JPH08154285A - 遠隔監視制御システムの状態表示用端末器 - Google Patents

遠隔監視制御システムの状態表示用端末器

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JPH08154285A
JPH08154285A JP29177694A JP29177694A JPH08154285A JP H08154285 A JPH08154285 A JP H08154285A JP 29177694 A JP29177694 A JP 29177694A JP 29177694 A JP29177694 A JP 29177694A JP H08154285 A JPH08154285 A JP H08154285A
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control
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JP29177694A
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Yoshihiko Sano
嘉彦 佐野
Masayuki Kanetani
雅之 金谷
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】操作用端末器から離れた場所においてもパター
ン或いはグループ制御の状態を表示することを可能とす
る遠隔監視制御システムの状態表示用端末器を提供する
にある。 【構成】端末器回路部1はEEPROM18に書き込ま
れたアドレスに対して伝送ユニットが状態表示用の制御
データを伝送した時には当該アドレスのパターン或いは
グループ操作用端末器と同様にアクセスされ、伝送信号
の制御データを受け取る。そして端末器回路部10はこ
の制御データに基づいて所定のラッチングリレーRy1
…をセット又はリセット駆動し、そのリレー接点r1
が接続されている端子金具39,39間をオン又はオフ
する。このオン又はオフにより端子金具39,39に接
続されている表示装置は表示動作を行い、対応するパタ
ーン或いはグループの制御状態を表示装置特有の表示機
能により表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時分割多重伝送を用い
た遠隔監視制御システムの状態表示用端末器に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は時分割多重伝送を用いた遠隔監視
制御システムを示しており、この遠隔監視制御システム
は、スイッチSの操作状態を監視する複数の操作用端末
器1と、被制御負荷5を制御する複数の制御用端末器2
とを2線式の伝送線3を介して伝送ユニット4に接続し
た構成が基本的な構成であり、各端末器1、2は夫々固
有のアドレスが設定され、このアドレスを用いて伝送ユ
ニット4が操作用端末器1、2を個別に認識する。
【0003】伝送ユニット4は伝送線3に対して、図5
(a)(b)のようなフォーマットの伝送信号VS を送
出する。すなわち、伝送信号Vsは、信号送出開始を示
すスタートパルスST、信号モードを示すモードデータ
信号MD、各端末器1、2を各別に呼び出すためのアド
レスを伝送するアドレスデータ信号AD、被制御負荷5
を制御する制御データを伝送する制御データ信号CD、
伝送エラーを検出するためのチャックサムデータ信号C
S、操作用端末器1や制御用端末器2からの返信データ
信号を受信するタイムスロットである信号返信期間WT
よりなる複極(±24V)の時分割多重信号であり、パ
ルス幅変調によってデータが伝送されるようになってい
る。
【0004】各操作用端末器1及び制御用端末器2で
は、伝送線3を介して受信した伝送信号VS により伝送
されたアドレスデータが予め設定されているアドレスに
一致すると、伝送信号VS から制御データを取り込むと
ともに、伝送信号Vsの信号返信期間WTに同期して返
信データを電流モード信号(伝送線3の線間を適当な低
インピーダンスを介して短絡することに送出される信
号)として返送する。
【0005】また伝送ユニット4には、ダミー信号送出
手段及び割り込み信号処理手段が設けられる。ダミー信
号送出手段は、モードデータ信号MDをダミーモードと
したダミー伝送信号を常時送出する。また割り込み信号
