JPH0993674A - 遠隔監視制御システムの操作用端末器 - Google Patents

遠隔監視制御システムの操作用端末器

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JPH0993674A
JPH0993674A JP24809795A JP24809795A JPH0993674A JP H0993674 A JPH0993674 A JP H0993674A JP 24809795 A JP24809795 A JP 24809795A JP 24809795 A JP24809795 A JP 24809795A JP H0993674 A JPH0993674 A JP H0993674A
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terminal
signal
data
control system
switch
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JP24809795A
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Susumu Nakano
進 中埜
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機械的な可動部分が無く、操作用のハンドルの
不要なスイッチを設けた遠隔監視制御システムの操作用
端末器を提供する。 【解決手段】ケース1は配線器具用の埋込ボックス用取
付枠20に取着される。ケース1の前面側には静電スイ
ッチSWを配列した回路基板2aが設けられている。物
体が静電スイッチSWに近接すると、静電スイッチSW
は静電容量の変化を検知し操作出力を発生する。回路基
板2bに設けた信号処理部51は操作出力に応じて動作
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負荷を監視制御す
る遠隔監視制御システムに用いられ、負荷の制御を行う
スイッチを備えた遠隔監視制御システムの操作用端末器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数個ずつの操作用端末器お
よび制御用端末器を時分割多重接続方式で2線式の信号
線を介して伝送処理装置に接続した遠隔監視制御システ
ムが考えられている。操作用端末器および制御用端末器
には各別にアドレスが設定されており、伝送処理装置は
アドレスによって各操作端末器および各制御用端末器を
個別に認識する。操作用端末器はスイッチを備え、この
スイッチの操作により発生した割り込み信号を伝送処理
装置に伝送する。伝送処理装置は割り込み信号を受信す
ると割り込みを要求している操作用端末器を検索し、さ
らに検索した操作用端末器とアドレスによって対応関係
が予め設定されている制御用端末器に対して制御データ
を伝送する。制御データを受け取った制御用端末器で
は、接続されている負荷をスイッチの操作に対応させて
制御する。
【0003】更に詳しく説明すると、遠隔監視制御シス
テムは、例えば図6に示す構成を有する。伝送処理装置
81には、スイッチSWの操作状態を監視する複数個の
操作用端末器82、負荷Lを制御する複数個の制御用端
末器83が2線式の信号線Lsを介して接続される。操
作用端末器82、制御用端末器83には、それぞれ個別
のアドレスが設定され、このアドレスを用いて伝送処理
装置81が操作用端末器82、制御用端末器83を個別
に認識する。
【0004】伝送処理装置81は信号線Lsに対して、
図7(a)(b)のようなフォーマットの伝送信号Vs
を送出する。すなわち、伝送信号Vsは、信号送出開始
を示すスタートパルスST、信号モードを示すモードデ
ータ信号MD、操作用端末器82や制御用端末器83を
各別に呼び出すためのアドレスデータを伝送するアドレ
スデータ信号AD、負荷Lを制御する制御データを伝送
する制御データ信号CD、伝送エラーを検出するための
チェックサムデータ信号CS、操作用端末器82や制御
用端末器83からの返送データ信号を受信するタイムス
ロットである信号返送期間WTよりなる複極(±24
V)の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデ
ータが伝送されるようになっている。
【0005】各操作用端末器82および各制御用端末器
83では、信号線Lsを介して受信した伝送信号Vsに
より伝送されたアドレスデータが予め設定されているア
ドレスデータに一致すると、伝送信号Vsから制御デー
タを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送期間W
