JPH1070776A - 遠隔監視制御システムの熱線センサ用端末器 - Google Patents
遠隔監視制御システムの熱線センサ用端末器Info
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- JPH1070776A JPH1070776A JP8225711A JP22571196A JPH1070776A JP H1070776 A JPH1070776 A JP H1070776A JP 8225711 A JP8225711 A JP 8225711A JP 22571196 A JP22571196 A JP 22571196A JP H1070776 A JPH1070776 A JP H1070776A
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- Japan
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- signal
- ray sensor
- heat ray
- lighting
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
- Y02B20/40—Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection
Landscapes
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】多重伝送信号により動作モードを切り換えるこ
とができる遠隔監視制御システムの熱線センサ用端末器
を提供する。 【解決手段】熱線センサ用端末器1と、制御用端末器3
と、多重伝送リモコンスイッチ5は、2線式の信号線9
を介して多重伝送親器4に接続されている。熱線センサ
用端末器1は自動、強制オン、強制オフ、壁自動スイッ
チの各動作モードに対応して夫々アドレスが割り付けら
れている。多重伝送リモコンスイッチ5は4個のスイッ
チS1 〜S4 を備えており、各スイッチS1 〜S4 に
は、自動、強制オン、強制オフ、壁自動スイッチの各動
作モードに対応したアドレスが割り付けられている。ス
イッチS1 〜S4 のいずれかを操作すると、その動作モ
ードに対応したアドレスが多重伝送親器4を介して熱線
センサ用端末器1に伝送され、熱線センサ用端末器1の
動作モードが切り換わる。
とができる遠隔監視制御システムの熱線センサ用端末器
を提供する。 【解決手段】熱線センサ用端末器1と、制御用端末器3
と、多重伝送リモコンスイッチ5は、2線式の信号線9
を介して多重伝送親器4に接続されている。熱線センサ
用端末器1は自動、強制オン、強制オフ、壁自動スイッ
チの各動作モードに対応して夫々アドレスが割り付けら
れている。多重伝送リモコンスイッチ5は4個のスイッ
チS1 〜S4 を備えており、各スイッチS1 〜S4 に
は、自動、強制オン、強制オフ、壁自動スイッチの各動
作モードに対応したアドレスが割り付けられている。ス
イッチS1 〜S4 のいずれかを操作すると、その動作モ
ードに対応したアドレスが多重伝送親器4を介して熱線
センサ用端末器1に伝送され、熱線センサ用端末器1の
動作モードが切り換わる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多重伝送信号によ
って動作モードが切り換えられる遠隔監視制御システム
の熱線センサ用端末器に関するものである。
って動作モードが切り換えられる遠隔監視制御システム
の熱線センサ用端末器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遠隔監視制御システムに用いられ
る熱線センサ用端末器では、人体から放射される熱線を
検知する熱線センサが人体検知信号を発生すると、照明
負荷を点灯させるための操作データを多重伝送親器に出
力していた。そして、熱線センサの検知出力がなくなっ
てから、一定時間の点灯保持時間が経過した後、照明負
荷を消灯させるための操作データを多重伝送親器に出力
していた。この熱線センサ用端末器では、照明負荷の点
灯保持時間はCRタイマで設定され、各端末器を個別に
呼び出すためのアドレスデータはディップスイッチを用
いて設定されていた。
る熱線センサ用端末器では、人体から放射される熱線を
検知する熱線センサが人体検知信号を発生すると、照明
負荷を点灯させるための操作データを多重伝送親器に出
力していた。そして、熱線センサの検知出力がなくなっ
てから、一定時間の点灯保持時間が経過した後、照明負
荷を消灯させるための操作データを多重伝送親器に出力
していた。この熱線センサ用端末器では、照明負荷の点
灯保持時間はCRタイマで設定され、各端末器を個別に
呼び出すためのアドレスデータはディップスイッチを用
いて設定されていた。
【0003】このような遠隔監視制御システムでは、多
重伝送親器から図7(a)に示すような形式を有した伝
送信号Vsを送出することにより、各端末器との間でデ
ータを授受する。すなわち、伝送信号Vsは、信号の送
出開始を示すスタートパルスST、信号のモードを示す
モードデータMD、各端末器を個別に認識するためのア
ドレスデータAD、照明負荷への制御内容を示す制御デ
ータCD、伝送誤りを検出するチェックサムデータのよ
うなエラー訂正符号CS、各端末器からの返送期間を設
定する信号返送期間WTよりなる双極性(±24V)の
時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが
伝送されるようになっている。各端末器では、2線式の
信号線を介して受信された伝送信号Vsのアドレスデー
タADに含まれるアドレスがあらかじめ設定されている
アドレスと一致したときに、その伝送信号Vsの制御デ
ータCDを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送
期間WTに同期して操作データを電流モード信号(信号
線の線間を適当な低インピーダンスを介して短絡して送
出される信号)として返送している。
重伝送親器から図7(a)に示すような形式を有した伝
送信号Vsを送出することにより、各端末器との間でデ
ータを授受する。すなわち、伝送信号Vsは、信号の送
出開始を示すスタートパルスST、信号のモードを示す
モードデータMD、各端末器を個別に認識するためのア
ドレスデータAD、照明負荷への制御内容を示す制御デ
ータCD、伝送誤りを検出するチェックサムデータのよ
うなエラー訂正符号CS、各端末器からの返送期間を設
定する信号返送期間WTよりなる双極性(±24V)の
時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが
伝送されるようになっている。各端末器では、2線式の
信号線を介して受信された伝送信号Vsのアドレスデー
タADに含まれるアドレスがあらかじめ設定されている
アドレスと一致したときに、その伝送信号Vsの制御デ
ータCDを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送
期間WTに同期して操作データを電流モード信号(信号
線の線間を適当な低インピーダンスを介して短絡して送
出される信号)として返送している。
【0004】一方、多重伝送親器には、ダミー信号送信
手段と、割込み処理手段とが設けられている。ダミー信
号送信手段は、モードデータMDをダミーモードとして
アドレスデータADをサイクリックに変えた伝送信号V
sを常時送出する。また、割込み処理手段では、ダミー
モードの伝送信号VsのスタートパルスSTに同期して
操作用端末器から図7(b)に示すような割込み信号V
iが出力されたときに、操作用端末器をアクセスして操
作データとともに、アドレスデータを操作データとして
返送させるようになっている。
手段と、割込み処理手段とが設けられている。ダミー信
号送信手段は、モードデータMDをダミーモードとして