処理手段は、いずれからの操作用端末器1でスイッチS
の操作に伴って発生した図8(c)に示す割り込み信号
Viを受信したときに、割り込み信号Viを発生した操
作用端末器1を検索し、その操作用端末器1に設定され
ているアドレスデータを返信データ(操作データ)とし
て返信させる。即ち、常時はダミー信号送信手段によっ
てダミー伝送信号を伝送線3に送出し、スイッチSの操
作に伴って操作用端末器1から発生した割り込み信号V
iをダミー伝送信号のスタートパルス信号STに同期し
て検出すると、伝送ユニット4から割り込み処理手段に
よってモードデータ信号MDをアドレス確認モードとし
た伝送信号Vsを伝送線3に送出する。各操作用端末器
1では、割り込み信号Viを発生すると割り込みの要求
を行う割り込みフラグを設定し、割り込みフラグが設定
されている操作用端末器1ではモードデータ信号MDが
アドレス確認モードの伝送信号Vsを受信すると、この
伝送信号Vsの信号返信期間WTに同期して操作用端末
器1に設定されているアドレスを返信データ(操作デー
タ)として返信する。このようにして伝送ユニット4で
は割り込み信号Viを発生した操作用端末器1のアドレ
スを獲得することができる。
【0006】伝送ユニット4では、割り込み信号Viを
発生した操作用端末器1のアドレスを獲得すると、スイ
ッチSに対する対応関係が予め設定されている被制御負
荷5を接続している制御用端末器2に伝送する制御デー
タを生成するとともに、その制御データを含む伝送信号
Vsを伝送線3に送出し、対応する制御用端末器2に制
御データを伝送して被制御負荷5を制御する。
【0007】尚操作用端末器1や制御用端末器2では、
夫々伝送線3上を伝送されている伝送信号Vsを全波整
流し安定化することによって内部回路の動作用電源を得
るようになっている。制御用端末器2に接続される被制
御負荷5については別途に電源を設けている。ところ
で、操作用端末器1には個別の負荷を制御するのではな
く、予め定めた複数の負荷を同時に制御するグループ制
御や、或いは設定した動作パターンに対応する負荷を同
時に制御するパターン制御の操作を一つの操作スイッチ
で行えるパターン・グループ操作用端末器1’があり、
このパターン・グループ操作用端末器1’からの操作デ
ータを受け取った伝送ユニット4では予め内蔵メモリに
登録されているグループ或いはパターンに対応する負荷
をサーチして当該負荷に対応する制御用端末器2に対し
て伝送信号Vsにより制御データを送るようになってい
る。また同時に制御用端末器2から負荷動作状態を示す
監視データを返信させ、その監視データに基づいて負荷
動作状態をパターン・グループ操作用端末器1’に設け
た表示素子で表示させるために表示用の制御データをパ
ターン・グループ操作用端末器1’に対して伝送信号V
sにより送るようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のパターン・グル
ープの制御状態を知るためには従来ではパターン・グル
ープ操作用端末器1’の表示素子の状態を見るほかはな
く、他の場所での表示や視認性を高める表示が望まれて
いた。特に従来のような表示素子だけの表示では表示を
見落としやすく、照明負荷の制御を行う場合に消し忘れ
を起こすことがあった。
【0009】本発明は上述の問題点に鑑みて為されたも
ので、請求項1の発明の目的とするところは、パターン
或いはグループ操作用端末器から離れた場所においても
パターン或いはグループ制御の状態を表示することを可
能とする遠隔監視制御システムの状態表示用端末器を提
供するにある。請求項2の発明の目的とするところは、
上記請求項1の発明の目的に加えて、表示手段として地
図表示装置等、視認性の高いの各種表示装置を使用する
ことを可能とした遠隔監視制御システムの状態表示用端
末器を提供するにある。
【0010】請求項3の発明の目的とするところは、ア
ドレス設定が外部から遠隔により設定することができる
遠隔監視制御システムの状態表示用端末器を提供するに
ある。請求項4の発明の目的とするところは、分電盤等
に組み込み易い遠隔監視制御システムの状態表示用端末
器を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、操作用端末器及び制御用端末器
を2線式の伝送線を介して伝送ユニットに接続し、この
伝送ユニットからは各端末器を個別に呼び出すアドレス
