JPH0554759A - スイツチ装置 - Google Patents
スイツチ装置Info
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- JPH0554759A JPH0554759A JP3215624A JP21562491A JPH0554759A JP H0554759 A JPH0554759 A JP H0554759A JP 3215624 A JP3215624 A JP 3215624A JP 21562491 A JP21562491 A JP 21562491A JP H0554759 A JPH0554759 A JP H0554759A
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- switch
- load
- circuit
- card
- terminal
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
- Y02B20/40—Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection
Landscapes
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Keying Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】遅延機能を持たせる。
【構成】監視端末器からの監視データに応じて各制御端
末器を個別にアクセスして負荷の動作制御を行わせる遠
隔制御システムの監視端末器としての機能を果たす端末
回路部60を設ける。カードが抜かれたときのカード検
知部70の出力の端末回路部60への入力を遅延させる
遅延回路71を設ける。
末器を個別にアクセスして負荷の動作制御を行わせる遠
隔制御システムの監視端末器としての機能を果たす端末
回路部60を設ける。カードが抜かれたときのカード検
知部70の出力の端末回路部60への入力を遅延させる
遅延回路71を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カードスイッチやタブ
レットスイッチなどのスイッチ装置であって、特に遠隔
制御システムに組み込んで用いられるスイッチ装置に関
するものである。
レットスイッチなどのスイッチ装置であって、特に遠隔
制御システムに組み込んで用いられるスイッチ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】スイッチ装置としては、カードの抜き差
しで照明などの点灯制御を行えるカードスイッチが、ホ
テル等に用いられている。この種の操作を行うスイッチ
装置としては、その他に、ホルダの着脱によりオン,オ
フ操作されるタブレットスイッチなどもある。
しで照明などの点灯制御を行えるカードスイッチが、ホ
テル等に用いられている。この種の操作を行うスイッチ
装置としては、その他に、ホルダの着脱によりオン,オ
フ操作されるタブレットスイッチなどもある。
【0003】ところで、最近では照明などを遠隔制御す
る遠隔制御システムは、中央で負荷の状態を監視するこ
とができるなどのメリットがあるため、多数の部屋があ
るホテル等に好都合のシステムであり、そこでカードス
イッチなどのスイッチ装置を上記システムに組み込んで
使用することが実現されている。図10は上記スイッチ
装置を組み込んだ遠隔制御システムの構成を示してお
り、このシステムでは主制御装置1からの一対の信号線
からなる伝送線2に、複数の制御端末器3、監視端末器
4を接続し、制御端末器3には負荷、ここでは照明負荷
5を接続し、監視端末器4には図示しないスイッチを接
続あるいは一体に組み込んである。
る遠隔制御システムは、中央で負荷の状態を監視するこ
とができるなどのメリットがあるため、多数の部屋があ
るホテル等に好都合のシステムであり、そこでカードス
イッチなどのスイッチ装置を上記システムに組み込んで
使用することが実現されている。図10は上記スイッチ
装置を組み込んだ遠隔制御システムの構成を示してお
り、このシステムでは主制御装置1からの一対の信号線
からなる伝送線2に、複数の制御端末器3、監視端末器
4を接続し、制御端末器3には負荷、ここでは照明負荷
5を接続し、監視端末器4には図示しないスイッチを接
続あるいは一体に組み込んである。
【0004】この遠隔制御システムでは、主制御装置1
から図11(a)に示すような形式の伝送信号Vsが送
出され、制御端末器3、監視端末器4が制御されるよう
になっている。すなわち、伝送信号Vsは、信号の送出
開始を示すスタートパルスST、信号のモードを示すモ
ードデータMD、アドレスデータAD、負荷を制御する
制御データCD、伝送誤りを検知するチェックサムデー
タCS、返信データの返送期間を設定する信号返送期間
WTよりなる複極(±24V)の時分割多重信号であり
(図11の(b))、パルス幅変調によってデータが伝
送されるようになっている。
から図11(a)に示すような形式の伝送信号Vsが送
出され、制御端末器3、監視端末器4が制御されるよう
になっている。すなわち、伝送信号Vsは、信号の送出
開始を示すスタートパルスST、信号のモードを示すモ
ードデータMD、アドレスデータAD、負荷を制御する
制御データCD、伝送誤りを検知するチェックサムデー
タCS、返信データの返送期間を設定する信号返送期間
WTよりなる複極(±24V)の時分割多重信号であり
(図11の(b))、パルス幅変調によってデータが伝
送されるようになっている。
【0005】制御端末器3、監視端末器4では、それぞ
れ伝送線2を介して受信された伝送信号Vsのアドレス
データADがあらかじめ設定されている自己のアドレス
と一致したときに、その伝送信号Vsの制御データCD
を取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送期間WT
