JP2971957B2 - 遠隔監視制御システムの人体検知センサ用端末器 - Google Patents

遠隔監視制御システムの人体検知センサ用端末器

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JP2971957B2
JP2971957B2 JP869491A JP869491A JP2971957B2 JP 2971957 B2 JP2971957 B2 JP 2971957B2 JP 869491 A JP869491 A JP 869491A JP 869491 A JP869491 A JP 869491A JP 2971957 B2 JP2971957 B2 JP 2971957B2
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和典 東谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔監視制御システム
の人体検知センサ用端子器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の人体検知センサと、遠隔
監視制御システムを用いた照明制御装置の構成を示して
おり、この従来例では天井Xに配設した熱線センサのよ
うな人体検知センサを備えた子器1からの検知信号を信
号線9を介して人体検知センサ親器2に送って、この人
体検知センサ親器2で検知信号に基づいて無電圧接点出
力を、遠隔監視制御システムの監視用端末器3に与える
ようになっている。
【0003】遠隔監視制御システムは、中央制御装置4
と、固有アドレスとが設定された複数の監視用及び制御
用端末器3、3a及び5とを一対の信号線6にて接続し
ており、中央制御装置4から信号線6に送出される伝送
信号Vsは、図11(a)に示すように、信号送出開始
を示すスタートパルス信号ST、信号モードを示すモー
ドデータMD、端末器3,3a、5を呼び出すアドレス
データ信号AD、負荷7(図10のシステムでは照明負
荷)を制御する制御データ信号CD、チェックサムデー
タ信号CS及び返送信号期間を設定する返送待機信号W
Tよりなるベースバンド方式の複極(±24V)の時分
割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送
されるようになっている。各端末器3,3a、5では、
信号線6を介して受信された伝送信号Vsのアドレスデ
ータと設定アドレスとが一致したときその伝送信号Vs
の制御データを取り込むとともに、伝送信号Vsの返送
待機信号WTに同期して監視データ信号を電流モード
(信号線6間を適当な低インピーダンスを介して短絡し
て送出される信号)の返送信号として返送するようにな
っている。
【0004】また中央制御装置4には、ダミー伝送信号
Vsを常時送出するダミー信号送信手段と、いずれかの
監視用端末器3、3aから返送された図11(b)に示
すような割り込み信号Viが受信されたとき、割り込み
端末器3又は3aを検出して該端末器3或いは3aをア
クセスし、監視データを返送させる割り込み処理手段と
が設けられており、一方監視用端末器3、3aには外部
無電圧接点出力の入力があったり、付設する操作スイッ
チSの操作で監視入力があったときにダミー伝送信号V
sのスタートパルス信号STに同期して割り込み信号V
iを発生するとともに、中央制御装置4からのグループ
アドレスによるアクセスが行われるアドレス確認モード
の伝送信号Vsの返送待機信号WTに同期して自己の固
有アドレスデータを返送する割り込み発生手段と、中央
制御装置4から割り込みに応答した割り込みアクセスモ
ードの伝送信号Vsが伝送されたときに監視入力に対応
した監視データを返送するデータ返送手段とが設けられ
ている。
【0005】このようにして中央制御装置4では監視用
端末器3、3aから返送された監視データに基いて対応
する照明負荷7を制御する制御用端末器5に伝送する制
御データを作成するとともに、その制御データを信号線
6を介して当該制御用端末器5に時分割多重伝送して負
荷7を制御するようになっている。さて図10のシステ
ムでは監視用端末器3、3aの監視データで同一の制御
用端末器4の照明負荷7を制御するために、監視用端末
器3、3aは制御用端末器4に対応するアドレスに設定
しており、いずれの監視用端末器3,3aから監視デー
タが送られてきても、中央制御装置4では制御用端末器
