体の人体検知センサと併せて検知エリアを
広げることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施例の下面図である。
【図3】本発明の一実施例の側断面図である。
【図4】本発明の一実施例の上面図である。
【図5】本発明の一実施例を使用した照明制御装置のシ
ステム構成図である。
【図6】図5のシステム動作説明用タイムチャートであ
る。
【図7】本発明の一実施例を使用した別の照明制御装置
のシステム構成図である。
【図8】従来例の照明制御装置のシステム構成図であ
る。
【図9】遠隔監視制御システムの伝送信号の説明図であ
る。
【図10】図8のシステム動作説明用タイムチャートで
ある。
【符号の説明】
6 信号線 11 定電圧回路 12 伝送信号処理回路 13 受信回路 14 送信回路 16 定電圧回路 17 スイッチ回路 18 人体検知センサ 21 タイマIC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−301298(JP,A) 特開 平1−114194(JP,A) 特開 平2−291796(JP,A) 特開 昭58−148596(JP,A) 実開 平2−23186(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央制御装置と、固有アドレスとが設定さ
    れた複数の監視用及び制御用端末器とを一対の信号線に
    て接続し、中央制御装置から各端末器を適宜アクセスし
    て負荷を制御する制御データ信号及び返送信号期間を設
    定する返送待機信号を伝送する伝送信号を送出するとと
    もに、該返送信号期間に端末器から監視データに基づい
    て電流モード信号よりなる返送信号を送出することによ
    り、制御データ及び監視データを時分割多重伝送するよ
    うにした遠隔監視制御システムに用いられ、ベースバン
    ドで伝送される伝送信号を整流平滑して得られる直流電
    源を動作電源とする人体検知センサを一体に備えるとと
    もに、この人体検知センサと別置の人体検知センサとを
    並列接続する増設用端子を備え、人体検知センサの検知
    出力により上記監視データを作成することを特徴とする
    遠隔監視制御システムの人体検知端末器
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