Tに同期して返信データを電流モード信号(信号Lsの
線間を適当な低インピーダンスを介して短絡することに
より送出される信号)として返送する。
【0006】また、伝送処理装置81には、ダミー信号
送信手段および割り込み信号処理手段が設けられる。ダ
ミー信号送信手段は、モードデータ信号MDをダミーモ
ードとしたダミー伝送信号を常時送出する。また、割り
込み信号処理手段は、いずれかの操作用端末器82でス
イッチSWの操作に伴って発生した図7(c)のような
割り込み信号Viを受信した時に、割り込み信号Viを
発生した操作用端末器82を検索し、その操作用端末器
82に設定されているアドレスデータを返信データとし
て返送させる。すなわち、常時はダミー信号送信手段に
よってダミー伝送信号を信号線Lsに送出し、スイッチ
SWの操作に伴って操作用端末器82から発生した割り
込み信号Viをダミー伝送信号のスタートパルス信号S
Tに同期して検出すると、伝送処理装置81からは割り
込み処理手段によってモードデータ信号MDをアドレス
確認モードとした伝送信号Vsを信号線Lsに送出す
る。各操作用端末器82では、割り込み信号Viを発生
すると割り込みの要求を行う割り込みフラグを設定し、
割り込みフラグが設定されている操作用端末器82では
モードデータ信号MDがアドレス確認モードの伝送信号
Vsを受信すると、この伝送信号Vsの信号返送期間W
Tに同期して操作用端末器82に設定されているアドレ
スデータを返信データとして返送する。このようにして
伝送処理装置81では割り込み信号Viを発生した操作
用端末器82のアドレスを獲得することができる。
【0007】伝送処理装置81では、割り込み信号Vi
を発生した操作用端末器82のアドレスを獲得すると、
スイッチSWに対する対応関係が予め設定されている負
荷Lを接続した制御用端末器83に伝送する制御データ
を生成するとともに、その制御データを含む伝送信号V
sを信号線Lsに送出し、対応する制御用端末器83に
制御データを伝送して負荷Lを制御する。
【0008】操作用端末器82や制御用端末器83で
は、それぞれ信号線Lsを伝送されている伝送信号Vs
を全波整流し安定化することによって内部回路の動作用
の電源を得るようになっている。制御用端末器83に接
続される負荷Lについては別途に電源を設けている。操
作用端末器82のケース1’は、図5、図6に示すよう
に、JIS規格等において規格化されている埋込型の配
線器具と同様に施工できるように、埋込型の配線器具用
に規格化されている大角形3個用の取付枠20’に取着
可能な外形形状および寸法に設定されている。すなわ
ち、ケース1’の後部は取付枠20’の後方に突出し造
営面の中にケース1’の後部が挿入された形で造営面に
取着されるようになっている。また、内部回路はケース
1’に収納される印刷配線基板よりなる回路基板2dに
実装されている。ところで、操作用端末器82に設けた
スイッチSWとしては、ケースの小型化・薄膜化を目的
として、押し込み量の小さい押釦スイッチである、いわ
ゆるタクトスイッチ70を用いているのが現状である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにスイッ
チSWとして用いるタクトスイッチ70には、機械的な
可動部73があるから、摩耗や疲労によって寿命が短く
なるという問題がある。また、押操作を容易にするため
にハンドル71が必要であって、1個のスイッチSWに
対応するケース前面の占有面積が比較的大きくなり、小
型のケースに多数のスイッチを設けることができないと
いう問題もある。
【0010】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、機械的な可動部分を必要とせず寿命
を長くし、且つ操作用のハンドルを不要にして小型のケ
ースに多数のスイッチを設けることを可能とした遠隔監
視制御システムの操作用端末器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、各別にアドレスを有する複数個
の端末器を2線式の信号線を介して伝送処理装置に時分
割多重接続方式で接続し、伝送処理装置は、アドレスデ
ータを含む伝送信号を信号線に送出することによって端
末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した
信号返送期間に端末器からの操作データを受信すると操
作データに基づいて制御データを生成し、操作データを
発生した端末器とアドレスによる対応関係が予め設定さ
れている他の端末器に対して制御データを伝送してその
端末器に接続された負荷を制御する遠隔監視制御システ
ムに用いられる操作用端末器であって、埋込ボックッス