データを含む伝送信号を伝送線に時分割多重で送出する
ことによって操作用端末器及び制御用端末器を個別にア
クセスし、伝送信号に同期して設定した信号返信期間に
操作用端末器からの操作データを受信すると、操作デー
タに基づいて制御データを作成し、操作データを発生し
た操作用端末器に対応した制御用端末器に対して制御デ
ータを上記伝送信号により伝送し、当該制御用端末器で
は受信した制御データにより被制御負荷の動作を制御す
る遠隔監視制御システムに用いられ、複数の負荷を予め
組み合わせたパターンで制御したり、予めグループ分け
してある複数の負荷を同時に制御するための操作スイッ
チを備えた操作用端末器と同じアドレスを持ち、伝送ユ
ニットからこの操作用端末器に対してグループ若しくは
パターンの制御状態を表示させるための制御データを持
つ伝送信号を送出した時に、該制御データを受け取って
グループ若しくはパターンの制御状態を表示させるため
の制御出力を発生する端末器回路部を備えて成るもので
ある。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、端末器回路部の制御出力により駆動されるリレー
を設け、このリレー接点による無電圧接点出力を表示出
力として外部へ送る表示出力部を備えたものである。請
求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、自
己の固有アドレスを記憶する記憶部をEEPROMによ
り構成し、このEEPROMに書き込むアドレスデータ
を含む外部からの光ワイヤレス信号を受信する受信手段
を備えるとともに、端末器回路部に受信したアドレスデ
ータをEEPROMに書き込む機能を持たせて成るもの
である。
【0013】請求項4の発明では、請求項1又は2又は
3の発明において、器体として外形寸法が分電盤協約寸
法に対応し、且つ分電盤取付けに対応する取付け部を備
えた器体を用いたものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明によれば、複数の負荷を予め組
み合わせたパターンで制御したり、予めグループ分けし
てある複数の負荷を同時に制御するための操作スイッチ
を備えた操作用端末器と同じアドレスを持ち、伝送ユニ
ットからこの操作用端末器に対してグループ若しくはパ
ターンの制御状態を表示させるための制御データを持つ
伝送信号を送出した時に、該制御データを受け取ってグ
ループ若しくはパターンの制御状態を表示させるための
制御出力を発生する端末器回路部を備えているので、パ
ターン、グループ操作に対応する操作用端末器に対して
伝送ユニットが状態表示のための制御データを伝送信号
により送ると、当該操作用端末器と同様にアクセスされ
て、制御データを受け取ることができ、そのため状態表
示を操作用端末器から離れたユーザが所望する場所で行
うことを可能とする。
【0015】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、端末器回路部の制御出力により駆動されるリ
レーを設け、このリレー接点による無電圧接点出力を表
示出力として外部へ送る表示出力部を備えているので、
表示出力部に接続する表示装置の選択自由度が大きく、
地図表示装置など視認性の高いものを使用することが可
能となり、そのため照明負荷制御等において、消し忘れ
などの発生を少なくすることができる。
【0016】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
の発明において、自己の固有アドレスを記憶する記憶部
をEEPROMにより構成し、このEEPROMに書き
込むアドレスデータを含む外部からの光ワイヤレス信号
を受信する受信手段を備えるとともに、端末器回路部に
受信したアドレスデータをEEPROMに書き込む機能
を持たせているので、設置場所が高い場所等にあっても
容易にアドレス設定ができる。
【0017】請求項4の発明によれば、請求項1又は2
又は3の発明において、器体として外形寸法が分電盤協
約寸法に対応し、且つ分電盤取付けに対応する取付け部
を備えた器体を用いたので、他の協約寸法の端末器やブ
レーカ等とともに分電盤内に配設することができ、配線
施工性が向上する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)図6は本実施例の回路構成を示しており、