5に対する制御データを伝送して、負荷7を制御するよ
うになっている。
【0006】制御用端末器5は制御データに基づいて負
荷7と電源ACとの間に接続している内部接点をオン/
オフする。図12は図10のシステムに於ける子器1、
監視用端末器3、3a、負荷7の動作の関係を示すタイ
ムチャートであり、図12(a)に示すように子器1の
人体検知センサが人体を検知した場合、人体検知センサ
親器2からの無電圧接点出力が監視用端末器3に与えら
れ、監視用端末器3はトランス8で降圧された電圧信号
を取り込み、図12(b)に示すように監視入力がオン
状態となる。この監視入力の立ち上がりに対応して監視
用端末器3から上記の割り込み処理を経て監視データを
中央制御装置4へ返送し、中央制御装置4ではこの監視
データに基づいて負荷7をオンする制御データを制御用
端末器5へ送り、負荷7を図12(d)に示すようにオ
フからオン状態に反転させる。
【0007】上記のように監視用端末器3の監視入力が
オン状態であるときに、監視用端末器3aの操作スイッ
チSが図12(c)に示すように操作されると、上述の
割り込み処理を経て、監視用端末器3aから監視データ
が中央制御装置4に送られ、中央制御装置4ではこの監
視データに基づいて負荷7の動作を反転させる制御デー
タを制御用端末器5に対して伝送し、負荷7を図12
(d)に示すようにオンからオフに反転する。
【0008】その後、人体検知センサの人体が無くなっ
て、監視用端末器3の監視入力がオフすると、この監視
入力の立ち下がりに対応してオフのための監視データが
監視用端末器3から送られる。この監視データにより中
央制御装置4からは負荷7をオフさせる制御データが制
御用端末器5へ伝送されるが、既に負荷7はオフ状態に
あるため負荷7はオフ状態を維持する。
【0009】次に再び図12(a)に示すように子器1
の人体検知センサが人体を検知した場合、図12(b)
に示すように監視用端末器3の監視入力がオン状態とな
る。この監視入力の立ち上がりで、監視用端末器3から
上述の割り込み処理を経て監視データを中央制御装置4
へ返送し、中央制御装置4ではこの監視データに基づい
て負荷7をオンする制御データを制御用端末器5へ送
り、負荷7を図12(d)に示すようにオフ状態からオ
ン状態に反転させる。この後人体検知センサの人体検知
が無くなって、監視用端末器3の監視入力がオフし、オ
フの監視データが監視用端末器3から送られてくると、
中央制御装置4は負荷7をオフさせる制御データを制御
用端末器5へ伝送し、負荷7をオフする。
【0010】次に監視用端末器3aの操作スイッチSが
図12(c)に示すように操作されて、監視用端末器3
aから監視データが中央制御装置4に送られてくると、
この監視データに基づいて中央制御装置4は負荷7の動
作を反転させる制御データを制御用端末器3に対して伝
送し、負荷7を図12(d)に示すようにオフ状態から
オン状態に反転する。
【0011】その後子器1の人体検知センサが人体を検
知して、監視用端末器3からオンの監視データが中央制
御装置4へ送られてくると、中央制御装置4ではこの監
視データに基づいて負荷7をオンする制御データを制御
用端末器5へ送るが、既に負荷7はオン状態にあるた
め、負荷7はオン状態を維持する。この後監視用端末器
3の監視入力がオフして、このオフに対応する監視デー
タが監視用端末器3から送られてくると、中央制御装置
4から負荷7をオフさせる制御データが制御用端末器5
へ伝送され、負荷7はオフする。
【0012】以上のようなシーケンスを持って負荷7は
人体検知でも、操作スイッチSの操作でもオン/オフさ
れる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
例では、人体検知センサが子器1と、人体検知センサ親
器2とに分離しているばかりでなく、遠隔監視制御シス
テムの監視用端末器3に対して無電圧接点出力を監視入
力として与える構成となっているため、人体検知センサ
親器のための電源供給の必要性や、人体検知センサ親器
の設置スペースを必要とするという問題があった。
【0014】また、従来例の方法では監視用端末器3は
人体検知センサ親器4の出力の変化点をラッチするもの
であるため、監視用端末器3aの操作スイッチSの操作
で負荷7をオフさせた場合、人体検知センサが人体を検
知しているにもかかわらず、負荷7がオフしているとい
う不合理な状態となってしまうという問題があった。本