アドレスデータADをサイクリックに変えた伝送信号V
sを常時送出する。また、割込み処理手段では、ダミー
モードの伝送信号VsのスタートパルスSTに同期して
操作用端末器から図7(b)に示すような割込み信号V
iが出力されたときに、操作用端末器をアクセスして操
作データとともに、アドレスデータを操作データとして
返送させるようになっている。
【0005】多重伝送親器では、上述のようにして操作
用端末器からのアドレスデータを受け取ると、アドレス
による対応関係があらかじめ設定されている制御用端末
器への制御データCDを操作データに基づいて作成し、
信号線を介して時分割多重伝送する。すなわち、指定さ
れた制御用端末器に接続されている照明負荷が制御デー
タCDに応じて点灯・消灯されたり、調光されたりする
のである。ここに、操作用端末器や制御用端末器の動作
用の電源は、上記伝送信号Vsを全波整流することによ
って得られている。また、調光制御には制御用端末器と
して調光制御の可能なものを用い、制御データにより調
光のレベルを指示する。
用端末器からのアドレスデータを受け取ると、アドレス
による対応関係があらかじめ設定されている制御用端末
器への制御データCDを操作データに基づいて作成し、
信号線を介して時分割多重伝送する。すなわち、指定さ
れた制御用端末器に接続されている照明負荷が制御デー
タCDに応じて点灯・消灯されたり、調光されたりする
のである。ここに、操作用端末器や制御用端末器の動作
用の電源は、上記伝送信号Vsを全波整流することによ
って得られている。また、調光制御には制御用端末器と
して調光制御の可能なものを用い、制御データにより調
光のレベルを指示する。
【0006】以上の動作をまとめると、操作用端末器は
スイッチが操作されると信号線に割り込み信号Viを送
出し、割込み信号Viを受信した多重伝送親器では伝送
信号Vsを送出し、信号返送期間に操作用端末器から照
明負荷の制御に対応する操作データとアドレスデータと
を受信する。多重伝送親器には受信したアドレスデータ
に対し制御データCDを伝送すべき相手方のアドレスデ
ータが格納されており、このアドレスデータADを含む
伝送信号Vsを送出することによって目的の制御用端末
器に制御データCDを伝送して照明負荷を制御すること
ができる。
スイッチが操作されると信号線に割り込み信号Viを送
出し、割込み信号Viを受信した多重伝送親器では伝送
信号Vsを送出し、信号返送期間に操作用端末器から照
明負荷の制御に対応する操作データとアドレスデータと
を受信する。多重伝送親器には受信したアドレスデータ
に対し制御データCDを伝送すべき相手方のアドレスデ
ータが格納されており、このアドレスデータADを含む
伝送信号Vsを送出することによって目的の制御用端末
器に制御データCDを伝送して照明負荷を制御すること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の遠隔監視制
御システムの熱線センサ用端末器では、人が頻繁に出入
りするところでは、照明負荷のオン/オフの回数が多く
なるために、球切れが早くなるという問題点があった。
また、熱線センサは人の動きによる温度変化を検知して
いるので、会議中等、人の動きが少ない場合には、検知
エリア内に人がいるにもかかわらず、人がいないと誤検
知して、照明負荷を消灯させてしまうという問題点もあ
った。
御システムの熱線センサ用端末器では、人が頻繁に出入
りするところでは、照明負荷のオン/オフの回数が多く
なるために、球切れが早くなるという問題点があった。
また、熱線センサは人の動きによる温度変化を検知して
いるので、会議中等、人の動きが少ない場合には、検知
エリア内に人がいるにもかかわらず、人がいないと誤検
知して、照明負荷を消灯させてしまうという問題点もあ
った。
【0008】一方、会議等でオーバー・ヘッド・プロジ
ェクター(以下、OHPと略す)を使用する場合、照明
負荷を消灯させておきたいが、説明のために人が動くと
自動的に照明負荷が点灯されるので、使用状態に合わせ
て照明負荷の点灯、消灯を制御するのが難しいという問
題点もあった。また、アドレスデータの設定は、ディッ
プスイッチを用いて2進数で行っているので、2進数の
知識がないユーザは、アドレスデータの設定を容易に行
えないという問題点もあった。
ェクター(以下、OHPと略す)を使用する場合、照明
負荷を消灯させておきたいが、説明のために人が動くと
自動的に照明負荷が点灯されるので、使用状態に合わせ
て照明負荷の点灯、消灯を制御するのが難しいという問
題点もあった。また、アドレスデータの設定は、ディッ
プスイッチを用いて2進数で行っているので、2進数の
知識がないユーザは、アドレスデータの設定を容易に行
えないという問題点もあった。
【0009】さらに、照明負荷の点灯保持時間はCRタ
イマで設定されていたので、点灯保持時間が長時間にな
ると、点灯保持時間の設定精度が低くなり、誤差が大き
くなるという問題点もあった。また更に、周囲が明る
く、照明負荷を点灯する必要がない場合でも、熱線セン
サの検知エリア内に人が存在すると照明負荷が点灯され
るので、電力が無駄に消費されるという問題点もあっ
た。
イマで設定されていたので、点灯保持時間が長時間にな
ると、点灯保持時間の設定精度が低くなり、誤差が大き
くなるという問題点もあった。また更に、周囲が明る
く、照明負荷を点灯する必要がない場合でも、熱線セン
サの検知エリア内に人が存在すると照明負荷が点灯され
るので、電力が無駄に消費されるという問題点もあっ
た。
【0010】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、請求項1の発明は、多重伝送信号によって、熱
線センサの人体検知信号に基づいて照明負荷の点/消灯
を切り換える自動モードと、熱線センサの人体検知信号
にかかわらず強制的に点灯させる強制オンモードと、熱
線センサの人体検知信号にかかわらず強制的に消灯させ
る強制オフモードとから、動作モードが選択される遠隔
監視制御システムの熱線センサ用端末器を提供すること
を目的とするものである。
であり、請求項1の発明は、多重伝送信号によって、熱
線センサの人体検知信号に基づいて照明負荷の点/消灯
を切り換える自動モードと、熱線センサの人体検知信号
にかかわらず強制的に点灯させる強制オンモードと、熱
線センサの人体検知信号にかかわらず強制的に消灯させ
る強制オフモードとから、動作モードが選択される遠隔
監視制御システムの熱線センサ用端末器を提供すること
を目的とするものである。
【0011】請求項2の発明は、アドレスデータの設定
が容易に行える遠隔監視制御システムの熱線センサ用端
末器を提供することを目的とするものである。請求項3
の発明は、照明負荷の点灯保持時間を精度良く設定する
ことができる遠隔監視制御システムの熱線センサ用端末
器を提供することを目的とするものである。
が容易に行える遠隔監視制御システムの熱線センサ用端
末器を提供することを目的とするものである。請求項3
の発明は、照明負荷の点灯保持時間を精度良く設定する
ことができる遠隔監視制御システムの熱線センサ用端末
器を提供することを目的とするものである。
【0012】請求項4の発明は、分電盤に取り付けるこ
とができる遠隔監視制御システムの熱線センサ用端末器
を提供することを目的とするものである。請求項5の発
明は、省エネを図った遠隔監視制御システムの熱線セン
サ用端末器を提供することを目的とするものである。
とができる遠隔監視制御システムの熱線センサ用端末器
を提供することを目的とするものである。請求項5の発
明は、省エネを図った遠隔監視制御システムの熱線セン
サ用端末器を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、操作用端末器及び制御用端末
器を2線式の信号線を介して多重伝送親器に接続し、多
重伝送親器からは各端末器を個別に呼び出すアドレスデ
ータを含む伝送信号を信号線に時分割多重で送出するこ
