JPH0715776A - 遠隔監視制御システムの制御用端末器 - Google Patents

遠隔監視制御システムの制御用端末器

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JPH0715776A
JPH0715776A JP15578793A JP15578793A JPH0715776A JP H0715776 A JPH0715776 A JP H0715776A JP 15578793 A JP15578793 A JP 15578793A JP 15578793 A JP15578793 A JP 15578793A JP H0715776 A JPH0715776 A JP H0715776A
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勇 西山
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嘉彦 佐野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】屋外に設置された場合でも雨水や結露等により
水分が内部に侵入するのを防止できる遠隔監視制御シス
テムの制御用端末器を提供する。 【構成】制御用端末器1のボディ3は、開口部2を有す
る略函形に分電盤協約寸法の1個モジュールで形成され
ている。ボディ3の内部に4負荷制御用の端末回路部品
(図示せず)を実装したプリント基板4〜6を収納固定
する。そして、ボディ3の内部にエポキシ樹脂Aを充填
する。さらに、ボディ3の開口部2をカバー7で密閉す
る。端末回路部品が実装されたプリント基板4〜6はエ
ポキシ樹脂Aにより外気と隔絶されるので、プリント基
板4〜6に雨水や結露等による水分が付着するのを防止
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作用端末器からの操
作データに基づいて生成された制御データによりその動
作が制御される遠隔監視制御システムの制御用端末器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の制御用端末器を利用
して照明器具等の負荷を制御するようにした負荷制御シ
ステムが提供されている。例えば、図7に示すように、
スイッチSの操作状態を監視する複数個の操作用端末器
23と、負荷Lあるいは負荷制御用の遠隔操作用ブレー
カ31を制御する複数個の制御用端末器24とを2線式
の伝送線Lsを介して伝送処理装置25に接続した遠隔
監視制御システムが知られている。操作用端末器23及
び制御用端末器24には、それぞれ個別のアドレスが設
定され、このアドレスを用いて伝送処理装置25が操作
用端末器23及び制御用端末器24を個別に認識する。
【0003】伝送処理装置25は伝送線Lsに対して、
図8(a)(b)のようなフォーマットの伝送信号Vs
を送出する。すなわち、伝送信号Vsは、信号送出開始
を示すスタートパルスST、信号モードを示すモードデ
ータ信号MD、操作用端末器23や制御用端末器24を
各別に呼び出すためのアドレスデータを伝送するアドレ
スデータ信号AD、負荷L及び遠隔操作用ブレーカ31
を制御する制御データを伝送する制御データ信号CD、
伝送エラーを検出するためのチェックサムデータ信号C
S、操作用端末器23や制御用端末器24からの返送デ
ータ信号を受信するタイムスロットである信号返送期間
WTよりなる複極(±24V)の時分割多重信号であ
り、パルス幅変調によってデータが伝送されるようにな
っている。
【0004】各操作用端末器23および各制御用端末器
24では、伝送線Lsを介して受信した伝送信号Vsに
より伝送されたアドレスデータがあらかじめ設定されて
いるアドレスデータに一致すると、伝送信号Vsから制
御データを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送
期間WTに同期して返信データを電流モード信号(伝送
線Lsの線間を適当な低インピーダンスを介して短絡す
ることにより送出される信号)として返送する。
【0005】また、伝送処理装置25には、ダミー信号
送信手段および割り込み信号処理手段が設けられる。ダ
ミー信号送信手段は、モードデータ信号MDをダミーモ
ードとしたダミー伝送信号を常時送出する。また、割り
込み信号処理手段は、いずれかの操作用端末器23でス
イッチSの操作に伴って発生した図8(c)のような割
り込み信号Viを受信したときに、割り込み信号Viを
発生した操作用端末器23を検索し、その操作用端末器
23に設定されているアドレスデータを返信データ(操
作データ)として返送させる。すなわち、常時はダミー