発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、その目
的とするところは人体検知センサ親器が不要で、そんた
めの設置スペースや、電源配線が必要なく、また人体検
知センサ側への電源供給を遠隔監視制御システムの伝送
信号から得て電源線と、信号線との混触を特に考慮する
ことなくスイッチボクッスへの配線施工を可能とし、し
かも人体検知センサの検知と、負荷の動作状態を一致さ
せることができる遠隔監視制御システムの人体検知セン
サ用端末器を提供するにある。
【0015】また請求項2記載の発明では上記目的に加
えて負荷のオフ遅延動作が行える遠隔監視制御システム
の人体検知センサ用端末器を提供することを目的とす
る。更に請求項3記載の発明では上記目的に加えて人体
検知センサによる動作を強制的にオフし、強制オフ状態
の負荷が不用意にオンするのを防ぐことができる遠隔監
視制御システムの人体検知センサ用端末器を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
中央制御装置と、固有アドレスとが設定された複数の監
視用及び制御用端末器とを一対の信号線にて接続し、中
央制御装置から各端末器を適宜アクセスして負荷を制御
する制御データ信号及び返送信号期間を設定する返送待
機信号を伝送する伝送信号を送出するとともに、該返送
信号期間に端末器から監視データに基づいて電流モード
信号よりなる返送信号を送出することにより、制御デー
タ及び監視データを時分割多重伝送するようにした遠隔
監視制御システムに用いられ、器体の大きさを既製の配
線器具の1連モジュールの取付枠に装着可能に形成し、
器体には人体検知センサを接続する接続端子を露設し、
器体内部には、上記接続端子にべースバンドで伝送され
る伝送信号を整流平滑して得られる直流電源を接続して
人体検知センサに電源供給する電源手段と、人体検知セ
ンサのオン動作に対応して伝送信号処理手段の監視入力
をオンし、オフ動作に対応してオフさせる信号発生手段
と、監視入力のオン開始時に対応する制御用端末器に接
続された負荷をオンするための監視データを中央制御装
置に返送し、監視入力のオン終了時に対応する制御用端
末器に接続された負荷をオフするための監視データを中
央制御装置に返送する伝送信号処理手段と、監視入力の
オン期間中に上記制御用端末器の負荷がオフ制御される
ことを検知すると一時的に監視入力をオフする手段とを
内蔵したものである。
【0017】請求項2記載の発明は、上記信号発生手段
を、人体検知センサのオン開始からオン終了後一定時間
経過するまで監視入力をオンする信号を発生するタイマ
手段で構成したものである。請求項3記載の発明は、監
視入力を強制的にオフするスイッチ手段を備えたもので
ある。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明は、器体の大きさを既製の
配線器具の1連モジュールの取付枠に装着可能に形成し
ているため配線器具用のスイッチボックスに取付けるこ
とができるもので、先行配線が可能となる。また器体に
は人体検知センサを接続する接続端子を露設してあるか
ら、人体検知センサを接続するだけで、人体検知センサ
の信号を取り込むことができ、そのため人体検知センサ
親器が不要となり、しかも器体内部には、上記接続端子
にベースバンドで伝送される伝送信号を整流平滑して得
られる直流電源を接続して人体検知センサに電源供給す
る電源手段を備えているから電源配線を特に必要としな
い。従ってスイッチボックスに配設しても電源線と、信
号線の混触を防止するためのセパレータの配設等の工事
も不要となり、人体検知センサ親器の設置スペースやそ
のための電源線の配線施工も必要ない。
【0019】更に人体検知センサのオン動作に対応して
伝送信号処理手段の監視入力をオンし、オフ動作に対応
してオフさせる信号発生手段と、監視入力のオン開始時
に対応する制御用端末器に接続された負荷をオンするた
めの監視データを中央制御装置に返送し、監視入力のオ
ン終了時に対応する制御用端末器に接続された負荷をオ
フするための監視データを中央制御装置に返送する伝送
信号処理手段と、監視入力のオン期間中に上記制御用端
末器の負荷がオフ制御されることを検知すると一時的に
監視入力をオフする手段とを備えているから、人体検知
センサがオン中に監視用端末器の操作スイッチで対応す
る制御用端末器の負荷がオフされても、人体検知センサ