用取付枠に取り付けられるケースの裏面に前記信号線を
接続する接続部を設け、ケースの前面に臨んで配置され
物体の接近による静電容量の変化を検知し操作出力を発
生する静電スイッチを有することを特徴とするので、静
電容量の変化のみで機械的な動作を伴わずにスイッチを
操作することができ、機械的な摩耗や疲労が生じないの
であって長寿命になるという利点がある。しかも、押釦
スイッチのような操作が不要であるから、1個のスイッ
チの操作部が占める面積を小さくすることができ、単位
面積当たりに従来よりも多くのスイッチを設けることが
できる。
【0012】請求項2の発明は、埋込ボックッス用取付
枠の側面にケースを取り付けるための係止爪を設け、ケ
ースに前記係止爪と結合される係止爪受け穴を設けたこ
とを特徴とするので、埋込ボックッス用取付枠へのケー
スの取り付けが容易になる。請求項3の発明は、スイッ
チの操作に伴う負荷のオン・オフに対応して点灯・消灯
する2色の発光素子を備えて成ることを特徴とするの
で、どの負荷がオンしているか人目でわかる。
【0013】請求項4の発明は、出力回路からの操作出
力の発生時に鳴動する報知装置を備えることを特徴とす
るので、報知装置を鳴動させることによって操作を確認
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態により
説明する。図3に操作用端末器のブロック図を示す。す
なわち、マイクロプロセッサを主構成とする専用の集積
回路よりなる信号処理部51を備え、信号処理部51は
送受信回路部52を通して信号線Ls(図6参照)に接
続される。信号処理部51にはスイッチ入力回路部50
が接続され、スイッチ入力回路50は8個の静電スイッ
チSWを構成する検知エレメント6と出力回路49とを
備える。1個の静電スイッチSWに対応する検知エレメ
ント6は、例えば一対の電極を一平面上に配置したもの
であって、電極としては環状の外側電極6aと外側電極
6aに囲まれた内側電極6bとが設けられる。出力回路
49は、検知エレメント6の外側電極6aと内側電極6
bとの間の静電容量の変化を検出するのであって、例え
ば外側電極6aと内側電極6bとの一方にパルス電圧を
間欠的に印加すれば、検知エレメント6に物体が近接し
た時には外側電極6aと内側電極6bとの間の静電容量
の変化によって他方に現れるパルスの波高値が変化する
ことになり、この波高値に閾値を設定しておけば、物体
が近接したか否かを判別でき、操作出力を出力回路49
から発生することができるのである。この種の静電容量
型の非接触スイッチは周知の技術であって、検知エレメ
ント6や出力回路49には上記構成以外のものを用いて
もよい。
【0015】信号処理部51はEEPROMのような不
揮発性のメモリよりなる記憶部53に格納された機能デ
ータおよびアドレスデータに基づいて動作する。アドレ
スデータは、操作用端末器に固有なアドレスを定める。
機能データは、端末器の種別が操作用であることを示す
データや、スイッチSWの操作に各負荷L(図6参照)
を一対一に対応付けるか、スイッチSWの複数個の負荷
Lを対応付けるかという対応関係のデータなどを含む。
記憶部53に格納される機能データおよびアドレスデー
タは、受光素子および発光素子を備えるワイヤレス送受
信部54により授光されるアドレス設定器85(図6参
照)からの赤外線等によるワイヤレス信号により書換可
能になっている。操作用端末器の内部回路の電源は信号
線Ls上の伝送信号Vsを送受信回路部52に設けた電
源回路部(図示せず)によって全波整流し安定化するこ
とによって得られる。
【0016】アドレス設定器85は、赤外線によるワイ
ヤレス信号を送出するのであって、記憶部53に格納す
る機能データおよびアドレスデータの設定、確認、修正
を行う。すなわち、ワイヤレス送受信部54でアドレス
設定器85からのワイヤレス信号を受信すると、ワイヤ
レス信号の要求する動作に従って信号処理部51では記
憶部53のデータを操作する。データの設定が要求され
たときには、ワイヤレス信号の内容に従って記憶部53
のデータを書換え、また、ワイヤレス信号を正常に受信
したことを示す受信確認信号をワイヤレス送受信部54
を通してアドレス設定器85に返す。データの確認が要
求されると、記憶部53のデータを読み出してアドレス
設定器85に伝送し、データの修正が要求されると、設
定の場合と同様に所要のデータを書き込み、書き込んだ
データをアドレス設定器85に返送する。
【0017】操作用端末器では、スイッチの操作に伴う
負荷Lのオン・オフに対応して点灯・消灯する発光ダイ
オードよりなる動作表示灯PL(図1参照)を備えた表
示回路部56が信号処理部51に接続され、さらに、信
号処理部51には、検知エレメント6の近接物体に対す