に同期して返信データを電流モード信号(伝送線2の線
間を適当な低インピーダンスを介して短絡して送出され
る信号)として返送するようになっている。
れ伝送線2を介して受信された伝送信号Vsのアドレス
データADがあらかじめ設定されている自己のアドレス
と一致したときに、その伝送信号Vsの制御データCD
を取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送期間WT
に同期して返信データを電流モード信号(伝送線2の線
間を適当な低インピーダンスを介して短絡して送出され
る信号)として返送するようになっている。
【0006】一方、主制御装置1には、ダミー信号送信
手段と、割り込み処理手段とが設けられている。ダミー
信号送信手段は、モードデータMDをダミーモードとし
た伝送信号Vsを常時送出する。また、割り込み処理手
段は図11(c)に示すような割り込み信号Viが返送
されたときに、割り込み信号Viを発生した監視端末器
4から返信データを返送させるようになっている。すな
わち、監視端末器4には無電圧入力端子を備え、この無
電圧入力端子にスイッチを接続し、このスイッチがオ
ン、あるいはオフされたときにこのスイッチ入力の変化
に応じて割り込み信号Viを送出するのである。そし
て、主制御装置1では、この割り込み信号Viに対応し
て、割り込みをかけた端末器をサーチするために、グル
ープアドレス毎にアドレスサーチのための伝送信号Vs
を伝送する。割り込みをかけた監視端末器4では属する
グループがアクセスされたときに自己の固有アドレスを
返信データとして返送する。
手段と、割り込み処理手段とが設けられている。ダミー
信号送信手段は、モードデータMDをダミーモードとし
た伝送信号Vsを常時送出する。また、割り込み処理手
段は図11(c)に示すような割り込み信号Viが返送
されたときに、割り込み信号Viを発生した監視端末器
4から返信データを返送させるようになっている。すな
わち、監視端末器4には無電圧入力端子を備え、この無
電圧入力端子にスイッチを接続し、このスイッチがオ
ン、あるいはオフされたときにこのスイッチ入力の変化
に応じて割り込み信号Viを送出するのである。そし
て、主制御装置1では、この割り込み信号Viに対応し
て、割り込みをかけた端末器をサーチするために、グル
ープアドレス毎にアドレスサーチのための伝送信号Vs
を伝送する。割り込みをかけた監視端末器4では属する
グループがアクセスされたときに自己の固有アドレスを
返信データとして返送する。
【0007】この返送により主制御装置1は、割り込み
をかけた監視端末器4を判定でき、次に割り込みを行っ
た監視端末器4のアドレスデータADを持つ伝送信号V
sを伝送して割り込み監視端末器4をアクセスし、この
割り込み監視端末器4から接続されたスイッチ出力の状
態を返信データとして返送させるのである。このように
して監視端末器4から返送された返信データに基いて、
主制御装置1は、割り込み監視端末器4に対応する照明
負荷5を制御する制御端末器3への制御データCDを作
成するとともに、その制御データCDを含み伝送信号V
sを伝送線2を介して制御端末器3に時分割多重伝送す
ることにより、各照明負荷5を個別にオン、オフ制御す
るようになっている。
をかけた監視端末器4を判定でき、次に割り込みを行っ
た監視端末器4のアドレスデータADを持つ伝送信号V
sを伝送して割り込み監視端末器4をアクセスし、この
割り込み監視端末器4から接続されたスイッチ出力の状
態を返信データとして返送させるのである。このように
して監視端末器4から返送された返信データに基いて、
主制御装置1は、割り込み監視端末器4に対応する照明
負荷5を制御する制御端末器3への制御データCDを作
成するとともに、その制御データCDを含み伝送信号V
sを伝送線2を介して制御端末器3に時分割多重伝送す
ることにより、各照明負荷5を個別にオン、オフ制御す
るようになっている。
【0008】主制御装置1では、監視端末器4からの返
信データに呼応して制御すべき照明負荷5を接続した制
御端末器3との対応関係が設定されており、この対応関
係に従って制御端末器3の照明負荷5をオン、オフ制御
する。監視端末器4、制御端末器3は、伝送線2に常時
伝送されている伝送信号Vsを整流平滑化して電源とし
ている。また、制御端末器3では、照明負荷5への給電
を負荷電源線(AC100VまたはAC200V)によ
って行い、監視端末器4に接続されるスイッチ装置6で
は外部電源線7を介して位置表示用の表示素子への給電
がなされている。
信データに呼応して制御すべき照明負荷5を接続した制
御端末器3との対応関係が設定されており、この対応関
係に従って制御端末器3の照明負荷5をオン、オフ制御
する。監視端末器4、制御端末器3は、伝送線2に常時
伝送されている伝送信号Vsを整流平滑化して電源とし
ている。また、制御端末器3では、照明負荷5への給電
を負荷電源線(AC100VまたはAC200V)によ
って行い、監視端末器4に接続されるスイッチ装置6で
は外部電源線7を介して位置表示用の表示素子への給電
がなされている。
【0009】さらに、伝送線2には多数のスイッチや表
示部を備えたセレクタ(図示せずが接続されており、監
視端末器4に接続されたスイッチ装置の状態や、対応す
る照明負荷5、更に監視端末器4に接続される壁スイッ
チ(図示せず)等の操作状態を一括して監視したり、制
御端末器3に接続された照明負荷5を制御することがで
きるようになっている。したがって、ホテルなどでこの
システムを使用すれば、各部屋の照明負荷5の状態や、
在室等の管理に利用できるというメリットがある。
示部を備えたセレクタ(図示せずが接続されており、監
視端末器4に接続されたスイッチ装置の状態や、対応す
る照明負荷5、更に監視端末器4に接続される壁スイッ
チ(図示せず)等の操作状態を一括して監視したり、制
御端末器3に接続された照明負荷5を制御することがで
きるようになっている。したがって、ホテルなどでこの
システムを使用すれば、各部屋の照明負荷5の状態や、