がオン中であれば負荷を元のオン状態に自動的に復帰さ
せることができる。
【0020】尚請求項2記載の発明は、上記信号発生手
段を、人体検知センサのオン開始からオン終了後一定時
間経過するまで監視入力をオンする信号を発生するタイ
マ手段で構成したものあるから、人体検知センサがオフ
しても一定期間負荷をオン状態に保持できる。また請求
項3記載の発明は、監視入力を強制的にオフするスイッ
チ手段を備えたものであるから、スイッチ手段で監視入
力を強制的にオフするだけで、人体検知センサがオンし
ても負荷をオンさせる監視データを中央制御装置へ返さ
ないようにすることができる。
【0021】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。図1は
本発明の一実施例の人体検知センサ用端末器3Aの回路
を示しており、この実施例回路では、信号線6を接続す
る信号線接続端子10a,10b間にダイオードブリッ
ジDB1を接続して伝送信号Vsを整流し、この整流出
力を安定化して一定電圧の直流電圧を得るトランジスタ
1、ツェナダイオードZD1、平滑コンデンサC1等か
らなる定電圧回路11と、この定電圧回路11からの直
流を電源として動作するCPUからなる伝送信号処理回
路12と、信号線接続端子10a、10bからの伝送信
号Vsを受信して、伝送信号処理回路12へ送出するト
ランジスタQ2からなる受信回路13と、伝送信号処理
回路12からの監視データ信号にて駆動されるトランジ
スタQ3及びトランジスタQ3を介してダイオードブリッ
ジDB1の出力端を短絡する抵抗Rからなり、トランジ
スタQ3のオン時に抵抗Rを介して信号線6に電流モー
ドの返送信号を送信する送信回路14と、当該端末器3
Aの固有アドレスを設定する6ビットのディップスイッ
チからなるアドレス設定部15Aと、負荷番号を設定す
る2ビットのディップスイッチからなる負荷番号設定部
15Bとを備えるとともに、上記ダイオードブリッジD
1の整流出力を安定化して一定電圧の直流電圧を得、
人体検知センサ18を接続する接続端子22a,22b
間にスイッチ回路17を介して印加する、トランジスタ
4、ツェナーダイオードZD2、平滑コンデンサC2
からなる定電圧回路16と、人体検知センサ18のオン
検知信号があれば出力を”L”から”H”に反転するコ
ンパレータ20と、このコンパレータ20の出力の反転
信号”L”が端子に入力すると動作して端子から”
H”出力を発生し、端子が”H”になると、時定数で
定まる一定時間経過後に端子の出力を”L”にするタ
イマIC21と、このタイマIC21の出力の反転出力
と、上記コンパレータ20の出力の反転出力との論理積
値が”H”になるとオンして伝送信号処理回路12の監
視入力をオンし、伝送信号処理回路12に監視データを
与えるトランジスタQ7と、上記伝送信号処理回路12
の出力でオンしてタイマIC21の端子の出力をバイ
パスするトランジスタQ8と、更に電源リセットを伝送
信号処理回路12に与えるリセット回路19等から構成
される。
【0022】人体検知センサ18は焦電素子とスイッチ
回路とを内蔵し、人体検知があると、接続端子22a、
22b間をオンするようになってもので、天井等に配設
される。図2〜図4は人体検知端末器3Aの構造を示し
ており、器体30は既製の配線器具の1連モジュール寸
法に対応したもので、合成樹脂製ボディー31と、合成
樹脂製かバー32とから構成され、ボディ31はカバー
32とともに、金属性取付枠33に固定ビス34で一体
固定されている。
【0023】器体30内に図1に示す端末器回路を実装
したプリント基板41を内装しており、ボディ31の裏
面の上下方向の中心線上に上記信号線接続端子10a、
10b及び人体検知センサ18を接続する接続端子22
a,22bを配設するとともに、6ビットのディプスイ
ッチからなるアドレス設定部15Aをボディ31の裏面
片側に露設し、また2ビットのディップスイッチからな
る負荷番号設定部15Bを反対片側のボディ31の裏面
に露設している。
【0024】また取付枠33の中央開口より表面側に突
出したカバー32表面には開閉扉35が枢支されてお
り、この開閉扉35を開くと、カバー32の表面にはタ
イマICの時定数を可変して遅延時間を調整するための
可変抵抗器VRの操作すまみ40が露出するようになっ
ている。取付枠33は上下辺にスイッチボックスへの取
付け用孔36と、プレート取付け用ねじ孔37と、壁パ