信号送信手段によってダミー伝送信号を伝送線Lsに送
出し、スイッチSの操作に伴って操作用端末器23から
発生した割り込み信号Viをダミー伝送信号のスタート
パルス信号STに同期して検出すると、伝送処理装置2
5からは割り込み処理手段によってモードデータ信号M
Dをアドレス確認モードとした伝送信号Vsを伝送線L
sに送出する。各操作用端末器23では、割り込み信号
Viを発生すると割り込みの要求を行う割り込みフラグ
を設定し、割り込みフラグが設定されている操作用端末
器23ではモードデータ信号MDがアドレス確認モード
の伝送信号Vsを受信すると、この伝送信号Vsの信号
返送期間WTに同期して操作用端末器23に設定されて
いるアドレスデータを返信データ(操作データ)として
返送する。このようにして伝送処理装置25では割り込
み信号Viを発生した操作用端末器23のアドレスを獲
得することができる。
【0006】伝送処理装置25では、割り込み信号Vi
を発生した操作用端末器23のアドレスを獲得すると、
スイッチSに対する対応関係があらかじめ設定されてい
る負荷Lを接続した制御用端末器24に伝送する制御デ
ータを生成するとともに、その制御データを含む伝送信
号Vsを伝送線Lsに送出し、対応する制御用端末器2
4に制御データを伝送して負荷Lあるいは負荷制御用の
遠隔操作用ブレーカ31を制御する。
【0007】操作用端末器23や制御用端末器24で
は、それぞれ伝送線Lsを伝送されている伝送信号Vs
を全波整流し安定化することによって内部回路の動作用
の電源を得るようになっている。制御用端末器24に接
続される負荷Lについては別途に電源を設けている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような制御用
端末器としては、図9(a)〜(c)に示すように、略
函形のボディ26の内部に端末回路部品を実装したプリ
ント基板を内装し、ボディ26の表面には伝送線や負荷
を接続するためのねじ式の端子27と、ディップスイッ
チ12aから成るアドレス設定スイッチ12と、同じく
ディップスイッチ22aから成る負荷番号設定スイッチ
22とが設けてある。図9に示す制御用端末器28は、
負荷を接続するねじ式の端子27が1個の1負荷制御用
のものであるが、図10(a)〜(c)に示す制御用端
末器29は、負荷を接続する端子27が4個ある4負荷
制御用のものである。また、これらの制御用端末器2
8,29は、いづれも分電盤協約寸法の2個モジュール
に対応した寸法に形成してある。
【0009】ところで、上記構成では、ポール等に付設
されて屋外に設置される照明器具を制御するような場合
には、図11に示すように、照明器具が付設されたポー
ル30の内部に、制御用端末器28と、この制御用端末
器28の制御出力で制御されて照明器具をオン/オフす
る遠隔操作用ブレーカ31とを納装しているが、雨水や
結露による水滴等が制御用端末器28の内部に入り込ん
で端末回路部品を実装したプリント基板に付着し、プリ
ント基板上の端末回路を短絡させて端末回路部品を壊し
てしまうという問題がある。
【0010】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、屋外に設置された場合でも雨水や結露等によ
り水分が内部に侵入するのを防止して信頼性を向上させ
た遠隔監視制御システムの制御用端末器を提供しようと
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、各別にアドレスを有する操作用
端末器及び制御用端末器を2線式の伝送線を介して伝送
処理装置に時分割多重接続方式で接続し、伝送処理装置
は、アドレスデータを含む伝送信号を伝送線に送出する
ことによって操作用端末器及び制御用端末器を個別にア
クセスし、伝送信号に同期して設定した信号返送期間に
操作用端末器からの操作データを受信すると操作データ
に基づいて制御データを生成し、操作データを発生した
操作用端末器とアドレスによる対応関係があらかじめ設
定されている制御用端末器に対して制御データを伝送し
て操作用端末器の動作を制御する遠隔監視制御システム
に用いられ、開口部を有し略函形に形成したボディの内
部に端末回路部品を実装したプリント基板を収納固定し
ボディの内部にエポキシ樹脂を充填するとともに開口部
をカバーで密閉して成ることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ボディの内部を開口部に対向するボディの底部側と
開口部側とに仕切る仕切板を設け、仕切板と開口部との
間の空所にプリント基板を収納固定し、この仕切板と開
口部との間の空所にエポキシ樹脂を充填したことを特徴
とする。請求項3の発明は、請求項1または請求項2の
