JP2528098Y2 - 端子板 - Google Patents

端子板

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JP2528098Y2
JP2528098Y2 JP1990406606U JP40660690U JP2528098Y2 JP 2528098 Y2 JP2528098 Y2 JP 2528098Y2 JP 1990406606 U JP1990406606 U JP 1990406606U JP 40660690 U JP40660690 U JP 40660690U JP 2528098 Y2 JP2528098 Y2 JP 2528098Y2
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幸治 田中
貢 岩本
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Yazaki Corp
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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば検針した検針
値などの情報を送信するタイプのガスメータなどに使用
して好適な端子板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動的に検針した検針値などの情
報を送信することのできるガスメータが提案されてい
る。図は上記したガスメータの外観を示す正面図であ
る。図において、Gはガスメータを示し、前面には筐
体Bの一部と端子箱を形成するカバーCが取り付けられ
ている。
【0003】図(a),(b)は端子箱内に収容され
ている端子板を示す拡大平面図と拡大正面図である。図
において、Pは端子板を示し、例えばプリント基板な
どで構成された回路基板11と、この回路基板11に取
り付けられている複数の電気(電子)部品12と、回路
基板11に取り付けられている端子台13と、この端子
台13に取り付けられている複数の端子14で構成され
ている。
【0004】図は端子台の回路基板への取り付けを説
明するための断面図である。図において、11aは回
路基板11に設けられている配線パターン、11bは回
路基板11に設けられているスルーホールを示す。
【0005】13aは端子台13に設けられている貫通
孔を示し、後述する端子基部14aの脚14alを貫通
させるためのものである。13bは端子台13の配線基
板11に対向する底面を示す。
【0006】14aは一端側に脚14alが設けられて
いる端子基部、14bは押さえ板、14cは螺子部分が
端子基部14aに螺合しているビスを示し、脚14al
は端子台13の貫通孔13aおよび回路基板11のスル
ーホール11aを貫通して配線パターン11aに到達す
る長さとされ、端子基部14a、押さえ板14bおよび
ビス14cによって端子14が構成されている。15は
はんだを示す。
【0007】次に、組み立てについて説明する。まず、
に示すように、各電気部品12(図4)の端子を回
路基板11のスルーホールを貫通させて各電気部品12
を仮止めするとともに、貫通孔13aに貫通させた脚1
4alの先端部分を回路基板11のスルーホール11b
を貫通させて端子台13を仮止した状態で、回路基板1
1の配線パターン11aが設けられている面をはんだ槽
に浸すことにより、各電気部品12と各端子14を回路
基板11の配線パターン11aにはんだ15ではんだ付
けすることができる。
【0008】このように端子14を回路基板11にはん
だ付けすることにより、端子台13の底面13bは回路
基板11に当接した状態で取り付けられる。
【0009】そして、耐湿機能を持たせるためのコーテ
ィング剤(図示省略)を回路基板11に塗布することに
より、端子板Pは耐湿構造となり、水滴の付着によるシ
ョートによって誤った情報の送信を防止できる。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】従来の端子板は、以上
のように構成されているので、コーティング剤を回路基
板11に塗布すると、回路基板11と端子台13の間お
よび端子台13と端子基部14aの間にコーティング剤
が毛細管現象によって吸い上げられるため、端子基部1
4a、押さえ板14bおよびビス14cの部分にまでコ
ーティング剤が浸透することになる。
【0011】このようにコーティング剤が浸透すると、
端子基部14a、押さえ板14bおよびビス14cがコ
ーテイング剤で覆われ、コーティング剤が絶縁材の機能
を果たすため、端子14にリード線を接続しても、端子
14から回路基板11に信号を供給することができなく
なるという不都合があった。
【0012】この考案は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、簡単な構成によって端子に