本実施例の回路は、端末器の信号処理を行う1チップコ
ンピュータからなる端末器回路部10と、端末器回路部
10の4対の出力ポートO10,O11…,O41,O42に夫
々接続された4つのラッチングリレーRy1 乃至Ry4
と、伝送線3を通じて伝送されてくる複極の伝送信号V
sを全波整流するダイオードブリッジ11と、このダイ
オードブリッジ11で全波整流されて得られた直流電圧
を一定電圧に制御して端末器回路部10に電源を供給す
る定電圧回路12と、ダイードブリッジ11の一ダイオ
ードを通じて半波整流された伝送信号Vsにより端末器
回路部10の伝送信号入力端SIGをオン、オフする受
信回路部13と、外部に設けた光ワイヤレス信号を送信
するアドレス設定器(図示せず)からの光ワイヤレス信
号を受光素子17で受光し、その受光信号をさらに復調
して端末器回路部10の信号入力端OSIGに入力する
光ワイヤレス受信回路14と、アドレス設定器から光ワ
イヤレス信号によりアドレス確認コマンドが送られてき
た場合や、EEPROM18に格納してあるアドレスデ
ータが変更された場合にEEPROM18に格納してい
るアドレスデータを、端末器回路部10の制御の下で発
光素子19を駆動することにより光ワイヤレス信号とし
てアドレス設定器へ送信するための光ワイヤレス信号送
信回路20と、端末器回路部10に基本クロックを与え
るためのクロック信号発振回路16と、端末器回路部1
0を電源立ち上がり時にリセットするためのリセット回
路15等から構成されている。
【0019】端末器回路部10は伝送信号Vsのアドレ
スがEEPROM18に予め格納してある設定アドレス
に一致した時に制御データを取り込んでその制御データ
に基づいてラッチングリレーRy1 乃至Ry4 のセット
コイルSC或いはリセットコイルRCを励磁する制御出
力を出力ポートO10,O11…,O41,O42から発生させ
る。ここでEEPROM18に設定するアドレスは上述
したパターン・グループ操作用端末器1’に設定される
アドレスと同じアドレスに設定しておく。
【0020】つまり伝送ユニット4によるパターン・グ
ループ操作用端末器1’に対するアクセス時に同時にア
クセスされ、返信が要求されている場合には返信機能が
ないためパターン・グループ操作用端末器1’の返信に
は影響を与えないが、制御データはパターン・グループ
操作用端末器1’と同様に受け取り、その制御データに
基づいてラッチングリレーRy1 乃至Ry4 をセット又
はリセットすることができるのである。
【0021】ここでラッチングリレーRy1 乃至Ry2
のリレー接点r1 乃至r4 の無電圧接点出力を表示出力
として外部の表示装置へ送り、グループ制御或いはパタ
ーン制御の状態表示をれら表示装置により行うのであ
る。また端末器回路部10は、光ワイヤレス信号により
アドレス設定器から送られてくるコマンドの判定と、ア
ドレス設定コマンドともに送られてくるアドレスを設定
アドレスとしてEEPROM18に書き込む書込み機能
と、書込み終了した時にこの書き込んだアドレスデータ
を読み出してこのアドレスデータに基づいた送信信号を
送信信号出力端ORETより出力し、この送信信号によ
って光ワイヤレス信号送信回路20の発光素子19を駆
動して光ワイヤレス信号としてアドレス設定器へ送信す
る機能と、更にアドレス設定器から確認コマンドが送ら
れてきた時に同様にEEPROM18に書き込んである
アドレスデータを読み出し、光ワイヤレス信号送信回路
20から光ワイヤレス信号としてアドレス設定器へ送信
する機能等を備えている。
【0022】アドレス設定器にはコマンドやアドレスデ
ータを送信する機能の他に、端末器側から送信されてく
る光ワイヤレス信号を受信し、その受信データを表示す
る表示部を備えており、アドレス設定時に正しくアドレ
スが設定されたかの確認や、現在設定されているアドレ
スの確認ができるようになっている。さて本実施例の器
体30は図2、図3に示すように樹脂製のボディ31
と、このボディ31の開口部に嵌着される樹脂製のカバ
ー13とで構成され、器体30の大きさは分電盤協約寸
法モジュールに対応した寸法で形成され、この器体30
内には図1の回路要素を実装した2枚のプリント基板3
3a,33bを収納する。プリント基板33aは端末器
回路部10、受光素子17、発光素子19を実装した主
プリント基板であって、カバー32の裏面に固定ビス3