ネルを鋏つける鋏金具係止用孔38とを設け、また上左
右両辺の上下端には上記固定ビス34を螺合するねじ孔
39を設けている。
【0025】図5は本発明人体検知センサ用端末器3A
を用いた照明制御装置のシステム図を示しており、この
システムでは、中央制御装置4に対して人体検知センサ
用端末器3Aと、操作スイッチSを付設した監視用端末
器3aと、制御用端末器5とを信号線6を介して接続
し、天井Xに配設した人体検知センサ18を信号線9を
介して人体検知センサ用端末器3Aの接続端子22a、
22bに接続する。
【0026】ここで人体検知端末器3Aは負荷番号設定
部15Bの2ビットのディップスイッチで負荷番号を設
定し、アドレス設定部15Aの6ビットのディップスイ
ッチで固有アドレスを設定するようになっており、負荷
番号及び固有アドレスを制御用端末器5の6ビットの設
定アドレスと一致させる。また監視用端末器3aにおい
ても負荷番号と、固有ドレスも制御用端末器5のそれに
一致させる。
【0027】ここで固有アドレスは別に2ビットが加わ
り、この2ビットが端末器の種別、機能を区別すること
になり、中央制御装置1から個々の端末器をアクセスす
るときには計8ビットのアドレスデータが伝送されるこ
とになる。従って中央制御装置4では、監視用端末器3
a、人体検知端末器3Aの割り込み処理時に返送される
固有アドレスから対応する制御用端末器5が分かるので
ある。
【0028】而して図5において、人体検知端末器3A
の人体検知センサ18が人体を検知して図6(a)に示
すようにオン動作すると、人体検知端末器3Aではタイ
マIC21が動作を開始するとともに、監視入力が図6
(b)に示すようにオンとなる。このオンに伴って、人
体検知端末器3Aから上記の割り込み処理を経て監視デ
ータを中央制御装置4へ返送し、中央制御装置4ではこ
の監視データに基づいて負荷7をオンする制御データを
制御用端末器5へ送り、負荷7を図10(d)に示すよ
うにオフ状態からオン状態に反転させる。
【0029】上記のように監視用端末器3の監視入力が
オン状態であるときに、監視用端末器3aの操作スイッ
チSが図6(c)に示すように操作されると、上述の割
り込み処理を経て、監視用端末器3aから監視データが
中央制御装置4に送られ、中央制御装置4ではこの監視
データに基づいて負荷7の動作を反転させる制御データ
を制御用端末器3に対して伝送し、負荷7を図6(d)
に示すようにオン状態からオフ状態に反転する。
【0030】この監視用端末器3aの監視データを返送
させるための上記割り込み処理過程における、中央制御
装置4によるアドレスサーチのためのグループアドレス
のアクセス時に、人体検知端末器3Aの伝送信号処理回
路14は、グループアドレスとしての6ビットのアドレ
スデータが自己のアドレスと一致するため、トランジス
タQ8を一定期間オンして、タイマIC21の出力をバ
イパスする。このバイパスによりトランジスタQ7がオ
フし、つまり監視入力が図6(b)に示すように人体検
知センサ18がオン中でも一定期間オフする。
【0031】従って、トランジスタQ8がオフして監視
入力が再び立ちあがると、伝送処理回路14ではこの立
ち上がりに対応して割り込み処理後、監視データを中央
制御装置4へ返送し、中央制御装置4ではこの監視デー
タに基づいて負荷7をオンする制御データを制御用端末
器5へ送り、負荷7を図6(d)に示すように再びオフ
状態からオン状態に反転させる。
【0032】その後、人体検知センサ18の検知出力が
オフすると、このオフから一定時間後、タイマIC21
の出力がオフし、このオフにより人体検知端末器3Aの
伝送信号処理回路14の監視入力がオフする。この監視
入力の立ち下がりに対応してオフのための監視データが
人体検知端末器3Aから送られてくると、中央制御装置
4から負荷7をオフさせる制御データが制御用端末器5
へ伝送されて負荷7はオフする。
【0033】つまり図5の照明制御装置では人体検知セ
ンサ18のオン中に監視用端末器3a側の操作スイッチ
Sの操作があれば、負荷7を一定時間オフした後、再度
負荷7をオン状態に復帰する。また人体検知センサ18
がオフすれば一定時間経過後に負荷7をオフするのであ
る。次に再び図6(a)に示すように人体検知センサ1
8が人体を検知してオンした場合は図6(b)に示すよ
うに人体検知端末器3Aの監視入力がオン状態となる。
この監視入力の立ち上がりで、人体検知端末器3Aから
割り込み処理を経て監視データを中央制御装置4へ返送