コーティング剤による絶縁が起こらないようにすること
のできる端子板を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この考案にかかる端子板
は、上記した目的を達成するため、端子台底面の外縁部
分に、端子を取り囲むように、回路基板の方向に連続的
に突出した突起を設けるようにした。
【0014】
【作用】この考案における端子板は、上記のように構成
されているので、端子台を回路基板に取り付けると、突
起によって回路基板と、端子台の底面の間に間隙が形成
される。
【0015】したがって、端子台を回路基板に取り付け
た後、コーティング剤を回路基板に塗布しても、回路基
板と、端子台の底面の間隙によってコーティング剤が回
路基板と端子台の間および端子台と端子の間に浸透しな
くなる。また端子に対する水滴の流入は、端子台底面の
外縁部分に連続的に形成された突起及びコーティング剤
によって阻止されることにより、端子間での水滴による
ショートが確実に防止される。
【0016】
【実施例】以下、この考案の実施例を図に基づいて説明
する。図1はこの考案の一実施例による端子台の底面を
示す斜視図、図2は端子台の回路基板への取り付けを説
明するための断面図であり、図または図と同一また
は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0017】図1および図2において、13cは端子台
13の底面13bの外縁部分に続的に設けられている
突起を示し、底面13bと回路基板11の間隔を所定距
離、例えば1mm以上とする高さで設けられている。
【0018】次に、組み立てについては従来例と同様で
あるので、組み立てについての説明は省略し、作用につ
いて説明する。この実施例においては、回路基板11に
端子台13を取り付けると、突起13cによって回路基
板11と、端子台13の底面13bの間に間隙が形成で
きるので、コーティング剤を回路基板11に塗布して
も、コーティング剤は回路基板11と、突起13cの間
にのみ浸透する。
【0019】したがって、端子14にコーティング剤に
よる絶縁が起こらなくなる。また回路基板11に付着し
た水滴は突起13c及びコーティング剤によって端子1
4alまでは到達し得ないので、各脚14al間が水滴
によってショートすることはなくなる。
【0020】
【0021】
【0022】なお、上記した実施例では、突起13c,
13dを端子台13に一体的に設けた例で説明したが、
別体として設けてもよい。また、ガスメータの端子板P
を例として説明したが、耐湿(防水)機能を持たせる他
の端子板にも適用できることは言うまでもない。
【0023】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、端子
台底面の外縁部分に、端子を取り囲むように、回路基板
の方向に連続的に突出した突起を設けたので、突起によ
って、回路基板と端子台の底面の間に間隙が形成され
る。
【0024】したがって、端子台を回路基板に取り付け
た後、コーティング剤を回路基板に塗布しても、回路基
板と端子台の底面の間隙によってコーティング剤が回路
基板と端子台の間および端子台と端子の間に浸透しなく
なり、簡単な構成によって端子にコーティング剤による
絶縁が起こらなくなると共に、回路基板から端子への水
滴の流入が、端子台底面の外縁部分に連続的に形成され
た突起及びコーティング剤によって阻止されることによ
り、端子間での水滴によるショートを確実に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による端子台の底面を示す
斜視図である。
【図2】端子台の回路基板への取り付けを説明するため
の断面図である。
【図3】ガスメータの外観を示す正面図である。
【図4】(a),(b)は端子箱内に収容されている端
子板を示す拡大平面図と拡大正面図である。
【図5】端子台の回路基板への取り付けを説明するため
の断面図である。
【符号の説明】
P 端子板 11 回路基板 11a 配線パターン 13 端子台 13a 貫通孔 13b 底面 13c,13d 突起 14 端子 14a 端子基部 14al 脚 14c ビス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子台の底面から突出させた端子の一部
    を回路基板の配線パターンにはんだ付けすることによ
    り、前記底面を前記回路基板に当接させて前記端子台を
    前記回路基板に取り付けた後、耐湿機能を持たせるため
    のコーティング剤を前記回路基板に塗布した回路基板に
    おいて、前記端子台底面の外縁部分に、前記端子を取り囲むよう
    に、前記回路基板の方向に連続的に突出した突起を設け
    ことを特徴とする端子板。
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