とによって操作用端末器及び制御用端末器を個別にアク
セスし、伝送信号に同期して設定した信号返送期間に操
作用端末器からの操作データを受信すると、操作データ
に基づいて制御データを作成し、操作データを発生した
操作用端末器に対応した制御用端末器に対して制御デー
タを上記伝送信号により伝送し、当該制御用端末器では
受信した制御データにより負荷の動作を制御する遠隔監
視制御システムに用いられる熱線センサ用端末器であっ
て、検知エリア内の人の存否を検出する熱線センサと、
熱線センサの人体検知信号に基づいて対応する照明負荷
を点灯させる操作データを作成する演算処理部と、演算
処理部の操作データを多重伝送親器に送信する多重伝送
送受信部とを備え、多重伝送送受信部が受信した多重伝
送親器からの伝送信号によって、熱線センサの人体検知
信号に基づいて照明負荷の点/消灯を切り換える自動モ
ードと、熱線センサの人体検知信号にかかわらず照明負
荷を点灯させる強制オンモードと、熱線センサの人体検
知信号にかかわらず照明負荷を消灯させる強制オフモー
ドとから、動作モードが選択されるので、人の出入りの
多い場所では、出入りの多い時間帯のみ、動作モードを
強制オン或いは強制オフに切り換えることにより、照明
負荷の点灯回数を減らすことができる。また、会議中な
ど人の動きが少ない場合には、動作モードを強制オンと
することにより、照明負荷を強制的に点灯させることが
できる。さらに、会議でOHPを使用する場合など、動
作モードを強制オフとすることにより、照明負荷を強制
的に消灯させることができる。
記目的を達成するために、操作用端末器及び制御用端末
器を2線式の信号線を介して多重伝送親器に接続し、多
重伝送親器からは各端末器を個別に呼び出すアドレスデ
ータを含む伝送信号を信号線に時分割多重で送出するこ
とによって操作用端末器及び制御用端末器を個別にアク
セスし、伝送信号に同期して設定した信号返送期間に操
作用端末器からの操作データを受信すると、操作データ
に基づいて制御データを作成し、操作データを発生した
操作用端末器に対応した制御用端末器に対して制御デー
タを上記伝送信号により伝送し、当該制御用端末器では
受信した制御データにより負荷の動作を制御する遠隔監
視制御システムに用いられる熱線センサ用端末器であっ
て、検知エリア内の人の存否を検出する熱線センサと、
熱線センサの人体検知信号に基づいて対応する照明負荷
を点灯させる操作データを作成する演算処理部と、演算
処理部の操作データを多重伝送親器に送信する多重伝送
送受信部とを備え、多重伝送送受信部が受信した多重伝
送親器からの伝送信号によって、熱線センサの人体検知
信号に基づいて照明負荷の点/消灯を切り換える自動モ
ードと、熱線センサの人体検知信号にかかわらず照明負
荷を点灯させる強制オンモードと、熱線センサの人体検
知信号にかかわらず照明負荷を消灯させる強制オフモー
ドとから、動作モードが選択されるので、人の出入りの
多い場所では、出入りの多い時間帯のみ、動作モードを
強制オン或いは強制オフに切り換えることにより、照明
負荷の点灯回数を減らすことができる。また、会議中な
ど人の動きが少ない場合には、動作モードを強制オンと
することにより、照明負荷を強制的に点灯させることが
できる。さらに、会議でOHPを使用する場合など、動
作モードを強制オフとすることにより、照明負荷を強制
的に消灯させることができる。
【0014】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、外部からワイヤレス信号で送信されたアドレスデ
ータを受信するワイヤレス受信部を備え、ワイヤレス受
信部が受信したアドレスデータが設定されているので、
ディップスイッチを用いてアドレスデータを設定する場
合に比べて、ワイヤレスアドレス設定器の液晶表示等の
表示部を見ながらアドレスデータを設定でき、アドレス
データの設定作業を容易に行うことができる。
いて、外部からワイヤレス信号で送信されたアドレスデ
ータを受信するワイヤレス受信部を備え、ワイヤレス受
信部が受信したアドレスデータが設定されているので、
ディップスイッチを用いてアドレスデータを設定する場
合に比べて、ワイヤレスアドレス設定器の液晶表示等の
表示部を見ながらアドレスデータを設定でき、アドレス
データの設定作業を容易に行うことができる。
【0015】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、照明負荷の点灯保持時間を調整する可変抵抗器
と、可変抵抗器の分圧値をA/D変換するA/D変換部
とを設け、A/D変換部のA/D変換値をタイマ値とし
て、演算処理部がカウントすることにより点灯保持時間
が設定されているので、CRタイマを用いて点灯保持時
間を設定する場合に比べて、長時間の点灯保持時間で
も、精度良く設定することができる。
いて、照明負荷の点灯保持時間を調整する可変抵抗器
と、可変抵抗器の分圧値をA/D変換するA/D変換部
とを設け、A/D変換部のA/D変換値をタイマ値とし
て、演算処理部がカウントすることにより点灯保持時間
が設定されているので、CRタイマを用いて点灯保持時
間を設定する場合に比べて、長時間の点灯保持時間で
も、精度良く設定することができる。
【0016】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、盤取付け用の本体を備えているので、本体を分電
盤に取り付けることができる。請求項5の発明では、請
求項1の発明において、周囲の明るさを検知する明るさ
センサからの入力信号に基づいて、周囲の明るさが所定
の明るさ以上の場合は、照明負荷を消灯させているの
で、省エネを図ることができる。
いて、盤取付け用の本体を備えているので、本体を分電
盤に取り付けることができる。請求項5の発明では、請
求項1の発明において、周囲の明るさを検知する明るさ
センサからの入力信号に基づいて、周囲の明るさが所定
の明るさ以上の場合は、照明負荷を消灯させているの
で、省エネを図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 (実施形態1)本実施形態の遠隔監視制御システムの熱
線センサ用端末器は、図2に示すように、人体から放射
される熱線を検知する熱線センサからの信号が入力され
る熱線センサ入力回路12と、周囲の明るさを検出する
明るさセンサからの信号が入力される明るさセンサ入力
回路13と、熱線センサ入力回路12及び明るさセンサ
入力回路13の信号に基づいて対応する照明負荷を点灯
させる操作データを作成する演算処理部としてのCPU
11と、CPU11の操作データを2線式の信号線9を
介して多重伝送親器(図示せず)に伝送する多重伝送送
受信回路17と、照明負荷の点灯保持時間を設定する遅
延時間設定回路14と、ワイヤレスアドレス設定器6か
らワイヤレス信号で送信されたアドレスデータを受信す
るワイヤレスアドレス設定信号送受信回路16と、ワイ
ヤレスアドレス設定信号送受信回路16が受信したアド
レスデータを保持するデータバックアップ回路15と、
多重伝送信号を全波整流して、上記回路に動作電源を供
給する電源回路18とを備えている。
して説明する。 (実施形態1)本実施形態の遠隔監視制御システムの熱
線センサ用端末器は、図2に示すように、人体から放射
される熱線を検知する熱線センサからの信号が入力され
る熱線センサ入力回路12と、周囲の明るさを検出する
明るさセンサからの信号が入力される明るさセンサ入力
回路13と、熱線センサ入力回路12及び明るさセンサ
入力回路13の信号に基づいて対応する照明負荷を点灯
させる操作データを作成する演算処理部としてのCPU
11と、CPU11の操作データを2線式の信号線9を
介して多重伝送親器(図示せず)に伝送する多重伝送送
受信回路17と、照明負荷の点灯保持時間を設定する遅
延時間設定回路14と、ワイヤレスアドレス設定器6か
らワイヤレス信号で送信されたアドレスデータを受信す
るワイヤレスアドレス設定信号送受信回路16と、ワイ