在室等の管理に利用できるというメリットがある。
【0010】そして、上述した監視端末器4とスイッチ
とに対応して上記カードスイッチなどのスイッチ装置を
用いるようにしてある。なお、この場合にはスイッチ装
置にはスイッチ機能の他に監視端末器4の機能を果たす
端末回路部を内蔵させてある。
とに対応して上記カードスイッチなどのスイッチ装置を
用いるようにしてある。なお、この場合にはスイッチ装
置にはスイッチ機能の他に監視端末器4の機能を果たす
端末回路部を内蔵させてある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
種のカードスイッチやタブレットスイッチなどのスイッ
チ装置では、カードまたはホルダを抜くと同時に照明が
切れてしまう。特に、この種のスイッチ装置を、ホテル
などで使用した場合に、部屋内の構造を周知していない
客が部屋を出る場合に、部屋を出た後に照明が切れるよ
うにすることが好ましい。また、その他の負荷としての
器具でも、場合によってはスイッチ装置の切り操作後の
一定時間後に切れるように用いた方が好ましいことがあ
る。
種のカードスイッチやタブレットスイッチなどのスイッ
チ装置では、カードまたはホルダを抜くと同時に照明が
切れてしまう。特に、この種のスイッチ装置を、ホテル
などで使用した場合に、部屋内の構造を周知していない
客が部屋を出る場合に、部屋を出た後に照明が切れるよ
うにすることが好ましい。また、その他の負荷としての
器具でも、場合によってはスイッチ装置の切り操作後の
一定時間後に切れるように用いた方が好ましいことがあ
る。
【0012】本発明は上述の問題点に鑑みて為されたも
ので、その目的とするところは、遠隔制御システムに組
み込まれるスイッチ装置に遅延機能を持たせることがで
きるようにすることにある。
ので、その目的とするところは、遠隔制御システムに組
み込まれるスイッチ装置に遅延機能を持たせることがで
きるようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、着脱部材の着脱状態を検知する検知手段と、上記
着脱部材が負荷をオフさせるように着脱された際の検知
手段の出力を遅延させて端末回路部に入力する遅延手段
とを備えている。なお、上記遅延手段を、時定数回路
と、この時定数回路の遅れ要素としてのコンデンサの接
続切離しを行うスイッチとで構成すると、スイッチで遅
延機能を持たせるか否かの選択が行えて好ましい。
めに、着脱部材の着脱状態を検知する検知手段と、上記
着脱部材が負荷をオフさせるように着脱された際の検知
手段の出力を遅延させて端末回路部に入力する遅延手段
とを備えている。なお、上記遅延手段を、時定数回路
と、この時定数回路の遅れ要素としてのコンデンサの接
続切離しを行うスイッチとで構成すると、スイッチで遅
延機能を持たせるか否かの選択が行えて好ましい。
【0014】さらに、上記遅延手段を、時定数回路で構
成し、この時定数回路の放電要素としての抵抗として可
変抵抗を用いると、遅延時間を適宜調節することができ
る。
成し、この時定数回路の放電要素としての抵抗として可
変抵抗を用いると、遅延時間を適宜調節することができ
る。
【0015】
【作用】本発明は上述の構成を備えることにより、着脱
部材が負荷をオフさせるように着脱された際の検知手段
の出力を、遅延手段で遅延して端末回路部に入力して、
負荷のオフ動作を遅延させることができるようにしたも
のである。
部材が負荷をオフさせるように着脱された際の検知手段
の出力を、遅延手段で遅延して端末回路部に入力して、
負荷のオフ動作を遅延させることができるようにしたも
のである。
【0016】
(実施例1)図1乃至図5に本発明の一実施例を示す。
なお、本実施例の場合にはスイッチ装置としてカードス
イッチを例示したものである。このカードスイッチA
は、図4及び図5に示すように、使用される名刺大のカ
ード(図示せず)の挿入方向の長さ寸法に近い取り付け
ピッチ(60mm)で取り付け枠11を取り付ける中型
四角アウトレットボックスXに対応する寸法に外形状を
形成されたもので、背面が開口するとともに、上面に嵌
合口12を開口した合成樹脂成形品からなるカバー13
と、カード挿入口14を設け、カバー13の嵌合口12
に嵌合して、フランジ部が超音波熱着でカバー13に固
着される合成樹脂成形品からなる上カバー16と、カバ
ー13の背面側に被着される合成樹脂成形品からなるボ
ディ17とで構成される。
なお、本実施例の場合にはスイッチ装置としてカードス
イッチを例示したものである。このカードスイッチA
は、図4及び図5に示すように、使用される名刺大のカ
ード(図示せず)の挿入方向の長さ寸法に近い取り付け
ピッチ(60mm)で取り付け枠11を取り付ける中型
四角アウトレットボックスXに対応する寸法に外形状を
形成されたもので、背面が開口するとともに、上面に嵌
合口12を開口した合成樹脂成形品からなるカバー13
と、カード挿入口14を設け、カバー13の嵌合口12
に嵌合して、フランジ部が超音波熱着でカバー13に固
着される合成樹脂成形品からなる上カバー16と、カバ
ー13の背面側に被着される合成樹脂成形品からなるボ
ディ17とで構成される。
【0017】カバー13は上部正面中央に逆三角形状の
孔18を穿設しており、この孔18には裏側から断面三
角形の発光ダイオードLEDの頭部を嵌合し、表側に露
呈させている。この発光ダイオードLEDの露出により
位置表示部を構成する。またカバー13の背面開口の上
部両側には後述する取り付け枠11の係止突起19を係
入する係止穴20を夫々設け、更にこの係止穴20を設
けた位置よりもやや下方の位置にはボディ17の上端両
側に設けた係止突片21を係入する係止穴22を設け、
また両側内面にはボディ17の両側に設けた係止突起2
3を係止する係止凹部15を設けている。更にカバー1
3の下部片側には、取り付け枠11の下部片側に正面方
向に突設した固定片24を挿入する背面開口の凹所25
を設けてあり、この凹所25に対応してカバー13の下