発明において、制御対象の負荷を接続する接続部及び伝
送線を接続する接続部をリード線で構成して成ることを
特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1の発明の構成では、各別にアドレスを
有する操作用端末器及び制御用端末器を2線式の伝送線
を介して伝送処理装置に時分割多重接続方式で接続し、
伝送処理装置は、アドレスデータを含む伝送信号を伝送
線に送出することによって操作用端末器及び制御用端末
器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信
号返送期間に操作用端末器からの操作データを受信する
と操作データに基づいて制御データを生成し、操作デー
タを発生した操作用端末器とアドレスによる対応関係が
あらかじめ設定されている制御用端末器に対して制御デ
ータを伝送して操作用端末器の動作を制御する遠隔監視
制御システムに用いられ、開口部を有し略函形に形成し
たボディの内部に端末回路部品を実装したプリント基板
を収納固定しボディの内部にエポキシ樹脂を充填すると
ともに開口部をカバーで密閉したので、エポキシ樹脂に
よりプリント基板が防水・防湿され、屋外で使用された
ときでも、雨水や結露によりプリント基板に実装した端
末回路部品が短絡してしまうのを防止することができ
る。
【0014】請求項2の発明の構成では、ボディの内部
を開口部に対向するボディの底部側と開口部側とに仕切
る仕切板を設け、仕切板と開口部との間の空所にプリン
ト基板を収納固定し、この仕切板と開口部との間の空所
にエポキシ樹脂を充填したので、エポキシ樹脂によりプ
リント基板が防水・防湿され、屋外で使用されたときで
も、雨水や結露によりプリント基板に実装した端末回路
部品が短絡してしまうのを防止することができ、しかも
仕切板と開口部との間の空所にのみエポキシ樹脂を充填
しているのでエポキシ樹脂の充填量を節約することがで
きる。
【0015】請求項3の発明の構成では、制御対象の負
荷を接続する接続部及び伝送線を接続する接続部をリー
ド線で構成したので、制御用端末器が屋外に設置された
場合に接続部間が結露により短絡するのを防止すること
ができる。
【0016】
【実施例】(実施例1)本実施例の制御用端末器1は、
図1及び図2(a)〜(c)に示すように、開口部2を
有し略函形に形成した分電盤協約寸法モジュールの1個
寸法で形成された樹脂製のボディ3の内部に4負荷制御
用の端末回路部品(図示せず)を実装したプリント基板
4〜6を収納固定し、ボディ3の開口部2をカバー7で
密閉して成るものである。
【0017】図1に示すように、ボディ3内部の側面で
あって、ボディ3の長手方向に対向する一対の側面に、
この側面に沿って開口部2から開口部2に対向する底面
に向かう方向に並行する一対の突条部8をそれぞれ設け
てある。そして、この一対の突条部8で挟まれて形成さ
れた溝9に、プリント基板4の長手方向の両側端を挿入
してプリント基板4をボディ3の内部に収納固定してい
る。さらに、プリント基板4の開口部2側にある端部に
は、端子ピン用孔4aがプリント基板4の長手方向に並
行して設けてあり、四角柱状に形成された胴部10aの
隣合う2つの面にそれぞれ端子ピン10bを1列に立設
して成る接続端子10の一方の面の端子ピン10bを、
この端子ピン用孔4aに挿入して半田付け等の方法によ
りプリント基板4のプリント配線に接続している。接続
端子10のもう一方の面の端子ピン10bを、プリント
基板5に設けた端子ピン用孔5aに挿入し、同じように
半田付け等の方法によりプリント基板5のプリント配線
に接続している。また、このプリント基板5の両側端に
は固定ねじ11を係合するための切欠部5bが設けてあ
り、ボディ3の内部に設けたねじ孔3aに固定ねじ11
を螺合してプリント基板5をボディ3に固定している。
【0018】プリント基板6には、6つのディップスイ
ッチ12aから成るアドレス設定スイッチ12が実装し
てあり、アドレス設定スイッチ12を実装した面の反対
側の面の両側端に1列に端子ピン6aを立設してあり、
プリント基板5の両側端に並行して1列に設けた端子ピ
ン用孔5cにこの端子ピン6aを挿入し、半田付け等の
方法によりプリント基板5のプリント配線に接続してい
る。
【0019】また、図7における負荷Lや負荷制御用の
遠隔操作用ブレーカ31に接続するための4負荷分の接
続用リード線13を互いに並行させて、プリント基板4
に接続して開口部2の方へ屈曲させており、電源線14
をプリント基板4に接続し、プリント基板4を挟んで接
続用リード線13と反対側に電源線14を導出して開口
部2の方へ屈曲させている。そして、プリント基板5に
は伝送線Ls接続用のリード線15を2本接続してい
る。上述のように、伝送線Lsや負荷Lとの接続をリー