る感度(検出パルスの波高値に対する閾値)を設定する
感度設定部55、クロック信号を発生させるための発振
回路部57、始動時に信号処理部51をリセットするリ
セット回路部58、スイッチSWの操作時に報知装置で
ある圧電型のブザーBz(図1参照)を短時間だけ鳴動
させるブザー回路部59が接続される。
【0018】図1に示すように、上記回路は印刷配線基
板である回路基板2a,2bに実装され、両回路基板2
a,2bはケース1の中で固定される。ケース1は、前
面開口する直方体状のボディ10と、埋込ボックス用取
付枠20の開口に取付られるカバー30と、カバー30
の前面を覆うネームカバー40とにより形成される。埋
込ボックス用取付枠20は、埋込ボックス用取付枠20
の側面に設けた係止爪20aを(樹脂で作られている)
ボディ10に一体的に設けた突出片18に形成されてい
る係止爪受け穴19に嵌め込む(スナップインさせる)
ことにより、ボディ10と結合されるようになってい
る。ここに、図2に示すように、埋込ボックス用取付枠
20はボディ10よりも上下寸法が大きく、また、ボデ
ィ10の後部は埋込ボックス用取付枠20の後面よりも
後方に突出する。ネームカバー40はカバー30の周壁
の内側に嵌着される。カバー30の周壁の一部には切欠
31が形成されており、この切欠31にドライバの先端
部などの工具を挿入すればネームカバー40を容易に外
すことができるようになっている。回路基板2a,2b
は、テープ電線2cを介して電気的に接続されている。
一方の回路基板2aには静電スイッチSWの検知エレメ
ント6が形成され、各検知エレメント6に対応してチッ
プ素子の発光ダイオードよりなる動作表示灯PLがそれ
ぞれ一対ずつ設けられる。各一対の動作表示灯PLの一
方は負荷Lのオン時に点灯し、他方はオフ時に点灯する
のであって、オン・オフに応じて赤・緑などのように異
なる発光色の発光ダイードが用いられている。また、各
検知エレメント6に対応して回路基板2aの裏面には、
静電容量の変化を電気信号に変換するための回路素子
(図示せず)が実装されている。回路基板2bには、ス
イッチ入力回路部50や表示回路部56を除く他の回路
を構成する部品が実装されている。また、ブザーBzも
回路基板2bに接続され、ボディ10の後壁に開口した
ブザー取付孔11に対応してブザーBzが取着される。
回路基板2bにはワイヤレス信号を授受する受光素子L
Rおよび発光素子LEが実装され、回路基板2aにおい
て受光素子LRおよび発光素子LEに対応する部位には
信号孔29が形成されている。
【0019】ネームカバー40と回路基板2aとの間に
は、各静電スイッチSW(各検知エレメント6)に対応
した負荷Lの設置場所などを記入したネームシート41
が挟持される。ネームカバー40は透明材料よりなり、
ネームシート41は動作表示灯PLなどに対応する所要
箇所のみが透光性を有するように形成されている。ま
た、ネームシート41の一部には回路基板2aの信号孔
29に対応してワイヤレス信号が透過するように赤外線
透過部42が形成されている。
【0020】回路基板2bの裏面には信号線Lsに電気
的に接続されるリード線3が半田により接続されてい
る。ところで、ボディ10の裏面には、信号線Lsをリ
ード線3を介して内部回路に接続するための水平断面形
状が略J字状の端子板4を嵌め込むために配設された2
つのガイドリブ17が形成されていて、端子板4をガイ
ドリブ17に嵌め込み、端子板4をボディ10(ガイド
リブ17)に端子ねじ7により取着する。リード線3
は、端子板4のリード線取付部4bに半田付けされる。
【0021】埋込ボックス用取付枠20の取付窓21の
上下にはボックスねじが挿通される一対の左右に長い長
孔状の取付孔22が形成されている。上下の取付孔22
の距離は、JIS規格等によって規格化されている埋込
型配線器具の施工時に用いる埋込ボックスの舌片に螺合
するボックスねじを挿通することができるように設定さ
れている。その結果、配線器具用の既製の埋込ボックス
に埋込ボックス用取付枠20を取着するとができるので
ある。
【0022】取付窓21の周縁の寸法は、大角形3個用
の取付枠に取着される配線器具を3個並べたときの後面
の周縁の寸法に略等しく設定されている。また、埋込ボ
ックス用取付枠20の取付窓21の上下には、それぞれ
プレートねじが螺合するプレート用ねじ孔23が形成さ
れ、規格化された埋込型配線器具の施工時に用いる化粧
プレート5(図2参照)を埋込ボックス用取付枠20に
取着できるようになっている。このように、埋込型の配
線器具に用いられている既製の化粧プレートを埋込ボッ
クス用取付枠20に取着できるようにしているから、埋
込ボックスだけでなく化粧プレートについても既製のも