面にはねじ26を外部から凹所25内に挿通する挿通孔
27を設けている。
孔18を穿設しており、この孔18には裏側から断面三
角形の発光ダイオードLEDの頭部を嵌合し、表側に露
呈させている。この発光ダイオードLEDの露出により
位置表示部を構成する。またカバー13の背面開口の上
部両側には後述する取り付け枠11の係止突起19を係
入する係止穴20を夫々設け、更にこの係止穴20を設
けた位置よりもやや下方の位置にはボディ17の上端両
側に設けた係止突片21を係入する係止穴22を設け、
また両側内面にはボディ17の両側に設けた係止突起2
3を係止する係止凹部15を設けている。更にカバー1
3の下部片側には、取り付け枠11の下部片側に正面方
向に突設した固定片24を挿入する背面開口の凹所25
を設けてあり、この凹所25に対応してカバー13の下
面にはねじ26を外部から凹所25内に挿通する挿通孔
27を設けている。
【0018】ボディ17は背面に遠隔制御システムの伝
送線2を接続するために端子板28と、この端子板28
に螺着する端子ねじ29とからなる伝送線接続用端子3
0を配設する端子台31を設け、両側片17aには上記
係止突起23を一体に設け、更に上端両側には上記係止
突起21を一体に設けている。更にボディ17の下部片
側には上記凹所25に対応する切欠33と、カバー13
の凹部内に収納されるプリント基板32に実装されたア
ドレス設定用スイッチ34を露出する窓孔35及び負荷
ナンバー設定用スイッチ36を露出する窓孔37を穿設
している。
送線2を接続するために端子板28と、この端子板28
に螺着する端子ねじ29とからなる伝送線接続用端子3
0を配設する端子台31を設け、両側片17aには上記
係止突起23を一体に設け、更に上端両側には上記係止
突起21を一体に設けている。更にボディ17の下部片
側には上記凹所25に対応する切欠33と、カバー13
の凹部内に収納されるプリント基板32に実装されたア
ドレス設定用スイッチ34を露出する窓孔35及び負荷
ナンバー設定用スイッチ36を露出する窓孔37を穿設
している。
【0019】プリント基板32は、後述する端末回路部
60の回路素子およびアドレス設定用スイッチ34、負
荷ナンバー設定用スイッチ36を実装するとともに、カ
ードを検知するフォトインタラプタ38を実装した基板
39を取り付けるとともに、上記の端子板28に接続し
たリード線40を半田付け接続し、また上記発光ダイオ
ードLEDを実装した基板41からのリード線42を半
田付け接続するもので、カバー13の下部凹所43の内
周壁に沿ってカバー13に一体突設したリブ44上に載
置されて下部凹所43内に収納配置される。この際フォ
トインタラプタ38のカード挿入間隙38Aがカード挿
入口14方向に向くことになる。
60の回路素子およびアドレス設定用スイッチ34、負
荷ナンバー設定用スイッチ36を実装するとともに、カ
ードを検知するフォトインタラプタ38を実装した基板
39を取り付けるとともに、上記の端子板28に接続し
たリード線40を半田付け接続し、また上記発光ダイオ
ードLEDを実装した基板41からのリード線42を半
田付け接続するもので、カバー13の下部凹所43の内
周壁に沿ってカバー13に一体突設したリブ44上に載
置されて下部凹所43内に収納配置される。この際フォ
トインタラプタ38のカード挿入間隙38Aがカード挿
入口14方向に向くことになる。
【0020】基板41は、カバー13の上部凹所45内
に突設したリブ46に載置してリブ45の孔46aに挿
通孔48を介して挿通させた取り付けねじ47を螺合締
結することにより、上部凹所45内に収納固定される。
上記ボディ17をカバー13に取り付ける場合には、ボ
ディ17の上端の係止突片21をカバー13の係止穴2
2に係入させながらボディ17をカバー13の背面開口
に嵌合させ、両側片17aに設けている係止突起23
を、カバー13の両側内面の係止凹部15に係入してカ
バー13にボディ17を固定する。
に突設したリブ46に載置してリブ45の孔46aに挿
通孔48を介して挿通させた取り付けねじ47を螺合締
結することにより、上部凹所45内に収納固定される。
上記ボディ17をカバー13に取り付ける場合には、ボ
ディ17の上端の係止突片21をカバー13の係止穴2
2に係入させながらボディ17をカバー13の背面開口
に嵌合させ、両側片17aに設けている係止突起23
を、カバー13の両側内面の係止凹部15に係入してカ
バー13にボディ17を固定する。
【0021】このようにしてフォトインタラプタ38、
端末回路部60等を内蔵してボディ17、カバー13、
上カバー16から構成されたカードスイッチAを壁面に
埋設されたアウトレットボックスXに取り付けるに際し
ては、まず板金製の取り付け枠11の上下辺に設けた取
り付け孔49に正面から挿通させたボックスねじ50を
アウトレットボックスXの取り付けねじ孔51に螺入締
結させて取り付け枠11をアウトレットボックスXの開
口部に取り付ける。
端末回路部60等を内蔵してボディ17、カバー13、
上カバー16から構成されたカードスイッチAを壁面に
埋設されたアウトレットボックスXに取り付けるに際し
ては、まず板金製の取り付け枠11の上下辺に設けた取
り付け孔49に正面から挿通させたボックスねじ50を
アウトレットボックスXの取り付けねじ孔51に螺入締
結させて取り付け枠11をアウトレットボックスXの開
口部に取り付ける。
【0022】次にボディ17の端子台31を取り付け枠
11の中央開口に嵌めながらカードスイッチAの背面を
取り付け枠11に沿わせるようにして、カードスイッチ
A全体を上方から下方向に移動させ、取り付け枠11の
両側上端に切り起こしにより設けている係止突起19を
カバー13の背面開口の両側上端に設けている下向き開
口の係止穴20に挿入し、また凹所25内に取り付け枠
11の固定片24を挿入する。この状態でカードスイッ
チAは取り付け枠11に仮固定された状態となり、この
状態で、カバー13の下面の挿入孔27にねじ26を凹
所25内に挿入して、固定片24のねじ孔24aに螺入