ド線式にすることにより、従来例のような端子式の場合
に発生する端子間での結露による短絡の発生を防ぐこと
ができる。
【0020】カバー7には、アドレス設定スイッチ12
のディップスイッチ12aをカバー7の上から操作でき
るように、ディップスイッチ12aを露出させるための
窓部7aが設けてある。また、プリント基板4に接続さ
れている接続用リード線13及び電源線14、さらにプ
リント基板5に接続されているリード線15を貫挿する
ための孔7bをカバー7に設けている。そして、カバー
7の対向する一対の短辺には、ボディ3の開口部2周縁
の一対の短辺に設けた係合孔3bと係合する係合片7c
が設けてあり、この係合片7cをボディ3の係合孔3b
に係合させて開口部2を密閉し、さらに係合孔7cの上
片から開口部2の方へ突出させた係止部3cでカバー7
の抜け止めを行っている。
【0021】上記構成において、図1及び図3に示すよ
うに、ボディ3の内部にエポキシ樹脂Aを充填する。ボ
ディ3の内部の底部から、図3に示す線Xまでエポキシ
樹脂Aを充填させることにより、端末回路部品が実装さ
れたプリント基板4〜6はエポキシ樹脂Aにより外気と
隔絶されるので、プリント基板4〜6に結露等による水
分が付着するのを防止することができる。
【0022】(実施例2)本実施例における制御用端末
器16は1負荷制御用のものである。この制御用端末器
16は、図4及び図5(a)〜(c)に示すように、分
電盤協約寸法の1個モジュールの寸法で形成されたボデ
ィ3の内部を開口部2に対向するボディ3の底部側と開
口部2側とに仕切る仕切板17の端部に係合凹部17a
を設け、この係合凹部17aをボディ3の内部の側面に
設けた係合凸部3dに係合して、仕切板17をボディ3
内部に固定している。
【0023】上記仕切板17によって分割されたボディ
3内部の仕切板17と開口部2との間の空所にプリント
基板18,19を収納固定している。プリント基板18
の側端には固定ねじ11を係合するための切欠部18a
が設けてあり、ボディ3の内部に設けたねじ孔3aに固
定ねじ11により固定している。また、四角柱状に形成
された胴部20aの背向する2つの面に、それぞれ端子
ピン20bを1列に立設して成る接続端子20の一方の
面の端子ピン20bを、プリント基板18の端部に設け
た端子ピン用孔18bに挿入し、半田付け等の方法によ
りプリント基板18のプリント配線に接続している。さ
らに、プリント基板18に接続用リード線13及び電源
線14を接続し、カバー21に設けた貫通孔21aを通
して外部に延出させている。
【0024】一方、プリント基板19には、6つのディ
ップスイッチ12aから成るアドレス設定スイッチ12
と、2つのディップスイッチ22aから成る負荷番号設
定スイッチ22とが実装してある。また、プリント基板
19の端部に1列に端子ピン用孔19aを設けてあり、
この端子ピン用孔19aに接続端子20の端子ピン20
bを挿入し、半田付け等の方法によりプリント基板19
のプリント配線に端子ピン20bを接続している。ま
た、プリント基板19には、伝送線Ls用のリード線1
5を2本接続してあり、カバー21に設けた貫通孔21
aを通して外部に延出させている。
【0025】カバー21には、アドレス設定スイッチ1
2のディップスイッチ12a及び負荷番号設定スイッチ
22のディップスイッチ22aをそれぞれカバー21の
上から操作できるように、ディップスイッチ12a及び
ディップスイッチ22aを露出させるための窓部21b
が設けてある。なお、上記以外のカバー21の構成及び
カバー21をボディ3に固定する方法は、実施例1と共
通であるので説明は省略する。
【0026】上記構成において、図6に示すように、仕
切板17によって分割されたボディ3内部の仕切板17
と開口部2との間の空所にエポキシ樹脂Aを充填する。
ボディ3の内部の仕切板17から、図6に示す線Yまで
エポキシ樹脂Aを充填させることにより、端末回路部品
が実装されたプリント基板18,19はエポキシ樹脂A
により外気と隔絶されるので、プリント基板18,19
に結露等による水分が付着するのを防止することができ
る。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は、各別にアドレスを有
する操作用端末器及び制御用端末器を2線式の伝送線を
介して伝送処理装置に時分割多重接続方式で接続し、伝
送処理装置は、アドレスデータを含む伝送信号を伝送線
に送出することによって操作用端末器及び制御用端末器
を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号
返送期間に操作用端末器からの操作データを受信すると
操作データに基づいて制御データを生成し、操作データ