ヤレスアドレス設定信号送受信回路16が受信したアド
レスデータを保持するデータバックアップ回路15と、
多重伝送信号を全波整流して、上記回路に動作電源を供
給する電源回路18とを備えている。
【0018】また、この熱線センサ用端末器では、図3
及び図4に示すように、略円板状のフランジ23を有す
るベース22の下面開口凹部24に、熱線センサや信号
処理回路等の部品を実装したプリント基板(図示せず)
を納装した半球状のセンサ本体29と、半球状のレンズ
31とから構成されるセンサ部28が、回動軸30を回
動枠26に挿通させて配設されており、センサ部28は
回動枠26によって水平面及び垂直面方向に回動自在に
支持されている。押さえ金具32はセンサ部28を下面
開口凹部24に押さえるための金具であり、ベース22
にタッピングねじ33,33を用いて固定されている。
及び図4に示すように、略円板状のフランジ23を有す
るベース22の下面開口凹部24に、熱線センサや信号
処理回路等の部品を実装したプリント基板(図示せず)
を納装した半球状のセンサ本体29と、半球状のレンズ
31とから構成されるセンサ部28が、回動軸30を回
動枠26に挿通させて配設されており、センサ部28は
回動枠26によって水平面及び垂直面方向に回動自在に
支持されている。押さえ金具32はセンサ部28を下面
開口凹部24に押さえるための金具であり、ベース22
にタッピングねじ33,33を用いて固定されている。
【0019】ベース22の上端開口部にはカバー21を
固定ねじ34で固定し、カバー21内には、多重伝送送
受信回路17等の遠隔監視制御システム系の回路を実装
したプリント基板(図示せず)が納装されている。そし
て、カバー21の上面には、4個の端子板36が端子ね
じ37を用いて螺着されている。ベース22のフランジ
23には一対の長孔25が形成され、各長孔25を通し
て取付ねじ38が挿通されている。この取付ねじ38の
中間部には取付金具39が挿通され、取付ねじ38の先
端部には取付金具39に対して回り止めがなされた引締
め座金40を装着している。取付金具39の一端部はカ
バー21の上部に枢着され、他端部がフランジ23との
距離を変えることができるようになっている。また、取
付金具39には復帰ばね41が連結され、取付金具39
の他端部がフランジ23から離れる向きに付勢されてい
る。
固定ねじ34で固定し、カバー21内には、多重伝送送
受信回路17等の遠隔監視制御システム系の回路を実装
したプリント基板(図示せず)が納装されている。そし
て、カバー21の上面には、4個の端子板36が端子ね
じ37を用いて螺着されている。ベース22のフランジ
23には一対の長孔25が形成され、各長孔25を通し
て取付ねじ38が挿通されている。この取付ねじ38の
中間部には取付金具39が挿通され、取付ねじ38の先
端部には取付金具39に対して回り止めがなされた引締
め座金40を装着している。取付金具39の一端部はカ
バー21の上部に枢着され、他端部がフランジ23との
距離を変えることができるようになっている。また、取
付金具39には復帰ばね41が連結され、取付金具39
の他端部がフランジ23から離れる向きに付勢されてい
る。
【0020】従って、この熱線センサ用端末器を天井面
42に穿孔した取付孔43に取り付ける際には、取付ね
じ38を緩めて、復帰ばね41のばね力により取付金具
39の他端部をフランジ23から離した状態とする(す
なわち、取付金具39の他端部間の距離を小さくす
る)。この状態で、取付孔43にベース22を挿入し、
天井面42の下面にフランジ23を当接させる。次に、
取付ねじ38を締め付けると、取付金具39の他端部が
フランジ23に近付くことになり、フランジ23と取付
金具39との間で天井面42を挟持することができるの
である。以上のようにして、熱線センサ用端末器を天井
面42に固定した後に、フランジ23の下面を覆うよう
にして、化粧プレート27を被着する。
42に穿孔した取付孔43に取り付ける際には、取付ね
じ38を緩めて、復帰ばね41のばね力により取付金具
39の他端部をフランジ23から離した状態とする(す
なわち、取付金具39の他端部間の距離を小さくす
る)。この状態で、取付孔43にベース22を挿入し、
天井面42の下面にフランジ23を当接させる。次に、
取付ねじ38を締め付けると、取付金具39の他端部が
フランジ23に近付くことになり、フランジ23と取付
金具39との間で天井面42を挟持することができるの
である。以上のようにして、熱線センサ用端末器を天井
面42に固定した後に、フランジ23の下面を覆うよう
にして、化粧プレート27を被着する。
【0021】このようにして天井面42に取り付けた熱
線センサ用端末器のセンサ部28に納装された熱線セン
サの検知面がレンズ31を介して下方に向けられること
になり、検知エリア内に人が存在すると、熱線センサが
人体から放射される熱線を検知して人体検知信号を出力
する。ところで、この熱線センサ用端末器は、図1に示
すような、遠隔監視制御システムに用いられている。こ
の遠隔監視制御システムでは、明るさセンサ2が接続さ
れた熱線センサ用端末器1と、熱線センサ用端末器1の
動作モードを切り換える多重伝送リモコンスイッチ5
と、照明負荷7を点灯制御する制御用端末器3とが、2
線式の信号線9を介して多重伝送親器4に接続されてい
る。制御用端末器3と多重伝送親器4とは分電盤10に
配設されており、多重伝送親器4に商用交流電源8が供
給されている。また、熱線センサ用端末器1及び明るさ
センサ2は天井面に配設されており、熱線センサ用端末
器1内に設けられた熱線センサは検知エリア内の人の存
否を検出し、明るさセンサ2は周囲の明るさを検知して
いる。
線センサ用端末器のセンサ部28に納装された熱線セン
サの検知面がレンズ31を介して下方に向けられること
になり、検知エリア内に人が存在すると、熱線センサが
人体から放射される熱線を検知して人体検知信号を出力
する。ところで、この熱線センサ用端末器は、図1に示
すような、遠隔監視制御システムに用いられている。こ
の遠隔監視制御システムでは、明るさセンサ2が接続さ
れた熱線センサ用端末器1と、熱線センサ用端末器1の
動作モードを切り換える多重伝送リモコンスイッチ5
と、照明負荷7を点灯制御する制御用端末器3とが、2
線式の信号線9を介して多重伝送親器4に接続されてい
る。制御用端末器3と多重伝送親器4とは分電盤10に
配設されており、多重伝送親器4に商用交流電源8が供
給されている。また、熱線センサ用端末器1及び明るさ
センサ2は天井面に配設されており、熱線センサ用端末
器1内に設けられた熱線センサは検知エリア内の人の存
否を検出し、明るさセンサ2は周囲の明るさを検知して
いる。
【0022】ここで、多重伝送リモコンスイッチ5は、
熱線センサ用端末器1の4つの動作モード(自動、強制
オン、強制オフ、壁自動スイッチ)にそれぞれ対応した
スイッチS1 〜S4 を備えており、各スイッチS1 〜S
4 には、アドレス1〜4が割り当てられている。また、
熱線センサ用端末器1には、ワイヤレスアドレス設定器
6を用いてアドレス1〜4が夫々設定されている。
熱線センサ用端末器1の4つの動作モード(自動、強制
オン、強制オフ、壁自動スイッチ)にそれぞれ対応した
スイッチS1 〜S4 を備えており、各スイッチS1 〜S
4 には、アドレス1〜4が割り当てられている。また、
熱線センサ用端末器1には、ワイヤレスアドレス設定器
6を用いてアドレス1〜4が夫々設定されている。
【0023】ここで、多重リモコンスイッチ5のスイッ
チS1 をオンすると、多重リモコンスイッチ5は多重伝
送親器4に割り込み信号を送出する。割り込み信号を受
信した多重伝送親器4は、多重伝送リモコンスイッチ5
にアクセスして、アドレス1を操作データとして受け取
る。多重伝送親器4は、多重リモコンスイッチ5からア
ドレス1を受け取ると、対応関係が予め設定されている
熱線センサ用端末器1にアドレス1を送信する。熱線セ
ンサ用端末器1は多重伝送親器4からアドレス1を受信