締結すればカードスイッチAを取り付け枠11に固定す
ることになり、またカードスイッチAで取り付け枠11
を含む取り付け部位を正面から見えなくすることができ
るのである。
11の中央開口に嵌めながらカードスイッチAの背面を
取り付け枠11に沿わせるようにして、カードスイッチ
A全体を上方から下方向に移動させ、取り付け枠11の
両側上端に切り起こしにより設けている係止突起19を
カバー13の背面開口の両側上端に設けている下向き開
口の係止穴20に挿入し、また凹所25内に取り付け枠
11の固定片24を挿入する。この状態でカードスイッ
チAは取り付け枠11に仮固定された状態となり、この
状態で、カバー13の下面の挿入孔27にねじ26を凹
所25内に挿入して、固定片24のねじ孔24aに螺入
締結すればカードスイッチAを取り付け枠11に固定す
ることになり、またカードスイッチAで取り付け枠11
を含む取り付け部位を正面から見えなくすることができ
るのである。
【0023】上記カードスイッチAの構成を図1に示
す。このカードスイッチAには、カードスイッチAに遠
隔制御システムの監視端末器としての機能を持たせるた
めに端末回路部60を設けてある。この端末回路部60
は、伝送線用端子30、30に接続された伝送線2に重
畳する伝送信号Vsを整流する全波整流器61と、この
全波整流器61で整流されて得られた直流電圧を一定電
圧に安定化させて各部に供給する定電圧回路62と、伝
送信号Vsを受信抽出する受信回路63と、端末器とし
ての固有アドレスを上記アドレス設定用スイッチ34で
設定するアドレス設定部64と、対応する制御端末器3
により制御可能な複数の負荷中所定の負荷を指定する負
荷ナンバー設定用スイッチ36からなる負荷ナンバー設
定部65と、上記受信回路63で受信されたデータを読
み取ってアドレス一致の判定や、制御データの読み取
り、あるいは監視入力の取込み、返信データの作成など
の端末器としての信号処理を行う信号処理回路66と、
信号処理回路66の返送データに基づいて全波整流器6
1を通じて伝送線2の短絡を行って返信信号を送出する
返信回路67と、信号処理回路66に基本クロックを与
える発振回路69、更にシステムスタート時等で信号処
理回路66をリセットするためのリセット回路68等か
ら構成されている。
す。このカードスイッチAには、カードスイッチAに遠
隔制御システムの監視端末器としての機能を持たせるた
めに端末回路部60を設けてある。この端末回路部60
は、伝送線用端子30、30に接続された伝送線2に重
畳する伝送信号Vsを整流する全波整流器61と、この
全波整流器61で整流されて得られた直流電圧を一定電
圧に安定化させて各部に供給する定電圧回路62と、伝
送信号Vsを受信抽出する受信回路63と、端末器とし
ての固有アドレスを上記アドレス設定用スイッチ34で
設定するアドレス設定部64と、対応する制御端末器3
により制御可能な複数の負荷中所定の負荷を指定する負
荷ナンバー設定用スイッチ36からなる負荷ナンバー設
定部65と、上記受信回路63で受信されたデータを読
み取ってアドレス一致の判定や、制御データの読み取
り、あるいは監視入力の取込み、返信データの作成など
の端末器としての信号処理を行う信号処理回路66と、
信号処理回路66の返送データに基づいて全波整流器6
1を通じて伝送線2の短絡を行って返信信号を送出する
返信回路67と、信号処理回路66に基本クロックを与
える発振回路69、更にシステムスタート時等で信号処
理回路66をリセットするためのリセット回路68等か
ら構成されている。
【0024】カードスイッチとしての機能部は、フォト
インタラプタ38と、このフォトインタラプタ38の出
力からカードの抜き差し状態を判別するカード検出部7
0と、カード検出部70の出力の立ち下がりを遅延する
遅延回路71とで構成されている。そして、遅延回路7
1の出力は信号処理回路66の監視入力ポートに入力し
てある。
インタラプタ38と、このフォトインタラプタ38の出
力からカードの抜き差し状態を判別するカード検出部7
0と、カード検出部70の出力の立ち下がりを遅延する
遅延回路71とで構成されている。そして、遅延回路7
1の出力は信号処理回路66の監視入力ポートに入力し
てある。
【0025】ここで、フォトインタラプタ38は、前記
全波整流器61の整流出力で発光素子38aを駆動し、
この発光素子38aの光を受光素子38bで受光するよ
うになっており、この受光する光が挿入されたカードに
より遮断される。カード検知部70及び遅延回路71
は、具体的には、例えば図2に示すように構成されてい
る。この図2の場合には、フォトインタラプタ38の出
力を反転するトランジスタQ1 と、このトランジスタQ
1 のオフ時にオンとなるトランジスタQ2 と、トランジ
スタQ2 のベース側に挿入されトランジスタQ2 のオフ
時点を遅延させるコンデンサC1 ,C2 と、トランジス
タQ1 のオン時にコンデンサC1 ,C2 の充電電荷が放
電されることを防止するダイオードD1 と、コンデンサ
C2 に直列に挿入されたスイッチSW1 とで構成されて
いる。
全波整流器61の整流出力で発光素子38aを駆動し、
この発光素子38aの光を受光素子38bで受光するよ
うになっており、この受光する光が挿入されたカードに
より遮断される。カード検知部70及び遅延回路71
は、具体的には、例えば図2に示すように構成されてい
る。この図2の場合には、フォトインタラプタ38の出
力を反転するトランジスタQ1 と、このトランジスタQ
1 のオフ時にオンとなるトランジスタQ2 と、トランジ
スタQ2 のベース側に挿入されトランジスタQ2 のオフ
時点を遅延させるコンデンサC1 ,C2 と、トランジス
タQ1 のオン時にコンデンサC1 ,C2 の充電電荷が放
電されることを防止するダイオードD1 と、コンデンサ
C2 に直列に挿入されたスイッチSW1 とで構成されて
いる。
【0026】ここで、コンデンサC1 は本発明にかかる
構成ではなく、カードを素早く抜き差しした場合に、照