し、中央制御装置4ではこの監視データに基づいて負荷
7をオンする制御データを制御用端末器5へ送り、負荷
7を図10(d)に示すようにオフ状態からオン状態に
反転させる。この後人体検知センサ18がオフすると人
体検知端末器3Aの監視入力がタイマIC21によって
一定時間経過後オフし、このオフにより監視データが人
体検知端末器3Aから送られる。中央制御装置4はこの
監視データに基づいて負荷7をオフさせる制御データを
制御用端末器5へ伝送して、負荷7をオフする。
【0034】次に監視用端末器3aの操作スイッチSが
図6(c)に示すように操作されて、監視用端末器3a
から監視データが中央制御装置4に送られてくると、こ
の監視データに基づいて中央制御装置4は負荷7の動作
を反転させる制御データを制御用端末器5に対して伝送
し、負荷7を図6(d)に示すようにオフからオンに反
転する。
【0035】その後人体検知センサ18が人体を検知し
てオンすると、人体検知端末器3Aからオンの監視デー
タが中央制御装置4へ送られ、中央制御装置4ではこの
監視データに基づいて負荷7をオンする制御データを制
御用端末器5へ送るが、既に負荷7はオン状態にあるた
め、負荷7はオン状態を維持する。この後人体検知セン
サ18がオフして、そのオフから一定時間経過後人体検
知端末器3Aの監視入力がオフすると、このオフに対応
する監視データが人体検知端末器3Aから送られ、中央
制御装置4からは負荷7をオフさせる制御データが制御
用端末器5へ伝送され、負荷7はオフする。
【0036】尚上記実施例では、負荷7を強制的に監視
用端末器3aの操作スイッチSで強制的にオフさせて
も、人体検知センサ18が検知信号をオンすれば負荷7
を自動的にオンするため、強制オフは出来ないが、図7
に示すようにトランジスタQ7のベース回路を強制オフ
することができる切り換えスイッチ23を設ければ、負
荷7の強制オフ状態を設定することができる。
【0037】図8、図9は切り換えスイッチ23を設け
た場合の実施例の構造を示しており、スライドスイッチ
からなる切り換えスイッチ23の操作摘子41は開閉扉
を開ければ、カバー表面に露出し、操作ができようにな
っている。尚図7〜図9において、図1〜図3に示す部
材、素子と同じ番号のものは同じ機能を有し、同じ動作
をなすものである。またボディ裏面の構成は図4と同じ
であるため省略する。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、器体の大きさを
既製の配線器具の1連モジュールの取付枠に装着可能に
形成しているため配線器具用のスイッチボックスに取付
けることができるもので、先行配線が可能となるもので
あって、器体には人体検知センサを接続する接続端子を
露設してあるから、人体検知センサを接続するだけで、
人体検知センサの信号を取り込むことができ、そのため
人体検知センサ親器が不要で、そのための設置スペース
及び電源線の配線も必要なく、しかも器体内部には、上
記接続端子にベースバンドで伝送される伝送信号を整流
平滑して得られる直流電源を接続して人体検知センサに
電源供給する電源手段を備えているから電源配線を特に
必要とせず、そのためスイッチボックスに配設しても電
源線と、信号線の混触を防止するためのセパレータの配
設等の工事も不要で、更に人体検知センサのオン動作に
対応して伝送信号処理手段の監視入力をオンし、オフ動
作に対応してオフさせる信号発生手段と、監視入力のオ
ン開始時に対応する制御用端末器に接続された負荷をオ
ンするための監視データを中央制御装置に返送し、監視
入力のオン終了時に対応する制御用端末器に接続された
負荷をオフするための監視データを中央制御装置に返送
する伝送信号処理手段と、監視入力のオン期間中に上記
制御用端末器の負荷がオフ制御されることを検知すると
一時的に監視入力をオフする手段とを備えているから、
人体検知センサがオン中に監視用端末器の操作スイッチ
で対応する制御用端末器の負荷がオフされても、人体検
知センサがオンであれば負荷を元のオン状態に自動的に
制御することができ、合理性のある動作が得られるとい
う効果がある。
【0039】請求項2記載の発明は、上記信号発生手段
を、人体検知センサのオン開始からオン終了後一定時間
経過するまで監視入力をオンする信号を発生するタイマ
手段で構成したものあるから、人体検知センサがオフし
ても一定期間負荷をオン状態に保持できるという効果が
ある。また請求項3記載の発明は、監視入力を強制的に