すると、その動作モードが自動モードに設定され、熱線
センサ及び明るさセンサ2からの信号に基づいて、照明
負荷7を点/消灯させる操作データを作成する。すなわ
ち、明るさセンサ2が検出した周囲の明るさが、所定の
明るさよりも暗い場合、熱線センサが人体検知信号を出
力すると、熱線センサ用端末器1は割り込み信号を発生
し、伝送信号の信号返送期間に照明負荷7を点灯させる
操作データを多重伝送親器4に返送する。熱線センサが
人体検知信号の出力を停止すると、照明負荷7の点灯保
持時間が経過した後に、熱線センサ用端末器1は割り込
み信号を発生し、伝送信号の信号返送期間に照明負荷7
を消灯させる操作データを多重伝送親器4に返送する。
また、明るさセンサ2が検出した周囲の明るさが、所定
の明るさよりも明るい場合は、熱線センサが人体検知信
号を出力しても、熱線センサ用端末器1は照明負荷7を
点灯させる操作データを多重伝送親器4に返送せず、照
明負荷7を消灯させている。そして、多重伝送親器4は
熱線センサ用端末器1から照明負荷7を点/消灯させる
操作データを受け取ると、対応する制御用端末器3に制
御データを送出し、制御用端末器3は制御データに基づ
いて照明負荷7を点/消灯させている。
チS1 をオンすると、多重リモコンスイッチ5は多重伝
送親器4に割り込み信号を送出する。割り込み信号を受
信した多重伝送親器4は、多重伝送リモコンスイッチ5
にアクセスして、アドレス1を操作データとして受け取
る。多重伝送親器4は、多重リモコンスイッチ5からア
ドレス1を受け取ると、対応関係が予め設定されている
熱線センサ用端末器1にアドレス1を送信する。熱線セ
ンサ用端末器1は多重伝送親器4からアドレス1を受信
すると、その動作モードが自動モードに設定され、熱線
センサ及び明るさセンサ2からの信号に基づいて、照明
負荷7を点/消灯させる操作データを作成する。すなわ
ち、明るさセンサ2が検出した周囲の明るさが、所定の
明るさよりも暗い場合、熱線センサが人体検知信号を出
力すると、熱線センサ用端末器1は割り込み信号を発生
し、伝送信号の信号返送期間に照明負荷7を点灯させる
操作データを多重伝送親器4に返送する。熱線センサが
人体検知信号の出力を停止すると、照明負荷7の点灯保
持時間が経過した後に、熱線センサ用端末器1は割り込
み信号を発生し、伝送信号の信号返送期間に照明負荷7
を消灯させる操作データを多重伝送親器4に返送する。
また、明るさセンサ2が検出した周囲の明るさが、所定
の明るさよりも明るい場合は、熱線センサが人体検知信
号を出力しても、熱線センサ用端末器1は照明負荷7を
点灯させる操作データを多重伝送親器4に返送せず、照
明負荷7を消灯させている。そして、多重伝送親器4は
熱線センサ用端末器1から照明負荷7を点/消灯させる
操作データを受け取ると、対応する制御用端末器3に制
御データを送出し、制御用端末器3は制御データに基づ
いて照明負荷7を点/消灯させている。
【0024】一方、多重リモコンスイッチ5のスイッチ
S2 をオンすると、上述のようにして、熱線センサ用端
末器1は多重伝送親器4からアドレス2を受信し、その
動作モードが強制オンモードに設定される。この場合、
熱線センサ用端末器1は、熱線センサ及び明るさセンサ
2からの信号に係わらず、照明負荷7を強制的に点灯さ
せる操作データを作成し、割り込み信号を発生して、伝
送信号の信号返送期間に照明負荷7を点灯させる操作デ
ータを多重伝送親器4に返送する。したがって、周囲の
明るさや人の存否に係わらず、照明負荷7を点灯させる
ことができるので、例えば、会議中など人の動きが少な
い場合でも、照明負荷7が途中で消灯されることがな
い。
S2 をオンすると、上述のようにして、熱線センサ用端
末器1は多重伝送親器4からアドレス2を受信し、その
動作モードが強制オンモードに設定される。この場合、
熱線センサ用端末器1は、熱線センサ及び明るさセンサ
2からの信号に係わらず、照明負荷7を強制的に点灯さ
せる操作データを作成し、割り込み信号を発生して、伝
送信号の信号返送期間に照明負荷7を点灯させる操作デ
ータを多重伝送親器4に返送する。したがって、周囲の
明るさや人の存否に係わらず、照明負荷7を点灯させる
ことができるので、例えば、会議中など人の動きが少な
い場合でも、照明負荷7が途中で消灯されることがな
い。
【0025】また、多重リモコンスイッチ5のスイッチ
S3 をオンすると、上述のようにして、熱線センサ用端
末器1は多重伝送親器4からアドレス3を受信し、その
動作モードが強制オフモードに設定される。この場合、
熱線センサ用端末器1は、熱線センサ及び明るさセンサ
2からの信号に係わらず、照明負荷7を強制的に消灯さ
せる操作データを作成し、割り込み信号を発生して、伝
送信号の信号返送期間に照明負荷7を消灯させる操作デ
ータを多重伝送親器4に返送する。したがって、周囲の
明るさや人の存否に係わらず、照明負荷7を消灯させる
ことができるので、例えば、会議中にOHPを用いて説
明している場合など、照明負荷7を点灯させたくない場
合に、照明負荷7を消灯したままの状態とすることがで
きる。
S3 をオンすると、上述のようにして、熱線センサ用端
末器1は多重伝送親器4からアドレス3を受信し、その
動作モードが強制オフモードに設定される。この場合、
熱線センサ用端末器1は、熱線センサ及び明るさセンサ
2からの信号に係わらず、照明負荷7を強制的に消灯さ
せる操作データを作成し、割り込み信号を発生して、伝
送信号の信号返送期間に照明負荷7を消灯させる操作デ
ータを多重伝送親器4に返送する。したがって、周囲の
明るさや人の存否に係わらず、照明負荷7を消灯させる
ことができるので、例えば、会議中にOHPを用いて説
明している場合など、照明負荷7を点灯させたくない場
合に、照明負荷7を消灯したままの状態とすることがで
きる。
【0026】さらに、多重リモコンスイッチ5のスイッ
チS4 をオンすると、上述のようにして、熱線センサ用
端末器1は多重伝送親器4からアドレス4を受信し、そ
の動作モードが壁自動スイッチモードに設定される。こ
のモードでは、熱線センサ用端末器1は自動モードと同
様に動作するが、例えば、熱線センサが人の入室を検知
して照明負荷7を点灯させた後、照明負荷7の点灯保持
時間の途中で人が退室する場合のように、照明負荷7の
点灯保持時間中に照明負荷7を強制的に消灯させたい場
合、壁自動スイッチを押すと点灯中の照明負荷7が消灯
される。なお、この場合、熱線センサ用端末器1は自動
モードで動作しているので、壁自動スイッチを用いて照
明負荷7が消灯された後に、熱線センサが人の存在を検
知して、人体検知信号を発生すると、熱線センサ用端末
器1は割り込み信号を発生して、伝送信号の信号返送期
間に照明負荷7を再点灯させる操作データを多重伝送親
器4に返送する。すなわち、スイッチS3 を押して照明
負荷7を強制的に消灯させた場合には、照明負荷7は消
灯状態のままであるが、スイッチS4 を押して照明負荷
7を消灯させた場合には、熱線センサ用端末器1は自動
モードとなっているので、熱線センサが人の存在を検知
すると、熱線センサ用端末器1は、再度、照明負荷7を
点灯させることができる。
チS4 をオンすると、上述のようにして、熱線センサ用
端末器1は多重伝送親器4からアドレス4を受信し、そ
の動作モードが壁自動スイッチモードに設定される。こ
のモードでは、熱線センサ用端末器1は自動モードと同
様に動作するが、例えば、熱線センサが人の入室を検知
して照明負荷7を点灯させた後、照明負荷7の点灯保持
時間の途中で人が退室する場合のように、照明負荷7の
点灯保持時間中に照明負荷7を強制的に消灯させたい場
合、壁自動スイッチを押すと点灯中の照明負荷7が消灯
される。なお、この場合、熱線センサ用端末器1は自動
モードで動作しているので、壁自動スイッチを用いて照
明負荷7が消灯された後に、熱線センサが人の存在を検
知して、人体検知信号を発生すると、熱線センサ用端末
器1は割り込み信号を発生して、伝送信号の信号返送期