明器具5がオン,オフすることがないように、約1秒程
度の遅れを持たせるためのものであり、本実施例の本来
の遅延回路71としての機能を果たすものは、コンデン
サC2 であり、このコンデンサC2 の容量は、カードを
抜いて部屋から出たときに照明器具が消灯するという程
度に長い遅延が行われるように設定してある(例えば、
5秒)。
構成ではなく、カードを素早く抜き差しした場合に、照
明器具5がオン,オフすることがないように、約1秒程
度の遅れを持たせるためのものであり、本実施例の本来
の遅延回路71としての機能を果たすものは、コンデン
サC2 であり、このコンデンサC2 の容量は、カードを
抜いて部屋から出たときに照明器具が消灯するという程
度に長い遅延が行われるように設定してある(例えば、
5秒)。
【0027】本実施例の場合には、カードが挿入される
と、フォトインタラプタ38の受光素子38bがオフと
なるため、トランジスタQ1 がオフとなり、ダイオード
D1 を介してトランジスタQ2 にベース電流が供給され
る。このとき、トランジスタQ2 がオンとなり、信号処
理回路66の監視入力ポートにローレベルの信号が入力
され、カードスイッチAが上述した遠隔制御システムの
動作に応じて負荷としての照明器具5の点灯制御が行わ
れる。
と、フォトインタラプタ38の受光素子38bがオフと
なるため、トランジスタQ1 がオフとなり、ダイオード
D1 を介してトランジスタQ2 にベース電流が供給され
る。このとき、トランジスタQ2 がオンとなり、信号処
理回路66の監視入力ポートにローレベルの信号が入力
され、カードスイッチAが上述した遠隔制御システムの
動作に応じて負荷としての照明器具5の点灯制御が行わ
れる。
【0028】つまり、端末回路部60の信号処理回路6
6は、返信回路67を通じて上述したように割り込み信
号Viを主制御装置1へ送った後、主制御装置1からの
割り込み処理のための伝送信号Vsの受信と、それに対
応するアドレスデータの返信処理後、主制御装置1から
の監視入力の返信要求に応じて、カード検知部69の検
知出力の立ち上がりに応じて、設定負荷ナンバーに対応
した負荷、この場合照明負荷5をオンさせるための指令
データを返信データとして返信回路67を通じて返送す
る。
6は、返信回路67を通じて上述したように割り込み信
号Viを主制御装置1へ送った後、主制御装置1からの
割り込み処理のための伝送信号Vsの受信と、それに対
応するアドレスデータの返信処理後、主制御装置1から
の監視入力の返信要求に応じて、カード検知部69の検
知出力の立ち上がりに応じて、設定負荷ナンバーに対応
した負荷、この場合照明負荷5をオンさせるための指令
データを返信データとして返信回路67を通じて返送す
る。
【0029】主制御装置1では返信データに応じて上記
カードスイッチAに対応する制御端末器3の所定の照明
負荷5をオンさせる制御データを作成し、この制御デー
タを持つ伝送信号Vsにより制御端末器3をアクセス
し、照明負荷5をオンさせる。ところで、図2の回路構
成の場合には上記コンデンサC1 ,C2 の充電時定数の
ために若干のトランジスタQ2 のオンの遅れを生じる
が、実使用に際しては問題のない程度のものである。
カードスイッチAに対応する制御端末器3の所定の照明
負荷5をオンさせる制御データを作成し、この制御デー
タを持つ伝送信号Vsにより制御端末器3をアクセス
し、照明負荷5をオンさせる。ところで、図2の回路構
成の場合には上記コンデンサC1 ,C2 の充電時定数の
ために若干のトランジスタQ2 のオンの遅れを生じる
が、実使用に際しては問題のない程度のものである。
【0030】次に、カードが抜かれると、フォトインタ
ラプタ38の受光素子38bがオフとなるため、トラン
ジスタQ1 がオフとなり、ダイオードD1 を介してトラ
ンジスタQ1 にベース電流が供給されなくなる。いま、
スイッチSW1 をオンにしてあるとすると、この際には
コンデンサC2 の充電電荷の放電により、一定時間の間
はトランジスタQ2 がオン状態を維持する。このため
に、信号処理回路66への照明器具5を消灯するための
ハイレベルの信号の監視入力ポートへの入力が遅延され
る。
ラプタ38の受光素子38bがオフとなるため、トラン
ジスタQ1 がオフとなり、ダイオードD1 を介してトラ
ンジスタQ1 にベース電流が供給されなくなる。いま、
スイッチSW1 をオンにしてあるとすると、この際には
コンデンサC2 の充電電荷の放電により、一定時間の間
はトランジスタQ2 がオン状態を維持する。このため
に、信号処理回路66への照明器具5を消灯するための
ハイレベルの信号の監視入力ポートへの入力が遅延され
る。
【0031】そして、コンデンサC2 の充電電荷が放電
された時点で信号処理回路66に照明器具5を消灯する
ための制御信号が入力される。この場合の照明器具5の
消灯制御は、点灯制御の場合と同様にして行われる。と
ころで、本実施例の場合にはコンデンサC2 に直列にス
イッチSW1 を接続してあり、スイッチSW1 のオン,
オフによるコンデンサC2 の接続切離しにより、上述し
た遅延機能を持たせるか否かを選択できるようにしてあ
る。このようにすれば、使用用途に応じて遅延機能有り
無しの2種類の使い分けを行える利点がある。
された時点で信号処理回路66に照明器具5を消灯する
ための制御信号が入力される。この場合の照明器具5の
消灯制御は、点灯制御の場合と同様にして行われる。と
ころで、本実施例の場合にはコンデンサC2 に直列にス
イッチSW1 を接続してあり、スイッチSW1 のオン,
オフによるコンデンサC2 の接続切離しにより、上述し
た遅延機能を持たせるか否かを選択できるようにしてあ
る。このようにすれば、使用用途に応じて遅延機能有り
無しの2種類の使い分けを行える利点がある。
【0032】上記スイッチSW1 は、図4に示すように
プリント基板32に実装してあり、スイッチSW1 に対
応してボディ17には窓孔73を形成し、カードスイッ
チAの背面側からスイッチSW1 の切換を行えるように