のを流用することができ、施工に要する部材の製造コス
トの増加を抑制することができるのである。
【0023】なお、本実施の形態では8個の静電スイッ
チSWを有する操作用端末器について説明したが、静電
スイッチSWの数は8個に限定するものではなく、1個
又は8個以外の複数でもよい。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明は、ケースの前面に臨ん
で配置され物体の接近による静電容量の変化を検知し操
作出力を発生する静電スイッチを有しているので、検知
エレメントに設けた電極間の静電容量の変化のみで機械
的な動作を伴わずにスイッチを操作することができ、機
械的な摩耗や疲労が生じないのであって長寿命になると
いう利点がある。しかも、押釦スイッチのような操作が
不要であるから、1個のスイッチの操作部が占める面積
を小さくすることができ、単位面積当たりに従来よりも
多くのスイッチを設けることができるという効果があ
る。
【0025】請求項2の発明は、埋込ボックッス用取付
枠の側面にケースを取り付けるための係止爪を設け、ケ
ースに前記係止爪と結合される係止爪受け穴を設けたの
で、埋込ボックッス用取付枠へのケースの取り付けが容
易になるという効果がある。請求項3の発明は、スイッ
チの操作に伴う負荷のオン・オフに対応して点灯・消灯
する2色の発光素子を備えているので、どの負荷がオン
しているか人目でわかるという効果がある。
【0026】請求項4の発明は、出力回路からの操作出
力の発生時に鳴動する報知装置を備えているので、検知
エレメントの静電容量の変化によって操作出力を発生す
るスイッチであっても報知装置を鳴動させることによっ
て操作を確認できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の全体構成を示す分解斜視図であ
る。
【図2】(a)は実施の形態の正面図である。(b)は
同上の右側面図である。
【図3】実施の形態のブロック図である。
【図4】従来例の全体構成を示す分解斜視図である。
【図5】(a)は従来例の正面図である。(b)は同上
の右側面図である。
【図6】遠隔監視制御システムの概略構成図である。
【図7】遠隔監視制御システムに用いる伝送信号を説明
する動作説明図である。
【符号の説明】
1 ケース 2a,2b 回路基板 3 リード線 4 端子板 6 検知エレメント 7 端子ねじ 10 ボディ 20 埋込ボックス用取付枠 30 カバー 51 信号処理部 SW 静電スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各別にアドレスを有する複数個の端末器
    を2線式の信号線を介して伝送処理装置に時分割多重接
    続方式で接続し、伝送処理装置は、アドレスデータを含
    む伝送信号を信号線に送出することによって端末器を個
    別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号返送
    期間に端末器からの操作データを受信すると操作データ
    に基づいて制御データを生成し、操作データを発生した
    端末器とアドレスによる対応関係が予め設定されている
    他の端末器に対して制御データを伝送してその端末器に
    接続された負荷を制御する遠隔監視制御システムに用い
    られる操作用端末器であって、埋込ボックッス用取付枠
    に取り付けられるケースの裏面に前記信号線を接続する
    接続部を設け、ケースの前面に臨んで配置され物体の接
    近による静電容量の変化を検知し操作出力を発生する静
    電スイッチを有することを特徴とする遠隔監視制御シス
    テムの操作用端末器。
  2. 【請求項2】 埋込ボックッス用取付枠の側面にケース
    を取り付けるための係止爪を設け、ケースに前記係止爪
    と結合される係止爪受け穴を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の遠隔監視制御システムの操作用端末器。
  3. 【請求項3】 スイッチの操作に伴う負荷のオン・オフ
    に対応して点灯・消灯する2色の発光素子を備えて成る
    ことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システム
    の操作用端末器。
  4. 【請求項4】 出力回路からの操作出力の発生時に鳴動
    する報知装置を備えることを特徴とする請求項1記載の
    遠隔監視制御システムの操作用端末器。
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Effective date: 20021224