間に照明負荷7を再点灯させる操作データを多重伝送親
器4に返送する。すなわち、スイッチS3 を押して照明
負荷7を強制的に消灯させた場合には、照明負荷7は消
灯状態のままであるが、スイッチS4 を押して照明負荷
7を消灯させた場合には、熱線センサ用端末器1は自動
モードとなっているので、熱線センサが人の存在を検知
すると、熱線センサ用端末器1は、再度、照明負荷7を
点灯させることができる。
【0027】このように、熱線センサ用端末器1に強制
オンモード、強制オフモードを設けているので、例え
ば、人の出入りの多い場所では、人の出入りの多い時間
帯のみ、多重伝送リモコンスイッチ5を用いて、熱線セ
ンサ用端末器1の動作モードを自動モードから強制オン
モード或いは強制オフモードに切り換えることにより、
照明負荷7のオン/オフの回数を減らすことができ、ラ
ンプの寿命を伸ばすことができる。また、多重伝送リモ
コンスイッチ5を用いて、多重伝送信号により、熱線セ
ンサ用端末器1の動作モードを切り換えているので、熱
線センサ用端末器1が設置された場所まで行って動作モ
ードを切り換えなくても、遠隔から動作モードを切り換
えることができる。
オンモード、強制オフモードを設けているので、例え
ば、人の出入りの多い場所では、人の出入りの多い時間
帯のみ、多重伝送リモコンスイッチ5を用いて、熱線セ
ンサ用端末器1の動作モードを自動モードから強制オン
モード或いは強制オフモードに切り換えることにより、
照明負荷7のオン/オフの回数を減らすことができ、ラ
ンプの寿命を伸ばすことができる。また、多重伝送リモ
コンスイッチ5を用いて、多重伝送信号により、熱線セ
ンサ用端末器1の動作モードを切り換えているので、熱
線センサ用端末器1が設置された場所まで行って動作モ
ードを切り換えなくても、遠隔から動作モードを切り換
えることができる。
【0028】さらに、ワイヤレスアドレス設定器6は液
晶表示等の表示部を備えており、熱線センサ用端末器1
にアドレスデータを設定する際に、ワイヤレスアドレス
設定器6の表示部を見ながら、アドレスデータの設定が
行えるので、ディップスイッチを用いて設定する場合に
比べて、アドレスデータの設定が容易に行える。また更
に、この熱線センサ用端末器1には明るさセンサ2から
の信号が入力されており、周囲の明るさが所定の明るさ
以上で、照明負荷7を点灯させる必要がない場合には、
熱線センサが人の存在を検知しても、熱線センサ用端末
器1は照明負荷7を点灯させる操作データを出力しない
ので、照明負荷7の点灯を防止して、省エネを図ること
ができる。 (実施形態2)本実施形態の熱線センサ用端末器では、
図5に示すように、遅延時間設定回路14が照明負荷の
点灯保持時間を設定する可変抵抗器45と、可変抵抗器
45の分圧値をA/D変換するA/D変換部46とから
構成されており、ワイヤレスアドレス設定信号送受信回
路16がワイヤレスアドレス設定器6からワイヤレス信
号を受信していることを示す受信表示ランプ点灯回路1
9を備えている。
晶表示等の表示部を備えており、熱線センサ用端末器1
にアドレスデータを設定する際に、ワイヤレスアドレス
設定器6の表示部を見ながら、アドレスデータの設定が
行えるので、ディップスイッチを用いて設定する場合に
比べて、アドレスデータの設定が容易に行える。また更
に、この熱線センサ用端末器1には明るさセンサ2から
の信号が入力されており、周囲の明るさが所定の明るさ
以上で、照明負荷7を点灯させる必要がない場合には、
熱線センサが人の存在を検知しても、熱線センサ用端末
器1は照明負荷7を点灯させる操作データを出力しない
ので、照明負荷7の点灯を防止して、省エネを図ること
ができる。 (実施形態2)本実施形態の熱線センサ用端末器では、
図5に示すように、遅延時間設定回路14が照明負荷の
点灯保持時間を設定する可変抵抗器45と、可変抵抗器
45の分圧値をA/D変換するA/D変換部46とから
構成されており、ワイヤレスアドレス設定信号送受信回
路16がワイヤレスアドレス設定器6からワイヤレス信
号を受信していることを示す受信表示ランプ点灯回路1
9を備えている。
【0029】A/D変換部46は可変抵抗器45の分圧
値をA/D変換し、A/D変換部46のA/D変換値を
タイマ値として、CPU11がそのタイマ値をカウント
することによって、照明負荷7の点灯保持時間を設定し
ている。このように、CPU11が、A/D変換部46
のA/D変換値をカウントすることによって、照明負荷
7の点灯保持時間を設定しているので、CRタイマを用
いて設定した場合に比べて、長時間の点灯保持時間を設
定する場合でも、点灯保持時間を精度良く設定すること
ができる。
値をA/D変換し、A/D変換部46のA/D変換値を
タイマ値として、CPU11がそのタイマ値をカウント
することによって、照明負荷7の点灯保持時間を設定し
ている。このように、CPU11が、A/D変換部46
のA/D変換値をカウントすることによって、照明負荷
7の点灯保持時間を設定しているので、CRタイマを用
いて設定した場合に比べて、長時間の点灯保持時間を設
定する場合でも、点灯保持時間を精度良く設定すること
ができる。
【0030】また、受信表示ランプ点灯回路19は、熱
線センサ用端末器1がワイヤレスアドレス設定器からワ
イヤレス信号を受信中に、ワイヤレス信号を受信してい
ることを示す受信表示ランプ(図示せず)を点灯させて
いるので、ワイヤレス信号の受信状態を容易に確認する
ことができる。尚、遅延時間設定回路14及び受信表示
ランプ点灯回路19以外の構成は実施形態1と同様であ
るので、その説明は省略する。 (実施形態3)本実施形態の熱線センサ用端末器は、図
6(a)乃至(c)に示すように、分電盤に取り付けら
れる本体20を備えており、本体20の前面には、天井
面に配設された熱線センサからの信号線が接続される接
続端子44aと、同じく天井面に配設された明るさセン
サ2からの信号線が接続される接続端子44bと、多重
伝送に用いる2線式の信号線9が接続される接続端子4
4cと、照明負荷7の点灯保持時間を調整する可変抵抗
器45の操作ハンドル45aと、ワイヤレスアドレス設
定信号送受信回路16のワイヤレス信号送受信部16a
と、受信表示ランプ点灯回路19によってワイヤレス信
号の受信中を表示するために点灯される受信表示ランプ
19aとが配設されており、本体20内には実施形態1
又は2で説明した回路が納装されている。
線センサ用端末器1がワイヤレスアドレス設定器からワ
イヤレス信号を受信中に、ワイヤレス信号を受信してい
ることを示す受信表示ランプ(図示せず)を点灯させて
いるので、ワイヤレス信号の受信状態を容易に確認する
ことができる。尚、遅延時間設定回路14及び受信表示
ランプ点灯回路19以外の構成は実施形態1と同様であ
るので、その説明は省略する。 (実施形態3)本実施形態の熱線センサ用端末器は、図
6(a)乃至(c)に示すように、分電盤に取り付けら
れる本体20を備えており、本体20の前面には、天井
面に配設された熱線センサからの信号線が接続される接
続端子44aと、同じく天井面に配設された明るさセン
サ2からの信号線が接続される接続端子44bと、多重
伝送に用いる2線式の信号線9が接続される接続端子4
4cと、照明負荷7の点灯保持時間を調整する可変抵抗
器45の操作ハンドル45aと、ワイヤレスアドレス設
定信号送受信回路16のワイヤレス信号送受信部16a
と、受信表示ランプ点灯回路19によってワイヤレス信
号の受信中を表示するために点灯される受信表示ランプ
19aとが配設されており、本体20内には実施形態1
又は2で説明した回路が納装されている。
【0031】ここで、熱線センサ用端末器1にワイヤレ
スアドレス設定器を用いてアドレスデータを設定する場
合、ワイヤレスアドレス設定器からワイヤレス信号送受
信部16aに向けてワイヤレス信号を送出することによ
って、熱線センサ用端末器1にアドレスデータを設定す
ることができる。また、受信表示ランプ19aの点灯に
よって、ワイヤレスアドレス設定器からワイヤレス信号