してある。 (実施例2)図6乃至図8に本発明の他の実施例を示
す。本実施例ではコンデンサの容量を変えるのではな
く、このコンデンサに直列に接続された放電要素として
の抵抗の抵抗値を変えるようにしたものである。具体的
には、図6に示すようにトランジスタQ2 のベースとダ
イオードD1 との間に挿入されたベース抵抗に直列に可
変抵抗VR1 を接続してある。
プリント基板32に実装してあり、スイッチSW1 に対
応してボディ17には窓孔73を形成し、カードスイッ
チAの背面側からスイッチSW1 の切換を行えるように
してある。 (実施例2)図6乃至図8に本発明の他の実施例を示
す。本実施例ではコンデンサの容量を変えるのではな
く、このコンデンサに直列に接続された放電要素として
の抵抗の抵抗値を変えるようにしたものである。具体的
には、図6に示すようにトランジスタQ2 のベースとダ
イオードD1 との間に挿入されたベース抵抗に直列に可
変抵抗VR1 を接続してある。
【0033】本実施例では可変抵抗VR1 の抵抗値を調
節することにより、コンデンサC1 の放電時間を調節し
て遅延時間を適宜時間に設定することができる。このよ
うにすれば、カードスイッチAの取付場所に合った任意
の遅れ時間の設定が行える。この可変抵抗VR1 として
は、図7に示すロータリ式のものや、図8に示すスライ
ド式のいずれのものを用いてもよい。
節することにより、コンデンサC1 の放電時間を調節し
て遅延時間を適宜時間に設定することができる。このよ
うにすれば、カードスイッチAの取付場所に合った任意
の遅れ時間の設定が行える。この可変抵抗VR1 として
は、図7に示すロータリ式のものや、図8に示すスライ
ド式のいずれのものを用いてもよい。
【0034】(実施例3)図9に本発明のさらに他の実
施例を示す。本実施例の場合には、カードスイッチAを
施工したままで遅延時間の調節が行えるように、可変抵
抗VR1 を操作部をカバー13の下端面に形成した操作
窓74から露呈させるようにしたものである。なお、こ
の場合には操作窓74の開口面よりも操作部を突出させ
ないようにし、ドライバなどの工具を用いないと可変抵
抗VR1 を調節できないようにすることが好ましい。
施例を示す。本実施例の場合には、カードスイッチAを
施工したままで遅延時間の調節が行えるように、可変抵
抗VR1 を操作部をカバー13の下端面に形成した操作
窓74から露呈させるようにしたものである。なお、こ
の場合には操作窓74の開口面よりも操作部を突出させ
ないようにし、ドライバなどの工具を用いないと可変抵
抗VR1 を調節できないようにすることが好ましい。
【0035】
【発明の効果】本発明は上述のように、固有アドレスが
設定された複数個の制御端末器及び監視端末器を信号伝
送媒体を介して主制御装置に接続し、監視端末器からの
スイッチ操作などに対応する監視データを主制御装置が
受けた際に、その監視端末器からの監視データに応じて
所定の負荷が接続された各制御端末器を個別にアクセス
して負荷の動作制御を行わせる遠隔制御システムの監視
端末器としての機能を果たす端末回路部が組み込まれ、
着脱自在な部材の着脱状態によりスイッチ操作が行われ
るスイッチ装置であって、着脱部材の着脱状態を検知す
る検知手段と、上記着脱部材が負荷をオフさせるように
着脱された際の検知手段の出力を遅延させて端末回路部
に入力する遅延手段とを備えているので、着脱部材が負
荷をオフさせるように着脱された際の検知手段の出力
を、遅延手段で遅延して端末回路部に入力して、負荷の
オフ動作を遅延させることができる。このため、例えば
ホテルの照明の消灯時点を部屋を出たところで行わせる
という使用が可能となり、客にに暗闇の中で不慣れな部
屋内を歩かせるという不便を無くすことなどが期待でき
る。
設定された複数個の制御端末器及び監視端末器を信号伝
送媒体を介して主制御装置に接続し、監視端末器からの
スイッチ操作などに対応する監視データを主制御装置が
受けた際に、その監視端末器からの監視データに応じて
所定の負荷が接続された各制御端末器を個別にアクセス
して負荷の動作制御を行わせる遠隔制御システムの監視
端末器としての機能を果たす端末回路部が組み込まれ、
着脱自在な部材の着脱状態によりスイッチ操作が行われ
るスイッチ装置であって、着脱部材の着脱状態を検知す
る検知手段と、上記着脱部材が負荷をオフさせるように
着脱された際の検知手段の出力を遅延させて端末回路部
に入力する遅延手段とを備えているので、着脱部材が負
荷をオフさせるように着脱された際の検知手段の出力
を、遅延手段で遅延して端末回路部に入力して、負荷の
オフ動作を遅延させることができる。このため、例えば
ホテルの照明の消灯時点を部屋を出たところで行わせる
という使用が可能となり、客にに暗闇の中で不慣れな部
屋内を歩かせるという不便を無くすことなどが期待でき
る。
【0036】また、上記遅延手段を、時定数回路と、こ
の時定数回路の遅れ要素としてのコンデンサの接続切離
しを行うスイッチとで構成すると、スイッチで遅延機能
を持たせるか否かの選択が行え、使用箇所あるいは用途
に応じて使い分けができる。さらに、上記遅延手段を、
時定数回路で構成し、この時定数回路の放電要素として
の抵抗として可変抵抗を用いると、遅延時間を適宜調節
することができ、使用箇所あるいは用途に応じた適宜遅
延時間を選択できる。
の時定数回路の遅れ要素としてのコンデンサの接続切離
しを行うスイッチとで構成すると、スイッチで遅延機能
を持たせるか否かの選択が行え、使用箇所あるいは用途
に応じて使い分けができる。さらに、上記遅延手段を、
時定数回路で構成し、この時定数回路の放電要素として
の抵抗として可変抵抗を用いると、遅延時間を適宜調節
することができ、使用箇所あるいは用途に応じた適宜遅
延時間を選択できる。
【図1】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
る。