4で固定され、発光素子19の発光面及び受光素子17
の受光面をカバー32の上面に設けた開口窓32aにカ
バー32の内部から臨ませている。この開口窓32aに
は光学フィルタ35で被蔽される。
【0023】プリント基板33bはボディ31内に配設
されるもので、ラッチングリレーRy1 …を実装し、こ
れらラッチングリレーRy1 …のセット、リセットのコ
イル端子に接続される回路と上記プリント基板33aの
端末回路部10の出力ポートO10,O11…,O41,O42
が接続される回路とをテープ電線36で接続している。
【0024】カバー32の両端には端子台37、38が
設けられ、端子台37には2つ1組の表示出力用端子金
具39,39が4組配設され、リード線40により器体
30内のラッチングリレーRy1 …のリレー接点r1
の出力端に対してプリント基板33bの回路を介して接
続される。端子台38には伝送線3を接続するための伝
送線接続用端子金具41、41を配設し、その下向きに
延びた端子片42,42が器体30内でプリント基板3
3bの回路に接続される。
【0025】ボディ31とカバー32はボディ31内の
両側に設けている挿通孔44、44に下方から挿通させ
た固定ビス43、43をカバー32の内側天井面に螺子
込むことにより結合固定され、器体30を構成する。ボ
ディ31の下部両端には分電盤側に設けた取付け金具が
係入する穴状の取付け部45を設けてある。
【0026】またカバー32の上面には開口窓32aに
対応する部分が透明なフィルムからなる銘板46を貼り
付け、端子台27の上面には端子カバー47が被着され
る。ビス48は端子カバー47を固定するためのもの
で、端子カバー47の挿通孔47aを介してカバー32
の螺子孔49に締結される。而して本実施例は伝送線3
が配線されていれば任意の場所に配置できる。そして固
有のアドレスはワイヤレス設定器を用いて自在に設定変
更ができ、状態表示を行いたいパターン或いはグループ
に対応するパターン・グループ操作用の端末器1’と同
じアドレスを設定する。従って当該アドレスに対して伝
送ユニット4が状態表示用の制御データを伝送した時に
は当該アドレスの端末器1’と同様にアクセスされ、伝
送信号Vsの制御データを受け取ることができ,端末器
回路部10はこの制御データに基づいて所定のラッチン
グリレーRy1 …をセット又はリセット駆動し、そのリ
レー接点r1 …が接続されている端子金具39,39間
をオン又はオフする。このオン又はオフにより端子金具
39,39に接続されている表示装置は表示動作を行
い、対応するパターン或いはグループの制御状態を表示
装置特有の表示機能により表示する。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数の負荷を予め組
み合わせたパターンで制御したり、予めグループ分けし
てある複数の負荷を同時に制御するための操作スイッチ
を備えた操作用端末器と同じアドレスを持ち、伝送ユニ
ットからこの操作用端末器に対してグループ若しくはパ
ターンの制御状態を表示させるための制御データを持つ
伝送信号を送出した時に、該制御データを受け取ってグ
ループ若しくはパターンの制御状態を表示させるための
制御出力を発生する端末器回路部を備えているので、パ
ターン、グループ操作に対応する操作用端末器に対して
伝送ユニットが状態表示のための制御データを伝送信号
により送ると、当該操作用端末器と同様にアクセスされ
て、制御データを受け取ることができ、そのため状態表
示を操作用端末器から離れたユーザが所望する場所で行
うことを可能とするという効果がある。
【0028】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、端末器回路部の制御出力により駆動されるリレーを
設け、このリレー接点による無電圧接点出力を表示出力
として外部へ送る表示出力部を備えているので、表示出
力部に接続する表示装置の選択自由度が大きく、地図表
示装置など視認性の高いものを使用することが可能とな
り、そのため照明負荷制御等において、消し忘れなどの
発生を少なくすることができるという効果がある。
【0029】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、自己の固有アドレスを記憶する記憶部をEE
PROMにより構成し、このEEPROMに書き込むア
ドレスデータを含む外部からの光ワイヤレス信号を受信