を受信していることを容易に確認できる。
スアドレス設定器を用いてアドレスデータを設定する場
合、ワイヤレスアドレス設定器からワイヤレス信号送受
信部16aに向けてワイヤレス信号を送出することによ
って、熱線センサ用端末器1にアドレスデータを設定す
ることができる。また、受信表示ランプ19aの点灯に
よって、ワイヤレスアドレス設定器からワイヤレス信号
を受信していることを容易に確認できる。
【0032】尚、本体20以外の構成は、実施形態1又
は2と同様であるので、その説明は省略する。
は2と同様であるので、その説明は省略する。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明は、上述のように、操作
用端末器及び制御用端末器を2線式の信号線を介して多
重伝送親器に接続し、多重伝送親器からは各端末器を個
別に呼び出すアドレスデータを含む伝送信号を信号線に
時分割多重で送出することによって操作用端末器及び制
御用端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設
定した信号返送期間に操作用端末器からの操作データを
受信すると、操作データに基づいて制御データを作成
し、操作データを発生した操作用端末器に対応した制御
用端末器に対して制御データを上記伝送信号により伝送
し、当該制御用端末器では受信した制御データにより負
荷の動作を制御する遠隔監視制御システムに用いられる
熱線センサ用端末器であって、検知エリア内の人の存否
を検出する熱線センサと、熱線センサの人体検知信号に
基づいて対応する照明負荷を点灯させる操作データを作
成する演算処理部と、演算処理部の操作データを多重伝
送親器に送信する多重伝送送受信部とを備え、多重伝送
送受信部が受信した多重伝送親器からの伝送信号によっ
て、熱線センサの人体検知信号に基づいて照明負荷の点
/消灯を切り換える自動モードと、熱線センサの人体検
知信号にかかわらず照明負荷を点灯させる強制オンモー
ドと、熱線センサの人体検知信号にかかわらず照明負荷
を消灯させる強制オフモードとから、動作モードが選択
されるので、人の出入りの多い場所では、出入りの多い
時間帯のみ、動作モードを強制オン或いは強制オフに切
り換えることにより、照明負荷の点灯回数を減らすこと
ができ、ランプの寿命を伸ばすことができるという効果
がある。また、会議中など人の動きが少ない場合には、
動作モードを強制オンとすることにより、照明負荷を強
制的に点灯させることができ、会議中に照明負荷が勝手
に消灯されるといった不具合が防止できるという効果も
ある。さらに、会議でOHPを使用する場合など、動作
モードを強制オフとすることにより、照明負荷を強制的
に消灯させることができ、照明負荷を点灯させたくない
場合に、照明負荷を消灯させることができるという効果
もある。
用端末器及び制御用端末器を2線式の信号線を介して多
重伝送親器に接続し、多重伝送親器からは各端末器を個
別に呼び出すアドレスデータを含む伝送信号を信号線に
時分割多重で送出することによって操作用端末器及び制
御用端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設
定した信号返送期間に操作用端末器からの操作データを
受信すると、操作データに基づいて制御データを作成
し、操作データを発生した操作用端末器に対応した制御
用端末器に対して制御データを上記伝送信号により伝送
し、当該制御用端末器では受信した制御データにより負
荷の動作を制御する遠隔監視制御システムに用いられる
熱線センサ用端末器であって、検知エリア内の人の存否
を検出する熱線センサと、熱線センサの人体検知信号に
基づいて対応する照明負荷を点灯させる操作データを作
成する演算処理部と、演算処理部の操作データを多重伝
送親器に送信する多重伝送送受信部とを備え、多重伝送
送受信部が受信した多重伝送親器からの伝送信号によっ
て、熱線センサの人体検知信号に基づいて照明負荷の点
/消灯を切り換える自動モードと、熱線センサの人体検
知信号にかかわらず照明負荷を点灯させる強制オンモー
ドと、熱線センサの人体検知信号にかかわらず照明負荷
を消灯させる強制オフモードとから、動作モードが選択
されるので、人の出入りの多い場所では、出入りの多い
時間帯のみ、動作モードを強制オン或いは強制オフに切
り換えることにより、照明負荷の点灯回数を減らすこと
ができ、ランプの寿命を伸ばすことができるという効果
がある。また、会議中など人の動きが少ない場合には、
動作モードを強制オンとすることにより、照明負荷を強
制的に点灯させることができ、会議中に照明負荷が勝手
に消灯されるといった不具合が防止できるという効果も
ある。さらに、会議でOHPを使用する場合など、動作
モードを強制オフとすることにより、照明負荷を強制的
に消灯させることができ、照明負荷を点灯させたくない
場合に、照明負荷を消灯させることができるという効果
もある。
【0034】請求項2の発明は、外部からワイヤレス信
号で送信されたアドレスデータを受信するワイヤレス受
信部を備え、ワイヤレス受信部が受信したアドレスデー
タが設定されるので、ディップスイッチを用いてアドレ
スデータを設定する場合に比べて、ワイヤレスアドレス
設定器の液晶表示等の表示部を見ながらアドレスデータ
を設定でき、アドレスデータの設定作業が容易に行える
という効果がある。
号で送信されたアドレスデータを受信するワイヤレス受
信部を備え、ワイヤレス受信部が受信したアドレスデー
タが設定されるので、ディップスイッチを用いてアドレ
スデータを設定する場合に比べて、ワイヤレスアドレス
設定器の液晶表示等の表示部を見ながらアドレスデータ
を設定でき、アドレスデータの設定作業が容易に行える
という効果がある。
【0035】請求項3の発明は、照明負荷の点灯保持時
間を調整する可変抵抗器と、可変抵抗器の分圧値をA/
D変換するA/D変換部とを設け、A/D変換部のA/
D変換値をタイマ値として、演算処理部がカウントする
ことにより点灯保持時間が設定されているので、CRタ
イマを用いて点灯保持時間を設定する場合に比べて、長
時間の点灯保持時間でも、精度良く設定できるという効
果がある。
間を調整する可変抵抗器と、可変抵抗器の分圧値をA/
D変換するA/D変換部とを設け、A/D変換部のA/
D変換値をタイマ値として、演算処理部がカウントする
ことにより点灯保持時間が設定されているので、CRタ
イマを用いて点灯保持時間を設定する場合に比べて、長
時間の点灯保持時間でも、精度良く設定できるという効
果がある。
【0036】請求項4の発明は、盤取付け用の本体を備
えているので、本体を分電盤に取り付けることができる
という効果がある。請求項5の発明は、周囲の明るさを
検知する明るさセンサからの入力信号に基づいて、周囲
の明るさが所定の明るさ以上の場合は、照明負荷を消灯
させているので、省エネを図ることができるという効果
がある。
えているので、本体を分電盤に取り付けることができる
という効果がある。請求項5の発明は、周囲の明るさを
検知する明るさセンサからの入力信号に基づいて、周囲
の明るさが所定の明るさ以上の場合は、照明負荷を消灯
させているので、省エネを図ることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の熱線センサ用端末器を用いる遠隔
監視制御システムの概略構成図である。
監視制御システムの概略構成図である。
【図2】同上の熱線センサ用端末器を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】同上の熱線センサ用端末器を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図4】同上の熱線センサ用端末器を示し、(a)は側
面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。
面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。