【図2】同上の要部回路の具体回路図である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】スイッチ装置の構造を示す分解斜視図である。
【図5】同上の壁面などへの取付部材を示す説明図であ
る。
る。
【図6】他の実施例の要部回路の具体回路図である。
【図7】同上を備えるスイッチ装置の構造を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図8】同上において他の構造の可変抵抗を用いた場合
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図9】さらに他の実施例のスイッチ装置の構造を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図10】遠隔制御システムのシステム構成図である。
【図11】同上の信号伝送方式の説明図である。
A カードスイッチ 38 フォトインタラプタ 60 端末回路部 70 カード検知部 71 遅延回路
Claims (3)
- 【請求項1】 固有アドレスが設定された複数個の制御
端末器及び監視端末器を信号伝送媒体を介して主制御装
置に接続し、監視端末器からのスイッチ操作などに対応
する監視データを主制御装置が受けた際に、その監視端
末器からの監視データに応じて所定の負荷が接続された
各制御端末器を個別にアクセスして負荷の動作制御を行
わせる遠隔制御システムの監視端末器としての機能を果
たす端末回路部が組み込まれ、着脱自在な部材の着脱状
態によりスイッチ操作が行われるスイッチ装置であっ
て、着脱部材の着脱状態を検知する検知手段と、上記着
脱部材が負荷をオフさせるように着脱された際の検知手
段の出力を遅延させて端末回路部に入力する遅延手段と
を備えて成ることを特徴とするスイッチ装置。 - 【請求項2】 上記遅延手段を、時定数回路と、この時
定数回路の遅れ要素としてのコンデンサの接続切離しを
行うスイッチとで構成して成ることを特徴とする請求項
1記載のスイッチ装置。 - 【請求項3】 上記遅延手段を、時定数回路で構成し、
この時定数回路の放電要素としての抵抗として可変抵抗
を用いて成ることを特徴とする請求項1記載のスイッチ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3215624A JPH0554759A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | スイツチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3215624A JPH0554759A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | スイツチ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0554759A true JPH0554759A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16675487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3215624A Pending JPH0554759A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | スイツチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0554759A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07169359A (ja) * | 1993-10-22 | 1995-07-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 負荷制御装置 |
JPH0955117A (ja) * | 1995-08-11 | 1997-02-25 | Matsushita Electric Works Ltd | 遠隔制御システム用のカードスイッチ装置 |
JPH09289744A (ja) * | 1996-04-23 | 1997-11-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 遠隔制御システム用カードスイッチ |
JP2019000496A (ja) * | 2017-06-19 | 2019-01-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電気掃除機 |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP3215624A patent/JPH0554759A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07169359A (ja) * | 1993-10-22 | 1995-07-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 負荷制御装置 |
JPH0955117A (ja) * | 1995-08-11 | 1997-02-25 | Matsushita Electric Works Ltd | 遠隔制御システム用のカードスイッチ装置 |
JPH09289744A (ja) * | 1996-04-23 | 1997-11-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 遠隔制御システム用カードスイッチ |
JP2019000496A (ja) * | 2017-06-19 | 2019-01-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電気掃除機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010703 |