する受信手段を備えるとともに、端末器回路部に受信し
たアドレスデータをEEPROMに書き込む機能を持た
せているので、設置場所が高い場所等にあっても容易に
アドレス設定ができるという効果がある。
【0030】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、器体として外形寸法が分電盤協約寸法
に対応し、且つ分電盤取付けに対応する取付け部を備え
た器体を用いたので、他の協約寸法の端末器やブレーカ
等とともに分電盤内に配設することができ、配線施工性
が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】(a)は同上の上面図である。(c)は同上の
一部破断せる側面図である。
【図4】本発明に用いる遠隔監視制御システムの全体構
成図である。
【図5】同上の伝送信号の説明図である。
【符号の説明】
10 端末器回路部 Ry1 … ラッチングリレー r1 … リレー接点 18 EEPROM 39 表示出力用端子金具
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】(a)は同上の上面図である。(b)は同上の
一部破断せる側面図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作用端末器及び制御用端末器を2線式の
    伝送線を介して伝送ユニットに接続し、この伝送ユニッ
    トからは各端末器を個別に呼び出すアドレスデータを含
    む伝送信号を伝送線に時分割多重で送出することによっ
    て操作用端末器及び制御用端末器を個別にアクセスし、
    伝送信号に同期して設定した信号返信期間に操作用端末
    器からの操作データを受信すると、操作データに基づい
    て制御データを作成し、操作データを発生した操作用端
    末器に対応した制御用端末器に対して制御データを上記
    伝送信号により伝送し、当該制御用端末器では受信した
    制御データにより被制御負荷の動作を制御する遠隔監視
    制御システムに用いられ、複数の負荷を予め組み合わせ
    たパターンで制御したり、予めグループ分けしてある複
    数の負荷を同時に制御するための操作スイッチを備えた
    操作用端末器と同じアドレスを持ち、伝送ユニットから
    この操作用端末器に対してグループ若しくはパターンの
    制御状態を表示させるための制御データを持つ伝送信号
    を送出した時に、該制御データを受け取ってグループ若
    しくはパターンの制御状態を表示させるための制御出力
    を発生する端末器回路部を備えて成ることを特徴とする
    遠隔監視制御システムの状態表示用端末器。
  2. 【請求項2】端末器回路部の制御出力により駆動される
    リレーを設け、このリレー接点による無電圧接点出力を
    表示出力として外部へ送る表示出力部を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムの状態表
    示用端末器。
  3. 【請求項3】自己の固有アドレスを記憶する記憶部をE
    EPROMにより構成し、このEEPROMに書き込む
    アドレスデータを含む外部からの光ワイヤレス信号を受
    信する受信手段を備えるとともに、端末器回路部に受信
    したアドレスデータをEEPROMに書き込む機能を持
    たせて成ることを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔
    監視制御システムの状態表示用端末器。
  4. 【請求項4】器体として外形寸法が分電盤協約寸法に対
    応し、且つ分電盤取付けに対応する取付け部を備えた器
    体を用いたことを特徴とする請求項1又は2又は3記載
    の遠隔監視制御システムの状態表示用端末器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013062086A1 (ja) * 2011-10-28 2013-05-02 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター 制御システム

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