を発生した操作用端末器とアドレスによる対応関係があ
らかじめ設定されている制御用端末器に対して制御デー
タを伝送して操作用端末器の動作を制御する遠隔監視制
御システムに用いられ、開口部を有し略函形に形成した
ボディの内部に端末回路部品を実装したプリント基板を
収納固定しボディの内部にエポキシ樹脂を充填するとと
もに開口部をカバーで密閉したので、エポキシ樹脂によ
りプリント基板を防水・防湿することができる。その結
果、制御用端末器が屋外で使用されたときでも、雨水や
結露により制御用端末器内部のプリント基板に実装した
端末回路部品が短絡してしまうのを防止することができ
るという効果がある。
【0028】請求項2の発明は、ボディの内部を開口部
に対向するボディの底部側と開口部側とに仕切る仕切板
を設け、仕切板と開口部との間の空所にプリント基板を
収納固定し、この仕切板と開口部との間の空所にエポキ
シ樹脂を充填したので、エポキシ樹脂によりプリント基
板を防水・防湿することができる。その結果、制御用端
末器が屋外で使用されたときでも、雨水や結露により制
御用端末器内部のプリント基板に実装した端末回路部品
が短絡してしまうのを防止することができ、しかも仕切
板と開口部との間の空所にのみエポキシ樹脂を充填して
いるのでエポキシ樹脂の充填量を節約することができる
という効果がある。
【0029】請求項3の発明は、制御対象の負荷を接続
する接続部及び伝送線を接続する接続部をリード線で構
成したので、制御用端末器が屋外に設置された場合に接
続部間が結露により短絡するのを防止することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す分解斜視図である。
【図2】同上を示すものであり、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図3】同上を示すものであり、図2(b)のO−O断
面図である。
【図4】実施例2を示す分解斜視図である。
【図5】同上を示すものであり、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図6】同上を示すものであり、図5(b)のP−P断
面図である。
【図7】従来の遠隔監視制御システムの概略構成図であ
る。
【図8】従来の遠隔監視制御システムの動作説明図であ
る。
【図9】従来例を示す外観図である。
【図10】別の従来例を示す外観図である。
【図11】従来の制御用端末器を納装したポールの断面
図である。
【符号の説明】
1 制御用端末器 2 開口部 3 ボディ 4〜6 プリント基板 7 カバー 10 接続端子 12 アドレス設定スイッチ 13 接続用リード線 14 電源線 15 リード線 A エポキシ樹脂

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各別にアドレスを有する操作用端末器及
    び制御用端末器を2線式の伝送線を介して伝送処理装置
    に時分割多重接続方式で接続し、伝送処理装置は、アド
    レスデータを含む伝送信号を伝送線に送出することによ
    って操作用端末器及び制御用端末器を個別にアクセス
    し、伝送信号に同期して設定した信号返送期間に操作用
    端末器からの操作データを受信すると操作データに基づ
    いて制御データを生成し、操作データを発生した操作用
    端末器とアドレスによる対応関係があらかじめ設定され
    ている制御用端末器に対して制御データを伝送して操作
    用端末器の動作を制御する遠隔監視制御システムに用い
    られ、開口部を有し略函形に形成したボディの内部に端
    末回路部品を実装したプリント基板を収納固定しボディ
    の内部にエポキシ樹脂を充填するとともに開口部をカバ
    ーで密閉して成ることを特徴とする遠隔監視制御システ
    ムの制御用端末器。
  2. 【請求項2】 ボディの内部を開口部に対向するボディ
    の底部側と開口部側とに仕切る仕切板を設け、仕切板と
    開口部との間の空所にプリント基板を収納固定し、この
    仕切板と開口部との間の空所にエポキシ樹脂を充填した
    ことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システム
    の制御用端末器。
  3. 【請求項3】 制御対象の負荷を接続する接続部及び伝
    送線を接続する接続部をリード線で構成して成ることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の遠隔監視制御
    システムの制御用端末器。
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