【図5】実施形態2の熱線センサ用端末器を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図6】実施形態3の熱線センサ用端末器を示し、
(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図であ
る。
(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図であ
る。
【図7】(a)(b)は遠隔監視制御システムの伝送信
号を示す説明図である。
号を示す説明図である。
1 熱線センサ用端末器 3 制御用端末器 4 多重伝送親器 5 多重伝送リモコンスイッチ 9 信号線 S1 〜S4 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 37/02 H05B 37/02 B
Claims (5)
- 【請求項1】操作用端末器及び制御用端末器を2線式の
信号線を介して多重伝送親器に接続し、前記多重伝送親
器からは各端末器を個別に呼び出すアドレスデータを含
む伝送信号を信号線に時分割多重で送出することによっ
て前記操作用端末器及び制御用端末器を個別にアクセス
し、伝送信号に同期して設定した信号返送期間に操作用
端末器からの操作データを受信すると、操作データに基
づいて制御データを作成し、操作データを発生した操作
用端末器に対応した制御用端末器に対して制御データを
上記伝送信号により伝送し、当該制御用端末器では受信
した制御データにより負荷の動作を制御する遠隔監視制
御システムに用いられる熱線センサ用端末器であって、
検知エリア内の人の存否を検出する熱線センサと、前記
熱線センサの人体検知信号に基づいて対応する照明負荷
を点灯させる操作データを作成する演算処理部と、前記
演算処理部の操作データを前記多重伝送親器に送信する
多重伝送送受信部とを備え、前記多重伝送送受信部が受
信した前記多重伝送親器からの伝送信号によって、前記
熱線センサの人体検知信号に基づいて前記照明負荷の点
/消灯を切り換える自動モードと、前記熱線センサの人
体検知信号にかかわらず前記照明負荷を点灯させる強制
オンモードと、前記熱線センサの人体検知信号にかかわ
らず前記照明負荷を消灯させる強制オフモードとから動
作モードが選択されることを特徴とする遠隔監視制御シ
ステムの熱線センサ用端末器。 - 【請求項2】外部からワイヤレス信号で送信された前記
アドレスデータを受信するワイヤレス受信部を備え、前
記ワイヤレス受信部が受信した前記アドレスデータが設
定されることを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御
システムの熱線センサ用端末器。 - 【請求項3】前記照明負荷の点灯保持時間を調整する可
変抵抗器と、前記可変抵抗器の分圧値をA/D変換する
A/D変換部とを設け、前記A/D変換部のA/D変換
値をタイマ値として、前記演算処理部がカウントするこ
とにより点灯保持時間が設定されることを特徴とする請
求項1記載の遠隔監視制御システムの熱線センサ用端末
器。 - 【請求項4】盤取付け用の本体を備えて成ることを特徴
とする請求項1記載の遠隔監視制御システムの熱線セン
サ用端末器。 - 【請求項5】周囲の明るさを検知する明るさセンサから
の入力信号に基づいて、周囲の明るさが所定の明るさ以
上の場合は、照明負荷を消灯させることを特徴とする請
求項1記載の遠隔監視制御システムの熱線センサ用端末
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8225711A JPH1070776A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 遠隔監視制御システムの熱線センサ用端末器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8225711A JPH1070776A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 遠隔監視制御システムの熱線センサ用端末器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1070776A true JPH1070776A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16833614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8225711A Pending JPH1070776A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 遠隔監視制御システムの熱線センサ用端末器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1070776A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006279345A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 熱線センサ付自動スイッチ及びこれを含む制御システム |
JP2007287358A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-01 | Matsushita Electric Works Ltd | 熱線センサ付自動スイッチ |
JP2008294994A (ja) * | 2007-05-28 | 2008-12-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | ワイヤレス受信器 |
CN102034347A (zh) * | 2009-09-24 | 2011-04-27 | 松下电工株式会社 | 遥控系统 |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP8225711A patent/JPH1070776A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006279345A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 熱線センサ付自動スイッチ及びこれを含む制御システム |
JP4665578B2 (ja) * | 2005-03-28 | 2011-04-06 | パナソニック電工株式会社 | 熱線センサ付自動スイッチ及びこれを含む制御システム |
JP2007287358A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-01 | Matsushita Electric Works Ltd | 熱線センサ付自動スイッチ |
JP4640239B2 (ja) * | 2006-04-12 | 2011-03-02 | パナソニック電工株式会社 | 熱線センサ付自動スイッチ |
US8294576B2 (en) | 2006-04-12 | 2012-10-23 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Infrared sensor switch |
JP2008294994A (ja) * | 2007-05-28 | 2008-12-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | ワイヤレス受信器 |
CN102034347A (zh) * | 2009-09-24 | 2011-04-27 | 松下电工株式会社 | 遥控系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031202 |