オフするスイッチ手段を備えたものであるから、スイッ
チ手段で監視入力を強制的にオフするだけで、人体検知
センサがオンしても負荷をオンさせる監視データを中央
制御装置へ返さないようにすることができ、負荷を強制
的にオフ状態に保持したいときに有効なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施例の正面図である。
【図3】本発明の一実施例の一部破断せる側面図であ
る。
【図4】本発明の一実施例の背面図である。
【図5】本発明の一実施例を使用した照明制御装置のシ
ステム構成図である。
【図6】図5のシステム動作説明用タイムチャートであ
る。
【図7】本発明の別の実施例の回路図である。
【図8】本発明の別の実施例の正面図である。
【図9】本発明の別の実施例の一部破断せる側面図であ
る。
【図10】従来例の照明制御装置のシステム図である。
【図11】図10のシステム動作説明用タイムチャート
である。
【図12】遠隔監視制御システムの伝送信号の説明図で
ある。
【符号の説明】
3A 人体検知センサ用端末器 6 信号線 11 定電圧回路 12 伝送信号処理回路 13 受信回路 14 送信回路 15A アドレス設定部 15B 負荷番号設定部 16 定電圧回路 18 人体検知センサ 21 タイマIC 22a 接続端子 22b 接続端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−301298(JP,A) 特開 平2−291796(JP,A) 特開 平1−114194(JP,A) 特開 昭58−148596(JP,A) 特開 平4−19995(JP,A) 特開 平1−187797(JP,A) 実開 平2−23186(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 9/00 - 9/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央制御装置と、固有アドレスとが設定さ
    れた複数の監視用及び制御用端末器とを一対の信号線に
    て接続し、中央制御装置から各端末器を適宜アクセスし
    て負荷を制御する制御データ信号及び返送信号期間を設
    定する返送待機信号を伝送する伝送信号を送出するとと
    もに、該返送信号期間に端末器から監視データに基づい
    て電流モード信号よりなる返送信号を送出することによ
    り、制御データ及び監視データを時分割多重伝送するよ
    うにした遠隔監視制御システムに用いられ、器体の大き
    さを既製の配線器具の1連モジュールの取付枠に装着可
    能に形成し、器体には人体検知センサを接続する接続端
    子を露設し、器体内部には、上記接続端子にべースバン
    ドで伝送される伝送信号を整流平滑して得られる直流電
    源を接続して人体検知センサに電源供給する電源手段
    と、人体検知センサのオン動作に対応して伝送信号処理
    手段の監視入力をオンし、オフ動作に対応してオフさせ
    る信号発生手段と、監視入力のオン開始時に対応する制
    御用端末器に接続された負荷をオンするための監視デー
    タを中央制御装置に返送し、監視入力のオン終了時に対
    応する制御用端末器に接続された負荷をオフするための
    監視データを中央制御装置に返送する伝送信号処理手段
    と、監視入力のオン期間中に上記制御用端末器の負荷が
    オフ制御されることを検知すると一時的に監視入力をオ
    フする手段とを内蔵したことを特徴とする遠隔監視制御
    システムの人体検知センサ用端末器。
  2. 【請求項2】上記信号発生手段を、人体検知センサのオ
    ン開始からオン終了後一定時間経過するまで監視入力を
    オンする信号を発生するタイマ手段で構成して成ること
    を特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムの人
    体検知センサ用端末器。
  3. 【請求項3】監視入力を強制的にオフするスイッチ手段
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔監
    視制御システムの人体検知センサ用端末器。
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